令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2018.2.26 中学生のプログラミング学習は

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先週、犬山市内の中学校へ、技術科の授業を参観しにお邪魔しました。
学習指導要領が新しくなることに伴い、学習内容も一部変わってきます。「指導要領のねらいに迫る授業とは、どんな授業か」ということを、現在、この地区の先生方が、企業と大学とタッグを組みながら研究しています。

拝見したそんな授業の領域は、「情報に関する授業」。単元は「プログラムによる計測・制御」です。しかし、中学校の新学習指導要領では、単なる「プログラミング」ではなく、「双方向性のあるコンテンツのプログラミング」というキーワードが述べられています。

このキーワードを意識した実践である本授業は、「ネットワークを介して(サーバーを経由して)、端末を制御し、その結果を手元の端末に知らせてくれる」というものでした。
例えば、赤外線センサ・傾きセンサなどで、誰かが指定されたものを触れたときに、手元のパソコンやスマートフォンに知らせてくれるプログラムを作成する、というものです。
何かを動かす、反応させるなどの、一方的な制御でなく、一歩進んだ形になっています。

まだ、この実践が新学習指導要領の求めているものかどうかは、慎重に議論する必要があります。しかし、少し前までは、工業高校で行っていたような実践が、中学校で実践する流れにあることが分かります。そして、その実践をするに当たって、小学校でも「プログラミング的思考」を身につけることが、新学習指導要領では求められています。

「第4次産業革命」の時代を生き抜く、現代の若者には、少し前では考えられないような力が求められていくようです。
大きく改訂がなされる、新学習指導要領です。保護者の方々にも、ぜひ、「小中高」の今後の学習内容の動向をつかんでおいていただければ、と思います。

(※写真は、一部画像加工がしてあります)

暖かな日になりました

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午後1時の気温は、なんと「15℃」!
つい最近までの寒さが考えられないほど、暖かい日となりました。

昼休みの時間に、運動場で遊ぶ児童も、いつもより多いように思います。
こんな日が続くと、うれしいですね。

2018.2.25 愛される学校づくりフォーラム

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前述したように、昨日は、「愛される学校づくりフォーラム」に参加しました。「新学習指導要領」「授業改善」をテーマに、「学校をより良くしていこう」という思いから、様々な提案をし、参加者と共に考え、学ぶ会です。
現役の教師はもちろん、校長、教頭、教育委員会指導主事、教員志望の大学生など、全国から300名以上の参加者が集まる、大きな自主研修会です。

4月から、一部移行措置が執られ、いよいよスタートする「新学習指導要領」と4つの事柄を絡めて、前半は、「ICT活用と新学習指導要領」「学校経営と新学習指導要領」「学校と保護者・地域連携と新学習指導要領」「授業改善と新学習指導要領」という4つのテーマで研究会からの提案がありました。
私が所属するグループでは、「ICTと新学習指導要領」のテーマで、「子どもたちのために、計画的に環境を整備し、有効に活用していきましょう」という提案をさせていただきました。
これらの4つの提案からは、一端ではあるかもしれませんが、学習指導要領が変わることで、「学校に求められるもの」が伝わるものでした。

また、午後からは、「楽しく手軽に授業改善をしよう」と題した、授業改善の手法にまつわる提案がありました。途中、4月から教員になる学生さんの模擬授業がありましたが、とても大学生と思えない模擬授業でした。大学生からも学ばされるくらいの、質の高いフォーラムです。
ここでは、授業改善の手法のみならず、授業のキモや、授業の見方などについても伝わるものでした。

私たち教員は、「教育公務員特例法」という法律の「19条1項」にある「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない」という文言の通り、学び続けなければなりません。
休日にも関わらず、身銭を切って、多くの先生方が集まり、研修会を行う日本は、世界でも類を見ません。保護者の皆さんには、そんな教育現場に信頼を寄せていただければ、と思います。
もちろん、本校を含む江南市からも、多くの先生方が参加しています。まだまだ、この地方の教育も安心していいと思いますよ^^

2018.2.24 ワースト1返上作戦になる!?

