令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2015.6.18 運動量の確保

画像1 画像1 画像2 画像2
左の写真の男の子の「赤白帽」を見ると、汗でびっしょりであるのが分かります。授業で、しっかりと運動量が確保されているのがわかります。 

この体育の授業の「運動量の確保」は、大きなポイントです。近年、子ども達の体力低下が叫ばれている中、外遊びの機会が得られなかったり、できない環境であったりする場合は、体育でしっかり運動することが大切になってきます。
文科省が発行している「子どもの体力向上のための取組ハンドブック」にも、その文言を見つけることができます。



第3章 1 体育・保健体育の授業を改善するために
 学校体育は、すべての児童生徒が等しく経験する教育の機会であり、その中では一定の運動量の確保が可能であるとともに、発達の段階に応じた望ましい運動実践の理解と具体的な実践方法を身に付けることができる。新しい学習指導要領では、児童生徒の12年間の発達の段階に関して、およそ4年ごとの発達のまとまりを考慮した指導の重要性を指摘している。したがって、子どもの体力を向上させるためには、体育・保健体育の授業における運動量の確保と、児童生徒の発達の段階に見合った運動実践ができるような教材研究を行い、学校体育の一層の充実を図ることが重要であると考えられる。



授業は、右の写真のように、その時間の授業の振り返りをグループや全体で行う場面もありますが、そのようなことがメインになってしまっては運動量の確保は図れません。また、活動の途中に、「どうすればできるようになるか考えてみよう」と、考えてばかりで体を動かすことがなければ同様なことが言えるでしょう。

写真の授業は2年生の「ボール投げ」を扱った単元ですが、ただ「的に向かって投げる」だけでなく、攻守のチームに分かれ的を狙います。しかし、的の前には「守備」の児童が、簡単に的を狙わせません。ここで、攻撃の児童は「強く投げる」「素早く投げる」「走って投げる」「フェイントをかけて投げる」などの投げ方が求められ、「チームで連携して守備を外して的に当てる」ための工夫が必要になります。

そうすると、どちらも必死です。目的がはっきりし、その上に互いに工夫が求められるため、運動量が劇的に増えます。授業が終わった児童の表情は、運動をやりきったという、とても充実した表情です。そして、この汗の量です。

本校の体力・運動能力の高さは、こうした日頃の積み重ねの結果も大きく影響していることでしょう。これからも「運動量の確保」を大切にしていきたいと思います。

ABCを大切に

画像1 画像1
自習の4年生の学級。先生がいなくても、誰も口を開くことなく、集中して課題に取り組んでいます。さすがです。いいね!

ABCを大切に

画像1 画像1 画像2 画像2
東脱履の傘立ては、そろえやすいのですが(参照:3年生 雨の日のできごと)、西脱履は傘立てのサイズが小さく、少しそろえにくいところがあります。

しかし、1年1組の傘立てがピシッとしていて感心。
西脱履の傘立てでもそろえられることが実証されました。

実は、同じ脱履の4・6年生の傘立てよりもピシッとしていた1年1組。
4・6年生のお兄さん・お姉さんも明日からは・・・。
1年1組のみなさん、いいね! 

2015.6.17 吸収するために

画像1 画像1
昨日(6月16日)付の「中日新聞・夕刊」のコラム「紙つぶて」は、静岡大大学院教授の稲垣栄洋(ひでひろ)氏の担当曜日でしたが、共感するところがあったので、紹介させていただきます。 

−−−−−−−−−−−−−−−−−

子どもの頃に読んだシュバイツァーの伝記に「三十歳までは学び、三十歳からは世の中に尽くしたい」と書かれていました。この言葉が心に残っていたせいか、三十歳になったときに自分の無力さが情けなく思えました。その頃、本を書く機会に恵まれ、シュバイツァーの言葉に背中を押され一冊の本を出版しました。それから今まで未熟ながら自分の考えを発信し本を書き続けています。
 思い出すのは植物の成長です。
 植物は、根で吸った水をどのように茎の先端まで運んでいるのでしょうか。人間は心臓というポンプを使って、頭のてっぺんまで血液を運んでいます。しかし、植物には心臓のような器官はありません。
 ストローの上部を指でふさぐと、大気圧で水を持ちあげることができます。この力を利用すれば、十メートルの高さまでは水を持ちあげることができます。しかし不思議なことに十メートル以上の高さになる木もあります。
 実は、植物は葉から水を蒸散させています。すると、ストローで水を吸い上げるように根から吸収されます。自ら水をアウトプットすることで、新しい水が入ってくるのです。植物が高く伸びるためには、アウトプットすることが大切です。そう信じて、未熟であっても、いや未熟だからこそ私はアウトプットし続けています。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「アウトプット」の大切さは、様々なところで言われています。私自身、そんなことを心がけ、担任であれば「学級通信」を、部活動顧問であれば「部活動通信」などを発行するなど、与えられた立場で、様々なものを発行・配付・配信・発表するなどし、アウトプットを心がけてきました。

