令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2015.1.31 器楽クラブ交流会

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今日は、午前中に、市民文化会館で行われた「江南市小中学校器楽クラブ交流会」を参観しました。

今年で回を重ねること「36回」に。第1回は、「宮田中・宮田小・草井小」の3校のみでスタートし、次の年に「藤里小」が加わり、その後徐々に校数が増え、今に至っているとのこと。

この会の良いところは、楽しく音楽に触れ、多くの曲に親しむと共に、小学校が中学校の演奏を直接耳にできるということ。会では、小学生が自分の校区の中学生の演奏が聴けるということで、ちょっとした「部活動見学」です。
しかも、毎日、部活動でしっかり練習している中学生の演奏は、小学生と比べるまでもなく、小学生があこがれるような腕前です。「早くあんなふうになりたいな」と思う子も少なくないでしょう。

中でも、古知野中学校は、男子が9人もいて(1・2年のうち)、その力強い演奏は、曲をひきたてます。
さらに、特に今年は「中学校西尾張吹奏楽コンクール」で「西部中」が金賞を受賞し、県大会出場を果たしています。そんな力のある学校の演奏までも聴け、中学校で吹奏楽部に入部を考えている児童にとっては、曲のクオリティに驚くと共に、勉強になります。
まさに、市をあげての小中連携の行事です。

しかし、今年について言えば、本校の「金管クラブ」は、6人のみ。楽器も少ないため、北部中学校と合同演奏という形で参加せざるを得ません。今後の方向性を考えないといけない事態になっています。古北小に通った、お父さん、お母さんの時代はもっと多かったことでしょう。今後の大きな課題です。

2015.1.30 電車の中で何をする?

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先日、名古屋で行われた会議に参加するために名鉄電車に乗ると、目の前に座る多くの人が、携帯電話の画面を見ながら親指をサクサク動かしています。「今さらながら・・・」といった光景ですが、改めて見てみると、向かいの座席一列が全員触っているのですから、笑えません。

では、何をしているのか。ビジネスマンを対象にした、「電車内でスマホを何に使う?」というアンケートによると、「ベスト10」は以下のようになっています(「アイオイクス株式会社」調べ)。

1位:ニュースを見る 71人
2位:ゲームアプリで遊ぶ 40人
3位:SNSを使う、メールチェック 共に22人
5位:ポイントサイトで稼ぐ 22人
6位:株価をチェック 7人
7位:YouTubeで動画鑑賞 6人
8位:音楽を聴く 5人
9位:スケジュールチェック、天候確認 共に4人

ということで、仕事半分、リラックス半分といったところでしょうか。なかなか興味深いデータを知ることができました。
イヤホンをしている人も、音楽を聴いているのではなく、ゲームの効果音や動画の音声を聴くためだったということが分かります。CMで見る「タブレットやスマホで読書」なんて人は、実はほとんどいないということが分かります。
実際には、英語の参考書を開いて、スマホに落としたリスニングのデータを聴くという、時間も機器もうまく活用している高校生を見かけることはありますが・・・。

そんな中、「こんな時じゃないと…」と、自分は「紙の本」の読書をすることが多いです。往復1時間+アルファの時間を使えば、うまくいくと、新書1冊が読める計算になるからです。見渡してみると、実に、本を読んでいる人が少ないことに気づきます。

移動時間を、仕事に、リラックスに、読書に、睡眠に・・・とどんな使い方をしてもその人なりの狙いがあれば有効な時間の使い方で問題はありません。しかし「ただ何となく・・・」ではもったいないような気がしました。
会議の行き帰りに、改めて時間について考えさせられたのでした。

(※写真はイメージです。撮影したものではありません)

2015.1.29 中学校入学説明会

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明日、本校の6年生が、北部中学校で行われる入学説明会に参加します。これは、草井小学校の6年生と、門弟山小学校から北部中学校に入学する6年生もあわせて合同で行われるものです。

少し前までは、係となった中学生(主に1年生)が、それぞれの出身小学校にお邪魔して、6年生に対して中学校の説明をするというスタイルをとっていました。
しかし、約5年前から、全ての中学校が同じ日程で行うことにより、市内の6年生がそれぞれの入学予定の中学校へ行って、説明会を受けるという形になりました。よって、校区の3小学校の児童が、同時に話を聴くことができるのです。

