最新更新日:2024/05/02
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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2018.2.13 失敗しても…

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本校には、一宮市にある(株)プロスタッフ様から、毎月、PHP誌が届きます。
毎号、勉強になることが多く掲載されており、興味深く拝読しています。

3月号の特集は、「毎日がおもしろい人、つまらない人」というもの。
5人の著名人へのインタビューと、専門家の臨床心理士(東豊(ひがしゆたか)龍谷大学文学部臨床心理学科教授)のアドバイスが掲載されていました。

中でも、人気アイドルグループ「関ジャニ∞」の横山裕さんと、お笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじさんの「失敗」に対する考え方に納得させられるところがあったので、ここに引用・掲載させていただきます。

−横山裕さん−
(前略)失敗しても、終わったことはどうにもならないし、人の評価や考え方を変えることもできません。できるのは、自分がやれることを全力でやって、それを積み重ねていくこと。
 まずは、自分で納得できるまで準備して、胸を張って「ええもん作ってるんや!」と言えるよう、やるしかないと思っています。(後略)

−千原せいじさん−
(前略)そりゃ失敗することもある。自分の無力さを感じることもある。だけど、起きてしまったことを後悔したり、ごちゃごちゃ悩んだりしたって、どうにもならないじゃないですか。(中略)
 海外で活躍したあるプロのアスリートからこんな話を聞きました。試合中にミスをしてコーチや監督に謝るのは日本人だけだって。試合はまだ終わってないし、負けてない。大事なのは、反省するより「ネクスト」、次をどうするかなんだよと。
 ほんとうにそうだと思います。人生は一回負けたら終わりのトーナメント戦じゃない。何回でも戦えるリーグ戦だと思えば、気がラクです。失敗したって、さっさと次にいきましょう。それが人生をおもしろくするコツじゃないでしょうか。

さすが、芸能界の第一線で活躍してきただけあり、心の持ち方がしっかりしているなと思いました。
「自分がやれることを全力でやって、それを積み重ねていく」
「人生は何回でも戦えるリーグ戦」
納得のキーワードだと思います。

古北っ子も、失敗を恐れずに、全力で何事にもチャレンジし、失敗しても再チャレンジする、強い心をもってほしいと思います。頑張れ、古北っ子!

2018.2.12 「手洗いマイスター」によると…

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本校のインフルエンザの罹患者は、一時期に比べ減りましたが、先週も、隣の北部中学校を含め、市内のいくつかの学校で学級閉鎖の措置を執った学校があり、全国的には、31道府県で増加し(愛知県も増加県)、16都県で減少傾向にあるということ(2018年 第05週 (1月29日〜2月4日))。まだ再流行が心配されるところです。

予防には、「しっかりとした手洗いを」の課長さんが言われたというのは、本HPでも紹介したところですが(参照:2018.2.8 手洗いで感染予防)、その「手洗い」の指導をする「手洗いマイスター」という制度が、公益財団法人日本食品衛生協会にあります。

主に、食品取扱者が、その資格を取られるようですが、食品取扱者は、常に100%の食中毒予防を求められるだけあり、その「手洗いマニュアル」(←クリック)には、「11段階」に分けられた(うち8段階を繰り返すと、計19段階)、徹底されたものです。

最後に水を拭き取るのも、ペーパータオルが推称されています。学校で使い捨てのペーパータオルを設置するのは難しいところですが、細かな手洗い方法については、きちんとマスターすることで、随分と予防にもつながるように思います。

立春を過ぎ、七十二候では「うぐいすなく」という季節になっています。寒い日が続いていますが、春はそこまで来ています。それまで、もうしばらく、手洗いをしっかりし、インフルエンザを初めとした、感染性疾病の流行を抑えたいものです。

(関連サイトはこちら↓)
国立感染症研究所 感染症情報センター(インフルエンザ流行レベルマップ)
公益社団法人日本食品衛生協会
手洗いマイスター制度要項|公益社団法人日本食品衛生協会
手洗いマニュアル|公益社団法人日本食品衛生協会

2018.2.11 冬季オリンピック日本のメダル数

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いよいよ、平昌オリンピックが始まりました。日本時間と同じ標準時間である韓国で行われる今回のオリンピックは、ライブで見ようと思うと、「深夜」や「未明」といった、リオデジャネイロオリンピックやロンドンオリンピックのような厳しい時間ではなく、大変ありがたいところです。

毎回、夏季・冬季共に、オリンピックは、順位に関わらず、選手の活躍する姿や一生懸命な姿から、多くの感動をいただいています。また、日本の選手でなくても、素晴らしいパフォーマンスを発揮する海外の選手の姿からも、大きな感動があります。

しかしながら、活躍の度合いを図る一つの目安となる「獲得メダル数」は、気になるところです。

そんな中、リオ五輪の際も、紹介をさせていただきましたが、よく訪れるサイトの一つである「社会実情データ図録」に、「図録▽冬季オリンピックにおける日本のメダル数(金銀銅メダル)」のデータがあります。

