令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2016.02.15 一輪車

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小学校の体育では、一輪車や竹馬、フラフープなどに親しむ授業をします。
今では、普通に見かける一輪車ですが、自分自身、幼い頃に乗った経験はないため、その歴史を調べてみました。

すると、1981年に、当時の「文部省」の指導のもと、「(財)日本宝くじ協会」の助成を得て、「体力つくり推進校」に一輪車が寄贈されたのが、最初の学校現場への導入のようです。そして、1989年に、当時の学習指導要領改訂で、3・4年生の体育「用具を操作する運動」の中に「一輪車」が例示されると、そこから広がりを見せたようです。1989年では、すでに20代です。どうりで出会わなかったわけです。

現在でも、体育の学習指導要領には、

A 体つくり運動
(ウ) 用具を操作する運動
 用具をつかむ、 持つ、 降ろす、 回す、 転がす、 くぐる、 運ぶ、 投げる、捕る、 跳ぶ、 用具に乗るなどの動きで構成される運動を通して、 用具を操作する動きを身に付けることができるようにする。
 ○ 用具に乗るなどの動きで構成される運動
 ・ 友達に補助されながら竹馬や一輪車に乗ること

というように記述がされ、学校で扱ってよい用具となっています。そこで、多くの学校で整備がなされています。

我が家の子ども達も、普通に一輪車に触れながら、小学校時代を過ごしてきました。
今の小学校では、すっかり一般的になっていますね。バランス感覚を養ったり、体幹を鍛えたりするのにバッチリです。
そして、できるようになったら、バック走や小回り(スピン)など、様々な技に挑戦するのもおもしろそうですね。

長放課は外で元気に

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今日の天候は、昨日に比べ、気温がグンと下がるという予想でしたが、外は、日射しがしっかりして、思ったより寒くありません。
すると、長放課には、たくさんの古北っ子が外遊びを満喫。

適度な運動は、病気に罹らない丈夫な体を作ります。
寒くない日は、ぜひ、みんなで、外に出てはいかが?

2016.2.14 和のかたち

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今日は、小牧市にあるメナード美術館へ行きました。現在開催している展覧会は「和のかたち」。1月2日(土)からスタートし、21日(日)までの開催で、「新春展」という位置づけです。 

展示構成は、「花鳥風月」「うたを楽しむ」「日本の伝統色 紅白」という、3つの構成で成り立っています。

最も印象に残ったのは、「花鳥風月」のテーマ。「花鳥」を題材にした数々の作品は、「桜」「梅」「椿」をモチーフにした春を感じさせる作品が並んでいました。ちょうど、今日のような暖かい日は、まさに「春が来た」と錯覚しそうでした。そして、柔らかな印象や、凜とした印象を受ける数々の作品に、日本がもつ「美しさ」を感じるばかりでした。心が和みました。

ところで、メナード美術館では、メナード化粧品創業者の野々川大介・美寿子夫妻が中心となって収集した約1,400点の美術品を所蔵しています。年間に5回ほど、「所蔵企画展」「特別企画展」「名作展」が行われています。「特別企画展」は、他の美術館の協力も得ながら、作家別やテーマ別に行われるものです。また、「所蔵企画展」は、所蔵している作品からテーマにあう作品が並ぶものです。過去のテーマには「夏」「昭和」「ひかり」「音」など様々なものがあります。

企画展の他に「名作選」の展示ルームがあり、そこには名作がズラリ。小牧市という近くにありながら、ゴッホ、ピカソ、モネ、ルノワールなどの作品も見ることができます。
興味深そうな企画展があったら、古北っ子も連れていってもらってはいかがでしょうか。「本物を見る」ということは、とてもいい経験になりますよ。

メナード美術館

2016.2.13 久しぶりの距離走

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1月中旬から「短腓骨筋腱付着部炎」により、一時ランニングを中止。ようやくランニングを再開するも、再発が怖かったため、長距離に挑めませんでした。しかし、ナゴヤシティマラソン(21.0975km)は、1ヶ月後です。ということで、今日は意を決し、久しぶりに10kmを超える距離にチャレンジ。朝8時頃に「すいとぴあ江南←→138タワーパーク」の往復約13kmを走りました。