これは、市内の小中連携活動の一つとして、数年前より行われるようになりました。事前に児童が中学校へ行き、実際に、校内の施設や授業・部活動の様子を自分の目で見て、確かめ、少しでも入学に対する不安を払拭させようというねらいのもとに生まれたスタイルです。

ここ数年は、体育大会や文化祭が休日開催となり、中学校の行事にも進んで足を運ぶことができるようになりました。また、日曜学級の授業見学もしやすくなり、中学校の知る機会が増えました。

これは、「中1ギャップ」という「中学校1年生になると不登校生徒が増える」という社会現象を、少しでも軽減するための小中連携の取組の一つです。

明日は、参加された後、親子で「学校説明会」の感想を話し合ったり、中学校に入ってからのことを話し合ったりするなど、中学校について考えてみるといいですね。

しかし、天気が心配です。朝は雪かみぞれ?日中は雨?部活動見学ができなくなると残念です…。

(※写真は、昨年のHPの記事です。参照:6年生 北部中学校入学説明会に行ってきました!

2015.1.28 強みを知り、強みを伸ばす

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26日(月)に放送されたNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」は、日本ラグビーを急成長させ、世界ランキングを過去最高の9位にまで押し上げることに成功した、ラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズさんをクローズアップしていました。

自らは、オーストラリアでプレーするも、代表入りは果たせず、日本人の母親を持つことから、日本の大学ラグビーのコーチとして再出発をします。その後、母国オーストラリアや南アフリカの代表チームを指揮し、世界的な実績を残してきたジョーンズ氏。順風満帆に思われた指導者としての道も、徐々にオーストラリア代表が思うような結果を残せなくなると、更迭され、日本のクラブチームのサントリーと契約。トップリーグ及び日本選手権制覇の2冠を達成すると、日本代表コーチに就任しました。

ジョーンズコーチのプロフェッショナルとしての流儀は、それぞれのチームを指導するときに、そのチームの「強みを知り、強みを伸ばす」こと。日本人の強みとは「どんな過酷な練習にも耐え、向上心を持ち続ける“勤勉さ”」であり、「日本人の強みは、真面目で忍耐力があることです。それは間違いなく世界一です。他の国の選手なら、とっくに逃げ出しているでしょう。」とジョーンズコーチは言っていました。

事実、日本人の勤勉性を生かして、早朝6時から練習を始め、選手を徹底的に追い込んできた結果、世界で全く通用しなかった日本代表を、世界ランキング過去最高の9位まで押し上げ、世界のトップレベルと接戦を演じる場面も見られるチームまでに成長させたのです。他国との代表戦の試合の模様は、見ていてワクワクするものでした。

個人的には、ジョーンズコーチの考えに賛同しながら番組を見ていました。今年度、本校の学校経営も「強み」を伸ばすための取組をしてきたからです。
本校の強みは「子ども達が素直」であったり、「地域が学校教育に協力的」であったりするところです。
「素直な子ども達」には、「ABCを大切に」することを意識した指導を展開し、生きる力の基礎固めをさらにしっかりし、「協力的な地域」には、さらに学校を知ってもらう手立てとして、ホームページなどによる積極的な情報公開に努めてきました。
今後も、本校の「強み」をしっかり伸ばしていけるような取組をしていきたいと考えています。引き続き、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

(※写真は、朝日新聞より引用しています)

2015.1.27 学校評価アンケート

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23日(金)までの「学校評価アンケート」には、多くの保護者の皆様に協力いただき、ありがとうございました。

そもそも「なぜ、そんなアンケートをとるのか」ということですが、これは以下のように法律に定められているのです。

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学校教育法施行規則
第66条 小学校は、当該小学校の教育活動その他の学校運営の状況について、自ら評価を行い、その結果を公表するものとする。

2 前項の評価を行うに当たっては、小学校は、その実情に応じ、適切な項目を設定し行うものとする。

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とあるのです。しかし、このことは昔からあったのではなく、最近のことです。
平成19年6月に「学校教育法」が一部改正となり、学校評価の実施等に係る根拠規定が盛り込まれると、同年10月に「学校教育法施行規則」も一部改正され、上記のような規定が設けられたのです。
特に、平成20年1月には「学校評価ガイドライン」というものが文部科学省によって作成され、平成22年には「学校の第三者評価」という部分も加わり、改訂に至っています。
そのガイドラインには、以下のようなことが書かれています。

