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2016.9.10 発明くふう展覧会本地区(3市2町:江南市、一宮市、稲沢市、扶桑町、大口町)の各学校から選ばれた「発明品」(1校5点まで)及び「夢絵画」と、その入賞作品を見ることができます。 古北小からも「発明くふう展」に5点が出品され、展示されています。 【出品者】 ・辻村心望さん「Summerソリティア」 ・伊藤加奈さん「ルーレットおみくじ貯金箱」 ・大脇麗生くん「お昼ご飯決め」 ・大脇 遥さん「エコホイッスル」 ・石原愛絢さん「とけい」 古北っ子は、惜しくも入賞はなりませんでしたが、江南市の小中学生から、数点が「発明くふう展」「夢絵画展」の入賞を果たし、「絵画展」でも、特選入賞を果たしていました。 この一宮市の展覧会のすごいのは、昨年度の全国展覧会入賞作品も特別展示されているということ。全国各地で、同時期に開催するため、全国でも、展示できる会場は数える程しかありません。その会場に一宮市が毎年選ばれているのです。すごいことです。 「全国展入賞」と聞くと、「それは、きっと細かで素晴らしい工夫があるのでは…」と思うところでしょう。確かに、電子制御の素晴らしい発明品もありますが、本当に「ちょっとした」アイデアで、「誰もが作れる」発明品がたくさんあります。 ちなみに、全国展覧会に入賞すると、発明協会総裁であられる、常陸宮殿下より直接表彰をしていただけ、作品について、直接お話をしていただけるというすごい機会が与えられます。さらに、全国展覧会の特別賞(上位賞)をいただけると、海外の展覧会に出品され、海外でプレゼンするという、これまたすごい機会があります。 愛知県は、ものづくりが盛んな三河地区から出品される作品が全国展覧会の上位に入賞する機会がしばしばあります。同じ愛知県民として、尾張からも、ぜひチャレンジしてみては…。 まずは、作品を実際に見ることからアイデアは広がると思います。会期は明日までですが、都合がつく方、興味がある方は、ぜひ、足を運ばれてはいかがでしょうか。 ■場所 一宮スポーツ文化センター(一宮市真清田1-2-30) ■日時 9月10日(土)〜11日(日) 10:00〜16:00 過去5年の全国展覧会上位入賞作品はこちらをクリック↓ ■全日本学生児童発明ふくう展|公益社団法人発明協会 2016.9.9 自由研究ここで、提案したいのは、「『五感』のうち、一つでも多い『感覚機能』を使ってはいかがでしょうか」ということです。 「本や、インターネットから、調べたことをまとめる」ことも否定しませんが、できれば、 ●実物を観察する ●実験をする ●本物に触れる ●自分で作ってみる などというができると、経験したこと、感じたこと、学んだことが、記憶や感覚に残りやすいということです。 ここに、実際にあった例を紹介すると… 「強力粉で手作りガムを作ってみる」「卵の殻をとかす実験」「素材ごとの色水の伝わり方を調べる」「太平洋側と日本海側の貝の種類を調べる」「メダカの生態を調べる」「一つの卵から、二つの目玉焼きを作る」「紅茶の色のつき具合を調べる」「環境学習会に参加したことをまとめる」「熱気球を作る」…。 というものです。「3年生」というのですから、また驚きです。 足でかせぎ、指先を使い、目で見て、匂いや香りを感じ、味わい…。きっと、この感覚は忘れられないでしょう。 きっと、これらは子どもの手だけで進めるには、難しいものが多くあります。家の方の協力なしではできないものです。本人が映り込んでいる写真などを見ると、「一緒に取り組んだのだな」ということが伝わってきます。しかし、それでいいと思います。子ども主体で取り組ませつつ、適度に助言を加えたり、部分的に手伝ったりすることで、コミュニケーションが図れ、子どもに安心感が加わるからです。このことがきっかけとなり、次の何かのスイッチが入るかもしれません。 本校は、全学年で実施しているものではないですが、該当学年になったときには、ぜひ、そんなことを意識しながら取り組まれてはいかがでしょうか。 