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2015.4.11 教科書のユニバーサルデザイン「ユニバーサルデザイン」とは、一般的には、「文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう」(wikipediaより)ということで、誰もが暮らしやすい世の中にするための設計(デザイン)を指します。 よって、教科書の「ユニバーサルデザイン」についても、誰もが使いやすいような作りを目指して作られたものです。その主な点が以下の通りです。 ・カラーバリアフリー(カラーユニバーサルデザイン) ・ユニバーサルデザインフォント(書体)の使用 ・文節改行 今までは、色覚特性の人が、読み取りづらい図を読み取らなければならなかったり、フォント(書体)の細線・太線に差がありすぎて誤読をしたりということがあり、それらを防ぐための工夫がされたのです。 また、「文節改行」は、細かな工夫で、一文を短くしたり、単語や文節が途中で改行されることがないようにしたりしながら文章を構成することで、分かりやすい文章になっています。 これらの工夫で、特別に支援が必要である児童・生徒が授業を受けやすくなります。 特に、以下のサイトには、上記の詳細と、各教科の工夫された点が説明されています。保護者の皆さんがこれらの説明を読むと、その昔、使用してきた教科書と差があることに気付き、「なるほど」と納得されるのではないでしょうか。ぜひ、実際のお子様の教科書も手にとって、一度、ご覧ください。 ■東京書籍 ユニバーサルデザインへの取り組み 2015.4.10 教科書の日教科書の裏表紙を見ると、写真のように「税金によって、無償で支給されています」の文字があります。 昭和37年に法律が制定され、昭和38年度に、小学校第1学年について実施されると、以後、学年進行方式によって毎年拡大され、昭和44年度に小・中学校の全学年に無償給与が完成し、現在に至っています。それまでは、お金を払って購入していたのです。 しかし、教科書を作成するには、用紙代や印刷・製本代など、実際にはお金がかかるものであり、「タダ」で作っていては、印刷会社や教科書会社は成り立っていけません。よって、政府がその費用を支払うのですが、平成26年度の政府予算には、「義務教育教科書購入費等」として、「約413億円」(!)が計上されています。 写真の文中にもあるように、「これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ」と書かれています。そんな教科書を手にしたら、がんばって学習しなければなりませんね。 ちなみに、教科書無償給与の対象となるのは、国・公・私立の「義務教育諸学校」の全児童生徒であり、その使用する全教科の教科書です。高校生以上は、教科書を、お金を払って購入しなければなりません。 世界を見てみると、先進諸国においてはもちろんのこと、その他の国々においても無償制とする国々が大半を占めています。しかし、なんかには、「貸与制」を採る国もあります。一冊の教科書が代々に渡って使い続けられる、というものです。そういう意味では、日本はありがたい限りですね。 以下のサイトでは、教科書について様々な情報を得ることができます↓ ■教科書を知ろう 外遊び大好き古北っ子!曇ってはいるものの、まだ降られていない、2時間目と3時間目の間の長放課(20分)の運動場は、元気な古北っ子で賑わっていました。 担任の先生も、一緒になって遊ぶ場面も見られ、子ども達はみな楽しそう! この元気の良さが、本校が体力面でも優れた結果を残している要因の一つかもしれません。これからも、天気がいい日は、ぜひ運動場へ! ABCを大切に5年生の国語の授業の様子を見ると、しっかりした姿勢で、教科書を読む姿が見られました。 これも、授業の「ABC」。いいね! ABCを大切に 〜キラキラ古北〜「ABCを大切にすること」そのものが、「ABC」になっているようです。 うれしいことです。いいね! ABCを大切に 〜キラキラ古北〜今年度から、配置が変わり、中でも5−3は男女で下駄箱や傘立ての位置が分かれるという、変則的な配置に。 しかし、写真の「○」のように、2クラスが1列ずつ向きを揃え、きちんと配置に見合った「ABC」が・・・。 自分たちで考えて行動したのかな?