令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2017.6.16 2in1タブレットPC

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今夏、江南市の小学校でICT機器の整備が図られるのは、本HPでも何度かお伝えしているところです(参照:「2017.2.23 全小学校でICT化」「2017.4.18 今年度2学期からは…」)。

夏休みの工事日程などが示され、「いよいよ」といった感じです。昨日も、管理業者の方がみえて、校内環境の確認をされていきました。

さて、今回の大きなポイントは、「2017.2.23 全小学校でICT化」でもお伝えしたように、

・コンピュータルームのコンピュータはタブレット型に
・教師(担任)に、タブレット端末を配付
・既存の物とあわせて、全教室にプロジェクターを整備

というものです。

中でも、コンピュータルームのコンピュータは、これまでの「デスクトップ型」から「2 in 1ハイブリッド タブレットPC」(「セパレート型」の予定)となります。

これは、キーボード部分(キーボードドック)と液晶部分(タブレット)が分離する製品で、「タブレットPC」にも「ノートPC」にもなるものです。

コンピュータルームで学習するときは、キーボードドックにジョイントし、「ノートPC」として利用できます。学習形態によって、グループ学習をする場合は、キーボードドッグから外し、「タブレットPC」として、互いに持ち寄って、グループ学習をすることができます。

また、校舎内にWi-Fi環境が設置されるため、必要に応じて、コンピュータルームから「タブレット」部分を持ち出して学習することができます。

さらに、教師(担任)が持つタブレットPCと、課題の送受信をしたり、スクリーンに映したりすることもできる予定です。

右上写真のような学習スタイルが、これまでのタブレットPC「10台」(iPad)に「40台」(Widows)が加わると「計50台」となります。
一人一台になったり、複数の学級で同時に行ったりできるようになり、学び方の幅が広がりそうです。

有効活用しながら、児童の「分かった」「できた」という達成感を味わわせていきたいと思います。 

今日の長放課

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天気がいい日が続いています。カラッとしたさわやかな暑さが心地よく、運動場には、元気な古北っ子がたくさん遊んでいました。

しかし、これだけ雨が降らないと、やや埃っぽくなってきているように思います。時折吹く風に砂が舞い、「わぁー」という声も聞こえてきます。

手洗い、うがいをしっかりと、ね。

2017.6.15 さすが古北っ子!

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一昨日(13日)の登校時から、今朝(15日)の登校時まで、6年生が修学旅行の関係で、各通学班の班長さん、副班長さんが、「ピンチヒッター」の5年生以下のみなさんとなっていました。

すると、今朝、正門に立ってあいさつをしていると、引率をしていただいているボランティアの方から、「この3日間、5年生以下の班長さんたちは、しっかりと務めを果たしてくれましたよ」と言っていただけました。
「よかったです。ありがとうございました」とやりとりをしていると、目の前で、横断歩道を停止していた車に「ありがとうございました」の一礼をする、横断歩道を渡り終えた4・5年生の班長さん・副班長さんの姿が…。

臨時の交代にあたって、「一礼しなさいよ」という指導はしていませんでした。きっと、日頃の班長さんの立ち居振る舞いを見て、ピンチヒッターの班長さん・副班長さんも同じように行動したのでしょう。

そんな姿を見て「さすが、古北っ子!」と思いました。

昨日までの修学旅行での6年生の「箸袋」の件といい、こうした班長さんの「一礼」といい、細かなことを言わなくても、「よいこと」が、後輩へどんどん伝播していくことをとてもうれしく思います。

引き続き、ABCを大切にし、質実剛健(飾りけがなくまじめで、たくましく、しっかりしているさま:大辞林)である古北っ子であってほしいと思います。

今朝は、うれしい言葉を聞き、うれしいワンシーンを見ることができました。

(※写真は6年生の班長さんたちです)

