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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

ABCを大切に

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今日の朝礼では、人権週間にまつわる話の前に、「トイレのスリッパの乱れ」について話をしました。

すると、朝礼が終わった後の、体育館シューズが収まっている下駄箱を見ると、1年生の下駄箱は、ご覧のようにきれいに「トン・ツー・ピタ」と、そろっているではないですか。
気持ちがいいですね。

やればできる古北っ子です。これからも、そろえるところはしっかりそろえていきましょう!

2014.12.8 あたたかな心

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今日の朝礼では、東君平(ひがしくんぺい)さんの詩を紹介し、人権週間についての話としました。

東君平さんは、かわいらしい切り絵とともに、ホッと和むような場面が浮かび上がる詩が特徴的で、お気に入りの詩人の一人です。

朝礼の詩をここに紹介します。 

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  あたたかな   東 君平

あたたかな風は 花をさかせます
つめたい風は  花を散らせます

あたたかな雨は カエルたちを遊ばせます
つめたい雨は  カエルたちを土に
          もぐらせます

あたたかな心は 人のためにも
自分のためにも なります
つめたい心は  自分をふくめて
誰のためにも  なりません

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人権週間は12月10日までですが、古北っ子には、引き続き、「あたたかな心」で人と接し、お互い気持ちよく生活できることを期待しています。

2014.12.7 愛知駅伝に思う

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昨日の愛知駅伝(第9回愛知県市町村対抗駅伝競走大会)では、江南市が「市の部」で総合8位(38チーム中)となりました。過去最高位だった第2回大会での総合7位も素晴らしいですが、参加チームが最多の38チームとなった第7回以降で、今回の結果は十分素晴らしい結果でした。

中でも、中学生が走る区間では、トップに20秒以内の差で、懸命にたすきをつなげ、2区の中学生男子の区間では区間賞を獲る素晴らしい走りでトップに立つなど、応援する側もドキドキするような展開でした。

雪やみぞれに雨が降り、スタート・ゴール及び、いくつかのカテゴリーで中継地点となった土のグランドは、滑りやすく、決してコンディションは良くありませんでした。そんな中、背中にたくさんのはねた泥をつけながら、どの選手もベストを尽くして懸命に走る姿は、胸を打つものがありました。

さて、選手がそんな走りができたのも、多くの人の支えがあったからこそです。会場までの送迎は自治体の人が付きそい、選手のアップの裏で、テント張りから幟(のぼり)立てなどを行います。また、雨や雪が激しくなると、自治体によっては、荷物が濡れないようにとブルーシートで覆ったり、靴を中にしまったり、お味噌汁や温かい飲み物を作ったりと、多くの人が自分で気付いたことを行動にうつし、選手に少しでもストレスがかからないようにと、動いてくれました。

そんな多くの大人に支えられて走ることができた小中高生は、とてもありがたかったに違いありません。「市のために走る」ということもいい経験ですが、「支えてくれた」という経験が、またいい経験になったことと思います。優しさを受け取った人は、人にも優しくなれるはずだからです。

古北っ子のみなさんも、どこかで受けた優しさは、大きくなったら、何かの形で同じように人に優しくできるといいですね。

2014.12.6 未(ひつじ)年の年賀状

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今年も残すところ、あと約3週間に。大掃除や年賀状作成など、そろそろ年末の動きも考えねば…と思っていると、年賀状にまつわるニュースを見つけました。

日本郵便ホームページに「編みかけだったマフラーが完成したデザイン」との記載がありました。
なんのことかと思うと、一回り前(12年前)の「2003年」の未年の年賀状の額面の部分のデザインは、毛糸で何かを編んでいる図案でした。
それが、右上写真のように、「2015年」の未年の年賀状には、マフラーをしている図案に。
「編みかけだった」ものが、実は「マフラー」だったのです。そのアイデアに感心!

少しほっこりするひとときとなりました。
さあ、そろそろ準備を始めねば! 