だとしたら、さすがです。いいね! ABCを大切にご覧の通り、上履きは、整然と並んでいます。 こうして、「黄金の一週間」の指導が反映され、1年生も一つずつ「ABC」を身に付けていきます。先生方の指導に感謝です。 2015.4.9 黄金の一週間学校は、この4月に新しい学年がスタートし、どの児童もやる気に満ちあふれています。とは言っても、新しい学級は、当然、これまでの学級が解体され、リセットされた状態であり、学級担任は、「0」から学級を作っていかなければなりません。 そこで、大切なのが、「開始から一週間」という時間です。この一週間で、様々な規律を作り、システムを作り上げられるかどうかで、今後の一年間が大きく変わってくるのです。よって、この重要な期間を「黄金の一週間」と言います。 各学級では、朝から「すること」や「こうしてほしい」という規律が黒板に書かれていたり、担任が子ども達を連れて校内を回って、一つ一つルールを確認したりしていきます。 子ども達は、誰もが過ごしやすい学校生活を望んでいます。よって、少し考えれば「当たり前」であるようなことは、浸透しやすく、多くのことがきちんとできるように確立されていきます。学級担任がもつ、いい意味での「こだわり」が、どれだけあるかで、規律正しい集団になっていきます。 そして、この一週間でできたことを、一ヶ月間徹底していきます。すると、システムが確立し、その後は、子ども達だけで動くことができるほどになっていきます。 逆に言えば、そんな集団作りにエネルギーを注ぐ学級担任は、休む間がないほどです。しかし、「手をかければ、後で手がかからなくなる。手をかけなければ、後から手がかかる」ことを知っているので、徹底した指導をしていきます。 写真は、朝、下駄箱や体育館シューズを保管する靴箱の前で指導する場面と、今日から本格的に始まる掃除の仕方を指導する場面です。 一年のスタートは、こうして始まっていきます。 ABCを大切に 〜キラキラ古北〜正直なところ、旧3・4年生は、旧5・6年生ほど徹底した「黙掃」には至っていませんでした。しかし、学年が変わると、その自覚の変容はすばらしく、4年生以上は、まさに「キラキラ古北」を実践するべく、黙々と動いていました。 4・5年生に「さすがだね!」と声をかけると「にんまり」とした笑顔が・・・。 これからも「進化」するための「キラキラ古北」で、頑張っていきましょう! ABCを大切に 〜キラキラ古北〜2年生以上の学級では、今年度も「ABC」を意識した環境が見られます。 特に、1学期は、さらに進化するための合言葉「キラキラ古北」を掲げています。 校内環境を整え、キラキラした学校にしていきます。 黒板メッセージ写真のようなメッセージを見ると、1日がワクワクしてきますね。 「今日も1日、がんばるぞ!」 2015.4.8 アクセス数の変化に思う今年度の、その間の本校HPアクセス数を見てみると、図のように、驚くような数値が続いています。以下(※参考)のように、週末や入学式・始業式の日にちがずれているので、一概に比較はできませんが、毎日、概ね、昨年度の約2倍前後のアクセス数をいただいており、7日(火)までの平均アクセス数が「634件」となっています。 確かに、学校ホームページに対する関心は、年々高くなっており、多くの学校で、一昨年度より昨年度、昨年度より今年度という形で、平均アクセス数も増えています。しかし、本校の伸び率は、目を見張るほどです。 これは、多くの「関心」及び「期待」が、値となったものと感じています。ちなみに、児童数が494名で、世帯数が約370件ですから、その数を上回ることになり、その値がどれだけすごい値であるかが分かります。よって、児童・保護者のみならず、地域、あるいは同業者(教委・学校)も多くの関心を寄せていただけていると思います。 この結果を受けて、打合せの場で、本校の先生方には、「多くの人に注目されていますが、自信をもって取り組みましょう。そして、また発信をし、さらに学校を理解してもらいましょう。プレッシャーにするのではなく、ポジティブにとらえましょう」という旨の話をしました。 「見られるときれいになる」の法則(?)があります。見られることにより、さらに学校をよりよくし、職員も進化したいと思います。先生方も、古北っ子同様に「古北進化計画」を実行していきます。