令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2017.9.11 朝礼校長講話

画像1 画像1
今日は、以下のような話をしました。
------------------------------------
今日は、時間が限られているので、スライドなしで短めにお話をします。

今日は「あいさつの日」でした。北部中学校の生徒さんと、班長・副班長さんを中心にあいさつ運動をしました。
さわやかなあいさつができていた人が多かったと思いますが、ここで、今朝の自分のあいさつは何点をつけられるか、振り返ってみましょう。

80点くらいはつけられるよ、という人…、60点くらいになるかなぁ、という人、100点をつけられるよ!という人…。
はい、ありがとう。60点が一番多いようですね。

「60点」のあいさつでいいですか?みなさん、どうでしょう…。
校長先生も、もう少し元気なあいさつができるといいかな、と思いました。
あいさつする側も、される側も「いい気持ち」になるのがあいさつです。
やっぱり、100点のあいさつがいいですね。


6年生は、小学校に入学してからの6年間、あいさつの大切さを学んできたことと思います。
5年生は、1学期に青年会議所の方に特別授業をして、あいさつの大切さを学んだことと思います。
ぜひ、そんな5・6年生の高学年から、元気なあいさつをしてほしいと思います。
そして、1〜4年生のみなさんも、あいさつを大切にしてきた古知野北小学校の伝統を受け継いで、しっかりあいさつをしてほしいと思います。

これからの皆さんのあいさつに、期待したいと思います。

2017.9.10 ギフト 僕がきみに残せるもの

画像1 画像1
ALS(筋萎縮性側索硬化症)を宣告された元NFLのスター選手のドキュメンタリー映画の「ギフト 僕がきみに残せるもの」を先日観てきました。

映画は、NFLチームのニューオーリンズ・セインツの所属していた、「スティーヴ・グリーソン」が、病院で「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」を宣告されたところから始まります。
同じタイミングで妻の妊娠が分かると、その子どものために、毎日、ビデオダイアリーを撮り続け、その映像と、旧友で介護者ともなった2人の撮影者がグリーソン一家とともに暮らしながら撮影した映像からなる、「1500時間分の映像を2時間にまとめた」全編が実際の映像であるドキュメンタリー映像です。

「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」という病気がどんな病気であるか、「なんとなく」は分かっていたものの、難病であるALSと戦うグリーソンさんの姿を見ると、それは大変な病気であることが分かりました。体が思うように動かなくなり、やがては、会話も食事も、呼吸もできなくなっていくもので、原因が究明されておらず、治療法も見つかっていないというのです。日本にも約9,000人もの患者さんがいるというのですから、大きな問題です。

このグリーソンさんの素晴らしいところは、「チーム・グリーソン」という財団を設立し、「スティーヴ・グリーソン法」を成立させたことです。アメリカで「音声合成機器」(機械が、本人に変わって音声を発するもの)が保険適用の対象外になろうとしていた時、訴えによって、オバマ大統領の署名により、保険適用が認められる法律として承認されたのです。
この法は適用されたのでよかったのですが、病気に苦しむ人に寄り添える法の整備が追いついていない現状がることを知り、考えさせられました。

「NO WHITE FLAGS」(白旗は上げない)をスローガンに、最後まで病気と闘い続けるグリーソンさん。涙なしでは観られませんでした。
現在もなお、病気と闘いながら、家族の時間を過ごしつつ、様々な活動をしているそうです。命がある間に、治療法が見つかることを願うばかりです。

名古屋では1館(センチュリーシネマ)だけでしか上映していないのが残念なところです(そろそろ終わってしまうかも…!?)。興味のある方は、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。

(※関係サイトはこちら↓)
映画「ギフト 僕がきみに残せるもの」公式サイト
日本ALS協会

2017.9.9 発明くふう展覧会

画像1 画像1
今日は、一宮スポーツ文化センターで開催されている、発明くふう展覧会に行きました。
本地区(3市2町:江南市、一宮市、稲沢市、扶桑町、大口町)の各学校から選ばれた「発明品」(1校5点まで)及び「夢絵画」の入賞作品を見ることができます。
古北小からも「発明くふう展」に5点が出品され、展示されています。

【出品者】
 ・菱川咲羽さん「びっくり貯金箱」(※江南市商工会頭賞受賞)
 ・辻村心花さん「ダイエットくつした」
 ・今井蒼唯さん「手動そうじき」
 ・山口憂奈さん「オシャレな消臭剤」
 ・伊藤加奈さん「わりばしティッシュケース」

