令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2016.8.24 ミクロネシア海外派遣研修

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江南市では、各中学校から生徒が2名ずつ(5校・原則男女1名ずつ)と、引率教員3名の計13名で、毎夏に、「ミクロネシア連邦」へ海外研修に出かけます。今年度で10年目を迎えました。

江南市の中学生の海外派遣研修は、それまで「オーストラリア」でした。しかし、愛知万博を開催したときに、江南市が、「一市町村一国フレンドシップ事業」で、ミクロネシア連邦と交流することになったことから、ミクロネシア連邦への研修に切り替わりました。
私は、2年目のときに、派遣団の副団長として参加しました。

ミクロネシア連邦は太平洋に浮かぶ、いわゆる「南の島」です。
中部国際空港から、グアムへ行き、そこで飛行機を乗り継ぎます。ミクロネシア連邦は、大きな島が4つ(4州)あるため、さらに、飛行機が、島を順番に渡っていきます。そんな空路を経て、目的の島にたどり着きます。

島は、青い空に青い海、夜空は満天の星…。と、まさに「絵に描いたような『南の島』」でした。行こうと思ってもなかなか行けないような国へ行かせていただき、大変貴重な経験ができたことを覚えています。

今年の派遣団は、21日(日)に出発し、現在、ミクロネシアに滞在中です。26日(金)に江南市へ帰ってきます。

そんな、ミクロネシアでの様子が、現在、古知野中学校HPで見ることができます。また、私の訪問記録が、当時在籍していた、布袋中学校HPに掲載されています。
今後、ミクロネシアへの海外派遣研修が継続されるようであれば、古北っ子が中学生になると、そんなチャンスが訪れます。興味のある人は、ぜひ、両HPをご覧になってはいかがでしょうか。なかなか興味深いですよ!

(※関係ページはこちら↓右上の画像は、私が訪問したときの現地の写真です)
古知野中学校「ミクロネシア研修」
布袋中学校HP(2008 ミクロネシア海外研修レポート)

2016.8.23 2020東京オリンピック

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リオデジャネイロ・オリンピックが閉幕しましたが、ダイジェスト番組が多く、まだしばらく感動と興奮を味わえそうです。

さて、そんなオリンピックでしたが、出場選手の言葉に、ほとんどと言っていいほど聞かれたのが「4年後の東京オリンピックでは(でも)…」というフレーズ。
4年前のロンドン・オリンピックで「4年後のリオデジャネイロでは…」というコメントは、あまり記憶にありません(実際は、言っていたのかもしれませんが…)。

ということで、気が早いのですが、4年後が気になり、調べてみると、公式ホームページ「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」があることを知りました。
見てみると、「実施種目の解説」「競技会場」などが掲載されており、「○○(競技施設)で、○○(競技)が行われるのか…」と想像するだけで、ワクワクしてきます。

また、「ボランティア募集」について、今後の動きについても掲載されています。おそらく「18歳」が基準になりそうなので、「現・古北っ子」の参加は難しいかもしれませんが(正式な発表は、まだありません)、お兄さん・お姉さんなど家族で参加する人がいるかもしれませんね。
知り合いの先生で、冬季長野オリンピックのボランティアをした人がいます。「いい経験ができました」と言っていました。やりがいがあるようです。

そして、ひょっとしたら、古北っ子やその近親者の中から、4年後に出場している人がいるかもしれません。すでに、江南市にゆかりのある人で、そんな選手がいるということも聞きます。そんなことも楽しみにしたいですね。

(※サイトはこちら↓エンブレム画像は、こちらから引用しました)
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

2016.8.22 出校日

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今日は、本校2回目の夏休みの出校日。

夏休みの出校日は、この地方では、7月下旬から8月上旬に1回、8月下旬にもう1回の、計2回がスタンダードになっています。しかし、全国では、1回もない地域があったり、学習日として、何度も登校する学校もあったりし、地域によって、それぞれに差があるようです。
中には、8月6日や9日の原爆が投下された日に、「平和登校日」と言って、登校する地域もあるようです。
また、そもそも上記のように、「出校日」とは言わずに、「登校日」という表現が全国では一般的なようです。

一説には、昔、教職員の給料が現金支給だった時代に、全教職員が出勤するその日に、子どもも登校させよう、ということで「登校日」が設けられた、と言われています(現在は振り込みです)。

子ども達や家庭は、この「出校日」をどのように思っているのでしょうか…。
学校側のメリットをいくつか上げると…。

・出校日があることで、子ども達の様子がつかめる。
・出校日毎に数回に分けて宿題や課題の締切を設定することで、子ども達にとって、ある程度の生活リズムにメリハリがつき、後から慌てて取り組むということも少なくなります。結果、ある程度の作品のクオリティを維持できる。
・9月上旬に関係団体に提出しなければならないポスター等の課題の発送準備も、8月下旬の出校日以降にできるので、きちんと対応できる。