3年生には、楽しい学びの機会を与えてもらいました。 2016.9.8 起立読み●まず、全員座って、教師の範読にあわせて音読をします(上段)。 ●次に、全員がその場で起立して音読をします(中段)。 ●3回読んだら座ります(下段)。 たったこれだけのことですが、このわずかな時間に、以下のような多くの意味が隠されています。 ●範読にあわせて読むことで読み方を確認する ●起立することで、動きが加わり、集中力を欠きそうになっていた児童がリセットできる ●3回という回数に意欲が加わる ●黙読でなく、音読にすることで、読みや回数をごまかすことが防げる ●座った児童、立って読んでいる児童を見れば、その進度が分かる ●全員が参加できる というものです。特に、低学年の場合、45分間の授業にメリハリをつけさせ集中させるために、こういった手法をとることがあります。 大きな声を出して読ませることが目的ではなく、自分のトーンで、あわてず丁寧に読むことが大切です。 もちろん、3回適当に読めばいいわけではなく、きちんと読むことが大切です。教師は、読んでいる表情や読み方をこの間に確認して回ります。 時間がかかった児童には、「最後まできちんと読めたね」と言って、きちんとやりきったことを認めます。 また、一説によると、立って読むと「役者」になれるとも言われます。声優のアフレコや、スピーチコンクールが立って行われるのは、そのような理由とも言われます。そんなところから、学年があがると、起立をして読むことに対して、こうした別の効果が加わります。 児童を集中させるのが上手な教師は、こうした手法をいくつももっています。 ABCを大切にさすが、最上級生。整った教室にして、体育館に移動をしていました。 運動会も、きっと整然とした動きを見せてくれることでしょう。 2016.9.7 折れない心の育て方畳みかけるような「弾丸トーク」あり、穏やかに染みこませるように語る「間」あり、役者のようにいくつもの声色あり…と、聴く者を飽きさせない話術に、引き込まれながら拝聴しました。 演題は「折れない心の育て方 〜自己肯定感・他者信頼感を高める動機づけ〜」というもの。「ほめる・励ます・認める」「受け止める」「目で聴く」など、正直、これまで何度か聴いたことがあるフレーズがあるのですが、その切り口が斬新でした。 「巨人の星」「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」の主人公である「星飛雄馬」「野比のび太」「野原しんのすけ」と、その家族らの「台詞」「行動」などから、性格を例えあげていきます。すると「なるほど…」と、心に落ちやすく聴くことができたのでした。 印象に残り、中には刺激的なフレーズがいくつかありました。一端ですが、紹介させていただきます(文責・校長)。 ・自己肯定感が高い人…素直、自然、選択できる、自他を大切、ありがとう、おかげさま。 ・星家(星一徹)…子どもにコントロールさせる(学習させる)、一貫している、手本を見せる、失敗を克服させる、簡潔に話す、問いかける、フリができる、コーチングの神様→リスペクトできる。 ・考える力は「間」があるからつく。 ・安心して根が張れる土は「安土」であり、「安堵」となる。 ・当たり前の基本…「ほめる・励ます・認める」。略して「るする」。 ・安堵を生むメタメッセージは「笑顔」。 ・目で聴く。「目に童」とかいて「瞳」。拒否したい話は目を瞑って聴く。 ・バッターにならずにキャッチャーになる。構える。受け止める。共鳴して受けたボールを投げ返す。 ・「厳しさ」と「エール」の両方が必要 ・「当たり前をほめる」。当たり前をすることはすごいこと。ファインプレーを練習する人はいない。 ・失敗を自覚させるも、修正すればそれでよし。失敗の修正をほめる。その姿勢をほめる。 ・子供は親の言うことは聞かないが、親のすることを真似する。親の姿は大丈夫か。 ・自信はつけるものではなく、もっておくもの。「自信=勇気」。 ・信じることをあきらめない。大人がすぐにあきらめたり、切れたり、投げ出すから子供も…。 ・ひまわりは太陽しか向かない。子供の顔が向かないのは、こちらの顔が曇っているから…? 