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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2015.2.20 音声トレーニング2

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先日、本HPで紹介した「音声トレーニング」ですが(参照:2015.2.18 音声トレーニング1)、さらに、その他の具体的な効果について紹介させていただきます。

まず、「『音声』にすること」の効果です。
斎藤孝氏の「声に出す日本語」が脳の活性化を図ったり、認知症予防になったりするのはご承知の通りです。黙読時と音読時の脳の様子をサーモグラフィーで見てみると、音読時には脳に赤い箇所(活発に働く箇所)が測定ディスプレイにたくさん表示される映像を見たことがある人も多いのでは。「音声」にすることで、確実に力になっていきます。

そして、「『ペア』ですることの効果」です。
「かかわり合い」が教育界のキーワードで叫ばれて久しくなりますが、その基本は「ペア」による交流。ペアは1×1であるため、必ず「かかわり合い」が生まれます。「音トレ」もペアで行うことにより、「よし今日もがんばるぞ」「がんばってね」や、「やったぁ!前回を上回ったぞ」「ホントだ!よかったね」というような「励まし」や「がんばりを評価する」といったポジティブな内容の会話がやりとりされます。やがて、学級は良好な人間関係に発展し、学級作りにもプラスにつながるのです。

算数の基礎コースだけでも、ドッツ読み、足し算、引き算、かけ算、割り算、余りのある割り算、小数の足し算・引き算、小数のかけ算・割り算、分数の足し算・引き算、最大公倍数、最小公倍数、約分、通分、分数のかけ算・割り算・・・と何でもできます。

発展コースになると、四則混合、単位変換、速さ・時間・距離の計算など、さらに盛りだくさんになります。

また、工夫次第で他教科での応用が十分可能です。「国語」なら、難読漢字の読み、四字熟語の読みなど、「社会」なら地図記号、都道府県県庁所在地などを学ぶことも可能です。

基礎学力定着を図るために効果的に実施していければ、と考えています。

2015.2.19 悲しい事故がありました

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今年度の夏には、近隣の小中学校や高校で、水難事故により命を落とすという悲しい事故が相次ぎました。
暑い季節や、大雨・台風の時に、事故が起きやすいものだと考えがちですが、ご存じの通り、まだ寒さが厳しいこの季節の17日(火)に、犬山市内の小学生が水難事故で亡くなるという悲しい事故がありました。亡くなった児童のご冥福をお祈りするばかりです。

さて、川でなくても、今回の池のような場所でも事故が発生します。意図的に水の中に入らなくとも、近づき、何かの拍子で水の中に入ってしまうことがあります。

今年度の最初の集会でもある1学期の始業式には「命を大切にする」ことを話しました(参照:第1学期始業式)。幸い、本校では、これまで命にかかわるような事故に遭わず、今日を迎えています。

生きている私たちにできるのは、そんな悲しい事故を教訓として、再発防止に努めることだと思います。そうでなければ、亡くなった児童や残されたご家族も浮かばれないでしょう。

月曜日の朝礼では、事故に遭わないよう、全校で再確認をします。あわせて、各家庭におかれましても、同じようなことが起きないよう、引き続き、川や用水で遊ぶことはもちろん、水際に近づくことがないよう、ご指導いただきたいと思います。
そして、我が子が親より先に命を落とすということが、どれだけつらいことか、そんなことも説いていただき、自分の命をしっかり守りきることの大切さも伝えていただけるとありがたく思います。よろしくお願いいたします。

2015.2.18 音声トレーニング1

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児童同士が関わり合いながら、基礎学力をつけるための学習方法に「音声トレーニング」があります。本校では、算数の単元によって、実施しています。

方法は、以下の通り。
1 1分間を計測し、各自で練習を行う
2 ペアを作り、一人が答えを言い、もう一人が答えの書いてあるプリント(写真左)を見ながら、答え合わせを同時にしていく(写真右)。時間は1分間。
3 答えが違ったときは、「ストップ」をかけ、言い直しをさせる。分からなければ「式と答え(計算の場合)」を教える。
4 役割の交代をする。
5 記録をする。記録は正答数を順に書く表でもよいし、グラフ化できる表でもよい。