…と、学校側としては、やっぱり出校日は、あった方がいいように思います。いかがでしょうか…。

そんな出校日ですが、今日は、多くの古北っ子が元気よく登校でき、うれしく思いました。残りの夏休みは「9日」。満喫しつつ、2学期に向けて、少しずつ、生活のリズムを整え、心の準備をしてくださいね。

2016.8.21 Made in Japan.

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リオデジャネイロ・オリンピックを観ていると、様々なところで、日本企業の製品が活躍しているのを見ることができます。

選手のユニフォームやシューズには、メーカーのロゴが入っているので、ついついチェックをしてしまうのですが、「アシックス」「ミズノ」を着用している外国選手も多く、なんだかうれしく思います。また、会場にある大きなLEDビジョンは、「Panasonic」。バレーボールのボールは「ミカサ」。意外なところでは、聖火リレーの先導車は「ニッサン」…。と活躍する日本企業の製品は、まだまだたくさんあります。

中でも、目を引くのが、卓球台を提供している「三英」。あの、「X型」の流線型な脚が印象的な、未来感さえ漂う卓球台です。名前も「infinity(無限)」と言い、とてもスタイリッシュです。とりわけ、今大会では、日本卓球界の活躍もあり、目にした人も多いと思います。

デザイナーの澄川伸一さんは、「支える」という漢字をモチーフに、ボールの軌道の放物線を描いたといいます。
そして、天板は、世界基準では、天板のそりは3mm以下となっていますが、その基準を遥かに上回る1mm以下に仕上げ、何層もの板を重ねることで、均一なバウンドを生み出すものになっています。
また、脚部は「天童木工」が担当していますが、東日本大震災の被災地域産の木材を採用し、復興を応援しています。
ものづくりに対する、こうした日本人の細かなこだわりがすばらしい製品を生み出しているというのは、うれしく思いますね。

この台も味方しての日本卓球界の活躍だったかもしれません。東京オリンピックでも、三英製が採用されると、またまた追い風が吹くかもしれませんね。

古北っ子のみなさんも、将来は「ものづくり」の道に進むのも、やりがいがあって、いいかもしれませんよ。

(※画像は「三英」サイトより引用しました。関係サイトは、以下をクリック↓)
三英 infinity 2016 SAN-EI
天童木工|Rio2016オリンピックテーブル「Infinity 2016」

2016.8.20 様々なつながりを感じる本校HP

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気づけば、最近の「校長室から」は、ついついオリンピックの四方山話をしてしまうので、今日は、少し違うお話を…。

先日、愛知県で活動をされている、非営利団体「人にやさしい色づかいをすすめる会」より、以下のようなメールを本校宛てに頂戴しました。

初めまして。
私は愛知でカラーユニバーサルデザインの普及・啓発活動をしております
団体「人にやさしい色づかいをすすめる会」代表の○○○○と申します。
貴校ホームページ2016.7.6 教具のカラーユニバーサルデザインについてを拝見しました。カラーユニバーサルデザインについて理解されている素晴らしい学校と拝察いたしました。
もし、お差し支え無ければ、当会のFacebookで、この記事を掲載させていただきたいのですがご承諾いただけますでしょうか?

ということで、快諾をいたしました。
この団体は、「色を使った情報が、どんな色覚の人でも分かりやすく伝わるような配色デザイン(CUD)を普及させるため活動」を精力的に展開されてみえる、愛知県に事務局がある非営利団体です。
現在、「人にやさしい色づかいをすすめる会」Facebookに、本校のリンクが貼られています。そのFacebookを拝見すると、何人かの方が「いいね!」と言っていただけているようで、ありがたい限りです。以下に、リンクをさせていただいたので、ご覧いただければ、と思います。

また、ちょうど、上記の「カラーユニバーサル…」の記事の次の日に、「江南市民憲章」についての記事を掲載しましたが(参照:2016.7.7 江南市民憲章)、その際も、記事内で紹介をした「市民憲章情報サイト」の管理人様より「『江南市民憲章』についてお話になっていることを知り、嬉しくなってメールを送らせて頂いております」と、すぐ次の日(!)にメールを頂戴しました。世界とのつながりを感じる瞬間です。

本校保護者のみならず、こうして、「一(いち)公立小学校」のHPを様々な方にご覧いただけるのは、ありがたい限りです。そして、本校の良さも伝われば、また嬉しいことですね。

