令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2017.5.31 スマホのリスク

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スマホの低年齢化が叫ばれる昨今ですが、業界紙である「教育新聞」の5月27日付号のコラム「鉄筆」に、スマートフォンに関する以下のような記述があったので、引用させていただきます。

 週刊新潮5月18日号に「『スマホ』は脳の麻薬」と題する、いささか刺激的な特別読物が掲載されていた。脳のどの部分にどのような機能があるのかを調べるブレインイメージング研究に携わる川島隆太東北大学加齢医学研究所長の執筆によるものだ▼同所長の研究は「スマートフォンの使用が子供の認知機能に与える影響」。7年前から仙台市内の小・中学生約7万人を対象に調査が続けられてきた。その結果、「スマホの使用が子供の学力低下に暗い影を落としている」実態を明らかにした▼特別読物では、一昨年度にスマホのアプリについて調べた内容がまとめられている。それによれば、スマホを持っている子の中で、家で勉強中にスマホをいじるのは、8割に達していた。「それぞれのアプリ単体で学力にどう影響しているか」も調べている。すると「LINE等を使う子は成績が低い」と分かった▼「つまり、スマホの弊害として把握できたのは、何にも集中できていないのではないか。ここから見えてくる子供像というのは、本当にかわいそうだ」と分析する▼その上で、結論として「スマホは脳の麻薬であり、再犯の可能性が高い覚せい剤と同じ。中学生まではスマホを持たせないという法律を作るべきだ」「子どものうちは、なるべくスマホを使わせない方がいい。使うのであればリスクがあるのを知った上でそうしてほしい」と結論づけている。スマホと学力との関係を究明する意味で、この研究の意義は大きいといえそうだ。

「LINE等を使う子は成績が低い」「中学生まではスマホを持たせないという法律を作るべきだ」という論調は、やや乱暴なような気がしないでもないですが、「『リスク』があるかないか」の二者択一で選ぶとするなら「リスクがある」ということなのでしょう。

「脳トレ」等ですっかり脳科学者として第一人者として有名な川島隆太教授が言うのですから、信憑性も高いような気がしますが、保護者の方はどう思われるでしょうか。

個人的に思うのは、スマホを使用する時間や場面などをきちんと決め、そのルールを遵守する「セルフコントロール」が身についているかどうかが大切なのだと思います。
本文を逆説的に説けば「スマホを持っている子の中で、家で勉強中にスマホをいじらないのは、2割ほどだった」ということにもなります。この2割に入れるかどうかが大切であり、入れないようなら「持たない方がいいよ」ということになるように思うのです。

ちなみに、我が家は、中学生までスマホ(というか携帯電話)を持っていませんでした。それでも、普通に生活できていました。高校生になってからは持たせましたが、果たしていかがでしょうか。小学生はもちろんのこと、中学生に持たせるべきか否か…。古北っ子の保護者のみな様には、じっくり考えてほしいテーマだと思います。

涼を求めて

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体育の授業の後に、本校シンボルツリーのアオギリの木陰で、談笑しながら「至福の一杯」をいただく子どもたち。

暑くなってくると、見られる光景です。

今年も夏がやってきましたね。

2017.5.30 デジタル温湿度計を導入しました

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法的に「ねばならない」ものではありませんが、一般的に教室には、温度計が壁に備えられています。保護者の方の記憶では、おそらく、ベージュの板に、赤い液玉の付いた「寒暖計(アルコール温度計)」が思い出されるのではないでしょうか。

今年度、その寒暖計から、上図のような「デジタル温湿度計」に、付け変えました(特別教室を除いた全教室)。

というのも、数値の表示が見やすく、「一目で分かる」ということと、「健康管理機能が付いている」ためです。

「健康管理機能」は、下図のように、暑いときは、「熱中症」に対して「警戒」「厳重警戒」「危険」の表示がされ、寒いときは、インフルエンザの「注意レベル」が2段階で表示されます。

あくまでも目安ではありますが、冷暖房装置を作動させたり、手洗いの励行やマスクの着用を呼びかけたりしやすくなります。

予算に限りはありますが、今後も可能な範囲で、子ども達が安心・安全に通えるための環境整備に努めていきます。

(※下記画像は、上写真の温湿度計を販売している株式会社クレセルのHPより、引用しました)
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2017.5.29 掃除にがんばる古北っ子