これまで、日本は、1956年のイタリアにある「コンティナダンペッツォ」で行われた、第7回大会にて、「スキー男子回転」で銀メダルを初めて獲得すると、2014年の前回大会である「ソチ」まで、合計45個のメダルを獲得しています。

今回は「長野」のときのように、多くの日本人選手のメダル獲得が期待されています。これからの様々な競技の結果が楽しみなところです。
また、惜しくもメダル獲得には至らなかったとしても、選手にとって、ベストパフォーマンスが発揮されることを大いに期待し、応援していきたいと思います。

大会は、25日(日)までです。しばらく、関連のテレビやニュースを見る時間が長くなりそうです。選手のみなさん、がんばってください!

(※参考サイトは以下をクリック↓図は、以下から引用しました)
社会実情データ図録
図録▽冬季オリンピックにおける日本のメダル数(金銀銅メダル)

2018.2.10 思春期ケーススタディ その2

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「子とともに ゆう&ゆう2月号」の特集は「思春期ケーススタディ」というもの。今日は「2018.2.4 思春期ケーススタディ その1」(←クリック)に続く、「その2」です。

前回は、「イライラしている・反抗的な態度をとる」子どもたちに対しての接するポイントの声を紹介しましたが、今回は、「話をしてくれない時」の対応の声について、引用・掲載させていただきます。

・自分が子どもの頃に失敗したことや嫌だったことを話して、「今はどう?」と尋ねます。また、一緒にお風呂に入り、内緒話を聞くことも。その時は、なんとなく話してくれていると思います。(小6女子保護者)
・子どもが興味のある話題をふるようにしている。(小6男子保護者)
・話をしてくれる時は、いくら忙しくてもきちんと聞くようにしている。(小6女子保護者)
・伝えたいことを一方通行でもよいので伝える。よい返事を期待しすぎないようにしている。(中2男子保護者)
・おはよう、おやすみ、おかえりを、明るい口調で毎日元気に交わしている。(中2男子保護者)
・いつも味方であることを伝える。(中2女子保護者)
・機嫌の悪い時は放っておいて、機嫌のよい時にいろいろ話を聞く。(中2女子保護者)
・なるべく同じことをして、同じ話ができるようにしている。(中2女子保護者)
・週末はなるべき家族全員で食事をするようにしている。(中2女子保護者)
・学校で出た課題を一緒に調べたり、取り組んだりしている。その中で、学校のことを話してくれるようになった。(中2女子保護者)
・上からの押しつけにならないように、同じ立場で話す。(全保護者)

「これだ」というものを絞るのではなく、様々な手を同時に行うといいように思いました。

そして、おそらく、お父さん、お母さん方も、今から20〜30年前に、自身がたどってきた道ではないでしょうか。そんなことを思い出すと、どんなタイミングやトーンで対応するのがいいのか、思い浮かぶかもしれませんね。
^^

2018.2.9 「待つ」という教育

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道徳的な話が綴られていながら、20ページ程度の小冊子は手軽に読めるため、毎月読んでいる月刊誌のニューモラル。
その582号の裏表紙に、上記のような言葉が「今月の言葉」として取り上げられていました。
 
いかに、引用し、掲載させていただきます。

 私たちは一つの考え方に縛られやすく、「こうであればいいな」という程度だった気持ちも、やがて「こうでなければならない」に変わってしまうことがあります。そうした考え方が、悩みや挫折の原因になるのでしょう。
 子育てにおいても、親が「こうでなければ」と考えて指示を与えすぎるのではなく、子供が自分で考えて行動していけるよう、「待つ」という姿勢を大切にしたいものです。「考える力が」育てば、知識や経験を組み合わせて柔軟に考え、悩みを解決していけるようになるのではないでしょうか。

家庭の子育て同様に、学校教育でも、この「さじ加減」が大切だと言われます。私自身、若いときは、なかなか待てず、すぐに指示を出したり、結果を求めたりしたものでした。年齢を重ねる毎に、少しずつ「待つ」ことができるようになったかと思います(が、まだどちらかと言えば、せっかちかも…!?)。
 
ところで、古北っ子は、指示されたことや与えられたことに対して、確実に実行できます。本当に心穏やかで、素直な子がたくさんいます。
しかし、時々、「考えさせる」「自分たちで創り出す」ことを求めると、思うように思考やアイデアが出ないときがあります。創造的なことを生み出す力が、やや弱いように思うのです。

こうしたとき、「待つ」とうい教育を重ねることで、必要な力がつくように思います。決して多すぎることのない適度な助言から、友達同士で関わり合いながら、自分たちの力で何かを生み出すことで、この先、生きていく上で大切な力がつくように思うのです。

