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2016.4.17 臥龍桜しかもあろうことか、今日の北陸地方は大荒れの天気。「暴風警報」が発表され、横殴りの雨は、砂粒や枝や葉と共に叩きつけてきます。ちょうど、「落花盛ん」な北陸のサクラは、まさに雪が舞うかのような「花吹雪」でした。 もともと、輪島市に行って、3時間も滞在したらすぐに帰ってくる予定だったのですが、それでは、せっかくの休日が…、ということで、今がちょうど見頃の、高山市にある「臥龍桜(がりゅうざくら)」を見てきました。 今やすっかり葉ザクラになってしまった江南市と比べ、まだまだ多くの花をつけている高山市内のサクラ。同シーズンに、複数回のサクラが楽しめるのは、日本の地形が織りなす素晴らしさです。 さて、ご存じの方も多いと思いますが、この「臥龍桜」は、樹齢が1,100年。「根尾谷淡墨桜」は、樹齢1,500年ですから、それには及びませんが、臥龍桜も素晴らしい枝ぶりです。 この「臥龍桜」は、一本の大枝が重みで地面に着き、そこから発根して独立し、まさに、龍が臥せたような樹形をしているため、昭和初期に「臥龍桜」と名づけられたとのこと。 しかし、平成3年、臥龍桜の樹勢が衰え、さらにその年の9月に台風の被害を受け、大きな枝が4本折れたり幹が避けたりするなどして、瀕死の重傷を負ったというのです。 そこから、支柱を立て枝を支え、土壌を改良するなどし、奇跡の復活を遂げたのでした(臥龍桜|飛騨一之宮観光協会HPより)。 ちょうど、14日(木)・15日(金)の「高山まつり」が開催されていたときが「満開」で、駐車場のお父さんが言われるには、観光客をさばくのに「てんてこ舞いだった」そうです。今日は、「散り始め」でしたが、花びらはほとんど舞うことなく、ひとひらずつ、ひらりひらりとたまに落ちるような感じでした。今日は、「高山まつり」ほどでないにしても、休日ですから、やはり、観光客は多かったようです。 初めて見る「臥龍桜」でしたが、見て良かったな、と思いました。 以下のサイトに、臥龍桜の詳細が書かれています。ぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。 ■臥龍桜|飛騨一之宮観光協会 2016.4.16 黄金伝説学校で、小中学生の無料チケットを配られているため、そんな小中学生との親子で来館している家族連れもたくさんいました。我が家もご多分に漏れず、そんなチケットを持った中学生の息子と見に行きました(笑)。 ちょうど、この開催にあたって、中日新聞には、たびたび関連記事が掲載されていたので、ご存じの方もみえると思いますが、公式サイトには、以下のように、みどころが書かれています。 装身具や食器など、多岐にわたる金製品の傑作が地中海地域6カ国を中心に集結。アテネ国立考古学博物館からも過去最大規模で来日します!ギリシャ神話の金にまつわる物語など「金」をテーマとするモローやルノワールの絵画もあわせて展示し、黄金の魅力や黄金に魅了された人類の歴史を紐解きます。 展示品には、今から6000年以上前の墓に副葬品として埋葬された世界最古の金製品があったり、0.1mm単位の細かな加工がなされた、数々の装飾品があったりと、金にまつわる、なかなかお目にかかれないものが約300点、展示されていました。 驚くのは、紀元前に作られた装飾品が、実に精巧にできているということ。加工技術や加工するための道具が確立していたことに驚かされます。エジプトにギザの大ピラミッドができた頃と言えば納得できますが、日本は、そのころ「縄文時代」です。当時の日本には、金属を加工する技術がまだ存在せず、石や木を加工していた時代ですから、その差の違いがどれだけ大きいかが分かるでしょう。日本が金を産出し、加工するようになったのは、ずっと後の奈良時代のことです。ギリシャ神話などに、金にまつわる伝説があったり、古代エジプト時代に「錬金術」が考えられていたりするのですから、ヨーロッパ地方の金に対する思いがどれだけのものであったかが、よく分かります。 なかなかお目にかかることのない展示品の数々に、ただただ感嘆するばかり。「へぇー」「ほぉー」という声ばかりを上げていた自分がいました(笑)。 ※公式HPはこちら↓ ■黄金伝説 公式ウェブサイト 愛知県美術館:中日新聞(CHUNICHI Web) 2016.4.15 カラーバス効果しかし、何百(何千?)とある市内の支柱の点検は、なかなか簡単にできるものではなく、点検前に同様な支柱の破損があっては大変です。 そこで、登下校の児童の指導を兼ねながら、本日より、校長・教頭で、通学路上にある標識の点検をすることにしました。 