令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2017.3.19 そして

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昨日は、本ホームページのアクセス数も、週末にしては多く、もしかしたら、卒業式の余韻もまだ残っていて、卒業式の当日の様子(参照:平成28年度卒業式1〜40)をご覧になっている方も多いのかな、と思いました。

そんな中、本日付(3/19)付の中日新聞のコラム「中日春秋」に、卒業式の「呼びかけ」の文が掲載されていました。本校でも「別れの言葉」として行っている、卒業生と在校生による「言葉の掛け合い」です。
以下に引用し、掲載させていただきます。

 小学校の卒業式でよく行われる「呼びかけ」。卒業生たちが短い文章を分担し声を出し、ときに声を合わせ、六年間の思い出などを語っていく。「楽しかった!」「修学旅行!」。戦後、どこかの小学校が導入し、全国に広まったと聞く▼卒業式のシーズンがやってくると、同い年の友人は決まって、この「呼びかけ」の思い出を語りたがる。なんでも友人に与えられた呼びかけのせりふは「そして!」のみだったそうだ。「たった三文字の接続詞だよ」。四十年も昔の力不足をいまだに嘆いている▼三月には喜びの色と悲しみの色が混じり合っているようである。卒業や新しい進路に胸を躍らせる若者がいる。その一方、進学、就職などで望んだ通りの道を歩むことがかなわなかった若者がいる。挫折に声を上げて泣く者もいるだろう▼あの友人は気に入らなかった「そして!」を誰よりも大きな声で発し、絶賛されたそうである。何のことはない、自慢話なのだが、担当した「呼びかけ」の言葉が何であったか、思い出せぬ身にはちょっとうらやましい思い出でもある▼考えてみれば、「そして」とは深い言葉かもしれぬ。その接続詞の後には、自分次第で変えられる未来や可能性がある▼挫折し「そして、泣き続けた」と続けるのか。それとも、「そして、立ち上がった」と続けるのか。三月の「痛み」にこの三文字を贈る。

ちなみに、本校の「別れの言葉」は、最短の文字が「春」の2文字です。しかし、トップバッターの言葉であり、立派に切り出してくれました。
また、途中、「もっと」の3文字を一人ずつ繰り返す場面がありましたが、全員で言う「すばらしい学校にしてください」につながる、力強い「もっと」でした。
長さはそれぞれですが、誰一人欠けても成立しないメッセージであり、87名が堂々と、言葉を紡いでくれました(※なお、他に「全員」「○組全員」「男子」などがあり、発する回数は、単純に、一人当たり二桁は超えていることを補足します)

さて、そんな別れの寂しさと余韻に浸れる6年生の卒業式でしたが、中学校の卒業式からは、文中にあるように「卒業や新しい進路に胸を躍らせる若者がいる。その一方、進学、就職などで望んだ通りの道を歩むことがかなわなかった若者がいる。挫折に声を上げて泣く者もいるだろう」という場にもなってきます。

これからの将来は、様々な困難にも負けるときもあるかもしれませんが、ぜひ、その後に、もう一度立ち上がれる人になってほしいと思います。悔しい思いや、失敗を経験しながら成長する人は、強くなれます。
何年かしてからの古北っ子の活躍を、どこかで聞けることを楽しみにしています。頑張れ、卒業生!

2017.3.18 いい話の広場

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中日新聞の県内版にあるコーナー「ほろほろ通信」に、去る12月4日、本校の修学旅行の出来事について掲載されたのは、本ホームページでも紹介をしました(参照:2016.12.4 箸袋の「ありがとう」)。

その編集者である志賀内泰弘さんが運営しているホームページ「いい話の広場」を定期的に訪問しているのですが、まさに「いい話」にあふれています。

また、本校は、それらの話のいくつかが掲載されている月刊誌「プチ紳士からの手紙」も購読(小中学校は無料・大人は有料)し、教師間で回覧をしていますが、そこには、メールや投書などで寄せられた「いい話」以外にも、志賀内さん自身が取材した「いい話」や、「その背景」なども掲載されています(参照:2015.6.29 大人が率先して…)。

「いい話」を読むと、心がホッコリするのと同時に、元気や勇気をもらえます。さらに、自分はそんな行動ができているだろうかということを振り返らされます。

大人が読むのもよし、内容によっては古北っ子に「これ、いい話だよ。読んでみては?」と進めるのもよし。心のビタミン剤になること間違いなしです。ぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。