根気のいる「待つ」という行為ですが、学校でも家庭でも、大人が意識して大切にしていかないいけないな、と改めて思うのでした。

2018.2.8 手洗いで感染予防

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昨日、江南保健所の課長さんから、お話を聴く機会がありました。
季節は、インフルエンザや感染性胃腸炎などの、感染性疾病が流行するときでもあります。それらを防ぐには、まず「しっかりとした手洗いを」とのことでした。話を聞けば聴くほど、改めて、手洗いの大切さを実感しました。

ここで、その話されたポイントの一部について、掲載します(文責・校長)

・この季節、手を洗っている人を見ると、水が冷たいせいもあり、指先だけの人が多く、石けんもつけていないことが多い。
・「親指の付け根」「手首」「手の甲」など、シワやミゾがあるところに、細菌やウイルスがたまりやすい。特に、ウイルスを落とすには、丁寧な手洗いを2度洗いすることを推奨している。

ちょうど、校内では、先日、保健委員会の児童が、「手洗い実験」をしました。
特別なローションを手に塗って、いつもの手洗いをし、その手をブラックライトに当ててみて、洗い残しを確認するというものです(写真)。
すると、多くの児童の手で、やはり「手の甲」「手首」「指と指の間」などの汚れが残ったままになっていることが分かりました。お話とピッタリです。

なお、保健所の課長さんには、以下のサイトに掲載してある資料(PDFファイルデータのうち、P.1〜4を使用)を使って、説明をいただきました。「正しい手の洗い方」も載っています。ぜひ、参考にご覧いただければ、と思います。

消費者庁ホームページ(News Release 平成27年11月12日)(PDFファイル)

2017.2.7 中高生の約9割が…

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「中高生の約9割が…」と、書き出しがあったら、次にどんな言葉を想像するでしょうか。
業界紙である「教育新聞」の2月5日付号のコラム「鉄筆」に、冒頭のような書き出しで始まる興味深い内容のものがありました。

続きは「勉強時にスマートフォンを活用する」です。使い方について、何かとネガティブな話題が交わされる中、どちらかと言えば、ポジティブな使い方の内容です。全文は、以下の通りです。

 「中高生の約9割が勉強時にスマートフォンを活用する」という、スマホの利用実態 についての調査結果がこのほど、モバイル専門のマーケティングリサーチ機関である MMD研究所が明らかにした▼「分からない問題や単語の検索」はもとより、「YouTubeなどで問題の解き方や授業を視聴」などでの利用が多く、「分からないことはネットで調べるという習慣が定着しつつあり、スマホが教育の面で重要な役割を担う時代がやってきた」印象は否めない▼調査は、オンライン学習塾を利用する12〜18歳の男女約2千人を対象にしたもので、学校がスマホの持ち込みを「許可している」と答えた中学生は14.5%、高校生は86.5%だった。ただし、「授業中は先生に預けなければならない」「休み時間は使用できる」など、条件付きで許可する学校も少なくない▼学校でスマホを使っている中学生は21.6%、高校生は64.1%に達している。使用内容は「授業や勉強の分からないことを検索する」が中高生共に最多。次いで、中学生は「友達のノートを取る」「宿題など連絡事項をメモする」が続くが、高校生は「休み時間にSNSをチェック」が多い▼この利用実態に関するネットでの反応もさまざま。「根性論でセンセイの授業黒板丸写しで勉強した気になっている生徒になるよりよほどまし」「ワークシェアの次は知識の共有か。いよいよインターネット社会の本来の姿に移行しつつある」「教師の要らない時代がやってくる!」などの発言も。真剣に対処法を考える必要があろう。

調査対象が「オンライン学習塾を利用する12〜18歳の男女約2千人」ということで、個人的には、日頃から利活用する率が高いターゲット層の回答と読み解く必要があると考え、一般論の値として用いるには慎重になる必要があると思います。

とは言いつつも、「電子手帳とスマホ」があれば、ほぼカバーできることから、確かに分厚い辞典をもったり開いたりすることは減りつつあるのを実感します。

あえてツッコミを入れるのなら、学校内での活用に、教育活動以外の「休み時間のSNSチェック」は余分かもしれませんし、「友達のノートを取る」(撮る?)のも、自分はノートを取らず、手を抜くために、人のノートを写真に撮るようなやり方であれば、疑問点が残ります。

しかしながら、有効的な活用であれば、確かに便利なツールです。私学などでは、積極的にこうした活用を推し進めている学校も増えてきていますし、欧米でもその流れがあります。

このような、個人保有の端末を持ち込み使用する活用法を「BYOD」(Bring your own device)と言いますが、ネットワーク接続時の課題がないわけではないので、一般的な普及はこれからになろうかと思います。しかし、新学習指導要領に触れられている、ICT機器の「日常的な活用」という文言の目指すところの活用法であるとも考えられ、今の古北っ子が高校生くらいになったときに、どんな世の中になっているか、興味深いところです。ちなみに、そのときは、まだ教師はまだ存在していると思いますよ^^

