最新更新日:2024/04/28
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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2017.10.31 研究校

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日本の教育現場には、「研究校」というシステムがあります。

文部科学省や県市町村教育委員会などから委嘱を受け、様々な教育課程の改善や教育課題の解決をめざして研究・開発をする学校のことをいいます。
ちょうど、本校が、4年前の2013年11月8日に、研究テーマを「『確かな学び』を育む授業づくり」と題して発表会を行ったものがそうですが、丹葉地区(犬山市、岩倉市、丹羽郡、江南市の3市2町)では、毎年、2校が発表を行います。

そして、ちょうど今日は、お隣の草井小学校が発表会の日となっています。また、来週には、犬山市立城東中学校で発表会が行われます。

日頃から、熱心に授業の準備などをしている先生方ですが、研究校となることで、大学教授などの有識者に指導をしていただきながら、子どもたちに付けさせたい力は何か、そのための手立てをどうするか、といった具体的な理論の共通理解を図ることができます。そして、その理論に基づいた実践を図り、その検証を行うために、継続的に有識者から指導・助言をいただきながら、PDCAサイクルを繰り返してブラッシュアップをしていきます。

そして、それらの理論や実践を発表し、地域や関係各位に還元し、さらに周囲に刺激を与えるというサイクルを繰り返していきます。

しかしながら、教師の勤務時間がどんどん長くなっている中、研究との両立は、なかなか簡単なものではありません。未来ある子どもたちのためではありますが、ここは、また別の意味で大きな課題となっているのが、昨今です。

そんな中、今日の草井小学校の発表に関わってきていた奈良学園大学の伊崎教授は「奇をてらわず、当たり前のことを当たり前にやることが教育」ということを明言されました。研究も大切ですが、やはり、日頃のきちんとした実践も大切なようです。

本校も研究の財産と共に、日頃の実践を大切にしたいと思った、今日の研究発表会でした。

ABCを大切に

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移動後の空き教室。

整然と並ぶ机といす。

教室に戻ったときは、

きっと、穏やかに戻れますね。

大切にしたいABCの一つです。

2017.10.30 読書週間

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季節は「読書の秋」と言うことから、ご存じの方も多いと思いますが、文化の日を中心にした2週間(10月27日〜11月9日)を「読書週間」に、読書週間が始まる10月27日を「文字・活字文化の日」と制定しています。

そんな今年の読書週間のポスターは、右の通り。「ホンに恋する季節です!」というキャッチコピーに、積み上げられた本が「ハート型」をしており、堅苦しい雰囲気ではなく、親しみやすいものになっています。

さて、そんな中、10月27日付の毎日新聞のコラム「余録」には、読書週間の初日に当たり、読書にまつわる文が書かれていました。ここに、引用させていただきます。

 明治初めに東京外国語学校のロシア語教師だったメーチニコフは、休暇の大部分を「この街のどこでも見かけるおびただしい数の書店で過ごすことになった」と記している(「回想の明治維新」岩波文庫)▲書店ではよく若い娘が熱心に本を読んでいる姿を見た。好奇の目で見ていると、娘たちは笑いながら大衆小説本を見せてくれた。ロシア人には庶民の娘が本を読む姿が珍しかったのだろう。彼は人足や召使(めしつかい)たちについても書いている▲「彼らがみんな例外なく何冊もの手垢(てあか)にまみれた本を持っており、暇さえあればむさぼり読んでいた。彼らは仕事中は本を着物の袖やふところ、下帯つまり日本人が未開人よろしく腰に巻いている手ぬぐいの折り目にしまっている」▲少し前の江戸には貸本屋が800軒もあったから、記述はあながち誇張ともいえまい。その本好きで外国人を驚かせたご先祖をもつ私たちである。なのに本を読まない人の割合が書籍・雑誌双方で読む人より多かったとの調査結果だ▲小社の第71回読書世論調査である。不読率が読書率を上回ったのは書籍で11年ぶり、雑誌で5年ぶりという。これは一時的現象か、それとも活字離れが一段進んだのか。気になるのは、マンガを読む若い世代も減ってきていることだ▲日本の高い識字率よりメーチニコフを驚かせたのは、明治の庶民が読書で得られる教養や文化に心底まじめな敬意を抱いていたことだった。さて、日本人はどう変わったのか、約150年後の読書週間である。

