最新更新日:2024/04/28
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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

ABCを大切に

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あるクラスには、それぞれの2学期の目標が掲示されています。

特に「ABCを大切に」した取組を意識させたいとの担任のねらいは、プリントの左下に関連するイラストが。
記述内容の中には、自分を高めるための「ABC」も書かれており、それぞれの目標を「見える化」することで、「そういう目標もいいね」と、互いが参考にできます。

目標達成ができるよう、子ども達の取組を応援しています!

2014.11.10 かがやき学芸会に向けて

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今週末の「かがやき学芸会」に向けて、あと5日になりました。
運動会が終わってから、配役を決め、練習を始めた学芸会は、決して練習時間が多く確保できているわけではありません。しかし、2学期のキーワードである「全力児童」の通り、運動会の時と同様に、1時間1時間の練習を「全力」で、そして集中して、取り組んでいます。

おかげで、下見を見ていると、随分といい仕上がりになってきました。
中には、緊張して思うような動きができなかったりする児童もいますが、周りがさりげなくフォローする辺りは、さすが、本校の子ども達の誰もがもっている「優しさ」ならでは。フォローしてもらった子は、きっと、「ありがとう、あと5日間できちんとできるようにするよ」と思ってくれたに違いありません。

今日は、1・2・6年の下見をしました。
1年生は、幼稚園・保育園よりワンランク上の表現が可能となり、2年生は、昨年の1年生の頃よりも、うんと台詞回しがうまくなり、たった1年間ですが、随分と、演技にメリハリがついてきたことが分かります。何よりも、どちらの学年も、伸び伸びと演じているところがいいです。しかし、終わった後は、「まだまだ上手になるぞ」という表情だったのが印象的です。
最高学年の6年生は、始まる前に「今できることを“全力”で表現し、終わったあとは、“全力”で反省しよう」という確認事項の辺りに、下見を有効に練習の一つに位置づけようとする思いが伝わってきます。演技は、さすが最高学年です。長い台詞に対して、感情を込めて表現することができています。しかし、「自己採点をすると何点?」の問いに対し、100点は誰もいませんでした。この自分(達)に対する厳しさが、残りの4日間の伸びシロを感じさせます。

学芸会当日は、運動会の時と同様に、子ども達の全力で打ち込んできた成果をお見せできれば、と思います。当日は、ぜひ、本校の「かがやき学芸会」に、おじいさん、おばあさん、地域の皆様もお誘い合わせの上、お越しください。よろしくお願いいたします。

ABCを大切に

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活動の指示があるまで、説明を聴く間は、手は膝の上に。

机の上の手遊びがなく、集中して話を聴くことができます。

こうした、小さな「ABC」の積み重ねが、学力を高めることに結びついていきます。引き続き、大切にしたいところです。 

全力児童

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1時間目の5年生の学芸会練習前の風景。
学年全員での「おはようございます」のあいさつや「はい」の返事は、体育館中に響き渡る、元気なものです。

5年生は、学芸会の練習に、2学期の古北小のキーワード「全力児童」と同様に、「全力」という言葉をキーワードを掲げていますが、練習前から、まさにそんな雰囲気が漂うものでした。

全員の聞く姿勢もしっかりしていて、練習にかける意気込みも伝わってくるようでした。本番が楽しみです。

2014.11.9 いびがわマラソンを終えて

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今日のいびがわマラソンは、なんとか2時間を切れました。アップダウンがある厳しいコースは、高橋尚子さんが開会式で「ここで出た記録のペースで、他のコースを走れば、5分はタイムを縮められます」と言われたほどで、過酷なコースにもかかわらず、とりあえず、最低目標ラインをクリアすることができほっとしています。

実は、首に痛みをかかえていたため、不安がありました。しかし、苦しいときに、なんとか頑張れたのは、やっぱり沿道の声援。

特に、このコースは、子どもたちの声援がとても多くあります。更衣室や沿道には、子どもたちのメッセージが並んでいます(写真左)。
幼稚園・保育園児、小中学生生徒などが、様々な所に列をなして、大きな声で声援をくれます。ハイタッチなどしようものなら、30人くらい連続でするのはざらで、そんな「団体」が連続することも(笑)。しかし、園児の「がんばれー!」という元気な声援は大きなパワーになりました。
また、中学生は、受付や記念品の交換などをし、給水ポイントではカップを差し出し、フィニッシュ地点では、フィニッシャーズタオルやドリンクなどを配布してくれるなど、大活躍でした。
さらに、中学・高校の吹奏楽部がファンファーレや演奏をしてくれ、とにかく子どもたちの活躍を至る所で見ることができました。