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今日は、四方山話を一つ…。 
話題になる度に、いつも感心している、熊本県警の交通情報板のメッセージ。
「15字」という限られたスペースに、ユーモアを交えながらも、交通安全のメッセージを的確に伝える交通情報板は、よくニュースになり、ネット上でもざわつくことが度々ありますが、早速、オリンピックをネタにしたメッセージが掲げられ、話題になっています。

今日は、これまで掲げられたメッセージを紹介させていただきます。
読むと、「あー、あのこと(あのネタ)を上手に架けているのね」ということを思うだけで、思わずクスリとさせられてしまいます。

交通死亡事故が「全国一」という不名誉な記録が続いている愛知県ですが、こんなメッセージが県内のあちらこちらに掲げられたら、「ワースト1返上」になるかも…と思うのは、私だけでしょうか…。

・安全運転 大事だよね そだね〜
・お先どうぞ ゆづる心に 金メダル
・黄色信号 行かない! 待つの。
・しもしもー 運転中の 携帯NG
・歩行者 とびだし おったまげ
・命を守る 君の名は 反射材!
・アイハブ 交通マナー 安全意識!
・空前絶後の安全運転 イエーイ!
・視界確保 100%アキラかに
・落ち着いて 安全運転で 行きや〜
・調子に乗っちゃって 運転大丈夫?
・トン、トン トン、トン 今何トン?
・アモーレのために安全運転
・人生にトゥワイス(2回)はない
・飲酒運転 その先は (T T)
・安全運転 ウィズB(ベルト)
・交通法規 パーフェクトヒューマン
・スマホ運転 お前はもう 事故ってる
・脇見運転 月に代わって お仕置きよ
・飲酒運転 ダメよ〜 ダメダメ
・反射材って ワイルド だろぉ〜
・運転中眠気 いつ休む? 今でしょ!

Twitterでは「#熊本県警」で、掲示板の数々を見ることができます。
これからも、熊本県警の交通情報板に、注目ですね^^

「愛される学校づくりフォーラム」に参加しています

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今日は、一日、名古屋市丸の内にある、東建ホールにて行われている「愛される学校づくりフォーラム」に参加しています。本校からも教頭先生以下、何人かが参加し、研鑽を深めています。

個人的には、「ICT活用と新学習指導要領」について提案するグループに所属しており、新学習指導要領がスタートするこれからの10年、ICT機器をどう活用していくか、ということについて提案させていただきました。

また、後日、内容を紹介させていただきます。

2018.2.23 KTXアリーナ(江南市スポーツセンター)の中は…

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本日は、市民体育会館にて、朝から会議が行われていたため、そちらへ参加していました。
会の途中で、現在の市民体育会館横で建設中の「KTXアリーナ(江南市スポーツセンター)」の建物内を見学する時間を設けていただけ、現状を内覧することができました。
教育委員会より、ホームページでの公開の許可が出たので、ここで紹介させていただきます。

外壁、内壁共にガラスがふんだんに使われ、また、壁は白を基調としているため、随分と明るい作りになっていました。

アリーナは二つあり、1階西側には、バスケットボールコートが2面とれるサブアリーナがあります(写真最上段)。観客席はありませんが、バレーボールコートとして活用する場合は、コートサイドに随分と余裕があり、そこで観戦ができそうです。

建物東側にメインアリーナがあり、こちらは、バレーボールコートが3面作れる広さになっています。3方向がガラス面となっており、バレーボールやバドミントンはカーテンを閉めての使用になるかと思いますが、ハンドボールや、フットサルは、明るい中で競技ができそうです。

メインアリーナの2階の観客席は、木製の温かみのある作りになっており、観客席を一周できるランニングコースもあります。

トレーニングルームは、一宮市総合体育館より広いスペースが確保されており、マシンの充実化が期待されます。

5月1日のオープンに向けて、着々と工事が進んでいます。今から、完成が楽しみなところです。

2018.2.22 世界地図・世界の国旗

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平昌オリンピックもまもなく終盤にさしかかり、25日(日)の閉会式まであとわずかとなってきました。メダルの獲得するしないにかかわらず、多くの日本選手の活躍に胸を打たれるところがあります。

さて、恥ずかしながら、毎回、オリンピック・パラリンピックであるのが、よく似たデザインや配色の国旗を見たときの「どこの国だったかな?」という思い。

ヨーロッパの国、アフリカの国、西アジアの国など、大陸や地域によって、よく似た国旗があるのはご存じの通り。それぞれに意味があり、宗教などの関係で似通ってくることもあります。

そんなときに、古くからお世話になっているのが「世界地図・世界の国旗」というサイト。
リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックが始まった頃にも、紹介をしましたが、世界の国旗を知ることができ、その国旗の由来や国についての情報も満載。様々な知識が学べます。