(※関係ページは、以下をクリック↓)
人にやさしい色づかいをすすめる会Facebook
市民憲章情報サイト

2016.8.19 オリンピックメダルの推移

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オリンピックも終盤になり、柔道、競泳に続き、女子レスリングでメダルラッシュとなりました。もちろん、オリンピックに出場するだけでも、とても素晴らしいことであり、メダル獲得が全てではありません。そんな状況の中でメダルを獲得するということは、私にとってみれば、雲の上のような世界の話です。そして、惜しくもメダルを逃した選手や団体の頑張りにも、数多くの感動をいただいているところです。

しかし、メダルの獲得数は、活躍の度合いを図る一つの目安になるものであり、その動向は気になるところです。

そんな中、よく訪れるサイトの一つである「社会実情データ図録」には、「オリンピック・メダル数(金メダル数)の推移」のデータがあります。

今回のリオ五輪の獲得数も、リアルタイムで追記されていますが、考察はロンドンオリンピックまでのデータが元となっています。しかし、考察を読み取ると、その推移は興味深いものがあります。

なお、近年の強化策が確実に実を結んでいるようで、金メダルはもちろん、銀メダル・銅メダルが確実に増えていることが分かります(上図)。今回のリオは、もしかしたら、過去最高になる可能性も出てきました(8月19日現在)。
中でも、女性アスリートの活躍がめまぐるしいですね(下図)。


大会は、日曜日までです。残す種目も少なくなってきました。
最後まで、エールを送りたいと思います。どの選手もがんばってください!

(※参考サイトは以下をクリック↓図は、以下から引用しました)
社会実情データ図録
図録▽オリンピック・メダル数(金メダル数)の推移
図録▽リオデジャネイロオリンピック各国獲得メダル数
(↑三つ目の図録には、「もし日本と同じ人口規模だったら何個の金メダルに相当するか」というグラフも作成されており、興味深いデータを知ることができます)

2016.8.18 有言実行

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連日のメダルラッシュに湧くリオデジャネイロ・オリンピック。昨日も、卓球女子団体と、シンクロナイズドスイミング・デュエットで、共に銅メダルを獲得しました。 

中でも、卓球女子団体3位決定戦での、3戦目の、高校1年生の伊藤美誠選手と、ベテラン福原愛選手のダブルスでの勝利に続き、4戦目の、伊藤選手の個人戦での勝利が印象的です。

そんな伊藤選手の小学校の卒業文集には、明確な目標が書かれていました。以下に紹介させていただきます。

 オリンピックに出て優勝したい      伊藤美誠

 みなさんは、オリンピック選手は、どのような人がなれるか知っていますか。私がやっている卓球では、まず国内の大会、 全日本などで上位に入らないと海外の試合に出れません。上位に入ったら海外の試合に出れます。海外の試合に出たら、 世界ランキングというものが付きます。オリンピックに出たならこの、世界ランキングを上げないといけません。世界ランクを上げるならまず、 自分より上にランキングの人に勝ってポイントがたまると、ランキングがあがります。あとは、世界ランキングで15位に入ったら日本代表としてオリンピックにでれます。その中の3名が、選ばれます。
 私は、ロンドンオリンピックを目の前で見ました。会場もすごい盛り上がっていました。選手はみんな緊張していて、みんな、一生懸命頑張っていました。卓球では、日本女子が銀メダルを獲得しました。それを見て、私は2016年には、出場して、2020年には、団体優勝、個人戦で優勝したいと思いました。

「2016年に出場」を有言実行した伊藤選手。「2020年には、団体優勝、個人戦優勝」と綴っています。
この文集を書いた時点では、2020年のオリンピック会場は未確定でした。中学に進学した後、「東京」に会場が決まると、きっと、その思いは強くなったに違いありません。

言葉は、力に変わるのかもしれません。古北っ子の皆さんも、目標を綴るといいかもしれませんね。

それでは、4年後の活躍も大いに期待したいと思います。頑張れ、伊藤選手!頑張れ、女子卓球チーム!