2014.12.5 映像遅延装置

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今年度、ICT機器の購入を計画的に行っているということは、本ホームページや学校だよりなどで、先日も話題にしたところですが(参照:2014.11.21 新しいディスプレイが搬入されました、配布文書輝け笑顔 11月号)、その中の一つに、「映像遅延装置」があります。

機器そのものは、30cm四方程度の小さなものですが、これは、ビデオカメラと出力装置(プロジェクター、大型ディスプレイなど)を接続する間に、映像遅延装置を接続し、映像の流れを「カメラ → 映像遅延装置 → 出力装置」とすると、録画しなくても、映した動画を設定した時間後に自動表示することができるものです。

活用の方法としては、スポーツ選手のフォームチェックに使うことが多いですが、体育の授業の器械運動(跳び箱、マット、鉄棒など)などで、有効に使えるものと考え、購入したものです。

昨日の5年生の体育の授業でも、跳び箱を跳んで、映像が流れているところへ行くと、自分のフォームを見ることができる、という形をとりました。遅延するタイミングは設定できるため、跳んでからの移動距離などを考えて設定します。

現在、50m走、ハードル、水泳などでも活用できないか、その幅を検討しているところです。有効に活用していきたいと思います。

ABCを大切に

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 教室移動をした後の整然とした教室。いつまでも「ABCを大切に」。

ABCを大切に

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トイレのスリッパが・・・。
急いでいたのかな?
一つ乱れると、「ま、いっか」と二つ目、三つ目と乱れていきます。

別のトイレの手洗い場では水が・・・。
急いでいたのかな?

「3秒」あれば、整えられます。
たった「3秒」でいいです。「3秒」を人のために使いましょう。
一人一人の「3秒」が、周りの人を気持ちよくさせます。

「ABCを大切に」することは、続けることが大切ですよ。

2014.12.4 ドングリを拾った後は・・・

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現在の学習指導要領は、充実すべき重要事項の第一として、「言語活動の充実」を、各教科等を貫く、重要なポイントとして挙げています。

とりわけ、指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項について「各教科等の指導に当たっては、児童の思考力、判断力、表現力等をはぐくむ観点から、基礎的・基本的な知識及び技能の活用を図る学習活動を重視するとともに、言語に対する関心や理解を深め、言語に関する能力の育成を図る上で必要な言語環境を整え、児童の言語活動を充実すること。」と、総則に示されています。学校では、意図的に、言語活動の充実を図るための手立てを講じなければならないのです。

写真は、1年生の生活科のワンシーンです。「秋みつけ」で集めたドングリなどを用いて作った自分の作品を、書画カメラを通して、大型ディスプレイに映し、その作品の特徴などを伝えます。それぞれが、工夫したところや、遊び方などを説明し、微笑ましいものがあります。

特に、生活科では、児童が充実した活動や体験をするとともに、そのことで生まれる気付きを大切にしなければなりません。そんな気づきの質を高めるために、お互いに発表したり、聞いたりするのです。

まだ1年生ですから、人の真似をしないで「自分の気づき」を伝えたり、思いを伝えたりすることはなかなか難しいところがあります。しかし、そうしたことの経験の積み重ねが、多くの言葉に触れることになったり、自分の言葉で伝えるための力を向上させたりすることにつながります。

なんと「ドングり拾い」から、そんなところに結びついているのです。

家庭でも、子ども達の言葉に対し「もう少し詳しく教えてくれる?」「○○って何のこと?」などと、あえて問い返すことにより、さらに一生懸命に伝えようとするでしょう。話の後には「へぇ、そうなんだ。すごいね」などと認めてあげれば、バッチリです。
ぜひ、ご家庭でも、何気ない会話の中から、古北っ子の言語活動の充実を図っていただければ、ありがたく思います。

2014.12.3 「扶桑塾」を終えて

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昨日は、本ホームページでお伝えしたように、18時過ぎから、扶桑北中学校にて、自主研修会「扶桑塾」の講師を務めてきました。

内容は「学校の応援団を増やす、ホームページの活用」というものでしたが、丹羽郡の校長先生方から若い先生方まで、40人ほどの先生方に意欲的にお話を聞いていただきました。

自分自身の取組を振り返り、整理する機会となり、私自身が、大変勉強になりました。

事後アンケートからは、「良かった」が90%、「まあまあ良かった」が10%という評価をいただきました。また、参考になることが「たくさんあった」が80%、「一部にあった」が20%と、ポジティブな回答が100%となり、ある程度の役目を果たすことができたかな、とホッとしています。

中でも「参考になった」というのは、「どんな記事を作成するのか」(55%)、「誰が作成するのか」(50%)、「アクセス増のための手立て」(50%)という結果でした。

「どんな記事を作成するのか」は、行事を始めとした「特別な出来事」を記事にしがちですが、それよりも、保護者や地域の人が見られない、「普段の素の様子」を見てもらうといいことを提案しました。本校では、業前から授業、給食、休み時間にいたるまで、様々な場面を切り取ってお伝えしています。「記事化のハードルを下げる」ためにも、あえて「何でもいい」ことをお伝えしました。

