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2015.10.16 青山学院大学駅伝部心得3箇条優勝を果たしたのは、ご存じの方も多いと思いますが、正月に行われた、今年の「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」で、往路・復路で1位となり、総合優勝を果たした青山学院大学です。 しかも、今回の出雲駅伝では、2015年の箱根駅伝の往路5区で、日本中を釘付けにした、新たな「山の神」こと神野大地選手が、メンバーから外れていたにもかかわらず、です。 青山学院大学が着実に力をつけていることを全国に印象づけた結果でした。 さて、そんな青山学院大学駅伝部の活躍を支えているのが「原晋(はら すすむ)監督」。 「ワクワク大作戦」などの、印象的な「キャッチフレーズ」で、選手を鼓舞する指導法もご存じの方が多いことでしょう。 そんなキャッチフレーズとは逆に、選手たちにしっかりと染みこませる、以下のような「青山学院大学駅伝部心得3箇条」も設けています。 一、感動を人からもらうのではなく、感動を与えることのできる人間になろう。 一、今日のことは今日やろう。明日はまた明日やるべきことがある。 一、人間の能力に大きな差はない。あるとすれば、それは熱意の差だ。 そんな3箇条を選手がしっかり心得ているからこそ、今シーズンの「駅伝三冠」(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)に向けて、好スタートを切ることができたのでしょう。 ちなみに、明日17日(土)は、「箱根駅伝」出場をかけた10チームを決める「箱根駅伝2016予選会」が行われます。(※箱根駅伝の本大会には20チームが参加。但し、前年の10位以内がシード校として本大会出場が決定となるため、残りの10校を予選会にて選出する) さらに、11月1日(日)には、熱田神宮を出発し、伊勢神宮を目指す「全日本大学駅伝対校選手権大会」が行われます。 いよいよ、駅伝ファンにはたまらない、ワクワクする季節になってきました。 (※写真は、gooニュースより引用させていただきました) 2015.10.15 ベースボール型ボール運動小学校では、ソフトボールや、ティーボール、三角ベースなどの形で実施します。 現在、6年生では、「ティーボール用のやわらかいボール」を用いて、「グローブなし」「バット使用」という形でベースボール型のボール運動を実施しています。中学年で実施した「キックベース」「ハンドベース」から、少し発展した形になります。 男女混合のチームで行うため、技能に差がありますが、みんなが楽しく声をあげながら取り組んでいるのが印象的です。 というのも、特に、男子児童が女子児童に対して、具体的にアドバイスをしたり、プレーに対して「いいよ」「惜しい!」などの賞賛の声かけがしっかりできていたりするところに、そんな要因があるでしょう。 また、ピッチャーは下手投げで打ちやすいボールを投げ、誰もが打ち返す楽しさを味わえるようにします。ベースボール型の運動を実際に経験することが少ない女子児童にとって、楽しさを味わえる瞬間です。 しかし、そんな形をとりながらも、チームスポーツの特性を生かしたプレーをしなければなりません。アウトをとるためには、どこへボールを投げるのか。そんな確認をすることで、コミュニケーションが生まれ、具体的なベースボール型の運動特性を学びながらプレーは進められます。 このような形で触れることにより、球技に対する理解が深まり、楽しさが増していきます。 2020年の東京オリンピックには「野球・ソフトボール」が加えられそうです。ベースボール型の球技に理解が深まれば、楽しく観戦・応援できますね。 2015.10.14 遠足の位置づけところで、「遠足」を実施するにも、根拠があります。 文部科学省が作成している「特別活動」の学習指導要領に、以下のように明記されています。 〔学校行事〕(4)遠足・集団宿泊行事 自然の中での集団宿泊活動などの平素と異なる生活環境にあって,見聞を広め,自然や文化などに親しむとともに,人間関係などの集団生活の在り方や公衆道徳などについての望ましい体験を積むことができるような活動を行うこと。 よって、学年ごとに以下のような「ねらい」を設定しています。 ■1年生【愛・地球博記念公園】 ・インタープリターの方と一緒に森を歩き、秋の様子を観察する。 ・遊び工房で、秋のみを使って工作に取り組む。 ■2年生【岐阜県博物館・百年公園】 ・「博物館探検」を通して生き物について学ぶ。 ・公園での遊びを通して、自然に親しみ、友達と仲良く遊ぶ。 ■3年生【アクア・トトぎふ】 ・施設の見学で、環境への理解を深める。 ・施設の学習プログラムの参加を通して、水族館で働く人々の様子を学習する。 ■4年生【犬山城・犬山城下町】 ・犬山城下町の歴史的建造物を見学し、犬山の街づくりについて理解を深める。 ■5年生【トヨタ自動車高岡工場・トヨタ会館】 ・社会科の「工業」の学習に合わせた工場見学ツアーに参加し、自動車の組立ラインの見学を通して、学習したことを確かめる。 ■6年生【美濃和紙の里会館・昭和村】 ・卒業証書の作成を目的として紙漉の体験学習をする。 ・昭和の人々の暮らしを学習する。 となっています。「見聞を広げること」「自然や文化などに親しむこと」が盛り込まれているのが分かるかと思います。そして、どの学年も「人間関係などの集団生活の在り方や公衆道徳などについて」の体験が積めるよう、以上のねらいの他に「集団行動の約束や、見学マナーを体得する」などのねらいが加えられています。 明日は、2・4年生が、そして少し間をおいて28日に6年生が、さらに遠足に出かけます。引き続き、充実した1日になることを願っています。 2015.10.13 認証式講話−−−−−−−−−−−−−−−−− 現在、世界では、ラグビーワールドカップに多くの注目が集まっています。 そんな大会で、日本代表のチームは、惜しくも決勝トーナメントに進むことはできませんでしたが、世界の国々がその強さを認めるほどの、すばらしい戦いを見せてくれました。 さて、ラグビーは、1チーム何人の選手が出場する競技か知っていますか?(分からない様子) 野球は何人でしょう。(多くの児童から「9人!」の声) では、サッカーは?(多くの児童から「11人!」の声) では、バレーボールは?(少し声も減るも「6人!」の声) では、バスケットボールは?(さらに声は減るも「5人!」の声) では、もう一度聴きます。ラグビーは?(わずかに「15人」の声があがる) 実は、「15人」です。今、みんなが答えてくれたどの競技より多い人数です。最も、人数の多い球技と言われています。 そんな人数の多い競技ですから、一つにまとまらないと、いい成果が得られません。 今回のワールドカップに出場した日本代表は、まさに、一つにまとまった成果だと思います。 しかし、やはり15人という人数は多いです。そこで、ラグビーは大きく分けて6つのポジションになるので、ポジションごとにリーダーがいて、そのリーダーがポジションをまとめます。日本代表は、それぞれのポジションが一つになり、さらにチームが一つになり、すばらしい力を発揮したのです。 今日は、議員・学級委員の皆さんに、認証状を手渡しました。 議員・学級委員の皆さんは、児童会や学級のリーダーです。ラグビーの日本代表のように、そんなリーダーが、それぞれの集団をまとめ、さらに古知野北小学校の495人が一つになると、もっともっとすばらしい学校になると思います。 今日は、すばらしい返事が聴かれ、皆さんの「がんばるぞ」というやる気が、十分に伝わってきました。 ぜひ、議員・学級委員の皆さんのリーダーシップを期待します。そして、それを支える児童の皆さんの頑張りを期待します。 2015.10.12 教師力アップセミナーこのセミナーは、年に7回ほど、全国から著名な現役教師や元教師に講師として来ていただいて行われるセミナーですが、個人的には、5月の行われた、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」にも取り上げられたことがある、菊池省三先生以来の参加。 本日の講師は、このセミナーのレギュラー講師(毎年必ず務めていただている)の、植草学園大学名誉教授・野口芳宏先生です。 人気講師のセミナーとあり、会場は満席でした。 野口先生といえば、国語を専門とされている、小学校の教師・校長を務められた先生です。講義は、常にユーモアやウィットにあふれ、笑いが絶えません。しかし、時には歯に衣着せぬような、数々の分かりやすい端的なフレーズは、「野口節」とも言われ、その言葉を漏らすまいと、「炸裂」した瞬間、多くの参加者のペンが走ります。 今日は、午前の2時間で、6年生の国語の教材である宮沢賢治の「やまなし」を用いた模擬授業を行い、午後の2時間で、会員の道徳の模擬授業で学び合い、野口先生による道徳の今後の方向性について語ってもらう構成でした。 