2016.8.17 マラソンスイミング

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一昨日「今日は、どんな種目が…」と、テレビ番組欄を見ていると「女子競泳10kmマラソン」の文字を見つけました。失礼ながら「え、そんな競技があったのか」と思い、興味をそそられ、見てみると、なかなか見応えのあるものでした。
 
今回のオリンピックで、3回目(2008北京五輪より採用)にもかかわらず、その競技の存在を知らなかった、別名「オープンウォータースイミング」とも言われる「マラソンスイミング」。10kmという距離を泳ぎ、途中、「給水」もあるのですから、まさにマラソン級の競泳です。

驚いたのは、2時間近く泳ぐのにもかかわらず、フィニッシュタイムの差の小さいこと。昨夜行われた、男子などは、その記録を見ると、優勝したオランダの選手と、準優勝のギリシャの選手は同タイムの着順差。8位入賞の日本人選手である平井康翔選手との差でさえ、わずか「4.8秒」です。なだれ込むようにしてフィニッシュした13人が「写真判定」となった、というのですから驚きです。

泳いでいる間は、体が激しくぶつかり合います。なかなか集団がばらけません。そんな塊でも、ゴールの瞬間は、パネルをタッチしたところで着順が決まることから、選手を乗り越えるようにしてパネルをタッチします。そのために、女子では、2位の選手が「失格」となり、銀メダルが消えたのですから、なんともやるせないものです。格闘技のような競泳でした。

こうして、オリンピックに競技が採用され、テレビで放映されたり、ニュースになったりするということは、確かに、私のように、その競技や特性について広く理解され、競技人口の拡大に一役買いそうです。
様々な競技がオリンピックで採用されるように、活動を展開する理由がよく分かりますね。

しかし、陸上の10kmを走るのも必死なのに、水中の10kmとは…。競技の特性は理解しても、私にはとても向いてません(汗)。

さあ、オリンピックも残すところ、1週間を切りました。残る種目の選手の皆さん、がんばってください!そして、がんばれニッポン!

(※写真は、サイト「湘南オープンウォータースイミング」より、引用しました)

(※オープンウォーター10km結果は以下をクリック↓)
結果-男子オープンウォーター10km(Yahoo!より)
結果-女子オープンウォーター10km(Yahoo!より)

2016.8.16 ネット接続はゲーム機で

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昨日(8/15)付の中日新聞「県内版」に、見出しのような記事が掲載されていました。
リード文は、「子どものインターネット接続というと、スマートフォンを思い浮かべがちだが、小学生ではゲーム機での接続が主流であることをうかがわせる調査結果が八日、阿久比町で発表された」というもの。

調査結果は、阿久比町の「子どもサミット」で話し合われたテーマ「スマホの使い方」の資料の一つとして報告されたものですが、以下のようなことが、記事に書かれていました。

●小学4〜6年ではスマホや携帯電話を持っていない人がいずれも5割強なのに、「普段インターネットに接続しているか」との質問には、小5男子の79.6%が「はい」と答えるなど、全体で69.1%がネット接続を普段からしていることが明らかになった。
●情報端末は、小4と小6の女子は1位がスマホ、2位がゲーム機だったが、小学生の他の学年・性別ではゲーム機が1位だった。

分析をされた、大学准教授の「小学生のネット接続はゲーム機経由が多いと言われていたが、ここまではっきりした数字が出たのは驚き」というコメントも掲載されていました。

本校でも、「ゲーム機をインターネットに接続して遊ぶ」ということは良く聞きます。通信型のゲームが主流になりつつあるため、そういう遊び方になることは分かるのですが、ネット接続するということは、それ以外にもできることが増えるということです。そして、できることが増えるということは、それだけリスクも増えるということです。

具体的には、以下のようなことがあげられます。

●「チャット機能」が悪口やいじめの温床になる。
●見ず知らずの人とコミュニケーションを取りことで、悪意をもった人物と接点が生じる。
●「有害サイト」にアクセスし、金銭の振り込みを要求する詐欺に遭う。
●接続したWi-Fiスポットが、悪意のあるスポットで、情報が盗まれたり、不正利用がされたりする。

各家庭におかれましては、「誹謗中傷するコメントを書き込まない」「写真や住所、メールアドレスなど個人情報を公開しない」「見知らぬ人の友人申請を安易に許可しない」などのルール作りを徹底していただきたいと思います。

なお、これらは、スマホや携帯電話の利用においても同じことです。
与えた大人もリスクを背負っていることを心がけ、その上で、利用させたいものです。

2016.8.15 東邦高校の勝利に思う

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「甲子園の魔物」という言葉があります。昨日の高校野球2回戦の「東邦×八戸学院光星(青森)」は、多くのニュースで、その言葉を使った記事を書いています。ご存じの通り、7点差を逆転された八戸学院光星は、「甲子園の魔物」の力で敗れた、というものです。