年々、古北っ子の作品出品者が増え、ついに今年度、本校から入賞者が誕生しました!菱川さんが「江南市商工会頭賞」を受賞したのです。

しかし、残念なことに、本地区の「発明くふう展」は、今年度が最後になるのだそうで、次年度からは、出品できなくなってしまいます。今後は、「一宮市発明クラブ」や「大口町発明クラブ」に所属している人が、県大会には出品できるようで、一般の児童・生徒が学校を通じて出品することが叶わなくなってしまいました。
今回も、豪華なトロフィーがたくさん並び、新聞社やケーブルテレビが取材に来ていました。そんな大きな展覧会です。また、この地区から選ばれた作品が、全国大会、世界大会へ出品されたこともある展覧会だっただけに、非常に残念です。

なお、絵画展は、50点が会場に展示されていましたが、全体で、なんと「2,200点」が出品されており、その中から選ばれた50点のみの展示となっています。大変残念ですが古北っ子の絵画は、入選はなりませんでした。

ちなみに、会期は明日までです。都合がつく方、興味がある方は、ぜひ、足を運ばれてはいかがでしょうか。
また、県大会は、11月上旬に、名古屋の「トヨタテクノミュージアム産業技術記念館」で開催されるようです。そちらも無料でご覧になれますよ。

■場所 一宮スポーツ文化センター(一宮市真清田1-2-30)
■日時 9月9日(土)〜10日(日) 10:00〜16:00

2017.9.8 夏休みの宿題は…?

画像1 画像1
夏休みが終わり、一週間が経ちました。時間の流れは、速いものです。
さて、学校では、夏休みの宿題の点検もほぼ終わり、早くも、提出先の団体から、入賞者のお知らせも届いています。古北っ子の力作が、一点でも多く、入選されることを願っています。

さて、そんな中、年々、長期休暇中の宿題について、メディアを賑わしています。読書感想文の見本がネット上で公開されていたり、フリーマーケットアプリで宿題が出品されていたり、と、考えさせられる事案もあります。

そんな昨今、毎年、「夏休みの宿題」について、「(株)イオレ」がアンケートを実施していますが、今年の結果も、8月25日にプレスリリースが出されています。

長期休暇ならではの時間を有効活用した宿題や、基礎学力定着のための宿題など、それぞれの宿題に意義はありますが、アンケートには、「どんな宿題が必要か」「どんな宿題が不要か」「そもそも宿題は必要か」「どんな宿題がいいか」「あなたが先生ならどんな宿題を出すか」などの、なかなか刺激的で興味深い設問と結果が並んでいます。
また、「宿題ハプニング集」など、おもしろエピソードも並んでいます。おもわず、クスッとしてしまいそうです。

個人的には、「自由研究」「自由工作」などでじっくり時間をかけて、日頃できないことや経験できないことをしながら、何かを探求したり、大作を作製したりすることには、大きな意義を感じます。

古北っ子の保護者のみなさんは、どのように感じられるでしょうか。興味のある方は、ぜひ、以下のサイトをご覧になってはいかが?

(※関連サイトはこちら)
ニュース|イオレ(「子どもを持つ親」を対象に、「夏休みの宿題に関するアンケート」を実施いたしました。)(PDFファイル)

ABCを大切に

画像1 画像1
校門周りに、サクラの葉がたくさん落ちていたので、掃除をしようと、竹ぼうきを取りに行くと、「くさみ」や「ちりとり」などが、ご覧のように、整然と並べられていました。

複数の掃除の班が利用する箇所ですが、きちんと整えられている様は、さすがですね。

みんなが使う場所です。これからも、この調子で、ABCを大切に!

2017.9.7 集中して、全力で

画像1 画像1
昨日は、ほぼ一日雨に降られ、今日も昼頃から雨です。昨日予定していた避難訓練は、来週に延期されたり、運動会の練習も運動場から体育館に変更したり、と対応を余儀なくされています。
今のところ、明日は、晴れの予報で、週間天気予報によると、来週も12日(火)を除いて、練習できる天気のようです。

始業式のときに、「2学期の登校日数は何日でしょうか」と問いを投げかけました。答えは「77日」ですが、その反応は「思っていたよりも少ない」という声でした。
始業式でも言いましたが、そんな「思っていたよりも少ない」期間に、「運動会」「陸上運動記録会」「学芸会」「遠足」等々の様々な行事があり、その準備、練習、まとめなどを行っていきます。

そんな中、最初に実施される運動会は、明日から実施日まで、練習できる日は、「10日」となりました。

そんなことがあってかどうかは、わかりませんが、天気が崩れるまでの今日の午前中の練習は、どの学年も、先生の指示をよく聞いて、集中して、全力でがんばっていたように思いました。

一昨年、昨年と、雨で運動場での練習日が少なくなり、学校としては、少し焦ったところがありますが、本番では、そんなことを感じさせない、子どもたちのすばらしい表現に随分と助けられたところがあります。