インターネットが普及している現代は、状況が150年前と異なりつつあるようです。しかし、やはり、昔と変わらず、読書から得ることができる知識は多いように思います。

ちょうど、本校では、そんなタイミングの本日「もみじ読書集会」と銘打って、図書委員会による「他読賞」の表彰や、絵本の読み聞かせが行われました。読書の楽しさを知ってもらえれば…という、図書委員会の想いが詰まった集会でした。

読み慣れていない習慣の古北っ子がいたら、読みやすい本や、興味のある本を2〜3冊続けて、読了していくことをおすすめします。すると、案外、継続して、読書をするようになるものです。

「どくしょのあきはつづきます すてきな本をみつけてくださいね」のメッセージで締めくくられた集会でした。
ぜひ、ご家庭でも、お子様に読書をすすめていただければ幸いです。

ABCを大切に

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今日の朝礼では、後半に、二人の6年生の児童が参加した、今年度の「江南市児童生徒サミット」で、決定した内容を全校児童に向けて、伝えてくれました。

二人とも、ピンとした姿勢で、ノー原稿で話す姿は、さすが6年生。
ワンランク上のABCです。すばらしいですね。

2017.10.29 新聞コラムには…

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今日は、四方山話を一つ…。
朝日新聞に毎月最終金曜日に連載されている「池上彰の新聞ななめ読み」は、朝日新聞をはじめとする新聞各紙の記事を対比した論評を掲載しているコーナーですが、毎回、勉強になることが多く、興味深く拝読しています。

最新の10月27日(金)付発行分の内容は、各新聞の1面下部に掲載されている「コラム」について。私は、個人的に新聞のコラムを読むのが好きなのですが、その中の「段落が変わる箇所」を表す「◆」「▼」「▲」の記号に初めて知った事実があったのです。その「事実」について、すでに、ご存じの方もみえるかと思いますが、そのくだりを以下に引用し、掲載します。

(前略)実は竹内さんの文章作法には、ある特徴がありました。新聞コラムには、狭いスペースに文章を詰め込むため、「ここで段落が変わる」を示す記号が入っています。天声人語は▼、編集手帳は◆です。竹内さんの文章は、コラム内の◆が、すべて横一線に並んでいました。これが竹内さんの文章への矜持(きょうじ)というか、悪戯(いたずら)心だったのです。
 この心意気を継承しているのが毎日新聞の「余録」です。こちらの記号は▲です。違うテーマを扱っているのに、▲のマークは、連日のように横一線に並んでいます。これがいかに大変なことか、文章を書く立場になればわかります。(後略)

(※竹内さん…読売新聞のコラム「編集手帳」の前筆者である竹内政明氏)
その日の毎日新聞を手に取り、コラム「余録」を見てみると、確かにその通り「▲」が並んでいました(写真)。これには驚きです。

調べてみると、全国各紙には、こだわりをもって執筆しているコラム筆者がいるようです。上記の記号を横並びだけでなく、「W」型に配置してみたり、「Λ」型に配置してみたり…と、筆者の遊び心がにじみ出ているものがあるようです。しかし、かなり卓越した語彙力や作文力がないとできないことです。ただただ感心するばかりです。

これからは、そんな視点でも、各紙を読み比べてみたいと思いました。
以上、四方山話でした^^

2017.10.28 愛知県創造ものづくり教育フェア

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今日は、豊田市立浄水中学校にて行われた「愛知県中学生創造ものづくり教育フェア」に、運営役員として参加しました。

これは、「創造アイデアロボットコンテスト」「あなたのためのおべんとうコンクール」などの県大会です。この大会で勝ち上がると、ロボコンの上位複数チームは、「東海・北陸大会」(今年度は三重県が会場)に、「おべんとうコンクール」は、1位が全国大会に出場します。