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一ヶ月ほど前ですが、4月26日に、民生児童委員・主任児童委員の皆様に学校にお越しいただくことがありました。私(校長)から、本校の現状をお伝えするとともに、たまたま掃除の時間でしたが、その様子をご覧いただくために、校内をぐるりと回りました。

低学年から高学年の順に校舎のフロアを回ると、掃除の時間にもかかわらず、徐々に静かな空間になっていきます。低学年が使用している北舎から、高学年が使用している南舎に移動すると、その差は歴然としています。

南舎で「ここで耳を澄ませていただいて、掃除の音を聞いていただいてよろしいでしょうか」とうながし、掃除の最中の音を聞いていただきましたが、道具が動いたり、道具がものに当たったりするときの音しか聞こえません。「とても静かですね」と言っていただけました。

委員さんから「途中、『こんにちは』と挨拶をするのもいいのかどうか迷ったのですが…」という声があがりました。確かに、掃除の時間だけは、あえて児童から挨拶をせずに掃除に集中して取り組んでいるのですから、迷われたと思います。ある意味、こどもたちのオーラがすごいです(笑)。

さて、そんな現状ですが、本日の古北っ子集会では、環境美化委員より、動画を用いて掃除の取組方について、再確認がされました。
さらに、質を高めるねらいでしょう。最初の「お願いします」のあいさつに始まり、最後の反省会と「お疲れ様でした」のあいさつまで、一連の流れが動画で流れ、委員の解説が加えられました。

今日の掃除の時間を見て回っていると、やはり多くの古北っ子ががんばって取り組んでいました。見ていて、気持ちのいいものです。

本HP内で毎朝紹介される「心に留めておきたい言葉」でも、掃除にまつわる「名言」が、何度も登場しています。ときには、そんな言葉をふり返りながら、さらに掃除に磨きをかけてほしいものです。

ABCを大切に

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朝礼の後半には、飼育委員さんからの連絡がありました。

「中庭の鳥小屋の体験掃除」「ウコッケイへの体験エサやり」の連絡について、代表児童の二人が、終始落ち着いた口調で、ノー原稿で伝えてくれました。

活動日程や集合場所など、分かりやすくきちんと伝えきる姿に感心しました。

レベルの高いABCです。さすが6年生ですね!^^

2017.5.28 安心ネットづくり促進協議会

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見出しのような任意団体があります。これは、誰もが安心・安全にインターネットを利用できる環境の整備を図るためにと、利用者・産業界・教育関係者・PTAなどが、集う組織で、2009年に設立されたものです。

産業界からは、マイクロソフト、KDDI、ソフトバンク、NTTドコモ、楽天、富士通、ベネッセなど、大手企業の社長・会長などが発起人として名を連ねています。

サイトを開くと、「保護者向け」「小学生向け」「中学生向け」と分けられた、安心安全に利用するためのルールの提案や、具体的な対応策などについて掲載しています。
また、様々な調査結果なども掲載しており、教育者や保護者が参考になるデータを見ることもできます。

最近では、「低年齢層(乳幼児から小学3年生)の子供のネット利用実態と、その保護者の意識実態調査」の結果が掲載されており、少し前では考えられなかった状況であることが数値的に知ることができます。しかし、見てみると、すでに10年前に対象年齢の子育てを終えている自分としては、少々驚く結果でした。

私たち大人は、ネットがなかった時代を知っているために、違和感を覚えたり、驚きを感じたりすることが多いのですが、今の20歳以下は、生まれたときからインターネットがある世代です。ネットがなかった時代を知っている大人の私たちだからこそ、マナーやルールなどのインターネットと上手につきあっていくことの大切さを機会がある毎に伝えていきたいものです。

(※関係サイトはこちら↓)
安心ネットづくり促進協議会

2017.5.27 変わりゆく授業内容

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昨日(26日)、文部科学省は、2020年度以降に全面実施となる小中学校の新学習指導要領の移行措置案を発表しました。

「移行装置」というのは、新旧の学習指導要領にかかる対象児童・生徒の学習内容に漏れが生じないようにするために、完全実施の数年前から、現在の指導内容に追加あるいは省略などしながら、次期学習指導要領に沿った学習内容にしていくものです。

