令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2014.11.15 かがやき学芸会

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芸術の秋、本日は「かがやき学芸会」に、多くのご来賓の皆様、地域・保護者の皆様に、早朝よりお越しいただき、また、温かい声かけや拍手をたくさんいただき、誠にありがとうございました。

今日は、寒い日となりましたが、子ども達の熱演に、終わったときには、随分と心も体も温かくなりました。

1年生から6年生まで、それぞれの学年の発達段階以上に、どの学年もすばらしい表現力を発揮してくれました。

マイクなしでも十分に伝わる声量で、堂々と演じる低学年。
3年生はコミカルに、4年生はしっとりと演じたくれた中学年。
友情や人を信じることの大切さを十二分に伝えてくれた高学年。
そして、どの学年も、観客に伝わるようにと、気持ちをこめて、間をとりながら語る台詞。
言葉だけでなく、観客を引き込むように体一杯に表現する姿。
体全体で伝えようとする合唱。
どれもが「全力」で、素晴らしいものばかりでした。

そして、見ている児童も、それぞれの学年の演技を食い入るように見て、笑うときは笑い、驚くときは驚き、そして、温かい拍手を贈ることができていました。
まさに、演じる人も、見ている人も、どちらもが主役で、スローガンの「キミが主役だ!全力児童!!」を誰もが体現してくれました。

これも、わき上がるような意欲をもつ児童、衣装や小道具作りに支援をいただいたご家庭、根気強くギリギリまで指導をしてくれた担任のおかげです。

運動会に引き続き、ひたむきに頑張る古北っ子の姿に、今日も心を打たれました。
今後の、古北っ子のさらなる成長が、またまた楽しみになりました。

引き続き、全力でがんばる古北っ子にご支援をよろしくお願いいたします。

2014.11.14 初任者研修

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教育界も、ベテランの先生方が定年となって、大量退職をする時代となり、同時に、多くの初任者が毎年採用されています。本校のような中規模校であっても例外ではなく、もう何年もの間、毎年、初任者が着任しています。 

初任者の研修について、改めてお伝えしたいと思います。
医者のようにインターンを経て、配置されるものでもなく、企業のように、就職してから一定の研修期間があるわけでもありません。
教員の初任者研修は、学校現場などで、年間を通して、計画的に実施していきます。

まず校外研修は、県が主催するものと、丹葉地方教育事務協議会(略して「事務協」)が主催するものとがあります。県が主催する研修は、宿泊研修が2泊3日、東郷町にある愛知県教育総合センターでの研修が7日あります。事務協が主催する研修は、公的な施設を会場として行う研修や、他校を会場とした実地研修、研究発表会への参加、さらには保育園での体験実習などがあり、10日間の研修があります。
以上の対外的な研修だけで、20日間となり、子供の登校する日数の約1/10の日数を研修のために抜けることになります。
この20日間という日数は、2〜3日間とは訳が違って多いため、教室を空ける日は、代わりの担任がきちんと配置されます。

そして、さらに、毎週5時間の校内研修があります。指導者となる先輩教員に、授業を2時間見てもらい、残りの3時間は、その授業の振り返りや、その他の先生方から、その他教育活動に関するレクチャーを受けます。この校内研修を年間150時間とります。
内容は、服務について、各教科指導、道徳、特別活動、学級経営、生徒指導、キャリア教育、書類作成技術などなど・・・、それは多岐にわたります。
まさに、初任者研修は「フルコースの料理」が次から次に出てくるといった感じです。

慣れない仕事と研修を両立させながら、学級では子ども達が楽しく学校に通えるような学級経営をし、学力を保証しなければなりません。初任者にとって、1年目は本当に大変です。
しかし、研修で初任者同士が顔見知りになると、情報交換が進んだり、時には一緒に息抜きをしたりと、研修があるからこそのメリットもあります。
そして、この時期、ようやく、研修もまとめの時期となり、出張も減ってきます。