ちなみに、上記の本校の修学旅行の出来事「箸袋の『ありがとう』」の記事も、掲載されていますよ。

(※関連サイトは以下をクリック↓)
いい話の広場
第1414号 ほろほろ通信『箸袋の「ありがとう」』志賀内泰弘

2017.3.17 今年の桜は…

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個人的な感覚として、「卒業式を終えると、暖かくなる」イメージがあります。タイミング的には、ちょうど「春分」のタイミングと重なる頃でもあるため、まんざらでもないように思います。この週末も、15℃を超えるような日が続く予報も出されており、少しずつ、でも確実に暖かくなっていきそうです。

そんな気候になってくると、気になるのが、桜の開花日。
本校の桜の木(ソメイヨシノ)を見てみると、写真の通り、まだまだ小さなつぼみです。しかし、気温が高い日が続けば、ふくらむスピードも速くなりそうです。

そんな中、ここ最近の傾向を確認しようと思い、気象庁にある「生物季節観測の情報」のページを見てみました。昨年のこの時期に、「校長室から」で紹介していますが(参照:2016.3.25 生物季節観測)、その中に、「さくらに関する情報」として、「過去のさくらの開花日・満開日」などが記載されているのです。

すると、過去6年間は、以下の通りとなっています(数字は月日)。

    2011  2012  2013  2014  2015  2016  平年値
開花日 3.27  3.30  3.19  3.24  3.21  3.19  3.26
満開日 4.6   4.6   3.28  3.31  3.30  3.31  4.3 

今年は、「少し早い」とも言われていますが、どうなるでしょうか。

個人的には、やっぱり、入学式は、きれいに桜が咲き誇る中で行いたいと思っていますが…。
こればかりは、人間の力でなんともなりませんね。そんなタイミングになることを願っています。

(参考サイトは以下をクリック↓)
気象庁|生物季節観測の情報

おいしかったですよ!

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今日は、5年生の両クラスが、5年生最後の「お楽しみ調理実習」を実施。
完成したものを、校長室にもってきてくれました。

できあがったのは、「五平餅」と「カナッペ」。
タレの甘辛さと、餅米のおいしさが相性バッチリの五平餅と、
甘くてフルーティーなカナッペは、これまたおいしいものでした。

どちらも、5年生自身が「おいしい!」と言いながらいただいたのでは?

とてもおいしかったですよ!ごちそうさまでした! (^o^)b

卒業を改めて実感

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下靴も、バレーシューズもなくなった6年生の下駄箱。

改めて、卒業したことを実感させられます。

6年生の卒業後は…

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通学班の班長・副班長が、6年生からバトンタッチされて約1週間。
これまで、新班長・新副班長を温かく見守ってくれていた6年生がいなくなって、初めての登校となりました。

江森・山尻方面の、少しこぢんまりとしたであろう、6年生がいなくなった通学班の登校の様子を見に行くと、そんなことを感じさせない、元気なあいさつと、整然とした登校の様子を見ることができました。

横断歩道を渡り終えた後に、きちんと一礼をすると、それに応えるように、ドライバーの方も頭を下げていただけた方がみえました。ありがたいことです。

2017.3.15 6年生修了式

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今日は、6年生が、卒業式より一日早く、修了式を行いました。
予行練習に続いて行われた式でしたが、しっかりした態度で、集中して臨むことができました。さすが6年生ですね。

修了式式辞は、以下の通りです。

ただ今は、6年生87名のみなさんに、修了証を授与しました。これは、「6年生」を修了すると共に、みなさんにとっては、小学校6年間を修了するものです。
このときの「修了」という漢字は「終わり」ではなく「修める」の「しゅう」を用いた「修了」となります。

この「修了」という言葉は、「きれめなく整え終えること」を表しています。

皆さんは、小学校での学業を全て整えるようにして終えたということです。しかし、学ぶことに終わりはありません。4月からは、中学校での学びが待っています。中学校を卒業すれば、ここにいる多くの人が高校に進学し、その後はまた大学や専門学校に、さらには大学院へ行き学び続ける人もいるでしょう。また社会人になっても資格をとったり、新しい仕事を覚えたりするために学ぶことがあるでしょう。学びへの追求は自分の意志や意欲があれば、永遠に続いていきます。

「玉磨かざれば光なし」ということばがあります。
どんなによい玉でも、磨かなければ輝かないように、すばらしい才能をもっていても、自分を磨かなくては、才能を発揮できず、優れた人物にはならないという例えです。
小学校の6年間で身につけた力をさらに伸ばすためにも、これからも自分自身をどんどん磨いてください。そうです。ここで言う、「磨く」と言うことは、「学び続けること」「鍛え続けること」です。
そして、それぞれのかがやきを放ち、社会で活躍できる人になってほしいと思います。