また、「誰が作成するのか」は、「作成者は決めない」ことを提案しました。本校のように、どの担任も作成できれば、「校務分掌として割り振られた作成者」の負担は、ほとんどなくなります。校長、教頭も関わり、誰もが作成できるといいことを伝えました。その後、「アクセス数増」というレスポンスがあれば、作成する先生方も意欲的に作成するようになり、子供の活動に対する気づきも増え、記事数・アクセス数が共に増えるという、「良いスパイラル効果」を生み出すものと思います。

そして「アクセス増のための手立て」は、企業秘密にしたいところですが(笑)、4月に配布した「案内文書」や、メールマガジンとの連動なども実例にあげ、様々な記事の例を紹介することで、「HP訪問者のハートを掴むポイント」(笑)を紹介しました。

アンケートには「ホームページを多くあげることで、保護者の安心感や子供達の成長に役立つことが実感できました。たいへん参考になりました」との感想もいただきました。
今後、丹羽郡の小中学校のホームページの内容が楽しくなり、アクセス数が増えることを楽しみにしています。共に、学校HPを盛り上げていきましょう。

【中継】扶桑塾にて講師を務めています

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本日は、扶桑北中学校にて行われている、自主教員研修の「扶桑塾」の講師を務めています。

内容は「学校の応援団を増やす、ホームページの活用」。
本校や前任校でのアクセス数の多さから、どうするとアクセスが増えるのか、また、どのような変化があるのか、などについてお話をしています。

教育委員会指導主事の先生や、校長先生や教頭先生を始め、少経験者の学ぶ意欲にあふれる先生方、40人超が集まって、和やかな雰囲気で行われています。

この記事は、リアルタイムな記事の作成を実演し、その即効性を体感してもらっています。
研修の詳細は、明日以降の「校長室から」にて、紹介いたします。ぜひ、ご覧ください。

2014.12.2 ワイヤレスマウスの活用

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ICT機器の活用は、本ホームページでもいくつか紹介しているところですが、今回もそんな授業の一端について紹介させていただきます。

プレゼンテーションソフトを用いた授業など、コンピュータのEnterキーを操作しなければならない場面があります。すると、教師は、教卓(または、PCがセットしてある箇所)から離れることができません。時には、机間指導を行いながら、話を進めたいこともあるでしょう。また、どうしてもキーボードに目線が落ちてしまいます。

そんなとき、活躍するのが「ワイヤレスマウス」です。今では、PCの付属品として一般的になっているため、持っている方も多いと思います。これを持っていれば、離れていても、画像送りをすることができます。今では、多機能マウス(複数のボタンがついているもの)もあり、操作の幅も広がります。

プレゼン用の「レーザー付ワイヤレスプレゼンター」などもありますが、そこまで高価でなくても、安価なワイヤレスマウスで同様な操作が可能です。

机間指導をしながら、なおかつ、目線を子供の表情から切ることなく、子供を見ながら画像を進めることができます。

ちょっとしたことですが、授業のテンポもよくなるものです。こうした工夫もあります。

子どもは風の子

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名古屋の10時現在の気温は、7.4度。北西からの強い風が吹き続き、寒い日となっています。
そんな中、多くの児童が、元気に半袖で運動場での体育を実施し、長放課も写真の通り、大縄の練習をしたり、サッカーをしたりと元気に体を動かしています。
さすが「子どもは風の子」ですね。心も体も鍛えられますね。

2014.12.1 「テレビの視聴時間」と「ゲームの時間」

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本日、本ホームページに掲載の「全国学力学習状況調査」の児童質問紙の回答の、全国値について、正答率(縦軸の数値(%))との関係を表すクロス集計を見ると、上図のようになります。
■左グラフ:普段(月〜金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、テレビやビデオ・DVDを見たり、聞いたりしますか(テレビゲームをする時間は除く)
■右グラフ: 普段(月〜金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、テレビゲーム(コンピュータゲーム、携帯式のゲーム、携帯電話やスマートフォンを使ったゲームも含む)をしますか
(※回答は「国語A」との関係を示したものですが、「国語B」「算数A・B」も似た傾向にあるので、ここでは「国語A」のみについて掲載します。)

さて、「テレビの視聴時間」は、多ければ多いほど、正答率は下がりますが、興味深いのは、「全く見たり、聞いたりしない」よりは、2時間以内の視聴であれば、正答率が高いという点です。適度に、ニュースや情報番組などで、有益な情報をキャッチすることは、学力にもつながっているということでしょう。しかし、だらだらと、視聴してはいけないということが分かります。