いわゆる一般的な走りの「かかと着地」のフォームを「ヒールストライク」と言います。自分の場合は、このフォームは、ひざに負担がかかるため、負担の少ない「つま先着地」の「フォアフット」というフォームで走ります。しかし、このフォームはふくらはぎの負担が増します。きちんとケアをしないと、肉離れにもなりかねません(実は2年前に肉離れに…)。
しかし、疲れてくると、どうしてもフォームが崩れ、逆に足の様々なところにダメージが現れます。これが、長距離を走るときのおきまりのパターンでした。

ちなみに「短腓骨…」というケガは、歩くときもフォアフットで歩くと、痛みがなくなることから、かかとを上げる「ヒールパッド」を靴に入れるという療法があります。自分は、そのような治療はしていませんでしたが、ケガの間は、痛みを避けるために、自然とつま先歩きになっていました。
ということで、再開後は、常にフォアフットのフォームを意識しながらのランニングに。

すると、少し距離を伸ばした建国記念の日の7km走は、当然ふくらはぎが張ります。その違和感を残したままの今日の約13km。走り終わった後は、もうパンパンです。「バ○テ○ン」塗りまくりです。しかし、距離を長くしてもケガの箇所の痛みがないことに喜びました。

これで、距離を走れることが分かりました。「青森〜下関間1521kmチャレンジラン」も再開です。約1ヶ月のお休みは痛いところですが、無理をせず、少しずつ距離を稼いでいきたいと思います。朝礼では、古北っ子にいい報告ができるよう、コツコツがんばります。

2016.2.12 今年のサクラは…?

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函館新聞(2月12日付)のコラム「臥牛山」に、サクラにまつわる記述がありました。
「え、もうサクラ?」と思うのですが、たまたま少し前に、サクラについての話題を他校の校長先生方としていたのを思い出したので、そのコラムの前半を引用します。

北海道は厳寒期でまだ実感が湧かないが、南の沖縄からはサクラの開花情報が伝わってきた。それと連動するかのように、気象情報会社は西日本と東京、名古屋の開花予想時期を発表した▼総体的な見方は「平年並みかやや遅め」。1月末に大寒波が押し寄せたものの、昨年11月から記録的な暖冬となり、花芽が休眠から目覚めにくくなっているからという。ちなみに福岡が3月23日、東京と名古屋が3月26日と予想されている▼沖縄の桜は濃いピンク色の寒緋桜(カンヒザクラ・緋寒桜ともいう)で、開花は平年より3日、昨年より6日遅い1月21日。桜まつりも早速開幕したようだが、伊豆半島東部の河津桜(カワズザクラ)がこの沖縄に続く(後略)

今冬は、12月、1月(上旬)と、あまりの暖かさに「今年のサクラは3月の中旬に咲いてしまうのではないか。満開の卒業式になるかも」「入学式が葉ザクラになっていたら寂しいですね」なんてことを話していたのです。

すると、「平年並みかやや遅め」と知り、一安心。しかし、「入学式に満開のサクラを…」と期待しているので、名古屋の「3月26日」は、気持ち早い気がしないでもないです。そんなことを思いながら「気象庁HP」の「さくらの開花日(2011-2015年)」で調べてみると2013年は「3/19」、2015年は「3/21」と言うのですから、やっぱり「やや遅め」なのかもしれません。

暖冬と言われた今冬も、1月には、二度の積雪があり、インフルエンザも例年のように猛威を振るい、いいのか悪いのか、例年のような冬となりました。来週中には、寒の戻りもあるようです。今しばらく、お互いにインフルエンザなどの予防に努め、サクラが咲き誇る暖かな春の日が来るのを待ちたいものです。

もう見たかな?