例年、「ロボコン」をメインに参観するところですが、今日は、「おべんとうコンクール」の開会式から閉会式まで、全てを参観しました。

今年の「おべんとうコンクール」は、魚を主菜としたお弁当がテーマ。お弁当をつくってあげたい対象者の嗜好や食べやすさなどを考え、片付けも含めて90分以内で効果的に調理します。そして、品数、調理方法、味付け、栄養バランス、見た目など、お弁当に適した献立になっているか競います。完成後のプレゼンテーションも審査の対象となります。

今日は、書類審査を経て、選ばれた8チームが競い合いました。
魚は、「イワシ」「サケ」「タイ」「しらす」など、様々な素材をテーマにし、対象者は「祖母」「父」「母」「きょうだい」「いとこ」など、これまた様々です。
しかし、どれも、対象者にとって、「食べることでメリットが得られる」そんな料理ばかりで、その創造力に感心をしていました。
さらに、その手際の良さやチームワーク、衛生面の配慮、盛りつけ方の工夫など、「中学生がここまでできるとは!」と思わせるパフォーマンスが数多く見られ、これからの成長さえ、楽しみになってくるようでした。

どれも素晴らしいお弁当ばかりで、審査はなかなか難しかったようですが、そんな中で、順位が決定し、栄えある全国大会出場校も決まりました。選ばれたチームの上位大会での活躍を願うところです。

中学生であれば、3人までのグループで誰でも参加できます。過去には、犬山市立城東中学校の生徒が全国大会に出場していたこともあります。興味のある古北っ子は、中学生に進学したら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。それを機会にして、人生が変わるかもしれませんよ。

2017.10.27 「親は自分よりスマホ」2割

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昨日(10/26)付の朝日新聞(電子版は9/29)に、見出しのような、ちょっと考えさせられる記事が掲載されていました。
 
大人も子どももスマホが普及している昨今ですが、便利な反面、様々な課題が浮き彫りになったりもしています。以下に引用いたします。

 親は自分よりスマホの方が大切なんだ――。そう感じている日本の子どもが20%に上るというインターネット調査結果を米南カリフォルニア大学が発表した。米国での同様の調査に比べ高かった。同大学のウィロー・ベイ教授は「子どもだけでなく親のネット依存も強まっている。子どもとネットの使い方について話し合ってほしい」と話した。
 インターネット調査は、同大学とNPO「コモンセンス・メディア」が4月に日本で、スマホを持っている中高生の子どもとその親各600人を対象に実施した。調査結果によると、スマホやタブレット端末を使っている時間は親は1日平均で2時間56分で、子どもは4時間18分だった。52%の親は子どもがスマホを使いすぎだと答えたという。
 一方で、25%の子どもは親に対して、会話中にスマホに気を取られていると感じていた。さらに「時々、親が自分のことよりもスマホを大切にしていると感じることがある」と答えた子どもは20%に上った。米国でも昨年、同様の調査をしたが、親のネット依存度は日本より高かったのに、スマホの方が大事と感じている子どもは6%にとどまったという。
 NPO代表のジェームス・ステイヤー米スタンフォード大准教授は「日本の子どもはネットに夢中の親に、話を聞くよう言えずに我慢しているのではないか。各家庭でルール作りを急ぐべきだ」と話した。

子供に「ルールを作るべき」という考えは、以前からありましたが、大人も含めた「家庭」で「ルール作りを急ぐべき」という傾向にあることを知り、考えさせられました。

学校での出来事、友達のことなど、何気ない日常の出来事にきちんと耳を傾けることで、子どもの小さな変化に気づくことは、私が言うまでもありません。
ましてや、進路や、将来の目標・夢などを聞くのに、「上の空」では、どうでしょう…。

古北っ子のお父さん・お母さんは大丈夫だと思いますが、今一度、気をつけたいところですね。

2017.10.26 戦略マップ

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つくばでの研修も4日目となりました。残りは、明日のみです。
3日目の昨日は、「学校の戦略マップ」を作るという実践をしました。
 
学校は、地域によって、その雰囲気や特色は異なり、様々な要因があります。また、学校組織内にも、強みや弱みがあります。
学校をよりよくしようとするならば、目指す学校像を明確にし、そこに向かって、具体的な手立てを講じます。マイナスと考えられる要因や弱みを「0」または、「プラス」や「強み」に変え、さらに、もとから存在するプラスの要因や強みを生かし、伸ばすための方策を考えます。

