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2017.1.31 抜萃のつヾりこの「抜萃のつヾり」は、どんなものかというと、「抜粋したものを綴った」という、読んで字のごとくのものですが、クマヒラさんのホームページには、以下のように書かれています。 “抜萃のつづり”は、書籍や雑誌、新聞から心に残る文章・記事を抜萃し、まとめたものです。創業者の熊平源蔵が社会への感謝、報恩のために昭和6年に創刊いたしました。以来、戦時中を除いて途絶えることなく毎年1回発行し、全国の官公庁や金融機関を始め、地方自治体、教育機関、一般企業、商工会議所などにお届けしています。 様々なところに配布されているものなので、ご覧になったことのある方もみえるかと思います。 中には、約35の「心に残る文章・記事」が、毎号「修養」「自然と文化」「宗教」「青少年」「職業奉仕」「健康・医療・介護」「笑い・ユーモア」の7つのジャンルごとにまとめられています。 文章の元は、実に様々な人が執筆しています。大学教授、主婦、住職、作家、会社社長、医者、教師、落語家、芸能人・・・。本当に様々な立場の人の文章がまとめられています。 しかも、これらの原稿は、すべて著者と出版社・新聞各社から転載の許諾を得たものということで、その作業もかなり大変なものであろうと推察します。そんな作業のもと、昭和6年に創刊し、今号で「その七十六」というのですから驚きです。 特に、今号は、巻頭の「はしがき」に「地震や台風による災害など自然災害が毎年のように発生し、明るい話題が少ない今日、少しでも皆様の心の支えになれば幸いです」とあります。「十分、心の支えになりますよ」とお伝えしたい心境です。 今号は、ページをめくると、お一人目に、書家の武田早雲さんの言葉が掲載されていました。「所作を丁寧にするだけで、人生は豊かになる」というタイトルで書かれた原稿に、心がシャキッとするようでした。 ご覧になってない方で、興味のある方は、クマヒラさんのホームページからでも申し込むことが可能です。ぜひ、手にされてはいかがでしょうか。 2017.1.30 給食の残滓は…給食は、人気メニューであれば、残滓が少なくなるのはご存じの通り。しかし、残念ながら、「嫌いな食材」「なじみのない調理法によるメニュー」「好みでない味付けによるメニュー」が登場すると、中には、簡単に残してしまう児童・生徒がいます。 この残滓については、処分過程に随分と費用がかかることから、どの自治体も頭を悩ましているところであるようです。このことは、他県(群馬県)の話題ではありますが、過去の記事「2016.12.25 彼らはクリスマスだと知っているのだろうか」に掲載したこともあるため、ご存知の方も多いかと思います。 ちなみに、平成26年度の調査では、「食べ残し」は、「7.1kg/人・年」となっています(出典:平成26年度「学校給食から発生する食品ロス等の状況に関する調査」(環境省))。「年間、一人当たり、7.1kgなら大したことないのでは」と思うかもしれませんが、全国には、約1,000万人の小中学生がおり、合計すると、「7万トン以上」の食べ残しになります。 これが、どれくらいすごいかと言うと、日本全体の食品ロスが、500〜800万トンというのですから(出典:「平成21年度食品ロス統計調査」(農林水産省統計部))、給食の食べ残しだけで、約1/100のロスということになります。 これは、すごい量です。 今日の給食委員会の発表の中にも、世界では食糧難で困っている人の紹介がありました。世界の栄養不足人口は、「8億7千万人」(全世界人口の約8人に1人)(出典:FAO 「The State of Food Insecurity in the World 2012」)というのですから、私たちが想像できないくらいの人が困っているという事実があるのです。 アレルギー体質であったり、体調がよくなかったり、もともとの摂取量が少なめだったり、と食べられない理由はあることでしょう。