本校の若手職員は、そんな初任者研修をしっかり完遂し、本日に至っています。おかげで、誰もが、なくてはならないスタッフとして、それぞれの職務に当たっています。そんな教育現場の一端も知っていただければ幸いです。

2014.11.13 技術科の授業

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中学校に進学すると「技術・家庭科」の授業が加わります。昨日の午後は、岩倉南部中学校へ、その「技術科」の授業を見学してきました。

保護者の皆さんが、中学校の頃に学習した技術科の授業は、男女別で授業を受けるか、男女混合で受けるかの、学習指導要領が変わるか、変わらないかのタイミングだったと思います。

ここで、現在の技術科の授業に至るまでの変遷を解説したいと思います。
1990年頃の学習指導要領改訂前の男女別で実施していた頃は、「木材加工」「金属加工」「電気」「機械」「栽培」という内容で主に男子が学んでいました。女子は、主に「木材加工」のみを学習していました。
しかし、改訂後は、3年生の時間が1時間減り、男女が一緒に技術科の授業と家庭科の授業を学ぶようになりました。さらに「情報基礎」という主にコンピュータの操作について学ぶ内容が加わると、木工・金工作品などのものづくりに当たる時間が削られ、手の込んだ作品が作れなくなりました。「栽培」も選択しなくても可という形になりました。現在では、さらに3年生の時間が1時間減り、実質、技術科の授業は、3年間で「87時間」ほどしか、行わなくなっています(家庭科も同時間数)。1960年代は、「315時間」も実施していたというのですから、その激減ぶりは驚くばかりです。

そして、現在の学習指導要領では、指導内容の見直しが図られ「材料と加工」(これまでの木工・金工)、「エネルギー変換」(これまでの電気・機械)、「生物育成」(これまでの栽培)、「情報」(コンピュータの仕組み、コンピュータ制御について等)となり、ものづくりはしますが、生活との関わりについて学ぶことに主眼をおいた構成になっています。

昨日の授業は「大根の栽培」でした。「生物育成」という分野内に位置づけられた学習内容で、題材内では、主に野菜や果物・花・飼育動物など(どれでも可)の育成に関する知識・技能を身につけ、バイオテクノロジーなどの最先端技術についても触れます。「間引き」についての学習場面では、土に触れながら、授業を楽しく受けている印象をもちました。

お父さん、お母さんの時代と随分と様変わりしたと思いませんか。
様々なものがつくれるというのは、多くの生徒にとって楽しみにしている授業の一つだったと思います。そして、その経験が、ある程度の器用さを身につけられました。
先進国の中では、小1〜高校まで、毎年、学習する国もあります。日本の技術科教育はどうなるのでしょうか。今後、学習指導要領が改訂される度に気になるところです。
以上、技術科免許をもつ教師のつぶやきでした。

2014.11.12 「学び合い」は教師も

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授業は、児童の「学び合い」「高め合い」をめざしていますが、教師の私たちも「学び合い」を大切にしています。

写真は、「煌(きら)めき」と題した、本校の「現職教育通信」。これは、本校の全職員に配布されるものです。 

ちなみに「現職教育」とは、既に教職に就いている者が、新しい知識を身につけ、教育の質や技術を高めるために行う研修です。これは、「教育公務員特例法」という法律の19条1項にある「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない」が根拠となっており、教師は、常に積極的に研鑽を積む必要があるため、学校ごとに課題を設定して、研修にあたるのです。

特に本校の「現職教育通信」は、一人一回は必ず行う「授業研究」の後の「研究協議会」で出た話し合いの内容が掲載されたり、他校の実践が紹介されたりし、本校職員の中で、広く情報を共有化するものです。

多くの業界でもそうですが、教育現場でも職員の若返り化が急激に進んでおり、こういった研修は、とても重要になってきます。

この通信を作成しているのは、担任ももち、その他にも様々な仕事を抱える職員で、本校の指導力を高めるために、こうしたこともしてもらいながら、本校を牽引してくれています。