実際、試合をテレビで観ていると、7回裏の東邦高校の攻撃で、7点差あるにもかかわらず、球場の応援が盛り上がってきたことを感じていました。
すると、7回に2点を返します。8回裏にも1点を返し、最終回を残して4点差。
そんな中、9回裏の東邦高校の攻撃が始まると、スタンドの観客の多くが手拍子を叩き、白いタオルを振り回す映像が映りました。光星高校の応援団がいる3塁側のアルプススタンド以外は、東邦の応援になっているのが、テレビ画面を通して、伝わってきました。
それはもう「異様な」雰囲気で、まさに「魔物」が登場しそうでした。そして、あの逆転サヨナラです。

高校野球を題材にした、三田紀房さんが描いていた漫画「砂の栄冠」を思い出しました。
作品中に、熱烈な高校野球ファンが、主人公(所属する公立高校は初出場)にこう言うシーンがあります。「スタンドの応援を借りれないと初出場校みたいなところはひとたまりもない」「けどなスタンドの力を借りて甲子園に宇宙空間を作れば初出場校でも勝てる」と。東邦高校はもちろん初出場ではないですが、まさに、昨日の球場は、そんなセリフを思い出す「宇宙空間」となっていました。

「判官贔屓」という言葉が、「甲子園の魔物」とあわせて、高校野球ではよく使われます。ついつい劣勢なチームを応援したくなる甲子園独特の雰囲気です。それは分からなくもないですが、個人的には、昨日の東邦高校には、その他にも応援したくなる理由がいくつかあったと思います。

一体となってレベルの高い応援をし続ける吹奏楽部と応援団。常に仲間にポジティブな声をかけ続け、さわやかな笑顔を見せるメンバー。グランド整備を終えたスタッフにきちんと一礼をするメンバー。整えられた道具(写真・古北っ子の皆さん、東邦高校のメンバーもABCを大切にしていますよ)…。応援したくなる要素がいくつもあったと思うのです。高校野球ファンは、そんなところをよく見ていると思います(※「2016.3.30 東邦高校野球部」記事にも、そんな要素を掲載)。

そして、「野球は2アウトから」とは使い古された言葉ですが、9回2アウトから4点を取り、見事に勝った事実からは、どんなことでも「最後まであきらめない心」「仲間を信じる心」を持ち続けなければならないな、と改めて感じました。

様々なことを教えてくれたように思う東邦高校。3回戦以降の躍進を大いに期待したいところです。

2016.8.14 手塚治虫「戦争漫画」傑作選

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たまにこのカテゴリで紹介している「おすすめ漫画」。今日は久しぶりに、その一つを紹介したいと思います。

明日は、8月15日。「終戦の日」です。ということで、今回は「手塚治虫『戦争漫画』傑作選・傑作選Ⅱ」という漫画です。「祥伝社新書」から発売されている、本作は、新書サイズになっています。

「傑作選」のカバーの「そで」(カバーの折り返し部分)には、以下のように書かれています。

「鉄腕アトム」「ブラック・ジャック」「どろろ」「火の鳥」「アドルフに告ぐ」など、後世に遺る数々の名作を描いた「漫画の神様」手塚治虫。その天賦の才は、これら長編ばかりでなく、読み切り短編においても遺憾なく発揮されました。本書は、新書界初の漫画アンソロジー集の第一弾として、手塚治虫が生涯に遺した計一五万ページに及ぶ作品群から、『戦争』をテーマにした傑作、問題作を選りすぐりました。手塚漫画は大人必読の現代の教養であり、もちろんそれ以前に文句なく面白い!子供の頃のように時の経つのを忘れ、最後の一ページまでご堪能ください。

「傑作選」「傑作選Ⅱ」のどちらも、戦争の悲惨さや残酷さが伝わってくるものですが、特に「傑作選」は、第二次世界大戦の日本に関するものが、また「傑作選Ⅱ」は、ベトナム戦争に関するものが掲載されています。

作品は、様々な角度から描かれ、考えさせられることが多くあります。大人が読んで、子ども達に語っても良いでしょうし、高学年なら、自分で読んでも解釈できることでしょう。

戦争を二度と繰り返さないためにも、子ども達にその悲惨さを伝えていきたいものです。

なお、「手塚治虫と戦争」というサイトが開設されています。手塚治虫が伝えたかった戦争について、原画や手塚治虫の解説文などを見ることができます。興味がある方は、ご覧になってはいかがでしょうか。

(※サイトはこちら↓)
手塚治虫と戦争

1521kmチャレンジラン (8/14)

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昨年度3学期の始業式で、全児童の前で宣言した(してしまった)、今年一年間かけて行う「青森〜下関間1521kmチャレンジラン」。
次回の発表は、「800kmを超えたところ…」と言っていましたが、スポ少のお母様方や、盆踊り・ラジオ体操などで古北っ子から、「どれくらい走っているのですか」と、相次いで聞かれたため、ここで途中経過を報告します。

