令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2016.7.26 トーチトワリングの驚きの事実!

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自然教室で楽しみなものの一つが「キャンプファイヤー」。そして、「キャンプファイヤー」の中でも、最も盛り上がるものの一つが「トーチトワリング」…。

実は、この図式が成り立つのは、主に愛知県で、他の都道府県では、あまり行われないものらしいのです。

というのも、東海テレビの情報番組「One」内のコーナーで、6月9日に「学校でトーチをやるのは愛知だけ?確かめに行ってみた!」という内容の放送があったのです。

すると反響が大きく、愛知県のすぐ隣の三重県や岐阜県、静岡県でも「やっていない」という声があり、驚きました。

ちなみに、検索サイトで「トーチトワリング 愛知」と検索をかけると、
「愛知県民『野外学習でトーチトワリングやるの愛知だけらしい』に驚きの声 」
「愛知県民がよくやるらしい『トーチトワリング』って何?」
「愛知の野外学習がやばい!火の玉を振り回してる! - NAVER まとめ」
なんてサイトが軒並みヒットするのですから、驚きです。

時には思うようにならないという「炎」を扱うことで、その恐怖や危険性に勝つために、1〜2ヶ月前より、何度もトーチ棒を回し、練習を重ねます。
その努力の積み重ねの大変さは、トーチトワリングを演じる本人はもちろん、周りでずっと見てきた友人らも知っています。
そこで、キャンプファイヤー後半にメインイベントとして行われる本番では、「ブオンッ!」という風を切る音に、見ている者たちは息をのみながらも、統率のとれた一糸乱れぬ「舞い」に感動をするのです。
と同時に、長い時間かけて練習をしてきた成果が大きな熱い拍手に包まれ、演じる者たちも、大きな達成感に、終了後は、思わず涙を流す者がいるくらいです。

愛知県に育った、お父さんお母さんたちは、そんな事情もよく知っているだけに、子ども達に「チャンスがあればやってみては」と後押しする人が多いようです。

古北っ子も、毎年、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれます。
今年は、最悪なコンディションでしたが、なんとか実施し、見事に演じきってくれました。心から拍手を送りたいです。
良き伝統として今後も続くといいですね。

愛知県以外の都道府県民の皆さん、「トーチトワリング」、素晴らしい思い出になりますよ!

2016.7.25 ひと言あるなしで

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梅雨明けしたというのに、外にいると、ジメジメとした暑さに、不快指数が高まりそうなこの時季。しかし、ちょっと、ほっこりする新聞のコラムを発見!

少し前になりますが、7月18日付の新潟県の地方紙「新潟日報」のコラム「日報抄」に以下のような文が綴られていたので、コラムの一部を引用させていただきます。


人の気持ちに配慮したこまやかさなのだろう。函館市で路線バスを待っていると、向こうから1台が近づいてくる。前面の電光表示にクスッとさせられた。「すみません 回送中です」▼観光都市函館に限らず、ひょっとしたらほかのまちでも、そんなバスが増えているかもしれない。「すみません」のひと言のあるなしで「回送中」の文字が違って見えるから不思議なものである。気を取り直して次のバスを待つことに▼(後略)


気になって、「すみません回送中」と入力し、「画像検索」をかけると、たくさん表示されるではないですか。これには驚きました。今や、全国各地で、このようなバスが走っていたのですね。

しかも、引用させていただいた画像(最下段サイト)のように、中には、「SORRY」と「英文表記」もしてある「函館バス」のようなバスも何社かあるようです。これには、外国人もビックリでしょう。

確かに、私も、五条川沿いをランニングしていると、遊歩道が広くないため、私に気付いて、遊歩道の隅に寄ってくださる方がみえます。そうすると必ず「すみません」とひとこと言いながら過ぎていくのですが、中には「いいえ」と、丁寧に応えてくださる方もみえます。見出しのように「ひと言あるなし」とは、このことなんだな、と改めて感じました。