今日の「集中力を発揮する姿」や「全力でがんばる姿」があれば、今年の運動会も、天気に左右されず、よりよいものになりそうです。
今年も、古北っ子の「全力児童」ぶりを期待したいと思います。

ABCを大切に

画像1 画像1
雨の日が続き、傘立てにも色とりどりの傘が並んでいます。

そんな中、ご覧のように、しっかりと傘が並べられています。

2学期も「ABCを大切に」する姿勢は健在です。

これからもしっかり続けられることを、願っています。

2017.9.5 キッズデザイン賞

画像1 画像1
特定非営利活動法人「キッズデザイン協議会」は、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動などを顕彰する「キッズデザイン賞」の第11回受賞作品298点を、8月21日に発表しています。そして、本審査による特別賞受賞作品は11点で、9月25日に発表されます。

このキッズデザイン賞は、
・子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン
・子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン・自立した消費者を育てるデザイン
・子どもたちを産み育てやすいデザイン
という3つのデザインミッションを実現するための対象カテゴリが、「52」もあります。
 
「キッズデザイン賞」のサイトでは、これまでの受賞作品を、「受賞作品検索」のページから調べることがでますが、確かに、さまざまな分野の受賞作品があります。「建造物」「サービス」は簡単に手に入れたり、経験したりすることはできませんが、「製品」は、購入ができるものがあります。

例えば、「絵本・図鑑」「玩具」「情報機器」などを検索すると、知育絵本や、知育玩具、好奇心をかき立てる情報機器などが見つかります。
個人的には、「我が家に、今、小学生がいたら」という視点で見ると、「こういうものを与えるかな」「こういう環境にするかな」などと思うものもあり、なかなか興味深いものがたくさん見つかりました。

興味のある方は、一度、ご覧になってはいかがでしょうか。そして、今年度の特別賞11点の発表を待ち、チェックしてみるのもいいかもしれませんね。

(※関係サイトはこちら↓)
1億2700万人のキッズデザイン! キッズデザイン協議会
第11回キッズデザイン賞エントリー
受賞作品検索|KIDS DESIGN AWARD キッズデザイン賞

2017.9.5 陸上の記録は…?

画像1 画像1
今日から、6年生の陸上運動記録会の練習が始まりました。自己ベストを目指して、がんばって取り組んでほしいところです。

さて、この夏、「世界陸上2017」が行われ、ボルト選手のラストランや、日本選手のリレーなど、興味をもって、テレビなどを見ていた方も多いと思います。

そこで、国内記録に限り、小学生、中学生、高校生の日本記録及び、全体の日本記録を調べてみました。ここでは、陸上運動記録会に関する記録ということで、「100m」(※陸上運動記録会は50m走です)「走り高跳び」「走り幅跳び」の3種目について、掲載します。
(※(株)陸上競技社HPより引用)

       小学生   中学生   高校生   日本
男子100m走 11秒90  10秒56  10秒01  10秒00
男子走高跳  1m58   2m10   2m23   2m33
男子走幅跳  5m74   7m22   7m96   8m25
女子100m走 12秒73  11秒61  11秒43  11秒21
女子走高跳  1m47   1m87   1m90   1m96
女子走幅跳  5m15   6m20   6m44   6m86

すごいですね…。
しかし、この記録に1cmでも、0.01秒でも近づくことよりも、これまでの自分を超えることが大切だと思います。そうすることで、自ずと、記録が近づいていくのですから…。
ぜひ、自分を「高め」、そして、互いに「高め合って」ほしいと思います。

6年生のみなさん、昨日までの自分より、より速く、より遠く、より高くがんばってください!

(※関連サイトはこちら↓)
陸上 中学記録|月刊陸上競技
(※このページを開くと、高校・日本・世界記録まで見ることができます)

2017.9.4 正常性バイアス

画像1 画像1
「防災の日」である9月1日付の北海道新聞のコラム「卓上四季」に「正常性バイアス」という、おそらく、多くの人が感じたことがある心理に対しての記述がありました。

これから台風の季節であり、東南海沖で発生する恐れのある大地震に備えて、私たちの脳と心に、少し警告を与えてくれそうなものです。ここに引用し、掲載させていただきます。

