令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2017.1.21 日本の教育財政はいかに

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昨日(1/20)付の尾北ホームニュースに、丹葉地区(江南市・犬山市・岩倉市・丹羽郡の教育行政区域)から、海外日本人学校の校長先生を勤めてみえる齊慶辰也先生の「続A letter from Singapore」が掲載されていましたが、テーマは「シンガポールの教育事情」(上記事)。
シンガポールの教育水準、教育制度(受験制度)、教育予算などについて触れられていました。

記事を呼んでいると、シンガポールの教育予算の多さに驚きました。「国家予算の25%」というのですから。日本はそんな割合でないことだけは分かっていましたが、調べてみると、少し前のデータですが、「一般政府総支出全体に占める公財政教育支出の割合(2011年)」(出典:文部科学省「我が国の教育行財政について」)から読み取ることができました。

それによると、なんと日本は「9.1%」。データの存在する「OECD(経済協力開発機構)加盟国」(31カ国)のうち、30番目というのですから、日本の割合の低さが分かると思います。しかも、トップのニュージーランドでさえ「21.6%」です。シンガポールの「25%」という割合が、いかに突出しているか、ということが分かります(※シンガポールはOECD加盟国ではありません)。

ちなみに、シンガポールの「GDP(国内総生産)」は、日本のGDPの約7%(2015年)ですから、額そのものが多いわけではありません。特に、日本は、シンガポールより人口も国土面積も多く、国家事情も違うことから、一概に比較することはできませんが、他国に比べて、「教育」に力を注ごうとしていることが伝わってきます。そして、その結果、「TIMSS(国際数学・理科教育動向調査)2015」で、小学校4年生、中学校2年生の両学年が、「算数・数学」「理科」の両教科でトップになっているのですから、その効果もあるというものです。日本の教育予算の割合がもう少し高かったら…なんてことを思ってしまいます。

しかし、日本の素晴らしいところは、国家予算やGDPの割合から言えば、多くはない予算でありながら、これまでのTIMSSで、トップこそとれなかったものの、「2003年中学理科」を除き、常に全教科がトップ5に入っています。

日本の教育は、やっぱり誇れるところがあるようです。予算や費用に頼りすぎることなく、力をつけてきているのです。まさに「教育は人なり」という言葉が語り継がれている所以ですね。

(※関連ページはこちら↓)
我が国の教育行財政について(文部科学省)
国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2015)のポイント(文部科学省)

(※下図は、「一般政府総支出全体に占める公財政教育支出の割合(2011年)」(文部科学省「我が国の教育行財政について」)より引用)
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2017.1.20 波平さんを今の有名人と比較すると

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今年になってから、「日本老年学会」は、75歳以上を「高齢者」、74歳から65歳を「準高齢者」に見直すよう、提言したことがニュースになりました。

確かに60歳で定年退職と言っても、まだバリバリ働ける人が多く、実際に、新しいステージでしっかり働いてみえる人も、周囲にはたくさんみえるのではないでしょうか。

そこで、ふと思ったのは「サザエさん」。昔からある漫画だけに、登場人物の年齢設定が、当時の時代を物語っています。
「サザエさん」は、ちょうど、1946年(昭和21年)という戦後間もなくして連載が始まり、一時休止を経て、今の家族設定で再開されたのが、1951年(昭和26年)となっています。1950年(昭和25年)の平均寿命は、男性が「約56歳」、女性が「約60歳」でした。漫画では、波平さんが「54歳」の設定ですが、漫画が連載(朝日新聞に掲載)されていたときは、まさに「孫もいるおじいちゃん」という、妥当な設定だったようです。

これを、現在の有名人と比較してみると…(有名人は、私が個人的に選ばせていただいたものであり、好みとかではありません(笑)※敬称略)。

波平さん(54)  藤井フミヤ、筧利夫、トム・クルーズ
舟さん(52)   高島礼子、YOU、山口智子、真琴つばさ
マスオさん(28) 松坂桃李、中尾明慶、田中将大、前田健太
サザエさん(24) 有村架純、きゃりーぱみゅぱみゅ、指原莉乃、剛力彩芽