同時に、モルワイデ図法、ミラー図法など、様々な図法の世界の白地図や、地域別の白地図が何種類も勢揃い。また、デザイン地図は、各地域を中心にしたカラー地図などがいくつもあります。
「地理大好き!」の人にはたまらないサイト。そんな人は、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。

(※関連サイトはこちら↓)
世界地図・世界の国旗

※写真UggBoy♥UggGirl [ PHOTO // WORLD // TRAVEL ](GATAGより)

2018.2.21 薬物乱用防止教室

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昨日は、第3回学校保健委員会として、6年生の児童と保護者の方で「薬物乱用防止教室」を開催しました。

愛知県警察より、「キャラバンカー」とともに警察官にお越しいただき、講話をしていただいた後に、「断り方」のロールプレイングを行い、DVDの視聴をし、キャラバンカーの見学を行いました。

保護者の方からは「私たちの時代には、こんなことは、中学校でも開催しなかった」とおっしゃっていましたが、まさにその通りで、10〜20年前から、どの中学校でも開催するようになり、10年くらい前から、どの小学校でも開催するようになってきました。

というのも、薬物と言えば、「覚醒剤」「大麻」「LSD」などの小学生とは無縁に思えるようなイメージがありますが、昨今は、「小学生や中学生が手を出す」というショッキングなニュースも聞かれるようになり、決して無縁ではない時代になってきています。
また、未成年で摂取の禁じられているアルコールやタバコも、10代の児童・生徒にとっては、そんな薬物の一つとしてあげられ、法的に許された年齢まで手を出さないということをきちんと確認する必要があるのも一つの理由です。

特に、携帯電話やスマホの普及も低年齢化をたどり、SNSなどで、見ず知らずの人と簡単に繋がる時代となった今、リスクは随分と高くなったと言えるでしょう。

「断り方」のロールプレイングでは、「お酒を飲まないか」「タバコを吸わないか」「やせられる薬があるよ」という言葉巧みな誘いに対して、代表児童が、どう断るかということを実演しました。警察官から、その断り方に対して「完璧」「まあまあ」「もう少し」などのジャッジをしてもらいました。

どの児童も、「完璧」「まあまあ」の評価をいただくことができましたが、きっぱり断ることが大切であることを再確認しました。

場合によっては命に関わったり、大切な家族や友人を失いかねないのが薬物の恐ろしさです。各家庭でも、何かの機会に、そんなお話をしていただければ幸いです。

2018.2.20 平成29年度学校保健統計調査

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年末の12月下旬になりますが、文科省は、平成29年度の学校保健統計調査の結果速報を公表しています。確定値は、平成30年3月となりますが、速報値からも、興味深い値が、いくつか読み取ることができます。

調査結果のポイントは、以下の通りです。

【発育状態調査】
(1) 身長の平均値の推移は,平成6年度から13 年度あたりをピークに,その後横ばい傾向。
(2) 体重の平均値の推移は,平成10 年度から18 年度あたりをピークに,その後減少もしくは横ばい傾向。
(3) 肥満傾向児の出現率の推移は,年齢層によりばらつきはあるが,平成18 年度以降で見ると概ね減少傾向。
【健康状態調査】
(1) むし歯に関しては,ピーク時(昭和40〜50 年代)より減少傾向が続いており,中学校及び高等学校で過去最低。
(2) 裸眼視力が1.0 未満の者は小学校及び中学校で増加傾向にあり,過去最高。

背が高くなり、すらりとした体型になりつつある現代っ子になりつつあるのが分かります。そして、健康面では、ポジティブな傾向として「むし歯が減っている」ことがあげられます。

これを小学生の値と、親世代(昭和62年度調査)の値とを比較すると、

・裸眼視力:19.54% → 32.46%
・むし歯 :91.06% → 47.06%
・ぜん息 :0.97% → 3.87%

というような変化を見ることができます。

食生活の変化や生活環境の変化など、様々な要因が多角的に絡み合って、このような結果になっていることと思いますが、上記の変化に納得させられるのは私だけでしょうか。
さらに、今の古北っ子が保護者になったときは、どのような発育・健康状態になっているのでしょうか。興味深いところです。ぜひ、以下をクリックし、速報値のまとめをご覧になってはいかがでしょうか。

(※関連サイトはこちら↓)
平成29年度学校保健統計速報(学校保健統計調査の結果速報)の公表について(報道発表 PDFファイル)