本ホームページの「校長室から」もその一つです。独りよがりなところがあり、稚拙な文章であるため、なかなか恥ずかしいところがありますが、このアウトプットが、新たな知識を呼び、新たなつながりを生み、様々なことを「吸収する」ことにつながり、自分にとって大きなプラスになっています。

稲垣先生の考えに共感し、また、その考えを信じて、今後も、本HPの「校長室から」を継続していきたいと思います。

ABCを大切に

画像1 画像1
楽しくて、いっぱい汗をかいた2年生の体育の授業の最後の場面。

余韻冷めやらぬ状況ですが、どの子もきちんと「体操座り」をし、発表者の顔を見て、話がきけています。

何気ない場面も、しっかりABCができています。いいね!

2015.6.16 外国語活動

画像1 画像1
昨日は、学校訪問でしたが、午後の「授業研究」は、6年生の学級で行われた「外国語活動」の授業でした。 

2020年には、小学校での「教科化」への動きも見られ、小学校に勤める教師にとって、勉強し、実践を積み重ねていかなければならない時期になりつつあります。
そこで、昨日は、事前に市内の先生方に「授業の公開」の案内を配付させていただいたところ、13名もの他校の先生方が来校され、教室は多くの先生方であふれました。先生方の関心が高いことがよく分かります。

小学校における外国語活動の目標は、学習指導要領には以下のようにあります。



外国語を通じて、言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら、コミュニケーション能力の素地を養う。



これらは、相手の思いを理解しようとし、さらに自分の思いを伝えようと積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図ると共に、体験的に音声や表現に慣れ親しみ、スキル向上のみを目標とせず、コミュニケーション能力の素地を養うことが目的にあります。
ですから、楽しみながら学ぶ場面が多く設定され、「分からないから英語嫌いになる」児童はほとんどいません。みんな授業が楽しみです。

本校にはALT(Assistant Language Teacherの略)のグレッグ先生が、週に1日のみ指導に来てくれます(市内5小学校を巡回しているため)。グレッグ先生は、担任とティームティーチングを行い、明るくパワフルに、さらに授業を楽しくさせてくれます。しかし、毎週必ず行えるものではありません。そんなときは、担任が一人で行うことになり、担任はそのような力をつけていかなければならないのです。

昨日の授業研究では、担任が一人でも行える様々なアイデアが盛り込まれていました。子ども達は45分間、最後まで笑顔で授業に臨んでいました。「こうすればいいのか」というアイデアが盛りだくさんでした。
何よりも日頃の学級の雰囲気がいいことがベースにありますが、来校された先生方、本校の教員は多くのことを学ぶことができ、貴重な学びの場となったのは間違いないことでしょう。また、教科指導員の先生には、貴重なご意見もいただけ、さらに発展できそうです。

ABCを大切に

画像1 画像1
今日は、プール開きの日。

プールに通じる通路にある下駄箱は、
サイズが小さい下駄箱のため、
バレーシューズがびっしり。

しかし、みんなきちんと並べられています。
いいね!

2015.6.15 学校訪問

画像1 画像1
昨年度の学校訪問でも紹介しましたが、再度、お伝えしたいと思います。
江南市、犬山市、岩倉市、丹羽郡の3市2町で構成される「丹葉地方教育事務協議会」という組織があります。
これは、各関係市町教育委員会の権限に属する教育に関する一部の事務を共同して管理し、及び執行し、並びに教育に関する一部の事務の管理及び執行について連絡調整を図ることを目的とする組織です。

少々わかりにくいので、もう少し具体的に言うと、この地区の教職員の研修会を計画・実施したり、学校を訪問し、実情や問題点を把握したりするなど、学校教育の充実を図るための様々な事務を3市2町共同で行うものです。小さな自治体は、こうした教育事務協議会を設置することが多くあります。