特に、この「移行措置」の期間に大きく変わるのは、英語・外国語授業。
写真(2017.5.27付中日新聞9頁より引用)のように、来年度(2018年度)、再来年度(2019年度)は、今年度(2017年度)よりも、小学3年生以上の年間の標準時間数(年間授業時間数)を「15時間ずつ」増やした内容にするのです。

しかし、小学校の次期学習指導要領の完全実施である2020年度に、小学校3〜6年生の標準時間数が35時間ずつ増えるものの、来年度(2018年度)からの移行期間内は、全体の時間数は変わりません。そこで、どのようにして、「15時間を生み出すのか」ということになったのですが、昨日の文科省の発表によると、その15時間を、「『総合的な学習の時間』の一部の時間を置き換える特例を設ける」としたのです。予想通りではありましたが、平成12年から肝いりで授業時数に加わった「総合」も、軽く扱われている感がしないでもないですが…。

また、今回の移行措置では、国語、社会、算数、理科でも、学習内容の一部が移行期に伴い、先行学習するものがあります。しかし、これらの教科は、時間数内で補っていくものになります。

今回の改訂は、小中高で実施されるものです。そして、大学入試(大学入学共通テスト(仮称))も2020年度入試(2021年1月実施)から変わっていく方向で準備が進められています。

今の保護者の方々が経験してきた内容と、随分と変わってくる次期学習指導要領。変わりゆく学習内容がどのようになるのか、私たち教師だけでなく、保護者の皆様にも注目いただきたいと思います。

(※文部科学省が発表した関連内容はこちら↓)
次期学習指導要領に向けたこれまでの審議のまとめ(素案)のポイント参考資料(PDFファイル・文部科学省)
今後の学習指導要領改訂に関するスケジュール(PDFファイル・文部科学省)
幼稚園教育要領、小・中学校学習指導要領等の改訂のポイント(PDFファイル・文部科学省)

2017.5.26 机・椅子の脚のテニスボール

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先日(5/18)の、「幼・保・小との懇談会」で、「教室のテニスボール、いいですね」と言われました。初めてみえるお客さんが気づくと、随分と驚かれます。

本校の教室の机と椅子の脚には「硬式テニスボール」がはまっています。机や椅子を移動しても、あの「ガガガガ」「ゴゴゴゴ」といった音がせず、「スーッ」と移動します。これは静かで、ありがたいものです。

よって、上記の言葉は、「静かだから、児童が落ち着いて学習に集中できますね」という意味合いのものです。

今でこそ、当たり前の環境になっていますが、その経緯をご存じない方も増えてきたと思うので、ここに紹介させていただきます。

元々は15年近く前にさかのぼりますが、本校に耳の不自由な児童が通っていたときがありました。机を引きずったり、椅子を引きずったりすると、大きなノイズとなり、必要な音を聴き取ることができなかったのです。そこで、余分な音がしないようにと、地域の方のご厚意により、使えなくなったテニスボールをいただき、机・椅子の脚にテニスボールを取り付けたのが始まりです。

静かな教室は落ち着いた雰囲気を生み、やがて、その児童が使用する教室のみならず、校内の全ての机・椅子に取り付けることができました。おかげで、校内は随分と静かになり、学校生活が送りやすくなった、ということを伝え聞いています。

児童は卒業しましたが、その後も今なお、定期的にテニスボールを届けて下さるので、年度初めに、傷んだボールを取り替えるなどし、維持することができています。落ち着いた学校が維持できているのも、そのおかげであることも大きな理由の一つでしょう。

これも、今後、本校が推し進めようとしているコミュニティ・スクールの活動の一つに当たるように思います。ありがたいことです。

地域に支えられているありがたみを、健やかな子どもの成長に変えられるよう、今後の教育活動に尽力していきたいと思います。

2017.5.25 学校探検

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昨日は、1年生が生活科の学習で「学校探検」を行いました。校長室にも、多くの1年生が訪れてくれました。
この「学校探検」は、校内の様々な部屋や場所をグループ毎に訪問し、校内施設について理解を深めて行くものです。

平成4年度から正式に教科に位置づけられた生活科は、保護者の方の中にも、まだ経験することがなかった方も多いと思います。「学校探検の授業?」と、一見、不思議な活動に思われる方もみえるかもしれません。しかし、生活科の「学習指導要領」にもきちんと記載がなされている活動です。
生活科の目標は、以下の通りです