この「練習+本番+本番」の「1分間」の3セットが効果をもたらせます。
確かに「百マス計算」等もスキルアップにつながりますが、「しゃべらずに行う」「“人と紙”の関係」「答え合わせにやや時間がかかる」などのことを考えると、かなり効果的な3分間だと思います。

具体的な効果は以下の通り。
・計算力を高める。
・問題を解くと同時に答え合わせができるので、間違いがその場で訂正でき、間違ったまま覚えることがない。
・自分が苦手な問題が瞬時に明らかになる。
・毎時間同じ問題を行うので基礎基本が定着する。
・1分間だけ実施するので、集中力を高めることができる。1分間で多くの問題ができる。
・チェックする係も聴覚と視覚を同時に使わなければいけないので、集中力を高めることができる。

家で親子でもできるものです。
「なぜ、この実践がいいか」というより詳しい効果については明日以降のところで・・・。 

2015.2.17 羽黒小学校の授業公開に参加して

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13日(金)は、午後から、犬山市立羽黒小学校の研究授業公開におじゃましました。
研究主題は「自ら考え表現できる子の育成」というもので、国語の学習を基盤とした研究実践です。 
2012年度に校舎の一部や体育館などが新しくなった学校は、木材やガラス面が多く取り入れられ、木材の質感と自然採光から温かい雰囲気のする校内のつくりでした。

授業は、一人でも多くの児童を授業に参加させようと、意図的な指名により、ほぼ全員の児童が発言し、自分なりの解釈や思いを伝えようとする姿勢がよく伝わってきました。

授業後の講演は、立命館小学校にお勤めの岩下修先生でした。これまで何回か講演を拝聴したことがありますが、毎回、新しい学びがあり、今回も興味深く拝聴しました。岩下先生は、もともと県内の学校にお勤めだった、愛知県にゆかりのある方です。また、著名本もいくつも発刊されている理論家・実践家でもあり、著書「AをさせたいならBと言え」(明治図書)は、私自身、新任の頃にすぐに手にし、多くの実践のヒントを得たものです。それだけに、身近に感じる先生でもあります。

講演では、発声の仕方、音読の仕方、物語の要約の仕方など、「知的な言語活動を成立させる技法」と題した「10のテクニック」は、「なるほど」と思うものばかりでした。と同時に、国語の授業の奥深さを改めて感じるものでした。

本校が昨年まで研究実践をし、今年度も継続しているテーマが「自分のことばで表現できる児童の育成」です。羽黒小学校の実践と重なる部分も見えてきます。この日の授業公開や講演会からは、本校の実践を振り返るいい機会を与えていただきました。ありがとうございました。

2015.2.16 校長講話

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これは、どんな職業でしょう。自動車販売店の警備員です(驚きの声)。おしゃれですね。高級ホテルのイメージです。この人は早川さんと言います。「レクサス」という高級自動車を扱っているメーカーの、名古屋のお店に勤めています。
お店は、写真のように2階建てで、とても大きく、高級車がズラリと並んでいます。

早川さんは、写真のようにお店の車が出入りするところで立ち、警備をしています。出入りする車には、このように丁寧にお辞儀をします。
さて、この写真はどこに向かってお辞儀をしているのでしょう(右上写真)。
店の前の道路を通る、レクサスの車全てにお辞儀をしているのです。
自分のお店で買った人ではなくても、「レクサスを買って頂きありがとうございます」という気持ちを込めて、全てのレクサスの車にお辞儀をしているのです。
こんな大通りに面したお店です。1日に何台通ると思いますか。約1,000台です。毎日約1,000台にお辞儀をしているのです(驚きの声)。

するとどんなことが起きたのでしょうか。
・お店の前に車線変更をして、あいさつをしてくれる
・「毎回丁寧にお辞儀をされて感激しています」と手紙が届いた
・「夏の暑い日に大変だね」とメロンをくれた
・「あなたがいるから、ここで車を買う」と売り上げが伸びた
・車の調子が悪いときに、文句が言いたかったが、「この人がいるから許すよ」と言われた。