となるのですから、なんだかおかしいですね。いかに、戦後の年齢と、今の年齢にギャップがあるかが、よく分かります。これなら、新しい提言ももっとものような気がしますね。

古北っ子の皆さんも、85歳前後までは生きられるようです。まだまだ人生は長いです。充実した人生を送るためにも、今のうちから、様々な経験をしたり、力をつけたりし、未来に向けての財産作りをしていってくださいね。

2017.1.19 日本と雪

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先週末から月曜日にかけて、全国的にまとまった雪が降り、この地方も、久しぶりの積雪に慌てた人も多かったのではないでしょうか。

しかし、愛知県だから、先日ぐらいの積雪で済みますが、日本は、「雪国」が多いようで、調べてみると、国土の1/2に「豪雪地帯」があることが分かります。

しかも、北海道から東北6県(青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島)はもちろんのこと、北関東(栃木、群馬)、北陸・信越・東海・近畿(新潟、富山、石川、福井、長野、岐阜、滋賀)に至っては、「特別豪雪地帯」(豪雪地帯対策特別措置法第2条第2項:積雪の度が特に高く、かつ、積雪により長期間自動車の交通が途絶する等により住民の生活に著しい支障を生ずる地域)となっています。

上図の地図のうち、水色が豪雪地帯、青色が特別豪雪地帯です。こうしてみると、日本海側の多くの都道府県で、豪雪地帯・特別豪雪地帯であることが分かります。右下の「国土の1/2は豪雪地帯 24道府県・532市町村」という赤い文字がその多さを物語っています。

そういう地域は、雪害に対する備えがしっかりし、住民の意識も高いと思いますが、慣れていない、愛知県のような地方では、甘く考えることも多く、雪用タイヤでない、ノーマルタイヤの車を運転し、事故に遭うこともしばしばあります。先日も、横滑りしている車を見つけ、「こちらに滑ってくるなよぉ」と祈ったものです。

車に乗っていない小学生は大丈夫か、というと、そうでもありません。場合によっては、スリップした車が通学班に突っ込んでくる恐れもあります。雪の日は、自分も周囲も気をつけて行動する必要があります。

ちなみに、Wikipediaで「豪雪地帯」を調べると、国内各地の積雪記録を見ることができます。沖縄を除く、全ての都道府県で積雪があることを知り、驚きました。

季節は「寒の中」です。もうしばらく寒い日が続きそうです。また、雪が…、なんてこともあるかもしれません。古北っ子の皆さんには、雪遊びは楽しいですが、家と学校の往復など、移動の際は、くれぐれも気をつけてほしいと思います。そして、上手に雪とつきあっていきましょう。

(※関連ページは以下をクリック↓)
豪雪地帯・特別豪雪地帯の指定(平成28年4月1日現在)(上図)
豪雪地帯-Wikipedia

2017.1.18 保護者のためのスマホ教室を開催して

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先日の16日(月)には、「保護者のためのスマホ教室」を開催しました。20名ほどのお母様方の参加でしたが、どなたも、お子様には「まだ、スマホを持たせていない」という方ばかりで、興味深く聴いていただけたように思います。

というのも、お母様方の使い方と、子どもの使い方では、同じスマホでも「随分違う」ということがご理解いただけたからだと思います。

お母様方が、連絡をとるためのツールとして、メッセージアプリ(主にLINE)を使用したり、電話を使用したり、あるいは調べ物をするために検索をするツールとして使用しているのに対し、子ども達は、コミュニケーションの幅を広げたり、そのつながりを強くしたりするツールとして、あるいは、これまでの携帯ゲーム機に替わるゲーム機のツールとして使用している実態があるからです。

