今日はイチロー選手についてお話します。
イチロー選手、世界記録達成しました。ピート・ローズの最多安打記録4256本上回りました。でも、ピート・ローズ氏、「日本での記録は認めない」と認めないのです。「日本野球がメジャーと同レベルと言える人はいない」と説明しています。このことはみなさんどう思いますか。みなさん、イチローの大リーグ10年連続200安打は覚えていますか。ピート・ローズでさえ３年連続なんです。大リーグの 年間最多安打262本も彼の記録です。

アメリカ人としても彼の実力を認めざるを得ないんです。でもイチロー選手は謙虚でした。「どうしたってケチが付くから」と淡々とプレーしていました。野球解説者の張本氏、いいこと言われましたね。大リーグ最多記録はピート・ローズ氏、世界記録はイチローと。

ここでイチロー選手の子供の時から高校までを振り返ってみたいと思います。幼い頃のイチロー選手は父親と近くの公園で野球の練習に明け暮れました。学年が上がるにつれて、それだけでは満足できなくなり、町内にある空港バッティングセンターにほぼ毎日通い詰めていた。このバッティングセンターの８番ボックスがイチロー選手の指定場所だったん
です。

小学校の卒業文集読んでみます。「ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校でも全国大会へ出て、活躍しなければなりません。活躍できるようになるには、練習が必要です。ぼくは、その練習にはじしんがあります。ぼくは３才の時から練習を始めています。３才〜７才までは、半年位やっていましたが、３年生の時か
ら今までは365日中、360日は激しい練習をやっています。

だから一週間中、友達と遊べる時間は、５時間〜６時間の間です。そんなに練習をやっているんだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。そして、中学、高校で活躍して
高校を卒業してからプロに入団するつもりです。そして、その球団は、中日ドラゴンズか
西部ライオンズが夢です」

豊山町立豊山中学校では小学生時代の仲間と共に学校の野球部に所属。エースで３番を打ち、中学３年の時に全日本少年軟式野球大会に出場し３位入賞を果たします。学校での成績も優秀で、学年では常にトップ10に入っていたという。修学旅行にはなんとグローブとボールを持って出かけた話は有名です。（「野球部の高木君、修学旅行何持って行きましたか？」「ぷっちょ？」）地元・愛知の多くの高校から誘いが来ましたが愛工大名電に進学しました。

今日のイチロー選手の話で大切にしてほしいのは夢をもつということです。プロの選手になりますとはっきり言い切っているのです。それも単なるプロでないのです。その前に一流のプロ選手になることですと言っているのです。つまりイチロー選手はにとってはプロは当たり前だったということです。さらに全国大会に行き活躍しなくてはいけないと言い切り、実行しています。野球の有名高校へ進学を考えての言葉だったと思います。


そうそう、イチロー選手がインタビューで話してみえました。「子供の頃から、人に笑われてきたことを常に達成してきた自負はあります。小学生の頃、毎日練習して近所の人から『あいつプロ野球選手にでもなるのか』と笑われた。悔しい思いもしましたが、プロ野球選手になった。米国に行く時も『首位打者になってみたい』と言って笑われた。でも、２回達成したり・・・。」

みなさん、イチロー選手から学ぶことは多いです。最後に「悔しさがあれば頑張れる、夢があればもっと頑張れる」この言葉を君たちに贈ります。