普段意識していないため、いざ意識すると、「こんなに標識・カーブミラーがあるのか」ということが分かりました。これこそ、「カラーバス効果」です。 カラーバス効果とは、以前にも記事でアップしましたが、「カラーバス(color bath)」=「色を浴びる」という意味です。 例えば、「今日は赤い物をいくつ見つけられるだろうか」とか考えながら街を歩いていると、街中に存在する今まで意識したことがなかった赤いものが目に飛び込んでくるようになります。このように、意識していることに関連する情報が、無意識のうちに自分のところにたくさん集まるようになることを、「カラーバス効果」といいます。 さて、点検の結果、「今すぐに交換が必要」という箇所はありませんでしたが、今後、気をつけたり、修繕をお願いしたりすると良いと思われる箇所は、写真のようにいくつかありました。 ●上左:地中に埋めるのではなく、ガードレールに連結するタイプ。ネジの緩みはもちろんありませんでしたが、こういうタイプもあるのかと、新たな発見に。 ●上中:「折れた」か「切った」痕。少し、飛び出た部分が残っており、つまずきそうで危ないです。 ●上右:ガードレールのバーが欠けている箇所。同様な箇所がいくつかありました。 ●下左:左に傾いています。ぐらついてはないため、自動車などがぶつかったためでは、と思われます。根本が少しさびているのは、散歩中の犬の…のせい? ●下中:ガードレールが、歩道と車道を分離させるブロックについていますが、根本のブロックが割れています。力を加えてもぐらつきはしませんでしたが…。 ●下右:車と接触した痕があり、根本のコンクリートと支柱に、若干のすき間が生じています。力を加えると、わずかに揺れました。 もし、地域の皆様の周りにも、明らかに危険と思われる標識がありましたら、学校に連絡をください。「カラーバス効果」で見てみると、随分と見えてくるかもしれません。 ABCを大切に背筋がピンと伸びて、手遊びなく、きちんと話が聞けています。 また、となりの体育の授業では、着替えた服がきちんと整えられています。 水筒入れは、他の水筒と絡まないように、と配慮がされた、置き方に…。 入学してから1週間。すでに、ABCのバリエーションが増えています。 いやー、なかなかやりますね、1年生。すばらしいです! 手をつないで高学年が、1年生の手をつないで登下校。 1年生は、この「手の温かさ」で、安心して登校できます。 ABCを大切に班長さんはじめ、高学年のみなさん、毎日の声かけ、ありがとうね。 2016.4.14 常にイメージをもてるように1学期は、火災を想定しての訓練ですが、2学期は、地震を想定した訓練をし、3学期は、日時を知らせずに地震の想定による避難訓練を行います。 年に数回しか行わない訓練のため、1回1回を集中して真剣に取り組む必要があります。特に、回数の少ない中で、3学期の「日時を知らせない訓練」を行うことになるため、日頃から、どこにいても避難できるイメージが大切になってきます。 そこで、効果的なのが、校内のあらゆる所にある「掲示物」です。各教室、各フロアの廊下、各階段の踊り場、各トイレ…。 常日頃から、目にしているため、イメージがしやすくなります。昨年度の3学期も、多くの児童が、その場にしゃがんだり、机の下に潜ったり、ガラスや落下物から離れるなどの行動をとることができました。 万が一の際に、最低限の行動がとれるよう、これからも工夫をしていきたいと思います。 家庭でも、家の中や遊びに行った先でどのような行動をとるといいのか、話題にされるのもいいかもしれませんね。 ABCを大切に特に、高学年ができるのはもちろんのことですが、1年生がすでにしっかりできているのがうれしいことです。先日紹介した「体育館シューズ」の下駄箱(参照:ABCを大切に)の様子と同様に、レベルが高いですね。1年生のみなさん、すばらしい! 2016.4.13 サーキットトレーニング昨年度の一年間、継続して取り組んできたおかげで、児童もスムーズに取り組み、また、その成果も徐々に表れつつあります。 本校が昨年度実施した「体力・運動能力調査結果」では、ほとんどの種目で、全国及び県の平均値を上回る結果が見られました。しかし、「ソフトボール投げ」と「20mシャトルラン(持久走)」でのみ、平均よりやや下回る結果となりました。 そこで、今年度は、サーキットトレーニングに「ボール投げ」を追加。ティーボールで使う、ソフトボール大の柔らかいボールで、二人一組となりキャッチボールを行います。 肩や手首を稼動させながら、腕全体を使って投げる、正しいボールの握り方やフォームを身につけさせます。きちんと投げられるようになれば、様々な球技にも生きてきます。 