どうやら地元の名鉄バスでは、実施されていないようですが、どなたかご存じの方、みえますかね。もし、「名鉄バスでも表示していますよ」という情報があったら、教えていただけると幸いです。ぜひ、地元の良さも伝えたいので…。

(※コラム引用はこちら↓)
新潟日報コラム「日報抄」
(※画像は、以下のブログサイトから引用し、組写真に加工しました↓)
諏訪のブーちゃんのつれづれ記 Ⅱ

2016.7.24 本格始動!〜いびがわマラソンにチャレンジ!〜

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今年の11月13日(日)に行われる「いびがわマラソン」は、私と、佐橋先生、井戸先生、武内先生がエントリーを完了し、4人でチャレンジすることになりました。

しかも、4人とも「フルマラソンの部」(42.195km)にチャレンジです!

いびがわマラソン」は過酷なコースにもかかわらず、その景観や運営が人気で、毎年、フルとハーフ(21.0975km)を併せて1万人の募集も、ネットでの先着順のため、あっという間に定員に達してしまいます(但し、ネットでの先着定員は8,400人。残りの1,600人は郵便申込みによる抽選)。

今回は、6月6日(月)20時がエントリー開始の時間でしたが、佐橋先生、井戸先生、武内先生の3人は、早々にエントリーを完了するも、私は、申込みサイトになかなかアクセスできず、悪戦苦闘。昨年の締切時間の20時25分を過ぎ、焦っていると、なんとかアクセスでき、申込みを完了。送られてきた通知メールには「20時31分42秒に受付しました」とありました。驚いたのは、あとで、「いびがわマラソン公式ホームページ」を見ると、「31分で、定員に達し締め切らせてもらいました」とあるではないですか。私は、まさに「滑り込み」のエントリーだったのです。

そんなドラマ(?)があった今回のエントリーでしたが、フルマラソン経験者は、私と井戸先生のみ。佐橋先生と武内先生は、経験がありません。
そこで、計画的に走行距離を伸ばしていくため、7月下旬に10km、8月下旬に20km、9月下旬に30kmの合同ランをすることを決め、それまでは各自でトレーニングを積むことにしました。

ということで、今日は、その「10kmラン」の日で、これまでの自主練から、初めての合同練習です。「すいとぴあ江南」から「犬山緑地公園」の間にある遊歩道を往復する、ちょうど10kmのコースを走ります。
スタートから、ゆったり目のペースで走ると、まずは、全員、歩かずに10kmを走りきることができました。

いよいよ本格始動です。今日は、直射日光もなく、この時季にしては、大変走りやすい天気でした。
次回は8月下旬です。残暑が厳しくないことを願いたいところです。それまで、また、それぞれ「自主トレ」にがんばります。
古北っ子や保護者の皆様、応援をよろしくお願いいたします!

(※写真は、私がカメラマンのため、私以外の3人のみの写真となっています。あしからず)

(※いびがわマラソンの詳細はこちら↓)
いびがわマラソン公式ホームページ

2016.7.22 メディアが子どもの目や耳に与える影響

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学校には、公益財団法人「日本学校保健会」が発行している「学校保健」という小冊子が隔月で届きます。
7月号(No319)の特集は「メディアが子どもの目や耳に与える影響」というもの。 

ゲーム、インターネット、スマートフォンなどのメディアの利用率が年々増加し、心身の発達過程にある子どもへの影響が懸念されていることから、その影響について以下のようにまとめられています(一部を引用)。

【目について】
・裸眼視力低下者の増加
→平成26年度文科省学校保健統計調査によると、「裸眼視力1.0未満の者」は、小学生で30.2%、中学生で53%。
・スマートフォンの利用状況
→平成26年の総務省報告によると、10代の利用者のネット平均利用時間は、平成25、26年で比較すると、平日は130.8分、141.1分、休日は224.3分、250.2分と増加。 