ABCを大切に

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遅れて登校してくる6年生を待つ上履きのバレーシューズ。

かかとが下駄箱の枠に沿って、きれいにそろっています。

さすが、6年生。下級生のお手本になってますね。

2017.6.14 箸袋の「ありがとう」'17

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今年の修学旅行の校長からのテーマは「ABCを大切にしてきましょう」「働く人や友達の良さを見つけましょう」「感謝の気持ちを言葉で伝えましょう」というもの。

実況中継でもお伝えしてきたように、様々な場面で「ABC」はバッチリでした。さすが古北っ子です。普段の姿が、こうしたところで自然に出るところがいいですね。

「働く人や友達の良さ」は、校長からのミッションシートに書かれていると思うので、後日、この場で紹介したいと思います。

そして、「感謝の気持ちを言葉で伝えましょう」は、バスの乗車時・降車時の「お願いします」「ありがとうございました」の挨拶や、ホテルや食事場所での従業員さんなどへの「ありがとうございました」「ごちそうさまでした」の挨拶など、至るところで見られました。

中でも、昨年、中日新聞「ほろほろ通信」に取り上げられた「箸袋の『ありがとう』」(参照:2016.12.4 箸袋の「ありがとう」)が、今年は、初日のお昼ご飯から、多くの子で取り組む姿が見られました。今回の修学旅行では、3箇所で4食をいただきましたが、どの従業員の方も「こんなこと初めてです。とてもうれしいです」とおっしゃっていただけ、メッセージの書かれた箸袋やペーパーナフキンなどを丁寧に回収してくれていました。どちらの食事場所でも「従業員一同で読ませていただきます」と言われ、こちらとしても、そんな古北っ子の行動を評価していただけ、とてもうれしく思いました。

詩人である宮澤章二さんの作品「行為の意味」の一節は、ACジャパンのCMで流れることが多かったので、記憶にしっかりと残っている方も多いと思いますが、まさに、あの一節の「『心』は誰にも見えないけれど」「『思い』はみえないけれど」「その気持ちをカタチに」を実践する12歳に脱帽です。

ぜひ、本校の修学旅行の伝統として、その温かな思いを伝え続けてくれると嬉しいですし、修学旅行以外でも、そんな行為を大切にしてくれる古北っ子であってくれれば、と思います。

6年生のみなさん、さわやかな風をありがとうね!

2017.6.13 お寺の多い都道府県は?

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修学旅行は、多くの寺院を巡ります。今日であれば、「金閣寺」「清水寺」は文字通り「お寺」ですし、「三十三間堂」もやはり「お寺」です。
明日も「東大寺」「法隆寺」と、やはり「お寺」を巡ります。
 
さて、それでは、最も寺院が多い都道府県はどこでしょうか。やはり京都や奈良は、寺院が多いのでしょうか…?

文化庁では、毎年「宗教統計調査」というものを行っており、国内の宗教の動向を把握しています。その政府統計の最新版である「平成27年12月31日」のデータによると、以下のようになっています(※数値は、「仏教の宗教団体数」。宗教団体=寺院数ではなく、やや多い数値になるため、おおよその寺院数としてとらえる)

 1 愛知県 4,596
 2 大阪府 3,395
 3 兵庫県 3,286
 4 滋賀県 3,215
 5 京都府 3,074
 7 東京都 2,889
 16 奈良県 1,818
 47 沖縄県   85

となっています。
なんと、京都府ではなく、愛知県が第1位なのです。また、「人口10万人当たり」という形に換算すると、滋賀県が第1位となり、必ずしも、京都府や奈良県が多いというわけではないのです。人口が多い、東京都も決して多いわけではないことが分かります。

2〜5位に近畿地方の府県があるのは、多くの宗派の宗祖が、京都・滋賀にある比叡山延暦寺で学んだことから納得のできるランクです。しかし、なぜ、愛知県が1位なのか、これには、諸説ありますが、やはり、信長・秀吉・家康がいたということは大きいでしょう。

