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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2016.6.15 古北のプールの歴史 その2

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6/12の「校長室から」の記事の続きです(参照:古北のプールの歴史 その1)。
今日は、建設が始まったところから完成までの様子です。
(※文章は、昭和55年度古知野北小学校PTAが作成・発行した「古北のあゆみ」をもとに、校長が編集したものを掲載しています) 

一週間かけて、基礎となる「グリ石」を運び終えると、底の基礎造りが続きます。
しかし、戦中の物資不足の時代の建設は、現代では、想像もつかないほど困難なものでした。鉄は国に供出していたため、全く使えず、鉄筋の代りに「竹」を使い、プールの底の基礎には、木曽川から護岸用の「蛇籠」(河川工事の護岸に使用する砕石を詰め込んだかご)を借りて使うといった苦肉の策も用いられたのです。
炎天下の中、石の運搬が行われ、コンクリートが敷かれ、ようやく完成したのは、7月19日の地鎮祭から2か月後の9月はじめとなりました。

しかし、完成後には、水の問題がありました。高等科2年(現在の中学2年に相当)の男子が4人一組で、15分交代で井戸水をくんで水を満たすのですが、4日かけて、ようやく9割ほどになるといった状況だったそうです。

そんな状況から、再度、津田覚重氏が寄付をされ、井戸小屋を作ると同時に、モーターを備えつけ、8時間で水が入るようになったのです。

しかし、現在と異なり、衛生状況を保つために、3日に一度は水の入れ替えが必要であり、プールに入る日中は入れ替えができず、作業は徹夜となりました。さらに、モーターを連続運転すると焼き付いてしまうため、モーターを止めては冷やし、そしてくむという作業が行われ、くみ終わると朝になるという状況でした。

こうした管理上の苦労もありましたが、名古屋以北の小学校では唯一のプールであり、完成以後は、泳力が上達し、どの学校にもひけをとらず、古北校(当時は古知野北尋常高等小学校))の自慢の一つになったということです。

以来、昭和55年の新しいプールの建設までの40年間、古北校の施設として活用されたのでした。

※写真は、プール完成時の様子です(「古北のあゆみ」より)。

(※新プール(現在のプール)の建設についても、後日、お伝えします)
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