 心理学用語に「正常性バイアス」という言葉がある。危険や予期せぬ異常に対して、つい「大丈夫」「大したことはない」と過小評価してしまう心の働きのことだ。何か起こるたびに反応していたら精神的に疲弊してしまう。あえて鈍感になることで、心を守る防御態勢である▼ところが、このせいで災害時に避難のタイミングを逸してしまうことがある。逃げなければならないのに、脳が「まだ大丈夫」とささやき、楽観的な方向に解釈してしまうからだ。災害心理学者の広瀬弘忠さんが、自著「きちんと逃げる。」で説明していた▼確かに東日本大震災では、誰もが「あんな大津波が来るとは」と驚いた。昨年8月の連続台風で道内各地に大きな被害が出た際も、「まさか」「こんなことになるとは」との声が上がった▼では、どう対処すれば良いのか。万が一を想定し、訓練を積み重ねるしかない。落ち着いて行動できるよう、普段から避難経路や防災用品を確認しておきたい。「想定外」を「想定内」にする取り組みが欠かせない▼米南部を襲った大型ハリケーンの死者は、30人以上に上った。気象当局が「史上前例のない規模」と、国民に注意を呼び掛けていたにもかかわらずだ。正常性バイアスが働いたのかもしれない▼きょうは「防災の日」。折から、台風厄日として知られる「二百十日」でもある。今も昔も、備えあれば憂いなしだ。

「正常性バイアス」を解除して行動することの大切さを改めて思わされました。同時に、文中にある「『想定外』を『想定内』にする取り組みが欠かせない」というフレーズが印象的です。

8月26日に拝聴した講演会では、講師の佐藤敏郎さんが、「発生しそうな様々なハプニングを想定して、訓練を行う必要がある」とおっしゃっていましたが、まさにこれからの避難訓練では「『想定外』を『想定内』にする取り組み」の必要性を感じたところです。

学校であれば児童や職員から、家庭であれば家族から、犠牲者を「0」にするためにも、心がけておきたいコラムの内容ですね。

(※コラム記事はこちら↓)
正常性バイアス:どうしん電子版(北海道新聞)

2017.9.3 もう一つの「金」

画像1 画像1
台湾で行われていた2年に一度の「大学生のオリンピック」こと「ユニバーシアード大会」が、8月30日に閉幕しました。
大会では、日本が大健闘し、「金メダル 37個」「金銀銅メダル 計101個」と、どちらの数もトップとなりました。

そんな中、ニュースやネットを賑わしているニュースがあります。
ちょうど、昨日(9/2)付中日新聞夕刊のコラム「球は転々…」(スポーツライター 財徳健治)にも紹介されていたので、引用させていただきます。

(前略)
 その台湾から「もう一つの金メダル」の話題がインターネットを通じて届いた。
 同29日朝のこと。選手村近くの公園を掃除する若者たちの姿が目撃された。住民は「清掃業者だろう」と思ったが、来ていたシャツの背中には「JAPAN」の文字があった。サッカー日本代表選手たちだった。
 講演を散歩していて、ゴミが散乱しているのを目にし、誰に頼まれたわけでもなく自主的にほうきとごみ袋を手に集まったという。現地の報道によると、先導した旗手怜央(はたて れお)選手(順大2年、静岡学園高出)は「公園は子どもが遊ぶ場所だからきれいにしておかないと、と思った」と話している。
 (中略)
 日本代表はその夜、フランスとの決勝戦を控えていた。いやでも気持ちが高ぶる決戦当日の朝に、かくもすがすがしい行為ができるとは。彼らはフランスを1−0で下し、3大会ぶり6度目の優勝を手にした。(後略)

選手のみなさん、素敵ですね。そして、その後の試合に勝つところが、またカッコイイですね。

私たち日本人にとって、うれしいニュースですが、「ゴミのない環境」というのは、当たり前と言えば当たり前のことかもしれません。
ちなみに、サッカー界では、これまでも国際大会が行われると、「日本代表が使用した後のロッカールームがとてもきれいで驚いた」「日本代表が、試合終了後、ピッチのPETボトルを率先して拾い片付けていた」ということがしばしば現地のニュースで取り上げられています。サポーターのスタジアムの片付けをする姿は、すっかり世界的に有名になっています。サッカー界だけでなく、野球界でも国際試合が行われると、同様に試合後のベンチの差が話題になることもありました(参照:2014.11.20 文化の違い、とは言え・・・←クリック)。

古北っ子も、修学旅行や自然教室、遠足などの校外学習等で、「来たときよりも美しく」と、学校で心がけている「ABC」同様に、掃除や片付けをしっかりと行ってくれます。

きれいで整っている環境は、心を穏やかにし、人々の笑顔を増やします。
古北っ子のみなさん、2学期も「ABCを大切に」し、身の回りの環境を整えていきましょうね。

(画像:蔡淑君facebookより引用)

2017.9.2 校内ICT機器基本操作研修

画像1 画像1
昨日(9/1)、午後から、先生達で「プチ研修会」を行いました。
内容は、教室内に入ったICT機器とタブレットPCの基本操作について。
タブレットのログインから始まり、教室内の機器との接続、タブレットPCの操作など約1時間に渡って、その操作方法を学びました。