【耳について】
・WHOからの提言「1日1時間以内に」
→2015年にWHOは、世界中で11億人もの若者がスマホ等のポータブルオーディオプレイヤーの不適切な使用や、イベント等での強大音への暴露により将来軟調になる危険があると報告している。予防するには、スマホなどでの音楽鑑賞は音量を下げて、1日の使用時間は1時間以内にすべきと警告している。
・スマホなどの耳への影響は成人になってから顕著となる
→スマホ等が子どもの聴力に及ぼす影響はすぐには現れず、成人してから症状が出現するということである。現在何の変化も見られないから、問題ないということではない。

古北っ子に関して、上記のような使用状況は「ない」と信じたいところですが、どうでしょうか。

冊子には、「近視は残念ながら治療ができない」「一度聴力が悪化したら治療法はなく日常のコミュニケーションに大きな支障が生じる」と結んでいます。
何事も、「しすぎ」はよくないようです。夏休みは自由な時間が増えるだけに,心配をします。メディアとの接し方をコントロールし、目や耳(と脳と心)を大切にしましょう。

※詳細はこちら↓
公益財団法人日本学校保健会
学校保健第319号(PDFファイル)

2016.7.22 夏休みを有効に! その4

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いよいよ夏休みです。午前のプール開放に引き続き、午後からも、多くの古北っ子が校庭に遊びに来ていました。 

さて、これまでの「その1」「その2」「その3」に次いで、42日間もある長期休業期間を有効に使うための、一提案をさせていただきます。 

学校からは、15日(金)に、作品募集一覧表を配布しました。「ポスター」「作文」「習字」「工作」など、様々な自治体や団体の募集要項をまとめたものが掲載されています。すでに、何にチャレンジしようか、各家庭でも検討を始めたところも多いかと思います。

実は、この夏休みには、一覧表以外にも、まだまだ多くの「作品募集」があるのです。
特に「Yahoo!きっず」内では、最下段のような「コンテスト」のまとめをみることができます。募集期間がこの時期ではないものも散見するため、実数は少し減るようですが、かなりの数のコンクールやコンテストが存在することを知ることができます。

我が家でも、学校から指定された課題の作成を早々に済ませると、プラスアルファで、可能な範囲でポスターにチャレンジしたり、作文にチャレンジしたりし、個人的な応募をしていました。

また、その際、題材について構想を練ろうとすると、知らず知らずの間にアンテナは高くなっていき、それにまつわる新しい知識が加わったり、新しい知識を獲得しようと能動的に活動したりします。「アクティブ・ラーニング」になるのです。

とは言っても、完全に子ども達に任せっきりにしては子ども達の負担が大きくなると思います。お父さん・お母さんは、必要以上に手出しをするのではなく、「こうしたら?」などと、時には助言をするなどし、子ども達が、楽しみながら、チャレンジできればいいと思います。

最終的に、入賞するようなことがあれば、今後のモチベーションにもつながり、さらに関連するアンテナも高くなることでしょう。

時間のある「夏休み」だからこそできることだと思います。ぜひ、チャレンジしてはいかがでしょうか。

(※関連サイト集はこちら↓)
コンテスト(アート)(Yahoo!きっず検索)
コンテスト(学校と勉強)(Yahoo!きっず検索)

2016.7.21 あー夏休み 2016ver.

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いよいよ42日間の夏休みが始まりました。 

今年も「あー夏休み」と題して、「夏休み恒例」の今年度の、北は北海道から、南は沖縄まで、主な地域の夏休みの期間について、確認してみましょう。

愛知県(江南市) 7月21日(木)〜8月31日(水) 42日間
北海道(札幌市) 7月26日(火)〜8月21日(日) 27日間
山形県(山形市) 7月21日(木)〜8月31日(水) 42日間
東京都(新宿区) 7月21日(木)〜8月31日(水) 42日間
長野県(松本市) 7月26日(火)〜8月23日(火) 29日間
静岡県(静岡市) 7月23日(土)〜8月28日(木) 37日間
香川県(高松市) 7月21日(木)〜8月24日(水) 35日間
熊本県(熊本市) 7月22日(金)〜8月31日(水) 41日間
沖縄県(那覇市) 7月21日(木)〜8月25日(木) 36日間
※県内・自治体内でも異なるところがあります