ここで走りながら思ったのは、江南市もこうした場があるといいなぁ、ということ。
現在、中学生は、市内の様々なイベントでボランティアをするようになりました。環境フェスタ、農業まつり、福祉まつり、国際交流フェスタなどなど…。その一部で、5・6年生であればできる仕事があるように思うのです。

4月の学力学習状況調査では、本校の児童は「地域行事への参加率」が、全国平均に比べて、圧倒的に高いことが分かりました。そんなところからも、行事に参加しつつも、自分たちで運営する楽しさを体験できれば、中学生に進学したとき、さらにボランティアも増えるというものです。いかがでしょうか…。
今日のマラソンでは、そんなアイデアが浮かびながらのランでした。

レースは、残りの距離が短くなると、「2時間切れるぞ!」「このままがんばれ!」と実に具体的な応援が多かったのも印象的でした。10位以内の入賞者に、地域ならではの名産品などが副賞として贈呈されていたのも(なんと、野菜の他に米一俵を贈呈!写真右)地域主催のマラソンならでは、です。
苦しくも、楽しいマラソンでした。

この後は、一宮や小牧で行われる10kmレースに出場し、犬山ハーフや、明智で行われるクロスカントリーにも出場を予定しています。「健康増進」のためであるため、これ以上、首を痛めないよう、気をつけたいと思います(笑)。

いびがわマラソンにチャレンジ 4

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ゴーーーーーール!
なんとか、2時間を切ってフィニッシュ!
続けて井戸先生もフィニッシュ!
前半は、雨で体が冷えましたが、終わったら汗だくです。
二人でフィニッシャータオルを持って、記念撮影です。
温かいお風呂に入りたい気分です。

いびがわマラソンにチャレンジ 3

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まもなくスタートします!
井戸先生と二人で、チーム古北、頑張ります!

いびがわマラソンにチャレンジ 2

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ハーフに先立って、高橋尚子さんのピストルの合図でフル(42.195km)がスタートしました。
およそ、6500人です。続々とスタート地点を過ぎていきます。

この後、10:40から、ハーフ(21.0975km)がスタートします。

いびがわマラソンにチャレンジ 1

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おはようございます。
今日は、いびがわマラソン(ハーフの部)に出場します。

会場はあいにくの雨。しかし、多くの人で熱気にあふれています。
現在、開会式が行われ、高橋尚子さんや、西田ひかるさんらが、華を添えています。

雨のため、中継は難しいと思うので、レース以外のところで、可能な範囲でお伝えしていきたいと思います。
今日は、頑張ります!

2014.11.8 アクセス数増に思う

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おかげさまで、先日、今年度のアクセス数「100,000件」を達成しました。
 
本校のホームページの開設されたのは古く、「2005.9.24」のことでした。今から、約9年前というから驚きです。

当時、ホームページ作りには、まだまだ知識が必要で、専用のアプリケーションソフトを用いての作成がほとんどでした。
それが、現在、本校が作成しているような「ブログ形式」となってからは、学校ホームページも広がりを見せるようになりました。

この「ブログ形式」というのは、「ブログ」ではなく、あくまで「ブログ風」だからです。ブログのように、日記風に記事をあげられるものの、コメントを記入するところがないからです。しかし、おかげで、難しい知識を必要とせず、誰もが気軽に作成できるようになりました。

さて、その本校のホームページの歴史を見てみると、年度ごとのアクセス数は、ご覧の通りとなります。開設されたばかりの2005年は、9月下旬からだったため、総アクセス数は約半年のものとなります。それでも1日平均のアクセス数は、なんと「10.2件」。今では考えられないような数字です。それでも当時、開設されているホームページを見て「先進的な取組だ。すごいなぁ」と思っていたものです。

その後、徐々にアクセス数も増え、昨年度は、1日平均のアクセス数が「180.7件」となりました。今年度に至っては、10月末までの1日平均「456.8件」というペースで進むと、年間で「166,729件」になる計算となります。

多くのアクセスをいただくことで、単に学校の様子を単に知ってもらうだけでなく、学校の経営方針などの一端も知っていただき、学校を理解・応援していただける保護者・地域の方が増えていると実感しています。