よって、子ども達のスマホの使い方では、トラブルに発展することが多々あります。
すでに、ニュース等で報じられていることからご存じの方ばかりと思いますが、「LINE等によるいじめ」「プライバシーの侵害」「コミュニティサイトでの炎上」「著作権法違反」「ゲームアプリで高額課金」などが起こるのです。
特に、最近では、動画をアップロードし、そこに自身や他人の個人情報を公開したり、いたずらなどの悪ふざけをした一連の行為を公開したりすることが小学生でも見られ、問題になっています。

「スマホ教室」では、子ども達をスマホから守るための3つのポイントとして、

・保護者自身が学ぶ(スマホを与えるのは保護者の責任)。
・フィルタリングを利用する(大切な子どもを守り、保護者の助けになる)
・家庭のルールを作る(子どもの社会は大人とは違う。「大人だけ」「子どもだけ」で作らない。必要なのはコミュニケーション)

ということが確認されました。

子ども達を「加害者」や「被害者」にさせないためにも、まだ持たせていないご家庭は、持参の可否を慎重に検討していただき、すでに持たせているご家庭は、その使い方を十分に理解させ、定期的に使用法について確認をしてきたいものです。

次年度も、同講座を開催する予定でいます。その際は、多くの保護者の皆様の参加をお待ちしております。

運動場が使えないと…

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朝は、「大なわ」ができた運動場も、日が高くなるにつれ、上の写真のように、凍っていた土が溶け出し、水が浮いてきたり、ぬかるんだりしてきたために、2時間目と3時間目の間の長放課は、運動場の使用禁止に。

すると、にぎわうのが、図書館やレインボールーム。

特に、今日は、昼放課が、「あおぞらタイム」で予定されているため、「長放課に行かねば!」と、多くの古北っ子が足を運んでいました。
写真は、貸し出しが少し落ち着いた時間帯ですが、それでも最後まで読書を続ける古北っ子が何人もいました。

ぜひ、また、足を運んでくださいね。

2017.1.17 あれから22年

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「1月17日」と言われれば、日本人にとって、忘れられない日付の一つでしょう。

「阪神淡路大震災」が1月17日に発生して22年。古北っ子のお父さん、お母さんは、小学生〜高校生くらいだったでしょうか。未明の5時46分の出来事だっただけに、記憶に残っていたとしても、かすかな記憶に留まっている人もいるかもしれません。

毎年、今日の早朝5時46分には、写真下のように、竹筒に入った、犠牲者の数である約7,000本のロウソクをともし、追悼する行事が行われています。

しかし、全ての出来事がそうなるように、この日の震災も例外ではありません。被災した人、復興に関わってきた人が亡くなり、関係者の数が年々減っているのです。

被災で被害を受けた人、近しい尊い命を失った人、あるいは被災で亡くなったご本人たちのためにも、どのように防災や減災をするといいのか、どう備えるといいのか、そういうことを語っていく人が減りつつあるというのです。

幸い、現在は、デジタル機器の発展により、それらの記録を残し、ふり返ることができますが、こういうことに関しては「百見は、“一聞”にしかず」でしょう。当事者の話を聞くことにより、リアルな感情が伝わってくると思います。

震災が落ち着いた数年後から、本校校区の北部中学校は、通常なら関東方面に行く修学旅行を、震災学習のために関西方面に切り替えていた時期がありました。仲の良い友人らとディズニーランドに行きたかったこととは思いますが、現地で関係者の方の話を聞くなど、それはなかなか経験のできないことをしていたのです。

古北っ子が、自らの意志でそれらの震災について学習するもよし、当時を知っている大人が古北っ子に伝えるもよし、やがておとずれるであろう、この地区の地震に備える意味でも、今日の日を風化させてはいけないと思います。