2018.2.19 朝礼校長講話

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今日は、以下のような講話をしました。

平昌オリンピックが盛り上がっています。2月9日(金)に開会式が行われ、25日(日)まで続きます。このマスコットを知っていますか?「スホラン」と言います。皆さんには、東京オリンピック・パラリンピックのマスコットを決めてもらいましたね。締め切りは22日ですから、まもなく発表があると思います。楽しみにしていてください。

では、この平昌オリンピックは、どこで行われているのでしょうか。韓国北部にある地域ですが、こうして地図を見ると、愛知県からは、北海道よりも近いことが分かります。思ったより近いところで行われているのです。

さて、それでは、今から、メダリストの顔と種目、メダルの種類を表示します。分かったら、その場で名前を言ってみてください。
この人は誰でしょう…「原選手!」(の複数の声)。その通り、よく知っていますね。
(以下、高梨選手、高木美帆選手、平野選手、渡部暁斗選手、宇野選手、羽生選手、小平選手の順に紹介。宇野選手、羽生選手は一番盛り上がる)
合計でいくつのメダルになるでしょうか?「10個!」(の複数の声)。
そうなんです。これまで、冬のオリンピックでは、20年前の長野オリンピックの「10個」が過去最高でした。今回は、残り1週間を残して、10個ですから、多くの選手が活躍していることがわかりますね。

ところで、競技が終わった後のインタビューで、選手の誰もが言う言葉があります。何だと思いますか…?それは、「感謝」ということばです。
コーチや監督、仲間、家族、ファンに感謝…と誰もが口にし、「多くの人の支えがあって結果を残すことができました、ありがとうございました」と結んでいます。
感謝の気持ちを忘れずに取り組むと、すばらしい成績が残ると言われますが、誰もが実行していることが分かります。

そして、このことは、私たちにも当てはまるような気がします。こうして何気なく毎日を過ごすことができていますが、そうした暮らしができるのも、学校に安全に通えるのも、家族や友達、地域のみなさんに支えられているからこそ、だと思います。

こうしたことを「当たり前と思わない」で、「感謝をする」ことを忘れず、その気持ちを「あいさつ」や「勉強」などといった「行動で表す」ことが、心がけられるといいですね。

皆さんも、残りの3学期の約20日を、メダルのように輝けるよう、感謝の気持ちを大切にして、自分を磨きながら過ごしていきましょう。

2018.2.18 学級力向上研究会

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昨日は、名古屋駅近くのオフィスビル内で行われた、「学級力向上研究会」に、教頭先生らと参加をしてきました。

この研究会は、「学級力」について研究をしている大学の先生方が、理想教育財団とタッグを組みながら、県内外の教育関係者が「学級力」を向上するための研究実践を発表しあい、互いに勉強しあうものです。

ここでいう「学級力」とは、平たく言えば、「児童・生徒自らが理想を共有し、自治的に学級を高めていく力」と言えるでしょう。
教師には様々な力が求められますが、まずもって「授業力」と「学級経営力」が両輪となるでしょう。片方だけ回っていなかったり、空回りしていたりしては、進みたい方向に真っ直ぐ進むことができません。
両方がバランスよく回ることで、目的に向かって進むことができます。

しかし、「授業力向上」のための研修会や自主研究会は多くありますが、「学級経営力向上」のための研修会や自主研究会は、なかなかありません。
そんな中、今回のような「学級経営力」を高めるための自主研修会は、教師にとって、自分たちの力を高める貴重な学びの場となります。

本校は、落ち着いた素直な児童が多く、大きなトラブルや問題はほとんど起きません。しかし、そんなときだからこそ、さらに高みを求めて、上述したような「学級力」が向上できれば、さらに学力や人間関係力も高めることができると考えます。

次年度は、この会の主催の一人でもある大学の先生を本校にお招きし、私たち教員が学ぶ場を設けたいと考えています。

(※写真は、様々な発表を聞いた後のフリーディスカッションの様子です)

2018.2.17 金井宇宙飛行士船外活動成功

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国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している金井宣茂宇宙飛行士。ちょうど2月17日で、金井さんが乗ったロケット「ソユーズ」が打ち上げられてから2ヵ月となりました。
そんな金井さんが、昨日、宇宙空間での作業を行う、船外活動を無事に成功させました。日本人飛行士の船外活動は4人目で、2012年11月の星出彰彦さん以来の活動となりました。