「全部を実践しようと思うと無理です。一つでいいです」と言われた麓氏。改めて、一つずつ、心がけたいと思いました。 本会では、昨年の林成之氏に続き、このような、素晴らしい講師の講演が拝聴できます。都合がつく方は、ぜひ次年度、参加されてはいかがでしょうか。 ABCを大切に&全力児童「当たり前」と言えば、当たり前ですが、なかなか揃えることは簡単ではありません。だからこそ、揃うと美しいですね。 全力で練習に臨むからこそ生まれる集中力を、これからも大切に! 2016.9.6 “TEAM5”ミッション 22つ目は、友だちの素敵な姿から学ぶ「いいこと見つけ」をテーマにした回答です。集団の温かさがよく伝わってきます。 ■2 こんな素敵な友だちの行動に出会いました! ・部屋長がしっかり次の行動を伝えていた。おかげで、スムーズに行動できた。(超多数) ・班長ががんばっていた。(超多数) ・部屋長や班長の言うことをみんなしっかり聞いていた。 ・○○さんが、カレー作りのとき、指示をしっかり出してくれたので、スムーズに作ることができた。 ・○○君のおかげで、部屋の時間が楽しく過ごせた。 ・○○君が、遅れていた僕のベットメーキングを手伝ってくれた。とても助かった。 ・○○さんが、シーツ係として、みんなにたたみ方を教えたりしていて、助かった。 ・○○さんたちは、寝る前に「おやすみ」と言っていた。 ・掃除のチェックで、私ともう一人が残らなくてはいけないとき、○○さんが、自分から残ると言ってくれて、とてもうれしかった。 ・僕が脚が痛かったときに、○○君が心配してくれ、走るのをやめて、歩こうと声をかけてくれた。 ・私が、頭が痛かったときに、みんなが「大丈夫?」「休んだら?」と声をかけてくれてうれしかった。 ・何か肩の辺りにチクッとしたとき、みんなが心配してくれた。 ・トーチトワリングが終わった後、友だちが「よかったよ」などと、声をかけてくれた。うれしかった。(多数) ・トーチトワリングのとき、雨でトーチの火が消えてしまった人に、すぐ隣の人が火を分け与えていてよかった。 ・トーチトワリングで、雨が降り、火が消えそうになったとき、みんなが「がんばれ」「雨に負けるな」などとたくさん応援していた。 ・トーチトワリングのみんなが、雨に負けないで、がんばっていた。 ・探し物を、部屋のメンバーが一緒に探してくれて、見つけてくれた。 ・玉ネギを切って、目に染みて切れなかったとき、かわりに○○さんが切ってくれた。 ・○○君(○○さん)が、進んで、スリッパを整頓していた。(多数) ・○○君が、みんなのベッドをきれいにしていた。 ・○○さん(○○君)が、一緒にシーツをたたんでくれた。(多数) ・片付けにとまどっていると、○○君が手伝ってくれた。 ・自分が迷っていると、「ここだよ」とやさしく教えてくれた。 ・自分はリーダーだったけど、逆にみんなが自分を支えてくれた。 ・○○君のおかげで、カレーがおいしく作れた。 ・みんなとチェックしあったり、声をかけあったりしたから、早く準備ができた。 ・○○さんたちが、お風呂の椅子を片付けてくれていた。 ・バスレクのみんなが、がんばってくれたので、バスの中の雰囲気が楽しく明るくなった。 ・カレー作りのときに、洗い物を手伝ってくれて、早くきれいに洗うことができた。 ・自由時間のときに、○○さんが声をかけてくれた。 ・持ち物を忘れたときに、声をかけてくれた。 ・移動のときに「行くよ」と声をかけてくれた。 ・みんなあいさつをきちんとしていた。 ・みんな一生懸命で協力し合っていた。 5年生が「温かい集団」であることが、しっかり伝わってきます。まさに「TEAM5」として、集団が一つになって、よりよい方向に進んでいたように思います。 2学期の各行事も、みんなの良さを生かして、素晴らしいものにしていってくださいね! 2016.9.5 “TEAM5”ミッション 1夏休みを挟んでいたため、ようやく、その回答を回収し、まとめることができました。今日は、その1つ目のミッションの回答を紹介します。 ■1 こんな「ABCを大切に」した行動をしました! ・トイレのスリッパをきちんと整えた。