さらに、「投げ手」だけでなく、「受け手」も、ボールを受ける動作を身につけることができます。 週に3回ある体育です。「ボール投げ」の力がつくよう、継続していきます。 また、「持久走」の力をつけるために、サーキットトレーニングとは別の、冬場に行う運動を検討しています。 様々な場面で、古北っ子に「昨年より今年」の力がつくよう、手立てを設けていきます。 2016.4.12 通学班集会そこで、通学班や通学路ごとの現状を知っていただくためにも、保護者に参観の案内を配付しています。平日の昼間で、なかなか参観は難しいのですが、毎回、何人かの保護者の方に参観いただいています。 すると、この度、以下のようなメールをいただきました。 今回はじめて通学班集会を参観させて頂きました。 どんな集会なんだろうと気軽な気持ちで行きましたが、今までの「登下校」というものの見方が、変わったような気がします。登下校も授業の一環みたいな、大切な教育活動の一つなんだなと。 登下校とは学校(家)という場所に安全に到着させることだけが目的と思っていましたが、ルールへの意識はもちろん、ルール以外の、車や人への気遣い、低学年への気遣い、班を守る責任感、高学年がいないときの3年生以下の意識、旗の使い方、命の守り方、などなど…これだけのことを毎日の登下校を通して子どもたちは学んでいるんだなと感じさせられました。 一緒に参加していたお母さんから、「子どもも親も、もっともっとKSVの方々に普段から感謝しないといけない」という話も伺いました。 ちょうど、関東の方で小6男児の痛ましい事故のニュースもあったので、家で子どもと「とにかく班長として、命を守ること、周りに感謝していくことを伝えていこう」って話すことができました。 もっと早くから通学班集会を参観させて頂くべきだったなと反省いたしました。 ありがとうございます。お子様への指導もしていただけるとのこと、あわせて感謝いたします。 学校としても、本当にKSVの皆様には感謝していますし、低学年をエスコートする班長・副班長を中心とした高学年の頑張りにも感心するところです。 幸い、これまで登下校中に大きなトラブルは発生していませんが、引き続き、安心・安全に登下校ができるよう指導をしてまいります。ご家庭でも、折に触れて「きちんと登下校ができているかどうか」の話題をしていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。 なぜ、みたらし団子が?ABCを大切にすでに、きちんと揃える力がつきつつあります。 これからも、ABCを大切にしてくださいね! 学級写真撮影今日は、学級写真を撮影しました。 ニッコリ撮れたかな。 どんな仕上がりになっているか、 楽しみですね。 2016.4.11 教科書の日教科書の最も大きな特徴の一つに「無償で支給される」ということがあります。 教科書の裏表紙を見ると、どの教科書にも 「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう。」 とあります。 昭和38年に、「義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律」が成立し、全教科書が無償となり、53年が経ちましたが、この言葉は、平成19年度使用の後期用教科書から記載されるようになったものです。よって、お父さん、お母さんの小学生の頃は、「教科書無償給与制度」は存在していましたが、記載はありませんでした。 ちなみに、無償と言いつつも、国が教科書会社にその費用を支払っているのですが、いったいどれくらいの額でしょうか。その額、なんと「412億円」(!)です(平成27年度)。 海外では、無償でも使い回しをする国があったり、完全に有償の国もあったりします。それらのことを考えると、大変ありがたい制度ですね。 そんな教科書です。大切に使い、十分に活用してほしいと思います。 ※教科書について、詳しく知ることができるサイトはこちら↓ ■教科書を知ろう!一般社団法人教科書協会 ※教科書無償給与制度についてはこちら↓ ■教科書無償給与制度:文部科学省 ABCを大切に&昨年より今年新班長・副班長になっても、きちんと引き継がれていることをうれしく思います。 これも「ABC」。そして、「昨年より今年」の姿勢で、さらに確実なものにしていきたいところです。 今週のスタートも元気よく!2016.4.10 瑞穂な日陸上競技場では、「国民体育大会選手選考競技会(国体強化・普及競技大会)」が行われ、ラグビー場では、「名古屋市7人制ラグビー大会」が行われていました。 秋に、日本代表チームがリオ五輪出場を決めた「7人制ラグビー(セブンズ)」ですが、ライブで見る「セブンズ」は、初めてでした。 