470人の児童数(350件の家庭数)の本校としては、本当に多くのアクセスをいただいています。しかし、7月に行った「情報提示についてアンケート結果」を見ると(参照:情報提示についてアンケート結果 2)、まだ、「大きな行事があったときだけ」の人が16.9%、「週に1回・月に2〜3回」の人は、24.5%、「一度も見たことがない」という人が1.8%もおり、まだまだ広げられる余地はあると思います。地域やママ友などでも話題にしていただけると幸いです。

引き続き、本校ホームページをよろしくお願いいたします。

2014.11.7 学校訪問を終えて

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昨日の、「学校訪問」では、8名の指導主事、他校の先生、教育委員の皆様に来校いただき、朝から夕方に渡る1日の日程で、本校の教育実践をつぶさに見ていただきました。

整えられた環境、児童の授業に対する集中力の高さ、児童と教師との人間関係の良さ、昨年度までの研究実践を継承した取り組み、職員のチームワークの良さ・・・、など、いくつかの点でありがたい評価をしていただきました。

また、授業は「公開授業」という、教師一人が1時間ずつ、来校いただいた先生方に重点的に見ていただく授業がありますが、そうでない「公開していない授業」についても「しっかり成立している」という言葉をいただきました。「当たり前」と言えば当たり前ですが、この制度のウィークポイントと言えばそうで、教師の中には、「見せる授業とそうでない授業」で力の入れ具合に大きな差がでてしまうとこともあります。

例えとして「フランス料理の授業」と「味噌汁・ご飯の授業」というものがあります。下ごしらえからしっかりと行い、特性の素材やソースで豪華に仕上げるフランス料理を「公開授業」に例え、毎日食べ慣れている味噌汁・ご飯を公開しない「普段の授業」に置き換えたものです。

時には、教師が、教材研究の準備の段階から特に力を入れて実践することもあります。それはそれでいいのですが、やはり大切にしたいのは、毎日の「味噌汁・ご飯の授業」です。特性の素材やソースを使わなくても、かめばかむほどうま味が出るご飯のように、日々の授業が、きちんと成立していることが、子ども達にとって、知徳体の栄養の源になると思います。そんな「公開していない授業」についても評価していただいたのはありがたいことでした。

それでも、1日の最後の高評の場面では、具体的な助言をいくつもいただきました。今後は、それらを真摯に受け止め、さらに、本校の教育活動が充実していくよう、研鑽を積んでいきます。 

2014.11.6 学校訪問

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江南市、犬山市、岩倉市、丹羽郡の3市2町で構成される「丹葉地方教育事務協議会」という組織があります。
これは、各関係市町教育委員会の権限に属する教育に関する一部の事務を共同して管理し、及び執行し、並びに教育に関する一部の事務の管理及び執行について連絡調整を図ることを目的とする組織です。

少々わかりにくいので、もう少し具体的に言うと、この地区の教職員の研修会を計画・実施したり、学校を訪問し、実情や問題点を把握したりするなど、学校教育の充実を図るための様々な事務を3市2町共同で行うものです。小さな自治体は、こうした教育事務協議会を設置することが多くあります。

今日は、その事務協議会が行う事務の一つである、年に一度行われる、本校への「学校訪問」の日です。
朝から、江南市や近隣の市町教育委員会、愛知県教育委員会などから多くの指導主事らのお客様がみえて、本校の教育活動をつぶさに見ていただきます。それは、学校が作成・管理している書帳簿から実際の授業に至るまで、本校全職員の教育実践について見ていただくものです。
そして、1日の最後には、それらを見ていただいた上で、高評をしていただきます。具体的な助言や意見、感想などをいただくのです。

多くの職員が、今日1日の終わりにどんな評価をされるのかが気になり、朝からちょっと緊張気味なのが正直なところです。しかし、そんな緊張感があるからこそ、今日を迎えるまでの日頃の教育実践にも力が入ります。

6月から始まり、3市2町の46校全てを見ていただく学校訪問も、終盤に入り、本校で36校目です。今日は、本校が自信をもって実践している普段の様子をご覧いただきますが、これまでの多くの学校と比較されての高評は、どんなものになるのか・・・。私も少し肩に力が入っているように思います(汗)。 

2014.11.5 柏森小学校の研究発表会に参加して

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昨日は、午後から、扶桑町立柏森小学校の研究発表会にお邪魔しました。特に、研究主題に対する「生きてはたらく言語力の育成を通して」という副題は、国語の授業を中心に、「ことばの力」を獲得させ、「生きてはたらく言語力」をさまざまな場面で活用しようというものです。