また、「ゲームの時間」は、これまた、多ければ多いほど正答率が下がります。テレビのように「2時間以内なら・・・」となるといいところですが、残念ながら、ことゲームに関しては、「全く見ない」が、最も正答率が高い結果になっています。
しかも、興味深いのは、「テレビの視聴時間」に比べて、各時間別の正答率の差が大きくなっているという点です。
「テレビ」は、「1時間より少ない」が「76.5%」で、「4時間以上」が「68.4%」となり、その差は「8.1%」。
「ゲーム」は、「全くしない」が「77.1%」で、「4時間以上」が「64.4%」となり、その差は、「12.7%」。
同じ、ディスプレイでも、「ゲーム」による影響の差は、大きいようです。

古北っ子の皆さん、平日のゲームの時間はどうですか?

2014.11.30 はやぶさ2

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今日は、「はやぶさ2」の打ち上げ予定日でしたが、打上げ時間帯にかけて射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲の発生が予想されることから、打上げを12月1日(月)13時に延期しました。
これは、半径0.1〜0.01mmの氷結が集まった、−20度の「氷結層」にロケットが入ると、雷を誘発・発生させ、電子機器等に影響を及ぼし、正常な飛行を継続できなくなる恐れがあるものです。
ちょうど今日、138タワーパークにて行われる、「はやぶさ2」を搭載した「H−2Aロケット」の打ち上げパブリックビューイングを「見に行こう!」と予定していただけに、残念な結果となりました。

ちなみに、この「はやぶさ2」は、JAXA「小惑星探査機はやぶさ2」のホームページ(http://www.jaxa.jp/projects/sat/hayabusa2/)を見ると、以下のように解説がされています(以下文章・画像共に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)より引用)。

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「はやぶさ」では、イオンエンジンによる新しい航行方法を確立しながら、太陽系の起源の解明に繋がる手がかりを得ることを目的に、小惑星イトカワのサンプルを持ち帰りました。今回「はやぶさ2」では「はやぶさ」で培った経験を活かしながら、太陽系の起源・進化と生命の原材料物質を解明するため、C型小惑星「1999 JU3」を目指します。

太陽系の起源や進化を知るためには、代表的なタイプであるS型、C型、D型の小惑星を調査する必要があります。
「はやぶさ2」が目指すC型小惑星はS型小惑星のイトカワと比べるとより始原的な天体で、同じ岩石質の小惑星でありながら有機物や含水鉱物をより多く含んでいると考えられています。
地球をつくる鉱物、海の水、生命の原材料物質は、太陽系初期には原始太陽系星雲の中で密接な関係を持っていたと考えられており、始原的な天体であるC型小惑星から採取したサンプルを分析し、太陽系空間にあった有機物や水がどのようなものであったのか、またどのように相互作用し共存してきたかを探ることで、生命の起源にも迫ることができると期待されています。

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日本の技術力の高さを世界にアピールできる、いい機会です。明日、月曜日の打ち上げが、無事成功し、「はやぶさ」同様に、2020年に、地球に戻ってくることを期待したいものです。

2014.11.29 プロフェッショナルとは

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NHKで放送されている「プロフェッショナル〜仕事の流儀〜」は、各界の第一線で活躍している人の、仕事に対する「流儀」を知ることができ、よく見るテレビ番組の一つです。

11月24日放送の番組で取り上げられていたのは、桜花学園高校女子バスケットボール部顧問の井上眞一先生でした。
指導者の井上先生は、桜花学園高校で、既に50回以上の全国制覇を達成していますが、以前は、名古屋市の公立中学校の教師であり、100点差をつけられるチームを名古屋市内で優勝するチームに導き、やがて、全国制覇6連覇という偉業を達成した、すごい先生です。
私自身がバスケットボール部顧問をしていたこともあり、その指導の裏側は非常に興味深く、自分の過去の指導と重ねながら見ていました。

番組中の、バスケットの指導をする井上先生の姿からは迫力が伝わってきます。実際、井上先生にはお目にかかったことがあるのですが、バスケットの指導場面では、そのオーラに、自分自身がとても緊張していたのを覚えています。

