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2015.2.9 「挨拶」ひとつで人生が変わる!自分にそんな財力はないので無理ですが(笑)、読了後は「レクサス星ヶ丘店で車を買いたい!」と思ったものです。数々のエピソードは、読んでいる側も心が温かくなると同時に、私たちの世界に足りないものを感じさせるものでした。 第一章にある「『お辞儀』ひとつでファンになる、『挨拶』ひとつで人生が変わる!」は、警備員の方のエピソードを綴ったものですが、ただただ感心させられるものでした。 暑い日も寒い日も、年中入り口に立つ警備員ですが、その仕事の姿勢から、顧客を増やしていきます。 1,000人のお客様の名前と車を覚え、自店で購入されたレクサスでなくても、店舗前を通る全てのレクサスの車にお辞儀をする。その数も1,000台…。 そんな対応は、お辞儀に対してお礼の手紙が届いたり、真夏にメロンのプレゼントをいただいたり、クレームのピンチを救ったりするのです。 見返りを求めているものではないのに、結果的に高評価をいただき、店舗のイメージを変えるだけでなく、売り上げにも貢献しているというのです。なかなかできることではありません。 しかし、このことは本校が取り組んでいる「ABCを大切に」にもつながるものだと思います。見返りがあるわけではありません。しかし当たり前のことを愚直に続けることで身に付くことがあると思います。中でも「挨拶」「返事」「お辞儀」といった「ABC」は、まさに、警備員の振る舞いにつながるものでしょう。 「『挨拶』ひとつで人生が変わる!」かもしれません。大切にしたい部分です。 これからも、力を入れて指導していきたい部分であることを再確認しました。 雪ニモ負ケズそんな中、5年生がギリギリまで体育のサッカーをしていました。 「寒いよぉー」の声はもちろんありますが、「雪が強くなってきたので教室に…」と先生が言うと「えーっ!まだサッカーやりたいー!」の声も。 さすが、子どもです。 元気が一番! でも、風邪には気をつけてね! 2015.2.8 「良い友達を作っていきたい」番組中には、黒柳さんが、山中教授の小学生の頃の卒業文集を紹介していましたが、とてもいい内容が書かれていたので、以下に紹介します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「友達」 山中伸弥 この六年間をふり返って見て、一番心に残っているのは、修学旅行で、その時は、あまり印象付けられなかったが、今、考えてみると、将来の参考に必ずなると思う。 それはこの修学旅行の時に六年生の内、最も深く友達と付き合えたから、社会における、複雑な人間関係に入る時、それが参考になると思うのである。 今ぼくには、数人の「親友」と呼べる人がいるが、これらの相手は、中学、高校と進学するにつれて変わっていく。だが一度作られた人間関係は、滅多なことでは、失われない。 だから小学生の時に良い友達を作らなければならない。友達の良い悪いでその人の将来が決まってしまうのではないか。 ぼくが、この六年間での一番の収穫は学問を身につけたということで無くて、人間関係とか、友達と友達の心のふれあいを自分で経験したことだ。 これからも良い友達を作っていきたい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 文中の「一度作られた人間関係は、滅多なことでは、失われない」「友達の良い悪いでその人の将来が決まってしまうのではないか」などという下りは、小学生の感性としては、とても鋭いものだと思います。さすが山中教授です。小学校の一番の収穫は、「人間関係とか、友達と友達の心のふれあいを自分で経験したことだ」と言う山中教授。きっと、友達に恵まれ、充実した小学校生活だったのでしょう。 古北っ子の皆さんも、良い友達を作り、その人たちとのふれあいを大切にしてほしいと思います。 2015.2.7 ボードゲーム・集中力が身につく ・創造力を育む ・発想が豊かになる ・判断力を高める ・ストレス解消の効果がある など・・・。 何百年と残った「ゲーム」です。その効果は、こんな程度では済まないくらい、奥が深いものがあるでしょう。 さて、いわゆる囲碁のような「ボードゲーム」は、その他にもいくかあります。 オセロ、将棋、チェス・・・。五目並べでもいいでしょう。 そして、それらは、どれも同様な効果があると思います。 デジタルゲームをしているときと、ボードゲームをしているときの脳の働いている様子を調べると、ボードゲームの方が、はるかにその働きく箇所が広く、活発化していると言います。 今では、「どうぶつしょうぎ」など「将棋の入門編」や、「9路」「13路」などの盤面が小さくなった「囲碁の入門編」もあります。