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1 学校の組織的・継続的な取組
 学校として目指すべき重点目標を設定し、その達成状況や達成に向けた取組の適切さ等を評価することにより、組織的・継続的に学校運営を改善します。

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すでに、企業では「当たり前」のようなことが、学校現場ではなされていなかったため、法令にすることによって、学校運営の改善をよりスムーズに行えるようにした、とも言えます。

今年度、本校は、行事などで小刻みな評価を行ってきましたが、それらもこの学校評価の一環です。先日の評価は、今年度の教育活動全般を評価していただくものですが、現在、その結果をまとめていますので、後日、ホームページや学校だよりにて、報告をさせていただきます。
評価は、そんな根拠のもとに協力いただいたものです。よろしくお願いいたします。

ABCを大切に

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長放課・昼放課以外の休み時間は、5分しかないため、「体育→音楽」と続くときには、体操服に着替えて、音楽の準備を持って体育館へ移動します。

そんなとき、音楽の用意は、体育館シューズの下駄箱の上に、きれいに並べられ、整えられていました。

さすが6年生。「ABCを大切に」する姿勢は、卒業するまでしっかり続けられています。

2015.1.26 全国学校給食週間

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学校給食は、今から120年位前(明治22年)に、今の山形県・鶴岡市の忠愛小学校で、食事が食べられない貧しい子ども達に、昼ご飯を食べさせたのが始まりだと言われています。

その後、第二次世界大戦が始まり、給食は一時中止になりました。昭和20年に戦争が終わると、日本の子ども達は、戦争が始まる前と、平均して6cmも身長が低くなっていました。 

当時の日本には、育ち盛りの子ども達に十分食べさせるだけの食べ物がありませんでした。そこで、日本の子ども達を助けようと外国の粉ミルクや小麦粉、缶詰などが送られてきました。これらの送られてきた物を使い、再び給食が始まりました。外国からいただいたこれらの食べ物を「ラフ物資」と言います。ラフ物資が送られてきたのが、昭和21年12月24日でした。送られてきたこの日を記念して各種の事業が行われていましたが、12月24日は冬休みに入るので、昭和25年より、一ヵ月後の1月24日から30日までの一週間を「全国学校給食週間」としたのです。

今年の給食週間は、1月26日から30日の一週間で、地元の産物や、郷土料理を中心に、色々なものを食べることができます。

私たちが食べている給食には、食べ物を作る人、運ぶ人、作る人、配膳する当番さんなど、多くの人々が携わっています。
給食のために働いている人、関わっている人たちや、大切な食べ物をいただけることに感謝をしながらいただきたいものです。

そして、本校HPでは、毎日の献立を紹介していますが、お母さん・お父さんの時代と随分変わってきていることと思います。家族で、昔の給食についても話していただけると、子どもたちにとって、今の給食のありがたさも伝わるのでは、と思います。

2015.1.25 小牧シティマラソン

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今日は、パークアリーナ小牧をスタート・ゴール地点とした、小牧シティマラソン(10km)に参加しました。

江南市民のエントリーもたくさんあったのですが、エントリー後に江南市民駅伝大会の実施内容が発表されると、「小牧シティ」と「市民駅伝」の実施日が重なったことが判明。結果、中高生を中心に、「市民駅伝」に再エントリーすると「小牧シティ」を当日キャンセルし、「市民駅伝」に出場した人が多くいたようです。

競技は、2kmジョギングの部、5km、10kmのマラソンの部があり、約6,000人に迫るエントリー数です。特に、参加した10kmの部は、ほぼ3,000人と、スタートすぐは、国道155号の片側2車線を走ってもランナーで一杯です。

スタートすぐは人が多く、ペースが上がりません。徐々にペースを上げ、なんとか1km5分を切るペースをつかむと、そのままゴール。2週間前の一宮タワーパークマラソンより、少し速い、48分40秒でフィニッシュしました。

