令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2016.11.30 お化けイチョウ?

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本校正面玄関横にあるイチョウの葉の大きさが、異様に大きいことが話題になっています。
「先生、こんなに大きいよ!」「お化けみたーい!」と子ども達が手にしてもってきてくれます。

確かに大きく、写真のように15cmのボールペンの長さと同じような、大人の手のひらほどある、大きな「お化け」のようなイチョウの葉です。剪定していないイチョウの葉と比べると、その差は歴然としています。

調べてみると、ちゃんとその理由がありました。
(※weathernews HP「切れ込みにワケあり!イチョウの葉の秘密」より一部を引用)

剪定した木は手のひらの形に
 剪定した後に伸びる枝(徒長枝)に展開する葉は、手の平の形になることがあります。
 剪定されるとその分の失ったエネルギーを補おうとして光合成量を増やす必要があり、イチョウは葉を大きくします。
 しかし大きな葉は風の抵抗を受けやすく、扇型のままでは抵抗が大きく、風で葉がむしり取られることにもなり兼ねません。
 そうなっては大きな葉は意味をなしません。そこで風の抵抗を軽減させるために葉に手のひらのような切れ込みを作ります。

「なるほど!」と思いました。昨年末に、イチョウの木をバッサリと剪定していたのです。

しかし、葉が大きくなることは予想していたのですが、「切れ込み」は、知りませんでした。自然界の生き延びるためのそのような知恵が存在し、そんなDNAが引き継がれていることに脱帽です。

これで、「お化けイチョウ」の謎が解けました。古北っ子のみなさん、わかったかな?

2016.11.29 食物アレルギー緊急時対応訓練

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学校では、避難訓練、不審者対応訓練など、様々な訓練を行いますが、今年度、本校の初の試みとして、昨日、児童の下校後に「食物アレルギー緊急時対応訓練」を行いました。

これは、食物アレルギーをもつ児童が、緊急を要する重篤な症状に陥った際の対応について職員が身につけるためのものです。

全国の事例を調べてみると、食物アレルギーは、いつ、どのような状況の中で起こるか分かりません。そこで、3つのパターンを想定し、対応訓練を実施しました。
例えば、そのパターンの一つが、 

医師の許可が出たため、少しずつアレルゲンの食材を食べられるようになってきた。この日も給食で出た対象食材を通常の1/3ほど食べることにした。給食中も、給食後も何も無かったが、昼休みに運動場で遊び、脱履まで戻ってきたところで全身にじんましんが発症。通りがかりの職員が発見した。

という「運動誘発型」のものです。通りがかりの職員が発見したところから、複数の職員や、養護教諭、管理職が行動していきます。児童への対応、救急車の要請、家庭への連絡、AEDの持参、エピペンの処置等、一連の動きは、江南市消防署職員の方に黙ってチェックしていただきます。

訓練終了後は、3つのパターン毎に、その対応についてふり返り、成果や課題を共有し、消防署の方々から、ご指導をいただきました。

アレルギーが発症しないよう、学校と家庭が連携をして、教育活動を展開していきますが、様々な要因が絡み合って、発生することだけに、可能性として「0」ではありません。「備えあれば憂いなし」です。今後も、きちんと対応ができるようにしていきたいと考えます。

2016.11.28  「コミュニティ・スクール」に向けて その2

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少し、間が空いてしまいましたが、11/10にお伝えをした「2106.11.10 「コミュニティ・スクール」に向けて その1」(←詳細はクリック)に引き続き、「コミュニティ・スクール」について、Q&A方式で、いくつかの点についてお伝えしていきたいと思います。


Q4 「コミュニティ・スクール」ではない学校と何が違うのか
A4 学校運営の基本方針に承認していただいた上で、地域・保護者の方に、学校運営に参画していただきます。それゆえ、互いに信頼し合い、学校・保護者・地域が、それぞれの立場で主体的に子どもの成長を支えていくことができます。

Q5 人事の意見は出さなければいけないのか
A5 「学校運営協議会は、学校の教職員の採用などについて、任命権をもつ教育委員会に意見を述べることができる」とありますが、江南市のコミュニティ・スクールは、その役割を盛り込んでいません。よって、意見を出していただくことができませんし、だしていただく必要もございません。

Q6 先進地区の主な成果はどんなことがあるか
A6 以下のような成果があるようです(※文科省発行リーフレットより引用)。
・地域全体で子どもを守り育てようとする意識が高まり、多くの保護者や地域の皆さんが先生役や見守り役として学校に協力する姿が見られるようになってきた。
・保護者の「学校への苦情」が「意見や提案、相談、協力」へと変化してきた。
・児童生徒の学習意欲が向上してきた。 など…

今後も、折に触れ、「コミュニティ・スクール」について、話題を提供し、少しでもスムーズな移行を図っていければ、と思います。ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

2016.11.27 気候はどのように変化をしている?