2018.2.6 子どもたちのために

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写真は、4年生の社会科・国語科で活用するための本です。
と言っても、学校の図書館にあるものではなく、江南市と、その近隣の自治体の公立図書館から、借りてきたものです。
しかも、近隣と言っても、本を見てみると、扶桑町、大口町、岩倉市、一宮市、小牧市、岐阜市と、江南市を含めて、7市町村にも及んでいました。驚きです。

これらは、学年で学習をする際に、一人一冊の本があった方が、効率よく学習が進むであろう、という担任の思いから集められたものです。

もちろん、初めて訪れる図書館もあったようで、そうしたところは、新たに図書カードを作成してもらい、借りてきたようです。

休日も、こうして足と時間を使って、授業準備をする職員の熱意に頭が下がる思いです。そうした、熱心な先生方に教えてもらえる古北っ子は、幸せですね。
これからも多くの人が借りられる公共の本ですから、大切に扱いながら、しっかり、学んでくださいね^^b

2019.2.5 引き続き、インフルエンザにご注意を!

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図は、国立感染症研究所感染症情報センターのホームページに掲載されている「インフルエンザ流行レベルマップ」(2018年 第04週 (1月22日〜1月28日) 2018年1月31日現在)ですが、全国で警報が出ており、地図は真っ赤になっています。
そんな中、愛知県は、全国で7番目の多さのようですが、幸いにも、本校の今日のインフルエンザの罹患率は、グンと下がり、市内の小学校の中で、最少となりました。しかし、明日から学級閉鎖の措置を執る学校が、4小学校5学級あります。本校でも、新たに罹患する児童がいたり、A型・B型の両方に罹る児童も複数いたりするなど、まだまだ予防をしっかりしなければいけないようです。

さて、そんなやっかいな今冬のインフルエンザですが、少し前になりますが、1月27日付の朝日新聞の「天声人語」にインフルエンザにまつわるコラムがありましたので、引用・掲載させていただきます。

 「湯屋も床屋も流行感冒の話ならざるはなく湯冷めがしたと急いで帰るのや急に外套(がいとう)の襟を立てゝ床屋から飛出(とびだ)すものもあって……」。1919年の記事を、歴史人口学者の速水融(はやみあきら)氏が著書で紹介している。スペイン風邪と呼ばれたインフルエンザが大流行していた▼世界的に猛威をふるい、日本でも人口の約4割が病にかかった。当時の首相、原敬も発症した。熱は下がったが、かかって1週間が経っていないので枢密院の会議に出席しなかったと、日記にある。周りにうつさないようにとの配慮だろう▼この冬、インフルエンザにかかる人が急増している。最新の1週間の患者数は統計を取り始めた1999年以降で最多という。確かに周りでこれほど発症の話を聞く年も珍しい。電車でも街でもマスク姿が目立つ▼A型に加えて広がったB型は、熱がそれほど出ない場合がある。最初は本人も気づかず「隠れインフルエンザ」と言われることも。記録的な寒波も、拡大を後押ししたか。米国やフランスなどでも大流行だと聞く▼「近寄るな――咳をする人に」「鼻口を覆へ――他(ひと)の為にも身の為にも」。スペイン風邪の流行を抑えようと当時の内務省が作った標語である。治療法は進歩しても、予防法にそれほど違いはないということか。手洗い、十分な睡眠……。できることをせずに、寝込みたくない▼そして、かかったらとにかく安静である。「自分がいないと、あの会議が、あの仕事が……」などと、ゆめゆめ思わぬように。

約100年前から、感染拡大を防ぐ策が「近寄るな――咳をする人に」「鼻口を覆へ――他(ひと)の為にも身の為にも」と、大きく変わっていないことに驚きです。

暦の上では立春ですが、この先の天気予報を見ると、「雪だるま」のマークが散見され、まだまだ厳しいさ寒さが続きそうです。ということは、流行の終息は、もう少し先になるかもしれません。今しばらく、予防に努め、いい意味で「流行に乗らない」で、今冬を乗り切りたいところです。

(※関連ページはこちら↓)
国立感染症研究所感染症情報センター(インフルエンザ流行レベルマップ)

2018.2.4 思春期ケーススタディ その1

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「子とともに ゆう&ゆう2月号」の特集は「思春期ケーススタディ」というもの。思春期の子育て体験記から、親子で乗り越えるポイントを見つけるための特集が組まれています。

特集の中に、「思春期を乗り越えよう!」というコーナーがあり、思春期の子どもと向き合うヒントになる保護者の声が掲載されていたので、ここに引用・掲載させていただきます。
ここでは、「イライラしている・反抗的な態度をとる」子どもたちに対しての接するポイントの声です。

