最新更新日:2024/05/04 | |
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『母ちゃんに会いたい』 涙無しでは観られなかったです6歳で母さんと離別、お父さんの一人で育てられるのです。お父さんがつくる夕食などに感謝の言葉を言ってみえました。お父さんの愛情たっぷりに育った彼女ですが、埋めきれない部分も多くあったようです。辛かったのは「学校で母に日にお母さんに手紙を書きましょう」という授業があったこととか、お母さんの顔を描きましょうという図工の時間だったそうで、セーラームーンの顔を描いたと言ってみえました。彼女にとって母親の顔さえ思い出せない存在だったのです。(こんな授業やるか・・・。) 「母に会いたい」と父親に申し出たとき、父親に「相手の家庭に迷惑でなければ」と許してもらうのです。一人で関西の母親の家を訪ねるのですが、家まで来ると新築の家があり、幸せそうに暮らす母親を想像して、ドアをたたくこともできませんでした。 『一目でいいから母親を見たい。見るだけでいいから・・・、私の母さんを』彼女の強い気持ちでした。 数日して、TV局の方の計らいで公園で母親と会うことになるのです。合った瞬間、彼女には母親とわかったようで胸に飛び込んでいきました。お母さんに言った最初の言葉は「ごめんなさい」でした。きっと、幸せな家庭を壊させたくない彼女の気持ちや、父さんから言われていたことから出てきたと思います。お母さんも泣いてみえました。 驚くことがありました。小学校の時、彼女が母さん宛に書いた、「一人で、何でもできるようになったから」という手紙を今でも大切にしてみえたのです。大事に大事に、もってみえたのです。それと、お母さんは娘さんのライブ活動をしていることを知っていて、そっと二度も観に行ってみえたのです。 どんなに別れていてもお腹を痛めて産んだ子、一生懸命母乳を与えて必死に育てた子は決して忘れないものです。両親の離婚によって、悲しい人生を送った彼女、それにより、よりたくましく、立派に成長していった彼女ですが、涙無しでは観られないものでした。この涙は何だろう・・・。何に感動して、何に対し淋しさ、悲しさが沸くのか、番組後でも考えさせられるものでした。 せめて最後はライブ姿で番組を終わらせて頂きたかったです。元気な彼女の姿で・・・。 |
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