また、オセロほどルールが単純なものはありません。取り組みやすいものから楽しんではいかがでしょうか。親子で対戦すれば、お父さん、お母さんの脳の若返りかも図れるかもしれません(笑)。 我が家にも、「オセロ」「将棋」「囲碁」「チェス」の4つが揃っています。おすすめです。 (※写真は、我が家にある「LEGO」製の「チェス」です。普通の盤もありますよ) 2015.2.6 学校HPのアクセス数を検証すると…1位:宮田中、2位:布袋中、3位:犬山市立栗栖小、4位:古北小、5位:藤里小 これは、尾北地区(3市2町)内の学校ホームページの1日当たりの平均アクセス数から児童数を割った数の順位です(期間:平成26年4月1日〜12月31日)。 内訳は以下のようになっています。 (※左から順に、「26年度アクセス数」「1日平均アクセス数」「児童生徒数」「1日平均/児童生徒数」) 1 宮田中 415,160 1509.7 596 2.533 2 布袋中 354,816 1290.2 589 2.191 3 栗栖小 6,138 22.3 18 1.240 4 古北小 123,757 450.0 471 0.955 5 藤里小 89,356 324.9 384 0.846 これは、学校規模に応じたアクセス数の目安となります。児童生徒数が多ければ、当然アクセス数も多くなりますが、大切なのは自校の児童生徒・保護者に「確実にアクセスをしてもらう」ことであり、本校は、この数値(表の最も右にある値)が、「1」になることを一つの目安にしています。単純に「児童生徒が1日1回アクセスする数」になるからです。しかし厳密に言えば「1」になっても、「児童生徒が1日1回…」とは限りません。閲覧者は、主なところだけでも「保護者」「児童生徒」「その親戚」「地域住民」「所属職員」「教育関係者」「その他」と実に多くの人がいるからです。そうすると、「1」に近いからと言っても、まだまだ自校の関係者がアクセスしてくれているとは限らないのです。そういう視点で考えれば、「宮田中」「布袋中」は、生徒数を遥かに上回り、多くの幅広い人にアクセスされていることが分かります。すごいことです。 ありがたいのは、まったく本校と関わりの無い方でも、小まめに本校HPにアクセスしていただき、「学校とは」ということを知っていただいたり、「教育界の不易と流行」のようなものも知っていただいたりする方がいるということです。本校と関わりの無い方にも、本校の教育実践を応援していただいているようで、うれしくなります。 常に「アクセス数増」の努力をしていますが、むやみに増やそうとしているのではなく、上記のような目標値を掲げていることを知っていただければ、と思います。 わがままではなく・・・今日の言葉は、「わがままではなくあるがままに」。 自分の思いだけを押し通す「わがまま」とは異なり、自分の思いをしっかりを相手に伝え、相手の思いもきちんと尊重する。そんな「あるがまま」が、より良い人間関係につながると書かれています。 授業中の「学び合い」にもつながるひとことですね。 整える机が縦横にきれいに並び、余分なものが机上に置かれていません。 5年生の教室は、いつもこんな状態に整えられてから移動します。いいね! 整え・・・忘れかなまた、図工室の椅子の一部が机にあがっていませんでした。 どちらも、多くはきちんとできていますが・・・。 「ABC」を続けることで得ることがあります。 特に、上記の作業は「3〜5秒」のこと。 「5秒」を自分のために、人のために使いましょう。 そして、470人の古北っ子の心を一つにしていきましょう! 2015.2.5 新聞を読むと・・・−−−−−−−−−−−−−−−−− 新聞17紙が読者を対象に行ったアンケートで、昨年12月の衆院選について「投票した」と答えた人は83・8%に上った。参加各社が3日までに発表した。総務省発表の投票率52・66%を大きく上回った。 新聞広告の効果を共同で調査するシステム「ジェイ・モニター」を利用し、選挙後の12月15日〜25日にインターネット上で実施。首都圏、中京圏、近畿圏と北海道、宮城、静岡、広島、福岡各県の20代から60代の有権者5193人が回答した。 年代別の投票に行った人の割合は、60代が最も高く92・4%だった。次いで50代が84・6%。最も低いのは20代の73・8%だった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− とのことで、この記事は中日新聞(2/4付)にも掲載されていました。 新聞を読んでいるから投票に行くのか、投票する人だから新聞を読んでいるのか、それはどちらが先かは分かりませんが、少なくとも、新聞を読んでいる人は、世の中の動きに関心が高いようです。