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西脱履の渡り廊下の本館よりに、飼育委員会が作成した「うさぎと鳥のひみつ大公開!」という掲示物が並んでいます。

よんでみると「なるほど〜」という「ひみつ」がたくさん並んでいます。
古北っ子のみなさんはもう見たかな?
まだの人は、ぜひ、西脱履の掲示物を見てね!

2016.2.11 日展&ピカソ、天才の秘密

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今日は、愛知県芸術文化センターに行き、「日展」東海展と、「ピカソ、天才の秘密」展に行きました。

日展は、「日本画」「洋画」「彫刻」「工芸美術」「書」の5つの部門に、代表作品246点と、東海3県下の出品作品328点の合計574点が展示されています。なお、東京で行われる展覧会には、約3,000点が並ぶというのですから驚きです。
特に日本画、洋画などの絵画は、大きなキャンバスがズラリと並び、幻想的なもの、不思議なもの、写実的なもの…と様々な作品があり、その緻密で繊細な仕上がりは、見応え十分です。
また、毎年拝見していると、東海3県下の出品者には、毎年、家族やモチーフなどの同じテーマで作品を描かれる方もみえ、その変化を見る楽しさもあります。
ちなみに、彫刻には、扶桑町出身の作家がみえ、毎年「お猿さん」の彫刻を出品されることから、その作品を見ることも楽しみの一つです。
今年も、多くの作品を拝見し、ただただ感嘆するばかりでした。

また、「ピカソ」展は、13歳から41歳までの間の作品が並んだものです。91歳で生涯を閉じているので、「若い頃」の作品と言っていいでしょう。
ピカソと言えば、子どもたちは「顔がどちらを向いているかわからない不思議な絵」を想像するかもしれません。しかし、少年時代は、素晴らしい写実的な絵を描いています。また、四角い形が重なるような構成が特徴的な「キュビズム」というスタイルを描くようになった30代前後の中にも、奥さんの肖像画などは実に写実的です。
本展覧会では、そんな写実的な絵を描きつつも、「青の時代」「バラ色の時代」「キュビズム」へと変遷した過程に触れることができ、多くの発見がありました。

日展にも小学生がいましたが、ピカソの方が小中学生が多かったように思いました。個人的には、ピカソはもちろんいいのですが、日展の大きなキャンバスに描かれた様々な絵に触れてはどうかな、と思います。我が家では、小学生の頃、児童は学校から無料招待券をもらってくるので、よく家族で見に出かけたものです(インフルエンザが心配な時季ではありますが…)。

なお、日展の公式サイトから、作品の一部(と言ってもかなりの数)を見ることができます。また、「日本画」「洋画」「彫刻」「工芸美術」「書」の解説も見ることができます。ぜひ、家族でご覧になってはいかがでしょうか。

日展
ピカソ、天才の秘密

2016.2.10 教材の拡大

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「かがやき」さんで、「絵本の絵を見て、『主語・述語』の文章を書こう」という授業が行われました。 

そこで、登場したのが、「絵本を拡大した大きな用紙」です。
プロジェクターで大写ししたり、大型ディスプレイに表示したりし、ICT機器を活用して大きくすることもできますが、写真は、「大判プリンター」で出力した「用紙」です。
特に、提示したものが縦長の教材であるため、この方がバッチリです。

教育現場では、比較的早い時期に、こうした拡大ができる大判プリンターを活用していましたが、コストの関係で、感熱紙を用いた「白黒印刷」が主流でした。しかし、カラーの大判インクジェットプリンターの価格が下がってきたことで、2010年前後の頃から、導入する学校が増えてきました。

すると、書き込みができる資料として印刷したり、縦長や横長につなげたり、ある部分だけ切り抜いたり…、と紙の良さを生かした幅広い教材を用意することができるようになりました。
お父さん、お母さんの時代には、なかった形ですね。

一つの資料を多くの人数で共有することで、理解も深まります。今後も、このような有効な活用を図りながら、「分かる授業」を実践してまいります。

金曜日は元気に登校してくださいね

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学級閉鎖の二クラス(1−2,6−3)の下駄箱は、バレーシューズが並んでいます。

担任の先生に聞くと、インフルエンザに罹った児童は、快方に向かっている児童がほとんどで、金曜日は、欠席者がグンと減りそうだということです。

まだ、熱が出て、苦しい思いをしている子もみえるかもしれません。
早くよくなって、元気に登校してくださいね。待ってますよ!