以下のサイトから、震災当日の様子、復興の様子などを、画像や動画、関係者のコメントで知ることができます。「一聞」はできませんが、「一見」で学ぶことができます。

阪神・淡路大震災「1.17の記録」
BE KOBE
神戸市:震災復興映像クリップ

(写真提供:神戸市)
・写真上:神戸市役所2号館 止まった時計
・写真中:旧:神戸市神戸商業高等学校 現:住吉側東緑地
・写真下:阪神淡路大震災1.17のつどい

2017.1.16 「駅伝の街」になりつつある江南市

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今年2017年は、初めて「駅伝」が開催された、1917年4月27日に行われた「東海道駅伝徒歩競争」から「100年」が経つ、メモリアルイヤーです。現在では、国際大会でも「Ekiden」と呼ばれるなど、世界的にも「駅伝競走大会」が浸透しつつあります。

そんな中、昨日は、「都道府県対抗女子駅伝競走大会」が雪の舞う京都市内で行われ、愛知県が8年連続入賞となる5位入賞を果たしました。3区の中学生が走る区間では、宮田中学校の野津里実さんが、快走を見せ、上位入賞に貢献しています。
次週22日(日)には、都道府県対抗駅伝の「男子の部」が開催されますが、そこでも、古知野中学校出身の蝦夷森章太君がメンバーの一人として参加することになっています。

そして昨日、県営一宮総合運動場では、この地方の中学・高校・一般のチームが参加し、「尾張駅伝競走大会」が開催されました。一般の部では、江南市内の中学校の卒業生が多く所属する「ぬまちゃんず」が、1・2位となり、中学男子で、宮田中が優勝、中学女子で、古知野中が2位、宮田中が3位と、市内の関係チームが上位入賞を果たしています。

よくよくふり返ってみると、「愛知駅伝」(愛知県市町村対抗駅伝競走大会)でも、11回までに、7位を最高順位に、ほぼ10以内の結果を残しており、なかなかのものです。

さらに、昨年・一昨年と、古知野中学校が「全国中学校駅伝競走大会」に出場しました。その中学校大会は、西尾張地区から県大会への出場枠は10にもかかわらず、市内5中学校がそろって県大会に出場することもあり、なかなかの力を発揮しています。平成28年度は、全国大会へあと一歩の女子2位に古知野中、女子3位に宮田中学校が入賞しています。

2月12日(日)に、すいとぴあ江南を起点に行われる「江南市民駅伝競走大会」は、今回で、51回目となり、歴史のある大会となっています。すごいですね。

…というように、江南市は、様々な駅伝で結果を残しており、「駅伝の街」になりつつあるようです。

ぜひ、古北っ子のみなさんも、小学校卒業後は、駅伝の楽しさ、素晴らしさに触れ、挑戦してみるのもいいかもしれませんね。江南市の駅伝を盛り上げる一助になると思いますよ!

(※写真は、本日(1/16)付中日新聞「みんなのスポーツ」欄です)

2017.1.15 新聞読み方講座

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日曜日の中日新聞には、ちょうど中央のページに、上図のような「manaVIVAマナビバ」(※「学び」を考え、知る喜び「viva」を感じてもらえる場になればという願いからのネーミング)という4面にわたる特集ページがあり、よくご覧になっている家庭も多いかと思います。 

これは、昨年末までの「ジュニア中日」という紙面から、新年1月より一新されたものですが、そのページ内に「NIE新聞で学ぼう」があります。そこには、1月8日付新聞から「新聞読み方講座」というコーナーが始まりました。全7回に渡って掲載される予定のようです。

8日付新聞の書き出しには「「新聞って難しい」。そう思っている人はいませんか。」とあります。活字が多い新聞は、特に小学生には敬遠されそうですが、新聞の見方、内容の充実さ、情報量の多さなどを理解してもらい、新聞を役立ててもらおうというのがねらいのようです。

