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2017.3.24 平成28年度修了式式辞また、修了証を授与した各学年の5人の代表児童の呼名による返事もとてもシャープで、清々しいものでした。 修了証授与後の式辞は、以下の通りです。 ただ今は、みなさんに、「修了証」を授与しました。 このときの「しゅうりょう」という漢字は、3年生で習う「終わり」ではなく、5年生で習う「修める」の「しゅう」を用いた「修了」となります。 これは、「終わりました」という意味ではなく、「みなさんは、この一年で、様々なことを勉強し、きちんと身につけましたね」という意味になります。 4月からの一年間をがんばり、次の学年もがんばってくれるだろう、という人に与えられるのが「修了証」です。 さて、Panasonicという家電メーカーを作った、松下幸之助さんという人がいます。 この人は、こんなことを言っています。 「竹に節がなければズンベラボーで、とりとめがなくて風雪に耐えるあの強さも生まれてこないであろう。竹にはやはりフシがいるのである。同様に、流れる歳月にもやはりフシがいる」 頭の中に「竹」を思い出してみましょう。 一本一本をよく見てみると、途中に横に線が入っていますね。 この線を何というか知っていますか?そうです。これが「節(ふし)」です。 竹の中はどうなっていますか?そうですね、空洞です。しかし、この節の部分は、空洞の穴がふさがっています。 節の部分はとても硬く丈夫で、竹は、この節があるから、風に耐え、写真のように雪が積もっても折れずに元に戻る強さがあるのです。 松下幸之助さんは、先の言葉で、このことを説明しています。 と同時に、「流れる歳月にもやはりフシがいる」と言っています。 「流れる歳月の『フシ』」とはいつのことでしょうか。 松下幸之助さんは、「お正月」だと言っていますが、私は、「お正月」と、「4月」の二つが、「フシ」だと思います。 人は、この「フシ」のときに、気持ちを切り替えて、「がんばるぞ!」と思うのです。 このフシがあるから、今までうまくいかなかったことがあっても、「新しい年になったらがんばるぞ」「4月からは、がんばろう」と思え、竹のように強くなれるのです。 4月からの一年間、皆さんは、本当に様々なことに頑張って取り組んできました。多くのことを勉強し、そして、心も体も、随分と成長してきました。 中には、もしかしたら、うまくいかなかったことがあったかもしれません。「勉強が少しできなかったな」「忘れ物が少し多かったかな」「友だちとけんかしちゃったな」そんなことを思っている人もいるでしょう。 ぜひ、4月からこれまでの一年間で、順調に成長できた人も、うまくいかないことがあった人も、もう一度、このフシのタイミングで、新しい学年の目標を決めて、がんばっていきましょう。 今日の修了式は、この学年の終わりの日ではありますが、次の目標を立てる日でもあるのです。 そして、目標に対して、1学期のめあてのように「昨年より今年」と、皆さんが、今の学年より、次の学年でさらに成長すると、古知野北小学校がもっともっとよくなるはずです。 それでは、春休みは長くありませんが、今までと同じように、危険な箇所に行かない、怪しい人についていかない、交通事故に遭わないことを約束して、今年度の締めくくりの修了式の式辞とします。 |
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