今日は、その事務協議会が行う事務の一つである、年に一度行われる、本校への「学校訪問」の日でした。
朝から、愛知県教育委員会や江南市などから多くの指導主事、教科指導員、教育長、教育委員らのお客様がみえて、本校の教育活動をつぶさに見ていただきます。それは、学校が作成・管理している書帳簿から実際の授業に至るまで、本校全職員の教育実践全般について見ていただくものです。
そして、一日の最後には、それらを見ていただいた上で、授業や本校の教育実践について高評をいただきます。具体的な助言や意見、感想などをいただくのです。

5月中旬から始まる学校訪問は、5・6・10・11月の月・木曜日に、3市2町の46校全ての学校を訪問するものです。

多くの職員が、朝からちょっと緊張気味なのが正直なところです。しかし、そんな緊張感があるからこそ、今日を迎えるまでの日頃の教育実践にも力が入ります。

今日は、会の最後に「落ち着いた雰囲気で授業が展開されている」「自然に身に付かなければいけないことが身に付いている」「いいベースができている」「学習環境が整っている」などの高評をいただくとともに、さらによりよい教育実践が展開できるための、今後の方向性などについて、示唆をいただきました。
真摯に受け止め、今後の教育活動に生かしていきたいと思います。

2015.6.14 自主防災訓練

画像1 画像1
画像2 画像2
今日は、早朝より準備が始まり、午前中いっぱいをかけて、本校運動場と体育館を会場に、古北小校区自主防災訓練が行われました。江南市内で、本校区が今年度の最初の訓練だそうです。 

小学校区の7地区から、住民の皆さんが集まって行われる訓練は、震度6弱の地震が発生したという想定のもと、「消化器取扱」「簡易消火栓取扱」「応急手当」「移動炊飯器取扱」「救助器具取扱」「噴霧器取扱」の6つの訓練を実施します。

訓練には多くの古北っ子も参加していました。主に、「消化器取扱」「応急手当」に参加していましたが、中でも、「消化器取扱」には、進んで参加する古北っ子であふれていました。

開会の澤田市長のあいさつに「自助・共助・公助」について、お話がありました。
高学年の子ども達は、有事の際には、大きな力になるはずです。まさに「自助・共助」を率先して行う地域住民の一人として活躍してもらわねばなりません。ですから、消化器訓練に取り組む姿は、頼もしいものでした。

ここのところ、地震や火山の噴火が相次ぎ、穏やかではありません。「今年は東南海地震が発生せずによかった」と一年を振りかえることがありますが、それは前年度と比較して、次年度の発生確率が高くなったことを物語っています。
ということは、発生しなければしないほど、年々、緊張感が高くなっていくということです…。

古北っ子の多くが、将来、この地区に残り、地域を支える柱になっていくことでしょう。「備えあれば憂いなし」と言われるように、こうした地区での取組が、万が一の際の力になることを信じています。
そういう意味で、本日は、小学生にとって大変有意義な場になったと思います。
地域の皆さん、市役所の皆さん、お疲れ様でした。

2015.6.13 ランニングを続けると3

画像1 画像1
6月8日(月)の20時から「いびがわマラソン」の受付が行われました。
昨年は、井戸先生と二人でハーフを走ったレース(参照:いびがわマラソンにチャレンジ 3)。「今年も…」ということで、家のパソコン前で20時からスタンバイして、申込み。5分程待つとようやく申込み画面に繋がり、今年は、がんばって「フル」にエントリーしました!
しかし、20時25分頃、井戸先生から「申込みが終了してしまい、エントリーできませんでした」と、終了画面の写メ付きでメールが来るではありませんか…!
なんと、1万人弱のレースが、22分で受け付け終了してしまったのです。昨年は40分程だったというのですから驚きです。人気の高さはすごいものがあります。今年は、井戸先生の分も頑張って走ろうと思います。

そんなことで、今日もトレーニングを実施。今日は、昼頃に一宮市総合体育館にウルフのバレーの応援に行っていたので、一宮タワーパーク周辺を走りました。
しかし、昼頃は、太陽が照りつけ、湿度もあります。勇んで走り出したのはいいのですが、そんな天候の中、ランナーとはほとんどすれ違いません。時折、サイクリングをする「チャリダー」とすれ違う程度…(写真)。
よって、予定では、10kmほど走るつもりでしたが、「途中で熱中症になっては、多くの人に迷惑をかける」と思い、5kmに変更。変更は正解だと思いました。