8日付新聞には「基本編」が、本日15日付新聞には「1面偏」が掲載されています。今後、「社会面」「運動面」が掲載される予定です。

継続して読むことで、良さを感じることができると思います。ぜひ、紙面の特徴や読み方を知り、生活に潤いを与えたり、学力向上の一助にしたりしてほしいと思います。

古北っ子に新聞を読む習慣を身につけてもらえると、うれしいですね。

2017.1.14 ヨシタケシンスケさん

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年末に、「第9回MOE絵本屋さん大賞2016」という、2016年に、最も支持された年間絵本ランキングが発表され、先日、その授賞式がありました。
※MOE絵本屋さん大賞…月刊「MOE」が全国の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者3,000人にアンケートを実施し、最も支持された絵本30冊を決定する年間絵本ランキング。

その大賞で、今回、1位と2位の絵本に選ばれた絵本作家が、ヨシタケシンスケさん。第6回でも1位に選ばれています。
1万部売れればヒット作品と言われる絵本業界で、10万部を超える作品を次々と出している人気作家さんです。

今回の1位の「もう ぬげない」、2位の「このあと どうしちゃおう」、第6回の1位の「りんごかもしれない」のどれもが、クスッとしてしまう絵本です。

「わんぱく団のひみつきち」による、本校の業前の読み聞かせでも、11月17日に、3年生で「もう ぬげない」を、10月27日に、1年生で「ふまんがあります」のヨシタケさんの絵本を読んでいますが、この「ふまんがあります」もクスッとしてしまいます。(※昨年「りゆうがあります」「りんごかもしれない」を読んでいただいています)

とにかく、絵がかわいらしく、発想が柔軟で、「そうくるか…」「そんな発想が…」という展開に、思わず笑わずにはいられません。

ぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。個人的には、やみつきになる作家さんです。

(公式HPがあります。こちら↓)
ヨシタケシンスケページ

2017.1.13 簡易担架

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先日、1階以外の各フロアに「簡易担架」を設置しました。これは、11月下旬に行った、職員による「食物アレルギー緊急時対応訓練」を実施した反省点から備えられたものです(参照:2016.11.29 食物アレルギー緊急時対応訓練)。 

写真のように、コンパクトに畳まれている「簡易担架」は、布製になっており、広げると、「座る」タイプになっています。被搬送者を腰を深く落とし、4点で大人が持ちあげる形になっています。

食物アレルギー緊急時対応訓練では、保健室から最も遠い位置で、アレルギーが発症した児童を搬送するのに、保健室まで担架を取りに行くというタイムロスがありました。そこで反省点として、浮かんだのが、写真のような簡易担架の設置です。

使うことがないことが、一番いいことですが、「備えあれば憂いなし」です。
万が一の際は、有効に活用できる体制が整いました。

学校にお越しの際には、右写真のように廊下の中央にありますので、ぜひご確認ください。

2017.1.11 3学期の保健指導

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年間を通して、計画的に、養護教諭が保健指導(授業)を実施してます(養護教諭の授業の法的根拠については「2016.3.3 養護教諭による授業」を参照(※水色文字をクリック))。

そんな保健指導が、3学期も、今週から来週にかけて行われる身体測定後に、各学年とも、養護教諭が中心となって以下のように行われます。

●1年生「こころって どこにあるの?」※1
 じぶんで、じぶんの心をみつけて、じぶんのきもちをおはなししましょう。
●2年生「こきた小パトロールたい たんじょう!」※2
 学校内のあぶないばしょをみつけて、どうしてあぶないのか考えよう(1年生におしえてあげましょう)。
●3年生「自分で自分のいのちを守るために!」※2
 校区内の危険な場所を知る。心音を聴く体験。AEDの場所を知る。
●4年生「自分を大切にするということ!」※1
 「自分よりも」ではなく、「自分と同じように」まわりの人を大切に。
●5年生「リフレ-ミングで短所を長所に返信!」※1
 短所を長所に言い換える技を磨くと、自己肯定感もアップする。
●6年生「協力の敵は何? 〜あなたメッセージとわたしメッセージ〜※1
 困ったときこそ、一呼吸して私メッセージを使うと、相手が素直に行動を変えてくれる。
※1…アサーショントレーニング ※2…KYT:危険予知トレーニング