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今年は、11月24日に関東地方で、観測史上初めてのこの時期の積雪を記録し、「今年は、寒くなるのかな」と思い、気象庁のホームページで調べてみました。

気象庁のホームページには、「各種データ・資料 > 過去の地域平均気象データ検索 > 年ごとの値」と入っていくと、各地方の年ごとの「平均気温(平年差・℃)」「降水量(平年比・%)」「日照時間(平年比・%)」「降雪量(平年比・%)」の値を知ることができます。
(図は、の値は、左から順に、年、平均気温(平年差・℃)、降水量(平年比・%)、日照時間(平年比・%)、降雪量(平年比・%)の値)

ちなみに、東海地方(愛知・三重・岐阜・静岡)の50年〜40年前に当たる「1966〜1975年」の10年間の値と、最近の「2006〜2015年」の10年間の値を比較すると、なかなか興味深い傾向を知ることができました。(※以下の数値は、その10年間の平均値)

       平均気温   降水量   日照時間   降雪量
      (平年差・℃) (平年比・%) (平年比・%) ( 平年比・%)
1966〜1975  -0.7    105.2    94.9    99.5
2006〜2015  0.34    103.2    102.1    83.1

この50年で、平均気温が上がり、1℃近く上がり、日照時間が増え、降雪量が減っている傾向が見えてきます。確実に「温暖化」が進んでいるようなのです。
ちなみに、今年度の12月の気候は、平年よりやや暖かい日が多いようですが…。

お年寄りの方が「昔はもう少し雪が降った」「昔は寒かった」と言われることを耳にすることがしばしばありますが、データは、確かにそんなことをしっかり裏付けていました。

しかしながら、「最近50年」という時間は、地球規模で言えば、一瞬の出来事になります。何百年、何千年というスパンでデータを比較したらどんな傾向が見えてくるのか、興味深いところです。

2015.11.26 インフルエンザにご注意を!

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昨日(11/25)の中日新聞に掲載されていましたが、24日に、愛知県が、「インフルエンザの流行入り」を発表したとのことです(画像)。
愛知県の「 保健医療局健康対策課」や、「愛知県感染症情報(週報)」にも、関係記事が掲載されています。

先日、本HP「校長室から」の記事「2016.11.17 インフルエンザにご注意を!」で、「ヤフーは、間もなく『インフルエンザの流行入り宣言』のラインに到達する見込みと発表」ということを紹介しましたが、まさに、その通りの雲行きになってきています。

お隣の北部中学校を始め、市内の小中学校でも、罹患者が発生しているようです。幸い、本校では、まだいませんが、十分注意した方がいいようです。

インフルエンザは、体力が落ちている時にかかりやすいと言われます。
・十分な睡眠と休養をとる
・栄養バランスのとれた食事をする
・体を温かくする
・運動をする
等を心がけ、予防に努めてほしいと思います。

また、「罹ったかな」「いつもと体調が違うぞ」と思ったら、無理をせず、学校に登校することを見合わせ、医療機関で診てもらうようにしてください。

一人一人や、地域全体で気をつけることで、学校での流行を抑えることができます。

(現在の状況は、以下の関係サイトから知ることができます↓)
集団風邪発生状況【愛知県】(PDF形式)
今シーズンの集団かぜによる措置の履歴【名古屋市】(PDF形式)
インフルエンザが流行入りしました!-愛知県
愛知県感染症情報週報2016年46週(11月3週 11/14〜11/20)(PDFファイル)

(※画面上の水色の文字をクリックすると、関係ページが開きます)

2016.11.25 短所を長所に

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昨日は、「いのちについて学ぶ!〜尊きいのち みつめて〜」というテーマで、心理カウンセラーの佐藤逸代先生から、講演及びワークをしていただきました。その中で、「短所を長所に」というお話がありました。 

このことは心理学用語で「リフレ−ミング」と言います。私たちの世界(教育界)では、オーソドックスな理論ですが、国語辞典(大辞林)には、「事実に対して与えている意味づけを変え、異なる見方でとらえ直すこと」と記されています。