特に、午前の国語の模擬授業は、過去、何回か野口先生のセミナーには参加していますが、今日も脳に汗をかきながらの参加です(笑)。 宮沢賢治の独特の世界観が広がる物語である「やまなし」。教師を悩ませる物語でありながら、なぜ40年間も教科書に掲載され続けるのか。模擬授業では、「文学は内容美と形成美によって成り立つ」というもと、物語を分かりやすく読み解いていきます。 野口先生が必ず実践する、会員に対して「〇か×か」「理由を書きなさい」という、考えをはっきりさせた上で互いの意見を聞きながらの進行は、日頃の授業で使えるテクニックです。「間違った読みを否定する」「鍛える」などの言葉にまとめられた、徹底した追究は、「その判断は妥当か、その根拠が大切」と常に深く思考させることを求めます。 2時間の模擬授業の最後には、「こんな話だから、これからも掲載され続けるだろう」という締めくくりに一同納得です。 本校からも参加職員がいた今日のセミナー。 古北っ子を「鍛える」ために、一つでも多くのことを取り入れていってくれることでしょう。 2015.10.11 30kmラン「すいとぴあ江南」を出発し、犬山城が見える「犬山緑地グランド」(写真上)まで行き、折り返して「すいとぴあ…」に戻ってくると、ちょうど10km。そこからさらに西へ行き、138タワーパークを超えて、「国道22号」(写真下)まで行くと10km+α。そこから「すいとぴあ…」まで戻ると、30km越えです。 「6分/Kmペース」で、会話をしながら走っていきます。気温は高くないものの、湿度が思ったより高く、汗もかくため、5kmごとに給水もとります。 そんな調子で、途中まで、実に快適に走れたのですが、25km手前で、痛恨の左膝痛が発生!今まで経験したことがない痛みに焦りました。結局、残り5kmは少し歩いては走り…というのを繰り返して、3時間を超えるタイムでフィニッシュ…。なんとか終えることができました。 レース当日の課題が残りました。もし、同じことが起きたら、まだ今日の距離に約10kmを加えないといけません。 シルバーウィーク中の20kmは、問題なく走れたのですが、練習不足による、筋力や関節の耐性が足りないように思いました。 最近の「心に留めておきたい言葉」の「努力を努力と思わないほどに、努力をすることが当たり前」(林修)、「努力なしに何かできることは、どうやらありえない」(糸井重里)などの言葉が身に染みます(涙)。 今シーズンの初レースまで1ヶ月を切りました。古北っ子のお父さん、お母さんの出場も聴いています。がんばりたいと思います! 2015.10.10 目の愛護デーそこで、一日の気になる目の使い方を振り返ってみると…。 朝起きるとリビングのテレビを見て、車に乗ればカーナビなどの液晶パネル、職場に着けばパソコンのディスプレイ。そして、タブレットPCにスマートフォン…。朝から夜までなんと、ディスプレイに触れる機会が多いことでしょう。 もともと視力が良かった私は、視力検査をすれば、いわゆる「2.0」。小中学生の頃は、指定されたラインより後方からも見えていたため、自称「2.3」と言っていたほどです(笑)。 しかし、働くようになり、コンピュータを使用するようになって、徐々に視力が衰えていったように思います。今では、免許証は「メガネなし」にはなっているものの、必ずメガネをかけて運転し、デスクワークでははずすものの、それ以外の生活はかけるようになっています。幸い、「老視」(いわゆる「老眼」)にはなっていませんが、視力に問題なく、視界が開けているということは、本当にありがたいことですね。 先の、「ディスプレイ漬け」は、多くの人が当てはまるようで、視力低下のみならず、最近では、「ドライアイ」の症状に悩まされる人が多いようです。眼球が乾きすぎると、キズがつきやすくなり、目の二次障害の恐れもあります。 そこで、調べてみると、パソコンを用いたデスクワークについて、労働衛生環境管理のためのガイドラインでは、「一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10分〜15分の作業休止時間を設け、かつ、一連続作業時間内において1回〜2回程度の小休止を設けること」を求めているとのこと。やはり、不可のかけ過ぎはよくないようです。 児童・生徒の視力も、年々、悪くなる傾向にあることが分かっています(参照:平成26年度学校保険統計調査確定値)。古北っ子には、なんとなくテレビを見たり、ゲームをしたりするのではなく、目を休ませることを適切に行い、視力低下やドライアイにならないような対応をしてほしいと思います。 