しかし、「嫌いだから」「おいしくないから」という理由で残すのは、ちょっと考えたいところです。 今日は、給食委員会が、大切な提言をしてくれました。今後の残滓が減ることを願いたいものです。 ABCを大切に2017.1.29 新聞読み方講座 その2すると、今日(1/29)は、「運動面偏」についての解説が掲載されていました。基本的に、スポーツ面をじっくり読む私としては、まさに、私自身が思っていることが記載されていました。 今日の記事を既に、ご覧になった方も多いと思いますが、以下のようなポイントが示されていました。 ・注目すべき試合は「囲み記事」で選手らの人間ドラマを描きながら、裏側にある「なぜ」に迫っている。 ・中部地方に縁のあるスポーツ報道が意識的に掲載されている。 ・なじみのないルールや用語も読むことで、理解が進むこともある。 ・負けを報じる誌面に、記者の力量や思いが詰まっている。 試合などの結果を知りたいのはもちろんですが、個人的には、特に、その背景にあるものに興味があります。 「作戦はどうだったのか」「どういう心理で試合に臨んでいたのか」「これまでどんな道を歩んできたのか」「日頃から心がけていることは」など、その背景を知ることで、次の試合の見方が随分と変わってきたり、自分の生き方の参考になったりするからです。 競技に張り付くことで、年間100日は家を空けるという記者さん。なかなか大変な仕事ですね。古北っ子の皆さんは、ぜひ、そんな頑張って取材している記者さんの記事に注目してみてはいかがでしょうか。新聞を読む習慣のきっかけにしやすいのは、「運動面」でもありますよ。 (※画像は、1/29付中日新聞の記事(18頁)の一部です) 2017.1.28 うれしい悲鳴中でも、「科学漫画サバイバルシリーズ」は、写真右上の棚のように、一冊も残らず、全て「貸し出し中」という驚異のシリーズです。 写真左下の棚のように「かいけつゾロリシリーズ」も人気です。 これらの本は、常に読み込まれる状態にあるため、当然、傷みも早くなってきます。傷みの激しいものは、新品を購入し、入れ替えをしていきます。うれしい悲鳴です。 そんな状況であるため、現在、入れ替えた人気本には、司書さんが、写真右下のように「紐」を通して、ページがバラバラと落丁しないように補強をしてくださっています(ちょうど、「ゾロリ」の「ゾ」の字の右横に、その紐が少し見えています)。 「手間はかかりますが、頻繁に買い換えずに済むため、その分、他の本を買うことができますから」とのこと。ありがたいことです。 古北っ子の皆さんには、どんどん読んでもらって構いませんが、本を投げ飛ばしたり、広げっぱなしで置いたままにしたりすると、本が傷むので、そういうことはしないように気をつけてほしいと思います。 ちなみに、「サバイバルシリーズ」は、大人が読んでも十分に楽しめるものです。もし、お子様が借りてきているのを見つけたら、保護者の方もご覧になってはいかがでしょうか。読み応えがありますよ。 2017.1.27 古北小の近くにキツネが? その2このレスポンスの速いところが、本地区のいいところですね(笑)。 以下に、紹介させていただきます。 いつもお世話になっております。 昨年度、冬の終わり頃から、数ヶ月の間この地区でもキツネが度々徘徊していました。 夜行性なので夜中に鳴き声をよく聞きましたし、我が家の庭にも、入ってきました。 飼っているカモが襲われ連れ去られたり、ネコと喧嘩したり、鳴き声がうるさかったりと、どちらかというと困っている人が多かったです。犬も反応して吠えますし。 なのでプールのカモを狙ってというのは、本当かもしれませんよ。 一度獲物を見つけた場所に何度も来る感じでした。 2匹一緒に歩いていた時もあったようです。親子ですかね? 最近はこの辺りで見かけなくなりましたが、学校の近くにいるんですね。 私は去年初めて、キツネはこんこんと鳴くのが間違っていたと知りました(笑)。実際の太い声が信じられなかったので、子供たちに鳴き声を紹介してみるのも面白いかもしれません。 中般若の子どもたちの中には、実際に聞いて知っている子がいると思います。 