ちなみに、通信のタイトルがなぜ「煌(きら)めき」なのか。これは、本校のキーワードの一つである「かがやき」のさらに上をめざすものだからです。

A4表裏面の資料ではありますが、指導力向上のための様々なエッセンスが入っています。私たちもしっかり「学び合い」、古北っ子の成長のために尽力していきたいと思います。 

ABCを大切に

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授業の発表のワンシーン。

指名された児童は、みんなに自分の意見を伝えるために、○印の席から、全体が見渡せる教室の縁へ移動し、みんなに向かって、発表します。
この形は、なかなかやりきれていませんが、先日の宮田中学校の研究発表会では、どの教室でも見られたシーンです。

これも、本校の「ABC」になることを願っています。

2014.11.11 11月11日は・・・

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今日は、四方山話を一つ・・・。
「○○の日」という記念日がありますが、現在、その数は、およそ2400種類以上もあり、年々その数は増え続けているのだそうです。

ちなみに、今日の「11月11日」は、1年でいちばん記念日が多い日。その数は、実に「30」。たくさんありますね。そして、その記念日制定の理由付けには、どれも納得させられるものばかりで、感心します。「サッカーの日」「折り紙の日」想像できますか・・・?(※答えは最下段) ちなみに、なぜ11月11日は、一番多いのか、その理由は・・・、

・数字の1は真っ直ぐで、その形を活かしたものがたくさんある
・ぞろ目なので覚えてもらいやすい数字である
・漢数字の十一を「圭」「+−」「士」に見立てることができる

なんだそうです(引用:日本記念日協会HPより)。
そしてさらに、どうして記念日というものが、こんなにもたくさん制定されるのか、と不思議に思ったので、調べてみました。すると、日本記念日協会HPには、以下のようにありました・・・。

「記念日により日々の生活に潤いが生まれ、歴史が刻まれ、産業が盛んになり、社会的に大切な情報が多くの人に届く。それが記念日文化の向上であり、精神的にも個人と社会を豊かにすると考えています。」

なるほど、ですね。特に古くからある「節分」「七夕」「十五夜」などはもちろん、メジャーな記念日である「バレンタインデー」「ハロウィン」など、商業ベースに乗ってしまっている私たちがいますが、広い目で捉えれば、「日々の生活に潤いを与える」「産業が盛んになる」ことにつながっているのだな、と改めて確認することができました。

今日の給食にも、記念日にまつわる素材が使われています。「景気に明るさが見えない」と言われますが、こうしたところから、少しでも明るい兆しが見られることを願うばかりです。

■日本記念日協会
http://www.kinenbi.gr.jp/

(※「サッカーの日」11人対11人の戦いの競技のため。「折り紙の日」ぶこの日のそれぞれの1を正方形のおりがみの1辺と見立てると、全部で4辺を表すことになるため)

ABCを大切に

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あるクラスには、それぞれの2学期の目標が掲示されています。

特に「ABCを大切に」した取組を意識させたいとの担任のねらいは、プリントの左下に関連するイラストが。
記述内容の中には、自分を高めるための「ABC」も書かれており、それぞれの目標を「見える化」することで、「そういう目標もいいね」と、互いが参考にできます。

目標達成ができるよう、子ども達の取組を応援しています!

2014.11.10 かがやき学芸会に向けて

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今週末の「かがやき学芸会」に向けて、あと5日になりました。
運動会が終わってから、配役を決め、練習を始めた学芸会は、決して練習時間が多く確保できているわけではありません。しかし、2学期のキーワードである「全力児童」の通り、運動会の時と同様に、1時間1時間の練習を「全力」で、そして集中して、取り組んでいます。

おかげで、下見を見ていると、随分といい仕上がりになってきました。
中には、緊張して思うような動きができなかったりする児童もいますが、周りがさりげなくフォローする辺りは、さすが、本校の子ども達の誰もがもっている「優しさ」ならでは。フォローしてもらった子は、きっと、「ありがとう、あと5日間できちんとできるようにするよ」と思ってくれたに違いありません。