番組では、「『そういうふだんの態度だからプレーがうまくいっていないんだ』とかを言いがちなんですね。僕はそれは反対で、一生懸命やる、ひとつのことを一生懸命やることができる人間っていうのは、必ず人間的に成長していくというふうに信じています」と言われ、ドキッとしました。私自身が、普段の態度とプレーを関連づけて指導をしていたからです。指導の原点に、「何かを一生懸命打ち込む人間に対して、信じる」というものがあることを知り、同じ指導者として、大切にしたい姿勢だと思いました。

そして、番組最後に必ず問われる「プロフェッショナルとは」の問いには、
「自分自身の限界を決めないで、チャレンジし続ける。そして、それを楽しめる人」
と。間もなく70歳になろうとする名将の、今なおチャレンジし続ける姿勢は、大いに見習わなければならないものだと思いました。そして、この言葉は、「古北っ子」にも、もってほしい姿勢だな、と思いました。

2014.11.28 見る、観る、診る、看る、視る・・・

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11月27日付中日新聞夕刊の「紙つぶて」に「『みる』ことの大切さ」と題し、愛知教育大学長の後藤ひとみ先生が執筆している文章が、目に留まりました。

「人をみる(見る、観る、診る、看る、視る)ことの大切さ」について、市民講座で講話をされたとのことで、まず、それぞれの漢字のもつ意味を以下のように解説されていました。

・見る…「目+ひとあし」の漢字が表すように、最も一般的な「みる」。
・観る…観察や観劇などと使うように、全体を合わせて見渡す、状態をみる、念を入れてみるという意味がある。
・診る…診察や診断などと使うように、みて判断し、調べて評価するという意味がある。
・看る…「目の上に手をかざしてみる姿」の漢字から、気を配って世話をする、手と目でみるというときに使う
・視る…「示(まっすぐさす)+見」の漢字で、視線をまっすぐむけてよくみる、じっとみるという意味があり、直視や注視などに使われる。

そして、「家族や友人、学校に通う子どもたちの状況を理解するには、ただ『見る』のではなく、心身の状態を意識して『観る』、その状態の根拠となる情報を『診る』、言葉かけだけではなく、手で優しくふれながら『看る』、相手への気遣いをもって『看る』ことが大切である。『みる』を意識した深いかかわりを期待したい。」(「紙つぶて」より引用)と結んでありましたる

後藤先生は、公立小学校の養護教諭の経験ののち、大学教授を経て、現職に至っていますが、その豊富な経験と知識から書かれた文章は、毎週(木曜日)学ばされます。
一度、ご本人の講演を拝聴したことがありましたが、大変分かりやすい話しぶりで、おそらく、今回の講話を直接聞いたら、もっと深いお話が聞けたことでしょう。

ちなみに「みる」という漢字は、約20ほどあるようで、そのニュアンスの違いに、漢字の奥深さを感じるばかりです。

教師としてはもちろん、親として、大人として、心がけたい、今回の「みる」にまつわるお話でした。

2014.11.27 三校連絡会

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多くの中学校区では、中学校とその校区の小学校の校長、教頭、教務主任らが、学期に一回程度集まって、諸課題について検討する「連絡会」というものを設けています。
本校の場合、北部中学校と、草井小学校、本校の3校で構成されるため「北部中学校区三校連絡会」と言います。(※厳密には、門弟山小学校からも北部中学校に入学する児童はいますが、その数が少ないため、門弟山小学校は、古知野中学校との連絡会に参加しています。)

今日の午前中には、その「三校連絡会」が北部中学校で行われました。
協議事項の主な内容は、「平成27年度の学校行事等の確認・調整」や、「小中連携における取組」などについてです。

特に、「学校行事等の確認・調整」は、保護者の負担が少なくなるよう、保護者会の期間を同日程になるよう調整したり、逆に、授業参観や大きな行事などが、小・中で同じ日程にならないよう調整したりします。また、宿泊を伴う行事と、小・中のその他の行事の連続性なども確認します。なお、本校は直接関係ないですが、中学校区によっては、全ての小中学校で「資源回収」などを実施していると、「順番が前か後か」「間隔がどれだけ開いているか」で収益金が変わってくるため、慎重に検討することもあります。

また、今日は、「小中連携」について、少し細かな内容について協議をしました。夏には、三校合同の研修会も行いました(参照:北部中学校区三校合同現職教育)。「そろえられるところは、そろえよう」という共通理解のもと、各学校の授業のルール(課題の提示の仕方、発表の仕方・聴き方、発言のつなぎ方など)について確認をしました。これは、9年間の連続性を意識して子ども達を育むという考えで、子ども達が学びやすい環境づくりをしていこうというものです。