最も低いとされる20代でさえ、総務省発表の投票率より20%以上も高いのですから。 また、ネットを活用した選挙運動が解禁されて2回目の国政選挙でしたが、政党や候補者のホームページを参考にしたと回答したのは「5・7%」、ソーシャルメディア・SNSも「4・0%」と、高くはありません。 世界的には、ネットの普及により「新聞社が倒産」なんていうニュースも聞かれますが、新聞を読む人は読んでおり、やはりニーズは高いようです。 本HPでもたびたび話題にしていますが、古北っ子の皆さんも、子どものうちから、新聞を読む習慣をつけるといいですね(と言いつつも、最近では購読していない家庭もあるようで・・・汗)。 整える先の先を考えての行動です。 机の右端に揃えられた教科書。 2年生でもバッチリ。 「心」も整えられています。いいね! 整える温かいのに、本当に雪?雨? 判断に迷いながら傘を持ってきた人も。 しかし、そんな傘もご覧の通り。 一人一人の意識がそろうと、気持ちがいいですね。 2015.2.4 普通ではできない経験ができたから−−−−−−−−−−−−−−−−− あの時、走り出した自分に向かって大会関係者が「待って」と叫ぶのは聞こえていた。「でも止まれなかったんです。少しでも早くたすきをつながなくちゃって」。 広島県で18日に開かれた全国都道府県対抗男子駅伝競走大会で、中継地点でたすきを投げ渡したとして失格になった県代表。大会の4日後、2区走者として「たすきを受け取った側」の江南市立古知野中学校の蝦夷森章太君(15)が当時のことを語ってくれた。 「投げたことは分かったか」と問うと「うーん」と言葉を濁す。中継地点直前で倒れた高校生の1区走者に「あと少し」と声を掛け続けたことは覚えているが、「とにかく焦っていたので」。 自身も遅れを取り戻そうと前半にペースを上げすぎて、後半に失速。不本意な走りで3区走者にたすきをつないだ。失格と知ったのは、ゴール地点に向かうバスの中。周囲は「おまえのせいじゃない」と声を掛けてくれたが、悔しさと申し訳なさが込み上げた。 だけど、「今は前向きに捉えています。普通の中学生ではできない経験ができたから」。春からは高校に進学し、長距離を続ける。苦い思い出は、今後の競技人生の糧になる。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 中継所まで500mの地点で、愛知県はトップ集団に位置しており、そこまではプラン通り。そしてその後は、2区の蝦夷森君、3区の大石選手でトップに立つという算段だったようです。 改めて、何が起こるか分からないのがスポーツだと思いました。このことは誰も責めることはできません。そんな中、蝦夷森君は「今は前向きに捉えています」と言うところが立派です。出場したことも、失格というつらい経験をしたことも、全てが今後に生きると確信しているからでしょう。中学生でこのひと言が発せられることに、ただただ感心します。 私たちは「経験すること」の大切さを子ども達に伝えていく必要を改めて感じました。そして、蝦夷森君の今後の活躍を心から願っています。「がんばってください!」。 2015.2.3 学校保健統計調査から見えてくることこの調査は、幼・小・中・高の各園・学校が、4月〜5月に行う、身体測定を始めとした各種健診結果を文科省がまとめたものです。 調査結果の主なポイントは、以下のようになっています。 【発育状態調査】 (1) 身長の平均値の推移は,平成6年から13年度あたりをピークに,その後横ばい傾向である。 (2) 体重の平均値の推移は,平成10年から18年度あたりをピークに,その後減少傾向がうかがえる。 (3) 肥満傾向児の出現率の推移は,平成18年度以降減少傾向にあったが,23年度以降はほぼ横ばいである。 【健康状態調査】 (1) むし歯に関しては,ピーク時(昭和40〜50年代)より減少傾向が続いている。 (2) アトピー性皮膚炎に関しては,5歳で過去最低である。 (3) 裸眼視力が1.0未満の者は増加傾向にある。 特に、「むし歯(う歯)のある者」は、親の世代と比べて、半分程度に激減しています。昭和54年の小学生がピークで「94.76%」となっていた反面、平成26年では「52.54%」となっています。子育て期の歯磨きを中心とした口腔ケアの重要性が浸透した結果だと思います。今後、ますます減っていくことでしょう。いいことです。 しかし、「裸眼視力1.0未満の者」は、親の世代と比べて、小中学生は「5割増し」になっています。昭和56年の小学生が最低で「14.93%」だったのが、平成26年では「26.53%」となっています。ディスプレイが氾濫し、それを見ることによる弊害は否定できないでしょう。