特に、2・3年生の「KYT」(危険予知トレーニング)は、ゲストティーチャーの消防署職員の方に協力いただき、約30分間の授業を各学級とも行います。
命の大切さを学び、今の自分に何ができるかを考え、身近にある危険について考え、知る機会とするものです。
3年生では、AEDの設置場所についての学習もします。

また、1、4〜6年生「アサーショントレーニング」では、「自分も相手も大切にした自己表現を身につけていく」トレーニングです。

古北っ子と、その古北っ子に関わる人や周囲の人の命を大切にし、よりよい人間関係を築くためにも、上記のような授業を行っていきます。

ぜひ、ご家庭で、学んだことについて聴いていただいたり、今後どうするとよいか、話題にしていただいたりすると幸いです。

ABCを大切に

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写真は低学年のお手洗いのスリッパですが、次の人のために、きちんと整理整頓ができるといいですね。
高学年のお兄さん、お姉さんたちは、いつもきちんとできていますよ。

3学期の合い言葉は「整える」。
これまで以上に、しっかり整えていきましょう。

2017.1.11 避難訓練

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今日は、避難訓練を行いました。「今週実施しますよ」と伝えてはありましたが、「何日の何時に行う」ということは、教師にも児童にも伝えていませんでした。いわゆる「抜き打ち」の訓練です。

2時間目と3時間目の間の長放課に、地震を想起させる音が一斉放送で流れました。すると、運動場で遊んでいた児童が、誰から指示をされるわけでもなく、運動場中央にサッと集まりました(左上)。運動場には、ボールが転がったままです。それでいいのです。まず、自分の身を守る行動が確実にとれました。
校舎内にみえた先生方の話を聞くと、教室や図書室にいた児童は、サッと机の下にもぐって、頭をかくしていたとのこと。こちらでも、これまでの事前学習や訓練の成果が表れています。

そして、放送の指示で、運動場に避難することが告げられると、きちんと頭を守るための何かをもって、避難をする児童が多くいました。これも、これまでの訓練の成果が表れています(右上・左下)。

避難訓練を行う度に言う「100点満点をつけられる訓練をすること」ということが、しっかり浸透していたように思いました。

東南海沖地震が発生されると言われて久しいですが、海沿いの自治体の学校は、避難訓練の回数も、かなりの数をこなしていると聞きます。それだけ、自分の命を守るために必死です。それらの学校に比べると、本校の訓練の回数は決して多いわけではありませんが、これからも、1回1回を集中して、しっかり取り組んでほしいと思いますし、取り組ませたいと思います。

訓練最後の校長からの言葉では、「これまでの多くの地震で、数多くの尊い命が亡くなっています。その命は、私たちに数々のことを教えてくれています。そんな命に報いるためにも、自分たちの命を落とすことなく、大きなケガをすることがないよう、日頃から備えていくことを大切にしましょう」ということを伝えました。

ぜひ、ご家庭でもこの機会に、家庭での避難の方法や、持出備品の確認などをしていただけると幸いです。「備えあれば、憂いなし」ですね。 

2017.1.10 古北小児童数推移

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「今年の新成人は、○百○十万人です。前年より、○万人増(減)です」というニュースが、成人の日になると報じられます。今年は、123万人となり、昨年より2万人の増加です。

ちなみに、日本の人口は、平成27年(2015年)の国勢調査の結果によると、1920年の調査開始以来、この年に初めて減少に転じました。「では、この地域の未来はいかに?」と思い、過去50年の古北っ子の児童数推移を調べてみると、ご覧の通りとなりました(※児童数は毎年5月1日調査時のもの)。