ICT機器は、右下の写真ように、一つの白いワゴンにまとめられています。最上段にプロジェクタ、中段・下段に、中継器やタップがいくつか並んでいます。
そして、そのプロジェクタと、黒板のスクリーンとの距離は、写真左下のように、随分と近い距離となりました。これは、「短焦点」のプロジェクタを導入したもので、奥に見える配膳台の横幅よりも短い距離です。これなら、児童の活動の邪魔になりません。

右上の画面が、右下の画面のように、ワイヤレスで投影されます。これで、教師の手元のタブレットPC(親機)の操作が、教室内のどこからでもパッと投影されます。
また、児童に複数のタブレットPCを配布した場合、親機を使って、児童の手元のタブレットPC(子機)の画面も投影することができます。
様々な操作方法が考えられ、授業スタイルも随分と幅が広くなりそうです。

今後、アプリの開発業者などによる研修を計画的に実施していきます。
そうした研修を踏まえながら、教師間で、活用アイデアを共有し、古北っ子にとって、「分かりやすい授業」を展開していきたいと思います。

10月の授業公開でも、そんな活用の一端をお目にかけられる授業ができれば、とも思いますし、今後、そんな活用方法を本HPでも紹介していきたいと思います。

2017.9.1 2学期始業式式辞

画像1 画像1
今日の2学期始業式式辞では、以下のような話をしました。

さて、42日間の夏休みを終えて、今日から2学期が始まりました。天気がよくない日が多かった今年の夏休みですが、こうして見てみると、日焼けしたお友達も多く、たくましくなったように見えます。

3つお話をします。今日は、スライドを使いません。よく体と耳で聞いてください。

まず一つ目です。
今日、9月1日は、どんな日か知っていますか?(「防災の日」と口々に言う)そうですね。
今から94年前の、1923年(大正13年)の9月1日に、東京地方で、大きな地震が発生しました。約10万人もの人が、亡くなったという、とても大きな災害がありました。
そこで、「防災の日」として、この日を中心に、防災訓練が行われるようになりました。
古知野北小学校でも、9月にそんな訓練を行います。自分の命を守れるよう、しっかりした姿勢で参加しましょう。

二つ目です。
2学期はたくさんの行事があります。思い浮かびますか?
運動会、6年生の陸上運動記録会、秋の遠足、かがやき学芸会など、自分の力を思いっきり出したり、みんなと協力したりする行事が、たくさんあります。
ところで、2学期は、何日あるか知っていますか?学校に通う日は「77日」です。
多いと思いますか?少ないと思いますか?(「少ない」の声が多数)そうですね。思ったより多くないですね。
そんな中、多くの行事をしていくことになります。
そこで、2学期の合言葉です。高学年の皆さんは、分かりますね。
2学期は、これまでと同じ「全力児童」が合言葉です。それぞれの行事に全力で取り組む古北っ子でいてください。もちろん、授業も全力ですよ。
そして、そんな行事や、授業で、ぜひ、自分の力を高めてください。
そこで、もう一つの合言葉は「高めよう」です。人と比べるのではなく、これまでの自分と比べて、力がつくよう、高めてください。
そして、自分が高まれば、周りの友だちにも刺激を与えることができます。「○○君、がんばってるな。ぼくもがんばらなきゃ」「○○さん、がんばってるな。私もがんばらなきゃ」と、お互いに高めあうことができます。
そこで、さらに、もう一つの合言葉は「高めあおう」です。

ぜひ、自分を高め、周りも高め、学級や学年、古知野北小学校がさらに成長するように、がんばっていきましょう。
古北っ子の活躍を大いに期待します。

三つ目です。
教室の前の方に、白いワゴンがあったのを気づきましたか。(手を挙げると半数ほど)
みんなに分かりやすい授業をするために使うものです。高価な機器ですから、暴れてぶつかったり、機械を落としたりすることがないように、気をつけてください。

全力で物事に取り組み、自分を高め、お互いに高め合える2学期にしましょう。以上で、2学期始業式の式辞とします。

2017.8.31 夏休みが終わり、2学期に…

画像1 画像1
42日間の夏休みが終わろうとしています。梅雨のように曇ったり、雨が降ったりして蒸し暑い日が続いたこの夏休み。ようやく「梅雨明け」したかのように、ここに来て、天気のいい日が続いています。きっと、多くの古北っ子が、夏休みの最後を堪能していることでしょう。