早川さんは「見返りを求めない」と言います。「見返り」とは、「何かをした代わりに、何かをしてほしい」ということです。「勉強をがんばるからゲームを買って」のように「挨拶をするからお給料をあげてほしい」なんてことは言いません。でも、見返りを求めていなくても、いいことが次々とおこったのです。

さて、このお辞儀や挨拶は、みなさんも大切にしていませんか。そうです。「ABC」の一つとして、しっかり行っています。
その挨拶は見返りを求めていますか。そうではないですよね。でも、見ている人はきちんと見て、評価をしてくれています。

この1月に行った学校評価という、「保護者」「先生」「5・6年生」を対象にしたアンケートでは、「整理整頓がしっかりできる」など、「ABC」に関連した多くの項目で、昨年を上回るいい評価をいただくことができました。うれしいことです。

これは、皆さんが、「ABCを大切に」した結果です。見返りがなくても、評価をしてくれる人がいるのです。
これからも自分のため、学校のために、「ABCを大切に」してください。
早川さんのように、この先、人生が変わるかもしれません。

2015.2.15 ミライ☆モンスター

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日曜日に見る好きなテレビ番組に、11:15〜11:45に放送されている「ミライ☆モンスター」という番組があります。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定したことを受け、その東京オリンピックや将来の可能性を秘めたアスリートの卵たちにスポットライトを当て、原石となる若い人々を応援する番組です。

季節・ジャンルを問わず、幅広いスポーツに関わる選手を取り上げるため、興味深く見ることができます。最近では、ボウリング、バレーボール、ボブスレー、モーグル、ビリヤードでした。そのジャンルの広さがよくわかると思います。

まだ10代・20代の遊びたい盛りの世代が、学校生活などを両立しながら、人の何倍もその競技に打ち込む姿は尊敬するものがあります。大会などで結果が残ったときは感動し、うまくいかなかったときは、ついつい「がんばれ!」と呟いている自分がいます。

人は、一生懸命に何かに打ち込むことで、様々なことが身につき、大きく成長していくのだと思います。そんな頑張っている姿を見ることで、学ぶ事も多いと思います。
古北っ子にお勧めのテレビ番組です。ぜひ、家族でご覧になってはいかがでしょうか。

そして、今後は「ミラモン」に古北っ子の先輩やこれから卒業した後に出演する人がいたらうれしいですね。何年か後に、実際に活躍している姿を見て、「ミラモンに出てたよね」と話題にしたいものです。

2015.2.14 美術品から“音”を感じる

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今日の午前は、小牧市のメナード美術館に行きました。
現在開催中の展覧会が「音からうまれる色ワールド」というもので、「美術品から音を感じる」という興味深い企画だったためです。

展示構成は3部からなっていました。
「1 音が聞こえる色の世界−人間の営み」では、楽器、ジャズ、サーカス、ダンス、ビリヤード、能面、舞妓・・・など、様々な音がイメージしやすい作品が並びます。どちらかと言えば鮮やかに彩られた作品があふれ、モネ、ルソー、シャガールなどの作品も並んでいました。初めて、作品を見ながら、音を感じるという見方ができました。

「2 春の足音」では、日本人による作品ばかりが並びます。春を感じさせる花や鳥があったり、雪解けの景色があったりします。「1」を受けて見る作品は、自然界のさりげなくも独特な春の音が伝わってくるようで、さらに、作品によっては「無音という音」さえも感じようでした。日本の良き風景にあふれ、改めて日本の自然の美しさも感じることができました。

「3 耳をすませば−自然からの音」では、こちらも日本人による作品ばかりが並びますが、山、川、海などの自然の景色から聞こえてくる音や、猫、鳥、小動物などから聞こえてくる音にあふれていました。「2」と同様に、日本の良さを味わえました。

三つのテーマごとに「違う見方・感じ方」ができ、美術品の見方に「新しい発見」がありました。
驚くのはメナード美術館が、「1,400点」も所蔵する美術館であること。これからも様々なテーマで、見る者の感性を育んでくれるようです。

ちなみに、「小牧シティマラソン」のスポンサーでもあり、マラソンを走った人は、ゼッケンを見せると「入場無料」(一般900円)に。今日はありがたく使用させてもらいました。