今後、次年度に向け、教務主任や係の教員らによる検討会や、学校間の授業見学などを進めながら、北部中学校区全域で、校区の児童・生徒を育めるような「スタンダード」になるものを作っていきます。

現在、この地域では、宮田中学校区でそのような実践が行われていますが、宮田中地区に追いつける(追い越す?)よう、研究・実践を進めていきます。

おいしかったですよ

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今日は、5年1・2組に引き続き、1時間目終了の時間に5年3組が、
「校長先生、教頭先生、食べてください」
と自分たちで作った「ご飯と味噌汁」を届けてくれました。

ご飯は、炊飯器で炊くご飯ではなく、ガスを使って炊くため、火加減がなかなか難しいのですが、お焦げもなく、上手に炊きあげてあり、ペロリといただきました。

これで、5年生の3学級ともいただきました。どのクラスもおいしかったですよ!
d(^o^)  ごちそうさまでした!

2014.11.26 あいうべ体操

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寒くなり、風邪が心配される季節になりました。学校に届く、愛知県感染症情報センターが発行している「愛知県感染症情報」には、インフルエンザに罹った人の数も計上されるようになり、冬が近づいているのを感じずにはいられません。

そんな中、保護者から「“あいうべ体操”がいいですよ」とメールをいただきました。数年前から話題になっていることは聞いたことがありましたが、ネットで検索するとすぐにヒットしました。 

口を「あ」「い」「う」「(舌を出して)べー」と動かすことを繰り返すことで、口呼吸から鼻呼吸に改善され、唾液の分泌が促進するなどし、インフルエンザや風邪の罹患を減らす効果があるとのこと。

実際に「あ、い、う、べー」と何度も繰り返すと、じわーと唾液がたまってくるのがわかります。目標は「1日30回」だそうで、殺菌効果がある唾液が、風邪を予防し、歯に皮膜を作り、虫歯予防にもつながるのです。

「唾液と健康」の関係性は、お医者さんや医学博士など、多くの人が唱えるところです。その唾液を出しやすくする一つの方法に「あいうべ体操」があるのでしょう。「咀嚼は30回を目標に」などと言いますが、それも同じ理論ですね。

風邪やインフルエンザの流行前に、「手洗い」やこういった「あいうべ体操」などを習慣化すれば、ウイルスを身につけないのと同時に、口からの侵入を防ぎ、健康な体を保てますね。みなさんも、お試しあれ。

2014.11.25 国語の教科書は捨ててはいけない

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11月17日付「みやざき中央新聞」に、見出しのようなタイトルで「社説」が書かれていました。

「捨てるつもりで他の本と一緒に束ねて紐で括ろうとしたとき、その手をちょっと休めてパラパラとめくっていたら、以外と面白くて、しばし読みふけってしまった。」と、冒頭にありました。

このシーンはよくあるシーンです。片付け物をしていたら、「ついつい・・・」といった場面です。しかし、その次にはこうありました。

「かくしてその本は、資源ごみ行き寸前のところで免れ、編集部の書棚の1冊に格上げされた。『その本』とは、息子の中学時代の国語の教科書である」と。
その教科書に載っていた、生物学者である中村桂子さんが書かれた「生き物として生きる」という文章に、レベルの高さを感じたというものです。また、「魯迅の『故郷』、沖縄の首里城の赤瓦を復活させる伴田薫さんの『炎を見ろ』、写真家・星野道夫『アラスカとの出会い』、どれも目をウルウルさせながら読んだ」とありました(※ちなみに、光村図書の中3の教科書です。平成18年から23年の間に使われたものに掲載されています)。

「国語の教科書を読んで泣くなんて考えられないが、きっと『勉強』という枠組みから開放されているからだと思う」と語る編集長の気持ちはよく分かるものでした。

保護者の皆さんは、子供の教科書をじっくりと手にしてご覧になられたことがあるでしょうか。かなり勉強になります。低学年の国語の教科書でも、説明文などは、随分と高度な内容だったりします。さすが、教科書として扱われているだけあるな、と感じます。また、私自身、少し前の国語の教科書に掲載されていた「サーカスのライオン」(東京書籍小3下)などは、涙なしには読めませんでした。さらに、社会や理科の教科書などは「なるほど、そうか」と改めて思える部分があると思います。

意外と奥が深い、子供の教科書。まだご覧になったことがない保護者の方は、ぜひ、手にしてご覧になってはいかがでしょうか。なんのしがらみもない今なら、きっと、おもしろいですよ。
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