2016.2.9 のこぎり引き

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中学年(3・4年生)になると、図画工作では「造形的な活動」で、木材をのこぎりで切ったり、金槌を用いて釘を打ったりして、造形物の作成を行います。

今や、家庭にも必ずあるわけでもない工具であり、その経験値は多くありません。中には、幼稚園や保育園で経験を積んでくる児童もいますが、初めて触れる児童も多くいます。そんな中での学習となります。

すると、カッターナイフやはさみのように切れると思い、木材にギザギザの下書き線を描く児童がいます。切れなくはないですが、切る手順が必要であることを知ります。また、材料をしっかり固定しないと、のこぎりの動きに負けてしまい、思ったように作業が進まないことを知ります。さらに、簡単に切れるであろうと思っていたイメージはくつがえされ、思ったより力がいることを知ります。

このように、体験することで多くのことを学びます。と同時に、苦労しながらも、具体的な形が作られていくと、意欲が増し、造形の楽しさを味わうことができます。
また、回数をこなせば、リズムよく動かし、無理のない力で切ることができるようになっていきます。材質の異なる木材を加工したり、厚さのことなる木材を加工することで、さらに様々な気づきが広がるでしょう。

ちなみに、写真は、両刃のこぎりではなく、片刃の「胴つきのこぎり」を用いています。これは、「背金」をつけることにより、のこ身が真っ直ぐ固定され、切りやすくなります。初心者や、小さな材料を切断するのに有効なのこぎりです。
木目に対して切断方向が異なる場合は、「縦引き」「横引き」のある「両刃のこぎり」を用います。

「百聞は“一験”にしかず」です。こうした経験をすることによって、子どもたちの世界が広がっていきます。安全面に気をつけ、楽しく学んでいってほしいと思います。

…と、中学校では、技術科の指導をしてきた指導者のつぶやきでした(笑)。

2016.2.8 トイレクリーニングを実施しました

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先日の学校評価では、自由記述欄に以下のような記述がありました。

・清掃はされていますが、トイレの改修工事が行われると清潔なイメージになるのではないでしょうか?

トイレをきれいにしたい思いは以前からありました。
ちょうど、年度末となり、学校予算内でなんとか対応できる目処がついたためこのタイミングで、専門業者による、トイレクリーニングとコーティングを実施しました。

作業は、校舎内、体育館、運動場の全てのトイレが対象です。土曜日にまる一日かけて行っていただきました。大変な作業だったと思います。コーティングが完全に乾くのに1日かかるため、週末の作業にしていただいたのです。

すると、あえて、ここに写真は載せていないのですが、汚れはもちろんなく、コーティングの効果もあり、どの便器もピカピカに輝いています。排管の中もきれいにしていただいたので、低学年のトイレから漂っていた臭いもほとんど感じません。その変容に驚きです。

ご意見にあるよう「改修工事」をしていただければ、そんなありがたいことはないです。おそらくそのようなことをしようとすれば、不公平が出ないよう、市内の学校全てを実施する必要があり、多額の市の予算を計上する必要があることは想像できます。
そこで、本校の配分予算の中で、独自にこの度のような形をとらせていただきました。

引き続き、子どもたちには、きれいに使用してもらい、清掃も含めて美しさを維持してもらいたいと思っています。
古北っ子の皆さん、よろしくお願いしますね!

インフルエンザにご注意を!

