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2017.5.31 スマホのリスク

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スマホの低年齢化が叫ばれる昨今ですが、業界紙である「教育新聞」の5月27日付号のコラム「鉄筆」に、スマートフォンに関する以下のような記述があったので、引用させていただきます。

 週刊新潮5月18日号に「『スマホ』は脳の麻薬」と題する、いささか刺激的な特別読物が掲載されていた。脳のどの部分にどのような機能があるのかを調べるブレインイメージング研究に携わる川島隆太東北大学加齢医学研究所長の執筆によるものだ▼同所長の研究は「スマートフォンの使用が子供の認知機能に与える影響」。7年前から仙台市内の小・中学生約7万人を対象に調査が続けられてきた。その結果、「スマホの使用が子供の学力低下に暗い影を落としている」実態を明らかにした▼特別読物では、一昨年度にスマホのアプリについて調べた内容がまとめられている。それによれば、スマホを持っている子の中で、家で勉強中にスマホをいじるのは、8割に達していた。「それぞれのアプリ単体で学力にどう影響しているか」も調べている。すると「LINE等を使う子は成績が低い」と分かった▼「つまり、スマホの弊害として把握できたのは、何にも集中できていないのではないか。ここから見えてくる子供像というのは、本当にかわいそうだ」と分析する▼その上で、結論として「スマホは脳の麻薬であり、再犯の可能性が高い覚せい剤と同じ。中学生まではスマホを持たせないという法律を作るべきだ」「子どものうちは、なるべくスマホを使わせない方がいい。使うのであればリスクがあるのを知った上でそうしてほしい」と結論づけている。スマホと学力との関係を究明する意味で、この研究の意義は大きいといえそうだ。

「LINE等を使う子は成績が低い」「中学生まではスマホを持たせないという法律を作るべきだ」という論調は、やや乱暴なような気がしないでもないですが、「『リスク』があるかないか」の二者択一で選ぶとするなら「リスクがある」ということなのでしょう。

「脳トレ」等ですっかり脳科学者として第一人者として有名な川島隆太教授が言うのですから、信憑性も高いような気がしますが、保護者の方はどう思われるでしょうか。

個人的に思うのは、スマホを使用する時間や場面などをきちんと決め、そのルールを遵守する「セルフコントロール」が身についているかどうかが大切なのだと思います。
本文を逆説的に説けば「スマホを持っている子の中で、家で勉強中にスマホをいじらないのは、2割ほどだった」ということにもなります。この2割に入れるかどうかが大切であり、入れないようなら「持たない方がいいよ」ということになるように思うのです。

ちなみに、我が家は、中学生までスマホ(というか携帯電話)を持っていませんでした。それでも、普通に生活できていました。高校生になってからは持たせましたが、果たしていかがでしょうか。小学生はもちろんのこと、中学生に持たせるべきか否か…。古北っ子の保護者のみな様には、じっくり考えてほしいテーマだと思います。
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