ゴールは、やっぱり「和太鼓」で出迎えられ(写真下)、ラスト100mは猛ダッシュ!
しかし、すでにフィニッシュした人を見ると、女性やお年を召された男性も多く、その速さに感心するばかりです。ちなみに、スタート前に、古北っ子のお父さんにも会い、健闘を誓い合いました(残念ながらフィニッシュ後は会えなかったのですが…)。

今日は、親子とも抽選には、残念ながらかすりもせず。しかし、二人とも、一宮タワーパークマラソンよりタイムがあがったため、笑顔で帰路につきました。
次は、2月下旬に行われる「読売犬山ハーフマラソン」です。

2015.1.25 アンツがフェアプレー賞を受賞したわけ

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「江南市新春サッカー大会」で、アンツ(A1ブロックの部)が「フェアプレー賞」を受賞したのは、朝礼の表彰伝達でも紹介したところですが、その裏側について、ここでお伝えしたいと思います。

この「フェアプレー賞」は、参加チーム各学年の中からそれぞれ1チームが表彰されます。受賞した6年生は、A1ブロックというカテゴリー(各スポ少の6年生を中心とした選抜メンバー)の第1試合を対象に、「選手」「応援する母集団」「コーチ」を対象に、総合的に評価されたものです。

選手がのびのびとプレーしていて、そのプレーはもちろんフェアだったのですが、チームは残念ながら2回戦で敗れてしまいました。しかし、その前の1回戦の子ども達の行動が他の団の指導者からよい評価をもらっていたのです。

朝一番の第一試合の1回戦のアンツは、保護者が選手を会場に送り届けると、そのまま何人かの保護者は帰宅しました。会場には、もちろん指導者がいましたが、誰に指示を受けるのでもなく、選手自ら、机やイスを用意したり、ブルーシートを敷いたりするなど、諸準備を「当たり前」のようにやり遂げます。そして誰に言われるのでもなく、会場の関係者にあいさつをきちんとするなど、その雰囲気が、実にさわやかな振る舞いだったようです。よって、そんな姿が受賞につながったようです。

学校で言われている「ABCを大切に」する姿勢が、保護者や指導者がいなくてもできていたのです。

上記の様子と共に「大会は、入賞を果たせませんでしたが、嬉しいことでした」との言葉を保護者の方からいただいたので、ここに紹介します。

6年生の皆さんは、実力のみならず、プレー以外でも力をつけていたようで嬉しく思います。5年生以下の皆さんも、そんな先輩達に続くといいですね。

2015.1.24 教育講座を終えて

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木曜日は、19時より江南市民文化会館にて行われた、本地区の若手の先生方が主催する研修の講師を務めてきました。

「学校の応援団を増やす、ホームページの活用」と題して行った研修会は、勤務後の遅い時間にもかかわらず、130名ほどの先生方で会議室は満員に。
「作成の根拠」から始まり、「誰が作るのか」「どんな記事を作るのか」「どんな効果があるのか」「作成時に気をつけたいこと」など、9つの観点を、90分間に渡って、お話をしました。 

最後にオンラインアンケートをその場でとると、「良かった」が88%、「まあまあ良かった」が12%という評価をいただきました。また、参考になることが「たくさんあった」が80%、「一部にあった」が20%と、ポジティブな回答が100%となり、若い先生方のお役に立てたのかなと感じています。

中でも「参考になった」というのは、「画像の加工法について」(68%)「どんな記事を作るのか」(48%)、「HPの現状について」(45%)、「作成時に気をつけること」(43%)、「どんな効果があるのか」(42%)という結果でした。

若い先生方が多いため、「画像加工法」などの具体的なPCを使ったテクニックを紹介すると、やはり興味が高かったようです。また、「HPの現状について」というところでは、本地区の46小中学校の「アクセス数」「記事数」などを児童生徒数と照らし合わせながら検証した結果を伝えました。会場では歓声や驚きの声があがっていたため、インパクトはあったようです。

感想には「ホームページの作成をやってみたいと思いました」「ホームページ作成は難しいと思っていましたが、楽しくできることが分かりました!「硬く考え過ぎず、自分も楽しむつもりで作りたいです」「画像の編集方法、技術などを学校に持ち帰り、他の職員にも広げていきたいと思います」などとあり、「楽しく作ろう」というテーマが伝わったようでよかったです。