さて、明日は卒業式です。この「卒業式」の正式名称は、「卒業証書授与式」です。卒業証書を授け渡すことが本来の目的の式です。
ぜひ、卒業証書を受け取るときに呼ばれる名前に対する「返事」に、皆さんの心をすべて込めてください。
参加された家族の方、来賓、4・5年生に、さすが6年生、さすが古北っ子というところを見せてください。
そして、3学期の合言葉の「整える」「今日より明日」とあわせて、これまでの練習の成果を発揮し、素晴らしい式にし、今日より温かい卒業式にしましょう。

そして、式を終えて退場するときは、笑顔で退場しましょうね。

いよいよ本番は明日 〜予行練習〜

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今日の1・2限目には、最後の卒業式の練習となる「予行練習」をしました。
日に日に、細かなところもきちんとされ、明日の本番の式では、温かく、いい式になりそうです。卒業生も、4・5年生もさすがですね。

2017.3.14 東北に思いを寄せて その2

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東北地方の新聞紙には、昨日の本HPの記事「2017.3.13 東北に思いを寄せて」のように、3月11日前後のコラムに、様々な形で「東日本大震災」のその後を描いています。
 
地方紙「福島民報」の3月11日付のコラム「あぶくま抄」には、やはり、私たちが考える以上に、大変な思いをしている、被災地の当時小学6年生のことをクローズアップして記しています。以下に、引用し、掲載させていただきます。

 着られなかった制服がある。6年前、双葉郡の小学6年だった女の子は卒業式を前に、母と一緒に店で採寸した。数日後にできるという。これを着て友達と中学校に通える。胸が弾んだ。古里を離れたのは、採寸の翌日だった。
 駐車場に止めた車の中で家族と夜を明かした。知らない町で空を見上げたこともある。入学したのは避難先の中通りの大きな中学校だった。小学校からの知り合いはいない。新しく作った制服は少し大き目だった。心細かったが、同級生や先生は優しく迎えてくれた。
 あの春、被災地の小学校は卒業式ができなかった。さよならを言う間もなく、友達と別れなければならなかった。その子どもたちの多くが今月、高校を巣立った。つらいことや悲しいこともあったはずだ。それを小さな胸にしまい、一日一日を乗り越えてきたのだろう。
 女の子は4月から進学で福島を離れる。6年の間に背は母より大きくなった。たくさんの人と出会い、支援を受けた。だから、感謝の気持ちを忘れないで新しい生活を送ろうと誓う。同じ制服を着るはずだった友達と、いつか古里で再会したいと願う。時間は止まっていない。未来へと続いている。

もし、古北っ子が、卒業式を目前にて、このような出来事があったらどうでしょうか。それは、想像に耐えがたい、複雑な思いになることでしょう。
当事者の思いになることは、簡単なことではありませんが、時には、そんなことを考えることで、被災地の人々に寄り添うことができるでしょう。

こうして、平穏な生活を送ることができることに感謝をすると同時に、「いざ」という時の備えをしっかりしておきたいものです。「東南海沖地震」は、いつ発生するか分かりません。

(※関連サイトは以下をクリック↓)
福島民報|あぶくま抄|着られなかった制服(3月11日)

本番まであと2日

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卒業式当日まであと2日となった今日は、これまでより、さらに心地よい緊張感をもって、すばらしい姿勢で、練習を行うことができています。
さすが、古北っ子の高学年のみなさんです。

卒業式当日は、厳粛でありながらも、温かな式になりそうです。

2017.3.13 東北に思いを寄せて

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一昨日の3月11日には、東日本大震災発生の日にちなんで、テレビで、様々な特番が放映されていました。また、昨日は、一昨日の被災地の模様を伝える番組があるなど、6年前の出来事を風化させないよう、様々な形で、私たちにメッセージを送ってくれていました。

そんな中、宮城県仙台市に本社を置く地方紙「河北新報」のコラム「河北春秋」(2017.3.12付)には、以下のようなものが書かれていました。

震災の記憶が薄れつつあるかもしれない子どもたちに、南相馬市の原町一小の話をします。昨年、陸上の県大会のリレーで6年男子が優勝し、女子は6位に入賞しました。原発事故で避難や屋外での運動制限を経験した児童たちですから、これはすごいです▼学校生活は事故で一変しました。「放射線」「除染」「被ばく」といった言葉が普通になりました。放射線を学ぶ授業が1年生からあり、高学年は健康との関係を学びます。昨年度の5年生は、甲状腺がんについて専門家の話を聞きました▼給食の放射性物質測定も行われていますが、もちろん検出されていません。こうしたことを通し、子どもたちは知識を身に付け、理解を深めています▼避難生活を送る福島の子がいじめられたニュースを知っているでしょう。知識のない人たちに偏見を持たれたのですね。佐藤昌則校長は「正しい知識を持てば『それは違うよ』と正してあげられる。そんなたくましい心も育んでくれたら」と願っているそうです▼福島の小学生について考える機会があまりなかったかもしれません。でも、関心を持つことは自分のためでもあります。相手への思いやり、想像力はそこから生まれるのです。それに気付いた人こそ、優しくて強い人なのではないでしょうか。