今日は、1・2・6年の下見をしました。
1年生は、幼稚園・保育園よりワンランク上の表現が可能となり、2年生は、昨年の1年生の頃よりも、うんと台詞回しがうまくなり、たった1年間ですが、随分と、演技にメリハリがついてきたことが分かります。何よりも、どちらの学年も、伸び伸びと演じているところがいいです。しかし、終わった後は、「まだまだ上手になるぞ」という表情だったのが印象的です。
最高学年の6年生は、始まる前に「今できることを“全力”で表現し、終わったあとは、“全力”で反省しよう」という確認事項の辺りに、下見を有効に練習の一つに位置づけようとする思いが伝わってきます。演技は、さすが最高学年です。長い台詞に対して、感情を込めて表現することができています。しかし、「自己採点をすると何点?」の問いに対し、100点は誰もいませんでした。この自分(達)に対する厳しさが、残りの4日間の伸びシロを感じさせます。

学芸会当日は、運動会の時と同様に、子ども達の全力で打ち込んできた成果をお見せできれば、と思います。当日は、ぜひ、本校の「かがやき学芸会」に、おじいさん、おばあさん、地域の皆様もお誘い合わせの上、お越しください。よろしくお願いいたします。

ABCを大切に

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活動の指示があるまで、説明を聴く間は、手は膝の上に。

机の上の手遊びがなく、集中して話を聴くことができます。

こうした、小さな「ABC」の積み重ねが、学力を高めることに結びついていきます。引き続き、大切にしたいところです。 

全力児童

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1時間目の5年生の学芸会練習前の風景。
学年全員での「おはようございます」のあいさつや「はい」の返事は、体育館中に響き渡る、元気なものです。

5年生は、学芸会の練習に、2学期の古北小のキーワード「全力児童」と同様に、「全力」という言葉をキーワードを掲げていますが、練習前から、まさにそんな雰囲気が漂うものでした。

全員の聞く姿勢もしっかりしていて、練習にかける意気込みも伝わってくるようでした。本番が楽しみです。

2014.11.9 いびがわマラソンを終えて

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今日のいびがわマラソンは、なんとか2時間を切れました。アップダウンがある厳しいコースは、高橋尚子さんが開会式で「ここで出た記録のペースで、他のコースを走れば、5分はタイムを縮められます」と言われたほどで、過酷なコースにもかかわらず、とりあえず、最低目標ラインをクリアすることができほっとしています。

実は、首に痛みをかかえていたため、不安がありました。しかし、苦しいときに、なんとか頑張れたのは、やっぱり沿道の声援。

特に、このコースは、子どもたちの声援がとても多くあります。更衣室や沿道には、子どもたちのメッセージが並んでいます(写真左)。
幼稚園・保育園児、小中学生生徒などが、様々な所に列をなして、大きな声で声援をくれます。ハイタッチなどしようものなら、30人くらい連続でするのはざらで、そんな「団体」が連続することも(笑)。しかし、園児の「がんばれー!」という元気な声援は大きなパワーになりました。
また、中学生は、受付や記念品の交換などをし、給水ポイントではカップを差し出し、フィニッシュ地点では、フィニッシャーズタオルやドリンクなどを配布してくれるなど、大活躍でした。
さらに、中学・高校の吹奏楽部がファンファーレや演奏をしてくれ、とにかく子どもたちの活躍を至る所で見ることができました。

ここで走りながら思ったのは、江南市もこうした場があるといいなぁ、ということ。
現在、中学生は、市内の様々なイベントでボランティアをするようになりました。環境フェスタ、農業まつり、福祉まつり、国際交流フェスタなどなど…。その一部で、5・6年生であればできる仕事があるように思うのです。