このデータには「へぇ〜」ですね。

(※関連サイトはこちら↓)
宗教統計調査|文化庁

2017.6.12 地元を知る

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先週末になる10日(土)19:30〜20:15にNHKで放映された「ブラタモリ」をご覧になった人も多いのではないでしょうか。
 
というのも、取り上げた場所は「名古屋」。
タモリさんと言えば、80年代に、名古屋をいじるネタが流行した経緯があり、「名古屋をどう思っているのだろう」という思いがありました。
しかし、番組は、リップサービスではないと思われる「名古屋愛」が伝わる言葉にあふれ、多くの「名古屋市民」や「愛知県民」を安心させるようなものでした。

ところで、番組は「尾張名古屋は家康でもつ?」というタイトルで、名古屋城や、その城下町の秘密を解き明かしていく構成でした。

築城した意味、場所を選んだ理由、城や石垣、お堀などの作り、城下町の作りなど、その一つ一つに、徳川家康がこだわった理由があったというのですから、興味をそそりました。
また、その内容が大変分かりやすく、改めて地元を知ることができました。そんな番組の構成には「目からうろこが落ちる」思いでした。

なお、見逃した方は、6月13日(火)深夜25:00(水・午前1:00)に再放送があるようなので、録画するといいかもしれませんね。

続きとなる次週の放送は「名古屋・熱田」です。また、地元の新たな発見ができそうで、楽しみです。

(※関連HPはこちら↓)
ブラタモリNHK
NHKドキュメンタリー-ブラタモリ「#75 名古屋」

太陽の周りに虹色の輪が出現!

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今日の昼休み、「先生、太陽の周りに虹があるよ!」と口々に報告に来るではないですか。見上げると、綺麗な虹色の輪が出現していました。

ちょうど、2年前にも、学校で見られたことから、本HPで取り上げたことがありましたが、個人的には、その日以来、久しぶりに見ることができました。

この現象は、「暈(かさ)」または、「ハロ」(またはハロー)というもの。
一般的には、天気が下り坂になるサインとも言われます。

古北っ子のみんなは、よく見つけましたね。しかし、直接見ることは目を痛める恐れがあり、危険です。気をつけてくださいね。

ABCを大切に

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2時間目のプールには、小プールに2年生が、大プールに4年生が入っていましたが、入り口まで履いてきた上靴のバレーシューズはご覧の通り。

さすが、2・4年生。いいね!

2017.6.11 備えること・自助・共助

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今日は、本校で、自主防災訓練がありましたが、今回、江南短大が「簡易防災グッズ」の制作体験コーナーを設け、北中生が短大生から、作り方のレクチャーを受けました。ティッシュで作る「簡易マスク」、新聞紙で作る「簡易スリッパ」、ビニールで作る「簡易おむつ」です。
そして、学んだ方法を、次に体験に来た小学生や、地域の人に、伝えます。
しばらくすると、写真のようにコーナー周辺が多くの人であふれていました。

下の記事に、すでに書きましたが、同様に、すぐ隣に設けていた、あいち防災リーダー会こうなんによる「牛乳パックで作るホイッスル制作」「非常持出品ゲーム」などのコーナーも多くの人でにぎわっていました。

この訓練に参加して、今回で4回目となりましたが、今回のように、この辺りのコーナーがここまで人でにぎわっていたのは初めてでした。
 
澤田市長さんが、開会の場のご挨拶で、熊本市長との懇談で「備えることの大切さ」「自助・共助」の大切さを確認されたことをお話しになりました。

まさに、コーナーのにぎわいは、「備えることの大切さ」「自助」そして「共助」の意識の高揚につながるものであり、小中学生と地元の短大生、そして地域の人が一体感をもって取り組む様子は、この地域のめざす「コミュニティ・スクール」の姿でもあるように思いました。