具体的な活動や体験を通して,自分と身近な人々,社会及び自然とのかかわりに関心をもち,自分自身や自分の生活について考えさせるとともに,その過程において生活上必要な習慣や技能を身に付けさせ,自立への基礎を養う。

上記文中にある「身近な人々とのかかわりに関心をもつ」という部分については、校内の先生方と挨拶や会話を交わす中で、心を開いたり、親しみを感じたりすることがねらいになっています。

また、「身近な社会(今回の場合は「学校」)とのかかわりに関心をもつ」という部分については、指導要領に「学校を探検して発見したことを…」というような文言もあり、様々な教室や施設を目の当たりにすることによって、それぞれに「気づき」をうながすことがねらいとなっています。

これらの、「感じたこと」や「気づき」をグループや教室内で発表したり聴き合ったりすることで、新たな発見が生まれてきます。

生活経験の多くない低学年児童は、それぞれの活動を、単に「楽しかった」で終わらせることなく、学びに変えていく必要があります。
「生活科」では、その対象を「人」「地域」「動植物」などとし、校内から始まる地域へ視野を広げることによって、様々な気づきを得て、自分たちの生活にフィードバックし、自立への基礎を養うものとします。
さらに、級友ら周りの気づきなどに対しても、その気づきを認め、互いを尊重する姿勢を学んでいきます。
様々な教科でも生きてくる、「学び方の土台づくり」を生活科で学んでいくのです。

昼休みの運動場は…

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朝の記事「おはようございます」の写真をご覧いただくと分かるように、朝は、かなりの雨量で、運動場も水浸しでした。

しかし、雨があがり、しばらくした昼休みの時間帯の運動場は、上の写真のように、子ども達がボール遊びができるまでにグランドコンディションが戻っています。

これは、本校の「自慢できること」の一つなのですが、これだけ、運動場の水はけがいいのは、本当にありがたいことです。

しかし、今日は、多くの児童が「長靴登校」していたため、外遊びを見合わせている中、長靴「でも」、元気にドッヂボールに興じる元気な古北っ子を見て、感心しました^^

ABCを大切に

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久しぶりの雨の中の登校となった今日でした。

脱履場前を通ると、ご覧のように、久しぶりでも傘の整頓はバッチリ!

さすが高学年、いいね!^^

2017.5.24 褒められ経験

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5月22日付発行の「日本教育新聞」内の「数字が語る日本の教育」コーナーに、「褒められ経験」と題した、「褒められ経験と自尊心の変化」について説いたものがありました。(※図は、上記付の日本教育新聞より引用)

この調査は、「青少年の体験活動等に関する実態調査(平成26年度調査)」によるもので、本HPでも、「2016.5.17 自己肯定感や道徳心は…」で関連記事を過去に掲載しているところですが、今回は「叱るより褒めよ」の効果について、説いたものです。

グラフは、「褒められ経験」の変化と、「自尊心」の変化ですが、発達段階を追うごとに、どちらも確実に減少していることが分かります。日本の子ども達が、褒められることが減り、自尊心を失いつつある状況を表しているものです。

このグラフからは、読み取ることができませんが、「褒められる子どもほどへこたれない」のだそうで、「へこたれない」ことの強さの基盤は「自尊心」なのだそうです。

小言や叱られることが増え、このバランスが保たれないようになると、たまに褒められても戸惑うのだそうです。言われてみれば、そんな児童・生徒に何人も出会ってきました。褒めても、素直に喜ばない(喜べない)のです。「自尊心がなくなりつつある」児童・生徒だったのです。
この自尊心が打ち砕かれると、自信をもって社会に参入することができず、社会不適応に陥りやすいというのです。

小学校低学年までの幼いうちは、体験すること経験することは、初めてなことが多く、褒められる機会も多くあります。しかし、やがて、体験するには難しいことだったり、他との比較によって、「できない」ことが見えてきたりすると、褒められる機会が減ってしまいます。

そんなときこそ、個人内評価で、「これまでよりできること」があれば褒めることが大切だと思います。叱る場面はもちろん必要ですが、「褒める>叱る」の図式が必要だと思います。
…と偉そうなことを言っていますが、私も、一人の親として、「心がけねば」と猛省するところです。