そんな夏休みでしたが、近隣の市町を含め、全国では、水の事故を始めとした、小学生の尊い命がなくなるという事案がいくつかありました。

幸い、古北っ子には、命に関わるような事故はもちろんのこと、大きな事故や病気にかかったということも聞こえることなく夏休みを終え、2学期を迎えようとしており、本当になによりです。

8月26日に拝聴した講演会(参照:2017.8.26 小さな命の意味を考える)では、講師の佐藤敏郎さんが、震災後の現象の一例で「学校から元気な子供たちの声が聞こえてくる地域は、励まされ、元気になれた。子供たちが被災し、いなくなってしまった地域は、地域そのものが元気を失ってしまった」という旨のことを話してみえました。
子供は地域の宝です。おそらく、震災の有無にかかわらず、どこの地域でも、子供たちの声が聞こえてくるところは、なんだか安心し、元気がもらえるような気持ちになるのではないでしょうか。

明日から2学期です。運動会や学芸会を始め、多くの行事があります。そんな行事も、けがや病気、ましてや命を落とすようなことがあっては、本人はもちろん、周りの友達も楽しんで取り組めません。ぜひ、2学期以降も、元気な古北っ子の声が響く、校区であり、学校であってほしいと思います。

明日、479人の古北っ子に会えるのを楽しみにしています!

2017.8.30 夏休みの天気

画像1 画像1
昨日(8/29)付の中日新聞県内版に、毎夏恒例の「夏休みのお天気」が掲載されていました。
この夏休みは、見出しの通り、「曇りや雨の日やはり多かった」ようで、「夏らしい天気の中、夏を堪能する」ということができなかった印象が強く残っています。

名古屋市の過去5年間の35℃以上の「猛暑日」を紐解くと(※夏休みに限らない年間日数)2012年から順に、12日、27日、8日、16日、9日となっています。隔年で特に多い日があるようにも思いますが、その順でいけば、今年は増えそうなところ。しかし、なんと、たったの「3日」に。「晴れ」が少なければ、猛暑日も少なくなすはずです。

気になるのは、2学期がスタートしてからの天気。運動の24日(日)まで、練習日できる日数は「14日」しかありません。その14日間が、天気に左右されず、スムーズに練習できるといいのですが、記事の結びを見ると「9月前半は晴れの日が少なく、後半からは変わりやすい天気となる見通し」とあり、まさに「雲行きがあやしい」ところです。

実際は、晴れなくとも、曇りの天気であれば、暑さをしのぎながら練習ができるので都合がいいのですが、雨が降ってもらうと、そこはちょっと…というところです。

古北っ子のお家で、「てるてる坊主」を用意してもらって、運動会の練習がスムーズにできることを願わないといけないかもしれません^^;

(画像は中日新聞から。デジタル記事は以下をクリック↓)
曇りや雨の日、多かった 名古屋、夏休みの天気|中日新聞プラス(※閲覧には会員登録が必要です)

2017.8.29 夏休みもあとわずか…

画像1 画像1
いよいよ夏休みも、明日、明後日の2日間を残すところに。個人的には、夏休み中にあった、17個の対外的な会議・出張も、今日が最後となり、明日、明後日は、2学期の準備をしつつ、少し、気持ちにゆとりがもてそうです。

そんな中、群馬県の地方紙である8月27日付の上毛新聞に以下のようなコラム「三山春秋」があったので引用させていただきます。

▼夏休みも終わりを迎え、宿題の最後の追い込みに汗を流した家庭も多いのでは。最近では当事者の子どもより親が、あれこれ気を回すことも多いと聞く ▼のんびり構える子どもの様子を見ながら、小学生の時に、始業式が終わってから友人と課題の工作用材料を買いに行ったことを思い出す。その夜から作り始めた急造品を提出した覚えがある ▼そういえば当時、親からあれこれ言われることはなかった。のんびりした時代だったのかもしれない。今は多くの宿題に加え塾や習い事、部活と予定が詰まり、子どもも自由になる時間が少ない ▼充実したスケジュールをこなし、空いた時間もできるだろうが、身近には無料で楽しめるゲームがあふれている。ネットの世界に入れば情報の渦に巻き込まれていく ▼社会人になり時間に追われるようになると、学生時代「退屈だな」と思った時間の貴重さが身に染みる。何もせず、時間を自分一人のために自由に使える素晴らしさ。ただ、今は静かな環境で一人考えを深めていく時間を生み出すには誘惑が多すぎる ▼忙しく休みを取りにくい先生も、働き方を改めようと今夏のお盆休みから、全県的に「閉庁日」を設ける取り組みを始めた。子どもも大人も心の余裕が必要だ。一見無駄にも思える、何もしないというぜいたくな時間を大切にしてほしい。

