今日も高校野球地方予選について書いてみます。島根県、出雲が出てきました。ここは県立高校なんです。それも有数の進学校なんです。島根県は高校数が少なく甲子園に出やすいと各県から有名選手が集まると聞いたことがありますが、まさか地元選手の出雲が甲子園とは・・・。初出場です。

長崎県からは長崎商が甲子園です。ここのピッチャーは165センチの小柄な本田君でした。
鹿児島県、すごいことやってます。定岡投手を出した鹿児島実業と全日本レスリング栄和人監督を出した樟南、延長１５回でも決着がつかなかったです。今日、再試合です。

香川県代表は尽誠学園です。昔からの伝統校で伊良部秀輝投手の出身校です。高松商業を破って甲子園出場です。高松市に行った時、喫茶店に入ったのですが、店に高校野球の写真がどーんと貼ってあり、いかに四国は甲子園熱狂信者が多いか知りました。四国はそれぞれの商業、徳島商業、高知商業、高松商業、松山商業が伝統校なんですが、これらの名を聞くと、麦わら帽子とうちわをそして甲子園を思い出すのです。今でも卒業生の方々がおらが学校とスカウトに興じてみえるそうです。今年は徳島商業も松山商業負けて高知商業が明徳義塾と雨でノーゲームで今日、結果が出るのでしょうか。

栃木県、作新学院がきました！あの江川投手を擁（よう）し、栃木大会で３度のノーヒットノーランをひっさげて甲子園に出てきたんです。1回戦では柳川商（福岡）が外野手を内野に呼び寄せてのバントシフトやプッシュ打法、２塁からのエンドランなどで抵抗したんです。作新学院は打てなかったのです。試合は延長15回までもつれ、かろうじて作新学院が振り切ったのです。
2回戦は2年生の土屋正勝を擁する銚子商と激突。江川投手と土屋投手という本格派投手同士の投げ合いは0対0のまま、またしても延長に突入し、途中からは雨も降りだして、最後は江川投手の押し出しさよなら負けだったんです。感動の試合、また見せてくれるのでしょうか。

さて、負けチームにも目をやると、広島の広陵です。あのしゃもじパチパチの伝統高が消えました。長野県の松商学園も決勝で佐久長聖に負けました。毎年、長身のピッチャーがいるイメージなんですが・・・、残念です。

東東京、城東と帝京が激突でした。７対６で城東が勝ちました。帝京も出て来ると無茶強いのですが、予選で勝ち抜くのは大変みたいです。

さて、愛知県、今日はなんと享栄と東邦が激突です。(雨でどうなるのかな？)シード校同士の対決となりました。今年の春と昨年秋の優勝校。これはもったいない組み合わせ。どちらに女神様が微笑むかです。毎日が感動と想像で楽しいです・・・。（おぃおぃ）

※写真は江川投手が押し出しで負けてしまった瞬間です。この日も無情な雨降りでした。