2015.2.13 大切にしたい感覚

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昨日、本HPで紹介をした、椅子の上に、次時の授業の用意をして教室移動をする実践(参照:整える)は、岐阜県瑞浪市立瑞浪中学校にお勤めの山口政有先生からお話をうかがった実践です。

山口先生の学級では、机の上に次時の教科書などの用意を並べて教室移動するのが一般的でした(しかも、机の右端、上下の向き、教科書が一番上の順など、細かい部分も揃えて)。しかし、どうしても並べることができない「思春期真っ直中」な生徒の机が目立ってしまっていたそうです。すると、ある生徒が「先生、椅子の上に置けば、目立たず、いいと思います」と言ってくれたことから始まった実践だそうです。

「あいつまたできていないじゃん(怒)」とならず、イヤな雰囲気にはなりません。でも用意をしなくてもいいわけではなくて、全員が用意できれば、それは「クール」(かっこいい!)なことです。

そんな実践があることを、先週、ある担任に伝えたら早速、取り組んでいたのです。

若い頃、先輩の先生に、「空き時間の教室や帰った後の教室を見れば、日頃の学級経営がよく分かる」と言われ、「ドキッ」としたことがあります。確かに、学級経営がしっかりできている教室環境は、整ったものでした。そのひと言があって、随分と教室環境を整えることを意識したものです。

あわせて感じたのは、教室環境を整えることはもちろんですが、「いい」と思ったことを、すぐに実践に移そうとする、素直な心があるかどうか。また「変化に対応する」ことを受け入れるかどうか。
それは、子どもも大人も同じだと思います。大切にしたい感覚です。

整える

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作りかけの図工の作品も、ご覧のように、ロッカーの上に整然と並べられています。

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2015.2.12 岩倉北小学校の授業公開に参加して

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10日(火)は、午後から、岩倉市立岩倉北小学校の研究発表会におじゃましました。
研究主題は「進んでかかわり合い、共に学ぶ喜びを感じる子どもの育成」というもので、子ども達が「積極的に学ぼうとする姿勢」を様々な授業で見ることができました。

授業は、どの学級も、子ども達と交流がしやすいように、全体の座席が「コの字隊形」になっており、自然なかかわり合いが見られました。また、ペアやグループによる学習場面が意図的にいくつか設定してあり、子ども達が穏やかな表情でかかわり合う場面も見られました。意思表示をはっきりするために、赤白帽を使った場面も多く、そんな中からかかわりも広がる場面もありました(写真)。

全体講演会では、愛知教育大学教育実践研究家の中妻雅彦教授が「なぜ、『かかわり合い』『共に学ぶ』がキーワードなのか」というテーマで、その実践に迫る意味についてお話いただきました。本校でも行っている実践も耳にする場面がいくつかあり、本校の取組の良さを改めて確認できました。

世の中は、世界的に「個人追求」から「共同の学び」へ世界的にシフトしていくと言われています。国内でも、その理論は随分定着してきていますが、まだ「1(教師)×多(生徒)」という講義形式の授業から抜け切れていない教師や学校も中にはあります。

特に、「アクティブ・ラーニング」(講義形式とは異なる、能動的な学習法の総称)という言葉をよく耳にするようになりました。「総合的な学習の時間」等で、既に意識的に実践している現場は数多くありますが、ディスカッションやグループワークなど、「かかわり合い」を大切にする場面が数多くあり、「共同の学び」は、ますます大切になってくるでしょう。

本校も、「かかわり合う」ことで、効果的な学びが達成できるように、日々の研鑽を深めて行きたいと考えています。岩倉北小学校からは、今後の方向性について改めて確認することができました。ありがとうございました。

整える

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音楽の授業のため、音楽室へ移動した後の空き教室。
机が整えられていて気持ちがいいものです。

「あれ?このクラスは、いつも次の授業の用意を机の上にしていたのでは」

と思いつつ、ふと見ると、机の下に用意があるではないですか。

準備もOK!見た目もOK!まさに、「一石二鳥」です。 

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2015.2.11 抜萃のつゞり

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毎年、この時期になると「株式会社クマヒラ」さんから、「抜萃のつゞり」(ばっすいのつづり)が届きます。