結びの「何もしないというぜいたくな時間を大切にしてほしい」というものは、大人になると、まさに実感するものです。

夏休み中は、しっかり遊びつつも、宿題に習い事と、慌ただしく過ごした古北っ子も多いと思います。宿題が全て終わってしまい、習い事も夏休みの最後だからお休みに…となっている古北っ子には、明日、明後日は「何もしない」という時間をもてるかもしれませんね。

「4大ディスプレイ」(テレビ、パソコン、ゲーム、スマホ)から離れると、随分、そんな時間がもてそうです。と言いつつ、なかなかそういうことができない自分がいますが…。
有意義な残り2日間にしてほしいと思います。

(※記事はこちらから引用しました↓)
2017/08/27【三山春秋】

2017.8.28 子育てカウンター

画像1 画像1
中日新聞が発行する「こどもウィークリー」。8月26日(土)付のウィークリーには、リレーコラム「親の時間 子の時間」に、筆者山崎洋実さんの「子育ては、いつか必ず終わりがきます。永遠には続かないのです。」という書き出しで始まる、興味深いコラムが書かれていたので、引用させていただきます。

 子育ては、いつか必ず終わりがきます。永遠には続かないのです。
 例えば、オムツ替えは、子ども一人につき六千回だそうです。子育てにまつわるカウンターは毎日減り続けています。
 でも、残念なことに「いつが最後か」は分かりません。ある日突然オムツが外れる、ある日突然手をつながなくなる…。予告なく終わっていきます。
 (中略)
 子育ては残念ながら「これが最後のオムツ替え」「これが最後の動物園」などと味わい尽くして終われないのです。
 小学生の間は、親と子ががっつり関われる最後の時。日々、いろんな子育てカウンターが「カチッ、カチッ」と音を立てています。「これが最後かも」と意識してみると、日常の何気ないことに、たくさんの幸せがあることを再確認できるはずです。

「一緒に買い物行かない?」と聞いても「行かない」と呟かれる日が、小学生を卒業するとやってきます(小学生の間にやってくる場合も…)。
子どもと関われる期間は、意外と長くないことに気づかされます。

我が家でも、子どもたちが、中学生、高校生になると、一気に家族そろって過ごす時間は減り、食事さえ、そろって食べることが随分少なくなりました。

相田みつをさんの詩に「しあわせは いつも じぶんの こころが きめる」というものがあります。

ついつい叱ったり、小言を言ってしまったりすることは多くなりがちです。しかし、子育てカウンターが減る中、こうして、子どもたちと関われる何気ないことを「しあわせ」と感じることができれば、コラムの結びにあるように、身の回りには、ずいぶんと「たくさんの幸せ」があることに再確認できるでしょう。
 
と言っても、夏休みの最後になると、小言が…。いえいえ、そこはグッと飲み込んで、笑顔で「もうすぐ2学期よ」と、切り返してはいかがでしょうか(笑)^^

2017.8.27 愛される学校づくり研究会

画像1 画像1
昨日(26日)は、春日井で行われた、所属する見出しの研究会の定例会に参加してきました。

前半には、iPadや、iPod touchで操作ができる「授業アドバイスツール」というものを用いて、授業を検討するということを行いました。
大学生による道徳の授業を参観しながら、次期学習指導要領のキーワードの一つでもある「主体的・対話的で深い学び」について、ツールを用いて、その場面を記録に残し、授業後に協議をするというものです。
大学生の授業がしっかりしていたため(とても大学生とは思えない!)、授業は、まさに「主体的・対話的で深い学び」になる場面が何度もありました。
「特別な教科道徳」も始まります。「深い学び」をする道徳の授業の在り方について、大いに学ぶところがありました。

また、後半には、2月に本会が開催する「フォーラム」に向けて、4つのグループに分かれて、協議を行いました。私が所属し、グループリーダーを仰せつかった「ICT機器の活用」について、どんなテーマで発表をするとよいか、どんなことを伝えるとよいか、について検討しました。しかし、ICT機器の活用について、「考えなければならないこと」「伝えた方が良いこと」が多岐に渡り過ぎるため、まとめ役として、落としどころを見つけることができませんでした。まだまだ自分が勉強不足であることを痛感しました。
9月から、本校では、タブレットPCやプロジェクタを日常的に使う授業が始まります。そんな授業を見ながら、私たちの力量向上を図るために何が必要かを見つけていきたいと思いました。

本校の教育実践にも生かしていけるよう、引き続き、勉強していきたいと思っています。

2017.8.26 小さな命の意味を考える

画像1 画像1
昨日の午後は、丹葉地区(江南市、犬山市、岩倉市、丹羽郡)の校長・教頭先生が集まり、宮城県で教師をしてみえた佐藤敏郎氏の講演「小さな命の意味を考える」を拝聴しました。