これからの本校にご期待ください! ※参考 H25…4/6(土)、4/7(日)、4/8(月)入学式、4/9(火)始業式 H26…4/5(土)、4/6(日)、4/7(月)入学式、4/8(火)始業式 H27…4/4(土)、4/5(日)、4/6(月)入学式、4/7(火)始業式 ABCを大切にふと見ると、水筒がきれいに整頓されて並んでいます。 もちろん、ひもは、外に出たり、他の水筒のひもと絡んだりしないように、1本ずつきちんとまとめられています。 今年度も、ABCが意識されたスタートになっていますね。いいぞ! 2015.4.7 1学期始業式式辞どの学年もしっかりした態度で臨むことができましたが、特に、4〜6年生の高学年の姿は立派でした。高学年の自覚がしっかり伝わってきました。 ぜひ、これからも、どの学年も、昨年度より成長した姿をこれからも見せてほしいと思います。 また、担任発表では、どの先生に対しても同じように温かな拍手がおくられ、和やかな雰囲気で進行しました。 始業式式辞は以下の「詳細はこちらをクリック!」に掲載いたします。 1学期も、新たな合言葉で、学校づくりをしていきたいと思います。 式辞内では、その理由について触れています。 クリックいただき、ご覧ください。 2015.4.6 入学式式辞式辞や、6年生代表の歓迎の言葉内にある「入学おめでとうございます」の声かけに、「ありがとうございます」と返事ができ、「1年生の皆さんも負けないように元気な挨拶を…」というと、とても元気な挨拶を聴くことができるなど、しっかりした1年生に感心しました。 そして、2〜6年生の元気な挨拶や、さわやかな歌声は、1学年ずつ進級した自覚が漂うようで、これもまた、うれしいことでした。 「昨年より今年」というように、どの学年の古北っ子も、確実に成長し、さらによりよい古北小になっていくであろう、という感触を得ることができました。 これからの古北っ子の成長が楽しみです。 入学式式辞は以下の「詳細はこちらをクリック!」に掲載いたします。 クリックいただき、ご覧ください。 2015.4.5 思いを届ける学校ホームページこれは、小牧中学校前校長の玉置崇先生、木曽川中学校前校長の平林哲也先生(お二人とも今春にご退職)、小牧中学校前PTA会長斎藤早苗さん、WEBデザイナー堀田敦士さんが共著となって書かれたもので、学校ホームページ(以下HP)をどのように活用するとよいのか、なぜ有効なツールなのか、保護者はどんな記事を望んでいるのか、など、分かりやすく、説いてくれているものです。 学校HPが注目されるようになったのが、ちょうど10年程前で、当時、教育行政に籍を置いていた私は、「学校現場に復帰したら必ず活用しよう」と思い、復帰してから7年間、今日まで積極的に活用してきました。その間、よく見ていたHPが、玉置先生の前任校の光ヶ丘中学校であり、平林先生の前任校の黒田小学校でした。随分と勉強をさせていただき、今の自分があります。 印象的なのは、章見出しにある、玉置先生の「学校ホームページは切り札」という言葉と、平林先生の「発信なければ受信なし」という言葉です。私自身、この言葉を心がけ、HP作りを心がけています。おかげで、学校評価の値に変化が見られたり、HPの話題をあちらこちらで聞くようになったりし、両先生の言葉通り、学校が変化しているのを肌で感じています。 また、拙い文章ではありますが、「校長室から」というカテゴリも、昨年入学式から毎日続け、様々な角度から話題を提供してきました。毎日続けることは簡単なことではありませんが、保護者から「子育ての参考になっています」と言われたり、他校の先生方から「記事を引用しました」「学活で使わせていただきました」と言われたりするようになり、何とか、今日まで続けることができています。 本書を読むと、本校がHPを通してねらいとしていることや、その方法などに大きな違いはなく、安心をしました。これからも、地域に誇れる学校づくりをめざすための有効なツールの一つとして、まさに「思いを届ける」ものとして、全校体制でHPを作成してまいります。引き続きご覧いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。 2015.4.4 ロイヤル・アカデミー展「ロイヤル・アカデミー」とは、イギリスにある芸術家を育成する最高レベルの教育機関である「ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ」という国立芸術学校のことであり、1768年の創立以来、多くの芸術家を輩出してきた学校です。 