さて、これまでもランニングの効能について「ランニングを続けると」「ランニングを続けると2」という記事で、紹介をしてきましたが、雑誌「ランナーズ」7月号には「ランナーは脱メタボのお手本」の特集が組まれていました。その中の見出しの一部を引用させていただきます。

・ランナーは脂肪燃焼能力に長けている
・歩くより走る方が脂肪消費を増やせる
・前夜走った翌朝走ると脂肪はより燃える
・走力向上は脂肪燃焼力の向上


などなど、その効果について興味深い記事がいくつも並んでいました。
自分自身も、今より5kgほど体重が重い時期がありましたが、走ることで、今の状態に戻しました。
夏は小麦色の水分摂取も増えそうですが(笑)、今後も体型維持のためにも、頑張って続けていきたいと思います。そして、いびがわの「フル対策」のためにも、今夏はいままでの夏以上に頑張りたいと思います!

2015.6.12 「つくろう!最高の思い出」ミッション その3

画像1 画像1
今日は、3つ目のミッションの回答の一端を紹介します。 
3つ目は、友だちの素敵な姿から学ぶ「いいこと見つけ」をテーマにした回答です。集団の温かさがよく伝わってきます。 

■3 こんな素敵な友だちの行動に出会いました!

・班長さん(部屋長さん)が、指示をしっかりだしてくれたり、時間を意識して行動できたりしたおかげで、ルールを守って、楽しく修学旅行を過ごすことができた。(多数)
・トイレに行ったときに、班のみんなが待っていてくれた。うれしかった。(多数)
・体調が少し悪かったとき、〇〇さんが心配してくれた。すぐに日陰に誘導してくれた。うれしかった。(体調不良者への気遣い多数)
・買い物をしているときに、友だちがずっと待っていてくれた。ありがとう。(多数)
・班別行動のときに、自分が代金を払っているときに、班の子が荷物を持ってくれ、遅くてもまっていてくれたのでうれしかった。
・ホテルでお腹が痛かったとき、「タオルを巻いときな」と言ってくれ、私の布団をみんなで協力して敷いてくれてうれしかった。
・友だちが迷子になった時、〇〇君が、私たちとは違う班なのに、探すのを手伝ってくれた。おかげで友だちが見つかった。ありがとう。
・奈良公園で、正倉院まで移動で、疲れて歩くペースが遅くなってしまったとき、〇〇君がペースをあわせてくれた。ありがとう。
・〇〇君が、ホテルのスリッパがバラバラになっていたとき、進んで整えていた。
・〇〇君が、いつも人に会ったときにあいさつをしていた。
・2日目の昼ご飯でカレーを食べていたとき、私が何の中で食べるのが一番おそかったけど、班のみんなが「焦らなくていいよ」「ゆっくり食べな」と言ってくれてうれしかった。
・班別行動中に、〇〇君がたくさん話しかけてくれて、すごくいい思い出になった。ありがとう。
・〇〇君がカメラ係として、しっかりとカメラの電池の残量を確認していて、確実に全員で写真がいくつかとれた。ありがとう。
・酔い止めのくすりを飲み忘れていたとき「〇〇!酔い止め飲んだ?」と聞いて、教えてくれた。
・〇〇君が、1日目のお昼ご飯のとき、割り箸の袋に「おいしかったです」と書いていたので、すごいと思った。
・バスで寝ていたとき、着いたときにおこしてくれた。ありがとう。
・班別行動で道に迷ったときに、班長の私に「〇〇ちゃんのせいじゃないよ」と言ってくれてうれしかった。
・時計をなくしたとき、〇〇さんが心配してくれ、一緒に探してくれてうれしかった。
・リュックから荷物を出すとき、友だちが「持ってあげるよ」と言って、持ってくれた。



たくさんの「優しさ」「かっこよさ」を見ることができ、とても嬉しく思いました。学校生活でも、そんな温かい集団でいられるよう、心がけていきましょう。

2015.6.11 数図ブロック

画像1 画像1
1年生の算数では「具体物」を使って、考える場面が多くあります。「リンゴが3個」「アメが5個」「男の子が7人」などなど、数の概念を具体物に置き換え、イメージしやすくします。
しかし、最終的には、これらを「数字」という抽象的な概念に結びつけなければなりません。「3」「5」「7」などです。