(超多数) ・すれ違った人に、あいさつをしっかりした。(超多数) ・5分前行動で行動できた。(超多数)(中には、10分前行動という人も…) ・しおりをたよりに時間を守って集合できた。(多数) ・黙掃が静かに、すみずみまでしっかりできた。(超多数) ・荷物をしっかり整頓した。(超多数) ・下駄箱の靴をきちんと整えた。(多数) ・みんなに時間を伝え、早めに行動できた。 ・人の話を聴く時は、体の向きをそちらに向けて聴けた。 ・施設のものは大切に使った。 ・自分の係は、責任をもって、行動した。 ・施設のきまりやマナーを守れた。 ・ゴミが落ちていないか確認した。 ・掃除道具をしっかり片付けた。 ・上靴をそろえるよう、声かけをした。 ・使ったものを使う前よりもきれいになるようにした。 ・自分が使ったものじゃなくても、クラスで使ったものや、グループで使ったものを整理整頓した。 ・先生や部屋長が話し始めたら、静かにした。 ・自分のすることが終わったら、友だちの手伝いができた。 ・自分勝手な行動をしなかった。 ・友だちと協力して過ごせた。 「履き物を揃える」「整理整頓をする」「時間を守る」「掃除をしっかりする」など、日頃の生活態度と同じようにできているのをうれしく思います。 中には、自分の役割以外のことでも、率先して行動する姿があったようで、「さすが高学年」と思いました。2学期のいくつかの行事も期待できそうですね! ABCを大切に特に、東脱履は「5年1組」が、西脱履は「1年3組」が、完璧でした。すばらしいですね! ABCを大切に2016.9.4 意外なモノの名前少し前、あるお笑い番組を見ていたら、「よく見るけど名前を知らない」モノの名前を明かしながらコントをするという、お笑いコンビがいました。 気になって、調べてみると、「へぇ」という、意外と知らなかったモノの名前があるではないですか。驚きでした。 考えてみれば、全てのモノには、名前があるわけで、製造に関わっている人は、もちろん知っているのでしょうが、使用している私たちは知らないものは多いですね。「モノづくり」の指導者(技術科教師)としては、興味深いところです。古北っ子のみなさんも、調べてみるとおもしろそうですね。 会話の中で、さりげなく使うと「へぇ」と盛り上がりそうなこれらの名前。 みなさんは、上記の名前をいくつご存じですか。 私は、上段左の緑のモノの名前しか分かりませんでした(涙)。 ※注 上段右は、この形状の「食品用小型包装容器」のこと 下段中は「果物の周りの白い網」のこと 下段右は「ミカンの表面についている白い筋」のこと 2016.9.3 教師力アップセミナー今日の講師は、岡山大学大学院教育学研究科教授の佐藤暁先生。「学校教育学」が専門の先生ですが、その研究は多岐に渡り、障がいをもつ児童生徒へのアプローチなど、様々な授業改革のあり方を提案されている先生です。 今日は、「実践の『考え方』を学ぶ」と題した講演で、佐藤先生の著書の一部を使って、哲学的なアプローチで、私たちの日頃の指導のあり方について説いていただきました。抽象的な演題に、「?」と思っていると、「どんな内容か、分からないから学べるのです。分かっていたら面白くないでしょ」と言われる佐藤先生の理論は、早速、哲学的な切り出しです。 大まかな柱は、哲学者の永井均氏が、メーテルリンクの「青い鳥」のとらえ方として、哲学的な三つの視点を論考しているということで、その視点についての解説でした。 「解釈学」「系譜学」「考古学」という視点で、「青い鳥」のとらえ方が変わるとのことでしたが、考えたこともない視点でした。 細かな解説や例えは割愛しますが、これらの視点は、日常の様々な場面でもごく自然に用いられているということが分かりました。 個人的に感じたことは、「人は、自分の都合のよいように物事をとらえたり、解釈したりしてしまいがちである」ということ。先入観やバイアスをかけたものの見方や、自分が納得するための決めつけなど、ややもすると、見方や決めつけを被った側は、迷惑に思うことがあるかもしれません。ある意味、それは危険なことでもあります。 