今回の展覧会は、そのロイヤル・アカデミーのコレクションから、18〜19世紀のイギリスを代表する画家の作品が並ぶ、貴重なものとなっています。特に、「ディプロマ・ワーク」と呼ばれる、会員にしか与えられない「RA」(Royal Academyの頭文字)の印を付ける資格を得た作品が並ぶことから、その質の高さは素晴らしいものがあります。 また、写実的な数々の絵は、その繊細さと美しさに驚くのはもちろんのことですが、一つ一つの作品に解説も書かれ、当時の風景や生活などを想像させるに十分であり、その当時のヨーロッパの文化も知ることができ、興味深いものでした。 ちなみに、写真上の今回の展覧会のポスターにもなっている「ベラスケスの想い出」という作品は、史上最年少の11歳でスクールに入学した、ジョン・エヴァレット・ミレイの作品です。ミレイが、パリのルーブル美術館を訪れた折、ベラスケスが描いた有名なマルガリータ王女の肖像を見て影響を受け、この作品を描いたと言われているものです。 このような、美しい絵がいくつも並んでいるのです。 また、写真下は、「ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ」の建物の中庭で、中央には、初代校長のサー・ジョシュア・レイノルズの銅像があります。今回の展覧会の会場入り口に大きく引き延ばした撮影自由の写真があったため、撮ってきました。 感心したのは、小学生高学年くらいの男の子が音声ガイドを身につけ、一つ一つの絵をじっくりと見つめ、時には絵に近づき、何かを分析するかのように覗き込んでいたのを見たこと。感性は、こうして育まれていくのか、とただ感心するばかりでした。 ロイヤル・アカデミー出身の作家の個人展はこれまでも開催されてきましたが、今回のように、約100点にものぼる、様々な作家の作品が並んでいるのは貴重な機会であるとのこと。 心が和み、落ち着く、春のひとときとなりました。 以下から、その作品の一部やみどころを知ることができます↓ ■インターネットミュージアム 華麗なる英国美術の殿堂ロイヤル・アカデミー展 ■中日新聞 イベント情報 華麗なる英国美術の殿堂ロイヤル・アカデミー展 2015.4.3 明日は皆既月食しかし、今回の皆既月食は、前回の「1時間」に対して、わずか「12分」のみ。しかも、天気予報は曇り。雨が降らなければ、雲の切れ間からわずかな瞬間、皆既月食が見られるかも・・・、というスリリング(?)なものになりそうです。 ご存じの通り、月が太陽の反対側に位置し、地球の影が月に入るのが月食です。今回は、「皆既」ということで、月全体が地球の影に覆われます。 今回は、以下のような時間に、それぞれの現象を見ることができます。 19:14 欠け始め 20:54 皆既月食始まり 21:00 食の最大 21:06 皆既月食終わり 22:45 欠け終わり です。 19:14に、「東南東」に位置する満月を見つけたら、月食がスタートです。 皆既月食の時間は、21:00前後のわずか12分間。南東の位置で見ることができます。 ちなみに、次回の「皆既月食」は、約3年後の「2018年1月31日」。皆既月食の時間は、「1時間」ではありますが、非常に寒い真冬の時期です。となると、今回は絶好の皆既月食日和になります。しかも、夜桜と共に見ることができる今回の皆既月食は、天気さえよければ、とても神秘的なものになりそうなのですが・・・。雲が切れることを願うばかりです。 古北っ子の皆さんも、ぜひ、親子で見てみてください! ※以下のサイトをご覧になると、今回の皆既月食の詳細が分かります↓ ■AstroArts【特集】2015年4月4日皆既月食 ABCを大切にその掃除の間は、もちろん「黙掃」。 朝の教室では、にぎやかにしていた新6年生ですが、掃除に入ると、スイッチが切り替わり、黙々と清掃をします。 着任された先生方がその様子を見て「すごいですね・・・」と絶句。 それくらい、徹底している子ども達です。 「ABC」の一つである「黙掃」。今年度もしっかり意識しながら、取り組んでいきましょう! ABCを大切に今年度も「ABCを大切に」していこう! |
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