2015.10.9 国語教科書の名作ごんはぐったりと目をつぶったまま、うなづきました」 フィナーレが印象的な新美南吉の名作「ごんぎつね」。ちょうど、4年生の国語は、この時期、教科書の「下」に入り、「ごんぎつね」を学習しています。 この「ごんぎつね」は、昭和31年に初めて国語の教科書に登場すると、7社が採用し、以来、ずっと掲載され続けている名作です。 小学校の国語の教科書には、こうした名作が掲載され続けているものがいくつもあります。 1年生ではロシア民話の「大きなカブ」、2年生ではレオ・レオニ作、谷川俊太郎訳の「スイミー」、3年生では斎藤隆介作の「モチモチの木」、5年生では椋鳩十作の「大造じいさんとガン」、6年生では宮沢賢治作の「やまなし」などです。 これらの物語は、自分なりの「読み」で物語を味わうことができます。したがって、感じたことの意見交流などをすると、感心するような発言に出会うこともしばしばあります。そんなおもしろさ、深さも、掲載され続ける理由の一つであるでしょう。 私たち大人も、今、これらの物語を読むと、「あれ、こんなに短かったかな」というほど、さらりと読め、またそれぞれに味わい深く読むことができます。 「読書の秋」には、少々物足りないかも知れませんが、お子様の教科書を手にとり、改めてこうした名作に触れるのもいいかもしれません。お子様との会話のきっかけにもなるかもしれませんね。 2015.10.8 サクラですか?朝礼が終了すると、職員から「サクラですか」「打ち合わせしてあったんですか」という、問いかけが(笑)。 「いや、してないよ」と答えると、驚いていました。 495人の古北っ子、全てから「求めていた回答」が引き出せたか、と言われると、そこは難しいかもしれません。しかし、日頃の学校の指導が、確実に身に付いていることを実感し、うれしく思いました。 朝礼が終わったあと、二人の元に行き、「さすが!」と握手をしたほどです。 しかし、その発言は、子どもの可能性や力は「考えている以上にすごいな」と思った発言でした。講話を読んでいただけると分かるのですが、「学校をよくするために、1秒でできること」の回答に、「あいさつと笑顔です」と答えたことです。「あいさつ」を言ってくれれば・・・と思っていたのですが、「笑顔」が加えられていました。これにはやられました。「あいさつ」で明るい校内になるとは思いますが、ひょっとしたら、「笑顔」があれば、もっと明るく、よい学校になるかもしれません。さすがです。 また、「3秒でできること」の回答に、「トイレのスリッパを直すなどの整理整頓です」と、具体例が添えられた回答にもやられました。「整理整頓」とだけ答えるより、イメージがしやすくなります。こちらの回答もさすがです。 今日は、就学時健診でした。校長からのあいさつの中で、ホームページのお知らせをしたので、ひょっとしたら、この記事をご覧になっている保護者の方もみえるかもしれません。こんな場面からも、本校の良さを感じ取っていただければ幸いです。 ABCを大切に & 全力児童授業研究は、外国語活動の授業のため、ときには大きな盛り上がりを見せ、隣の自習中のクラスにもその様子がしっかり伝わっています。 しかし、覗いてみると、誰も私語をするのでなく、黙々と自習をしています。そして、集中してサッと済ませると、続いて読書に興じる児童も・・・。 「ABCを大切に」し、自習に「全力」で取り組む姿は、さすが古北っ子です。 いいね! 2015.10.7 教師は五者であれ5・6年生では、年間35単位時間の「外国語活動」を実施します。江南市には、週に一度、市内の小学校を巡回するALT(Assistant Languages Teacher)のグレッグ先生がいますが、週に1度であるため、全ての学級の外国語活動の授業に毎時間支援してもらうことはできないため、こうした担任のみの授業も行います。 そうした授業をどう行うかは、現在の小学校教師の課題の一つになっています。 「教師は五者であれ」とは、教師の間で、よく用い、例えられる言葉の一つです。その内訳は、「学者」「役者」「易者」「医者」「芸者」と言われます。 その理由は、以下の通りです。 学者:自分の専門分野の学問に通じ、豊富な知識を有する「学者」であれ 役者:時と場所によって、様々な役が演じられる「役者」であれ 易者:個性を見極め、将来の道を示せる、適切な進路指導ができる「易者」であれ 医者:児童生徒の心身の状態を把握し、適切な対応ができる「医者」であれ 芸者:児童生徒を楽しませ、やる気にさせる巧みな技が見せられる「芸者」であれ 特に今日の授業は、この中の「学者」「芸者」そして時に「役者」の姿が見られた授業でした。