そんな金井さんのブログには、今回の船外活動に向けた準備などの様子が綴られていました。

そのタイトルも「ロード・トゥ・EVA」というもの。
「EVA」と聞くと、個人的には「エヴァンゲリオン」を想像し、なんだかワクワクしてしまうのですが、船外活動を英語で表すと「Extravehicular Activity」となることから、「EVA」と呼ぶのだそうです。

例えば、2月15日のブログ「ロード・トゥ・EVA その1」には、宇宙服についての解説が書かれていますが、なかなか興味深い内容です。
宇宙服は単なる「服」ではなく、「小さな宇宙船と言っても良いほどの機能が詰め込まれた精密機器です」と例え、その細かな機能について解説がなされてしました。実際に、服を扱う人だからこそ、語れる内容だと思いました。

「ロード・トゥ・EVA」は、「その1」「その2」の二つの記事のみですが、12月から、国際宇宙ステーションに滞在していることから、船内での生活の様子なども綴られています。

私たちの知らない、宇宙空間での生活の一部を知ることができます。ぜひ、一度のぞいてみてはいかかでしょうか。

(※関連サイトはこちら↓)
JAXA宇宙飛行士金井宣茂公式ブログ「宇宙、行かない?」

2018.2.16 脚下照顧

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お寺の玄関に「脚下照顧」と書かれた木の札が掲げられていることがあります。これは「きゃっかしょうこ」と読み、「脚下」は「足下」を、「照顧」は「照らし顧みる(よく見る)」ということを表すことから、「足下をよく見なさい」すなわち、「足下をよく見て、自分のことを顧みなさい、反省しなさい」という意味になります。

鎌倉時代の「孤峰覚明」(こほう かくみょう:1271〜1361)という禅僧が、弟子の一人から「禅の極意とは何ですか」と聞かれた時に、「照顧脚下(しょうこきゃっか)」と答えたことから来ているようです。この「照顧脚下」は漢文であり、「脚下を照顧せよ」と読むことから「脚下照顧」となったようです。

ということで、「履き物をそろえなさい」という単純な意味ではなく、「自分の歩みや歩んできた道、あるいは今置かれている自分を顧みなさい」という自分の人生や人となりを問う、広く深い意味です。
よって、「かかとが踏まれた靴」などは、その人の心のあり方をよく示している一例と言えるでしょう。そんな靴を履く足下を見たら、自分の生き方を問わなければいけないように思います。

しかし、玄関に掲げられていることから、「足下をよく見なさい=履き物をそろえなさい」という意味に転じることも増えてきたようで、お寺でも、そんなことを説法として説くことがあるようです。

さて、3学期は「磨こう・磨きあおう」ということを合い言葉にし、これまで以上に自分たちが成長し、輝くことを目標としています。「ABCを大切に」することも磨きをかけ、これまで以上に「当たり前のことをバカにしないでちゃんとする」ことの質を高めてほしいと願っています。

しかしながら、写真のようなトイレを見かけることがあります。ぜひ、自分や集団に磨きをかけ、輝くためにも「脚下照顧」し、「履き物をそろえる」ことを当たり前にしてほしいと思います。

学校の下駄箱も、トイレのスリッパも、家の玄関も、どこでもきちんと履き物をそろえられる古北っ子であってほしいですね^^

2018.2.15 4年間の挑戦

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早くも、まもなく、折り返しに近づきつつある、平昌オリンピック。金メダルこそ、まだ獲得できていない日本ですが(2/15正午現在)、銀メダル、銅メダルのメダルラッシュや、数々のすばらしいパフォーマンスや好記録に日本中が沸いています。

そんな中、スキージャンプ女子で、4年前の雪辱を果たした、高梨沙羅選手の銅メダルは、最も沸いたメダル獲得の瞬間の一つでした。

そんな、高梨選手のことを記した、高梨選手の出身地である北海道のローカル新聞である「北海道新聞」の2/14付のコラム卓上四季」に興味深いことが書かれていたので、引用・掲載させていただきます。