こうした取組が、今後、さらに活性化されることを期待したいと思います。

今日は、この地域の明るい未来を見させてもらえたように思いました。

2017.6.10 時の記念日

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今日、6月10日は「時の記念日」。制定されたのは、1920年。1920年と言えば、大正9年になります。今から、100年も昔に制定されたというのですから驚きです。
そんなにも昔から時間に対する意識があるからこそ、日本人は、時間に正確なのですね。

とは言え、もちろん世界中に、時間に関する名言を残している人が多くいます。「心に留めておきたい言葉」にも、時間に関する名言はいくつか掲載していますが、ここに、改めてそんな名言を紹介させていただきます。


★時間を浪費するな、人生は時間の積み重ねなのだから。
           ベンジャミン・フランクリン
★お前がいつの日か出会う禍(わざわい)は、お前がおろそかにしたある時間の報いだ。
           ナポレオン・ボナパルト
★落し物の広告。 昨日、日の出から日の入りの間のどこかで、それぞれ六十分のダイヤモンドをちりばめた貴重な時間を紛失。なお、拾い主には賞金なし。永遠に失われしゆえ。
           ホーリス・マン
★明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。
           マハトマ・ガンジー
★うまく使えば、時間はいつも十分にある。
           ゲーテ
★僕たちは一年ごと、一月ごと、一日ごとに齢を取っていく。時々僕は自分が一時間ごとに齢を取っていくような気さえする。そして恐ろしいことに、それは事実なのだ。
           村上春樹
★時間だけは神様が平等に与えて下さった。これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって、うまく利用した人がこの世の中の成功者なんだ。
           本田宗一郎
★人は、生まれ、ほんの一瞬生き、そして死ぬんだ。ずっとそうだ。
           スティーブ・ジョブズ
★時間って命の一部なんですよ。
           平尾誠二
★時間の使い方は、そのままいのちの使い方になる。
           渡辺和子

今一度、時間の大切さを考え、未来ある子どもたちにも説いていきたいですね。

2017.6.9 自分の命を守るために

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「自分の命をしっかり守りましょう」という旨の話は、各学期の始まりであったり、全国のどこかで悲しい事故などがあったりすると、必ずするところです。
しかし、ここ最近、立て続けに、そんなことを心配させる話を、地域の方から聴く機会がありました。

内容は、以下の通りです。

●道路上で児童が遊んでいる。危険だからやめるよう、指導をしてほしい。
●用水路を跳んで渡ったりするなど、危険な遊びをしているのを見かける。水位もあり、心配する。危険だからやめるよう、指導をしてほしい。
●東勝佐の押しボタン付近で、低学年くらいの子が乗る自転車が、細い通りから左右を確認せずに、突然飛び出して道路を横切っていき驚いた。もう少しで事故になりそうだった。きちんと、止まったり、信号や横断歩道のあるところを渡るよう、指導をしてほしい。

どれも、何かあってからでは遅く、何かが起きてもおかしくないものばかりです。

学校では、学級で担任から指導をしたり、朝礼や下校時に全体で指導をしたりしていますが、家庭でも、ぜひ、ご指導をお願いしたいと思います。「何かあったら、一番悲しむのは誰だと思っているの!絶対、危険なことはしないで!」と…。

また、いけないことに対して同調せずに、「ダメだよ」と言える古北っ子になってほしいと思います。そんなところも、あわせて、家庭でもご指導をお願いいたします。

気温が高くなり、水に触れるのも楽しくなります。また、日没時間も遅くなり、外遊びの時間が長くなり、遊ぶ範囲も広くなります。何かの事故が起きやすくなるのは、この時期です。よろしくお願いいたします。

2017.6.8 過去30年間の梅雨のデータを見ると…

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東海地方は、昨日、梅雨入り宣言をしました。平年が「6月8日」というのですから、ほぼ同じ時期です。梅雨明けの平年日が、「7月21日」というのですから、約40日間、ジメジメ・ムシムシといった、次期を過ごさなければなりません。
(※ちなみに、梅雨入り・梅雨明けの日付は確定日ではなく、気象庁HPにも「○月○日ごろ」という書き方がされています。ここでは、「ごろ」ではありますが、仮に確定日として日付を表し、日数を計算しています)

