最新更新日:2024/09/20 | |
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毒痛み (どくだみ)■ 学名 Houttuynia cordata:ドクダミ科 Houttuynia : ドクダミ属 ・Houttuynia は,18世紀のオランダの医師で,植物学者の「Houttuyne さん」の名前にちなむ。 ・「毒痛み」は,ハート型の葉の先端に十字型の白い花を咲かせる。道端のちょっとしたところで,この時期よく見かける。 ・花びらがたくさんある,「八重毒痛み(やえどくだみ)」という品種の花もある。 ■ 開花時期 5/20 〜 6/末頃。 ■ 名前の由来 ・「毒」を「矯める(ためる=収める)」,毒を止める効能があるところからの命名。 ・葉,地下茎は漢方薬になる。 (「どくだみ茶」というのがあります) ■ 別名「十薬」(じゅうやく) ・10種類の効能があるところから。 ■ ドクダミの効能と副作用 ・効能 ドクダミの葉や茎を乾燥させたものは,「十薬(じゅうやく)」という名前の生薬として知られています。煎じて飲むと利尿作用や動脈硬化予防,解熱,解毒の効果があるとされています。これは,ドクダミにラウリンアルデヒドといった抗菌作用のある成分や,クエルシトリンやカリウム塩といった利尿作用のある成分が含まれているためです。 ・副作用 ドクダミ茶は利尿作用や便を柔らかく作用があるため,たくさん摂取すると下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。また,尿が頻回になることで,大切な場面で支障をきたすことも。また,カリウム塩を多く含んでいることから,腎臓の悪い方は上手に排出できず,不整脈や心不全の危険性があります。 エンジュ(槐)エンジュは,古北小の玄関の東側に植わっています。 丈夫で大気汚染にも強いことから,道路や公園に植えられていることの多い樹木です。太い幹を伸ばして大きく生長し,葉っぱを茂らせている姿は堂々としています。また,その花や蕾には薬効成分が含まれ,生薬としても利用されてきました。 ■エンジュ(槐)の学名・原産国・英語 学名:Styphnolobium japonicum 科・属名:マメ科・エンジュ属(クララ属) 英名:Japanese Pagoda Tree 原産地:中国 開花期:7〜8月 花の色:白,クリーム 別名:槐(エンジュ),槐樹(カイジュ),黄藤(キフジ),三公の木 ■エンジュ(槐)の花言葉とは? 『幸福』『上品』 原産地の中国では,高官に出世すると庭に植える風習があり,幸福を呼ぶ縁起のよい木とされていました。このことから,「幸福」という花言葉が付けられました。「上品」は、枝の茂り方や白く美しい花を咲かせるその姿に由来します。 ■エンジュ(槐)とは?どんな花や葉っぱをつける植物? 直径70cmほどの太い幹を,高さ10〜25mほど伸ばす高木となっています。枝には羽のように並んで葉っぱをたくさん茂らせます。葉っぱの表面は緑色,裏面は緑白色で短い毛が生え,フェルトのような触り心地をしていることが特徴です。 夏になると,蝶のような形をした小さな花が枝からぶら下がるように咲きます。そして,結実するとマメ科特有のさやを作り,中に種を付けます。この種や花にはルチンという成分が含まれ,止血や高血圧を予防する漢方薬として役立っています。 ■エンジュ(槐)の風水の意味は? エンジュは,その丈夫な性質と名前が「延寿」に通じることから,中国では「出世の木」や「長寿の木」として大切に扱われてきました。日本でも,古事記のエピソードから宇美八幡宮に植えられているエンジュは「平産の幸ある木」とされ,「安産の守り神」として信仰されてきました。