例えば、「学芸会まであと5日」を「しかないのか」「もあるのか」と言い表すことで、練習に対する心のゆとりや集中力の度合いが異なってきます。
また、同じ物事でも、人によって見方や感じ方が異なり、ある角度で見たら長所になったり、短所にもなったりします。「うるさい」は、「元気・活発」にもなり、「しつこい」は「粘り強い」、「ふざける」は「周囲を楽しませる」という具合です。

ものごとのとらえ方一つでで、気持ちにゆとりができたり、人間関係がよくなったりするのであれば、上手に意識しない手はありません。

以下に、「リフレ−ミング辞典」のリンクを掲載します。
ご家庭でも、お子様の姿のとらえ方の参考になさってはいかがでしょうか。

リフレーミング辞典(PDFファイル)

古北っ子は元気っ子

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10時の名古屋地方の気温は、8.8℃。
今日も、昨日に引き続き、寒い日となっています。

しかし、お日様が出ていることから、体を動かすと、たちまちポカポカに。
今日の休み時間も、外で元気に遊ぶ古北っ子がたくさんいました!

2016.11.24 過去の教訓から学ぶ

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「まさか!」と思わせるような、地震が再び東日本で発生しました。幸い、命を落とすような方はみえなかったようですが、ようやく傷が癒え始め、少しずつ、平穏な日が戻ろうとしていた矢先の出来事に、東日本に住む方々の心中たるやいかがなものだったでしょうか。

NHKの気象キャスターで、お茶の間でも親しまれていた、気象学者・気象解説者であり、気象庁天気相談所長でもあった、宮澤清治氏(1923〜2011)は、著書「近・現代 日本気象災害史」(1999年 イカロス出版)のあとがきで、次のように書かれています。以下に引用させていただきます。

 だれしも悪いことは、いつまでも覚えておきたくない。しかし、災害体験だけは別である。子や孫に正しく伝えた災害体験、災害の伝承が防災に役立ったという例は、枚挙にいとまがない。

 大災害に遭った人の最大の願いは「二度と再び大災害が起きないで欲しい」ということであろう。ところが自然災害は意地が悪い。「一度あったことが二度、三度とある」。一方で、災害は深夜に起こりやすく、人間活動の弱点を突いてくるから始末が悪い。

 「自分の所だけは大丈夫だ」と勝手に思い始めても困る。これは、だれにもある「正常化の偏見」と呼ばれる災害時の困った心理である。

 進歩したといっても気象予報の技術は完璧ではない。したがって、災害の予知も万能ではない。予知の限界を知りながら、異常に備えることが肝心である。それには昔からの災害事例を学び、教訓をくみ取ることも必要である。

まさに、そうだと思いました。

今回の地震では、あの東日本の教訓が活かされていた場面が多くあったようです。
学校現場では、児童が家を出発する前の時間帯に、「緊急メール」で、「休校の連絡」はもちろんのこと「すぐに避難を!」という呼びかけを、迷うことなく発信するなどしたと言います。

19日(土)の「かがやき学芸会」最中にも地震がありました。私は気付かなかったのですが、あとで地震があったことを聞き、「もし大きな地震だったら」と思い、肝を冷やしました。「南海トラフ地震」を想定すればこそです。

これまでの数々の大地震で亡くなった方々の思いのためにも、上記の最後の「それには昔からの災害事例を学び、教訓をくみ取ることも必要である」というくだりは、大切にしたいものだと思いました。

2016.11.23 働く理由

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今日は「勤労感謝の日」。
自分の書棚に『働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。』『続 働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。』(共に、戸田智弘著:ディスカヴァー・トゥウェンティワン刊)という本があり、パラパラと見ていたのですが、改めて納得させられる「働く理由」に関する、珠玉の言葉が数多く並んでおり、ついついしっかり読み返してしまいました。
その中から、二つの言葉を引用させていただきます。

No.89(『働く理由』より)
農業は食料だけでなく、トンボもメダカも涼しい風も安らぐ風景も、水も祭りも人間の生きがいも「生産」しているという新しい発想を「広く深い生産」と呼びたい。従来の「狭い生産」の土台に、こうした「広く、深い生産」が横たわっているのだ。
   宇根豊『「百姓仕事が自然をつくる』(築地書館)

No.93(『続 働く理由』より)
我等は
過去の人間から受けとったものに、
我らの精神と労働とを加味して、
未来の人間に渡すものである。
出来るだけよくして渡したい。
   武者小路実篤「我等は」『武者小路実篤 人生詩集』(銀河選書)

今日の本HPの記事に、「『勤労感謝の日』は、もともとは、農作物の恵みを感じる『新嘗祭(にいなめさい)』だった」とありましたが、宇根氏の言葉のように、農作物の恵みは、「広く深い生産」をしていることを知ると、先人が「新嘗祭」を大切にしていたことに納得をさせられるのでした。