気象庁HP内にある各種データ資料の「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):東海」を見ると、一口に梅雨と言っても、その年々によって、随分と様子が違うことが分かります。

上図は、1987年〜2016年の過去30年間のデータですが、梅雨入りから梅雨明けされた間の日数と、梅雨の時期(6〜7月)の2ヶ月間の降水量の平年比(%)を表したものです。

データを見ると、2009年のように、6月3日〜8月3日と、なんと62日間という長い梅雨もあれば、1994年のように、6月7日〜7月11日と、逆に35日間という短い梅雨もあります。1994年などは、降水量の平年比が51%というのですから、いかに短く少ない雨だったか、ということが分かります。

しかし、ずっと過去を紐解いてみると、1962年には「40日間で165%」、1974年には「40日間で170%」などという、毎日のように雨が降るような梅雨もあり、ドキッとさせられます。万物を潤わす雨に対して、ワガママを言って申し訳ないのですが、多すぎるのは辟易しますね。

というように、なかなか予想が立てにくい、梅雨の期間や降水量ですが、7月20日ごろまでは、雨と上手につきあっていきたいものです。

(※関係サイトはこちら↓)
気象庁|昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):東海

(※上図グラフは、サイトよりデータを引用し、私(校長)が作成したものです)

2017.6.7 「たてわり」の効果

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学校には、様々な「たてわり」による活動があります。
「たてわり」とは、教育業界で「異学年の児童の交流」のことです。

本校の「たてわり」の活動を挙げると、1・2年生合同の「春の遠足」や、通学班ごとに遊ぶ「和楽べあそび」、運動会の「応援合戦」、6年生が1年生と掃除を一緒にしたり、30分昼休みの「あおぞらタイム」で一緒に遊んだりするなど、様々な場面があります。

業界紙である「教育新聞」の6月1日付号に、この「たてわり」の活動の良さを分かりやすく説いている記事がありましたので、引用し、紹介させていただきます(「特活脳で深い学び」(八王子市立弐分方小学校長清水弘美先生)より)。

 同級生の中では皆に付いていくばかりの子供でも、「たてわり班」では、自分の経験を基に、下の学年を指導する立場に就く。子供が子供を育てるのである。学級とは別に自分が活躍できる場があると、子供たちの安心感は高まる。さらに、各「たてわり班」で頑張っている学級の友達を見ると、同学年の中で同じ苦労を背負っている同志としての相互リスペクトも生まれるのである。

まさに、この通りです。
4月には、「新入生を迎える会」では、6年生が1年生をエスコートして、体育館に入場してきましたが、3月には、「卒業生を送る会」で、1年生が6年生をエスコートしてくるシーンを見ると、その関係性の良さが伝わってきて、ほのぼのとします。

人は、様々な関わりをもちながら成長をしていきます。そんな中、たてわりでは、「面倒を見てもらう側」も「見る側」も、どちらも成長をしていくのです。

小学校では比較的古くから存在するこの「たてわり」ですが、最近では、中学校でも取り入れる学校が増えてきています。
全国を見て見ると、保小中の「0歳〜15歳」という幅の広い年齢層が関わるという、一貫校もあるというのですから驚きです。
今後、小中、中高、保小中など、様々な形態の「たてわり」が増えていくかもしれません。

2017.6.6 学校訪問

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昨日は、「学校訪問」の日でした。

「学校訪問」は、年に一度あるものですが、愛知県教育委員会や江南市教育委員会などから多くの指導主事等の先生方、教育委員等のお客様がみえて、一日をかけて、本校の教育活動をつぶさに見ていただくものです。