私たちの日常の指導で、そういった状況に陥らないようにすることの大切さを学ぶことができました。 次回の「教師力アップセミナー」は、10月10日(祝)に行われます。講師は、我々教育界では、「知らない人はいない」と言っても過言ではない、野口芳宏先生です。この先生の講義は、いつも会場が超満員になります。どんな学びが得られるか、また楽しみです。 2016.9.2 悲しい出来事を繰り返さないためにそして、「複雑な動きをする」台風10号が、北日本で大きな被害をもたらせました。亡くなった方のご冥福をお祈りするところです。 そんな中、8/30付の産経新聞のコラム「産経抄」に以下のようなコラムが掲載されていたので、引用させていただきます。 凍えそうだった。もう、死ぬのかな。当時9歳だった岡田夏音(なつね)さんは、覚悟したそうだ。北海道湧別(ゆうべつ)町で平成25年3月、父の幹男さんが運転する軽トラックは吹き荒れる暴風雪のために立ち往生した。2人は歩いて自宅近くの倉庫にたどりついたものの、中に入れない。▼その時、聞き覚えのあるメロディーが、耳に入ってきた。「なっちゃんはね…」。童謡「サッちゃん」の替え歌である。幹男さんは2回歌ってから、「夏音起きろ」とつぶやく。そのまま、抱きかかえるように倒れ込んできた。幹男さんは愛娘(まなむすめ)を10時間以上温めて守り抜き、自らは力尽きた。▼イタリア中部で発生した地震では、300人近い死者が出ている。9歳のジュリア・リナルドさんと4歳の妹のジョルジャちゃんは、崩壊した家のがれきの下敷きになった。約16時間後、救助隊員が姉妹を発見したとき、ジュリアさんは、妹をかばうように抱きしめたまま息絶えていた。ジョルジャちゃんは姉の作った空間のおかげで呼吸が続けられ、助かったらしい。ジュリアさんは、どんな言葉で妹を励ましたのだろうか。(後略) 上記の二つの事案は、ご存じの方が多いと思いますが、どちらも悲しい出来事です。多くの方が亡くなった岩手県岩泉町でも、同様なことがあったかもしれません。胸が痛くなるばかりです。そして、そんな状況を作る、地球の気候の厳しさ、大自然の厳しさを感じるところです。 生きている私たちは、同様な悲しい出来事を起こさないためにも、これらを教訓にさせていただいたり、備えをしっかりしたりする必要があります。 来週には、学校で、地震を想定した避難訓練があります。「東南海沖地震が発生する」と言われつつ、幸いにもまだ発生していません。しかし、裏を返せば、年々、発生確率が高くなっていると言うことになります。悲しい出来事を防ぐためにも、訓練にはしっかり取り組みたいものです。同様な悲しい出来事を繰り返さないためにも。 (※引用元はこちら↓「後略」の内容は、人災で発生した海外の地震の被害を指摘し、人の心の両面を説く文が記されています) ■【産経抄】天変地異が暴く人間の業 8月30日 ABCを大切に着替えをきちんと袋に入れて、椅子にかけ、机・椅子の整頓もご覧の通り。 2学期は、「ABC」も「全力」ですね。いいね! 1521kmチャレンジラン (9/1)8月末の時点の途中経過を報告します。 8月31日現在 863km(青森駅〜福井県敦賀市) 朝などは、暑さが少し和らぎつつあるように思います。走りやすくなる季節に入るので、コツコツと距離を増やしていけそうです。しかし、やはりまだまだ道のりは遠いです(汗)。冬と春の怪我がなければ、残り500kmを切っているはずなんですが…(泣) どうなる!? 1521kmチャレンジラン。次回は、1,000kmを超えたところで発表します。私も「昨日より今日」でがんばります! 12月31日まで あと122日 残り658km 2016.9.1 2学期始業式式辞皆さん、42日間の夏休みはどうでしたか。それぞれに思い出ができたことと思います。 校長先生の思い出は、やっぱり「リオデジャネイロ・オリンピック」です。 多くの選手の活躍に、たくさんの感動をもらいました。 メダルを12個もとった、男女柔道。 400メートル個人メドレーで金・銅をとった、萩野選手、瀬戸選手を始め、7個のメダルをとった、競泳。 団体でも、個人でも逆転劇を見せてくれた、男子体操。