令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2015.6.17 吸収するために

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昨日(6月16日)付の「中日新聞・夕刊」のコラム「紙つぶて」は、静岡大大学院教授の稲垣栄洋(ひでひろ)氏の担当曜日でしたが、共感するところがあったので、紹介させていただきます。 

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子どもの頃に読んだシュバイツァーの伝記に「三十歳までは学び、三十歳からは世の中に尽くしたい」と書かれていました。この言葉が心に残っていたせいか、三十歳になったときに自分の無力さが情けなく思えました。その頃、本を書く機会に恵まれ、シュバイツァーの言葉に背中を押され一冊の本を出版しました。それから今まで未熟ながら自分の考えを発信し本を書き続けています。
 思い出すのは植物の成長です。
 植物は、根で吸った水をどのように茎の先端まで運んでいるのでしょうか。人間は心臓というポンプを使って、頭のてっぺんまで血液を運んでいます。しかし、植物には心臓のような器官はありません。
 ストローの上部を指でふさぐと、大気圧で水を持ちあげることができます。この力を利用すれば、十メートルの高さまでは水を持ちあげることができます。しかし不思議なことに十メートル以上の高さになる木もあります。
 実は、植物は葉から水を蒸散させています。すると、ストローで水を吸い上げるように根から吸収されます。自ら水をアウトプットすることで、新しい水が入ってくるのです。植物が高く伸びるためには、アウトプットすることが大切です。そう信じて、未熟であっても、いや未熟だからこそ私はアウトプットし続けています。

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「アウトプット」の大切さは、様々なところで言われています。私自身、そんなことを心がけ、担任であれば「学級通信」を、部活動顧問であれば「部活動通信」などを発行するなど、与えられた立場で、様々なものを発行・配付・配信・発表するなどし、アウトプットを心がけてきました。

本ホームページの「校長室から」もその一つです。独りよがりなところがあり、稚拙な文章であるため、なかなか恥ずかしいところがありますが、このアウトプットが、新たな知識を呼び、新たなつながりを生み、様々なことを「吸収する」ことにつながり、自分にとって大きなプラスになっています。

稲垣先生の考えに共感し、また、その考えを信じて、今後も、本HPの「校長室から」を継続していきたいと思います。
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
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