日本の各地で、残念ながら、「被災地から避難をした児童・生徒がいじめに遭う」という出来事が起きています。
被災地で被災していたり、被災地の現状を知れば、そんなことは決してないはずなのに、残念でなりません。

コラム文末の「福島の小学生について考える機会があまりなかったかもしれません。でも、関心を持つことは自分のためでもあります。相手への思いやり、想像力はそこから生まれるのです。それに気付いた人こそ、優しくて強い人なのではないでしょうか。」という部分に考えさせられるのではないでしょうか。

古北っ子と年齢が同じ小学生が、今なお、苦しい思いを強いられています。そんな頑張っている小学生に間違った接し方をしないことはもちろんのこと、これからの未来に向けたエールを送ることができれば、と思います。

そんなことの一助になるのが、明日が最終日となる児童会主催の義援金活動です。古北っ子のお小遣いから少しの額を、あるいは、家族の協力で、プラスアルファの額を協力できると、少しでも、暮らしが楽になるかもしれません。温かい気持ちで、東北の人たちにエールを送りましょう。

そして、河北新報のwebサイトにある「地震の記録」を見ると、これまでの変遷や出来事を知ることができます。ぜひ、一度、ご覧になられては、いかがでしょうか。

(※関連サイトは以下をクリック↓)
河北新報コラム|河北春秋
地震の記録|河北新報オンラインユース

ABCを大切に

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和田五・六方面の通学班は車の量が多いところを通ります。

KSVの方に付いていただいていますが、写真のように、自分たちで、しっかり列を整え、白線内を歩いています。

さすがです。これからも無事故で登下校をしてくださいね。

2017.3.12 ゴッホとゴーギャン展

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昨日は、愛知県美術館で開催されている「ゴッホとゴーギャン展」を観に行きました。
会場は、老若男女、多くの人であふれていましたが、その多さと言えば、エレベーターの乗り場や、会場入り口に列ができるほど。その人気と関心の高さがしっかりと伝わってきました。特に、休日ということもあったと思いますが、小学生もかなりいました。

ゴッホの作品展は、2011年2月に、名古屋市美術館で「没後120年 ゴッホ展」というものがあり、そのときも足を運びました。その時の展覧会では、ゴッホが、その画風をどのように変化させていったかが分かる構成になっていましたが、今回の展覧会でも、ゴーギャンとの関わりを中心に、二人に影響を与えた画家の作品も展示され、その関連と画風の変化が分かるような構成になっており、興味深く観ることができました。

わずか37年という短い生涯だったゴッホですが、そんな短い間に、随分多くの表現にチャレンジしていたことが分かります。
名画と言われる作品が、そんな変遷を経てたどり着いた画風であるということを改めて知ることができ、また一つ学ぶことができました。

冒頭に記述したように、小学生の姿をたくさん見ましたが、今回の展覧会で「いいな」と思ったのは、全ての作品ではないですが、所々に小学生向けの解説が加えられていること。絵の見所を分かりやすく解説し、どのように絵を観ると良いかが分かります。

そして、「本物を観た・触れた」という事実は、いつか生きてくるように思います。
特に本物は、作品の大きさや、筆遣い、緻密さなど、様々な部分が見えてきます。画集などでは伝わらないものです。

開催期間は、3/20(月・祝)までです。中学生以下は無料です。ぜひ、まだご覧になられていない方は、ご家族で足を運ばれてはいかがでしょうか。

(※以下から、展覧会の内容や作品の一部を知ることができます)
ゴッホとゴーギャン展

2017.3.11 あれから6年

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あの日から6年が経ちました。
6年前の3月11日、高学年の皆さんは、幼稚園・保育園に通っていたので、この地域も揺れ、東北地方を中心に、広い範囲で大きな被害をもたらした地震があったことを記憶している古北っ子もいるでしょう。
しかし、低学年の皆さんは、当時はまだ小さく、記憶にない古北っ子がほとんどでしょう。そうです。この先、そんな大災害があったことを知らない世代が小学生になり、中学生になっていきます。