女川町の中学校に国語教師として勤務し、被災した中学生に俳句を作らせる活動をし、女川中学校卒業生による「女川いのちの石碑」を建立する活動を支えてきた佐藤さん。
現実や悲しみに向き合い、しかし、進むべき方向を見つめ、様々な活動をする女川の子どもたちのお話は、子どもたちのつらさ、苦しさ、力強さが伝わってくるものでした。

そして、同時に、大川小学校でお子さんを亡くした佐藤さん
講演の話の流れの途中、自然な流れでそのことを打ち明けられると、会場の先生方が息をのむのが分かりました。
大川小学校と言えば、学校に残っていた児童70数名中、助かったのは4名のみ。教職員も11名中、助かったのは1名のみだったという、多くの命が亡くなった小学校です。
学校の避難方法について今なお、検証がされていますが、保護者であり、同じ教員だった佐藤さんの心中は、私たちに想像できないものでしょう。

学校で、多くの子どもたちの命を預かる立場として、考えさせられることが多い講演会でした。まさに、これまで以上に「小さな命の意味を考える」ことができるものでした。

なお、8月27日(日)の22:00〜22:43に、被災した女川中学校の「女子バスケ部」のアニメが、「NHK BS1」で放送されます。今回の佐藤さんの講演とは直接関係はないですが、被災地でがんばる子どもたちの姿を知ることができると思います。ぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。

また、今回の講演に関連するHPのいくつかのリンクを以下に掲載します。クリックしてご覧になると、被災地の理解につながると思います。

女川中学校HP
いのちの石碑プロジェクト
被災地の教育現場(被災地の“放課後学校”コラボ・スクールHP内)
アニメドキュメント「女川中バスケ部 5人の夏」【2分動画】

2017.8.25 愛知県中学生創造ものづくりフェアに向けて

画像1 画像1
今日は、午前中に豊田市立浄水中学校へ、10月28日(土)に行われる「愛知県中学生創造ものづくりフェア」に向けた、プレロボコン大会や、お弁当コンクールの書類審査にお邪魔してきました。
「フェア」は、毎年、実施され、東海北陸大会、全国大会へと続くものです。

以下のような内容で、「ロボコン」「おべんとうコンクール」が行われます。

【ロボコン】
●基礎部門:はじめてのおつかい2017
 →タイヤではなく歩行型ロボット(6足まで)が、途中にある二段の段差を乗り越えながら直線コースを進み、目的に到着すると、乾電池(単1〜単3)を乗せて戻っていきます。時間内でどれだけ運んだかを競います。
●活用部門:Put or take colorball
 →透明プラカップでできた高さの異なる7箇所のゴールにボールを入れ合います。たくさんボールを入れた方が勝ちですが、相手が入れたゴールをひっくり返して、空にすることもできます。息つく間のない90秒の試です。
●応用部門:つむつむライン
 →コートを挟んだ中央箇所にある、ゴールの2×4材に、ボイド管(内径100mm)を積み上げ、縦・横・斜めのそれぞれの方向に並べて「ライン」を作り、ポイントを競います。相手の並びを阻止するために、自分のボイド管を積むこともできます。
【おべんとうコンクール】
魚を主菜として、片付けも含めて90分以内で効果的に調理し、おべんとうに適した献立になっているか競います。プレゼンテーションも審査の対象となります。

ロボットや、おべんとうの予選書類を見ていると、その中学生の力量の高さに感心をします。

10月の県大会を勝ち上がった上位チームは、12月の東海北陸大会に進み、さらに上位になると、1月の全国大会に進みます。例年、愛知から全国上位入賞の学校があり、その腕前に脱帽です。

他にも、「木工の技チャンピオン」「アイデアバッグコンクール」などもあり、10月に作品を審査し、全国出品をします。

運動部の全国大会だけではなく、実は、中学校で学習する「技術・家庭科」の学習を生かした全国大会があるのです。中学校に入学して、チャレンジしてみたい古北っ子がいたら、ぜひ、中学校の先生に相談してみてはいかが?

(※参考サイトはこちら↓)
創造アイディアロボットコンテスト全国中学生大会
愛知中学生創造ものづくり教育フェア

(※写真は、一部画像処理が施されています)
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
  <欠席連絡フォーム>
古北小創立150周年記念事業実行委員会
古北小創立150周年記念HP
古北小創立150周年記念式典
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
学校行事
11/20 教育・健康相談
11/21 教育・健康相談
クラブ
11/22 あおぞらタイム
教育・健康相談
11/24 振替休日(学芸会分)
江南市立古知野北小学校
〒483-8025
江南市和田町宮145
TEL:0587-56-2274
FAX:0587-56-2924