個人的にも「ファミリーコンピューター」の登場が昭和58年だった事実に着目しています。 いずれにしても、自身の生活習慣で健康的な数値を維持できるのであれば、可能な限り気をつけていきたいものです。 ■平成26年度学校保健統計調査(速報値)の公表について http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__... (図は、上記URLの調査結果に掲載されていたものです) 2015.2.2 朝礼講話今日は、「足るを知る者は富む」という言葉について学びたいと思います。 次の映像を見てください(※映画「世界の果ての通学路」の予告編を視聴)。 ケニアの友達は15kmを2時間かけて、またアルゼンチンの友達は、馬に乗って18kmを1時間30分かけて、モロッコの友達については、22kmという山道を4時間かけて学校に通っています。インドの友達は、車いすのため、4kmの道のりですが、1時間15分かけて通っています。 どうですか・・・? さて、「足るを知る者は富む」という言葉はどういう意味でしょうか。 「今を満ち足りたものとして、不満をもたなければ、豊かに生きていける」という意味です。 もう少し具体的に言うと、「おいしいものをたくさん食べたいな」と思うかもしれません。しかし、皆さんは、3食を普通に食べることができます。世界では、1日1回の食事もままならない人がいます。 「もっと広い子ども部屋がほしいな」と思う人がいるかもしれません。しかし、世界では、10人以上の家族が、狭い部屋で寄り添って生活している人たちもいます。 みなさんの現状は十分に満ち足りているのです。そういうことを知った上で生活をすると、少しくらいのことが気にならなくなり、考え方が豊かになっていきます。 中般若の通学班のみなさんも、「学校がもっと近いといいな」と思ったことがあるかもしれません。しかし、低学年の頃は大変だった登下校も、やがて慣れてきたことでしょう。それどころか、体力がつき、時間に対する意識も高くなっているはずです。きっと「これくらいなら…」と「足りている」ことが分かってきたから、大変だったことがプラスに変わってきたのだと思います。 象などの野生動物もいない、崖もない、安全な通学路です。みなさんは十分に足りています。車が多いのはありますが、KSVの皆さんが、皆さんを守ってくれます。やはり十分に足りているのです。 この現状に感謝をし、日々の生活を送っていきましょう。 そして、先日の「感謝の会」でも言いましたが、ぜひ、ボランティアの皆さんには、これからもあいさつなど、具体的な言葉で感謝の気持ちを伝えていきましょう。 2015.2.1 北方町学校づくり研究会ちなみに、会場に近づくと、気温を示す路上の表示板は「3度」。どおりで雪が舞うはずです。 会には、北方町の先生をはじめ、近隣の地区の先生、丹葉地区(尾北の3市2町)の先生もたくさん参加していました。割合でみると、全参加者のうち江南市の先生の割合が最も高いくらいです。遠くからは、福井県の先生もみえていました。本校からは、私の他に、井戸先生、増田先生が参加しました。 今回は、岐阜市にある東長良中学校で教鞭をとった経験のある3人の先生方が講師として「学級づくり」のポイントを説いてくれるものです。 東長良中学校は、岐阜市の公立中学校でありながら、生徒の学習規律の良さ、学び合いをベースにした学力定着を図る授業スタイルは特筆するところがあります。そんな校風から学ぼうと、毎年行われる東長良中学校及び隣接する長良東小学校の研究発表会には、全国から多くの教員が参加します。江南市の小中連携や、学習規律も長良東小学校・東長良中学校をモデルにしているところがあります。 そんな校風を築くベースとなるのが「学級づくり」なのです。 3人の先生の「学級づくり」に共通しているのは、「いかに子どもに寄り添う時間を多くするか」「いかに一人一人をとらえるか」「いかに褒め・認め・はげますか」というところに集約されているように思いました。 どの先生も、自分なりの「教育理念」が確立されており、その実践を重ねる理由や重ねるとどうなるかという理論が、よく分かりました。 外の寒さとは真逆の、語る側と聴く側の熱い思いが会場内に充満していました。 自分自身、教員になった理由に、担任となって子どもたちと触れ合いながら、それぞれの成長を助けていきたい、というものがありました。今思えば、勢いだけでやっていたような部分もあり、恥ずかしい限りですが、子どもたちや保護者の方に支えてもらいながら、自分は随分と成長でき、少しずつ学級づくりが形になっていったように思います。 教科指導や行事の際の指導も、「学級づくり」がいかにしっかりされているかで、その伸び率は随分と異なってきます。それほど大切な「学級づくり」です。 