2017.5.22 愛知県・名古屋市小中学校長会合同研修会

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昨日は、午後から、名古屋で「愛知県小中学校長会総会」が行われ、引き続き、「愛知県・名古屋市小中学校長会合同研修会」が行われたので、参加しました。

研修会の講演講師は、みやざき中央新聞編集長である水谷もりひと氏。演題は「感性のアンテナを立てて 情(なさけ)に報いる時代を生きる」というもの。

「みやざき中央新聞」を購読し、本HPでも度々引用させていただいている私としては、今回の研修会を大変楽しみにしていました。

「60分」という講演時間は、あっという間に終わってしまった感があり、笑いあり、涙ありの充実した60分間でした。

講演では、「感動して泣けた」「心が揺さぶられた」「勉強になった」「面白かった」という基準にあった講演会の内容を掲載するという、みやざき中央新聞のコンセプト通り、まず「感性のアンテナをもつことの大切さ」について説かれました。
続いて、「いい大人になるとは」「目標と目的を考える」「学ぶことの楽しさを伝える」「縁を生かして生きる」などについて、様々な逸話を用いて、分かりやすく説いてくれました。
事実に基づいた話は、説得力があり、特に教育に携わる私たちをターゲットにした話ばかりで、納得させられるものばかりでした。

活字離れ、新聞離れが進む中、じわじわと購読者を増やしているみやざき中央新聞。
5月15日号(2695号)が届いた際、帯には、直筆で「風薫る五月 どうぞお健やかに」とピンクの文字で書かれていました(写真右)。こうした温かさが、購読者を離さず、新たな読者を獲得するポイントでもあるように思います。

以前、保護者の方より、学校宛に「みやざき中央新聞お勧めです」というメールをいただいたことがあります。個人的に、既に購読していたので「いい新聞ですよね。私も購読しています」という旨の返信をしたのですが、古北っ子の保護者の中にも「みや中」読者がいたことをうれしく思いました。

1ヶ月間(4号分)無料で見本紙が読め、その後に購読の判断ができる、みやざき中央新聞。関心のある方は、ぜひ、見本紙を「お取り寄せ」してはいかがでしょうか(決して、セールスを頼まれたわけではございませんが・笑)。

(※関連サイトは以下をクリック↓)
みやざき中央新聞

2017.5.22 朝礼校長講話

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今日は、以下のような講話をしました。

暑い日が続いていますが、今日、5月22日の季節は、春?夏?いったいなんでしょう?

こんなニュースがありました。
5月13日(土)のニュースです。「沖縄で梅雨入り」。もう、沖縄では梅雨入りしているのです。こんなニュースを聞くと、季節は「夏」ですね。
ちなみに、この「梅雨入り」は、いつもの年と比べて、早いと思いますか?遅いと思いますか…?いつもの年より4日遅いのだそうです。ということは、いつもの年なら、大型連休を終えたら、すぐに「梅雨入り」となってしまうのだそうです。

こんなニュースもありました。
5月14日(日)のニュースです。「釧路でサクラが開花」。北海道の釧路では、日本で最も遅いサクラが咲いたというニュースです。こんなニュースを聞くと、季節は「春」ですね。
ちなみに、最も早かった沖縄は、いつ咲いたのでしょうか…?(「2月」「3月」の声)
実は、1月なのです。ようやく、日本列島のサクラが全て咲きました。日本は、南北に長い国であることが分かりますね。

こんなニュースもありました。
5月15日(月)のニュースです。「乗鞍スカイライン開通」。江南市から割と近い岐阜県高山市にある乗鞍スカイラインという、乗鞍岳という山に向かうための道路が開通されたというニュースです。写真のバスの横の影はなんでしょうか?山ではありません。積もった雪です。約10mあります。こんなニュースを聞くと、季節は、冬が終わったばかりのような気がしますね。

以上のニュースから、日本は、同じ時期でも、色々な季節を感じることができる国で、場所によって、季節感が違うことが分かります。

さて、校長先生は、以上のことを新聞やテレビのニュースから知りました。みなさんは、新聞やテレビのニュースを見ていますか?
聞いてみましょう。「テレビのニュースを見ている人?」(多数)、「新聞を見ている人?」(高学年でもほとんどなし)。