4月の学力学習状況調査では、本校の児童は「地域行事への参加率」が、全国平均に比べて、圧倒的に高いことが分かりました。そんなところからも、行事に参加しつつも、自分たちで運営する楽しさを体験できれば、中学生に進学したとき、さらにボランティアも増えるというものです。いかがでしょうか…。
今日のマラソンでは、そんなアイデアが浮かびながらのランでした。

レースは、残りの距離が短くなると、「2時間切れるぞ!」「このままがんばれ!」と実に具体的な応援が多かったのも印象的でした。10位以内の入賞者に、地域ならではの名産品などが副賞として贈呈されていたのも(なんと、野菜の他に米一俵を贈呈!写真右)地域主催のマラソンならでは、です。
苦しくも、楽しいマラソンでした。

この後は、一宮や小牧で行われる10kmレースに出場し、犬山ハーフや、明智で行われるクロスカントリーにも出場を予定しています。「健康増進」のためであるため、これ以上、首を痛めないよう、気をつけたいと思います(笑)。

いびがわマラソンにチャレンジ 4

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ゴーーーーーール!
なんとか、2時間を切ってフィニッシュ!
続けて井戸先生もフィニッシュ!
前半は、雨で体が冷えましたが、終わったら汗だくです。
二人でフィニッシャータオルを持って、記念撮影です。
温かいお風呂に入りたい気分です。

いびがわマラソンにチャレンジ 3

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まもなくスタートします!
井戸先生と二人で、チーム古北、頑張ります!

いびがわマラソンにチャレンジ 2

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ハーフに先立って、高橋尚子さんのピストルの合図でフル(42.195km)がスタートしました。
およそ、6500人です。続々とスタート地点を過ぎていきます。

この後、10:40から、ハーフ(21.0975km)がスタートします。

いびがわマラソンにチャレンジ 1

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おはようございます。
今日は、いびがわマラソン(ハーフの部)に出場します。

会場はあいにくの雨。しかし、多くの人で熱気にあふれています。
現在、開会式が行われ、高橋尚子さんや、西田ひかるさんらが、華を添えています。

雨のため、中継は難しいと思うので、レース以外のところで、可能な範囲でお伝えしていきたいと思います。
今日は、頑張ります!

2014.11.8 アクセス数増に思う

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おかげさまで、先日、今年度のアクセス数「100,000件」を達成しました。
 
本校のホームページの開設されたのは古く、「2005.9.24」のことでした。今から、約9年前というから驚きです。

当時、ホームページ作りには、まだまだ知識が必要で、専用のアプリケーションソフトを用いての作成がほとんどでした。
それが、現在、本校が作成しているような「ブログ形式」となってからは、学校ホームページも広がりを見せるようになりました。

この「ブログ形式」というのは、「ブログ」ではなく、あくまで「ブログ風」だからです。ブログのように、日記風に記事をあげられるものの、コメントを記入するところがないからです。しかし、おかげで、難しい知識を必要とせず、誰もが気軽に作成できるようになりました。

さて、その本校のホームページの歴史を見てみると、年度ごとのアクセス数は、ご覧の通りとなります。開設されたばかりの2005年は、9月下旬からだったため、総アクセス数は約半年のものとなります。それでも1日平均のアクセス数は、なんと「10.2件」。今では考えられないような数字です。それでも当時、開設されているホームページを見て「先進的な取組だ。すごいなぁ」と思っていたものです。

その後、徐々にアクセス数も増え、昨年度は、1日平均のアクセス数が「180.7件」となりました。今年度に至っては、10月末までの1日平均「456.8件」というペースで進むと、年間で「166,729件」になる計算となります。

多くのアクセスをいただくことで、単に学校の様子を単に知ってもらうだけでなく、学校の経営方針などの一端も知っていただき、学校を理解・応援していただける保護者・地域の方が増えていると実感しています。