この当たりから、粘り強い日本のプレーが多くの競技で見られるようになった気がします。 何度も苦しい場面を乗り越えて、決勝まで勝ち上がった男子卓球団体の銀メダル。女子団体の銅メダル あと、2点で負けてしまうところを、連続5点をとって、大逆転の金メダルを獲得した女子バドミントンのダブルス。 女子レスリングでは、登坂、伊調、土性選手が3人とも、決勝戦で、残り何秒かというところで逆転をして金メダルを獲得しました。 そして、400mリレーの銀メダルは、ケンブリッジ選手が、あのボルト選手に次いでゴールをしたのですからすごいことです。 他にも、テニスの錦織選手、12年ぶりのメダル獲得となったシンクロナイズドスイミング、メダルを獲得していなくても、素晴らしい戦いを見せた、7人制ラグビーや、女子バスケットボールなど、オリンピックの話をしたら、どれだけでもしてしまいそうなくらい、この夏の思い出になりました。 さて、そんなオリンピックでしたが、皆さんは何を感じたでしょうか。 校長先生は「最後まであきらめない心」をもつこと、「仲間を信じる心」、少しでもよい結果や記録を残すために積み重ねる「努力の大切さ」を学びました。 これらのことは、みなさんの生活にも、色々な場面で当てはまるように思います。 特に、この2学期は、たくさんの行事があります。運動会、6年生は陸上運動記録会、学芸会…と、みんなでつくり上げたり、記録に挑戦したりすることが何度かあります。 ぜひ、オリンピックで感じたことを、自分たちも意識して取り組んではいかがでしょうか。 そこで、2学期の合言葉です。1学期は「昨年より今年」でした。 2学期は「全力児童 昨日より今日」です。「全力」で、日々の練習を積み重ね、確実に「昨日より今日」とよりよいものにしていく姿勢で取り組んでください。 そうすれば、きっと素晴らしい結果となり、オリンピックと同じように、見ている人にたくさんの感動を与えてくれると思います。 2学期は、新しいお友達を1名加え、498人でスタートします。 498人と、先生達で、ぜひ、全力で、「昨日より今日」の合い言葉で頑張っていきましょう。 2016.8.31 パラリンピックさて、オリンピックが終わると、次は、パラリンピックです。ちょうど、来週の7日(水)に開会式が行われると、18日(日)まで、熱戦が繰り広げられます。 回を追う毎に、パラリンピックの競技特性の理解も深まり、競技人口も増えてきました。必然的にレベルも高くなり、今では、オリンピック、パラリンピックの両大会に出場する選手もいるほどです。今回のリオ五輪でも、卓球女子団体1回戦で、日本と対戦したポーランドの選手の一人に、隻腕(腕を失った状態)選手がいたのは多くの人の記憶にあることでしょう。 しかし、まだまだ全ての競技に対して、自分を含めて、知っている人は多くはないと思います。そんな中、サイト「日本パラリンピック委員会」を見てみると、夏季22競技の競技紹介があり、大変勉強になります。 ルールを知っていると、スポーツはより楽しめます。競技の概要を知り、もう一度、「リオデジャネイロ」で盛り上がってはいかがでしょうか。 そして、大人が子ども達に、それらの解説・補足をすることで、子ども達も新しい世界を知り、インクルーシブな概念が育まれていくことと思います。子ども達にとって、いい学びの機会としたいものです。 (※関連サイトは以下をクリック↓画像は、「日本パラリンピック委員会」HPのトップページを引用しました) ■日本パラリンピック委員会 ■リオパラリンピック特設サイト 2016.8.30 夏休みもあと一日終業式で、「病気や怪我、事故にはくれぐれも気をつけて」という話をして、子ども達と別れるわけですが、そういったこともなく、残り1日というところになり、とてもホッとしています。 しかし、全国的には、今夏も、尊い子どもの命が亡くなるという悲しい事案がいくつもありました。保護者や関係者の心情は察するに余りあります。 中には、防ぐことができたであろう事案もあるように思い、複雑な心境です。 実は、統計によると、交通事故や不慮の事故は確実に減っているようです。