・「しつこく言うのは直さなきゃいけないところだからしっかり考えて」と、生活面や態度については嫌われてもしっかりと言います。(小6男子保護者)
・うっかり言いすぎた時は反省し、子どもにも「今日は言いすぎてゴメンね」と素直に謝るようにしています。子どもに対しても親も誠実に、そして正直でありたいと考えています。(小6男子保護者)
・毎日言い合いになりますが、感情的にならないように気をつけ、親として伝えたいことがぶれないようにしています。(小6男子保護者)
・私がおどおどするとエスカレートするので、毅然として叱るようにしている。(小6男子保護者)
・ユーモアを大切にしている。会話をする際、ストレートなものの言い方ではなく、受け入れやすい言葉を選んで話す。(小6男子保護者)
・言いたいことを全て聞き、その後、親の気持ちを言う。(小6女子保護者)
・行動を注意する時、理由を言うようにしている。(小6女子保護者)
・イライラしている時はいくら声をかけてもダメなので、落ち着いてから話を聞く。(全保護者)
・父母で同時に怒ることはせず、どちらかがフォロー役に回るようにしている。(全保護者)
・小さなことでも共感する。(全保護者)
・がんばった時は、しっかり褒める。(全保護者)

思春期でない、小さなお子様を叱ったり、指導したりする時にも有効なものがたくさんあるように思います。また、「うちはまだ小さいから…」なんて言っていると、あっという間に大きくなります。上記のようなポイントを心得ておくといいかもしれませんね。

次回は「話をしてくれない時には…」に対しての接するポイントの声を紹介したいと思います。

2018.2.3 ゲーム依存症に注意

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昨年末、世界保健機関(WHO)は、ゲーム(オンライン・オフラインを問わず)などのやり過ぎで日常生活に支障をきたす症状「ゲーム依存」について、病気の世界的な統一基準である「国際疾病分類」に、盛り込むことを決定しています。

どんな症状が、「ゲーム依存」になるかというと以下の通りです。

・ゲームをする衝動が止められない
・他の興味や活動よりもゲームを優先させる
・問題が起きているのに、ゲームを続けたり、プレー時間を増やしたりする
・故人や家族、社会、学習、仕事などに重大な問題が生じている

大人で言う「アルコール依存」「ギャンブル依存」などと似ています。
SNSなどの「ネット依存」とあわせて、これらの依存は、脳の働きが著しく低下し、感情を上手にコントロールできなくといった研究論文も報告されています。
「怖いな」と思ったのは、幼少期は進行が早いとのこと。小学生は気をつけたいところです。

というのも、子どもたちが自分専用のスマホやタブレット、携帯ゲーム機、ゲーム用コンピュータなどを持つようになり、日常的にネットに使い、その利用も、低年齢化が進んでいる世の中になりつつあります。

ゲーム機やスマホなどの端末を取り上げると、「キレて暴れる」となってしまっては、既に「依存症」の状態です。
長時間、ゲームをしたり、またゲームに限らず、無料動画を視聴したり、LINEなどのSNSをし続けたり…と、気づいたら、「依存に似た状態になっていた」とならないようにしたいものです。

息抜きにする程度ならいいのですが、生活の中心がゲームに…とならないようにしたいものです。ぜひ、ご家庭でのルールについて、今一度確認をしてください。

2018.2.2 磁石黒板

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平成一桁の時代までは、まだ黒板に磁石がつかないものがありましたが、今では、多くの学校・教室の黒板が、磁石がつく仕様の「磁石黒板」になっています。
 
磁石がつかない時代は、画用紙や模造紙などを貼り付けようとすると、セロテープで貼り付けるか、黒板の最上段に、紙が挟めるカーテンレールのようなスライド式のクリップがあったため、そこに挟んで提示するという形が一般的でした(ベテランの先生方は「そうそう」とうなずきそうです・笑)。

しかし、セロテープで黒板に貼り付けると、テープの粘着のりが残り、汚れがつくなどし、黒板が汚くなってしまいがちでした。
また、スライド式のクリップに挟むのも、黒板に対して、常に上部の掲示となり、上下の調整ができないところが課題でした。

その後、世の中は、磁石黒板が一般的になり、あらゆるものを磁石で貼ることができるようになりました。

ネームプレートであれば、板書の意見にプレートを貼ることで、誰がどの意見を言ったのかが振り返られるようになりました。また、自分の考えは、全体と比較してどの位置なのか(写真)という尺度を測るという使い方もできるようになりました。

さらに、写真や表・図などの紙に印刷したものや書いたものを貼るだけでなく、実物に磁石を付けたり、磁石付きクリップで提示したいものを挟めば、何でも黒板に貼り付けることができるようになりました(写真右には、ハサミ、空き缶の実物が貼り付けられています)。
紙でなく、実物を貼ることで、質感が伝わったり、よりイメージしやすくなったりします。

ICT機器の活用で、スクリーンに提示する方法もありますが、カメラを通さない実物があることで、リアリティや操作性が増すこともあり、提示の工夫で、児童生徒の学習意欲の喚起につなげることもできます。