などとなっています。
北海道(札幌市)が最短の「27日間」となっています。昨年は、長野県(松本市)が「22日間」と驚きの短さでしたが、今年は、一週間長く「29日間」になっています。
「へぇ」なのは、北の地方は少し短めの夏休みがスタンダードですが、東北地方では、山形県のみが42日間で、他県は32〜35日間となっています。
また、岐阜県、三重県は、愛知県と同じですが、隣の静岡県(静岡市)は、少し短い「37日間」に。
そして、四国では、なぜか香川県(高松市)だけ、他の3県の42日間より短い「35日間」に。
さらに、九州地方では、沖縄県(那覇市)の「36日間」や、宮崎県(宮崎市)の「40日間」、熊本県(熊本市)の「41日間」と、南の地方でも、わずかに少ないのは興味深いところです。

なお、すぐ近くの犬山市は、7月21日(木)〜8月29日(月)の「40日間」と、「例年通り」2日間短くなっています。

しかし、どの地方でも、長期の休業期間となっている夏休みです。有効に時間を使い、2学期始業式では、一回り成長した古北っ子に会えるのを楽しみにしていますよ。

ABCを大切に

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話し手におへそを向けて聴く姿勢は、「ABC」の中でも、最も基本的なABCの一つ。
これからも、しっかり続けていきましょうね。

1521kmチャレンジラン (7/20)

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昨年度3学期の始業式で、全児童の前で宣言した(してしまった)、今年一年間かけて行う「青森〜下関間1521kmチャレンジラン」。
今日の朝礼の中で、7月20日現在の「走行距離」を報告しました。

 7月20日現在 625km(青森駅〜富山県入善町)

全体の日本地図で見ると(下図)、このように本州のだいたい真ん中に近づきつつあるのが分かると思います。
7月4日から、100kmを上積みしました。約2週間でしたが、この間、週に2日間の休憩日を入れるペースで設定し、走る日は、1日当たり「8〜12km位」を走ってきました。

梅雨明けをし、これからはさらに暑さ厳しい季節に…(汗)。
どうなる!? 1521kmチャレンジラン。次回は、2学期始業式に発表します。

 12月31日まで あと163日 残り896km
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2016.7.20 1学期終業式式辞

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今日は、1学期の終業式が行われました。
校長からの式辞は以下の通りです。

早いもので、1学期も最終日を迎えました。最終日も、いつもと同じように、式が始まるまでの姿勢がしっかりしていて、朝のあいさつもしっかりでき、「さすが」と思いました。

さて、ついこの前、入学式や始業式だったように思うのですが、皆さんは、どうですか。私は、時間の流れをとても早く感じています。
その始業式では、1学期の合い言葉を発表しました。「昨年より今年」ですね。
人と比べるのではなく、自分自身が昨年よりどれだけ成長させられるかを大切にして過ごしてほしいということから、この言葉を発表しました。

皆さんは、昨年より、何ができるようになりましたか?
「ABC」「勉強」「運動」「読書」。学校の生活だけでなく家の生活でも「お手伝い」などと、言える人もいるかもしれませんね。

私は、こんなところが昨年よりよくなったと思いました。写真で紹介します。
長放課や昼放課は、終了の音楽が流れる前に委員会のメッセージですぐに教室へ戻れるようになったこと。
傘の整頓が、朝、登校した人から順に、丁寧にできていること。
教室移動した後の教室がとても整っていること。黒板に、校長先生からのメッセージが残されていることがあったと思います。
永平寺中学校のように、掃除が一生懸命できていること。
などです。とてもうれしく思います。

さて、大切なことは、自分がどれだけ成長できたかをきちんと振り返られることです。
「できなかったことができるようになった」だけではなく、「できたけど、やり方を変えたら、もっとできたかも」「頑張ろうと思ったけど少しさぼっちゃったかも」というように、自分をきちんと振り返られる人は、きっと、これから成長できるはずです。