 スキーのジャンプ台はノーマルヒルの場合、100メートルほどの高さからスタートする。ジェットコースターを急降下するように助走路を滑り降り、最高速度は時速約80キロに及ぶ。猛スピードの中、ジャンプ台の先端で正確なタイミングをつかんで踏み切らなければならない▼少しでもずれると台からの反発力をうまく受けられず、飛距離が伸びない。前回のソチ冬季五輪で、高梨沙羅選手は踏み切りのタイミングが少しだけ遅れたという。時間にしてわずか100分の1秒。だが、そのわずかなずれが影響して4位にとどまった▼それからの4年間は踏み切りの100分の1秒を修正するためにあったと言っていい。「ソチの後、ずっと悔しい思いをバネに練習してきた」と振り返った言葉からは、固い決意と集中力が読み取れる▼ソチで敗れた際、互いに切磋琢磨してきた伊藤有希選手と「4年後、また一緒に五輪に出よう」と誓い合った。約束があったからこそ、強い気持ちをずっと持ち続けることができたと感謝する▼今回の平昌で手にしたのは銅メダルだった。金が欲しかっただろう。悔しくないはずはあるまい。けれど、メダルが決まり涙を流した高梨選手の顔は、重圧から解放された安堵感と喜びにあふれていた。本当におめでとう▼「ソチの自分には勝てた。次に向けて頑張りたい」。さらに輝く色のメダルを求め、新たな挑戦が始まる。

「4年間は踏み切りの100分の1秒を修正するためにあったと言っていい」という下りが印象的です。そのために、4年間を費やしてきたというのですから、並大抵な気持ちや姿勢では、練習に打ち込むことができないでしょう。しかし、やりきったからこそ、順位が一つあがったのです。そんな高梨選手に大きな拍手をおくりたいところです。

そして私たちは、多くの選手の華やかな結果にたどり着くための努力の過程を、ほんの一部しか知らないように思います。選手の皆さんの、その何十倍、何百倍もの取組に敬意を表し、これからの活躍を願うばかりです。

そして、そんな姿勢の数%でも、自分に取り入れることができれば、古北っ子も大きく成長していくことでしょう。

今日の授業参観の4年生の「10才になって」の将来の夢を語る場面では、特に、そんなことを思ったのでした。古北っ子も、「4年後」ならず、「10年後」を見据えて、がんばっていきましょうね!

※写真:tpower1978(GATAGより)

2018.2.14 新学習指導要領の認知度は…?

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公文教育研究会は、2017年11月、小学校 1〜3 年生の子供がいる世帯の母親 1,000人・父親 200人を対象に、「家庭学習についての実態調査」(家庭教育調査2017)を実施し、1月30日にプレスリリーズが発表されました。

その中でも、興味深いものが、2020年完全実施改訂となる「新学習指導要領」に関する設問。1〜3年生のお子様がいる家庭にとって、大いに関係するところです。

すると、「改訂されることを知っており、改訂の内容も把握している」が「11.2%」、「改訂されることを知っているが、改訂の内容を把握していない」が「43.9%」、「改訂されることも改訂された内容も把握していない」が「44.9%」という結果になっていました。
古北っ子のお父さん、お母さんは、3つのうち、どれに当てはまるでしょうか…。

本HP「校長室から」では、度々話題にしてきましたが、主なところでは、「英語の教科化」「道徳の教科化」「プログラミング的思考の育成」「主体的・対話的で深い学び」「ICT機器の活用の日常化」などがあげられます。

特に、「主体的・対話的で深い学び」などは、これまでのように、一問一答形式の設問に答えられるような知識を獲得するのではなく、自ら課題や自分の考えをもって、対話的に学んだり、課題を追究したりし、豊かに学んでいく力が必要になってきます。
また、今後、高校入試や大学入試も、そんな学び方の力が問われる設問になる改革が進められるようなことも聞こえてきます。

今回の改定は、戦後、最も大きい改訂の一つとも言われています。ぜひ、それらについて、保護者の皆様も理解を深めていただき、お子様とともに、対応いただければ、と思います。

(関連サイトはこちら↓)
家庭教育調査2017を実施(公文教育研究会 PDFファイル)
学習指導要領のポイント等(文部科学省 PDFファイル)

2018.2.13 失敗しても…

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本校には、一宮市にある(株)プロスタッフ様から、毎月、PHP誌が届きます。
毎号、勉強になることが多く掲載されており、興味深く拝読しています。

3月号の特集は、「毎日がおもしろい人、つまらない人」というもの。
5人の著名人へのインタビューと、専門家の臨床心理士(東豊(ひがしゆたか)龍谷大学文学部臨床心理学科教授)のアドバイスが掲載されていました。

中でも、人気アイドルグループ「関ジャニ∞」の横山裕さんと、お笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじさんの「失敗」に対する考え方に納得させられるところがあったので、ここに引用・掲載させていただきます。

−横山裕さん−
(前略)失敗しても、終わったことはどうにもならないし、人の評価や考え方を変えることもできません。できるのは、自分がやれることを全力でやって、それを積み重ねていくこと。
 まずは、自分で納得できるまで準備して、胸を張って「ええもん作ってるんや!」と言えるよう、やるしかないと思っています。(後略)