ICT機器の普及により、将来的に「黒板がなくなるのでは」とも言われていますが、ホワイトボードに変わることはあっても、こうして書いたり、貼ったりするものは無くならないように思うのですがいかがでしょうか…。何十年後かの未来の教室はどうなっているのか、興味深いところです。

2018.2.1 ペアで実験

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写真は、3年生の理科の授業のワンシーンです。どんなものが電気を通すのか考える授業で、その実験を二人一組のペアで行っています。
 
理科の実験と言えば、理科室の大きなテーブルに分かれてグループ毎に行うシーンをイメージしがちです。しかし、道具の数がそろい、安全面が確保できれば、一人でじっくり取り組んだり、ペアで行ったりすることも可能です。その方が、その実験に対して、間接的ではなく、直接的に関わる機会が圧倒的に増え、より集中でき、思考も働きます。

しかしながら、一人で行ったとき、大切なポイントを見逃したり、実験方法が誤っていては、間違った方法に気づかなかったり、正しい考察が得られなかったりすることもあります。
であるならば、ペアで行うことで、ミスを防ぐことができ、実験の過程や結果に、自然と会話が交わされ、ポイントなどの気づきも増えます。

また、グループで実験を行うと、「お客さん」になってしまう可能性もなきにしもあらずですが、ペアで行えば、実験をやらざるを得ない状況になり、思考を放棄することはできなくなります。

これらのことから、グループや一人で行うときよりも、ペアで行う良さが見えてきます。

小学生の好きな教科の一つには「理科」があげられます。やはり、実験や細かなことを観察することで発見が得られる喜びは、バーチャルな紙や映像で見るものとは異なり、何事にも代えることはできないでしょう。そうした担任の思いが伝わってくるようです。

可能な範囲で、こうした機会が設けられるような理科の授業を展開していきたいと思います。

古北っ子は見たかな!?

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東南の空に、うっすらと雲にかかる赤銅色の皆既月食になった月。
古北っ子のみんなは、見ることができたかな?
地球の影が月に映ると、こんな色になるのですよ!(^^)b

2018.1.31 平昌オリンピックまであと9日

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明日は、早いもので2月になりますが、今年の2月の最大イベントといえば、2月9日から始まる「平昌(ピョンチャン)オリンピック」(パラリンピックは3月9日〜18日)ではないでしょうか。大会まで、あと9日となり、日本から参加する選手・役員も決定し、関連する情報を取り上げるメディアも、最近はグンと増えてきています。

そんな中、ちょうど今年度の小学生は、「東京オリンピック・パラリンピック」の大会マスコットを決めたこともあり、オリンピック・パラリンピックについての学習をしたところです。そんなタイミングにあわせるかのように、今回の「平昌オリンピック」が開催されます。

前回の「ソチ冬季オリンピック」は、2014年ということで、1年生は幼稚園・保育園にあがる前であり、6年生は2年生の低学年の在籍でした。まだあまりピンと来なかった児童も多かったことでしょう。しかし、それぞれ4歳の年齢を重ね、様々な知識や知恵を獲得し、ちょうどオリンピック・パラリンピックに対する学習もしたことで、それぞれの見方も発達段階に応じて変化をしているはずです。

そして、なじみが深い児童は多くはないであろう「ウィンタースポーツ」について知る絶好の機会です。

例えば「スキー」とひとことで言っても、「スノーボード」を含めて、「アルペンスキー」「スキージャンプ」など、大きく6つのジャンルに分かれ、さらにその中から細かな競技が分けられています。中でもその一つのジャンルである「フリースキー」には、「モーグル」「ハーフパイプ」「スキークロス」など、全く種類のことなる競技がさらにいくつもあり、子どもたちは、初めて知る競技も多いことと思います。

特に、メダルが近い選手も数多くいる、今回の冬季オリンピックは、応援のしがいがあると思います。親子で、オリンピックの会話を交わしながら過ごす2月もいいかもしれませんね。

(※関連サイトはこちら↓)
第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)-JOC
2018年平昌オリンピック(Wikipedia)

2018.1.30 抜萃のつヾり

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今年も、「株式会社クマヒラ」より、「抜萃のつヾり(ばっすいのつづり)」が自宅に届きました。
(株式会社クマヒラ:主に金融機関向け金庫設備、及びセキュリティシステム機器を製造・販売している企業グループ。平成30年で、創業120周年となる、金庫メーカーとしては、国内最大手の企業)

その「(株)クマヒラ」が、書籍や雑誌、新聞から心に残る文章・記事を抜粋し、まとめた書物が「抜萃のつヾり」です。創業者の熊平源蔵氏が社会への感謝、報恩のために昭和6年に創刊したもので、以後、戦中戦後の3年間を除き、一年一冊、四代にわたって受け継がれ、今年で「その七十七」に。なかなか歴史のあるものです。
しかも、写真封筒の「謹呈」とあるように、「無料」です。それでありながら、発効部数は「45万部」というのですから、普通に印刷したら、そのコストだけでも随分かかるはずです。
そんな経費を惜しまず、心にしみる話を、広く社会に還元する姿勢に、敬服するところです。