この日は、仙台の先生と、島根県の先生と、長崎県の先生と私の4人で、仙台の小学校について検討しました。
実は、愛知県でもこの研修を受講したことがあるのですが、県外の、教育環境が異なる学校について熟考することは、よい学びの機会となりました。

作成後は、ポスターセッション形式でプレゼンテーションをし、他のグループの発表を聞いて回ったり(写真)、校種(小・中・高)別に代表の学校の発表を聞いたりしましたが、どの学校もしっかりと考えられた「戦略マップ」となっており、またまた勉強になりました。

特に、印象に残ったのは、地域の力も借りながら改善を図るというアイデアが多かったということ。本校も次年度より「コミュニティ・スクール」となりますが、その方向性は間違っていないようです。

企業や行政もこうした手法を重ね、ビジョンに向けた業務改善や実践をすると聞きます。学校現場でも取り入れると、様々な可能性が見えてくる手法であると、改めて感じました。

2017.10.25 未来年表

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博報堂の生活総合研究所が「未来年表」というものを作り、WEBサイトで公開しています。
これから「起こりえる」「起こるかもしれない」未来を予測し、年表にしているサイトです。
 
サイトを開くとTOPページになりますが、そこからのカテゴリは「フリーワード検索」「西暦検索」「分野検索」「索引検索」「あなたの未来年表」とあり、多角的に「未来を知る」ことができます。

例えば、「フリーワード検索」であれば、「自動運転」で検索すると、176件もの「みらい」がリストアップされます。その内容をたどっていくと、2050年には、「このころ自動運転車が自動車の標準になり、運転免許制度が消滅する」という、衝撃的なことが待ち構えているのです。

また、「西暦検索」では、2018年から2117年までの未来年表が書かれています。約50年後の2070年を見ると「名古屋市、岐阜市、四日市市などで8月午後2時の平均気温が36度以上になる」なんてことが書かれています。今の古北っ子がお爺さん、お婆さんになったときは、暑くてたまらない8月になっていそうです。

さらに、「分野検索」では、「医療」「宇宙」「カレンダ(主に周年記録)」「環境」「技術」「経済」「交通」「資源」「社会」「情報」「人口」「通信」のカテゴリで、未来を知ることができます。2100年には、「日本の人口が5200万人に減少する」と、現在の半分以下になることが予測されていたりします。

そして「索引検索」では、五十音順にキーワードが並び、様々なジャンルについて予測を知ることができます。ちなみに「教育」で検索すると、2050年には「コンピュータが教師の代わりをする」とあります。今の古北っ子が、お父さん、お母さんになる頃の先生は、ロボットになっているかもしれませんね。

これからの未来を自分の年齢に照らし合わせて知ることができるのが「あなたの未来年表」。
今年度の年齢を登録すると、「○○歳で、□□□する」ということを一覧で知ることができます。見てみると、なかなか衝撃的なことが並び、未来への期待よりも不安がよぎってしまいます。

サイトの内容は、あくまでも現時点の科学技術や環境が今後このまま移り変わったときに生じるものです。未来を担う古北っ子が、このサイトを見て、「なんとかせねば!」と頑張ってくれることを期待したいのですが…。
とにかく、見れば見るほど、衝撃的な内容が並んでいます。一度、見てみますか…?
(※毎月20日に更新しています)

未来年表|生活総研(TOPページ)

2017.10.24 来春の花粉の飛散量は…

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「花粉症対策」が「選挙公約」になる現在の日本。多くの人が悩まされていることと思うので、そんな世の中になれば、さぞ喜ぶ人が増えるかと思います。すると、ちょうど、先日、来春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量の予測がニュースで報道されていました。私は「少ない」とのニュースを見たのですが、実は「多い」というニュースもあったようです。
 
関連する内容が、福島県のローカル紙である福島民友新聞の10月21日に掲載されていたコラム「編集日記」に以下のような記述があったので、引用・掲載させていただきます。