以上、中般若町キツネ情報でした(*^^*) 木曽川沿いの中般若地区は、「庭に入ってくる」というのですから驚きです。ということは、古北っ子の中にも、実際に見たことがある子がいるでしょうね。 個人的には、トコトコと歩いているところを見かけたら、「かわいい!」という反応をしてしまうように思うのですが、実際は、上記にあるように、どちらかと言えば「害獣」に近い行動をしているようで、被害を受けている当事者にとっては「かわいい!」なんて言っている場合ではないかもしれません。 ちなみに、鳴き声は、調べてみると、確かに「コンコン」ではなく、「ワンワン」と犬のように吠えたり、「ウー」と唸ったり、「キィイイイン」と甲高かったりと、状況によって、様々な声を発するようです。 知らなかったこの地域のキツネの生態についても学習ができました。 引き続き、この辺りでキツネを見かけられたという方からの情報をお待ちしております。本HP右下にある、メールアドレスまでお寄せください。 2017.1.26 古北小の近くにキツネが?しかし、古くからこの地区に住んでいる方は、「昔は、般若地区にキツネがおった」と言われる方もみえ、まんざらではないようです。 尾張西部・北部地方にも、キツネにまつわる民話が言い伝えられており、田舎で自然がたくさん残っていたこの地域のその昔は、そんな野生動物も見られていたのでしょう。 体育館付近と言えば、5月にカルガモの一行がヨチヨチ歩いていたものの、グレーチングから側溝に落ちてしまうというハプニングがありました(参照:お騒がせ!カルガモ親子のお散歩(6/2))。無事救出された子ガモたちが、大きくなって戻ってきたのかどうか分かりませんが、今冬の本校プールには、カルガモが居着いてしまっています(カルガモに関する記事はこちらをクリック)。 自然が残るこの地域ならでは、の光景かもしれません。 そんな話をしていると、「もしかしたら、カルガモを狙いにキツネが来たのでは?」という仮説を立てた本校職員がいました。いやいや、あまり考えたくない仮説ですね。 ということで、この辺りでキツネを見かけられた方は、本校に一報を入れていただけると幸いです。生物学を研究されている方に、またお伝えしたいと思います。 (写真提供:Peter G Trimming (フリー画像・写真素材集GATAGより)) 2017.1.25 水沢腹堅連日、この地方の最低気温は氷点下を記録し、朝、真っ白な霜に覆われた、仕事場へと走る自動車を見るのは、この時季のおなじみの光景でしょう。 学校のプールに張り詰めた氷も、午後になってもほとんどが凍ったままです。恐らく明朝にはまた氷となり、その繰り返しは、日に日に氷を分厚くさせるようです(※写真は、午後になっても残るプールの氷)。 まさに、「水沢腹堅」という言葉がピッタリの時候ですね。 七十二候は、ご存じの通り、二十四節気をさらに三つに分けたものですが、その時季の動植物や自然現象を取り上げて言葉に置き換えているものがたくさんあり、イメージしやすいのが特徴です。ちなみに、二十四節気が、古代中国のものをそのまま用いているのに対し、七十二候は、日本の気候に合うように変化を遂げ、現在に至っています。 「七十二候」で検索すると、いくつかのサイトがヒットします。美しい写真とともに解説されたページもいくつかあります。 本校のホームページでは、「二十四節気」の日には、該当する節気を必ず紹介しているので、ご存じの方も多いかと思いますが、この「七十二候」は、その季節感を絶妙な言葉で表していることから、子ども達に教えてあげると、「へぇ」となるかもしれません。 豊かな感性を育むためにも、日本に住むからには、そんな季節感を子ども達に伝えてはいかがでしょうか。 (※以下のようなサイトがあります↓) ■七十二候|暮らし歳時記 ■二十四節気と七十二候|暦生活 2017.1.24 「ありがとう」の反対は…日頃は、改まって伝えることができない子どもたちから、心のこもった、ダンスや合唱の披露と、メダルや感謝状の贈呈がありました。寒い体育館でしたが、温かいひとときとなりました。 