「古北小の学級づくり」をさらによりよくするために、これからも本校職員と共に学び続けたいと思います。 2015.1.31 器楽クラブ交流会今年で回を重ねること「36回」に。第1回は、「宮田中・宮田小・草井小」の3校のみでスタートし、次の年に「藤里小」が加わり、その後徐々に校数が増え、今に至っているとのこと。 この会の良いところは、楽しく音楽に触れ、多くの曲に親しむと共に、小学校が中学校の演奏を直接耳にできるということ。会では、小学生が自分の校区の中学生の演奏が聴けるということで、ちょっとした「部活動見学」です。 しかも、毎日、部活動でしっかり練習している中学生の演奏は、小学生と比べるまでもなく、小学生があこがれるような腕前です。「早くあんなふうになりたいな」と思う子も少なくないでしょう。 中でも、古知野中学校は、男子が9人もいて(1・2年のうち)、その力強い演奏は、曲をひきたてます。 さらに、特に今年は「中学校西尾張吹奏楽コンクール」で「西部中」が金賞を受賞し、県大会出場を果たしています。そんな力のある学校の演奏までも聴け、中学校で吹奏楽部に入部を考えている児童にとっては、曲のクオリティに驚くと共に、勉強になります。 まさに、市をあげての小中連携の行事です。 しかし、今年について言えば、本校の「金管クラブ」は、6人のみ。楽器も少ないため、北部中学校と合同演奏という形で参加せざるを得ません。今後の方向性を考えないといけない事態になっています。古北小に通った、お父さん、お母さんの時代はもっと多かったことでしょう。今後の大きな課題です。 2015.1.30 電車の中で何をする?では、何をしているのか。ビジネスマンを対象にした、「電車内でスマホを何に使う?」というアンケートによると、「ベスト10」は以下のようになっています(「アイオイクス株式会社」調べ)。 1位:ニュースを見る 71人 2位:ゲームアプリで遊ぶ 40人 3位:SNSを使う、メールチェック 共に22人 5位:ポイントサイトで稼ぐ 22人 6位:株価をチェック 7人 7位:YouTubeで動画鑑賞 6人 8位:音楽を聴く 5人 9位:スケジュールチェック、天候確認 共に4人 ということで、仕事半分、リラックス半分といったところでしょうか。なかなか興味深いデータを知ることができました。 イヤホンをしている人も、音楽を聴いているのではなく、ゲームの効果音や動画の音声を聴くためだったということが分かります。CMで見る「タブレットやスマホで読書」なんて人は、実はほとんどいないということが分かります。 実際には、英語の参考書を開いて、スマホに落としたリスニングのデータを聴くという、時間も機器もうまく活用している高校生を見かけることはありますが・・・。 そんな中、「こんな時じゃないと…」と、自分は「紙の本」の読書をすることが多いです。往復1時間+アルファの時間を使えば、うまくいくと、新書1冊が読める計算になるからです。見渡してみると、実に、本を読んでいる人が少ないことに気づきます。 移動時間を、仕事に、リラックスに、読書に、睡眠に・・・とどんな使い方をしてもその人なりの狙いがあれば有効な時間の使い方で問題はありません。しかし「ただ何となく・・・」ではもったいないような気がしました。 会議の行き帰りに、改めて時間について考えさせられたのでした。 (※写真はイメージです。撮影したものではありません) 2015.1.29 中学校入学説明会少し前までは、係となった中学生(主に1年生)が、それぞれの出身小学校にお邪魔して、6年生に対して中学校の説明をするというスタイルをとっていました。 しかし、約5年前から、全ての中学校が同じ日程で行うことにより、市内の6年生がそれぞれの入学予定の中学校へ行って、説明会を受けるという形になりました。よって、校区の3小学校の児童が、同時に話を聴くことができるのです。 これは、市内の小中連携活動の一つとして、数年前より行われるようになりました。事前に児童が中学校へ行き、実際に、校内の施設や授業・部活動の様子を自分の目で見て、確かめ、少しでも入学に対する不安を払拭させようというねらいのもとに生まれたスタイルです。 ここ数年は、体育大会や文化祭が休日開催となり、中学校の行事にも進んで足を運ぶことができるようになりました。また、日曜学級の授業見学もしやすくなり、中学校の知る機会が増えました。 これは、「中1ギャップ」という「中学校1年生になると不登校生徒が増える」という社会現象を、少しでも軽減するための小中連携の取組の一つです。 明日は、参加された後、親子で「学校説明会」の感想を話し合ったり、中学校に入ってからのことを話し合ったりするなど、中学校について考えてみるといいですね。 しかし、天気が心配です。