 8月14日現在 766km(青森駅〜福井県境手前)

8月4日の報告から、約60kmを上積みし、ようやく、全体の「半分」となる760km台となり、福井県手前16km地点になりました(下左図。青い点線は残り道のり)。

オリンピックが始まり、朝は、テレビから離れられないのですが、そこは「エイッ」とどこかで、外へ出て、距離を増やしてきました。しかし、まだまだ道のりは遠いです(汗)。

どうなる!? 1521kmチャレンジラン。次回は、800kmを超えたところで発表します。

 12月31日まで あと139日 残り755km
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2016.8.13 ○○ジャパン

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夏休みが折り返しを過ぎたように、リオデジャネイロ・オリンピックも折り返しとなりました。ここまで、印象に残っているのは、どんな競技、場面でしょうか。

柔道、競泳のメダルラッシュ。カヌーや卓球など、初めてのメダル獲得。世界ランキング上位のニュージーランドを破った7人制ラグビー男子の4位入賞。世界ランク2位のオーストラリアに敗れはしたものの途中16点差をつける強さを見せたバスケットボール女子。第3セットタイブレークの相手のマッチポイントから逆転勝利を果たした男子テニスの錦織選手…。

ワクワクする競技が多くて、リアルタイムで観た後、ダイジェストでもう一回。というように、ついつい何度も観てしまい、結局、一日中、「オリンピック漬け」になっている気がするのは私だけでしょうか。

さて、そんな中、出場している日本代表には、種目や競技別の団体に、「○○ジャパン」などの様々な愛称がついているのは、ご存じの通りだと思います。しかし、あまりにも多いので、調べてみました。

以下の愛称が、どんな種目や競技の団体か、ご存じですか?

・セブンズジャパン
・サクラセブンズ
・ポセイドンジャパン
・トビウオジャパン
・マーメイドジャパン
・翼ジャパン
・フェアリージャパン
・さくらジャパン
・火の鳥ニッポン
・アカツキファイブ
・椿スプリンターズ

こんなことを知っていると、また楽しく日本選手団を応援できそうですね。

それでは、後半も、「張れニッポン!」。

※答えはこちら↓
気になる人はこちらをクリック!

2016.8.12 ペルセウス座流星群

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毎年、この時季に見ることができる「ペルセウス座流星群」。今年は、今晩から明日未明までが見頃のようです。古北っ子には、「眠い目をこすりながら…」となりそうなので、少々大変ですが、興味のある人は、見てみてはいかがでしょうか。

国立天文台によると、1時間あたり40個以上の流星を見ることができるとも言われています。今晩は、「晴れ」の天気予報となっており、21時頃から現れるようですが、月が沈んでからの深夜から未明が、特に条件が良いようです。

画像のように、北東に放射点があり、そこから四方八方に向けて、流れていきます。しかし、流星は、どちらの方角を見ても見えるようなので、暗い空を見ると、見つけやすくなりそうです。

天文サイト「AstroArts」では、特集を組んでおり、事前に、シミュレーション動画を見ると、その雰囲気がよく分かります。

平均すると、2分に1個は見られるようなので、10〜20分も見ていれば、いくつかみられることでしょう。日中の暑さを忘れながら、ぜひ、家族で見てみてはいかがでしょうか。

※画像は、「AstroArts」より引用。関連ページは以下をクリック↓
2016年8月12日 ペルセウス座流星群が極大(AstroArts)
【特集】ペルセウス座流星群(2016年)(AstroArts)

2016.8.11 こんなに盛り上がっては…

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連日のメダル獲得のニュースに盛り上がるリオデジャネイロ・オリンピック。
日本との時差がちょうど12時間のリオは、日本とリオの昼夜が逆転した時間帯であり、リアルタイムで試合を見ようとすると、なんとも厄介なところです。

しかし、深夜に行う試合を可能な範囲で見て、さらに早朝から結果の速報に釘付けなのは、私だけではないでしょう。

そんな日々を過ごしながら、一週間が経とうとしています。そんな中、少し前になるのですが、福島県のローカル紙である福島民友新聞の8月1日に掲載されていたコラム「編集日記」に以下のような記述があったので、引用・掲載させていただきます。