そして、「持続可能な社会」(将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発)という言葉が、現在、よく聞かれるようになっています。
初出は、1980年に「国際自然保護連合 (IUCN)」「国連環境計画 (UNEP)」などがとりまとめた「世界保全戦略」というものだそうです。
そんな中、武者小路実篤は、昭和21年(1946年)に発刊した、「人生詩集」で、すでに「持続可能な社会」を思わせるような言葉を残しています。さすがです。

この2冊は、ビジネス書の扱いですが、中高生なら十分に読め、キャリアについて考える機会になると思います。興味がある方は、ぜひ、手にしてみては?(Amazonなどの評価を見ると、割と高めなのがわかりますヨ)

2016.11.22 「バザー」について

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先日の「かがやき学芸会」と平行して行われた「PTAバザー」にも、足もとの悪い中、多くの方にお立ち寄りいただき、ありがとうございました。
また、終了後のアンケートにもご協力いただき、ありがとうございました。

そんな中、アンケートの自由記述を読ませていただくと、「バザー」の趣旨が伝わり切れていない印象を受ける記述が一部に見られたので、PTA会長に代わり、ここで補足をさせていただきます。

国語辞典「大辞林」には、「バザー」について、以下のように書かれています。
慈善事業・社会事業などの資金を得るために、品物を持ち寄って売る催し。慈善市。
よって、このことを本校に当てはめると、
本校PTA活動資金を少しでも潤沢にするために、有用品を持ち寄って購入していただき、会費を得るための催し
となるものです。

したがって、「家庭で使わないから(あるいは、たくさんあるから、作ったから)どなたかにお譲りしてもいいけれど、せっかくだから、誰かに安価に買っていただき、その額を学校に寄付してもいいですよ」「安価に買えるのなら購入するので、PTA活動費の足しにしてください」という趣旨に賛同していただいた方々で成り立っているものです。

よって「品物が少ない」「販売時間を長くしてほしい」という記述がありましたが、PTAとしては困惑するところがあります。寄付が少なければ、販売品目は少なくなります。また、集まった範囲で販売し、その中で利益を得るわけですから、売れてしまえば、その時点で利益は確保できたことになり、長時間に渡って販売する意図もありません。

しかしながら、そうした課題を少しでも解消するために、1人でも多くの方から1点でも多くの有用品をご提供いただき、多くの方に還元できれば、購入者もPTAもありがたい結果となります。次年度もおそらく実施されることと思いますが、ぜひ、協力をお願いしたいところです。

また、「2016.11.4 PTAバザーについて」でも、Q&A形式で、数点の確認をさせていただいていますので、再度、お読みいただけると幸いです。
今後も、本校PTA活動にご理解・ご協力いただければ幸いです。

2016.11.21 全日本マーチングコンテスト

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昨日は、大阪城ホールで行われた「第29回全日本マーチングコンテスト 高等学校以上の部」を観に行きました。
チケットは、ネットによる「抽選」で手に入れなければなりませんが、倍率が高く、家族やグループ総出で申し込む人も多く、それでも当たらないなんてこともあるほどです。しかし、今回、ラッキーなことに抽選に当たり(S席ははずれ、A席に当選)、観に行くことができました。

北海道地区から、九州地区まで、25の高校が出演。東海地区からは、「木曽川高校」「愛工大名電高校」「安城学園高校」の3校が出場。3校とも、常連校ですが、その他にも、全国的に有名な学校が数多く出場し、それはもう聴き応え・見応えのあるものでした。

どの出場校も、一糸乱れぬ動きをしながらも、確実な演奏をし、まさに見る者を圧倒させ、感動させるパフォーマンスの数々でした。

特に、今年度は、県大会、東海大会、全国大会と、見続けてきましたが、愛知県大会のレベルの高いことがよく分かりました。各都道府県大会に出場した学校数を比べてみると、愛知県が最多の「20」。続いて、千葉県の「19」、大阪府の「15」となり、全国で、合計「242」の学校が出場しています。そんな状況ですから、今回の全国大会を観ると、東海大会出場を果たしている愛知県の高校は、全国大会の出場権を逃したとしても、十分通用する腕前だと思いました。それだけ、愛知県のレベルは高いのです。
ちなみに、東海大会から全国への出場枠は「3」ですが、「3出制度」(全国大会に3年連続出場を果たすと、翌年は全国大会の出場権が無くなる制度)が無くなり、常連校以外に全国出場の機会が減ってしまい、なかなか厳しい戦いを強いられているようです。高校野球で言えば、いわゆる「私学4強」のような学校が固定されて甲子園に出場するようなものですね。