今後、さらに3市2町(犬山・岩倉・丹羽郡・江南)のHPが活性化するのが楽しみになりました。若い先生方のエネルギーを大いに期待したいと思います。

2015.1.23 電子黒板の活用を図るために

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昨日は、子ども達が下校した後、本校教員の「現職教育」を実施し、「電子黒板」について学ぶ機会がありました。

これは、11月に購入した機器(電子黒板:タッチスクリーン液晶ディスプレイ 参照:2014.11.21 新しいディスプレイが搬入されました)で、1フロアにしか無いために、今後の活用を考慮し、全職員にその操作方法・活用方法を知ってもらおうというものです。
国の計画では、2020年には、タブレットPCが一人一台配布される予定になっています。そうなれば、それらの機器とこのディスプレイを連動させて授業を行うことは確実で、今回の研修をきっかけに、少しずつ実際に使って慣れていく必要があるのです。

横浜からメーカーの方に来ていただいての研修は、全国各地を回ってみえるだけあって、なかなか興味深い活用例を教えていただきました。

ディスプレイ単独でもホワイトボードとして使用でき、USBメモリーを接続すれば、画像を表示させて、書き込んだり、拡大したりできます。
また、書画カメラ、PCと接続すれば、静止画・動画・アプリケーションなど、もっと幅広く様々なものを表示させ、書き込んだり、書き込んだものを保存したりできます。
さらに、タブレットPCやスマホにアプリをインストールすれば、双方と連動した活用もできます。

45分間の授業の全てを、タブレットやディスプレイとにらめっこすることはないですが、「ここぞ!」というところで、使用し、学びを深めていくことを目的としたツールです。

今後、徐々に活用の幅を広げられるよう、職員一同で研鑽を深めていきたいと考えています。

【中継】「学校の応援団を増やすホームページの活用」会場から

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本日は、江南市民文化会館にて、本地区の若手の先生方が主催する研修の講師を務めています。

内容は「学校の応援団を増やす、ホームページの活用」。
12月に「扶桑塾」で実施したように、どうすると学校ホームページのアクセスが増えるのか、また、児童生徒・保護者・学校にどのような変化があるのか、などについてお話をしています。

31歳以下の若い先生方を中心に、約130人の学ぶ意欲にあふれる先生方が集まって、和やかな雰囲気で行われています。

この記事は、リアルタイムな記事の作成を実演し、その即効性を体感してもらっています。
研修の詳細は、明日以降の「校長室から」にて、紹介いたします。ぜひ、ご覧ください。

2015.1.22 PTA研究発表大会に参加して

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昨日は、本校PTA会長さんと、長久手市で行われた、「尾張小中学校PTA研究発表大会」に参加してきました。 
この会は、尾張全域の小中学校から、3校が代表で各校の特色あるPTA活動について口頭発表をし、20校が紙上発表を行うものです。

今回は、「知多市立中部中学校」「犬山市立犬山南小学校」「北名古屋市立師勝北小学校」の3校のPTAが口頭発表を行いました。各校の取組には、学ぶところがあったので、ここに紹介させていただきます。

知多中部中は、「家庭教育力の強化を図る」というテーマのもと、PTAと学校が連携して「食育」に取り組むというものでした。
特に、朝食に関するアンケートをとり、「栄養バランス」「時短」「見た目」を審査対象とした「朝食レシピコンテスト」を行った後、優秀賞のレシピをPTAと生徒が共同で調理実習をする、といった取組は、とても新鮮なものでした。動画でその模様を見ることができましたが、大変和やかで楽しそうなものでした。

犬山南小は、「学校支援を積極的に進める」というテーマのもと、PTAが環境整備や学習活動の支援を行うというものでした。
特に、学校近くの駅の花壇を整備したり、地域の写真クラブの方の写真を定期的に入れ替えながら校内に掲示したりするものは、潤いをもたらす、素敵なものでした。
また、「武道から学ぶ」という「合気道」の演武を交えた護身術につながる授業をPTA会長と講師が行うというものは、新鮮なものでした。

師勝北小は、「地域社会との密接な連携を築く」というテーマのもと、「健康安全活動」「文化教養活動」など4つの活動を柱に連携を図るものでした。
特に、「不審者対応啓発板」をPTA、地域、子ども達の手で作成したり、大判の「防災マップ」を作成したりする取組は、「子ども達をしっかり守る」という意識がしっかり伝わってくるものでした。