エンジュの木を庭に植えると,たくさんの幸せが家に舞い込んできそうですね。また,北に植えると「キタエンジュ」と言われ,魔除けの効果があるとされています。 ■ 材 国産材の中では色の濃い木目は美しく,堅牢です。 辺材が白いため,床柱としてもよく使われます。 普通,木は中心の部分が割れる(芯割れ)ため,建築材以外では「芯」の部分は使いません。しかし,槐は芯割れしない性質を持つため,芯持ち材でマグカップを作ることができます。 同じことを他の木ですると,必ず割れて底抜けカップになってしまいます。 青桐 (あおぎり)校庭のアオギリが,葉を広げはじめました。夏,多くの児童がアオギリの木陰に入ります。 ■ 人間との関わり ・庭木・街路樹にし,材を建具・家具・楽器などとします。種子は古くは食用にされ,太平洋戦争中には炒ってコーヒーの代用品にしたそうです。 栽培は,主に春に発芽前の若枝を切って挿し木して育成されます。 種子は「梧桐子(ごどうし)」と呼ばれる生薬として用いられ,胃痛,下痢の薬効作用があるそうです。葉は,煎じたものを服用することにより,浮腫,高血圧に対し薬効作用があるとされます。 ■ 青桐(あおぎり)科 ・学名Firmiana simplex(Firmiana : アオギリ属 simplex : 単一の)とFirmiana(ファーミアナ)は,18世紀のオーストリアの「Firmian さん」の名前にちなみます。 ・開花時期は, 7/ 5 〜 7/15頃。 ・街路樹でよく見かけます。生長が早く,大きな葉が涼しい木陰をつくります。 ■ 名前の由来 ・樹皮が緑色で,葉が桐に似ているので”青桐”。 ■ 花 ・夏に,うす黄色の花が咲きます。(高いところにあるのでほとんど目立たない)花は咲いたらすぐ「落ちる」ようで,咲き終わりの時期は木の下に立っていると雨のように花が「降って」きます。壮観♪花が「降った」あとはまるで「じゅうたん」のようになります。 ■ 実 ・実は袋状で大きい。中に種子がある。袋状のところにぶら下がるようすは,痰切豆に似ています。 ■ 幹 ・材は家具用となる。「梧」とも書く。 ・韓国で昔,黄帝が即位した際,青桐の上に鳳(おおとり)が止まった,との伝説があります。 ・別名「梧桐(ごとう)」 ヒトツバタゴ(一葉田子/一つ葉田子)自生地が木曽川流域(長野・愛知・岐阜)と対馬で,分布が飛び地のように隔離しています。絶滅危惧2類に指定されていて,自生地では国や各地方自治体の天然記念物にもなっているレアな存在です。 ■ モクセイ科 ヒトツバタゴ属 落葉高木 学名: Chionanthus retusus 別名:ナンジャモンジャ,ナンジャモンジャノキ 原産地:日本,中国など 花期:4〜6月 ■ 花言葉:清廉 ■ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴの別名) 別名の由来はいくつかありますが,以下の3つが有力?でしょうか・・・。 黄門さま(水戸黄門)がヒトバタゴを見て,「この木はなんじゃ」と家来に聞いたところ困った家来がとっさに「もんじゃでございます」と答えた。 黄門さまが,参勤交代の途中で神埼神社に参詣し,社殿横にある大木を見て,「この木はなんじゃ」と尋ねた。土地の人は聞き取れず「なんじゃもんじゃ」と問い返したところ,黄門さまは木の名と思い「なんじゃもんじゃであるか」といわれた。 東京の青山練兵場(現・明治神宮外苑)の道路沿いに立つ大木の名前がわからなかったので,「何の木じゃ?」とか呼ばれているうちに,いつの間にか「なんじゃもんじゃ」になった。 面白い説ですね。 ■ちょっとうんちく ◎名前の由来: タゴ(田子)は,同じモクセイ科のトネリコの別名です。タゴの葉は複数の小葉で構成される複葉なのですが,ヒトツバタゴは単葉,つまり一枚葉っぱです。