授業の様子は、どの学級も、一人一人がしっかりと発言し、その発言を教師が大切にしながら、授業を組み立てているのが印象的でした。

また、特に、授業前に全学級が行った「語りライブ」という、一人一人が「詩を“語る”」様子は、児童らの表現力に驚くばかりでした。
「MY詩」という、お気に入りの詩を読み上げるこの表現活動は、ただの暗唱した詩を読み上げるのではなく、「視線」「表情」「間・速さ」「声量」を意識して「語る」ものです。
どの児童も、学級の全児童の前で、一段高い台の上に立ち、堂々と語ります。
低学年である1年生でさえ、とても丁寧に詩を語る場面を見て、詩の世界が目の前に鮮やかに広がるようでした。

そして、研究発表会の最後には、研究を進めるにあたって指導をしていただいた、筑波大学附属小学校教官の二瓶弘行先生の講演がありました。講演では、具体的な実践の紹介を、動画を交えて説明していただきましたが、スクリーンに映し出された子ども達の豊かな表情は、驚くと共に、思わずにっこりしてしまうものでした。まさに、教育を通して、その子の感性を磨き上げるというものでした。

本校も、昨年度までの二年間を「自分のことばで表現できる児童の育成」を副題とした実践を重ねてきましたが、柏森小学校の研究発表を拝見し、ともすると研究実践時の初心を忘れかけているような気がしました。
ちょうど、明日は、教育委員会等から、多くのお客様をお招きし、本校の教育活動を見ていただく日になっています。ぜひ、昨年の発表からの変容をうかがいたいと思います。

2014.11.4 感性豊かな人間作りには・・・

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10月10日に行われた、「第65回全日本中学校長会研究協議会北海道(苫小牧)大会」という会で、「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフである三國清三氏が記念講演を行いました。
 
その中では、自分の生い立ちを話されたのですが、その道のりは決して平坦なものではなく、かなり苦労をなされているとのことでした。また、「食育」についても話をされているのですが、その講演からは、興味深い話を知ることができました。

「舌には味蕾(みらい)というつぶつぶがあり、そこで四つの味を感知する。その刺激は脳に伝えられ、五感を育てる。つまり、味蕾を刺激しなければ、感性も育たなくなり、身近な人も殺してしまうようになってしまう」(2014.10.23付発行「教育新聞」より引用)と、少々、後半の下りは過激な部分もありますが、そんなことを話されています。「食生活を整えればいじめもなくなる」とも。

毎日の食事ですから、その積み重ねは大きいようです。「人間が生きていく上で、決して欠かすことのできない“食”という作業で、好き嫌いがあったり、食べないものがあったりしていては、“わがままな人”になってしまう」という話を聞いたことがあります。

よく、子ども達には「“人を良くする”と書いて“食”という字になるんだよ」という話をしますが、まんざらでもないように感じます。

ちなみに「『味蕾』は、8歳から増え始め、12歳でピークを迎えてその後は減少するので、12歳までに色々な味を体験させ、感性豊かな人間づくりをしていく必要がある」とのこと。小学校に通う、この時期、食事は重要な部分を占めるようです(参照:こ食)。

幸い、本校区では、朝食を食べずに登校したりする児童は少なく、家庭の力がしっかりしている地域であり、ありがたいばかりです。引き続き、ご家庭の協力をいただいて、食を通して、古北っ子が健やかに育ってくれることを願ってやみません。

2014.11.3 エンハンシング効果

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「アンダーマイニング効果」(参照:2014.11.1 アンダーマイニング効果)とは逆に、外発的動機づけによって、内発的動機づけが高まることを「エンハンシング効果」と言います。

これは、内発的動機づけによる行為に対して、「物理的報酬」ではなく、賞賛などの「言語報酬」や「精神的な報酬」を与えると、自発性が一層強化されるというものです。簡単に言い換えれば「ほめられると、一層やる気が起こる」「『優勝』のような精神的な充実感があると、さらにやる気が起こる」ということです。

やる気があって、頑張っている人には、純粋に「最近、力がついてきてるわね。がんばってるのね」「いいね。その勉強方法を教えてよ」「なるほど、そうすると上手くなるのか。その練習法のポイントは」などと、具体的に褒めると、その本人のモチベーション(やる気)はさらに高まります。