−千原せいじさん−
(前略)そりゃ失敗することもある。自分の無力さを感じることもある。だけど、起きてしまったことを後悔したり、ごちゃごちゃ悩んだりしたって、どうにもならないじゃないですか。(中略)
 海外で活躍したあるプロのアスリートからこんな話を聞きました。試合中にミスをしてコーチや監督に謝るのは日本人だけだって。試合はまだ終わってないし、負けてない。大事なのは、反省するより「ネクスト」、次をどうするかなんだよと。
 ほんとうにそうだと思います。人生は一回負けたら終わりのトーナメント戦じゃない。何回でも戦えるリーグ戦だと思えば、気がラクです。失敗したって、さっさと次にいきましょう。それが人生をおもしろくするコツじゃないでしょうか。

さすが、芸能界の第一線で活躍してきただけあり、心の持ち方がしっかりしているなと思いました。
「自分がやれることを全力でやって、それを積み重ねていく」
「人生は何回でも戦えるリーグ戦」
納得のキーワードだと思います。

古北っ子も、失敗を恐れずに、全力で何事にもチャレンジし、失敗しても再チャレンジする、強い心をもってほしいと思います。頑張れ、古北っ子!

2018.2.12 「手洗いマイスター」によると…

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本校のインフルエンザの罹患者は、一時期に比べ減りましたが、先週も、隣の北部中学校を含め、市内のいくつかの学校で学級閉鎖の措置を執った学校があり、全国的には、31道府県で増加し(愛知県も増加県)、16都県で減少傾向にあるということ(2018年 第05週 (1月29日〜2月4日))。まだ再流行が心配されるところです。

予防には、「しっかりとした手洗いを」の課長さんが言われたというのは、本HPでも紹介したところですが(参照:2018.2.8 手洗いで感染予防)、その「手洗い」の指導をする「手洗いマイスター」という制度が、公益財団法人日本食品衛生協会にあります。

主に、食品取扱者が、その資格を取られるようですが、食品取扱者は、常に100%の食中毒予防を求められるだけあり、その「手洗いマニュアル」(←クリック)には、「11段階」に分けられた(うち8段階を繰り返すと、計19段階)、徹底されたものです。

最後に水を拭き取るのも、ペーパータオルが推称されています。学校で使い捨てのペーパータオルを設置するのは難しいところですが、細かな手洗い方法については、きちんとマスターすることで、随分と予防にもつながるように思います。

立春を過ぎ、七十二候では「うぐいすなく」という季節になっています。寒い日が続いていますが、春はそこまで来ています。それまで、もうしばらく、手洗いをしっかりし、インフルエンザを初めとした、感染性疾病の流行を抑えたいものです。

(関連サイトはこちら↓)
国立感染症研究所 感染症情報センター(インフルエンザ流行レベルマップ)
公益社団法人日本食品衛生協会
手洗いマイスター制度要項|公益社団法人日本食品衛生協会
手洗いマニュアル|公益社団法人日本食品衛生協会

2018.2.11 冬季オリンピック日本のメダル数

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いよいよ、平昌オリンピックが始まりました。日本時間と同じ標準時間である韓国で行われる今回のオリンピックは、ライブで見ようと思うと、「深夜」や「未明」といった、リオデジャネイロオリンピックやロンドンオリンピックのような厳しい時間ではなく、大変ありがたいところです。

毎回、夏季・冬季共に、オリンピックは、順位に関わらず、選手の活躍する姿や一生懸命な姿から、多くの感動をいただいています。また、日本の選手でなくても、素晴らしいパフォーマンスを発揮する海外の選手の姿からも、大きな感動があります。

しかしながら、活躍の度合いを図る一つの目安となる「獲得メダル数」は、気になるところです。

そんな中、リオ五輪の際も、紹介をさせていただきましたが、よく訪れるサイトの一つである「社会実情データ図録」に、「図録▽冬季オリンピックにおける日本のメダル数(金銀銅メダル)」のデータがあります。

これまで、日本は、1956年のイタリアにある「コンティナダンペッツォ」で行われた、第7回大会にて、「スキー男子回転」で銀メダルを初めて獲得すると、2014年の前回大会である「ソチ」まで、合計45個のメダルを獲得しています。

今回は「長野」のときのように、多くの日本人選手のメダル獲得が期待されています。これからの様々な競技の結果が楽しみなところです。
また、惜しくもメダル獲得には至らなかったとしても、選手にとって、ベストパフォーマンスが発揮されることを大いに期待し、応援していきたいと思います。

大会は、25日(日)までです。しばらく、関連のテレビやニュースを見る時間が長くなりそうです。選手のみなさん、がんばってください!