その「具体物」と「数字」を結びつけるのに「数図ブロック」(写真)があります。

1年生の算数では、「数図ブロック」を用いた授業を行います。
「リンゴ3個」を「数図ブロック3個」に、「男の子7人」を「数図ブロック7個」に置き換えて、数字に結びつける一歩手前の学習をするのです。
数図ブロックを「半具体物」とし、リンゴのような「具体物」から「半具体物」に置き換えます。そして、「半具体物」を「数字」に結びつけていくのです。

大人になった私たちは、小学校1年生の頃の算数をほとんど覚えていないと思いますが、誰もが、そのステップを踏んで算数の力をつけてきました。

ちなみに、ブロックは「丸いピンク」「四角い青」のシールで表裏が分けられています。
「カラー・バリアフリー」に対応し、「丸」と「四角」に対応するのと同時に、増えていくイメージの膨張色である暖色系の「ピンク(赤)」と、減っていくイメージの寒色系の「青」で色分けがしてあるのも特徴のひとつです。

「一ケタの数」が、直感的にイメージでき、加減法ができるようになることは、算数を学んでいく上での「土台」となります。

なお、1週間で4時間もある算数です。1年生の皆さん、算数、がんばりましょうね!

2015.6.10 「つくろう!最高の思い出」ミッション その2

画像1 画像1
今日は、2つ目のミッションの回答を紹介します。 
2つ目は、大人の姿から学ぶ「キャリア教育」をテーマにした回答です。大人の振る舞いをしっかり見ているところに感心しました。

■2 こんな素敵な大人の行動に出会いました!

・道に迷ったときに、尋ねたら、丁寧に教えてくれて、とても助かった。(多数)
・写真を撮ってもらおうとお願いすると、快く撮ってくれた。(多数)
・ガイドさんの話が、とても分かりやすく、くわしくて、勉強になった。(多数)
・おみやげ屋さんの人が、一人一人に「おおきに」と丁寧に対応していて、さすがと思った。(多数)
・迷っていると、商品のいいところやオススメを教えてくれた。一つ一つの商品をよく分かっているんだなと思った。(多数)
・見学からバスに戻ってくると、ガイドさんが、「おかえりなさい」と言ってくれて、気持ちよかった。
・ガイドさんは、僕らが見る視線で説明してくれてさすがと思った。
・ガイドさんは、何も見ないで分かりやすく「ノー原稿」で説明していた。
・バスの中のテンションが低いときに、ガイドさんが明るく接してくれて、気を悪くしてないなんてさすがと思った。
・「316円しかない」と言ったら、すぐに300円のオススメをくわしく紹介してくれた。
・おみやげ屋さんで、お金を出すときに「急がなくていいよ」と言ってくれた。たくさんお客さんがいるのに待っていてくれた。
・いつも笑顔で迎え、対応してくれた店員さんがいた。
・おみやげ屋さんで「袋は何枚要りますか」と聞いてくれ、丁寧に入れてくれた。
・おみやげ屋さんの人が、一度に3人ぐらいの接客をしていてプロだなと思った。
・キーホルダーのお店の店員さんが、一人一人丁寧に名前を彫ってくれてとても優しいと思った。
・おみやげ屋さんのおばさんが、外国人のお客さんに英語で対応していてさすがだなと思った。
・近くの人が「ここは違うよ」と教えてくれた。
・外国人に写真を撮ってほしいとたのんだとき、笑顔で「いいよ」と言ってくれたのでうれしかった。
・サンショウさん(カメラマン)が「自分が笑顔で写真を撮らないと、みんなも笑顔にならないよ」と言っていて、さすがプロだと思った。
・清水寺で、鉄棒を持ち上げようと待っていたら、中学生が譲ってくれた。
・京都タワーの展望台で遠くを見ようとしていたら「ここいいよ」と言って、望遠鏡の場所を譲ってくれた。
・京都タワーでエレベーターに乗る時に、大人が譲ってくれた。
・ホテルの人が、私の薬をみて、何も言わずに水を出してくれた。
・ホテルで、トイレに行きたくなったとき、一緒にそこまでついていってくれた。
・1日目の昼食で「ご飯のおかわりどうですか」と優しく聞いてくれて、さすがだなと思った。



働く人のプロ意識や、大人の人の優しさを様々な場面で、肌で感じたようです。
そんな大人になれるよう、これからも、小学校で、土台作りをしっかりできるといいですね!