「つぶさ」というのは、学校が作成・管理している様々な「書帳簿」や、「校内環境」、実際の「授業」等、本校の全職員の教育実践全般に渡るため、です。
この日の一日のスケジュールは以下のようになります。

まず、朝、学校に来ていただくと、諸帳簿の点検から始まります。
約40の帳簿を4人の指導主事の先生方らに、適切に作成・保管がされているか見ていただきます。

次に、その点検が終わると、2〜4時間目の3時間をかけて、21の授業を見ていただきます。教育課程通りに授業は行われているか、学習環境は整っているか、本校の指導の柱に則った指導がなされているか、指導・支援は適切か…、と様々な角度から授業を見ていただきます。

給食を挟んだ後、5時間目には、指導主事、教育長の先生方と共に、全職員が一つの授業を見るという「授業研究」があります。今年度は、6年2組の秦先生による「外国語活動」でした。

その後は、5時間目の授業について協議会をもち、他校からお越しいただいた、「教科指導員」という、該当教科を専門的な立場で指導に当たってみえる先生から指導・助言をいただきます。
 
そして、続いて2〜4時間目に行われた21の授業について、3つの分科会に分かれ、3人の指導主事から一つの授業毎に、指導・助言をいただきます。

最後に、全体会を行い、一日をかけて見ていただいた所感を、愛知県教育委員会の先生や、教育長よりお話しいただきます。

…と、しっかり学校の様子を見ていただく一日でした。
幸い、全体会や会の終了後には、「児童が落ち着いている」「児童の聴く力が高い」「教育環境が整っている」「ICT機器の先進的な活用が見られる」等の身に余ることばをいただき、さらによりよい教育実践が展開できるための、今後の方向性などについて、示唆をいただきました。

全ては、古北っ子の成長を願うための日頃の教育実践ですが、昨日は、日頃の本校の児童のがんばりや、先生方のがんばりをいい形で評価していただいたように思います。
今後も、引き続き、私たちの力量向上に謙虚に取り組み、子ども達に還元していきたいと思います。

2017.6.5 歯と口の健康週間

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「今日の給食」記事でも掲載したように、6月4日〜10日は、「歯と口の健康週間」です。

給食センターが作成する今月の献立表にも掲載されていますが、「よくかむ8つの効果」として「卑弥呼の歯がいーぜ(ひみのはがいーぜ)」という言葉があります。
一説によると、卑弥呼がいたと言われる弥生時代は、じっくり時間をかけて食事をしていたと言われます。それも、噛む回数が、現代の「600回」と言われる回数の、約7倍にあたる「4,000回」もあったと言われます。驚きの回数です。

すでにご存じの方もみえると想いますが、「8020推進財団」のサイトには、その効用が以下のように描かれているので、引用させていただきます。
なぜ、いいのか、ここで確認をしてみましょう。