一ッ葉でトネリコに似た木なのでヒトツバタゴになりました。 ◎雌雄異株: 正確には,雌花のみをつける株はなくて,雄花をつける株と,両性花をつける株がある雄株・両性花異株だそうです。 花が木を覆うように咲くのは雄木の方です。両性花木は,秋に直径1cm程度の楕円形の果実をつけます。熟すと黒くなります。 ◎属名の由来: Chionanthus(チオナンタス)はギリシャ語の雪を表すChion(チオン)と花を表すanthos(アンソス)から。【清廉】な白い花が群れ咲く様子から例えたものです。 春紫苑 (はるじおん)(春女苑 (はるじょおん))古北小の理科室の南側にいっぱい咲いています。 ■ 菊(きく)科 ・学名 Erigeron philadelphicus ・Erigeron : ムカシヨモギ属 ・philadelphicus : 北米フィラデルフィアの Erigeron(エリゲロン)は,ギリシャ語の「eri(早い)+ geron(老人)」が語源で,早く咲き(春の花),白い軟毛で覆われた花、という意味。 ・開花時期は, 4/ 1 〜 5/末頃。 ・北アメリカ原産の帰化植物。 ■名前の由来 ・”春に咲く「紫苑(しおん)」”から,「春紫苑(はるじおん)」と呼ぶようになった。 ・花は姫女苑(ひめじょおん)そっくり。 ■ハルジオン【春紫苑】とヒメジョオン【姫女苑】見分け方。 【春紫苑】 ・花期が1ヶ月ほど早い。(4〜5月頃),つぼみは下向きにちょっと垂れる。 ・白い花の部分はやわらかめ。葉っぱは茎を抱くような形で伸びている。 ・茎は中が空洞。 【姫女苑】 ・花期は夏(6月以降)。 ・つぼみは上向きのことが多い。白い花の部分はピーンと張っている。 ・葉っぱは茎からストレートに伸びている。 ・茎には髄(ずい)という部分が詰まっている。 ■いざ,対面してみると・・・ ・花びらが,糸のように細くて,ピンクがかっているのがハルジオン。 ・花びらが,多少幅広くて白っぽいのが,ヒメジョオン。 ツルニチニチソウの花■ツルニチニチソウ 科名:キョウチクトウ科 原産地:南ヨーロッパ 北アフリカ 開花期:3月〜7月 花色:紫,白,青 魔法使いのスミレと呼ばれるツルニチニチソウ ツルニチニチソウは欧米では古くから魔除けの効果があるといわれており,ツルニチニチソウを身につけていると悪いものを寄せつけず,繁栄と幸福をもたらすと信じられています。 ツルニチニチソウは常緑で冬の間も枯れないので,不死の力や魔力を持っていると信じられており,古くから様々な薬効があることでも知られています。 それらのことから,イギリスやフランスではツルニチニチソウは「魔法使いのスミレ(Sorcerer’s Violet)」とも呼ばれています。 ■ツルニチニチソウ(蔓日々草)の名前の由来 ツルニチニチソウ(蔓日々草)という名前は,つる性の植物で,花がニチニチソウ(日々草)に似ていることに由来します。 ニチニチソウ(日々草)という名前は,日ごとに新しい花に咲き代わることに由来します。 ■ツルニチニチソウの別名 ツルニチニチソウの別名は,ツルギキョウ(蔓桔梗),ツルビンカ,ビンカ・マジョール(Vinca major),グレーター・ペリウィンクルです。 ツルビンカのビンカ(Vinca)は,ラテン語の「vincire(結ぶ,巻き付く)」が語源で,茎が柔らかく曲がりやすいことに由来します。 ツルニチニチソウの英名は,bigleaf periwinkleです。 ■ツルニチニチソウの花言葉 「幼なじみ」 「朋友」 「優しい思い出」 「生涯の友情」 「楽しき思い出」 「幼い日の思い出」 「優しい追憶」 ■誕生花 ツルニチニチソウは,2月24日,4月10日の誕生花です。 |
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