学校では、何か行事をおこなうと、そのふり返りをして、これからの目標を決める作文を書くことがありますね。
そのように、ふり返りをし、次の計画や目標を立てて、それに向かってまた行動ができるときっと成長していきます。

夏休みは42日間もあります。
夏休みも、昨年より成長できる夏休みにしてください。
そして、命や体を大切にしてください。交通事故や水の事故に遭わないようにし、不注意から起きるケガをしないように気をつけましょう。

出校日や2学期の始業式に、みなさんの元気な姿がまた見られることを願っています。

2016.7.19 浮いて待て

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15日(金)の午後に、6年生が「着衣泳」についての講習を受けました。どの児童も真剣に受講する姿勢が印象的でした(参照:6年 合い言葉は…

そんな中、18日(月)に、タイムリーな記事として、宮城県の地方紙である河北新報のコラム「河北春秋」に以下のような文が掲載されていたので、引用させていただきます。


きょうは「海の日」。夏の行楽シーズン本番である。水辺が恋しい一方、水の事故が多い季節でもある。悲報を聞くたびに、東松島市野蒜(のびる)小で東日本大震災の大津波に襲われた小学6年の女子児童の行動を思い出す▼濁流が背丈を超えた体育館で、児童は授業で習った「背浮き」を実践した。体の力を抜いてあおむけに浮き、水面から口と鼻を出して息継ぎした。母親に名前を呼ばれたが、「肺の空気が抜けたら沈むと教わった。返事は1回にした」と言う▼児童は6年間、水難学会の指導員に「手足の力を抜く」「顎を上げる」「肺に空気をためる」など、こつを学んだ。学会は長年、背浮きや浮具で救助の時間を稼ぎ、命を守る技術を児童らに伝授している。合言葉は「浮いて待て」▼震災ではカバン、マットなどを浮具の代わりに使い、九死に一生を得た人がいた。もし溺れている人を見つけたら、浮具になるようなペットボトルなどを投げて119番や118番(海上保安庁)に連絡することも救助には欠かせない▼学会は「uitemate」と、ローマ字表記で背浮きの海外普及に取り組む。水の事故から身を守るすべを、一言で表す外国語はないという。目指すは「MOTTAINAI(もったいない)」のように、世界に通ずる合言葉だ。

万が一に備えて6年間学び続けた結果、小学生の児童が、あの大震災から自分の命を救ったというのです。その効果は、とても大きなものがあります。

昨日までの3連休中に、全国では、悲しい水の事故が何件かあったようです。まず、危険な箇所に近寄らないということが大前提ですが、6年生の皆さんは、万が一の際にも、合い言葉の「浮いて待て」で、自分の命を守ることができますね。

「自分の命は自分で守る」。災害発生時や事故発生時には、冷静に心がけたいものです。

(※関連サイトはこちら↓)
河北春秋|7月18日|河北新報オンラインニュース

暑さもなんのその…

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長放課には、元気な古北っ子が、運動場で思い思いに遊んでいます。
10時現在の、名古屋の気温は30.3℃と、既に30℃オーバー。
梅雨が明け、焼き付けるような日射しの強さですが、そんな暑さもなんのその…といった感じです。

手洗いをしたら、水分をしっかり補給して、汗を拭き、その後の授業も頑張ってくださいね!

2016.7.18 海の日に考える

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今日(7/18)の中日新聞、朝日新聞の社説には、共に「海の日」にちなんだもので、どちらも海の環境について論説が掲載されています。

中日新聞社説には、「量子力学の祖、シュレディンガーが水の分子についてこんな説明をしています」と、以下のような文を引用しています(※以下中日新聞社説より引用)。

 −いま仮に、コップ一杯の水の分子にすべて目印をつけることができたとします。次にこのコップの中の水を海に注ぎ、海を十分にかきまわして、この目印のついた分子が七つの海にくまなく一様にゆきわたるようにしたとします。もし、そこで海の中のお好みの場所から水をコップ一杯汲(く)んだとすると、その中には目印をつけた分子が約一〇〇個みつかるはずです。(岩波文庫『生命とは何か−物理的にみた生細胞−』岡小天、鎮目恭夫訳)