細かいため、やや見にくいので恐縮ですが、昭和55年(1980年)に、763名と最も多くなると、その後は徐々に少なくなり、平成18年(2006年)には、「400名を切るか」と思わせる、407名にまで減少。その後緩やかに増加し、平成28年(2016年)には494名となっています(※2017年1月10日現在は499名)。
古北小出身のお父さん、お母さんの時代は、どこに当たるでしょうか。

来年度は、この3月に卒業する6年生より、新1年生の数が少ないことから減少に転じます。その後、また緩やかに減少傾向に転じていきます。
ちょうど、今年度あたりがピークになるのです。

やがて平成30年代中頃には、平成19年までのように、全学年2学級になる日もやってきそうです。
しかし、本校は、まだ緩やかな方で、本校以上に加速度的に減少していく小学校もあります。

個人的には、江南市は過ごしやすい地域だと思うのですが、この先の人口はどうなるのでしょうか。気になるところです。

今日の委員会

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今日の委員会の様子の一部です。
 
「古北っ子集会」に向けた練習、中庭の整地、飼育小屋の掃除や整頓、ポスター作りなど、それぞれの委員会が、しっかり活動をしていました。

古北っ子の手によって、さらに学校がよりよくなることを期待しています。

2017.1.9 いちのみやタワーパークマラソン

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実にさわやかな天気の下に行われた、今日の「いちのみやタワーパークマラソン」。アップの段階まで、アンダーシャツを着て、その上にゼッケンを付けたTシャツを着て、さらにウインドブレーカーを羽織っていたのですが、すぐに暑くなる状況に。レース本番は、Tシャツ1枚で走りました。

スタート前にも記したように、「1,521km」をクリアして以来、練習不足は否めず、今日を迎えました。
ちなみに、今日があるため、新年からのランニングは、スピードを意識した練習をしたのですが、そのランニングが、もう走れないのなんのって…。短い距離(3km程度)のため、スピードを出しているのですが(つもりですが)、思ったようなタイムで走れず、「1,521kmの効果はいかに?」と思っていました(笑)。
…ということもあり、今日はマイペースで走ることにして、スタート。

すると、いつものマイペースより、遅いのなんのって…。「いくらなんでもこのペースでは」と思い、ペースをあげると、しんどいのなんのって…。なんとか歩かずに走りきりましたが、これが21kmのハーフマラソンだったら、「心が折れていたかも」と思ったほどです。

なんとかゴールをすると、タイムは「マイペースで想定していたタイム」より遅く、疲れだけが残って会場を後にしました。年末年始の不摂生がたたったのかもしれません(汗)。

ということで、新年第1回のレースで課題が出たので、次回2週間後の「小牧シティマラソン(10km)」では、今日のタイムを上回るよう、スピードを意識してがんばりたいと思います。すでに、古北っ子のお父さんも出場することを聞いています。お互いにがんばりましょう。

(※写真は、6km過ぎの川下に向かって走る堤防沿いの様子です)

【中継】いちのみやタワーパークマラソン

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今日は、一宮市光明寺公園球技場周辺で行われる「いちのみやタワーパークマラソン」に来ています。

今日は、日差しがしっかりしており、気温も低くはありません。10kmの部がスタートする11時頃は暑くなりそうです。

大会は、1.5kmジョギング、3,5,10kmマラソンの部などの全ての部門のエントリー数は7,700人を超えており、スタート会場の球技場は、多くの人で賑わっています。

名簿を見ると、江南市内の中学生、小学生が多数エントリーしており、古北っ子の名前も見つけました。

1,521kmを達成してから、わずか10kmしか走ってないため、体が重いのは否めません。今日も無理をせず、マイペースで完走目指して頑張りたいと思います。

この後、10時より3kmの部がスタートです。

2017.1.8 今、宅配業界は…

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宅配業者にチェーンソーを持ち込み、動画サイトにその一部始終をアップするという、事案がありました。