どの活動も、学校にとって、大変ありがたいと思うものばかりでした。本校も、会員の皆様には、様々な角度からご支援・ご協力いただき、大変感謝をしています。引き続き、本校のPTA活動にもご理解・ご支援をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

2015.1.21 人口減に学校は・・・

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先日、「小中学校の統廃合」に関するニュースが報じられました。
国の「少子化」や、地方の「過疎化」が進む中、小中学校の存続について議論をしなければならない自治体が増えてきているのです。

文科省は自治体の判断に委ねるとしながらも、小学校であれば「6学級以下」の学校については、「統合の適否を速やかに検討する必要がある」といったものです。

江南市に隣接する自治体を見ると、犬山市立今井小の児童数は31名、同じく栗栖小は18名と、どちらも全校4学級で、複式学級(複数の学年の児童生徒が一つの学級になる)のある学校です。また、犬山市立池野小、岩倉市立岩倉東小では、各学年1学級の計6学級の学校となっています。6年前には、互いに小さくなってきた大口中学校と大口北部中学校が統合したということもありました。これらのことから、意外と、山間部や離島など、遠く離れた地域の問題でもないことが分かります。

江南市は、そこまで小規模の学校はありませんが、それでもここ10年間の小学校の児童数の推移は、平成20年度をピークに、グラフのように確実に減少傾向にあります。

教育情報誌「教職研修」(1月号)でも「子どもに『人口減社会』を生き抜く力を!」というタイトルで、「どういう子どもたちを育てるか」「学校はどうあるべきか」といった内容の特集が組まれています。「人口減」は、大きな社会的な問題になりつつあるのです。

小規模校や複式学級には、メリットもいくつかあります。「目が行き届き、喧嘩やいじめが生じにくい」「濃密で良好な人間関係が育まれる」「年長者が年少者に勉強を教える」「一方の学年を指導しているとき他の学年は自分で学習を進めるため、自主的学習習慣が身に付く」などです。
また、インターネットを活用し、学校間による遠隔授業なども実施するよう整備が進むなど、最先端のICT機器の整備が整えられる学校もあるようです。

しかし、逆に、コストの部分や、多くの児童生徒と接しながら学ぶ機会が少ないのは課題になるところです。

いずれにしても、地域と密接な関わりのあるのが小中学校であり、慎重に議論を進める必要があるようです。幸い、本校は、大きすぎず、小さすぎず、様々な教育活動が実施しやすい規模で、ありがたい限りです。今後もこのままの児童数で推移するといいのですが・・・。

2015.1.20 どこまでインフルエンザを警戒するか

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明日以降の学級閉鎖の措置を執った学校が市内でいくつか発生するなど、インフルエンザの流行が心配されるところです。

幸い、本校及び北部中学校は、現段階では、市内でも最も感染者が少ない割合の校区で、教育活動が平常に行えることをありがたく感じています。

さて、「学級(年)閉鎖があったとき、以下の外出についてはどのようにさせていましたか」という調査が、少し前(2011年10月)にベネッセで行われていました。保護者の回答の数値を以下に紹介します。(以下の数値は「Benesse教育情報サイト」より引用)

A:とりやめる  B:様子を見てやめさせたものもある C:通常通りだった
・友達と遊ぶ(屋内)
 A:41.3%  B:19.4%  C:16.9%
・友達と遊ぶ(屋外)
 A:44.5%  B:18.3%  C:16.0%
・外での遊び(家族)
 A:30.1%  B:22.7%  C:26.2%
・買い物
 A:23.2%  B:23.8%  C:.29.4%
・習い事
 A:17.7%  B:14.3%  C:38.7%

友達と遊ばせることをやめさせることは多いようですが、家族で出かけたり、買い物に行ったりすることは、その率も低くなり、習い事については、「とりやめる」が最も少なく「通常通り」という値が最も高くなっています。

過去に、「塾で調子が悪そうな子がいた」「閉鎖にも関わらず、遊んだ相手が熱っぽかった」というところから感染し、学級内で広がったという経験があります。
もし、学級(年)閉鎖になった場合は、友人と遊ぶことは避けていただきたいと思います。また、習い事は、ご家庭の判断にお任せはしますが、十分な予防策を執っていただいて、出かけていただきたいと思います。