 一体どうなるのだろうか。これから冬を迎えようというときにせっかちが過ぎると叱られそうだが花粉症の身には何とも気になる予測である▼今月、ウェザーニューズと日本気象協会が発表した来春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量予測のことだ。ウェザーニューズは今春より飛散量が「少ない」としたのに対して、日本気象協会は「多い」とし、真っ向から対立する形となった▼判断が分かれた背景には今夏の天候をどう考慮するかがあるようだ。ウェザーニューズが「8月は東北の太平洋側や東日本を中心に天候不順が続いたため、雄花の生育に適さなかった」とする一方、日本気象協会は「6〜8月を通してみれば全国的に気温が高く日照時間も多い」とした▼かくして本県はといえばウェザーニューズは平年比53%、今春比86%。日本気象協会は平年比95〜145%、今春比150〜230%といった具合。双方とも12月には第2報を出すというから予測の行方を見つめたい(後略)

春のスギ・ヒノキだけでなく、その他の花粉などで、「年中」大変な方もみえます。少しでも解消されるのであれば、うれしいことですね。ということで、スギ花粉の来旬の動向も気になりますね。

しかし、25年もの前の、平成4年に無花粉スギが、発見されています。今では、「はるよこい」や「爽春」と名づけられた、無花粉スギの品種が、計画的に育てられ、植樹されていくようです。まだまだ先の話になりそうですが、何十年か先に、そんな問題が解消される世の中になるといいですね。

(※参考サイトはこちら↓)
【10月21日付編集日記】福島民友新聞社 みんゆうNet

2017.10.23 学校組織マネジメント指導者養成研修

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今日(23日)から、金曜日(27日)までの一週間、茨城県つくば市にある「独立行政法人教職員支援機構」にて、研修を受けています。
北は北海道から南は鹿児島県まで、約110人が集まっての、見出しのようなテーマの研修会です。愛知県からは、3人が参加。そのうちの一人ということで、身が引き締まる思いです。
 
目的は、「学校組織マネジメント」の理論を身につけ、学校内外の資源を活用することができるようにするものであり、受講者が、今後、各地域において、今回の研修内容を踏まえた研修の講師等として、指導をするものです。

したがって、私も、愛知県の「総合教育センター」で行われる研修で、講師として務めることがすでに決定しています。

研修は、連日、全国からみえる講師の講義・演習を中心に、朝8:30から、17:15まで、みっちり行われます。

しかし、何よりも、この研修を受講することで、自らが勤める古知野北小学校の教育活動が活性化する学びが得られることを期待しています。
また、北海道から鹿児島までの多くの先生方から、本校の学校経営のヒントが得られれば、とも思っています。

そんな思いで、今週はがんばりたいと思います。
一週間、学校を空けますが、よろしくお願いいたします。

(※写真は、昼休み時間の施設の様子です。台風が過ぎ去り、風はまだ残っていますが、青空が見えるようになりました)

今週は茨城県つくば市にいます

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校長は、本日、茨城県つくば市にある、教職員支援機構の研修施設にいます。
現在、古北小は青空が見えてきているようですが、こちらは、ちょうど嵐の中となっています。
敷地内の木々は激しく風雨に揺らされ、窓には強い雨が打ちつけられています。

今週いっぱい、こちらに滞在することになっています。
古北小なので、大丈夫だと思っていますが、今週も滞りなく、教育活動が進んでいくことを願っています。

2017.10.21 インターメディアテク&ステーションギャラリー

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今日は、台風が近づいているところですが、東京に来ています(汗)。
東京に来ると、必ず立ち寄るのが、東京駅のすぐ近くにある、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」
「JPタワー」は、丸の内南口を出るとすぐにある商業施設「KITTE」があるビルと言った方がわかりやすいかもしれませんが、その2・3階にある博物館です。

この「インターメディアテク」は、日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が協同で運営を行っている施設で、東京大学が開学以来蓄積してきた様々な学術標本などを、常設展示として見ることができる施設です。

何と言っても魅力的なのは、「無料」であるということ。一般的には、中学生以下が無料の博物館・美術館は多いですが、「大人」も無料です。

企画展も頻繁に行うため、何度訪れても新しい発見があり、飽きません。また、東京駅に近いことから、よい、時間調整にもなります。

動物の剥製や骨格標本、昆虫の標本、化石、鉱物、クラシックな機械や道具…などなど、小学生が見ても「おぉー!」と思えるものがたくさん並んでいます。
東京駅に行く機会があれば、ぜひ古北っ子を連れていってあげてください。