結果、県勢は、愛工大名電高校、安城学園高校が「金賞」、木曽川高校が「銀賞」でした(内訳は、25校中、金7校、銀11校、銅7校)。3校ともすばらしい演奏でした。

そして、審査時間中のエキジビジョンプレーは、これまた全国的に有名な、箕面自由学園高等学校チアリーダー部「GOLDEN BEARS」のパフォーマンス。これがまた圧巻でした。場内は、歓声に次ぐ歓声で、マーチングとあわせて生で素晴らしいものを観ることができました。

この日は、撮影・録画・録音が禁止されているため、ここでは視聴覚的にお伝えすることができませんが、とにかく「スゴイ!」に尽きます。

がんばっている高校生を観て、「自分もがんばらねば」と自戒した、昨日の大阪の旅でした。

(※関係サイトは以下をクリック↓)
第29回全日本マーチングコンテスト結果
箕面自由学園高等学校 チアリーダー部「GOLDEN BEARS」
各クラブ活動情報|箕面自由学園高等学校 チアリーダー部

2016.11.20 挨拶しない?

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古北小のABCの一つでもある「挨拶」。
11月18日(金)の中日新聞夕刊にあるコラム「夕歩道」に「挨拶」に関する文が掲載されていました。それは少し、考えられないような内容でした。以下に、引用し、掲載させていただきます。


「挨拶(あいさつ)」という語は「古くは衆人がたがいに前に出ることを争うておし合う意」であった、と白川静博士の『字統』に。それが後に社交的な儀礼の意味に転じたそうな。その挨拶の未来やいかに。

 マンションの住民総会で小学生の子を持つ親から「知らない人に挨拶されたら逃げるように教えているので、マンション内では挨拶しないように決めて」と提案があり、挨拶禁止で意見が一致…。

 困惑する住民のこんな投稿が神戸新聞に掲載され、波紋が広がった。芭蕉翁の昔から<秋深き隣は何をする人ぞ>とはいうが、挨拶をやめ、やがて周りは「知らない人」ばかりの世となるのか…。


なんとも寂しい話です。
とある学校で、挨拶ができなくなってきたため、いっそのこと「挨拶をしない週間」を設け、挨拶がないことが、いかに違和感のあることかを感じてもらい、挨拶の大切さを実感してもらう、という企画を児童会が立案したものの、「さすがにそれは…」と見送られたといいます。私は、見送られて正解だと思いました。

挨拶をされて、気持ち悪いと思う人は、まずみえないでしょう。私自身、ランニング中に見知らぬ方から挨拶をしていただくと、とても清々しい気持ちなります。

挨拶をすることで、地域の犯罪率が減少するとも言われます。

古北校区では、「挨拶しないように」などという、変なルールにならないことを願うばかりです。

2016.11.19 かがやき学芸会を終えて

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いよいよ今日は本番となった「かがやき学芸会」。ちょっぴり緊張していそうな古北っ子に、開会の言葉で「浅田真央選手は、『いつも通り』という言葉を大切にしているそうですよ。みなさんも、ぜひ『いつも通り』で」と伝えました。たくさん練習してきた古北っ子です。「いつも通り」演じれば、素晴らしい演技ができるものと思っていました。

各学年の演技が始まると、そんな心配は全く感じさせず、どの学年も、「下見」のときより、さらに素晴らしい仕上がりとなった演技を見ることができました。

思えば、毎日、授業が終わると、どの学年も、先生方の話し合いが行われたり、セットや小道具の準備をしたりと、ギリギリまで、そのクオリティを高めるために動いてみえました。本当に頭が下がる思いでした。

そして、そんな思いに応えるかのように、「昨日より今日」と、日々上達し続けた古北っ子の力にも、またまた感心をしました。

今年も、どの学年も、精一杯演じてくれました。ぜひ、ご家庭で、お子様の頑張りをほめていただき、これからにつなげていただければ幸いです。

足もとが悪く、ご不便をおかけしたところも多かったかと思います。
会場の配置など、運営面も年々、改善を重ねていますが、よかったところ、そうでなかったところ等、思うところはあるかと思います。21日まで実施している「オンラインアンケート」にてお聞かせ願えれば幸いです。よろしくお願いいたします。