ちなみに「水の分子」の大きさは「0.38ナノメートル」と言われますが、1ナノメートルは、「10億分の1メートル」であり、想像できないほど、小さなものです。
しかし、「ラーメンの残り汁をそのまま捨てると、きれいな水に戻すのに、1t(1000リットル)の水が必要」だと言われたりしますが、上記の水分子の話を聞くと、決して「ラーメンの汁」が無くなることはない、ということに気付かされます。

社説では「さて、海は広いのでしょうか、広くはないのでしょうか」と続け、現在、世界で問題となっている、大きさが五ミリを下回った「マイクロプラスチック」という海洋ごみについてつなげています。結びには、

 プラスチックのリサイクル率は14%と低く、毎年少なくとも八百万トン分が海に流出している−。ダボス会議で知られる世界経済フォーラムが今年初め、こんな報告書を発表しました。その上で、こう警告しています。
 −このままなら、世界の海に漂うプラスチックは二〇五〇年までに重量換算で魚の総量を超す。 

とあり、問題の深刻さを説いています。

朝日新聞も同様に「マイクロプラスチック」(記事中では「微小プラスチック」と表記)について触れ、「私たち一人ひとりが海を意識し、具体的に行動する。その先に、豊かな里海が見えてくるに違いない。」と結んでいます。

「海の恩恵に感謝する」ことを趣旨としている「海の日」は、こうしたことも考えるきっかけにもなります。
古北っ子の皆さんも、小学生のうちから、そんな意識がもてるとすばらしいですね。

(※各社社説はこちら↓)
中日新聞社説
朝日新聞社説

2016.7.17 スケートボード・キックスケーターなどの取扱に気をつけて!

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夏休みに入る前にあたり、「交通事故」や「水の事故」とあわせて、気をつけてほしいことがあります。

一部の人が遊んでいるのを見かけることがある、上記のイラストにあるように、「スケートボード」「インラインスケート」「キックスケーター(キックボード)」「キャスターボード(ブレイブボード)」などによる怪我が心配されるからです。

消費者庁によると、平成26年5月に、キックスケーターで急な坂道を下っていた児童が転倒して頭部を負傷し亡くなるという事故が発生しています。また、入院治療を要した大けがも数件発生しています。

道路交通法76条第4項には「何人も、次の各号に掲げる行為は、してはならない」とあり、第3号には、「交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること」とあります。

ということは、法律で車や人の往来の多い道路では、キャッチボールやサッカーなどのボール遊びや、上記イラストのようなものを扱うこと禁止するとあるのです。

よって、

①車が通る道路では絶対に遊ばないこと
②上記のイラスト等で遊ぶ場合は、「ヘルメット」や肘・膝の「プロテクター」などを着用すること
③上記のイラスト等で遊ぶ場合は、大人の目があるところで遊ぶこと

などを守り、大きな怪我や命に関わるような事故にあわないよう、夏休みを過ごしてほしいと思います。

古北っ子の皆さん、これは、夏休みの「ABC」の一つですよ!

2016.7.16 年中行事はどれだけしている?

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国立青少年教育振興機構が、全国27の国立青少年教育施設を利用している小学3年生から中学3年生の児童・生徒に「子供の四季を通したふだんの生活の様子」などについて、アンケート調査をした結果が、7月1日に発表されました。

その調査によると、年中行事に関することや、伝統的な遊びや自然体験に関することから、以下のような結果が得られたのだそうです。

 (※左数字は、小3・4年生。右数字は、小5・6年生) 
・節分の日に豆まきをしたり恵方巻きを食べたりした 90.7% 92.1%
・母の日や父の日に家族へ手紙やプレゼントをあげた 69.9% 68.6%
・正月に家族で初もうでに行った      59.8% 67.2%
・七夕で願い事を短冊に書いた       58.8% 43.5%
・かるたやたこあげをして遊んだ      47.5% 36.3%
・お月見の行事をした           45.0% 31.1%
・子供の日に、家で「かしわもち」を食べた 29.5% 31.7%