また、その後は、東京駅の丸の内北口にある「東京ステーションギャラリー」にも行きました。
東京駅の建物の一部を美術館としている「ステーションギャラリー」は、レンガの壁が、クラシックで落ち着いた空間をかもし出した、素敵な美術館です。

現在行われているのは「シャガール 三次元の世界」という企画。
画家として有名なシャガールですが、晩年に多くの彫刻作品を作っており、それらの作品が日本で初めて本格的に紹介される(!)ということで、興味深く見ることができました。
新しい発見や学びとなりました。

外は雨風が激しい東京でしたが、しばし「芸術の秋」に浸ることができました。

(※公式HPはこちら↓)
JPタワー学術文化総合ミュージアムインターメディアテク
東京ステーションギャラリー

2017.10.21 生涯学習

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「生涯学習」という言葉がありますが、一般的には、「人々が生涯に行うあらゆる学習」(学校教育、社会教育、文化活動、スポーツ活動、レクリエーション活動、ボランティア活動、趣味など様々な場や機会において行う学習)の意味で用いられます。平たく言えば、少々乱暴な表現になりますが「何でもあり」の学習になります。

江南市の「生涯学習課」のホームページには、平成14年度から23年度まで策定された「生涯学習基本計画」を掲載し、その趣旨として以下のように記しています。

 わたしたちを取り巻く社会・経済環境の変化と価値観の多様化の中で、生涯を通じた学習活動への関心と意欲が一段と高まり、「いつどこで学んだか」から「何をどれだけ学んだか」が適切に評価される社会が求められています。

上記のように、これからの社会は「何をどれだけ学んだか」がポイントになってきているのです。よって、誰もが生涯学習に接する可能性があります。

実際、社会の成熟化に伴い、趣味なども多様化し、さまざまなことを身につけられる機会や場が整備されつつあります。「生き甲斐」「心の豊かさ」を得るための学習需要が増えているのです。

そういう意味で、今日、明日と、古知野北公民館で行われている「公民館フェスタ」は、多くの人の上述した生涯学習の「学び」で得たものを、展示物や舞台といった、様々な形で表現したものが一堂に会しており、大変見応えがあります。

本日も、足下の悪い中ではありましたが、多くの人で賑わっていました。中には、「おじいちゃん・おばあちゃんが出演するから」と言って、古北っ子もお父さん・お母さんたちと一緒に来ている姿も見られました。

フェスタは、明日22日(日)までです。3年に一度の地元開催ですので、ぜひ、足を運ばれてはいかがでしょうか。内容の詳細は、ホームページにも記載されています。

(※詳細はこちら↓)
江南市 第23回江南市公民館フェスタ(江南市ホームページ)

2017.10.20 挙手=手を挙げる

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授業中に手を挙げる児童。ご存じの通り、これを「挙手」と言いますが、植草学園大学名誉教授・野口芳宏先生は、「手を挙げるは『曲げる』ではない。指先までまっすぐとすばやく」と言っています。
 
「読んで字のごとく」ですが、見事に「まっすぐすばやく」挙がっている学級があります。感心するのは、「まっすぐ」が、「耳についている」ということ。前後左右の斜めにまっすぐではなく、「真上」への完璧な「まっすぐ」です。これに指先がビシッとしたら、120点です。
担任の日頃の指導や、これまでの担任の指導がきちんと生きていることが分かります。

もちろん「ABC」(A:当たり前のことを B:ばかにしないで C:ちゃんとする)の一つではありますが、「常にちゃんとする」ことは、やはり簡単ではありません。
しかし、こうした小さな当たり前をしっかりすることで、児童の、授業に対する集中度や緊張感が保てますし、授業者もその塩梅が計れるというものです。

「たかが挙手」ですが「されど挙手」です。こうしたことを大切にしながら、授業をする必要があることを改めて確認させられました。

(※ちなみに写真は、「相互指名」という手法で、発言者が次の発言者を指名するもので、ちょうど、指名を待っている瞬間です。発言者の発言を遮るようにして、周りが挙手をしているわけではありません)