これは何かというと、書籍や雑誌、新聞から心に残る文章・記事を抜粋し、まとめた書物です。株式会社クマヒラ創業者の熊平源蔵氏が社会への感謝、報恩のために昭和6年に創刊されたそうで、戦時中を除いて途絶えることなく、毎年1回、創業周年記念日である1月29日に発行され、今年で「その七十四」となっています。非売品ですが、45万部も発行され、官公庁、教育機関、一般企業と幅広く、配布されています。保護者の中にも、ご覧になられた方があるかもしれません。

中には、約35の「心に残る文章・記事」が、毎号「修養」「自然と文化」「宗教」「青少年」「職業奉仕」「健康・医療・介護」「笑い・ユーモア」の7つのジャンルごとにまとめられています。
文章の元は、実に様々な人が執筆しています。大学教授、主婦、住職、作家、会社社長、医者、教師、落語家、芸能人・・・。本当に様々な立場の人の文章がまとめられています。
一つの話は3〜4ページにまとめられているため、読みやすく、内容によっては、小学生高学年の国語や道徳の教科書に登場しそうな話もあります。

心が温まる文章の数々。個人でも、無料で手にすることができます。まだご覧になられたことがない方で、興味のある方は、手にされてはいかがでしょうか。

2015.2.10 1日7時間?

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何のことかと思ったら、「女子高校生の携帯電話・スマホの1日の平均使用時間」というから衝撃です。
これは、「デジタルアーツ株式会社」が2月9日に、報道関係に発表したものですが、衝撃的な数字が並んでいます(中日新聞2/10付にも掲載)。

上記の1日の使用時間については、こうまとめられています。 
「1日の平均使用時間では、小中学生は2時間未満、男子高校生は4.1時間。女子高校生は平均時間が7時間で、「15時間以上」が9.7%と高く、使用時間帯を見ると「0時〜3時」が24.3%に及ぶ。」と。

1日24時間という枠には、学校に行く時間があり、睡眠・食事等の時間がある中で、「15時間以上」が10人に1人というのは、「衝撃」を通り越して「おかしなこと」に思えてきます。

また、時代は変わりつつあるようで、「0歳〜3歳の保護者の約21%が「契約の切れた中古のスマートフォン」を持たせており、「携帯ゲーム機」より高い。」とあります。そんな幼いときから、スマホを触っている子は、どうなるのだろうと想像できません。

これに対して、記事中で、玉川大学大学院教育学研究科准教授近藤昭一氏は、こう言っています。

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人格形成の一番大事な多感な時期に、メディアを介した間接的なコミュニケーションがメインとなってしまい、人と人との多様で直接的なコミュ二ケーションの機会が失われつつあることを非常に危惧しています。そのことは、相手の気持ちを感じ取ったり、適切な言葉で相手に伝えたりする情緒交流の能力やコミュニケーションスキルの未発達を招く恐れがあります。
(中略)保護者の皆さんには、お子さまの周囲に多くの“大切な人”と出会いの場を作っていただき、しっかりと人と向き合える交流をさせてほしいと思います。その体験が子ども達にとって生きていく自信になります。幼少期から、ネット中心の生活を送らせないで、親子での会話や遊び、地域活動や自然との触れ合いをさせて、バランス良く、多くの体験をさせてあげてください。そして、インターネットを使う時は、端末の制限機能や家庭内でのルールづくり、フィルタリングソフトの活用など、環境整備をお願いしたいと思います。お子さんがインターネットを道具として使いこなす逞しい大人へと成長されることを期待しております。

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学校でも、そうあることを願うところです。

■デジタルアーツ株式会社 プレスリリース(2015年2月9日)
 http://www.daj.jp/company/release/data/2015/020...

整える

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大勢の児童が一斉に利用する体育館用のシューズ棚。混雑するため、棚に置くバレーシューズが雑になりがちです。

しかし、5・6年生の棚は、きれいに整えられています。

さすが、本校を牽引していく高学年。
4年生以下の古北っ子もまねしていきたいですね。

2015.2.9 「挨拶」ひとつで人生が変わる!