いかがでしょうか。
個人的には、初詣が60〜70%を切る値に驚きました。また、七夕、正月、お月見、子どもの日に行ったり食べたりすることも、思ったより高くない値に驚きました。
地域とのかかわりの希薄化や、宗教観の希薄化など、様々な要因は考えられますが、日本の「古き良き風景」は減りつつあるようです。

特に、2013年12月に「和食」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。海外の「和食」に対する関心が高まっています。
しかし、上記のアンケートのような年中行事の食文化の希薄化などは、今後の「和食文化」に警鐘をならしている結果ともとれるでしょう。

生活様式が西洋化している現在の日本ですが、はるか昔から継承されている日本の文化に興味をもって、多くの外国人観光客が日本にやってきている部分があります。
実際に、季節の行事を行うことが少なくなりつつあるかも知れませんが、無くしたり、忘れたりすることはしないようにしたいと思うのですが、いかがでしょうか。

(※調査結果の概要はこちら↓)
子供の四季を通したふだんの生活と施設利用に関する調査[結果の概要]

2016.7.15 大西卓哉さんのGoogle+

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7月7日七夕の日(日本時間10:36)に、ロシアの宇宙船ソユーズに乗って、国際宇宙ステーションに向かって旅だった大西卓哉さん。

国際宇宙ステーションには、打ち上げ2日後の7月9日(日本時間13:06)にドッキングを成功させ、現在、船内での活動を順調に行っているようです。 

大西さんの前に、宇宙飛行士を務めた油井亀美也さんのTwitterも、本HPにて度々話題にしてきましたが、大西さんの活動の様子も、Google+で拝見することができるので、紹介させていただきます。

ちなみに、大西さんは「Twitter」ではなく、「Google+」で、情報を伝えてくれています。これは、大西さん曰く「文字数制限に縛られず、書きたいだけ書ける自由さがあるから」ということで、「140文字以内の短文」であることがメリットのTwitterでは伝えられなかった詳細な状況を伝えてくれています。それだけに、読み応えもあります。

例えば、7月13日の「宇宙に来て起こった身体の変化」や、7月14日の「ISSが結構揺れる」という話は、体験した人にしかわからない情報です。「へぇ、そうなんだ」という驚きや発見があります。

ちょうど、油井さんのTwitterには、現在の大西さんのGoogle+の内容に触れたツィートが掲載されており、これまた興味深く拝見することができます。
そんな中、7月11日のツィートには、「大西さんのGoogle+での投稿は、とても面白く、興味深い情報が盛り沢山です。宇宙からの初投稿は勿論ですが、過去の投稿も素晴らしいです。全て読む事で、楽しみながら宇宙飛行士としての仕事や必要な資質を学ぶ事が出来ると思います。」とあります。

やっぱり、大西さんのGoogle+は読み応えがありそうです。これからの記事にも注目したいところです。

宇宙に興味のある古北っ子や、お母さん、お父さんもぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。

(※お二人のSNSはこちらをクリック↓)
大西卓哉 Google+
油井亀美也 Twitter

(※画像は、大西さんのGoogle+のトップ画像より引用しました)

ABCを大切に

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きちんとした姿勢で国語の教科書を読む4年生。
授業中のしっかりした姿勢は、もちろん「ABC」の一つですね。

2016.7.14 わらべうた

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1年生の音楽の授業では、「わらべうた」に触れていました。
保育園・幼稚園などで、歌われたり、踊ったりしてきてはいると思いますが、「親から子へ」あるいは「地域のお姉さん達から幼い子へ」という構図は、随分減ってきたのではないかと思います。

わらべうたを用いた音楽教育を紐解いてみると、昭和30年代から用いられるようになったようです。実際、昭和35年〜45年の各社音楽教科書には、1〜6年生で20〜30曲のわらべうたが掲載されています。ところが、本地区が採択している教科書には、昭和48年〜54年には、28曲が掲載されるも、昭和57年〜平成3年には、4曲と激減し、さらに、その後の教科書改訂で、平成4年〜20年には5曲となり、平成23年以降は現在の7曲に至っています。これは、他の教科書会社でも同様な傾向にあります。