ABCを大切に

画像1 画像1
朝の登校のワンシーン。
横断歩道は、青信号の間に、素早く渡るよう班長が指示を出します。
そして、渡り終えたら、止まってくれていた自動車に「ありがとうございました!」と一礼。
「当たり前」のことですが、それが、安全の第一歩です。

2015.6.9 「つくろう!最高の思い出」ミッション その1

画像1 画像1
今回の修学旅行では、みんなで「最高の思い出」をつくるために、3つのミッションを与えました。今日は、その1つ目のミッションの回答を紹介します。

■1 こんな「ABCを大切に」した行動をしました!
・バスを乗るとき、運転手さんやガイドさんに「お願いします」、降りるとき「ありがとうございました」が必ず言えた。(多数)
・大きな声であいさつできた。(多数)
・ホテルのスリッパの整頓がしっかりできた。(多数)
・時間を意識して5分前行動ができた。(多数)
・ガイドさんの話をしっかり聞けた。(多数)
・1日目の昼食時に、下駄箱に入れる靴をそろえた。(多数)
・三十三間堂で、下駄箱に入れる靴を整えた。
・整理整頓できていないところをきちんと元通りきれいに並べたりした。
・ホテルの部屋の中で荷物などの整理整頓に心がけた。
・お風呂の桶と椅子の整理整頓をした。
・布団の整理整頓ができた。
・道であった人にも、あいさつができた。
・お店の人にあいさつができた。
・お店の人に「ありがとうございます」と言えた。
・ホテルで心を込めてお礼のあいさつができた。
・ホテルを出発するときに、ホテルの人に「ありがとうございました」が言えた。
・道を教えてくださった人にお礼をしっかり言えた。
・人に迷惑をかけることがなかった。
・ホテルの中で移動するときは「無言(音)移動」を意識した。
・部屋でのマナーがしっかり守れた。
・列を乱さず、歩けた。
・お寺のしゃべっていけないところでは、静かにすることができた。



校内で意識している行動が、校外でも自然にできていて、うれしく思いました。
やはり、「整理整頓」「あいさつ」「時間」はしっかり意識しているようですね。
中でも、清水寺付近での班行動で、道行く観光客などに元気にあいさつしているグループには驚きました。笑顔で「こんにちは」と返してくれる方もみえて、よかったですね。
これからも、最高学年として、引き続き校内で「ABC」のお手本をお願いしますね!

2015.6.8 ナショナルジオグラフィック展

画像1 画像1
今日は、テレピアホールで行われている「ナショナルジオグラフィック展」に行ってきました。

「ナショナルジオグラフィック」と言えば、1888年の創刊の月刊誌。世界36カ国語で発行されており、180か国以上で850万人が定期購読しているという、「黄色い枠」がトレードマークの雑誌です。
誌面は、生物、自然、文化、歴史、宇宙・・・様々なものを、最高の写真家が撮影した、「1万枚のうちの1〜2枚」という確率で厳選した写真が並び、見る者に強烈な印象を与えます。
ちなみに、日本語版は、英語以外の初の外国版として、他言語に先駆けて1995年に発行されたということで、なんだかうれしいですね。

本展覧会は、「1100万点」(!)に及ぶ膨大なコレクションの中から選ばれた、約200点の写真を展示しています。
どれも、唸りそうな決定的な瞬間や、迫力のあるもの、美しいものばかりです。

また、約10枚の写真をピックアップして、その決定的な瞬間や素晴らしい写真を撮影した秘話も、写真家が語るという構成の動画で知ることができます。

代休日の学校も多いようで、小学生の姿も見ましたが、親子で指をさしながら語り合う姿がなんともほほえましいものでした。

ここでは、その写真の素晴らしさをお伝えできないのが残念ですが、以下の関連サイトから、その一端を知ることができます。

期間は、5月15日から開催されていますが、7月12日(日)までとなっています。
興味があるご家族は、ぜひ、出かけられてはいかがでしょうか。
(「ナショジオ」公式ページから「割引券」をゲットできますよ)

日本版創刊20周年記念ナショナルジオグラフィック展
ナショナルジオグラフィック公式ページ

(※写真は、会場にあったリーフレットです)

2015.6.7 奇跡のひと

画像1 画像1
今日は、映画「奇跡のひと マリーとマルグリット」を見てきました。
「19世紀末、フランスに実在した“もうひとつ”のヘレン・ケラー物語」というキャッチフレーズの映画は、「見えない、聞こえない、話せない」という三つの重複する障がいをもった主人公「マリー」と、教育係の修道女「マルグリット」の二人の物語です。
公式ホームページの「イントロダクション」には、以下のように紹介がされています(本文引用)