(※参考サイトは以下をクリック↓図は、以下から引用しました)
社会実情データ図録
図録▽冬季オリンピックにおける日本のメダル数(金銀銅メダル)

2018.2.10 思春期ケーススタディ その2

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「子とともに ゆう&ゆう2月号」の特集は「思春期ケーススタディ」というもの。今日は「2018.2.4 思春期ケーススタディ その1」(←クリック)に続く、「その2」です。

前回は、「イライラしている・反抗的な態度をとる」子どもたちに対しての接するポイントの声を紹介しましたが、今回は、「話をしてくれない時」の対応の声について、引用・掲載させていただきます。

・自分が子どもの頃に失敗したことや嫌だったことを話して、「今はどう?」と尋ねます。また、一緒にお風呂に入り、内緒話を聞くことも。その時は、なんとなく話してくれていると思います。(小6女子保護者)
・子どもが興味のある話題をふるようにしている。(小6男子保護者)
・話をしてくれる時は、いくら忙しくてもきちんと聞くようにしている。(小6女子保護者)
・伝えたいことを一方通行でもよいので伝える。よい返事を期待しすぎないようにしている。(中2男子保護者)
・おはよう、おやすみ、おかえりを、明るい口調で毎日元気に交わしている。(中2男子保護者)
・いつも味方であることを伝える。(中2女子保護者)
・機嫌の悪い時は放っておいて、機嫌のよい時にいろいろ話を聞く。(中2女子保護者)
・なるべく同じことをして、同じ話ができるようにしている。(中2女子保護者)
・週末はなるべき家族全員で食事をするようにしている。(中2女子保護者)
・学校で出た課題を一緒に調べたり、取り組んだりしている。その中で、学校のことを話してくれるようになった。(中2女子保護者)
・上からの押しつけにならないように、同じ立場で話す。(全保護者)

「これだ」というものを絞るのではなく、様々な手を同時に行うといいように思いました。

そして、おそらく、お父さん、お母さん方も、今から20〜30年前に、自身がたどってきた道ではないでしょうか。そんなことを思い出すと、どんなタイミングやトーンで対応するのがいいのか、思い浮かぶかもしれませんね。
^^

2018.2.9 「待つ」という教育

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道徳的な話が綴られていながら、20ページ程度の小冊子は手軽に読めるため、毎月読んでいる月刊誌のニューモラル。
その582号の裏表紙に、上記のような言葉が「今月の言葉」として取り上げられていました。
 
いかに、引用し、掲載させていただきます。

 私たちは一つの考え方に縛られやすく、「こうであればいいな」という程度だった気持ちも、やがて「こうでなければならない」に変わってしまうことがあります。そうした考え方が、悩みや挫折の原因になるのでしょう。
 子育てにおいても、親が「こうでなければ」と考えて指示を与えすぎるのではなく、子供が自分で考えて行動していけるよう、「待つ」という姿勢を大切にしたいものです。「考える力が」育てば、知識や経験を組み合わせて柔軟に考え、悩みを解決していけるようになるのではないでしょうか。

家庭の子育て同様に、学校教育でも、この「さじ加減」が大切だと言われます。私自身、若いときは、なかなか待てず、すぐに指示を出したり、結果を求めたりしたものでした。年齢を重ねる毎に、少しずつ「待つ」ことができるようになったかと思います(が、まだどちらかと言えば、せっかちかも…!?)。
 
ところで、古北っ子は、指示されたことや与えられたことに対して、確実に実行できます。本当に心穏やかで、素直な子がたくさんいます。
しかし、時々、「考えさせる」「自分たちで創り出す」ことを求めると、思うように思考やアイデアが出ないときがあります。創造的なことを生み出す力が、やや弱いように思うのです。

こうしたとき、「待つ」とうい教育を重ねることで、必要な力がつくように思います。決して多すぎることのない適度な助言から、友達同士で関わり合いながら、自分たちの力で何かを生み出すことで、この先、生きていく上で大切な力がつくように思うのです。

根気のいる「待つ」という行為ですが、学校でも家庭でも、大人が意識して大切にしていかないいけないな、と改めて思うのでした。
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