子ども達は、授業を見に来た先生達の数に緊張気味でしたが、担任の「三者」の姿に、徐々に心もときほぐれていき、後半は、楽しみながら、授業に臨み、学びを深めていたのが印象的でした。 教師のあるべき姿を、ふと思い返させてくれるような授業でした。 2015.10.6 大村智氏ノーベル医学生理学賞受賞今日(10/6)付の中日新聞のコラム「中日春秋」には、早速、ノーベル賞受賞にまつわることが記載されていたので、紹介させていただきます。 今年のノーベル医学生理学賞に選ばれた大村智さんは山梨の農村で過ごした子どものころ、父・恵男(よしお)さんに植林を手伝わされたという▼そのとき、父にこう諭されたそうだ。「これらの樹木は自分の代には切り出せるようにはならないが、将来お前たちの代になると役に立つ。そして今切り出している材木は、先祖の人々のお蔭(かげ)なんだ」(馬場錬成著『大村智 2億人を病魔から守った化学者』)▼少年は長じて、科学の森に木を植える人になった。地面を這(は)うようにして集めた微生物から、薬の種となる化合物を探した。その種から育った木は大きく枝を広げ、アフリカの大地を潤すこととなったのだ▼世界保健機関によると、大村さんが開発した特効薬のおかげで、年間数十万人の失明者を出していた寄生虫病のまん延を劇的に減らすことができた▼それだけではない。病魔怖さに耕作が放棄されてきた二千五百万ヘクタールもの土地で再び農耕ができるようになり、千七百万人に食糧を供しうるようになったという。二千五百万ヘクタールとは日本の森林面積とほぼ同じ広さと聞けば、大村さんが植えた木の大きさが分かるだろう▼ちょうど百二十年前の秋、アルフレド・ノーベルは、遺産を運用する基金を設け、その利子を「人類のために最大の貢献をした人々に分け与える」との遺言に署名した。節目の年にふさわしい医学生理学賞である。 この文章を読んで、改めて、「すごい方」であることを認識しました。 そして、大村さんのおばあさんから「人のために役に立ちなさい」と繰り返し言われてきたことを大切にし、常に「人の役に立つこと」を模索していたというのですから、またまた感服です。 受賞の会見では、名言も生まれました。「ノーベル賞は、自分よりも微生物にあげたい」と。なんて謙虚な方なんだろう、と思いました。 さらに、薬の「イベルメクチン」を特許を放棄した上で、何億という人に無償提供をし、薬に関する何百億という収入(ロイヤリティ)を病院建設や研究費に当てたという功績は、「ノーベル平和賞」でもいいのでは、と言われた方もみえるというのですから驚きです。 同じ日本人として誇りに思うと同時に、自分に足りないものをいくつも見つけたように思います。最近は、物騒なニュースが多かっただけに、このビッグニュースは、とてもうれしく思いました。古北っ子の中からも、何十年後にはそんな人が誕生するかも・・・!?大いに期待したいですね。 (※写真は、中日新聞一面に掲載されたものを引用しました) 全力児童この積み重ねが大切ですね! 2015.10.5 朝礼校長講話問題です。朝8時に登校してから、午後3時に下校するとします。 何時間学校にいることになりますか? (「7時間!」という声) そうですね。7時間です。 では、ちょっと難しくなります。分にすると、何分になります? (「420分!」の声) そうですね。420分です。 では、もっと難しくなります。秒にすると、何秒になりますか?分かった人は、手を挙げましょう。 (挙手した5年生児童を指名 「25,200秒です」) 正解です。25,200秒です。みなさん拍手! 「秒」で考えると、とても大きな数になりますね。 これだけの時間があると、学校をよりよくするためにできることがたくさんあるように思います。しかし、時間をかければ何でもできます。ここでは、短い時間でできることを考えてみましょう。 そこで、まず、学校をよくするために「1秒」でできることを考えてみましょう。 「1秒」で誰でもできること、何があるでしょうか…。 (※6年生児童を指名 「あいさつと笑顔です」) いいですね。みなさん拍手! 今言ってくれた「あいさつ」は、1秒なんですね。 「おはようございます」「ありがとう」「いただきます」「お願いします」と、たくさんの1秒でできるあいさつがありますね。 