肥満を防ぐ
  …よく噛むと脳にある満腹中枢が働いて、私たちは満腹を感じます。 よく噛まずに早く食べると、満腹中枢が働く前に食べ過ぎてしまい、その結果太ります。 よく噛むことこそダイエットの基本です。
味覚の発達
  …よく噛むと、食べもの本来の味がわかります。人は濃い味にはすぐに慣れてしまいます。できるだけ薄味にし、よく噛んで食材そのものの持ち味を味わうよう、心がけましょう。
言葉の発音がはっきり
  …歯並びがよく、口をはっきり開けて話すと、きれいな発音ができます。よく噛むことは、口のまわりの筋肉を使いますから、表情がとても豊かになります。元気な顔、若々しい笑顔は、あなたのかけがえのない財産です。
脳の発達
  …よく噛む運動は脳細胞の動きを活発化します。あごを開けたり閉じたりすることで、 脳に酸素と栄養を送り、活性化するのです。子どもの知育を助け、 高齢者は認知症の予防に大いに役立ちます。
歯の病気を防ぐ
  …よく噛むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします。この唾液の働きが、 虫歯になりかかった歯の表面をもとに戻したり、細菌感染を防いだりして、 虫歯や歯周病を防ぐのです。
がんを防ぐ
  …唾液に含まれる酵素には、発がん物質の発がん作用を消す働きがあるといわれ、それには食物を30秒以上唾液に浸すのが効果的なのだとか。「ひと口で30回以上噛みましょう」 とよく言いますが、よく噛むことで、がんも防げるのです。
いー胃腸の働きを促進する
  …「歯丈夫、胃丈夫、大丈夫」と言われるように、よく噛むと消化酵素がたくさん出ますが、食べものがきちんと咀嚼されないと、胃腸障害や栄養の偏りの原因となりがちです。偏食なく、 なんでも食べることが、生活習慣病予防にはいちばんです。
全身の体力向上と全力投球
  …「ここ一番」力が必要なとき、ぐっと力を入れて噛みしめたいときに、丈夫な歯がなければ力が出ません。よく噛んで歯を食いしばることで、力がわき、 日常生活への自信も生まれます。

ということで、しっかり噛むことで、数々のメリットがあることが分かります。

忙しい現代人は、食事時間も短く、なかなかしっかり噛んでの食事は難しいところもありますが、この機会に、子どもたちの様子を確認し、少しでも、よく噛む習慣が身につくようにしたいものです。 

(※関連サイトはこちらをクリック↓)
噛む8大効果|自分の歯とお口を守る基礎知識|8020推進財団
8020推進財団

2017.6.4 ACジャパンから学ぶ

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ここのところ、中日新聞夕刊の2ページ目の下段に「ACジャパン」の広告が掲載されることが続いていました。
ご存じの通り、「ACジャパン」とは、メディアを通して、様々な公共広告により、啓発活動を行っている法人です。

少し前になりますが、金子みすゞの詩「こだまでしょうか」(「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう…)や、宮澤章二の詩「行為の意味」(「こころ」はだれにもみえないけれど…)など、印象に残っているものも多いと思います。
10年以上前になりますが、江南市と各務原市を結ぶ「小網橋」が「『けんか橋』から『思いやり橋』に」という内容でCMが作られたこともあります。

ACジャパンのテレビCMなどを見ると、気にしていたことに対して、改めて「そうそう…」と思わされたり、初めて知る事実に「そうなのか…」と学ばされたりします。
ACジャパンのCMや広告を見ることで、道徳の学習ができるようにも思うのです。基本的には「他人を想う」ことの大切さを説いたり、問うものが多いため、いいように思うのです。

ACジャパンのサイトを見ると、様々なCMが動画で視聴できます。中には、この地方で見ることができないものもあり、「へぇ…」と、学ぶことができます。

大人が見て、子どもたちに大切な感性をや事実を伝えるのもよし、子どもたち自らが見て、何かを感じ取るのもよし。ACジャパンのCMからは、社会勉強ができるように思います。
ネットを利用して、同じ「動画」を見るなら、こうした動画を意図的に見てみてはいかがでしょうか。

(サイトは以下をクリック↓)
ACジャパン

2017.6.3 新聞の発行部数と世帯数の推移

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10年ほど前になりますが、「授業に関連する○○の新聞記事(場合によっては折り込み広告)」を切り抜いて、ワークシートに貼ってくるように」という宿題を出そうとすると、「うちは新聞をとっていません」と言われることがありました。ネットも普及しつつあり、「新聞離れが一般家庭に…」と気にしたものです。
すると、最近では、職員室で「○○の記事が新聞に載ってたよ」という話題をすると、「うち、新聞とっていないんです」と、新婚の先生がひとこと…。
「ついに、新聞離れが教員にまで…」と驚いている今日この頃です。