子どもを守る社会の体制作りや意識が高まり、子ども達自身の事故防止の意識の高揚もあることでしょう。うれしいことです。 しかし、残り1日あります。ぜひ、最後まで気をつけてほしいと思うのと同時に、それらの事故はいつ起こるか分かりません。夏休みが明けても、2学期も、それ以降も、ぜひ気をつけてほしいと思います。 それが、古北っ子に関わる全ての大人の願いです。 9月1日は、転入生を一人迎えて、498人でスタートします。 498人の元気な姿が見られることを楽しみにしています! 2016.8.29 複雑な動きをする台風さて、気象庁によると、「迷走台風」とは2006年まで用いられるも、現在は「複雑な動きをする台風」という言い方が正式なようです。気象庁のホームページにある「台風に関する用語」ページには、「台風が迷走しているわけではないので用いない」と備考が書かれ、「複雑な運動をし、その進路の予想が困難なことがある台風」と説明がされています。 すると、フリー百科事典wikipediaに「複雑な動きをする台風」というページが存在し、昭和25年からの「主な複雑な動きをした台風」が、進路図と共にその解説が掲載されています。 見てみると、円を描くもの、西へ東へと進路を変えるものなどなど、意外な動きをしている台風がいくつもあったことが分かります。 しかし、今回の台風10号は、南西へ向かったかと思いきや、来た道を戻り、さらに東へカーブを切らずに西へカーブを切るという、まさに前代未聞の「複雑な」動きを見せています。 様々な自然の条件が重なった上でこのような動きになるようですが、こんなところからも、地球の不思議さ、奥深さを感じるところです。 台風の影響で、この地方も夜にまとまった雨が降りそうです。雨樋や、排水溝など、落ち葉などのつまりがないよう、ぜひ、お気をつけください。 (※関連ページはこちら↓画像は、気象庁HPより引用しました) ■気象庁|予報用語 台風に関する用語 ■複雑な動きをする台風(wikipedia) 2016.8.28 愛される学校づくり研究会前半は、「模擬授業」を行い、この会で開発している「授業アドバイスツール」(iPod touchを使った、動画記録と、筆記記録ができる授業記録ツール)を様々な立場の人たちが使用し、授業アドバイスをするというものでした。 驚いたのは、今回の模擬授業の教師役・生徒役は大学生であり、アドバイスをしたトップバッターも大学生だったのですが、授業の内容も、アドバイスの内容もとても上手だったこと。授業者に対して、参加者が「5年経験者、いやそれ以上の力があったかも」と言うほどで、うなるしかありませんでした。そして、アドバイスをした学生も、初めて使うツールを難なく使いこなし、アドバイスも授業を俯瞰した視点でとらえた、実に的確な内容でした。若い人がICTツールを抵抗なく使用できることを証明する瞬間でした。そして、こちらも、即戦力間違いなしと思わせる学生でした。 本当に志が高い大学生には、こうした力があり、きっと、これからもどんどん力をつけていくのだろうな、と思いました。そして、こんな学生が学校に着任したら、正規の職員はうかうかしていられないな、と思いました。 そして、後半は、今年の本会のテーマである「カリキュラム・マネジメント」について、 (1)特色ある学校の作り方・教育課程 (2)ミドルリーダーの育成 (3)校務情報を学校経営にどう生かすか (4)地域連携チーム という4つのグループに別れ、2月に行われるフォーラムでの提案内容やその方法について協議をしました。 私は、平成30年度より、本校が位置する北部中学校区が「コミュニティ・スクール」としてスタートすることから、「(4)地域連携チーム」に所属することにし、勉強させていただくことにしました。昨日も、各学校の実践や思いを聞き、いい刺激になり、参考になりました。今後も、この会で得たことを本校の「コミュニティ・スクールづくり」に活かしていきたいと思います。 昨日も学びの多い時間を過ごすことができました。 |
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