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窓を開けて、換気をしながら授業をしています。
なんとか、流行を最小限に抑えるために、どの学級も対応しています。

現在、おやすみしている古北っ子の皆さん、発熱でつらい思いをしている子もいると思います。早く、よくなることを願っています。

2016.2.7 チーム学校

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昨日は、東京で行われた「愛される学校づくりフォーラム2016」に参加しました(参照:「愛される学校づくりフォーラム」に参加しています)。北は北海道から、南は九州まで、全国から、多くの先生方が集まってのフォーラムです。

午前中は、
 ・「授業の見方」を高めるには 
 ・若手教師の力量を高めるには
 ・「チーム学校」が機能するには
 ・授業における「真のICT活用」とは
の4テーマについて公開研究会をしました。
特に私は「チーム学校」のテーマについて登壇し、意見を述べました。

そもそも、なぜ文科省は、「チーム学校をつくりなさい」と言うようになったのかと言うと、「教育課程の改革や授業方法の革新を実現するため」「複雑化・多様化した課題を解決するため」「子供と向き合う時間の確保のため」だったりするためです。

そして、「チーム学校」の定義を文科省は以下のように言っています。
・多様な専門人材が責任を伴って学校に参画し、教員はより教育指導や生徒指導に注力できる学校
・学校のマネジメントが組織的に行われる体制ができている学校
・チームとしての学校と地域の連携・協動を強化している学校

では、「現段階の本校は」というと、厳密には、「上記の三つの定義を達成している」とは言い切れません。というと、「大丈夫か」と思われる方もみえるかもしれません。しかし、ほぼできています。というのは、「子供たちのために」と教職員の動くフットワークは軽く、協調性は高いものがあります。「こういう学校にしていきましょう」という私からのメッセージも、きちんと汲んでくれます。また、一人職(養護教諭、事務職員、教科専科教員、校務員、特別支援員、図書館司書など)との関係も良好で、きちんと連携がなされ、有機的に学校が動き、機能しています。さらに、多くの場面で地域の力をお借りし、教育活動が成立しています。おかげで、しっかりと教育活動が展開できています。

よって、ほぼ「チーム学校」が成り立っているのです。
引き続き、さらに、教職員が一つとなり、各方面と密接な連携を図りながら、さらに一丸となった「チームづくり」をめざしていきたいと考えます。

そして、各地域に「コミュニティ・スクール」という制度も広がると言われています。今後は、よりよい地域との連携の在り方も研究していきたいと考えます。
保護者、地域の皆様には、引き続き、本校の教育活動にご支援賜りますよう、お願いいたします。

2015.2.6 家での時間の過ごし方・かかわり方はどう変わっている?

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平成27年度の「学力学習状況調査」の児童質問紙に以下のような質問があります。

普段(月〜金曜日),1日当たりどれくらいの時間,テレビやビデオ・DVDを見たり、聴いたりしますか(テレビゲームをする時間は除く)

その全国値の結果が、上図です。グラフの各年度にある6つの値は、左から順に
・4時間以上
・3時間以上4時間より少ない
・2時間以上3時間より少ない
・1時間以上2時間より少ない
・1時間より少ない
・全く見たり聞いたりしない
の割合を示しています。
(※23年度のデータがないのは、「東日本大震災」が発生したため実施せず)

年々、減っていることが分かり、「いい傾向」に見えます。では、浮いた時間はどんな時間に変わっているのか…。多くの人が思い当たるのではないでしょうか。

「ゲームの時間(携帯電話・スマートフォンのゲームも含む)と「メール・インターネットの時間」が年々増えているのです。これは、過去記事「2016.1.5 メディアとの接触時間の変化に思う」で紹介したグラフと同様な傾向です。

ところが、興味深いデータもあるのです。
「家の人(兄弟姉妹を除く)と学校での出来事について話しをしますか」の問いの結果が下図ですが、最も左の「している」が年々増えているのです。
また、「家の人(兄弟姉妹を除く)は、授業参観や運動会などの学校の行事に来ますか」は、「よく来る」が微増でありながらも、年々増え、「今住んでいる地域の行事に参加していますか」「当てはまる」が増加傾向にあるのです。

ネットやゲームの時間が増えつつも、家族や人との関わりが増えているのです。
これは、いい傾向だと思いました。「人との関わり」は、ぜひ大切にしていきたいものです。

ちなみに、本校は、このデータ以上に、関わりの深い家庭や地域関係である印象を受けています。うれしいことです。これからも、ぜひ、そんな関係を続けていただければ、と思います。