実際の新聞の発行部数の推移が、「一般社団法人 日本新聞協会」のサイトから知ることができます。上図のグラフは、サイト内の数値を引用し、私がグラフ化したものです。

図のように、世帯数が増えている反面、発行部数(一般紙とスポーツ紙の合計部数)が減っています(現在、人口が減りつつある日本ですが、世帯数が増えているのは、お年寄りのみの家族や核家族が増えているため、と推察できます)。
最新の2016年のデータは、「1世帯当たり部数」が「0.78」となっており、新聞をとる世帯が確実に減少しつつあります。
そして、その他の特徴的なことが、「セット(朝刊・夕刊)部数」が減り、「朝刊単独部数」がほぼ横ばいということは、夕刊の購入を取りやめる家庭が増えてきているということです。

2010年に「M1・F1総研」という調査機関が、「若者(20〜34歳)と新聞」に関する調査結果を公開しています(現在は閉鎖)。その中では、若者の新聞離れは「お金がかかる」「時間がかかる」「他のメディアで事足りる」という理由のためと、まとめていました。分からなくもないですが…。

個人的には、朝刊・夕刊の両方をとり、世間一般のニュースや地元のニュースは、新聞で情報を収集しています。ローカルなニュースもネットで見ることができる時代とは言え、「Yahoo!」のような検索サイトでトップニュースの一覧にこの地域の話題があがることはまずないからです。

雑誌などの発行部数も確実に減少していますが、「スマホやタブレットを触る時間が増えているため」と言われています。しかしながら、まだまだ世界的には、「成人人口1,000人当たりの発行部数」が、圧倒的に多い日本です。
古北っ子の家庭でも、新聞をとらなくなりつつある家庭があるかもしれませんが、可能な範囲で、新聞に触れてほしいと思います。学校の図書館に足を運べば、その日の朝刊が置いてあるので、読むことができますよ。

(※関連サイトはこちら↓)
一般社団法人日本新聞協会
新聞の発行部数と世帯数の推移|調査データ|日本新聞協会

2017.6.2 自然に触れることの魅力

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「校長先生、見て見てぇ!」と3年生の女の子達が駆け寄ってきます。
「ツマグロヒョウモンの幼虫が3匹もいるよ!」
「大きさがバラバラなんだよ!」
「校長先生も触ってみますか?」
大盛り上がりです。

3年生は、今、ツマグロヒョウモンの成長の様子を観察しています。目に見えて分かる成長具合は、見ている者に好奇心をかき立てます。

「今の子はゲームばかりしているから、自然現象に対する興味がないのでは」という声を聞くことがあります。
確かに、「ゲーム好き」は多いと思いますが、「自然嫌い」ではないと思います。
自然に触れるきっかけさえあれば、「食いつき具合」は、今も昔も変わらないように思います。

朝日を見て、感動する。
金星や火星を見て、感動する。
昆虫や動物など、新しい命の誕生を見て感動する。
植物の生長を見て感動する。
雪の結晶を見て感動する。
水の透明度に感動する…。

感動できる場面は、たくさんあります。
慌ただしい現代だからこそ、ひょっとしたら、そんな瞬間を見逃しているだけかもしれません。
きっかけさえ与えれば、その後、スイッチが入り、そちらの方面に興味関心をもち、多くの知識を吸収する子もいることでしょう。

デジタルに囲まれ、毎日忙しく過ごしている子どもたちだからこそ、私たち大人は、できるだけ自然に触れるきっかけを与えてあげないといけないな、3年生の女の子達から思わされた瞬間でした。

がんばれ!トワリング隊

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今日も長放課に、5年生のトワリング隊が、自然教室に向けて、トーチ棒を回していました。

当日を楽しみにしていますよ。コツコツ、がんばってくださいね!
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
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学校行事
6/18 ファミリー学級
家庭教育講演会(三遊亭圓窓師匠)
引き渡し訓練
6/19 振替休日
6/20 月曜日課
6/21 あおぞらタイム
江南市立古知野北小学校
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