さて、そんな中、来賓の方を代表して、ドンキーズの後藤さんより、お言葉を頂戴しました。 その中で、「ありがとうの反対の言葉を知っていますか?」と。ふと、考えました。何かな、と思っていると「それは『当たり前』なんです」と言われました。なるほど、と思いました。 「ありがとう」は漢字で「有難う」と書きます。「有ることが難しい」すなわち「なかなか無いことに巡り会う」ことになります。「なかなか無いこと」の反対は「いつもあること」=「当たり前」になりますものね。深いですね。 古北っ子の皆さんは、多くの人の手で、健やかに成長することができています。しかし、そんな「当たり前」と思っている多くの人の手は、決して「当たり前のことではない」と思います。 ぜひ、古北っ子には、これからも、感謝の気持ちを大切にし、「おはようございます」「こんにちは」「ありがとうございます」などの挨拶をしっかりして、気持ちを態度に代えられることを期待しています。 なお、後藤さんには、素敵なアカペラの歌を披露していただきました。「さすが、ドンキーズ!」と誰もが思ったことと思います。こんな歌が聴けるのは、古北だけでは?やっぱり「当たり前」ではないようですね。まさに「なかなか無いことに巡り会う」=「ありがとう」ですね。 ご来賓の皆様、昨日は、寒い中、ご来校いただきまして、ありがとうございました。 2017.1.23 携帯電話・スマートフォン等の安全利用についてアンケート結果 2比較的、「親がもっとしっかりする必要がある」というスタンスのものが多いように感じました。学校としては、心強く思います。保護者の名義で与えているものでもあります。何かあったときには、責任もついてくることでしょう。持参している、あるいは、今後持参を考えているご家庭は、この機会に、以下の意見なども参考にしていただき、持参の有無も含めた、扱い方について慎重に検討されてはいかがでしょうか。 ●親、保護者と子どもの話し合いが足りないまま子どもたちが利用しているのが現状だと思い、少し怖いことであると感じる。とても便利なものなので、改めて家庭で常識のある利用法を話し合うと良いのではないか。 ●親が管理をするにも義務だと思う。日頃から色々なニュースなど事件があるということを話し合ったりする必要があると思う。親がいつでも見られるように約束をしている。 ●子どもはLINEのルールを理解していないことが分かった。自分(親)も完璧な理解をしていないことも問題だと思う。まず、親が十分な理解をすることが大切である。 ●親はルールを話し合ったりするだけで、自分の子どもとルールを決めた気になっていても、子どもはみんながやっている等の理由もあり、ルールと思っていないのではないかと思う。子どもには時間などの制限をするのに、目の前で親の方がスマホに夢中になっているのをよく目にします。そこに問題があるのではと思う。 ●携帯は親が管理し、必要なときだけ渡している。子ども自身がある程度自覚がもてるようになるまでは必要ないと思う。 ●スマホやタブレットを子どもたちが自由に使える環境では、親と子の意識の違いは生まれてくると思います。いくら親がフィルタリングをかけても、アクセス方法は何通りかあるので、すべて有害なものを除くことは不可能だと思います。便利さもありますが、危険性もあるということをしっかり認識させ、子どもに与えないことも必要かと思います。 ●親は、買い与えるときのルールを覚えているが、子どもは忘れる、または、守れていないのでは。与えてから、親がルールを守れているかチェックしていないからきまりが緩くなっていくのでは。親子間の決まり事はしっかりしていたとしても、使用する子どもの友達にルールがないようでは、引っ張り込まれてしまいます。 ●ネットの重さ、怖さをもっと親子で話し合うべき。 2017.1.22 携帯電話・スマートフォン等の安全利用についてアンケート結果 1※本校5年生76人のうち、「携帯電話・スマートフォン」を「持っている」と答えた児童は「23人」(30%)でした。上図のグラフは、その23人を対象にした回答となっています。