(※グラフは、「教育課程研究センター『全国学力・学習状況調査』平成27年度調査」より引用しました)
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「愛される学校づくりフォーラム」に参加しています

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今日は、東京(品川)で行われている「愛される学校づくりフォーラム」に参加しています。
これは、私が所属させていただいている「愛される学校づくり研究会」が主催するものです。

午前中には、「公開研究会」と題し、日頃行っている研究会の議論の様子を公開する形で、フォーラム参加者の皆さんと共に、各テーマについて議論を重ねます。
私も、「『チーム学校』が機能するには」というテーマに登壇します。

午後からは、授業改善について考えます。模擬授業を基に、どうしたら授業改善につながるか、について議論を重ねます。

今日は、今後の本校の学校経営に生きるに違いない情報が得られるものと思い、ワクワクしています。

本校職員も参加しています。
また、後ほど詳細については、レポートしたいと思います。

2016.2.5 この地方の文化を知る

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4年生の社会では「地域の人々の生活」について学ぶ単元があります。
・古くから残る暮らしにかかわる道具,それらを使っていたころの暮らしの様子
・地域の人々が受け継いできた文化財や年中行事
・地域の発展に尽くした先人の具体的事例
などです。 

その単元の中の「地域の人々が受け継いできた文化財」を学ぶために、本日は、お隣の犬山市より300年もの伝統を誇る「犬山焼」の窯元の一つである七代目尾関作十郎先生にお越しいただき、犬山焼について学び、絵付けを体験しました。

私たち大人でも、近くにありながら、その伝統のあるすばらしい技法を間近で見ることがなかなかないのではないでしょうか。子ども達は、とても貴重な体験ができています。
今日の絵付けした湯飲み茶碗のできあがりがとても楽しみですね。

ちなみに、尾関先生には、昨年からお越しいただいていますが、犬山市の小学校では、土で形を作るところから始めるのだとか。さすが、地元犬山市です。より深く、地元の伝統文化について学ぶようです。

さて、4年生の社会では、これまでも消防署やゴミ処理場に出かけたり、こうした本物に触れたりと、なかなか経験できないことを体感して学ぶ機会がいくつかありました。

それらの学習を通して、様々な興味を広げてくれることを願っています。

早く元気になってね

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下駄箱には、欠席しているお友達のバレーシューズが並んでいます。

きっと、インフルエンザの熱で、つらい思いをしていることでしょう。

週明けの月〜火曜日には、元気になって登校できることを願っています。

お大事にしてくださいね。

2016.2.4 変わり続けよ前進せよ

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昨日(2月3日)付の朝日新聞に掲載されていた「エディからあなたへ」
昨秋のラグビー・ワールドカップで、日本代表チームを歴史的勝利に導いた、エディ・ジョーンズ前ヘッドコーチ(HC)の、印象に残るメッセージが掲載されていたので、ここにその一部を引用いたします。

 私たち人間は、楽な方に進みがちです。変化することは、いつだって難しいもの。だから、日々の生き方、考え方から変えていけたらと思っています。ほんの3〜5%の小さな意識の変化。それが、大きな違いを生むのです。
 こんな言葉があります。「同じことを繰り返しながら、違う結果を求めるのは、狂気の沙汰だ」
 成長するためには、何かを変えないといけない。私が日本代表を指揮していたとき、選手が安住していた環境をぶっ壊し、彼らを極限まで追い込み続けました。日本人は、従順であるように教育されている。だから、全てをひっくり返す必要があったんです。


文中の「こんな言葉」とは、おそらくアインシュタインの言葉です。「自分の意識や姿勢を変えないと、変わるはずがない」という、このジョーンズ前HCの改革は、多くの選手の意識を変えたそうです。あの五郎丸選手もその一人だったようです。