聴覚障がいの少女たちが暮らす修道院に、目も耳も不自由な少女マリーがやってきた。教育を一切受けずに育ったマリーは野生動物のように獰猛で誰にも心を開かない。不治の病を抱え余命いくばくもない修道女マルグリットは、残された人生をかけてマリーに"世界"を与えるべく教育係となる。困難の末ついにマリーが言葉を知る日がやってくるが、二人の別れの時間は目前に迫っていた――。母のように惜しみなく愛を注ぎ、知識を分かち、命をつなぐ―。迫りくる死の気配を感じながらマルグリットがマリーに与えたのは「喪う悲しみ」より多くの「生きる喜び」だった。19世紀末、フランスポアティエ地方に実在したふたりの女性による感動のトゥルー・ストーリー。



「見えない、聞こえない、話せない」という三つの重複障がいと言えば、「ヘレン・ケラー」が有名ですが、ヘレン・ケラーの教育係だったサリヴァン先生とは、ヘレンが7歳の頃であり、以降50年に渡るつきあいがありました。しかし、本映画の教育係のマルグリットは、マリーが14歳の時に出会っており、それまで教育を一切受けず「まるで野生児」だったというのですから、その指導は大変だったと思います。映画では、その壮絶な二人のやりとりが丁寧に描写されていました。

また、驚いたのは、主人公のマリー役を務めた女優アリアーナ・リヴォワールは、本当に耳が不自由で、フランスの国立聾学校に通い、大学入学資格を取得した努力家だということ。困難なことを克服する姿勢に、自分の気持ちも引き締まるようでした。

そして、そんなアリアーナは、今回の上映で来日したときに、「普段は字幕がついているDVDを見ることが多いが、欲求不満になることがある」と明かし、「環境音も字幕で表現してほしい。情報がいっぱいほしい」と言っていたとのこと。耳が不自由な方が、日頃から、どれだけ不自由を強いられているか、ということを改めて知ることができました。

なお、今日の映画館には、手話を使われている方が観賞されていたり、受付で筆談をされている方がいたりしました。また、本映画は「視覚障がい」の方のために、劇場によっては、音声ガイダンスつきのバリアフリー上映がされるとのこと。
世の中が、環境的にも、文化的にもバリアフリー化が進むといいなと感じながら、劇場を後にしたのでした。

(※写真は、公式ホームページから引用しました)

2014.6.6 あきらめない心で

画像1 画像1
今日は、ピアニストの佐藤香織さんをお招きして、「あきらめない心で」という演題で、家庭教育講演会のご講演をいただきました。

佐藤香織さんは、小学5年生の時、幸いにも一命は取りとめたのですが、記憶喪失や記憶障害が残る、大きな交通事故に遭ってしまいました。
文字もわからない、計算もできない…。しかし、幼い頃から習っていたピアノ演奏だけはできたのだそうです。
そんな状況の中、リハビリテーションを重ね、県立高校の音楽科の進学を果たすと、さらに県立の芸術大学に進学されました。
しかし、記憶障害は、楽譜を暗譜することも困難にさせていたのです。それでも、人の何倍もの練習を重ね、見事、大阪国際音楽コンクールで、ファイナリストとして演奏することができたのです。

本日の講演は、ご自身を取り上げられたドキュメント番組の一部を拝見し、続いてご講演をいただくとともに、最後はピアノの生演奏もご披露いただくという構成でした。

講演の中には、演題の「あきらめない心で」にまつわる、いくつかのキーワードがありました。
・弱音を吐かない
・新しい環境でがんばる
・生涯を感じさせないよう、何倍も努力する
・人の5倍努力すればできるのならがんばろう
・結果が出るまでがんばることが大切

など、ご自身の経験から語られる言葉は、よく聴く言葉ではあるのかもしれませんが、どれも、より説得力のあるものばかりでした。
そして、どんな逆境もポジティブな思考に変えてしまうところは、感服するばかりでした。

また、家族の深い愛情を受けながら、今日に至ったという言葉からは、子どもに全力で愛情を注ぐことの大切さを、改めて感じさせられました。

最後は、クラシックを3曲、そして個人的なリクエストを叶えていただく形で恐縮でしたが、ジャズを2曲、演奏いただきました。特にラストの「I Got Rhythm」は、会場が手拍子で一体となる楽しいひとときとなりました。