なお、保護者の回答は、63人からのみ得られているので、13人の未提出分が、「持っている」と答えた保護者「20人」との差が生じているものととらえています。 なお、質問は以下について問うものであることを補足します。 ●利用時間についてルールを設けていますか →SNSの1日の利用時間や回数の制限ルール ●時間帯についてルールを設けていますか →夜何時までか、何時から何時まで等時間の制限ルール ●利用内容についてルールを設けていますか →個人情報、悪口等を書き込まないよう、書き込む内容の制限ルール ●利用方法やマナーについてルールを設けていますか →食事中はみない、すぐに返信を求めない、ながらスマホをしないなどの制限ルール どの回答の結果からも感じたことは、保護者の思いと児童が感じている実態について差がある、ということです。 特に、「フィルタリング」をかけているという保護者と児童の意識に差があるのは気になるところです。保護者が「かけている」と思っていても、そこまでの不自由を感じること無く、児童は、サイトを閲覧できたりできているのかもしれず、場合によっては、フィルタリングが全くかかっていない(外れている)と、とらえることもできます。 これらの差があることによって、「問題が生じている」ことがあるとしたら、まさにそれは「問題」です。この意識の差を埋められるような、実際の利用ができるよう、再度、ルールの確認が必要だと思いました。 5年生に限らず、他の学年についても、携帯電話・スマートフォンをお子様が持参している家庭は、今一度、ルールについて確認をしていただきたいと思います。 「その2」では、自由記述について、紹介いたします。 今日は小牧シティマラソンですが…受付だけすませて、記念品を受け取り、ランナーズチップを返却すると、帰宅しました。 今年は走れていないですねぇ。体調が整い次第、2月下旬の犬山ハーフマラソンに向けて頑張りたいと思います。 2017.1.21 日本の教育財政はいかにシンガポールの教育水準、教育制度(受験制度)、教育予算などについて触れられていました。 記事を呼んでいると、シンガポールの教育予算の多さに驚きました。「国家予算の25%」というのですから。日本はそんな割合でないことだけは分かっていましたが、調べてみると、少し前のデータですが、「一般政府総支出全体に占める公財政教育支出の割合(2011年)」(出典:文部科学省「我が国の教育行財政について」)から読み取ることができました。 それによると、なんと日本は「9.1%」。データの存在する「OECD(経済協力開発機構)加盟国」(31カ国)のうち、30番目というのですから、日本の割合の低さが分かると思います。しかも、トップのニュージーランドでさえ「21.6%」です。シンガポールの「25%」という割合が、いかに突出しているか、ということが分かります(※シンガポールはOECD加盟国ではありません)。 ちなみに、シンガポールの「GDP(国内総生産)」は、日本のGDPの約7%(2015年)ですから、額そのものが多いわけではありません。特に、日本は、シンガポールより人口も国土面積も多く、国家事情も違うことから、一概に比較することはできませんが、他国に比べて、「教育」に力を注ごうとしていることが伝わってきます。そして、その結果、「TIMSS(国際数学・理科教育動向調査)2015」で、小学校4年生、中学校2年生の両学年が、「算数・数学」「理科」の両教科でトップになっているのですから、その効果もあるというものです。日本の教育予算の割合がもう少し高かったら…なんてことを思ってしまいます。 しかし、日本の素晴らしいところは、国家予算やGDPの割合から言えば、多くはない予算でありながら、これまでのTIMSSで、トップこそとれなかったものの、「2003年中学理科」を除き、常に全教科がトップ5に入っています。 日本の教育は、やっぱり誇れるところがあるようです。予算や費用に頼りすぎることなく、力をつけてきているのです。まさに「教育は人なり」という言葉が語り継がれている所以ですね。 (※関連ページはこちら↓) ■我が国の教育行財政について(文部科学省) ■国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2015)のポイント(文部科学省) (※下図は、「一般政府総支出全体に占める公財政教育支出の割合(2011年)」(文部科学省「我が国の教育行財政について」)より引用) 2017.1.20 波平さんを今の有名人と比較すると確かに60歳で定年退職と言っても、まだバリバリ働ける人が多く、実際に、新しいステージでしっかり働いてみえる人も、周囲にはたくさんみえるのではないでしょうか。 そこで、ふと思ったのは「サザエさん」。昔からある漫画だけに、登場人物の年齢設定が、当時の時代を物語っています。 「サザエさん」は、ちょうど、1946年(昭和21年)という戦後間もなくして連載が始まり、一時休止を経て、今の家族設定で再開されたのが、1951年(昭和26年)となっています。1950年(昭和25年)の平均寿命は、男性が「約56歳」、女性が「約60歳」でした。漫画では、波平さんが「54歳」の設定ですが、漫画が連載(朝日新聞に掲載)されていたときは、まさに「孫もいるおじいちゃん」という、妥当な設定だったようです。 これを、現在の有名人と比較してみると…(有名人は、私が個人的に選ばせていただいたものであり、好みとかではありません(笑)※敬称略)。 波平さん(54) 藤井フミヤ、筧利夫、トム・クルーズ 舟さん(52) 高島礼子、YOU、山口智子、真琴つばさ マスオさん(28) 松坂桃李、中尾明慶、田中将大、前田健太 サザエさん(24) 有村架純、きゃりーぱみゅぱみゅ、指原莉乃、剛力彩芽 となるのですから、なんだかおかしいですね。いかに、戦後の年齢と、今の年齢にギャップがあるかが、よく分かります。これなら、新しい提言ももっとものような気がしますね。 古北っ子の皆さんも、85歳前後までは生きられるようです。まだまだ人生は長いです。充実した人生を送るためにも、今のうちから、様々な経験をしたり、力をつけたりし、未来に向けての財産作りをしていってくださいね。 2017.1.19 日本と雪しかし、愛知県だから、先日ぐらいの積雪で済みますが、日本は、「雪国」が多いようで、調べてみると、国土の1/2に「豪雪地帯」があることが分かります。 しかも、北海道から東北6県(青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島)はもちろんのこと、北関東(栃木、群馬)、北陸・信越・東海・近畿(新潟、富山、石川、福井、長野、岐阜、滋賀)に至っては、「特別豪雪地帯」(豪雪地帯対策特別措置法第2条第2項:積雪の度が特に高く、かつ、積雪により長期間自動車の交通が途絶する等により住民の生活に著しい支障を生ずる地域)となっています。 上図の地図のうち、水色が豪雪地帯、青色が特別豪雪地帯です。こうしてみると、日本海側の多くの都道府県で、豪雪地帯・特別豪雪地帯であることが分かります。右下の「国土の1/2は豪雪地帯 24道府県・532市町村」という赤い文字がその多さを物語っています。 そういう地域は、雪害に対する備えがしっかりし、住民の意識も高いと思いますが、慣れていない、愛知県のような地方では、甘く考えることも多く、雪用タイヤでない、ノーマルタイヤの車を運転し、事故に遭うこともしばしばあります。先日も、横滑りしている車を見つけ、「こちらに滑ってくるなよぉ」と祈ったものです。 車に乗っていない小学生は大丈夫か、というと、そうでもありません。場合によっては、スリップした車が通学班に突っ込んでくる恐れもあります。雪の日は、自分も周囲も気をつけて行動する必要があります。 ちなみに、Wikipediaで「豪雪地帯」を調べると、国内各地の積雪記録を見ることができます。沖縄を除く、全ての都道府県で積雪があることを知り、驚きました。 季節は「寒の中」です。もうしばらく寒い日が続きそうです。また、雪が…、なんてこともあるかもしれません。