そして、続けて以下のように言っています。

 「偉大な選手になりたい」。日本の若い人には、その決意を強く持って欲しい。そのためには、コーチからの指示をきちんとこなし、その上で、進化する道筋を自ら考え、実践することが必要です。コーチからやれ、と教えられることは最低限のこと。プロテニスの(元世界ランキング1位)ロジャー・フェデラーに細かなことまで言うコーチはいない。基本こそ学ぶが、そこから自らの考えでショットを磨いていったのでしょう。自分で考えてやる。その意識を日本の選手も持って欲しいと思っています。

 基礎をしっかりと身につけ、その上で、自分で考えて行動をする。そんなことを説いています。教育界でもよく言われる言葉であり、今、叫ばれている「アクティブ・ラーニング」をする上で必要な意識です。

これらのことは、小学生には、まだ少し難しいかもしれませんが、5年生以上になると、この意味が徐々に理解できるようになってきます。中学生以降を見越して、そんな意識をもたせたいものです。

さすが、ジョーンズ前HCです。ラグビー日本代表チームの変化が分かるように思いました。

(※画像は、「web Sportiva(2015.09.14記事)」から引用しました)

2016.2.3 PTA研究発表大会に参加して

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先週水曜日には、本校PTA会長さんと、常滑市で行われた「尾張小中学校PTA研究発表大会」に参加してきました(参照:尾張小中学校PTA研究発表大会に参加しています)。

この会は、尾張全域から代表して、3つのテーマに沿って、各1校がそれぞれのPTA活動の実践を口頭発表し、その他19校が、テーマ毎に紙上発表を行うものです。

この日は、以下のような学校の発表がありました。
家庭教育力の強化を図る ‥‥ 津島市立神守小学校
学校支援を積極的に進める ‥ 一宮市立今伊勢西小学校
地域社会との密接な連携を築く 豊明市立栄中学校

神守小学校は、本校とほぼ変わらない児童数で、本校と同様に歴史のある学校です。
家庭教育力強化を図るPTA活動は、「救急法講習会」「スマホ体感教室」など、本校が実施しているものと同じでしたが、地域の空手道場を開いている方が講師となって「親子護身術教室」を実施しているのは、個人的に初めて聴く実践でした。

今伊勢西小学校は、本校より大きい学校です。
学校支援を進めるPTA活動は、「見守り下校」「夏休みの水泳監視員」など、本校と同様な取組もいくつかありました。中でも、規模の大きさに驚いたのは、大きな田んぼで「田植え」を行い、1年生には、多くの大人が一人一人手を取って作業を進めている様子がありました。そして、収穫後の6年生による餅つきも支援するなどの活動が印象的でした。

栄中学校は、中学校らしい活動が印象的でした。
地域社会との連携を図る活動として、生徒が自主的に参加・活動する地域行事に関わるものです。夏祭りや地域運動会、地域餅つき大会など、生徒が参加する行事に、運営などを手伝う活動がありました。

「尾張地域内だけでも様々な取組があるな」と、参加する度に思う、本研究発表大会でした。

本校でも、肩に力を入れずに、「ッとのしくつまって」活動できるPTA活動でありたいと思います。
引き続き、会員の皆様には、PTA活動ならびに本校教育活動にご支援いただきますよう、お願い申し上げます。

整える

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1年生の授業が終わったときのワンシーン。

「これで2時間目の図工の授業を終わります」
「はい」
「ありがとうございました」
「3時間目の授業の用意をして放課にしましょう」

ひとつひとつの所作がしっかりと整えられています。いいね!
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
  <欠席連絡フォーム>
古北小創立150周年記念事業実行委員会
古北小創立150周年記念HP
古北小創立150周年記念式典
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学校行事
2/15 教育相談週間
2/16 音楽集会
教育相談週間
クラブ
3年生クラブ見学
2/17 教育相談週間
2/18 授業参観
学校評議員会
6年保護者会
PTA活動
2/16 出迎え週間(〜19日)
2/17 出迎え週間(〜19日)
2/18 出迎え週間(〜19日)
2/19 出迎え週間
江南市立古知野北小学校
〒483-8025
江南市和田町宮145
TEL:0587-56-2274
FAX:0587-56-2924