但し、人によって、モチベーションの高まり具合は個性があるため、「アンダーマイニング効果」が全て否定されるわけではなく、「エンハンシング効果」が全て肯定されるものでもありません。しかし、物理的報酬によって左右されるモチベーションでは、様々なシチュエーションや、ケースに対して、根本的な精神面の強さや安定感は身につきにくいのでしょう。

純粋に頑張っている人は、やらされているのではなく、自らの成長を願い、進んでやっています。そこに、時には余分なものとなってしまう恐れのある「物理的報酬」は、必要としないことの方が多いのです。

といっても、個人的には「頑張ったからお寿司でも食べに行こうか!」は、単純に乗っかかりそうです。まだまだ、根本的な精神面の強さや安定感は身についてないのでしょう(笑)。

しかし、この「アンダーマイニング効果」と「エンハンシング効果」。
子育てや、仕事現場などにおいて、気をつけたいことですね。

2014.11.2 あいち少年少女創意くふう展2014

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今日は、午後から名古屋にある「トヨタテクノミュージアム産業技術記念館」で開催されていた「あいち少年少女創意くふう展2014」を見に行きました(11月1日中日新聞「県内版」(21頁)に記事有)。

県内各地から集められた小中学生の274点もの「発明品」が並び、多くの家族連れで賑わっていました。

多くの作品が並ぶ中、特に特別賞や入賞作品の28点は、「なるほど〜」とうならせるものばかり。最高賞を受賞した、刈谷市の小学3年生が発明した「かた手でふたポン」という作品は、アナログな作品ですが、ちょっとした工夫によって、手が不自由な人でも、片手で瓶のフタの開け閉めができるという優れた作品。
他にも、直線を引くときにずれない定規や、蚊を退治する装置など、ほんの少しの工夫で、便利になる道具がたくさんありました。

ちなみに、以前にお伝えしたことがありますが(参照:発明くふう展覧会2014.9.13 発明くふう展覧会)、今回の上位入賞者の中から、全国大会に進み、さらに、その中から世界大会に進む作品があるかもしれません。

普段の生活で「不便だな。こんなのがあったら便利だな」と思ったことがあったら、それを具現化することで、発明品になります。電動式の作品も中にはありますが、多くは、電気仕掛けではないアナログな作品ばかりで、小学生低学年からでも、十分にチャレンジできます。

今年は、古北っ子の中から、「あいち少年少女創意くふう展2014」の一つ手前の作品展となる、この地域の「発明くふう展覧会」に二点が出品されましたが、来年は、さらに多くの作品が出品されることを期待したいと思います。ひょっとしたら、全国、世界に行けるかもしれませんよ☆彡

2014.11.1 アンダーマイニング効果

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「アンダーマイニング(undermining)」とは、「弱体化」「土台を台無しにすること」という意味で、「アンダーマイニング効果」は、「内発的に動機づけられた行為に対して、報酬を与えるなどの外発的な動機づけを行うことによって、モチベーション(やる気)が低減する現象」のことを言います。

これは、自分の「やる気」が一番の動機で、勉強や運動、ボランティアなどに頑張ることができていたものが、なんらかのきっかけで、金銭などの物理的な報酬を得た途端、それ以降は、報酬をもらわないと頑張ることができなくなるという現象のことです。

人の意欲には大きく分けて二種類あります。一つは、頑張ることで物質的な報酬や評価を得ようとする意欲である「外発的モチベーション」。もう一つは、やっている仕事や遊びの内容自体に面白さや充実感などを感じて頑張ろうとする意欲である「内発的モチベーション」です。
一般的に、「内発的モチベーション」の方が、集中力が高く、良い結果を出すと言われています。しかし、ちょっとしたことがきっかけとなり、簡単に「外発的モチベーション」に変わってしまうのです。
人の役に立つ満足感や達成感などが得られるから行動していたのが、物理的な報酬を与えられると、その後は、報酬なしで頑張るのがバカらしくなってしまい、何のために行動しているのかが分かりにくくなってしまうのです。

「勉強を頑張っているから」「テストでいい点数をとったから」という理由でお小遣いをあげたり、モノを買ってあげたりしていると、全ての人やケースに当てはまるとは限りませんが、「内発的モチベーション」が消えてしまう恐れがあるというのです。

なんだかわかりますね。「ニンジンをぶら下げる」のは、一時的な効果はあるかもしれませんが、持続が難しく、根本的な解決にはならない、ということです。
子育てにおいて、気をつけたいポイントですね。