こんなことはないですか?「ゲームをしてばかり」「テレビ(バラエティー番組、アニメ)を見てばかり」…。これでは、色々なことを知るチャンスを失ってしまいます。

釧路のサクラのニュースでは、実は、「エゾヤマザクラ」という品種のサクラであることを知りました。私たちの身近にある「ソメイヨシノ」とは違う種類です。ニュースからは、そんなプラスの情報も知ることができます。

授業では学ばないことも知ることができるのが、ニュースです。
忙しいかもしれませんが、ぜひ、新聞や、テレビのニュースを見る習慣をつけるといいですね。

ABCを大切に

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朝礼の中の、連絡コーナーのワンシーン。

児童会の代表の二人が、先週行った「緑の募金」の協力のお礼をしてくれました。

二人とも、ノー原稿で、みんなの方を見ながら行うスピーチは、バッチリでした。

自らを鍛える古北っ子、さすがです。

2017.5.21 公園遊びのすすめ

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5月19日(金)付の尾北ホームニュースの特集「YouNet(ゆ・ねっと)」は、「公園で親子遊びも健康づくりも」というもの。江南・犬山・大口にある公園を22箇所紹介しています。

ここのところ暑くなってきましたが、まだまだこの時期は、外遊びには快適な季節です。休みの日は、遠出もいいですが、近隣の公園で、のんびり家族で過ごすのもいいでしょう。

我が家も、子どもたちが幼い頃は、ここに記載してある「木曽川扶桑緑地公園」「犬山ひばりヶ丘公園」にはよく出かけましたし、ここには記載されていませんが、ソリ滑りが楽しい「小牧市民四季の森」などにもよく出かけました。

おにぎりと飲み物を持って出かけ、アスレチックや遊具で遊んだり、バドミントンなどを持参して遊んだりし、ゆったりとした時間を過ごします。

場所によっては、バーベキューなどができるオフィシャルなスペースも確保されている公園もあり、複数の家族で楽しめるところもあります。

「安・近・短」で家族と濃密な時間が過ごせる近場の公園は、有効な休日の過ごし方ができる、ベストスポットの一つだと思います。

ネット上には、「公園」「無料スポット」を紹介しているサイトもあります。上手に活用すれば、遊びやエリアの幅も広がることでしょう。

幸い、木曽川沿いには、そんなスポットがいくつも存在しているため、改めて申し上げるまでもありませんが、「今度の週末どうしようか」となったとき、そんな過ごし方をされてはいかがでしょうか。 

2017.5.20 教師力アップセミナー

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今日の午前中は、大口中学校を会場に開催されている「教師力アップセミナー」に参加。毎年、年7回行われるセミナーで、今日は、今年度第1回目となるセミナーです。
(過去のセミナーについての記事は「こちら」をクリック)

今回のセミナー講師は、京都橘大学発達教育学部児童教育学科教授の池田修先生。東京都内で中学校の国語科教諭を経て、大学教授となった先生です。教科書の編集委員や、NHK「テストの花道」の監修も務めてみえ、国語科の「大家」でもある先生ですが、今日の講座は、「こんな時どう言い返す? 〜指導の優位性を保つための切り返しを考える〜」と題した「学級経営」論についてです。

実は、2年前に池田先生の話を聴いたことがあったのですが、ユーモアがたっぷりで、それでいて、すぐにでも使えそうな生徒指導のテクニックを伝授していただいたので、今日の講演も楽しみにして参加をしました。

大学の授業では、学校現場で担任として働くようになったときの、様々な場面を想定しての生徒とのディスカッションやロールプレイングを行うという池田先生。今日の講演は、大学教授独特の難しい理論じみた話ではなく、現場ですぐにでも活かせる内容ばかり。テンポ良く、笑いも交えながらの講演は、あっという間の120分間でした。

具体的には、「(教師と生徒・児童との)距離感を考える」「『信じる』と『心配する』」「こんな時どう言い返す」などのテーマでしたが、中学校の先生方はもちろん、そういったシチュエーションが多くないために対応に不慣れな小学校の先生方も、ストンと落ちる内容ばかりでした。
「主に学校教育を通して、子どもを大人にする」という、池田先生の教育理念の意味がよく分かる「学級経営」論でした。

本校の先生方も参加していましたが、「もっと多くの先生方に参加をしてもらえればよかった!」と思わずにはいられなかったセミナーでした。

今年度も、年間7回の全てのセミナーに参加できるわけではありませんが、参加した際には、本欄でその一端を紹介していきたいと思います。

(※今年度の講座一覧が記載された、関連サイトは以下をクリック↓)
29年度教師力アップセミナー(NPO法人元気な学校を支援し創る会)