「そんな格好で、テレビを見続けないほうがいいんじゃない」。大きなお世話とも思っていた家人の小言だが、実は「命の恩人」的なものだったといえそうだ ▼小言の趣旨は姿勢が悪いと、視力が低下したり腰痛になるといった心配だ。しかし先日、大阪大のチームが鳴らした警鐘はもっと深刻だ。テレビを同じ姿勢で長時間見ていると静脈血栓塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)で死亡するリスクが増加する―というものだ ▼チームは脚を動かさないことで血流が滞り、血の塊(血栓)ができたのが原因とみる。テレビを1日5時間以上を見た場合のリスクは、2時間半未満の2.5倍、2時間半〜5時間未満では1.7倍という具合だ ▼1988〜90年に約8万6000人(当時40〜79歳)の視聴時間を調査、その後の死亡状況を重ねた。その結果、2009年末までにエコノミークラス症候群で死亡したのは59人で、うち13人が5時間以上テレビを見ていた ▼国民のテレビ視聴時間は近年、短くなってきているという調査もあるが、今夏は"定番"の高校野球に加え、リオ五輪もありテレビ視聴が長丁場になるのは必至。合間に体を動かしたり、水分を取ることなどを十分心掛けて満喫を。

「えっ」とビックリ。幸い私自身は、ソファーに座ったり、床に座ったりと、コロコロと場所を変えながら見ているので、該当しないとは思うのですが、驚きの内容です。

メダルラッシュに加え、甲子園で行われている高校野球も、地元の東邦高校が勝ち進もうものなら、さらにこのお盆は、テレビに釘付けになる恐れが…。なんとも悩ましいところです。ぜひ皆さんも、お気を付けくださいませ。

(引用元はこちら↓)
【8月1日付編集日記】テレビ観戦:編集日記:福島民有新聞社みんゆうNet

2016.8.10 プログラミング教育 その2

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前回の「2016.8.3 プログラミング教育 その1」(←クリック)に続き、2020年から施行される新学習指導要領に加えられる学習内容の一つである「プログラミング教育」について、簡単な解説をしたいと思います。

「その1」では、「現段階では『プログラミング言語』を扱う内容になる予定はない」「『プログラミング的思考』を身に付けること、コンピュータの働きを自分の生活に生かそうとする態度を身に付けること」ということを記しました。

では、ここにある「プログラミング的思考」はどんなことをいうのでしょうか。
これからの時代は、これまで以上に「論理的・創造的に思考して課題を発見・解決し、新たな価値を創造する」ことが求められると言われています
(「」内は、文科省「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)」より引用)。

例えば「『1+2+3+…+98+99+100』を計算しなさい」という問題などは、プログラミング的な思考が応用できます。この計算を左から順に足していては、大変なことです。しかし、ここで「“1と99”“2と98”“3と97”…“49と51”という組み合わせを作って、“100”になる組み合わせを“49組”作り、これに、組み合わせに属さない“50”“100”を足して“4900+50+100=5050”と導く」となるわけです。

また「コンビニエンスストアで、どんな飲料水を仕入れるか」という課題も同様です。「季節はいつか」「今後の天候は」「客層は」「平日か、週末か」「昨年同時期の売り上げは」などの基礎データに「流行は何か」「近隣の交通事情の変化は」などの要素を加えることで、求められていきます。

このようなことを、小学生が取り組みやすい課題にするのです。
しかし、これらの「論理的思考」を導き出す学習は、これまで全く行っていなかったわけではなく、内容に応じて実施してきました。今後は、多くの教科や場面でそういった考えを用いることができるような課題を設定したり、課題解決を図ったりしようというものです。

さらに、音楽で、ICT機器を活用して音楽を作ったり、図工で、ICT機器を活用して、作品を作ったりすることも「プログラミング的思考」につながると考えられています。

もし、「コーディング」や、ロボットを動かしたりする「プログラミング」を扱うとすれば、学校毎に内容の決定に裁量がある「クラブ活動」「総合的な学習の時間」で行われることは考えられます。しかし、指導者がいないとできません。ということで、それらの内容を小学校で扱うには、限定的になるか、まだ少し先になるかもしれませんね。

今年度中には、新学習指導要領の「答申」が出されます。どうまとめられるのか、また、そこに着目したいと思います。

今日も暑い日に…

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一昨日・昨日のようにはならないまでも、今日も暑い日となっています。

おかげで、11時30現在、運動場には古北っ子が一人もいません。
みんな宿題をしているのかな…?

ちなみに、今日から始まった、本校プールの「市民プール化」は、11時15分現在、23名の方が、来場したとのことです。自転車が何台か駐まっていました(プールの様子は、一般の方が写るので、撮影でのお伝えはしません)。

熱中症に気をつけて、暑いこの時季を乗り切ってくださいね!