じゃあ、どうすれば「内発的モチベーション」を維持することができるのか。
実は、維持できる方法があるそうです。そのお話しは、また次の機会に・・・。

ABCを大切に

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掃除の時間、南舎2階や、北舎3階に上がると、一気に“シーン”とした空間になります。5・6年生のフロアです(写真は5年生)。

高学年になると、やるべきことを黙々と取り組み、コミュニケーションも、多くは必要ありません。

校区の北部中学校も「黙掃」を掲げ、取り組んでいます。
こんな「ABCを大切に」した小中連携は大切にしたいところです。

2014.10.31 ハロウィンに思う

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今日は、「ハロウィン」。少し前まで、それほどメジャーな年中行事ではなかったと思いますが、いつのまにか、この時期は、スーパーやコンビニなど、どこへ出かけてもオレンジ色のデコレーションが目につくようになりました。

しかし、日本は、外国の文化を上手に取り入れる国(国民)だと思います。そして、日本風にアレンジしてしまうからたいしたものです。

古くは、中国から漢字を取り入れ、そこからひらがなやカタカナを作り出し、現代ではローマ字や和製英語を生み出しています。文字だけで4種類(漢字、ひらがな、かたかな、アルファベット)を使いこなしていることになります。
また、文字に限らず、宗教や思想もそうで、世界的に見れば争いを起こしているところはどれだけでもあるのに、日本は棲み分けができています。お正月には神社に行き、結婚式は教会で行い、人が亡くなればお寺に行きます。
年中行事も、節分、節句などの季節の節目ごとの行事や、収穫祭がベースとなる秋のお祭りのような昔ながらの行事に、バレンタイン、ハロウィン、クリスマスなどが加わります。
食事も、「○○料理」を国名が入った料理がどれだけあることか。その国の人が日本で、「その国の料理」として提供しているものを食べて「本物よりおいしい」と言うのですからおかしなものです。

そんな日本人を見て、外国の方は「日本人はポリシーがあるのか」と言われる人もいます。しかし、むしろこのように多くの文化を上手に受け入れ、なおかつ昔からある日本的なものとの両立を図るところに懐の広さを感じます。特に、四季がある日本は、その変化を楽しむために日本古来の文化がたくさんありますが、同様に季節にあわせた世界各国の文化を取り入れ、さらに楽しんでいるように思います。

そして、現在は、日本の文化が世界で大きく注目されています。食、ファッション、テクノロジー、ポップカルチャーなどなど・・・。未来の日本や世界はどうなっているのか、興味深いところです。

しかし、私自身、日本の伝統的な行事について、少しずつあいまいになっているところがあります。私たちの文化を大切にし、諸外国の文化にも触れていくことが、これからの日本には、大切なのかもしれませんね。

2014.10.30 役割演技・動作化

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低学年の国語や道徳の授業では、「役割演技」や「動作化」というものを取り入れながら、授業を進めていきます。
これは、登場人物の動きや気持ちにより寄り添うために行ったり、語句の意味を確認したりするときに行うものです。

しかし、「役割演技」と「動作化」は少し異なります。
「役割演技」は、それぞれの登場人物に成り代わって、書かれている場面や会話を演技します。それがその児童の読み取りになるので、自分なりの演技で構いません。その演技をもとに、演技をした児童や演技を見ていた児童から、共感したことや異なることなど多様な考えを引き出すことにより、意味が生まれます。よって、演技をする児童の動きのどこに着目させるかは、大きなポイントになります。役割を交代して互いに相手の心情を理解するためにも有効な手立てとなります。そうすることで、挿絵などからでは分からない、一歩掘り下げた部分に迫ることができます。

一方「動作化」は、語彙力が多くなかったり、イメージが少なかったりする児童に、「どういう動きだろうか」と確認することで、その言葉のイメージをもちます。例えて言うなら「擦り寄る」は、「近づく」とどう違うのか、「後ずさる」は、「離れる」とどう違うのか、といった具合です。それらの表現を実際に動作にすることで、微妙な違いが分かってきます。そして、「なぜ、その動作なのか」を読み取っていくと、イメージが広がっていきます。

特に、「動作化」は、家庭でも実践できます。絵本を読んで「○○ってなあに」と聞かれたら、お母さん・お父さんが「それはね、こういうことだよ」と動作化し、「やってごらん」とすれば、すぐにイメージができあがります。

たくさんの言葉に触れ、その意味を知り、ストーリーに寄り添うことができれば、豊かな表現力が身につきます。そういう意味でも、読書(絵本でOK)は、幼い頃から、たくさんしておくといいですね。
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