2017.10.19 学び合い

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本日は、学校公開日でした。授業参観では、様々な学習形態をご覧いただけたことと思います。

ペアによる学び合いや情報交換、4人グループでの学び合い(写真左)、全体をコの字にしての学び合い(写真右)、1人1台のタブレットPCを用いた学び合い…など、教師主導の時間帯もありますが、仲間の多様な考え方に触れる場面をご覧いただけたことと思います。

教師が指名した仲間の発言を聴いて、自分の考えと比較することは、もちろんオーソドックスな手法ですが、ペアやグループでの話し合いは、それ以上に、議論する時間が増えたり、濃くなったりします。
また、1人1台のタブレットPCを用いて、全員の考え方をスクリーンに映し出して「視覚化」することで、耳だけでなく、目からも情報をインプットできます。

さらに、上記の写真のように、4人グループや全体のコの字の学習形態は、少し顔の向きを変えれば、話者の顔を見ることができ、聴く方はもちろん、話者も聴いてもらっている安心感が得られ、話しやすくなります。

お母さん、お父さんの小中学校の時代では、もしかしたら、先生1人×児童・生徒40人という学習形態がほとんどだったかもしれません。

現在の教育では、上記のように、多様な考えに触れる「学び合い」が、一般的になっています。

2017.10.18 教育研究会

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愛知県の小中学校の先生は、教師の力量向上のために、尾張であれば「尾張教育研究会」、三河であれば「三河教育研究会」というものに所属し、それぞれが所属する教科等の研鑽を図っていきます。ちなみに、江南・犬山・岩倉の三市と丹羽郡で、「尾張教育研究会丹葉支部」という支部を形成し、地区で活動をしています。

具体的に言えば、本校の23人の教員が、丹葉支部の「国語、社会、算数・数学、理科、生活、英語、音楽、造形(図工・美術)、書(書道)、家庭、技術・家庭、体育、保険、道徳、特別支援教育、生徒指導、図書館教育、視聴覚教育、統計教育、特別活動、総合的な学習」という21の教科・分野に、一人1〜2つの教科・分野に所属し、一年間、もしくは所属先によっては複数年で研究を重ね、それぞれの教科・分野内での研鑽を図っていきます。

ちょうど、昨日(17日)と、明後日(20日)は、その中でも、7つの教科に所属する先生方が、それぞれの会場に集まって、どの教科等でも行うことになっている「3年に一度」の研究発表会を行います。

研究発表会は、授業に参観し研究協議をする教科、実践発表を聴き研究協議をする教科、さらに外部(大学、他校)から指導者を招聘し指導・助言を仰ぐなど、それぞれの研究発表会のスタイルがありますが、他校の実践を見たり、聴いたりすることで、参加する先生方にとって、新しい発見があったり、学ぶところがあったりします。

さらに、これらが「愛知県」「東海・北陸」「全国」という枠組みで広がるものもあり、場合によっては、この地区からも、三河地方で発表する先生がいたり、福井市で発表する先生がいたり、秋田県で発表したりする先生もいることがあります。

日本の教員は、こうして、それぞれの教科・分野の指導に磨きをかけるという文化があります。世界でも珍しい文化のようです。

学習指導要領に則り、全国で一律な指導をしつつも、ただ指導をするだけでよしとせず、全ては子どもたちのためにと、常に高みをめざす日本の先生方が多くいることを知っておいていただければ、と思います。

(※写真は、私が所属する特別支援教育部の研究発表会のワンシーンです)

2017.10.17 「世界食料デー」月間

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昨日、朝礼の校長講話で紹介をしたところですが、昨日10月16日が「世界食料デー」であり、日本では、その日がある10月を「世界食料デー月間」とし、飢餓や食料問題について考え、解決に向けて一緒に行動する1ヵ月です。
 
世界では、すべての人が食べられるだけの食料が生産されているのにもかかわらず、行き渡らずに、飢えて亡くなる人が多くいます。そんな現状に、HP「世界の食料問題:「世界食料デー」月間 みんなで食べる幸せを」を見ると、特に「食品ロス」について、以下のような問題があると、記されています(以下、サイト内より引用)。