たった1秒ですが、きちんとしたあいさつができると、学校が明るく、さわやかになります。 では、もう少し長くして「3秒」でできることはないですか?3倍もありますよ。 (※6年生児童を指名 「トイレのスリッパを直すなどの整理整頓です」) いいですね。みなさん拍手! トイレで使ったスリッパを整える。席を離れるときは、椅子を机に納める・・・。傘を丁寧に立てて入れる。他にも、たくさんの3秒でできる整理整頓がありますね。 たった3秒ですが、整理整頓をすることで、学校が明るく、さわやかになります。 「わんぱく団のひみつきち」の皆さんが、読み聞かせで学校に来てくれたときに「校内がとても整っていますね」と言ってくださいました。古北っ子の取り組みをほめていただき、とてもうれしかったです。 ただ、先週は、少し整理整頓ができていないところがありました。みんなが気をつけてくれることを期待したいです。 1秒でできる「あいさつ」、3秒でできる「整理整頓」。 どちらも短い時間で学校をさわやかにできます。 ぜひ、意識して取り組んで、さらに、よりよい古北小になることを期待したいと思います。 2015.10.4 映像技術ここ数年、おめでたいことに、こうした職場の職員の結婚式や親戚の結婚式に列席させていただくことが続いているのですが、その中で感じるのは、映像による演出が多く、感心するということ。 新郎・新婦のお二人のこれまでの歩みの様子や、披露宴の結びに流れる、一日の式・披露宴の様子の映像はもちろんのこと、新郎新婦の友人らからの出し物なども、映像を駆使したものが多くあります。 私自身、20年程前に、友人の披露宴で、当時としては高価な、ジュラルミンケースに入った大きなプロジェクターと、分厚いノートパソコンを持参し、プレゼンテーションソフトを用いて、映像を披露したことがありました。動画なんて重くてとても無理な時代です。そんな映像でしたが、その時、披露宴会場のスタッフの方に「こんなことができるのですね」と、逆に驚かれたものでした。しかし、今では、当時と比べものにならない程、クリエイティブでクオリティの高い仕上がりで、隔世の感があります。 本日の映像は、先に記述した2本に加えて、サプライズで流した子どもたちからの映像メッセージと、友人からの映像メッセージ、そして、友人による出し物にあわせた効果映像です。 映像の切り替え、テキスト効果、効果音などのアフレコなどなど、有名番組などを連想させるような仕上がりに、会は、随分と盛り上がりました。 キモは、そうしたことが難なく駆使でき、作成できる人が育っていることと、身近に技術が浸透しているということです。 このまま行けば、5年後、10年後は、さらに盛り上がる「手作り」の映像も見られるかもしれません。今の古北っ子が、そんな年齢を迎えたときは、3Dの映像やホログラムによる映像も見られるかもしれませんね。 素敵な演出の披露宴に、そんなことを思うと同時に、加速度的に進化していく技術に、遅れをとられないようついていかねば、と思う自分がいたのでした。 (※ 写真はイメージです) 2015.10.3 赤い羽根共同募金「赤い羽根共同募金にご協力よろしくお願いいたします!」と言いながら、募金を呼びかけます。すると、何人かの方が、買い物の前後に足を止めて、募金してくれます。とてもありがたいことです。 さて、この募金運動は、毎年、10月1日から始まるもので、12月31日までが、「運動期間」となります。中でも、「12月」の1ヶ月間は「歳末助け合い」の共同募金運動となります。「共同募金」の愛称が「赤い羽根共同募金」なのです。特に「赤い羽根」を用いるのは、昔、ヨーロッパやアメリカで赤い羽根が「善い行い」や「勇気」の象徴とされてきたことによると言われています。 世の中には、体の不自由な人や高齢者など、手助けを必要とする人々が暮らしています。共同募金は、支援を必要とする人々のための募金です。 集められた募金額の主な使い道は、「お年寄りのため」「障がいのある方のため」「子どもたちのため」「街の福祉のため」「災害復旧支援等のため」「歳末助け合いのため」などに使われます。これらの募金額は、各自治体で使い道を考えて、様々な支援に配分されますが、江南市の使い道の中には、各小中学校への助成もあり(もちろん、古知野北小学校も!)、福祉実践教室に使われたり、福祉関係の図書の購入に使われたりしています。 実は、平成7年をピークに、年々、総募金額が減っているのです。平成26年の募金額は、平成7年の約70%でした。多くの額があれば、それだけ使い道も幅が広がり、多くの人に役立てることができます。 