引き続き、互いに気をつけ、地域で広がりを防ぐことができればと思います。よろしくお願いいたします。

整える

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整理整頓できている雑巾。当たり前の光景ですが、よく見ると、さらに番号順に・・・。
こうすることで、確実に整理整頓が行われます。 

3学期の合い言葉は「整える」。引き続き、環境をしっかり整えましょう。

2015.1.19 積み重ねを大切に

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昨日・一昨日と「大学入試センター試験」が行われました。
例えば、こんな問題が数学にありました。

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Oを原点とする座標平面上の2点P(2cosθ,2sinθ),Q(2cosθ+cos7θ,2sinθ+sin7θ)を考える。ただしπ/8≦θ≦π/4とする。3点O,P,Qが一直線上にあるようなθを求めよう。

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上の問題を小学生が見たら「訳がわからない!」と思うことでしょう。そんなような思いを高校に入学したとき、4月にもらった数学の教科書を見て、感じたものです。訳の変わらないグラフ、記号、公式・・・。ページをめくる度に、見たことのない数式が登場します。福山雅治さんが主演していた連続ドラマ「ガリレオ」で、「湯川教授」が数式を殴り書きするシーンがありますが、あんなような式です。「こんなの解けるのかよ」と不安に思ったものでした。同じようなことは、中学校で4月にもらう数学の教科書を見たときも思ったものです。

しかし、不思議なものです。そんな風に思っていた問題が、その単元を学習するときには、きちんと解けるのですから。まさか、小学校で習う四則計算の延長がこんな問題とは、小学校に通う頃には、思うはずがありません。

算数から数学になり、徐々に複雑な理論を学ぶのでいくのですが、大切なのは、「積み重ね」でした。予習や復習を毎日コツコツ取り組むことで、力をつけることができました。小学2年生が必死に覚えるかけ算、3年生で習う分数、それらが全てその先の数学につながっていくのです。

今の6年生からは、大学入試制度が変わるようです。あと6年後。受験制度は変わっても、積み上げを大切にすることは変わらないでしょう。毎日の学びを大切にしたいものです。

2015.1.18 全国都道府県対抗男子駅伝

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今日は、午前中に我が家の子どもたちの尾張駅伝競争大会の応援に行き、午後からは、都道府県対抗男子駅伝をテレビで応援した「駅伝デー」。
ちなみに、「尾張駅伝」は、男子は宮田中が優勝、女子は布袋中が準優勝、一般の部で「ぬまちゃんず」が優勝するなど、江南市のチームが上位入賞を果たす健闘を見ることができました。

さて、都道府県対抗男子駅伝は、大学駅伝や実業団駅伝で活躍する有名な選手が数多く出場し、同じチームメイトが敵となって競い合う場面もあるなど、見応えのある大会です。しかも、この中から、2020年の東京オリンピックで活躍する人がいると考えるとワクワクします。また、愛知県代表には、中学生の部で古知野中学校の蝦夷森章太君が出場します。

結果は、愛知県にはトラブルが発生し、惜しくも持ち前の100%の力が発揮できなかったようですが、懸命に襷をつなげる姿は、胸が熱くなるものがありました。誰も責めることはできません。がんばったことを心から讃えたいと思います。

さて、この大会のいいところは、中高生が、あこがれの選手に襷を渡すことができたり、同じ舞台に立てたりするところにあると思います。間近でそんな選手と接することで、「僕も頑張ろう」と、強く目標を持たせてくれると思うのです。先にも書いた、東京オリンピックを目標にする選手がいれば、なおさらでしょう。

これからも、スポーツに限らず、大人が、子どもに勇気や感動や夢を与えられる場が、たくさんあるといいと思います。蝦夷森君(写真左端)ら中高生は、この舞台に立って、さらに力をつけていくことでしょう。今後の活躍も注目したいところです。

余談ですが、愛知県の最終区を走った、箱根駅伝で山登りの5区の新記録を作った、青山学院大学の神野大地選手は、区間3位という好記録。しかも大学生としては区間1位というからすごいです!やはり、「神」のような走りを見せてくれました。来年の箱根駅伝も楽しみです。