本日は、多くのご来賓、地域、保護者の皆様にご来校いただき、ありがとうございました。本来であれば、直接、お伝えしなければならないところですが、恐れ入りますが、こちらでお礼に代えさせていただきます。
引き続き、本校の教育活動に、ご理解、ご支援、ご協力いただきますよう、お願いいたします。

2016.11.18 学芸会の位置づけ

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いよいよ明日は「かがやき学芸会」です。

「学芸会」の歴史を紐解くと、明治時代(1900年頃)より始まったようですが、第2次改訂となった昭和33年(1958年)告示の学習指導要領「特別教育活動」に、「学芸的行事」という言葉が登場し、今に至っているようです。

現在の学習指導要領には、「特別活動」に位置づけられ、その中の4つの活動である「学級活動」「児童会活動」「クラブ活動」「学校行事」のうちの「学校行事」の項目で読み取ることができます。

そして、その「学校行事」も「儀式的行事」「文化的行事」「健康安全・体育的行事」「遠足・集団宿泊行事」「勤労生産・奉仕的行事」の5つの内容に分けられ、「学芸会」は、そのうちの「文化的行事」に位置づけられています。

さらに、その「文化的行事」には,「児童が各教科などにおける日ごろの学習の成果を総合的に発展させ,発表し合い,互いに鑑賞する行事」と、「児童の手によらない作品や催し物を鑑賞する行事」の2つがあり、学芸会は、前者の「児童が各教科などに…」の行事に含まれてきます(他には、「学習発表会」「作品展示会」「音楽会」等が含まれます)。

「実施上の留意点」として、以下のようなことが挙げられています(一部抜粋)。

・言語力の育成の観点から,学芸会などで異年齢の児童が一堂に会して,互いに発表し合う活動を効果的に実施することが望ましい。
・児童の発表意欲を尊重し,自主的な活動を十分に認め,できるだけ自主的に運営できるよう配慮する。そのためには,児童会活動などの組織を必要に応じて活用するような運営が望ましい。
・地域を理解し,郷土への愛着を深める観点から,地域の伝統や文化に触れる機会を積極的に設定するよう配慮する。

まさに、本校が実施している形は、このような根拠のもとで実施をしているのです(3点目は「和田の丸八太鼓」が該当)。

これまで「全力児童」で「昨日より今日」を意識して、練習に励んできた古北っ子たち。明日は、自分のもっている力を全て出し切って、頑張ってくれることを期待しています。ぜひ、お時間の許す限り、ご参観ください。

2016.11.17 インフルエンザにご注意を!

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インフルエンザによる出席停止児童・生徒が発生していると、近隣の小中学校から聞くようになりました。本校校区の北部中学校でも、すでに数件あるようです。
幸い、現在のところ、本校ではそのような報告はありませんが、時間の問題かもしれません。 

テレビ朝日系(この地域では「メ〜テレ」)のニュースでは、以下のように報じられていました。

 ヤフーは、ヤフー検索のデータを分析した結果、まもなく「インフルエンザの流行入り宣言」のラインに到達する見込みと発表しました。
 「インフルエンザの流行入り宣言」は、全国約5000の医療機関への患者報告数が1カ所あたり1を超えた時に厚生労働省が宣言します。ヤフーでは、例えば「インフルエンザ」や「治療薬」といった検索数の伸びなどのデータを取っていて、インフルエンザ患者の報告数と検索ワードの相関が高いことが分かっているということです。ヤフーは、この冬のデータの分析結果から、18日の厚労省の定例発表で「インフルエンザの流行入り宣言」が出される可能性が高いとしています。なお、厚労省によりますと、先月31日から今月6日までの一医療機関あたりのインフルエンザ患者数は去年の同じ時期と比べて5倍を超えているということです。

インターネット検索サイトの「ヤフー」では、これまで、「インフルエンザ患者の報告数」と「検索ワードの伸び」の相関性の高さを把握しているのだそうです。ちょうど現在、それに当てはめると、「患者数・検索ワードの伸び数」が増加していることから、18日にでも「今シーズンの流行入り宣言」が出される可能性が高いというのです。

「早めに罹っておけばいいから」と、冗談で会話を交わすことがあります。罹った人や、今後罹ったときの不安を軽減するのに、ありがたい言葉です。しかし、友人の子どもが、インフルエンザが原因で命を落としているのを知っているだけに、個人的には、簡単には言えない言葉です。また、「A型」に罹患しても、「B型」や、亜種など複数回罹ることもあります。さらには、死亡率こそ年々低くなってはいますが、「インフルエンザ脳症」に罹る児童や幼児は、一定の割合でいるということも聞きます。