今号も「修養」「自然と文化」「宗教」「青少年」「職業奉仕」「健康・医療・介護」「笑い・ユーモア」の7つのジャンルに、37名の人の話がまとめられています。
著者は、iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏、作家のあさのあつこ氏、華道家の假屋崎省吾氏、みやざき中央新聞編集長の水谷謹人氏、フリーアナウンサーの魚住りえ氏、タレントの光浦靖子氏…など、一般の方でも知っているような著名な方から、医師、住職、作家、教授、シェフ、社長…と様々な分野で活躍している方まで、幅広く掲載されています。

12.5cm×17.5cmとコンパクトでありながら、内容も、一人あたり、3〜4ページと読みやすく、それでいて心温まる話が並んでいるため、ちょっとしたときに読み始め、何かあれば、途中で止めても問題のない、読みやすい一冊です。

私は、「71号」から取り寄せるようになり、これで7冊目となりました。ちょっとした国語の読み物や、道徳で扱う話として、教科書に載っていてもいいような話がいくつもあります。中学生以上であれば、読める内容はかなりあります。
「抜萃のつヾり」おすすめです。

(※関係ページはこちら↓「お問い合わせフォーム」より申し込みができます)
「抜萃のつづり」について知りたい|よくあるご質問|トータルセキュリティ企業【クマヒラ】

2018.1.29 皆既月食

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ご存じの方も多いかと思いますが、1月31日(水)は、「皆既月食」が起こり、日本で見られる日となっています。

前回は、2015年4月4日でしたが、わずか「12分」と短い上、天気が悪く、この地方からは残念ながら見ることができませんでした。
ちなみに、その前は、2014年10月8日。この日は、18時過ぎにかけ始めると、19時30分頃から、約1時間の皆既月食となり、21時30分頃にかけ終わるという、なかなか長時間の月食ショーだったため、雲が多かったものの、その過程を見ることができました(参照:2014.10.8 皆既月食←クリック)。

ちなみに、今回も、かけ始めからかけ終わりまで「3時間以上」をかけ、皆既食は「1時間以上」ですから、観測には絶好のチャンスです。

日食と異なり、肉眼でも観測が可能な月食は、普通に夜空を見上げるだけで観測できます。

赤銅色で、不思議な感じがする月食をぜひ見てみませんか。

ちなみに、天文に関するあらゆる情報を提供しているサイト「アストロアーツ」には、特設ページが設けられ、「月食の見え方」が動画で見られたり、月食の仕組みや、赤く見える理由など、月食についての様々な知識が得られたりします。ぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。

なお、気になるのは、天気です。1/29現在、水曜日夜の天気予報は「曇り」。厚い雲でなければ、雲が流れていく合間に見られますが、どんよりとした雲が居座ってしまうと観測が難しくなります。観測できるかどうかは、天候との戦いになりそうです。

(※関係サイトはこちら↓)
【特集】2018年1月31日 皆既月食 – アストロアーツ

(※画像は、1月24日(水)の中日新聞に掲載された図を引用しています)

2018.1.28 小中学生記者になろう

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日曜日の中日新聞の、ちょうど中央4ページにある、「manaVIVAマナビバ」(※「学び」を考え、知る喜び「viva」を感じてもらえる場になればという願いからのネーミング)で取り上げられている記事を、度々、本ホームページでも取り上げているところです。中でも「お仕事ファイル」というコーナーには、今年も、本校の児童が取材に参加し、記事になったのを紹介したのは、先月のこと(参照:「お仕事ファイル」に古北っ子が掲載されています←クリック)。小中学生が、働く人を取材した記事が掲載されているコーナーです。
 
ちょうど、その「小中学生記者募集」の案内が、本日(1/28)付の中日新聞に掲載されていました(上図)。対象は、4月から小学校5年生〜中学3年生になる児童生徒です。

過去には、「ハローお仕事」という名前で、同様なコーナーがあり、2014年5月、2016年8月に、古北っ子が取材した記事が掲載されています。

我が家の3人の子どもも随分とお世話になりました。3人をあわせると、小中学生の間に、東海市にある東邦ガスの研究施設、美濃市にある美濃和紙会館、岡崎市のピアニスト、名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスター、名古屋空港へ取材用の飛行機やヘリコプターに乗るパイロット…等の取材をしたことがあります。また、それがきっかけとなり、その後、東京で「さかなクン」と対談をさせてもらったり、高校生の時には、女性宇宙飛行士の向井千秋さんと対談させていただいたりしたこともあります。

今回は、例年より募集締切が少し早く、2月27日必着ですとなっています。例年、応募者多数となり、地域や学年を考慮した人選になるとのこと(我が家も、落選したことがありました)。