2016.8.9 江南市児童・生徒サミット

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今日は、江南市民文化会館にて、「第3回 江南市 児童・生徒サミット」が行われました。
これは、市内の15小中学校から2名ずつの代表児童生徒(計30名)が集まり、市内の小中学校が連携して、その年度のテーマに沿った「サミット宣言文」を作成するものです。

今年度で3回目を迎えた、この回ですが、過去は、以下のようなテーマが話し合われました。
・平成26年度…学校生活の質を向上させるには
・平成27年度…スマホ・携帯電話の望ましい扱い方
そして、今年度は、「いじめ防止について」話し合われました。

ところで、この会を企画・運営しているのは、江南市の教職員による「江南市いじめ・不登校対策委員会 小中連携部会」という組織です。

もともと、江南市の「いじめ不登校対策」のために、「調査研究部会」「啓発広報部会」「事例検討部会」という三つの組織が設けられていました。いじめ・不登校に悩む「一人を救う」ことと、「新たな一人をださない」ことを目的とした組織です。そこに、7年前「小中連携部会」が新たに設けられ、その組織の活動の一つである「児童生徒サミット」が3回目を迎えた、というわけです。

各学校の代表者は、各学校紹介を1分ずつで終えると、早速、「いじめ防止」について、各校で話し合われた内容を情報交換。そして、具体的なキーワードがいくつかあげられたところで、宣言文を作成していきました。

どの児童・生徒もさすが、サミットの参加者だけに、シャープな意見がどんどん出ます。大人が感心するような意見を発表する小学生もいました。

今回、最終的にまとめられた宣言文は以下の通りです。

江南市いじめ0宣言
 ・一人一人が小さな勇気をもとう
 ・一人一人が正しく思いやりのある言葉を言おう
 ・一人一人が仲間のいいところを見つけよう

後日、教室掲示用のものが各学級に配布されます。ぜひ、この宣言を共通理解し、「いじめ0」の古北小、江南市をめざしましょう!

般若地区ラジオ体操

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今朝は、6:30より行われている、般若地区のラジオ体操にお邪魔してきました。

本校から最も遠い地区であるため、登下校は、片道30分超。
子ども達の体力向上・維持は、この地区の大きな課題です。
そこで、般若地区では、夏休みのラジオ体操を土日も含めて8月9日まで毎日実施し、お盆休みを5日間挟んだ後、8月21日までさらに毎日実施しています。
早寝早起きがしっかりでき、健康な子が多い般若地区の児童の理由がここにあるように思います。

今朝も、多くの「般若っ子」が参加。そしてお父さん、お母さん方も、オリンピックで寝不足であろうと思われるところですが、これまた多くの方が一緒に参加されていました。

今日は、朝から、爽やかな汗をかくことができました。

引き続き、15日からの後半も、がんばって参加してくださいね!

2016.8.8 第98回全国高校野球選手権大会

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「夏の甲子園」こと、全国高校野球選手権大会が、昨日(7日)、開幕しました。
毎回、選手宣誓を楽しみにしていますが、今回の宣誓は、兵庫県尼崎市立尼崎高校主将の前田大輝選手。
事前の組合せ抽選会で、選手宣誓をする選手も抽選で決定しますが、前田選手に宣誓が決まると、自らも被災地であることから、「熊本地震で被災した球児もいる。野球ができることへの感謝を阪神大震災の被災地から発信したい」と話していました。 

すると、本番では、被災地やこれからの未来に勇気を与えてくれるような、長文にもかかわらず、堂々とした素晴らしい宣誓でした。

以下に、その全文を掲載します。

宣誓
私たち高校球児は「不撓不屈」の精神を胸に 前だけを見て進んできました 
今日 甲子園の土を踏みしめた瞬間 これまで支え 導いてくださったすべての方々に 改めて感謝の気持ちがあふれてきました
今年は熊本で大きな地震が起こり 様々な苦しみや悲しみの中におられる方も大勢見て下さっていると思います 
私たちのプレーに共感と新たな希望 そして生きる力を感じてくだされば 本当に幸せです
高校野球は新たな1世紀を迎え この特別な年に 憧れの甲子園で大好きな野球ができることに 大きな喜びだけでなく 不思議な縁を感じています
これからの100年も 高校野球が皆様に愛される存在であり続けるよう 未来への架け橋として ここ甲子園で一生懸命 最後までプレーすることを誓います

平成28年8月7日
選手代表 尼崎市立尼崎高等学校 主将 前田大輝

高校野球101年目を迎え、新たな1世紀がスタートしました。そのスタートとなった今大会は、どの高校が頂点にたつのか、楽しみなところです。
高校球児には、暑さに負けず、がんばってほしいものです。

それにしても、今夏は、オリンピックもあって、なかなかテレビから目が離せなくなりそうです(笑)。

(※写真は、時事ドットコムより引用しました)
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