命を大切にする、感謝して日々を過ごす、親が子に深い愛情を注ぐ…。数々のメッセージが込められた、大変有意義な時間となりました。佐藤先生、ありがとうございました。

2014.6.5 思考を深めさせる

画像1 画像1
何事も、自分の意志で動く方が楽しく、物事の吸収率も変わってくるものです。つまり、「『受動的』より『能動的』な方がよい」ということです。

授業も同じで、教師の一方的な話では、興味のない場面になると、おそらく思考は、さほど働かなかったり、止まったりすると思います。

1問1答式の展開であったり、理解している子だけを中心に展開する授業であったりしていては、子ども達もおもしろくないでしょうし、何しろ思考が深まりません。

そこで、子どもの発言に対して「そうだね」として終わるのではなく、「本当に?」「どうして?」「もう少し詳しく教えて」「でも、もし○○だったら?」などと、「ゆさぶり」をかけると、子ども達の目が輝き出します。

「本当に?」「どうして?」「でも、もし○○だったら?」と教師が切り返せば、その理由を言いたい子はうずうずしてきて、理由を言う級友の発言にじっくり耳を傾けます。そして、補足が必要であろうものなら「つけたします」「別の考えで…」と、子ども達が、盛り上がってきます。
「もう少し詳しく教えて」と切り返せば、思考が浅いと説明できないため、再度熟考を重ねることになるか、自分の考えをきちんと整理して説明し直すため、考えがまとまることになります。

写真は、担任が「本当かなぁ〜」とひと言発した瞬間の子ども達の様子です。写真手前にように、隣の子と自分の考えを言い合ったり、教科書を読み直したりする子が見られます。

本校では、思考を深めさせるために、授業の中では「教師の出場(でば)」という場面を設定しています。「ゆさぶり」の切り返しをしたり、新しい資料を提示したりすることで、子ども達の考えを文字通り揺さぶったり、思考を高めさせたりするのです。

教師間で、授業研究を行ったり、指導案の検討を行うと「あの(この)出場は、子ども達の思考を高めるのに有効だったか(有効だろうか)」という議論がなされるのです。

ぜひ、家庭でも親子の会話で「本当、もう少し詳しく聞かせて」「どうしてそうなったの」と、時には切り返していただけると、思考を深める回路にスイッチが入りやすい脳になると思います。お試しください。

2015.6.4 歯と口の健康週間

画像1 画像1
今日から10日までは、「歯と口の健康週間」です。
1928年(昭和3年)に、日本歯科医師会が、「6(む)4(し)」にちなんで6月4日に「虫歯予防デー」を実施したことから、途中、ネーミングを変えながら、現在に至っており、「歯と口の健康週間」になったのは、平成25年からです。

この時期になると、全国各地で、歯科疾患の予防や、歯の寿命を延ばすことを目的とした様々な啓発イベントが開催されます。

今日から始まった、給食の「よく噛む献立」の登場も、そういった週間を意識した取り組みの一つです。

ちなみに、関連する記事が掲載されている「日本歯科医師会」のホームページを見ると、歯の健康を促進するための知識や動画が盛りだくさんで、とても充実していることが分かります。
以下のようなリンクページがあり、どれも興味深く見ることができます。

 ・歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020
 ・あなたにピッタリな歯のみがき方
 ・歯とお口の情報番組 日歯8020テレビ(動画集)
 ・よ防さん(アニメやゲームなど)


また、各情報誌がダウンロードできたり、シンポジウムの講演なども視聴したりすることができます。

年々、児童一人当たりの虫歯の本数は減っているということで、大変、いいことです。しかし、ファストフードや、柔らかい食べ物が増えてきた関係で、歯周病等の疾患の数が少し増えているのだそうです。虫歯が減っても、その土台を痛めてしまっては、歯を痛めるのと同じか、それ以上のダメージを与えることにもなりかねません。
古北っ子が、歯と歯茎の健康をしっかり維持するためにも、これらのホームページ(以下)は勉強になります。保護者の皆さん、ご覧になってはいかがでしょうか。

日本歯科医師会
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
  <欠席連絡フォーム>
古北小創立150周年記念事業実行委員会
古北小創立150周年記念HP
古北小創立150周年記念式典
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

古北だより「輝け笑顔」

お知らせ

全校

献立表

江南市立古知野北小学校
〒483-8025
江南市和田町宮145
TEL:0587-56-2274
FAX:0587-56-2924