学習指導要領を細かく紐解いていないので、なぜ、昭和50年代半ばから、激減したかは定かではありません。しかし、「ブロック崩し」や「スペースインベーダー」などの、アーケードゲームやビデオゲームが登場した頃(昭和53年)と時期を併せるようにして、激減しています。個人的には、遊びの様式や生活様式が激変した頃と重なっているところに何かあるのではと思うのですが、いかがでしょうか…。

さて、現在の音楽の学習指導要領には、内容の取扱として、表現教材では、1年生で「ひらいたひらいた」を扱うことが明文化されています。よって、この曲は、必ずどの教科書にも掲載されています。しかし、それ以外は、鑑賞教材として、「我が国及び諸外国のわらべうたや遊びうた,行進曲や踊りの音楽など身体反応の快さを感じ取りやすい音楽,日常の生活に関連して情景を思い浮かべやすい楽曲」とあるだけで、「げんこつやまのたぬきさん」「おちゃらかほい」「なべなべ」など、教科書によって、取り上げる曲が異なっているところがあります。

ということは、現代っ子は、「触れずに終わってしまうわらべうた」があるかもしれません。時代の流れと共に、わらべうた文化にもこのような流れがあることに、驚きと危機感を感じるところです。

さて、今の古北っ子がお母さんやおばあちゃんになったときに、どうなっているのでしょうか…。

温かい声援

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  それぞれの目標に向かって、がんばる仲間に、

                みんなで、精一杯の声援を送る。

ABCを大切に

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「ABC」を大切にするには、

「トン・ツー・ピタッ」と、

「3秒」を大切に。


2016.7.13 栄養教諭との連携

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江南市内には、栄養教諭・栄養士があわせて4名おり、南部学校給食センター、北部学校給食センターにそれぞれ2名ずつ配置できるよう、南北エリアのそれぞれ2校ずつに在籍あるいは拠点校として指導をしています。本校は、北部中学校に在籍している栄養教諭と連携をとっています。

この1学期は、以下のように、何度も本校に足を運んでいただき、給食の指導、給食時を活用した食の指導、調理実習を活用した食の指導、PTAの給食試食会での講話などをしていただきました。

4月…アレルギー対応児童の家庭との懇談 (該当児童)
  …校内アレルギー対応委員会への参加 (教職員)
  …給食の配膳指導 (1年生)
5月…給食センターについての学習 (1年生)
6月…朝ごはんの大切さについての学習 (5年生)
  …調理実習のティーム・ティーチング (5年生)
  …トマトなどの食材についての学習 (2年生)
  …給食試食会と食に関する講話 (1年生保護者)
7月…調理実習のティーム・ティーチング (5年生)

文科省が示している「食に関する指導体制の整備について(答申)」には、「食に関する指導は,個別指導以外にも給食の時間や学級活動,教科指導等,学校教育全体の中で広く行われるものであり,その中で栄養教諭は,その専門性を生かして積極的に指導に参画していくことが期待される。」とあり、まさにこの文言に当てはまる指導をしていただいているのです。

さらに、同答申には、「必要に応じて,学級担任や養護教諭と連携して,あるいは学校医や学校歯科医,他の栄養の専門家などと適切に連携を図りながら対応していくことが重要である。特に食物アレルギーや摂食障害など医学的な対応を要するものについては,主治医や専門医とも密接に連携を取りながら適切に対応することが求められる。」とあります。4月には、家庭との懇談に参加していただいたり、本校のアレルギー対応委員会にも参加していただいたりするなど、学校給食の献立作成をしていただく立場として、個に応じた対応もしていただいています。

平成17年4月に制度が開始された栄養教諭ですから、お父さん・お母さんの時代にはなかった制度です。
学校として、大変ありがたい時代になっています。
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
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