2017.5.19 幼・保・小との懇談会

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昨日、午後から、毎年この時期に行っている「幼稚園・保育園・小学校との懇談会」を実施いたしました。

これは、幼稚園・保育園を3月に卒園した1年生の様子をご覧いただき、個別の園ごとに、情報交換をするものです。

昨日は、お忙しいところ、7つの幼稚園・保育園の先生9名と、教育委員会の先生をあわせた10名の先生方にお越しいただきました。

5時間目の授業から、帰りの会までの様子をご覧いただきましたが、
「落ち着いて授業に臨めていますね」
「園のときは支援が必要でしたが、色々なことができるということが分かり、よかったです」
など、肯定的な言葉をいくつもいただき、安心したところです。

この懇談会は、子ども達が、幼保小のスムーズな移行を実現するために設けているものですが、「ねばならない」ものではなく、小学校で必ず開催しているものではありません。
しかし、本校では、1人でも在籍していれば、本校へ入学した全ての幼稚園・保育園に案内を出させていただき実施しています。おかげで、年々、参加していただける園の数も増え、今年度は、これまでで最も多い、7園となりました。

さて、次期学習指導要領が完成しつつあるこの時期ですが、その幼稚園版とも言える次期「幼稚園教育要領」には、幼(保)小の連携について、これまで以上に触れられているようです。

答申には「幼小の学びの連携・接続について、学校段階毎の特徴を踏まえつつ、前の学校段階での教育が次の段階で生かされるよう、学びの連続性を確保する」「幼小連携の取組の中で、小学校入学までに家庭や幼児教育において育ってほしい姿を共有する」などの言葉が見受けられ、改めて、今回のような場の大切さを感じたところです。

今後も、連携を図りながら、幼稚園・保育園で立派に育った子ども達を本校でお預かりし、健やかな成長を実現していきたいと思います。

たくさん来てくれてありがとう^^

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今日の長放課には、先週の水曜日に引き続き、生活科の学習「先生と仲良くなろう」の学習で、1年生の古北っ子が、校内の様々な場所で、先生方にあいさつをし、名刺を渡し、サインをいただいました。

私も、図書館の用事を済ませ、HPの記事用に写真を撮り、急いで校長室に戻ると、すでに、長蛇の列が…^^;

合計40人の1年生から名刺をもらい、サインを書かせてもらいました。

まるで杉原千畝状態でした(笑)。

途中、「あ、鐘が鳴っちゃう…」と時間を気にしているあたりは、さすが古北っ子。ABCの意識の高さが伝わってきました。特別に全員が終わるまで、校長室の滞在が許され、無事、40人のサインを終了。水曜日は、所用でいなかったため、今日に集中してしまいました。中には、混んでいるのを見て帰ってしまう子もいて、申し訳なかったです。

残念ながら来られなかった人は、いつでもいいから、ノックして来てくださいね。

1年生のかわいい古北っ子のみなさん、たくさんの名刺をありがとう^^

2017.5.18 はじめてのプログラミング

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市内の方から、写真のような「まんが入門シリーズ はじめてのプログラミング」という本を寄贈していただきました。

「プログラミング」は、海外では、小学生の発達段階でも、家庭や学校で、行われたり取り入れられたりし、進んだ実践をしている国々があります。
2020年実施の次期学習指導要領でも、「プログラミングの扱い方」について、触れられることになりました。

本は、実際に多くの国で扱われている「プログラミングソフト」の一つを用いて、どのようにプログラムを作っていくのか、それらを通して、どのようなコンピュータリテラシーやモラル・マナーを身につけていくのか、さらには、どのような将来の力につなげていくのか…、ということを漫画と図で、分かりやすく解説された本です。

この本を読むと、身の回りにあふれている「ゲーム」が、いかに緻密に作られているか、ということがよく分かると思います。

なお、本に描かれている「マンガ」は、江南市内の出身の方の手によるもの(!)ということで、江南市民としては、随分と愛着が湧きそうな一冊です。

今後、古北小の図書館に並べる予定ですので、興味がある古北っ子は、ぜひ、手にしてみてください。なかなか興味深い一冊ですよ。
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
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