470人の児童数(350件の家庭数)の本校としては、本当に多くのアクセスをいただいています。しかし、7月に行った「情報提示についてアンケート結果」を見ると(参照:情報提示についてアンケート結果 2)、まだ、「大きな行事があったときだけ」の人が16.9%、「週に1回・月に2〜3回」の人は、24.5%、「一度も見たことがない」という人が1.8%もおり、まだまだ広げられる余地はあると思います。地域やママ友などでも話題にしていただけると幸いです。

引き続き、本校ホームページをよろしくお願いいたします。

2014.11.7 学校訪問を終えて

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昨日の、「学校訪問」では、8名の指導主事、他校の先生、教育委員の皆様に来校いただき、朝から夕方に渡る1日の日程で、本校の教育実践をつぶさに見ていただきました。

整えられた環境、児童の授業に対する集中力の高さ、児童と教師との人間関係の良さ、昨年度までの研究実践を継承した取り組み、職員のチームワークの良さ・・・、など、いくつかの点でありがたい評価をしていただきました。

また、授業は「公開授業」という、教師一人が1時間ずつ、来校いただいた先生方に重点的に見ていただく授業がありますが、そうでない「公開していない授業」についても「しっかり成立している」という言葉をいただきました。「当たり前」と言えば当たり前ですが、この制度のウィークポイントと言えばそうで、教師の中には、「見せる授業とそうでない授業」で力の入れ具合に大きな差がでてしまうとこともあります。

例えとして「フランス料理の授業」と「味噌汁・ご飯の授業」というものがあります。下ごしらえからしっかりと行い、特性の素材やソースで豪華に仕上げるフランス料理を「公開授業」に例え、毎日食べ慣れている味噌汁・ご飯を公開しない「普段の授業」に置き換えたものです。

時には、教師が、教材研究の準備の段階から特に力を入れて実践することもあります。それはそれでいいのですが、やはり大切にしたいのは、毎日の「味噌汁・ご飯の授業」です。特性の素材やソースを使わなくても、かめばかむほどうま味が出るご飯のように、日々の授業が、きちんと成立していることが、子ども達にとって、知徳体の栄養の源になると思います。そんな「公開していない授業」についても評価していただいたのはありがたいことでした。

それでも、1日の最後の高評の場面では、具体的な助言をいくつもいただきました。今後は、それらを真摯に受け止め、さらに、本校の教育活動が充実していくよう、研鑽を積んでいきます。 

2014.11.6 学校訪問

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江南市、犬山市、岩倉市、丹羽郡の3市2町で構成される「丹葉地方教育事務協議会」という組織があります。
これは、各関係市町教育委員会の権限に属する教育に関する一部の事務を共同して管理し、及び執行し、並びに教育に関する一部の事務の管理及び執行について連絡調整を図ることを目的とする組織です。

少々わかりにくいので、もう少し具体的に言うと、この地区の教職員の研修会を計画・実施したり、学校を訪問し、実情や問題点を把握したりするなど、学校教育の充実を図るための様々な事務を3市2町共同で行うものです。小さな自治体は、こうした教育事務協議会を設置することが多くあります。

今日は、その事務協議会が行う事務の一つである、年に一度行われる、本校への「学校訪問」の日です。
朝から、江南市や近隣の市町教育委員会、愛知県教育委員会などから多くの指導主事らのお客様がみえて、本校の教育活動をつぶさに見ていただきます。それは、学校が作成・管理している書帳簿から実際の授業に至るまで、本校全職員の教育実践について見ていただくものです。
そして、1日の最後には、それらを見ていただいた上で、高評をしていただきます。具体的な助言や意見、感想などをいただくのです。

多くの職員が、今日1日の終わりにどんな評価をされるのかが気になり、朝からちょっと緊張気味なのが正直なところです。しかし、そんな緊張感があるからこそ、今日を迎えるまでの日頃の教育実践にも力が入ります。

6月から始まり、3市2町の46校全てを見ていただく学校訪問も、終盤に入り、本校で36校目です。今日は、本校が自信をもって実践している普段の様子をご覧いただきますが、これまでの多くの学校と比較されての高評は、どんなものになるのか・・・。私も少し肩に力が入っているように思います(汗)。 