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読もうと思いながらも、購入が遅くなってしまった「No.1トヨタのおもてなし レクサス星ヶ丘の奇跡」(志賀内泰弘著 PHP発行)を購入し、週末、読了しました。

自分にそんな財力はないので無理ですが(笑)、読了後は「レクサス星ヶ丘店で車を買いたい!」と思ったものです。数々のエピソードは、読んでいる側も心が温かくなると同時に、私たちの世界に足りないものを感じさせるものでした。

第一章にある「『お辞儀』ひとつでファンになる、『挨拶』ひとつで人生が変わる!」は、警備員の方のエピソードを綴ったものですが、ただただ感心させられるものでした。
暑い日も寒い日も、年中入り口に立つ警備員ですが、その仕事の姿勢から、顧客を増やしていきます。
1,000人のお客様の名前と車を覚え、自店で購入されたレクサスでなくても、店舗前を通る全てのレクサスの車にお辞儀をする。その数も1,000台…。
そんな対応は、お辞儀に対してお礼の手紙が届いたり、真夏にメロンのプレゼントをいただいたり、クレームのピンチを救ったりするのです。
見返りを求めているものではないのに、結果的に高評価をいただき、店舗のイメージを変えるだけでなく、売り上げにも貢献しているというのです。なかなかできることではありません。

しかし、このことは本校が取り組んでいる「ABCを大切に」にもつながるものだと思います。見返りがあるわけではありません。しかし当たり前のことを愚直に続けることで身に付くことがあると思います。中でも「挨拶」「返事」「お辞儀」といった「ABC」は、まさに、警備員の振る舞いにつながるものでしょう。
「『挨拶』ひとつで人生が変わる!」かもしれません。大切にしたい部分です。
これからも、力を入れて指導していきたい部分であることを再確認しました。

雪ニモ負ケズ

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右の写真では分かりにくいですが、左の写真のように、昼前は吹雪のような雪が。
そんな中、5年生がギリギリまで体育のサッカーをしていました。
「寒いよぉー」の声はもちろんありますが、「雪が強くなってきたので教室に…」と先生が言うと「えーっ!まだサッカーやりたいー!」の声も。

さすが、子どもです。 元気が一番! でも、風邪には気をつけてね!

2015.2.8 「良い友達を作っていきたい」

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今日は、朝から天気が安定しないため、録りだめしてあったテレビを消化。その中の一つに、ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が出演していた、「徹子の部屋」(2/5放送)を見ました。

番組中には、黒柳さんが、山中教授の小学生の頃の卒業文集を紹介していましたが、とてもいい内容が書かれていたので、以下に紹介します。

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   「友達」     山中伸弥
 この六年間をふり返って見て、一番心に残っているのは、修学旅行で、その時は、あまり印象付けられなかったが、今、考えてみると、将来の参考に必ずなると思う。
 それはこの修学旅行の時に六年生の内、最も深く友達と付き合えたから、社会における、複雑な人間関係に入る時、それが参考になると思うのである。
 今ぼくには、数人の「親友」と呼べる人がいるが、これらの相手は、中学、高校と進学するにつれて変わっていく。だが一度作られた人間関係は、滅多なことでは、失われない。
 だから小学生の時に良い友達を作らなければならない。友達の良い悪いでその人の将来が決まってしまうのではないか。
 ぼくが、この六年間での一番の収穫は学問を身につけたということで無くて、人間関係とか、友達と友達の心のふれあいを自分で経験したことだ。
 これからも良い友達を作っていきたい。

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文中の「一度作られた人間関係は、滅多なことでは、失われない」「友達の良い悪いでその人の将来が決まってしまうのではないか」などという下りは、小学生の感性としては、とても鋭いものだと思います。さすが山中教授です。小学校の一番の収穫は、「人間関係とか、友達と友達の心のふれあいを自分で経験したことだ」と言う山中教授。きっと、友達に恵まれ、充実した小学校生活だったのでしょう。

古北っ子の皆さんも、良い友達を作り、その人たちとのふれあいを大切にしてほしいと思います。

2015.2.7 ボードゲーム

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少し前の話ですが、平成18年、東京大学教養学部で「教養教育への囲碁の活用研究部門」が設立され、研究が行なわれました。大手学習塾や「日本棋院」が協力して行われた研究は、その日本棋院が、囲碁という頭脳ゲームについて次のような効果があると説明しています。
 ・集中力が身につく
 ・創造力を育む
 ・発想が豊かになる
 ・判断力を高める
 ・ストレス解消の効果がある
など・・・。
何百年と残った「ゲーム」です。その効果は、こんな程度では済まないくらい、奥が深いものがあるでしょう。