朝は雪かみぞれ?日中は雨?部活動見学ができなくなると残念です…。 (※写真は、昨年のHPの記事です。参照:6年生 北部中学校入学説明会に行ってきました!) 2015.1.28 強みを知り、強みを伸ばす自らは、オーストラリアでプレーするも、代表入りは果たせず、日本人の母親を持つことから、日本の大学ラグビーのコーチとして再出発をします。その後、母国オーストラリアや南アフリカの代表チームを指揮し、世界的な実績を残してきたジョーンズ氏。順風満帆に思われた指導者としての道も、徐々にオーストラリア代表が思うような結果を残せなくなると、更迭され、日本のクラブチームのサントリーと契約。トップリーグ及び日本選手権制覇の2冠を達成すると、日本代表コーチに就任しました。 ジョーンズコーチのプロフェッショナルとしての流儀は、それぞれのチームを指導するときに、そのチームの「強みを知り、強みを伸ばす」こと。日本人の強みとは「どんな過酷な練習にも耐え、向上心を持ち続ける“勤勉さ”」であり、「日本人の強みは、真面目で忍耐力があることです。それは間違いなく世界一です。他の国の選手なら、とっくに逃げ出しているでしょう。」とジョーンズコーチは言っていました。 事実、日本人の勤勉性を生かして、早朝6時から練習を始め、選手を徹底的に追い込んできた結果、世界で全く通用しなかった日本代表を、世界ランキング過去最高の9位まで押し上げ、世界のトップレベルと接戦を演じる場面も見られるチームまでに成長させたのです。他国との代表戦の試合の模様は、見ていてワクワクするものでした。 個人的には、ジョーンズコーチの考えに賛同しながら番組を見ていました。今年度、本校の学校経営も「強み」を伸ばすための取組をしてきたからです。 本校の強みは「子ども達が素直」であったり、「地域が学校教育に協力的」であったりするところです。 「素直な子ども達」には、「ABCを大切に」することを意識した指導を展開し、生きる力の基礎固めをさらにしっかりし、「協力的な地域」には、さらに学校を知ってもらう手立てとして、ホームページなどによる積極的な情報公開に努めてきました。 今後も、本校の「強み」をしっかり伸ばしていけるような取組をしていきたいと考えています。引き続き、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。 (※写真は、朝日新聞より引用しています) 2015.1.27 学校評価アンケートそもそも「なぜ、そんなアンケートをとるのか」ということですが、これは以下のように法律に定められているのです。 −−−−−−−−−−−−−−−−− 学校教育法施行規則 第66条 小学校は、当該小学校の教育活動その他の学校運営の状況について、自ら評価を行い、その結果を公表するものとする。 2 前項の評価を行うに当たっては、小学校は、その実情に応じ、適切な項目を設定し行うものとする。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− とあるのです。しかし、このことは昔からあったのではなく、最近のことです。 平成19年6月に「学校教育法」が一部改正となり、学校評価の実施等に係る根拠規定が盛り込まれると、同年10月に「学校教育法施行規則」も一部改正され、上記のような規定が設けられたのです。 特に、平成20年1月には「学校評価ガイドライン」というものが文部科学省によって作成され、平成22年には「学校の第三者評価」という部分も加わり、改訂に至っています。 そのガイドラインには、以下のようなことが書かれています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1 学校の組織的・継続的な取組 学校として目指すべき重点目標を設定し、その達成状況や達成に向けた取組の適切さ等を評価することにより、組織的・継続的に学校運営を改善します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− すでに、企業では「当たり前」のようなことが、学校現場ではなされていなかったため、法令にすることによって、学校運営の改善をよりスムーズに行えるようにした、とも言えます。 今年度、本校は、行事などで小刻みな評価を行ってきましたが、それらもこの学校評価の一環です。先日の評価は、今年度の教育活動全般を評価していただくものですが、現在、その結果をまとめていますので、後日、ホームページや学校だよりにて、報告をさせていただきます。 評価は、そんな根拠のもとに協力いただいたものです。よろしくお願いいたします。 |
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