ちょうどこの年末に、気になるwebニュースがあったため、その記事を保存していたのですが、すると、先日の動画事案です。

その記事とは、12月28日に配信された、「『アマゾン多過ぎ』ヤマトドライバーから悲鳴続出、『利便性』が生んだ過酷な実態」(弁護士ドットコム)という記事です。年末は、「お歳暮、クリスマス、おせち」と一年間でもっとも忙しく、昼食の時間もとれずに12月に入って3キロも痩せたというドライバーがいるのだとか。

気になった一文が、以下の事実について。

国交省の調査(2014年)によると、宅配便の再配達率は19.6%。再配達1回目でも約4%が残る。「みんな帰宅してから再配達の電話をかけてくる。だから夜の仕事はいつまでたっても終わらないんです。ヤマトの時間指定は午後9時までですが、その後も配達を続けています」

これは、大変な状況です。私自身、ネット通販(Amazon)を利用する者の一人ですが、再配達をしてもらうこともしばしばあり、過酷な労働状況を生み出している一人として、申し訳なくなりました。

記事の最後には、「利用者として最低限できることはなんでしょうか」の問いに対して、前出のドライバーが「時間指定して、その時間必ず家にいてくれる、それだけでもだいぶ違います」と言っていたこと。気をつけようと思いました。

教育現場でも、集金や提出物の督促のために、家庭に連絡をするも、連絡がとれず、夜まで待って、再度連絡するということがあります(本校は、ほとんどないのがありがたいところです)。期日までに納金や提出をしていただければ、担任が連絡をしたり、待ったりせずに、本来の仕事に集中したり、早く帰宅できたりします。

どの業界に対しても、相手の時間を奪わないよう、できることを互いにすることが、世の中のサービス残業を減らす一つの方法かもしれませんね。

(※参考サイトはこちら↓)
「アマゾン多過ぎ」ヤマトドライバーから悲鳴続出、「利便性」が生んだ過酷な実態(弁護士ドットコム)

2017.1.7 ダーウィンが来た!

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 動物好きな古北っ子は、多いと思います。そんな中、お勧めであるテレビ番組が、NHK総合で放送されている「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」。

 日曜日の19:30から放送されている30分番組で、ちょうどNHK大河ドラマの枠の直前であり、既に、ご存じのご家庭も多いと思いますが、子どもも大人も興味深く視聴できる番組です。

 すでに10年が経つこの番組は、これまで、身近な動物から珍しい動物まで、多くの動物の生態やその秘密などを紹介してきました。

 すると、次回(1月8日・日)は、2回続きの企画で、初めて現在生存していない「恐竜」についての内容となっています。
 8日のパート1が「ティラノサウルス」、15日のパート2が「丹波竜(タンバリュウ)」です。
 実際の映像はもちろんありませんが、CGで、リアルに再現してくれそうです。これは楽しみな内容です。

 こうした番組を見ることで、動物についての知識はもちろんのこと、地理や気候、世界各国の自然、動物の進化の過程など、数々の知識が身についていきます。
 見たことがない家庭は、番組ホームページを見ると、番組のねらいや放送内容のダイジェストを見ることができます。

 裏番組で見たい番組があったり、その時間は都合で見られなかったりするという家庭は、録画しておいて、後で視聴するのもいいですね。
 お勧めのテレビ番組です。

ダーウィンが来た!生きもの新伝説
 
(※画像は、番組HPのトップページです)

1521kmチャレンジラン

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昨年度3学期の始業式で、全児童の前で宣言した(してしまった)、今年一年間かけて行う「青森〜下関間1521kmチャレンジラン」。

12月29日に走破しましたが(参照:2016.12.29 「有言実行」することができました)、今日、式辞の後に報告をすると、古北っ子から、温かい拍手をいただきました。ホントに温かい古北っ子をうれしく思います。

2017年は何kmに?よーく検討して決めたいと思います(笑)。

古北っ子の皆さん、温かい拍手をありがとうございました。
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
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