15人制と同じ広さのフィールドで行いますが、テレビで見るより広いように感じました。 なにより、7人で守ることから、それだけ、突破できるスペースもあり、ボールがなかなか前へ進まないということもありません。 また、五郎丸選手が行うことでおなじみのコンバージョンキックは、「ドロップキック」となり、その場でワンバウンドさせたボールをキックします。しかもトライ後40秒以内に行うことが決められており、五郎丸選手のようにきっちり「ルーティーン」を組んでいる時間もありません。 そんなテンポの速いセブンズは、前後半7分ずつ(ハーフタイム1分)の競技となっており、あっという間に試合が進みます。「おもしろい!」と思いました。 しかし、観客が少ないことには驚きました。DENSOなどのクラブチームが試合をしていましたが少ないのです。日本代表チームのキャプテンを務める、桑水流裕策(くわずる ゆうさく)選手も、リオ出場を決めた後のインタビューで「日本は、15人に比べて観客が少ないんです」と言っていましたが、残念ながらまさにその通りでした。リオ五輪出場を決めている種目です。今後、盛り上がっていくことを期待したいと思いました。ちなみに入場料は必要なかったです。 がんばってください!セブンズ関係者のみなさん!応援しています! 2016.4.9 ランドセル朝、門に立って「おはようございます」と、挨拶をしていると、体からはみ出しそうな大きなランドセルを背負った1年生が、元気よく挨拶をしてくれます。様々な彩りの真新しいランドセルを背負って学校に通う1年生。ランドセルを背負うことが、小学生のスタータスを感じているかのようで、見ていて微笑ましくなります。 さて、そんなランドセルですが、元々は、幕末に輸入され、軍隊で活用されるようになった布製の「背(はい)のう」が、始まりだとされています。 その後、明治10年に開校した学校「学習院」が、明治18年に学用品の持ち運びに「背のう」を採用しました。「背のう」は、オランダ語で「ランセル」と呼ばれており、やがて「ランドセル」と呼ばれるようになったようです。サイズこそ現在より小ぶりながら、現在用いているランドセルの原型ができ、100年以上経過しているというのですから、その歴史に驚きます。 ちなみに、ここ15年ほどで、黒・赤以外の色のランドセルも広く普及するようになってきたように思います。また、平成23年度の学習指導要領の改訂でA4サイズの教科書が登場すると、一回り大きなランドセルとなっています。 今では、世界的にも珍しいため、海外のアーティストや外国人旅行者がお土産に買っていくニュースが報じられます。昭和の時代には考えられなかったことです。 何十年か先の未来に、教科書や学用品が「タブレットPCのみになる」なんていう時代になっても、ランドセルが活躍しているか、興味深いところです。 参考:ランドセル工業界HP(一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会) ■ランドセルくらぶ 2016.4.8 ABCを身につけるために本校では、高学年になればなるほど、確実に定着し、「当たり前のこと」が「当たり前に」できるようになり、低学年の良きお手本になっています。 中でも「履き物をそろえる」ことは、身の回りの整理整頓の中でも、もっとも基本にしたいことです。大人になってから、下靴を脱いでお邪魔するような企業を訪問したり、家にお邪魔したりしたとき、これができていないと、「残念な人」となり、二度と声はかからないと言っても過言ではないほど、「当たり前」のことです。 本校の5・6年生のトイレのスリッパなどは、ほぼ100%で、向きがきちんと揃えられています。4年生以下は、学年が下がるにつれて、どうしても「揃う率」は、少しずつ下がってしまいますが、意識が低いわけではありません。中には、自ら進んで、乱れているスリッパを揃える1年生も見かけます。 写真は、そんな基本中の基本である「ABC」について、さっそく確認する1年生。下駄箱で、かかとを下駄箱の外側にそろえるように直します。トイレでは、まず、バラバラになっているスリッパを見せ、その感想を聞き、きちんと整えさせます。 「当たり前度」を高めるためには、「当たり前」になるまで指導を続ける必要があります。 社会に出ても通用する生活の「型」をきちんと身につけるよう、これからも指導を続けていきます。ぜひ、ご家庭でも、そんな指導をしていただければ幸いです。 ABCを大切に&昨年より今年その中を登校する古北っ子は、みんな元気なあいさつをしていきます。 昨年よりパワーアップした「ABC」のような気がしました。 |
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