令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2018.3.9 そろばんの未来は…?

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3年生の算数で「そろばん」の学習を進めている授業を見てふと思いました。このそろばん、先日の6年生との交流給食で、たまたま話題になったのですが、現在、「そろばん塾」に通っている児童がほとんどいないという状況を知ったのです。

調べてみると、ベネッセが、「学校外の学習機会」という調査を実施しており、その中で、その変化を知ることができました。

すると、小学生の「学習塾以外」の習い事の種類として、小学生は、1990年から5回行っている調査のうち、5回とも、「スポーツ」が最も多い結果となっており、年々その値も増えています。しかし、「そろばん」は、年々減少傾向にあり、最新の2015年でかろうじて持ち直しているというのが、現状です。

以下に、その変化を引用し、紹介すると…。

    1990年  1996年  2001年  2006年  2015年
スポーツ:1位43.5% 1位41.5% 1位47.4% 1位51.3% 1位56.2%
習字  :2位31.4% 2位29.5% 3位22.0% 3位16.2% 4位15.0%
音楽  :3位27.0% 3位25.3% 2位25.4% 2位22.7% 2位20.9%
そろばん:4位17.5% 5位13.4% 5位 8.9%  5位 7.0%  5位 8.6%
英語  :5位13.2% 4位15.1% 4位16.9% 4位15.3% 3位16.9%

しかし、上記の数字にはちょっとした注意が必要です。「%」は、アンケート対象者の中での割合であり、昭和50年代に比べて、子供の数がほぼ半分になっている今、実際に習っている人口は、かなり減っているはずです。商工会議所が主催する検定試験の受験者数で比較すると、現在は、そろばんを習う人口が、ピーク時の昭和50年代から比べて「14分の1」になっているというのですから、その激減ぶりはかなりのものでしょう。
「総務省事業所統計」によると、「そろばん教室」は、昭和61年には、13,000件を超えていたのが、現在では7,000件を切るといった状況にあることからも、現状にうなずけます。

以前の記事(参照:2018.1.27 脳を鍛える)で、宮崎中央新聞に「計算に算盤(そろばん)を使わなくなったことで、暗算の力が急速に衰えた」という記述があった、と紹介しましたが、私が小学生の頃は、私を含めて、多くの友達が習っていましたし、習うことで、ずいぶんと計算力(暗算力)がついたのも事実です。

江戸時代から使われている「読み書きそろばん」の「そろばん」は、何に変わるのでしょうか。気になるところです。

(※関連サイトはこちら↓)
学校外の学習機会(第3章)berd.benesse.jp
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