古北っ子の皆さんには、雪遊びは楽しいですが、家と学校の往復など、移動の際は、くれぐれも気をつけてほしいと思います。そして、上手に雪とつきあっていきましょう。 (※関連ページは以下をクリック↓) ■豪雪地帯・特別豪雪地帯の指定(平成28年4月1日現在)(上図) ■豪雪地帯-Wikipedia 2017.1.18 保護者のためのスマホ教室を開催してというのも、お母様方の使い方と、子どもの使い方では、同じスマホでも「随分違う」ということがご理解いただけたからだと思います。 お母様方が、連絡をとるためのツールとして、メッセージアプリ(主にLINE)を使用したり、電話を使用したり、あるいは調べ物をするために検索をするツールとして使用しているのに対し、子ども達は、コミュニケーションの幅を広げたり、そのつながりを強くしたりするツールとして、あるいは、これまでの携帯ゲーム機に替わるゲーム機のツールとして使用している実態があるからです。 よって、子ども達のスマホの使い方では、トラブルに発展することが多々あります。 すでに、ニュース等で報じられていることからご存じの方ばかりと思いますが、「LINE等によるいじめ」「プライバシーの侵害」「コミュニティサイトでの炎上」「著作権法違反」「ゲームアプリで高額課金」などが起こるのです。 特に、最近では、動画をアップロードし、そこに自身や他人の個人情報を公開したり、いたずらなどの悪ふざけをした一連の行為を公開したりすることが小学生でも見られ、問題になっています。 「スマホ教室」では、子ども達をスマホから守るための3つのポイントとして、 ・保護者自身が学ぶ(スマホを与えるのは保護者の責任)。 ・フィルタリングを利用する(大切な子どもを守り、保護者の助けになる) ・家庭のルールを作る(子どもの社会は大人とは違う。「大人だけ」「子どもだけ」で作らない。必要なのはコミュニケーション) ということが確認されました。 子ども達を「加害者」や「被害者」にさせないためにも、まだ持たせていないご家庭は、持参の可否を慎重に検討していただき、すでに持たせているご家庭は、その使い方を十分に理解させ、定期的に使用法について確認をしてきたいものです。 次年度も、同講座を開催する予定でいます。その際は、多くの保護者の皆様の参加をお待ちしております。 運動場が使えないと…すると、にぎわうのが、図書館やレインボールーム。 特に、今日は、昼放課が、「あおぞらタイム」で予定されているため、「長放課に行かねば!」と、多くの古北っ子が足を運んでいました。 写真は、貸し出しが少し落ち着いた時間帯ですが、それでも最後まで読書を続ける古北っ子が何人もいました。 ぜひ、また、足を運んでくださいね。 2017.1.17 あれから22年「阪神淡路大震災」が1月17日に発生して22年。古北っ子のお父さん、お母さんは、小学生〜高校生くらいだったでしょうか。未明の5時46分の出来事だっただけに、記憶に残っていたとしても、かすかな記憶に留まっている人もいるかもしれません。 毎年、今日の早朝5時46分には、写真下のように、竹筒に入った、犠牲者の数である約7,000本のロウソクをともし、追悼する行事が行われています。 しかし、全ての出来事がそうなるように、この日の震災も例外ではありません。被災した人、復興に関わってきた人が亡くなり、関係者の数が年々減っているのです。 被災で被害を受けた人、近しい尊い命を失った人、あるいは被災で亡くなったご本人たちのためにも、どのように防災や減災をするといいのか、どう備えるといいのか、そういうことを語っていく人が減りつつあるというのです。 幸い、現在は、デジタル機器の発展により、それらの記録を残し、ふり返ることができますが、こういうことに関しては「百見は、“一聞”にしかず」でしょう。当事者の話を聞くことにより、リアルな感情が伝わってくると思います。 震災が落ち着いた数年後から、本校校区の北部中学校は、通常なら関東方面に行く修学旅行を、震災学習のために関西方面に切り替えていた時期がありました。