最新更新日:2024/09/20 | |
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6年生 修了式始めに、修了証を授与しました。 また、この6年間1日も休まなかった7人の人に「槇の木賞」を授与しました。 何より素晴らしい賞だと思います。 その後の式辞は、直前に話題を変えました。 おおよそ、次のような内容です。 (いつもアドリブです。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (修了証、槇の木賞の紹介をした後に・・・) 担任の先生は、毎日遅くまでみんなのことを考え、みんなの成長を喜び、また時には心配もして、こうして1年間を終えることができました。 先生方の感謝の気持ちを忘れてはいけません。 先生方は、こころの教室だより 第10号に次のように書いています。 どんなことがあっても、雑草のように負けず、 力強く歩んで、大輪の花を咲かせてください。 この気持ちはよくわかります。 わたしは、これにつなげて、最後に菊の話をします。 菊は、どうやって増やすか分かりますか? 種をまくのではありません。 葉をもぎって、土に刺すのです。 すると、切り口から根が伸びて、それが苗になっていくのです。 どうすると丈夫な苗になるのでしょうか? 考えてみてください。 ヒントは「水」です。 丈夫な苗に育てるには、水を・・・・・やらないことなのです。 水をたくさんあげると、切り口から水を吸って、見かけはしゃんとしていますが、根が伸びないのです。根を伸ばす必要がないからです。 しかし、水をあげないと、本来持っている生命力によって、水を求めて根を伸ばしていくのです。 みかけはくしゅんとしていますが、見えないところで根を伸ばしているのです。 皆さんは、これまで親や先生から、たっぷり愛情をもらって育ちました。 しかし、ひょっとすると根があまり伸びていないかもしれません。 風が吹くと、倒れてしまうかもしれません。 しかし、これまで苦しい経験をしたことがある人、スポーツで苦しい練習に耐えた人、勉強をがんばった人、友達関係で苦しんだ人、この場から逃げだしたくなるような思いをした人、そのような人は、実は根を伸ばしているのです。 皆さんは中学校へ進みます。 いろいろなことがあるでしょう。 辛いこと、苦しいこともあるかもしれません。 しかし、そのような時には、根を伸ばす時期だと思ってください。 むしろ、自分から苦労を買って出て、根を伸ばしていってください。 少々の風が吹いても倒れることのないように成長し、大輪の花を咲かせてください。 明日は、素晴らしい卒業式にしましょう。 以上で、はなむけの言葉といたします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ここではこう言いましたが、いつまでも水をやらないでおくと枯れてしまいます。 ぎりぎりまでがまんして、ここぞと言うときにたっぷりの水をあげるのです。 つまり、常に見ているのですが簡単に助けないで、いざという時に手をさしのべるのです。 植物も人も同じかもしれませんね。 本来は雑草のたくましさについて語ろうと思ったのですが、昨年と同じ話になってしまいました。 これも、常に変化しているからですね。 |
江南市立布袋小学校
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