今後、私たちが困ったときには、ひょっとしたら、これらの募金のお世話になることがあるかもしれません。古北っ子のみなさんも、自分でお金を稼ぐようになったら、「お互い様」の心で、額の大きさではなく、気持ち込めて募金活動に参加できるといいかもしれないですね。 運動期間は、「10月1日〜12月31日」ですよ。 (※写真は、今年度の愛知県版の共同募金運動ポスター。サッカーJリーグ・名古屋グランパスの矢田選手がモデルになっています) 2015.10.2 マナーの心 2昨日に引き続き、ここにその内容を引用させていただきます。 【小学生編】 ・朝、集合場所に行こうとしたときに、お年寄りの人が挨拶をしてくれた。 ・朝、人とすれ違ったとき挨拶をしたら「元気だね」と言われた。 ・疲れて電車に乗っていたら、席を譲ってくれた。 ・学校のトイレで、自分が使っていないスリッパをそろえる人を見た。 【中学生編】 ・人が多い場所で、友人がスマートフォンを操作するのをやめていた。 ・車いすに乗った人が、荷物が多くて倒れそうになった時、ある人が荷物を持って、車椅子を押していた。 ・修学旅行の旅館で、一般客が靴箱の前で靴をそろえていた。 ・電車で、赤ちゃんを抱えた人におじいさんが席を譲って、二人とも笑顔になっていた。 ・ゴミ捨て場のネットからはみ出したゴミを片付けていた。 【保護者編】 ・友達と話していた中学生が、話しをとめて挨拶をしてくれた。 ・ベビーカーで怪談があがれなくて困っていたら、運んでくれた。 ・3、4人で歩いていた中学生が、子どもが通りやすいように「ごめんね」と言って、道をあけてくれた。 ・電車の中で、学生が恥ずかしそうに声をかけながら、席を譲っていた。 ・子どもたちが公園で、自分のものではないゴミを拾って持ち帰っていた。 周りのことを考えて行動している姿を見ると、感心すると同時に「自分はどうだろうか」と思わず、振り返らされます。 「マナーの根底にあるのは『他者を思いやる心』といえるでしょう。子どもたちにマナーを身につけさせることは、すなわち、他者を思いやる心を育てることになるのです」と記事では結ばれています。 そんな思いで、私たち大人は子どもたちを温かく育んでいきたいものです。 2015.10.1 陸上運動記録会壮行会以下のようなことをあいさつとして話しました。 いよいよ陸上運動記録会が、来週に迫ってきました。 雨が多い9月でしたが、運動会の練習と同じように、約1ヶ月間、限られた中で、選手の皆さんは、全力で練習に取り組んできました。 さて現在、イギリスで、ラグビーの世界大会である「ワールドカップ」が行われています。 日本代表も出場していますが、そのチームスローガンを知っていますか? 「ひとりはみんなのために みんなはひとりのために」です。 きっと、選手の皆さんは、代表としての誇りを持って、「古北小のためにがんばるぞ!」「応援してくれる人のためにがんばるぞ!」と思っていることでしょう。 その気持ちは、まさに「ひとりはみんなのために」です。 また、今日の日を迎えるまで、たくさんの練習をしてきました。そのとき、多くの仲間が道具を準備してくれたり、整地してくれたり、計測してくれたりし、サポートをしてくれました。多くの先生も指導してくれ、特に、今年は、北部中学校の体育科の先生も指導に来ていただけました。家族も応援してくれました。 これらは、まさに「みんなはひとりのために」です。 このように、選手と、応援するみんなが、お互いのためにがんばってきました。 これらは、「ひとりはみんなのために みんなはひとりのために」です。 大会当日では、スタートラインなどで、このことばをふと思い出すと、落ち着いて、力がわいてくると思います。 そして、ぜひ、学年訓のように、全力で「TRY」をしてきてください。 大会当日は、古北っ子の「全力児童」ぶりが会場のあちらこちらで見られることを楽しみにしています。 応援に行く6年生はもちろん、学校に残る1年生〜5年生までの古北っ子や、先生方も、ベストを尽くす皆さんを応援しています。がんばってください! 選手の皆さんは、聴き手を向いて、しっかり聴いてくれました。 「さすが!」と思いました。そんな「ABC」がしっかりしている選手なら、当日も、しっかりしたパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。ベストを尽くして、頑張れ! |
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