仲の良い友人らとディズニーランドに行きたかったこととは思いますが、現地で関係者の方の話を聞くなど、それはなかなか経験のできないことをしていたのです。 古北っ子が、自らの意志でそれらの震災について学習するもよし、当時を知っている大人が古北っ子に伝えるもよし、やがておとずれるであろう、この地区の地震に備える意味でも、今日の日を風化させてはいけないと思います。 以下のサイトから、震災当日の様子、復興の様子などを、画像や動画、関係者のコメントで知ることができます。「一聞」はできませんが、「一見」で学ぶことができます。 ■阪神・淡路大震災「1.17の記録」 ■BE KOBE ■神戸市:震災復興映像クリップ (写真提供:神戸市) ・写真上:神戸市役所2号館 止まった時計 ・写真中:旧:神戸市神戸商業高等学校 現:住吉側東緑地 ・写真下:阪神淡路大震災1.17のつどい 2017.1.16 「駅伝の街」になりつつある江南市そんな中、昨日は、「都道府県対抗女子駅伝競走大会」が雪の舞う京都市内で行われ、愛知県が8年連続入賞となる5位入賞を果たしました。3区の中学生が走る区間では、宮田中学校の野津里実さんが、快走を見せ、上位入賞に貢献しています。 次週22日(日)には、都道府県対抗駅伝の「男子の部」が開催されますが、そこでも、古知野中学校出身の蝦夷森章太君がメンバーの一人として参加することになっています。 そして昨日、県営一宮総合運動場では、この地方の中学・高校・一般のチームが参加し、「尾張駅伝競走大会」が開催されました。一般の部では、江南市内の中学校の卒業生が多く所属する「ぬまちゃんず」が、1・2位となり、中学男子で、宮田中が優勝、中学女子で、古知野中が2位、宮田中が3位と、市内の関係チームが上位入賞を果たしています。 よくよくふり返ってみると、「愛知駅伝」(愛知県市町村対抗駅伝競走大会)でも、11回までに、7位を最高順位に、ほぼ10以内の結果を残しており、なかなかのものです。 さらに、昨年・一昨年と、古知野中学校が「全国中学校駅伝競走大会」に出場しました。その中学校大会は、西尾張地区から県大会への出場枠は10にもかかわらず、市内5中学校がそろって県大会に出場することもあり、なかなかの力を発揮しています。平成28年度は、全国大会へあと一歩の女子2位に古知野中、女子3位に宮田中学校が入賞しています。 2月12日(日)に、すいとぴあ江南を起点に行われる「江南市民駅伝競走大会」は、今回で、51回目となり、歴史のある大会となっています。すごいですね。 …というように、江南市は、様々な駅伝で結果を残しており、「駅伝の街」になりつつあるようです。 ぜひ、古北っ子のみなさんも、小学校卒業後は、駅伝の楽しさ、素晴らしさに触れ、挑戦してみるのもいいかもしれませんね。江南市の駅伝を盛り上げる一助になると思いますよ! (※写真は、本日(1/16)付中日新聞「みんなのスポーツ」欄です) 2017.1.15 新聞読み方講座これは、昨年末までの「ジュニア中日」という紙面から、新年1月より一新されたものですが、そのページ内に「NIE新聞で学ぼう」があります。そこには、1月8日付新聞から「新聞読み方講座」というコーナーが始まりました。全7回に渡って掲載される予定のようです。 8日付新聞の書き出しには「「新聞って難しい」。そう思っている人はいませんか。」とあります。活字が多い新聞は、特に小学生には敬遠されそうですが、新聞の見方、内容の充実さ、情報量の多さなどを理解してもらい、新聞を役立ててもらおうというのがねらいのようです。 8日付新聞には「基本編」が、本日15日付新聞には「1面偏」が掲載されています。今後、「社会面」「運動面」が掲載される予定です。 継続して読むことで、良さを感じることができると思います。ぜひ、紙面の特徴や読み方を知り、生活に潤いを与えたり、学力向上の一助にしたりしてほしいと思います。 古北っ子に新聞を読む習慣を身につけてもらえると、うれしいですね。 |
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