「趣味・好きなこと」を記述して応募しますが、これは、興味・関心のある分野の仕事について取材を担当させていただけるためのものです。この記述量が多ければ多いほど、関係する仕事内容や、仕事のやりがいなどを知ることができ、「多くの職業」「について、貴重な学びができる機会となります。運が良ければ、一年間の間に、2回、取材ができることも…。

まずは応募しないことには、そんな機会も得られません。ぜひ、応募してみてはいかがでしょうか。(^^)b

2018.1.27 脳を鍛える

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1月22日(月)付の「みやざき中央新聞」には、「たしかに…。これは危ない!」と思わされる記事が、編集長である水谷謹人氏が毎号、記述している「社説」にありました。

内容は、和歌山県立医科大学脳神経外科の板倉徹教授(故人)が、「現代人の脳はさぼっている」と説き、そのさぼり癖の変遷を説き、脳を鍛えるには、どうするといいのか、ということを記したものです。

以下にその箇所を引用いたします。

 いつ頃からさぼり癖が付き始めたのかというと、個人差はあるだろうが、古くは電卓が普及した1970年代。計算に算盤(そろばん)を使わなくなったことで、暗算の力が急速に衰えたというのだ。
 その次はワープロが普及した1980年代である。日常の中で漢字を書く機会が激減した。読めるけれど書けない漢字が増えていないだろうか。文字文化の中で漢字ほど脳を働かせる文字はない。しかし脳は「これで漢字も書かなくてよくなった」と、さらにさぼれるようになった。
 続いては携帯電話の普及である。これにより急速に数字を覚える力が萎えた。以前は2、3人の友人の電話番号くらい覚えていたものだ。「数字も覚えなくてよくなった。楽になった」と、さぼり癖に拍車がかかった。
 極めつきは車やスマホのナビゲーションシステムである。これによりどれほど我々の生活は便利になったことだろう。しかし、それは同時に「地図を見ながら目的地を探す」という脳の仕事をまたひとつ奪ったことになる。
 この便利さは今後も加速するのは間違いない。

私などは、まさに、この通りです。「記憶しなくてもなんとかなる」ことが増えてきているため、ちょっとしたことは「セーブ」(保存)でずに、すぐに「デリート」(削除)してしまいがちです。

ということで、板倉教授は「筋力が、鍛えないと衰えていくように、脳も意識して鍛えないと衰える」と言い、最も効果的なのが「ラジオを聴く」ことなのだそうです。

映像がないことで、想像力が高まることが鍛えられ、特に、活性化するのは「天気予報」「ニュース」「ラジオドラマ」なのだとか。体を動かしながら聴けば、二つのことを同時にする負荷が、さらに脳に効くようです。

とういことで、これからは、ランニング中に、スマホのアプリを使って「radiko」でFM番組でも聴こうかと思いました。

人生100年と言われる時代に突入しています。教員は、指導内容や年度内のルーティーンなど、同じことを繰り返す仕事が多いため、衰えやすいとも言われます(汗)。衰えは、少しでも遅くせねば…と、思うのでした。

2018.1.26 タイピングスキル

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現在、モジュールタイムを使って、3年生以上の学級で、毎日交代しながら、タイピングの練習を行っています。
ねらいは、「ローマ字の力をつけるため」「タイピングスキルを伸ばすため」の2点です。

現在では、スマートフォンなどに代表されるような「フリック入力」が主流になりつつありますが、大学に入れば、PCで論文を作成したり、就職すれば、仕事でワープロを使ったりするなど、まだまだキーボード入力による作業はなくなりません。また、新学習指導要領に移行すれば、これまで以上にICT機器を使用する場面が増えてくるでしょう。

実際、学習指導要領(総則)には、「コンピュータで文字を入力するなどの基本的な操作や情報モラルを身に付け、適切に活用できるようにするための学習活動を充実する」とあります。
やはり、基本操作として、そうした力を習得しなければならず、この時代に対応していくためには、タイピングスキルの向上を図らなければなりません。

そこでローマ字を習った3年生から実施するのですが、3年生は、まずキーボードの位置を覚えていくことから始めます。入力方法は、利き手の人差し指でカチカチ入力する、いわゆる「一本足打法」が多くみられます(写真左)。「ホームポジションによるタッチタイピング」には、まだまだ随分と遠そうです。
しかし、4年生にもなると、家でも学校でもコンピュータを操作する機会が徐々に増え、キーボードの配列もなんとなく覚え、中には、両手を添えた入力練習が行えるようになる児童もいるのですから、すごいものです(写真右)。

何事も「一朝一夕」には力がつきません。コツコツと力をつけてほしいと思います。次年度は、現在のタイピングルームに加え、パソコンルームでの練習の日常化もあわせて検討しています。

将来、正しく入力できる力がつけば、手書きよりも早く文書を作成できるようになります。論文作成や、就職時に役立つこと間違いなしです。スキルアップをめざして、がんばってほしいと思います。
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