すでに、県内や名古屋市内でも、学年・学級閉鎖の措置をとる学校が見られるようになりました。まずは、きちんとした「手洗い・うがいをする」ことから。お互いに気をつけていきましょう。

(※以下に、現在の「愛知県」「名古屋市」の学級閉鎖等の措置の状況を知ることができます↓)
集団風邪発生状況【愛知県】PDF形式)
今シーズンの集団かぜによる措置の履歴【名古屋市】 (PDF形式)

2016.11.16 家族の週間

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内閣府では、子供を家族が育み、家族を地域社会が支えることの大切さについて理解を深めてもらうために、平成19年度から11月第3日曜日を「家族の日」、その前後各1週間を「家族の週間」と定め、この期間を中心として理解促進を図っています。(※内閣府ホームページ 家族の日・家族の週間-少子化対策-内閣府より)

そこで、今年は、11月13日(日)〜26日(土)が、「家族の週間」となっています。

ちょうど、これまで12日(土)・15日(火)の2日間、新聞朝刊(中日新聞)の中央ページの見開き両頁にわたって、「全面広告」が出ていたので、ご存じの方もみえると思います。

どちらも、医師であり医療ジャーナリストである森田豊氏の監修で「あたらしい家族の習慣を」というテーマで書かれた内容は、「へぇ」と思わされるものでした。

12日(土)のVol.1には、「おでかけ前にハグしよう」というタイトル。添えられているキャッチコピーは「出勤前のお父さんは、海外ドラマの主人公だ」です。
概要は、「お父さんが出勤前に、家族にハグをしてから出かける」などのことは、「医学的にも良いことが証明されている」というのです。それらの行為は「寿命が5年長く、交通事故に遭う確率も低くなる」とも添えられていました。

15日(火)のVol.2には、「クラシック音楽で仲直りをしよう」というタイトル。添えられているキャッチコピーは「うちのケンカは、モーツァルトが仲裁する」です。
概要は、「家族でけんかをしたときは、クラシック音楽を聴くと、穏やかな、冷静な気持ちになるのに効果的」というのです。

今後、シリーズで、医学的な視点に立った、「家族にとっていいこと」が掲載されていくのでしょう。ぜひ、気にしながら、ご覧になられてはいかがでしょうか。「これはっ!」と思ったら、「読んだら実践」するのもいいかもしれませんね(笑)。

(※写真はVol.1の広告の写真です)

2016.11.15 古北の校章

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昨日の門柱に続いて、今日も古北の歴史を一つ。
今日は、本校の校章の歴史について、紹介したいと思います(※以下文の一部と右図は「古北のあゆみ」より引用)。 

校章が制定されたのは、大正15年というのですから、その歴史にまたまた驚きです。今から、90年も前になります。

古北の校章は、逆三角形に「古北」の文字が重なり、「古」の上部と、「北」の下部が、三角形から少し飛び出る形で配置されています。

実は、そこに意味があるようです。当時の本校校区の「中般若」「下般若(現:般若)」「和田」「勝佐」「山尻」「江森」の6地区が、右図のように図の6箇所の飛び出た箇所を表しているのです。

そして、三角形は、当時の財閥であった「三井」「三菱」「三越」の財閥御三家を想定し、古北小がますます発展することを願ったものだそうです。
「なるほどぉ」ですね。

そして今では、「勝佐」に「高屋大松原」地区を加えることになりますね。

さて、昨日の門柱のお話を紹介したところ、早速、メールをいただきました。ありがとうございます。以下に紹介させていただきます。

 門柱の歴史…感動しました!これまで何人の子供達の登下校を見守ってきたのだろうと思うと…感慨深いものがありますね。その歴史の一部に我が子達が加われたことに感謝ですし、プールの話に続き、昔からの学校を支える地域の力の大きさにまたまた驚きです。私達は(特に江南市民…)「江南市はお金がないからねぇ…」なんて、ついつい文句を言ってしまいがちですが、学校を支えようという地域の思いが深ければ、「次代を担う子ども達」は力強く育っていく…そんなことに気付かせていただけるような内容でした。

雨の日も、風の日も、79年間、登下校する古北っ子を静かに見守り続けてきてくれた門柱や、様々なところに掲げられている校章などから、古北の歴史の重みと深さを感じますね。

江南市PTA連合研修視察

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今日は、江南市PTA連合研修視察に参加し、平成27年度優良PTA文部科学大臣表彰を受けた、東浦町立藤江小学校に来ています。
市内15小中学校のPTA会長さん、母代さん、校長が参加しています。