・生産されている食料の3分の1にあたる13億トンが捨てられている。
・食べ物を捨てることは、その食料を生産するために使われた水などの資源も無駄にしていることになる。
・日本は約6割(カロリーベース)の食料を海外からの輸入に頼っているが、「まだ食べられるもの」が約600万トンも捨てられている。

昨日の講話の中でも話しましたが、せめて「嫌いだから」「口に合わないから」と言って、残すことは減らしていきたいものです。

昨年度の1月30日に行われた「古北っ子集会」では、給食委員会がそんな提言をしており、「校長室から」の記事でも紹介をしました(参照:2017.1.30 給食の残滓は…←クリック)。改めて、読み返すと、「給食の食べ残しだけで、国内の食品ロスの1/100を占めている」など、考えさせられることが書かれていました。

学校だけの指導では、なかなか改善されないところもあると思います。ぜひ、この機会に、家庭でもそんな「食のありがたみ」について、話題にしていただけると幸いです。

以下のように、関係サイトは数多くあります。一度、ご覧になってはいかがでしょうか。

(※関係サイトは以下をクリック↓)
「世界食料デー」月間 みんなで食べる幸せを
世界の飢餓と私の食:飢餓のない世界を創る国際協力NGO
飢餓ってなに?|ハンガーゼロ
食べ物の問題・フードバンクとは

ABCを大切に

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今日は雨の日。よって、傘立てには、みんなの傘が並んでいますが、東西の脱履を見ると、写真のように、きれいに並んでいる学級がたくさんありました。

これなら、取り出しやすく並んだ傘は、他人の傘に引っかかって、「互いに壊れてしまう」ということもないですね。

雨の日のABCをこれからも続けていきましょうね。

2017.10.16 朝礼校長講話

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今日は、以下のような講話をしました。

今日は、何月何日ですか?10月16日ですね。
今日、10月16日は、「世界食料デー」と言い、世界の食料問題について考える日になっています。特に、10月を「世界食料デー月間」とも言います。

さて、
「食料問題」には、様々な問題がありますが、その中の大きな問題の一つに「食品ロス」というものがあります。この言葉、聞いたことがある人?あまり多くはありませんね。
これは、「食べられる食品が捨てられること」を言います。
世の中には、まだ食べられるのに、食品が捨てられてしまう場面があります。どんな場面が考えられますか?周りで話をしてみましょう。

例えば、お店に売れ残った食品が捨てられてしまうことがあります。また、家庭でも、食べずに残ったものが、最終的に捨てられてしまうこともあるでしょう。
このように、世界では、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品が大量に発生していることが、大きな問題になっています。

ここで、世界に目を向けてみましょう。
私たちは、食べ物に苦労することはほとんどありませんが、
世界には、食べたいものや食物を十分に食べられない人がたくさんいます。その結果、何も食べられずに命を落とす人が、なんと、1年間に約900万人もいます。
どう思いますか?

私たちのように、こうして普通に食事をいただけることに感謝したいものです。
日本でも、2011年3月11日におきた東日本大震災直後の給食は、こんな感じでした。
「おにぎり・チーカマ・牛乳」だけだったり、「コッペパン・チーズ・デザート・牛乳」だけだったりし、汁物やおかずが食べられない日が何日も続いたそうです。しかも、全国から寄せられた食品を分けて食べたとも聞きます。私たちの給食と比べると、大変な思いをしていたことがよく分かりますね。

また、給食のことを考えると、随分、多くの大人が関わっていることが分かります。
野菜を作る人、魚を獲る人、食品を工場で加工する人、それらをトラックなどで運ぶ人、給食センターで調理をする人、さらに学校へ届けてくれる人、教室まで運んでくれる配膳員さん…、と、本当に多くの人が関わっていますね。

そんな中、「嫌いだから」「まずいから」と言って、簡単に残している人はいませんか。もちろん、アレルギーだったり、体の調子が悪かったりするときは別ですが、そうでないときに、簡単に残すことは考えてほしいものです。世の中にはまだまだ食べられない人がたくさんいます。そして、多くの人が関わって、食品が手元に届いています。

「世界食料デー」の日に、食について考え、こうして食べられること、多くの関わってくれた人に感謝して、いただけるといいですね。
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