さて、いわゆる囲碁のような「ボードゲーム」は、その他にもいくかあります。
オセロ、将棋、チェス・・・。五目並べでもいいでしょう。
そして、それらは、どれも同様な効果があると思います。

デジタルゲームをしているときと、ボードゲームをしているときの脳の働いている様子を調べると、ボードゲームの方が、はるかにその働きく箇所が広く、活発化していると言います。

今では、「どうぶつしょうぎ」など「将棋の入門編」や、「9路」「13路」などの盤面が小さくなった「囲碁の入門編」もあります。また、オセロほどルールが単純なものはありません。取り組みやすいものから楽しんではいかがでしょうか。親子で対戦すれば、お父さん、お母さんの脳の若返りかも図れるかもしれません(笑)。
我が家にも、「オセロ」「将棋」「囲碁」「チェス」の4つが揃っています。おすすめです。

(※写真は、我が家にある「LEGO」製の「チェス」です。普通の盤もありますよ)

2015.2.6 学校HPのアクセス数を検証すると…

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何の順位でしょう。

1位:宮田中、2位:布袋中、3位:犬山市立栗栖小、4位:古北小、5位:藤里小

これは、尾北地区(3市2町)内の学校ホームページの1日当たりの平均アクセス数から児童数を割った数の順位です(期間:平成26年4月1日〜12月31日)。
内訳は以下のようになっています。
(※左から順に、「26年度アクセス数」「1日平均アクセス数」「児童生徒数」「1日平均/児童生徒数」)

 1 宮田中 415,160 1509.7 596 2.533
 2 布袋中 354,816 1290.2 589 2.191
 3 栗栖小   6,138  22.3  18 1.240
 4 古北小 123,757  450.0 471 0.955
 5 藤里小  89,356  324.9 384 0.846

これは、学校規模に応じたアクセス数の目安となります。児童生徒数が多ければ、当然アクセス数も多くなりますが、大切なのは自校の児童生徒・保護者に「確実にアクセスをしてもらう」ことであり、本校は、この数値(表の最も右にある値)が、「1」になることを一つの目安にしています。単純に「児童生徒が1日1回アクセスする数」になるからです。しかし厳密に言えば「1」になっても、「児童生徒が1日1回…」とは限りません。閲覧者は、主なところだけでも「保護者」「児童生徒」「その親戚」「地域住民」「所属職員」「教育関係者」「その他」と実に多くの人がいるからです。そうすると、「1」に近いからと言っても、まだまだ自校の関係者がアクセスしてくれているとは限らないのです。そういう視点で考えれば、「宮田中」「布袋中」は、生徒数を遥かに上回り、多くの幅広い人にアクセスされていることが分かります。すごいことです。

ありがたいのは、まったく本校と関わりの無い方でも、小まめに本校HPにアクセスしていただき、「学校とは」ということを知っていただいたり、「教育界の不易と流行」のようなものも知っていただいたりする方がいるということです。本校と関わりの無い方にも、本校の教育実践を応援していただいているようで、うれしくなります。

常に「アクセス数増」の努力をしていますが、むやみに増やそうとしているのではなく、上記のような目標値を掲げていることを知っていただければ、と思います。

わがままではなく・・・

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あるクラスにある、今話題の、松岡修造さんのカレンダー。
今日の言葉は、「わがままではなくあるがままに」。

自分の思いだけを押し通す「わがまま」とは異なり、自分の思いをしっかりを相手に伝え、相手の思いもきちんと尊重する。そんな「あるがまま」が、より良い人間関係につながると書かれています。

授業中の「学び合い」にもつながるひとことですね。
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
  <欠席連絡フォーム>
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学校行事
4/3 入学式準備6年
4/6 入学式
江南市立古知野北小学校
〒483-8025
江南市和田町宮145
TEL:0587-56-2274
FAX:0587-56-2924