2014.11.5 柏森小学校の研究発表会に参加して

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昨日は、午後から、扶桑町立柏森小学校の研究発表会にお邪魔しました。特に、研究主題に対する「生きてはたらく言語力の育成を通して」という副題は、国語の授業を中心に、「ことばの力」を獲得させ、「生きてはたらく言語力」をさまざまな場面で活用しようというものです。

授業の様子は、どの学級も、一人一人がしっかりと発言し、その発言を教師が大切にしながら、授業を組み立てているのが印象的でした。

また、特に、授業前に全学級が行った「語りライブ」という、一人一人が「詩を“語る”」様子は、児童らの表現力に驚くばかりでした。
「MY詩」という、お気に入りの詩を読み上げるこの表現活動は、ただの暗唱した詩を読み上げるのではなく、「視線」「表情」「間・速さ」「声量」を意識して「語る」ものです。
どの児童も、学級の全児童の前で、一段高い台の上に立ち、堂々と語ります。
低学年である1年生でさえ、とても丁寧に詩を語る場面を見て、詩の世界が目の前に鮮やかに広がるようでした。

そして、研究発表会の最後には、研究を進めるにあたって指導をしていただいた、筑波大学附属小学校教官の二瓶弘行先生の講演がありました。講演では、具体的な実践の紹介を、動画を交えて説明していただきましたが、スクリーンに映し出された子ども達の豊かな表情は、驚くと共に、思わずにっこりしてしまうものでした。まさに、教育を通して、その子の感性を磨き上げるというものでした。

本校も、昨年度までの二年間を「自分のことばで表現できる児童の育成」を副題とした実践を重ねてきましたが、柏森小学校の研究発表を拝見し、ともすると研究実践時の初心を忘れかけているような気がしました。
ちょうど、明日は、教育委員会等から、多くのお客様をお招きし、本校の教育活動を見ていただく日になっています。ぜひ、昨年の発表からの変容をうかがいたいと思います。

2014.11.4 感性豊かな人間作りには・・・

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10月10日に行われた、「第65回全日本中学校長会研究協議会北海道(苫小牧)大会」という会で、「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフである三國清三氏が記念講演を行いました。
 
その中では、自分の生い立ちを話されたのですが、その道のりは決して平坦なものではなく、かなり苦労をなされているとのことでした。また、「食育」についても話をされているのですが、その講演からは、興味深い話を知ることができました。

「舌には味蕾(みらい)というつぶつぶがあり、そこで四つの味を感知する。その刺激は脳に伝えられ、五感を育てる。つまり、味蕾を刺激しなければ、感性も育たなくなり、身近な人も殺してしまうようになってしまう」(2014.10.23付発行「教育新聞」より引用)と、少々、後半の下りは過激な部分もありますが、そんなことを話されています。「食生活を整えればいじめもなくなる」とも。

毎日の食事ですから、その積み重ねは大きいようです。「人間が生きていく上で、決して欠かすことのできない“食”という作業で、好き嫌いがあったり、食べないものがあったりしていては、“わがままな人”になってしまう」という話を聞いたことがあります。

よく、子ども達には「“人を良くする”と書いて“食”という字になるんだよ」という話をしますが、まんざらでもないように感じます。

ちなみに「『味蕾』は、8歳から増え始め、12歳でピークを迎えてその後は減少するので、12歳までに色々な味を体験させ、感性豊かな人間づくりをしていく必要がある」とのこと。小学校に通う、この時期、食事は重要な部分を占めるようです(参照:こ食)。

幸い、本校区では、朝食を食べずに登校したりする児童は少なく、家庭の力がしっかりしている地域であり、ありがたいばかりです。引き続き、ご家庭の協力をいただいて、食を通して、古北っ子が健やかに育ってくれることを願ってやみません。
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