お邪魔した藤江小学校は、コミュニティ・スクールではないのですが、それ以上に、学校・PTA・地域が密につながっている学校でした。

今後の本校のコミュニティ・スクールに向けた取組に大変、参考になりました。

右写真は、藤江小学校マスコットの「ふじまる君」です。温かいお出迎え・お見送りをしてくれました(笑)。

2016.11.14 正門の歴史

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正門にある青い門扉が、この週末に、塗装し直され、きれいな色に生まれ変わりました。

これまで、塗装がはがれ落ちたり、さび付いたりした箇所がありましたが、ご覧の通り、きれいに青く光っています。

ちなみに、この門の「門柱」は、大変、歴史のあるもので、戦前の昭和12年に、石原金一氏・石原源市氏のご寄付により、完成したものです。敷地内から見た右側の門柱の下部に、その記録が銅板で埋め込まれています(上段写真右下)。今から79年前というのですから驚きです。

昭和55年度に編集された「古北のあゆみ」を紐解くと、校門の完成を祝う、式典の写真を見ることができます(下段)。写真の右側に、国旗が掲げられているのが、正門です。

その「古北のあゆみ」には、以下のように記されています。

 第一次世界大戦によってわが国の経済は飛躍的に拡大したが、その反動や大正十二年の関東大震災、アメリカの景気後退等、経済は悪化の一途をたどったのである。
 こうした状況のもとで、国力の高揚には学校教育を充実させて、次代を担う子ども達に力をつけさせようとする考え方が、私達古北校下にも興り、篤志家の方々によって寄付や寄贈が相次ぎ、随分とレベルが向上したものである。

ということで、この時期には、「井戸の洗面所の上屋」「モーターサイレン」「時報時計」「二宮金次郎の銅像」「敷地の拡張」「防火用井戸とポンプ」「ラジオ拡声装置」「校内放送設備」などなど、多くの施設が、地域の方々の力によって、整えられていったとのことです。
昔から、古北校下の地域の方々の学校を支援する力がしっかりしていたことが分かるものです。

歴史のある門柱です。本校のシンボルの一つとして、いつまでも、残ることを願いたいですね。

2016.11.13 いびがわマラソン

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今年は、「1年間で1521km走ります!」と宣言をし、例年以上に走り込んでの「いびがわチャレンジ」。この「いびがわ」のために、走り込んできたと言っても過言ではありません。目標は、ずばり「サブ4(フォー)」(4時間切り)でした。ランナーの3割ほどが達成する、ランナーにとって、一つの目標タイムです。

下の記事の「11km地点」の写真は、ちょうど「1時間」でした。1km当たりの設定していたタイム通りで、順調なペースです。サブ4に向けてまっしぐらです。
しかし、16km地点で、両膝に激痛が!今までに、経験したことの無いような痛みです(汗)。
心当たりはありました。11月3日にふくらはぎを痛め、11月11日に寝ている間に、逆の脚のふくらはぎがつり、両ふくらはぎにダメージが残っていたため、それをかばうようにしたフォームで走っていたのです。練習と違う部位に負荷がかかったため、膝や、太ももに、やや違和感がありながらも走っていた矢先のことです。

21km地点まで、だましだまし走ったり、歩いたりしていましたが、ついに、それ以降は、走ることができなくなりました。その時点で、ちょうど2時間でした。下りなどは、ソロリソロリといった感じでしたが、大会の「5時間30分」の制限時間を考えると、残り21kmを、210分で歩けばゴールできます。10分/kmであることから「なんとかいけるかも」と思い、歩き始めました。

しかし、膝のダメージは、歩くのも堪えます。途中、ところどころにある、記念写真を撮影しているカメラの前の30mほどは小走りをするものの(笑)、その他は、歩かざるを得ません。「番外編」の写真は、実は、歩いていたからこそ、撮影できたシーンなのです。

そんな調子で、なんとか、完走(完歩?)し、ゴールすることができました。昨年のタイムより、かなり遅くなったのは、言うまでもありません。しかし、フィニッシャーズタオルをゲットでき、良かったです。

途中、「なんでこんなことに…」と、腐りかけていた私に「頑張れ−!」「あと少し!」と多くの沿道の声があり、随分と励まされました。今回は、前半は軽やかにハイタッチもしていましたが、後半は、さすがにできませんでした。申し訳なかったです(涙)。

12月には、「野口みずき杯お伊勢さんマラソン」(ハーフ:21.0985km)と、鈴鹿サーキットを走る「鈴鹿シティマラソン」(10km)にエントリーしています。早くダメージを治して、またがんばりたいと思います。

応援、ありがとうございました!
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