■NHKロードレースオンライン
 http://www1.nhk.or.jp/rr/race04/index4.html

2015.1.17 阪神淡路大震災から20年 その2

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20年という節目となり、今年は、例年以上に「阪神淡路大震災」に関連するテレビ番組や新聞記事を目にします。 

インターネット上でも、今日の「Yahoo!」のトップページは、写真のように震災の写真が重ねてあり、スクロールすると、その震災のすさまじさを改めて振り返ることができ、震災から学ぶべきことを分かりやすく解説してくれます。例えば・・・、

・亡くなった方の原因は、家屋の倒壊と家具の転倒による「窒息と圧死」が77%と最も高く、家屋の耐震化と家具の固定が必要なこと。
・原因が判明した火災件数のうち、6割が通電火災(電気関係による火災)であったことから、避難するときは、ブレーカーの遮断が必要なこと。
・地中に配管が埋まっているため、完全復旧するまで、水道が90日、ガスが83日だったことから、日頃から水などの非常品の備えが必要なこと。

などです。
「首都直下型地震や南海トラフ巨大地震が今後30年以内に70%の確率で起きるといわれています。阪神・淡路大震災を忘れずに、「いま、地震がおきたらどうなるか」を想像して、できることから備えましょう。」
と、特集の最後に結ばれています。

昨日も書きましたが、「亡くすことを防げた命」は、確実に防げるよう、過去の大震災から学ぶ必要があります。

NHKスペシャル「シリーズ阪神・淡路大震災20年」が今晩・明日(どちらも21:00〜)と放送されます。震災当日のこと、今日までの20年のこと、これからの対策のことが放送される予定です。
生まれる前に起きた震災を知らない古北っ子も、家族で見て、震災や防災に対する事柄を学ぶのもいいかもしれませんね。

2015.1.16 阪神淡路大震災から20年

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明日は、1995年(平成7年)1月17日(火)午前5時46分に、明石海峡を震源として発生した「阪神淡路大震災」から、20年の日です。 

その日は、私も大きな揺れで目が覚めました。名古屋は震度3、岐阜が震度4ですから、かなりの揺れです。すぐにテレビをつけると、地震の速報のニュースが流れていましたが、詳細は伝わりませんでした。朝の部活動のため、6時30分頃に家を出て、カーラジオから流れてくるニュースで、被害状況が明らかになるにつれ、「これは大変な地震だ!」と思ったものです。学校(当時は江南北部中に勤務)に着き、テレビをつけると、火の手が広がる映像と、激しく倒壊した街の様子が目に飛び込んできました。
地震は、6,434人もの命を奪う、戦後最大規模の被害となった地震となりました(後の2011年に、さらに被害が大きい東日本大震災が発生)。

阪神淡路大震災が発生した年に生まれた赤ちゃんは、今年、成人式を迎えました。
1月13日付の中日新聞に、兵庫の新成人の言葉が掲載されていましたが、どれも考えさせられるものばかりでした。以下にその一部を紹介します。

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・震災当日はまだ母のおなかの中にいて、父が倒れた家具から母を守ってくれたおかげで生まれてこられた。親に感謝して恩返ししたい。生まれてよかった。
・あの朝、アパートが崩れたけど、父が覆いかぶさってくれたから今、生きている。十年ほど前、父はなくなってしまったけど、その後は母と祖母が大切に育ててくれた。
・生まれた直後に過ごした祖母宅を離れ、自宅に戻った二日後に地震があり、祖母は家屋の倒壊で亡くなった。おばあちゃんが私を震災から助けてくれたんだと思う。おばあちゃん、これからも見守ってね。
・いつも寝ていた幼児用ベッドにテレビが落ちたけど、その日に限って偶然、おかんが自分のベッドに僕を移していて無事だった。おかん、守ってくれてありがとう。

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被災地に限らず、その当時生きていた人の数だけドラマがあります。特に、亡くなった人の中には、亡くすことを防げなかった命と、防げた命があるでしょう。「亡くすことを防げた命」に関わっている人は、特に、苦しい思いをしているに違いありません。「備えあれば憂いなし」ということばがあります。この地域にもいつ起こるか分からない大地震です。過去の大地震を教訓に、私たちにできる備えをしていきましょう。
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