そして、あの日を知っている私たちでさえ、この節目にならないと、忘れてしまいがちです。
しかし、直接被害にあった方は、片時も忘れることはないでしょう。そして、今なお、復興のために、被災地で、原発で、それぞれに頑張っている人が多くいます。

そんな復興の様子が、「Google Earth」を使うと知ることができます。
Google Earthをダウンロードして、検索したい場所を指定し、時計のアイコンをクリックすると「時間スライダ」が表示されます。そのスライダで、過去の年月を指定すると、過去にさかのぼって、その場所の変化を知ることができるものです(写真は、その変化を示したもの。被災地の堤防ができる様子をGoogle Earthよりキャプチャしました)。
こんなところから、被災当時の状況や、現在の復興の状況を知ることができます。
これからも、Google Earthで状況を確認することで、被災地の状況を見守り続けることができそうです。

実際、様々な箇所を見てみると、被災地は、徐々に復興を果たしていることが分かります。しかし、完全に復興するには、まだまだ長い時間がかかりそうなことも、逆に見えてきます。

私たちにできることは、限られているかもしれませんが、現在行っている、復興のための義援金活動など、できることを行うことで、わずかかもしれませんが、復興の手助けに協力することができます。
「0」の力では、どれだけかけ合わせても「0」ですが、複数の力になったとき、その力は、確実に増えていきます。

古北っ子たちには、そんなことを伝えながら、風化をさせずに、復興の一助ができれば、と思います。

2017.3.10 放送室の放送卓が替わりました

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今年度、少し前から工事に入っていただき、市の予算で、校舎内放送室の放送卓を新しくしていただきました。
というのも、一斉放送がうまくできないことがしばしばあり、緊急時や行事に対応できない恐れがあったため。お父さん、お母さんが古北小に通っていた時代からがんばっていた機械は、「おじいさんのクラリネット」ではないですが、さすがに寿命がきたようです。 
 
ということで、間もなく設置工事が終了するのですが、見てみると、さすが最新の機械です。

「音声卓」と「映像卓」の二つで構成される「放送卓」。
特に「映像卓」は、「映像セレクター」(映像元を選択する機械)が、家電によくある、表面が塩化ビニルに覆われた、「フラットなプッシュボタン」となり(写真枠内左上)、パネルの凹凸がなくなりました。いかにも今風です(やがてビニールが破れないかどうかは心配なところですが…)。

そして、選択する映像元も、これまでの「三色ピン」(音声赤白・映像黄のおなじみのピン)の外部入力以外に、「ビデオカメラ」「DVD・Blue-Ray Disk」「書画カメラ」「パソコン」などを選べる仕様になっているということ。
接続端子は、これまでの三色ピンの端子だけでなく、「RGB端子」(主にパソコン)、「HDMI端子」(写真枠内右下)が取り付けられており、高精細度のデジタル機器に対応できる仕様となっています。

とは言っても、教室にあるディスプレイがデジタル対応でないため、アナログに変換しての出力することになっているところはご愛敬。近いうちに、教室のディスプレイもデジタル対応の機器に新しくなり、一斉放送で活用できることを期待しています。

さて、放送委員会を始め、各委員会の委員さんが放送室を訪れ、新しい放送卓に触れる姿は、やはり嬉しそうで、なんだか得意げな様子です。これまで使用することがなかった「コールボタン」も使い、おなじみの「ピンポンパンポーン♪」と軽快なコールチャイムが聞こえると、ワクワクしているのが伝わってきます(笑)。

新しくなった放送卓をいとも簡単に使いこなすあたりはさすが現代っ子です。おそらく、この先数十年は、この機械を使うことになると思います。大切に使うと共に、有効に使ってほしいと思います。

ABCを大切に&整える

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下駄箱で、丁寧に、靴の位置を揃えている1年生の古北っ子。

一人一人の意識で、揃っているところもありますが、こうした係の「ひと手間」で、さらに整いますね。

3学期の合言葉は「整える」です。修了式まであと9日。最後まで、しっかり整えていきましょう。

係のみなさん、ありがとうね。

ABCを大切に

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今日は、「交通事故0の日」ということで、学校西側の押しボタン信号にて、該当監視活動当番の日でした。

古北っ子の様子を見ていると、多くの新班長さん・新副班長さんが意識的に行動していました。写真枠内左上の写真のように、止まってくれた車にお礼ができる班長さんもいました。

日に日に自覚が高まっているようです。安全第一で登下校ができるよう、新班長さん・新副班長さん、よろしくお願いしますね。

2017.3.9 ありがとう

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今日は、3月9日。略して「サン(3)キュー(9)」となることから、「サンキュー・デイ」(NPO法人HAPPY&THANKSが制定。ありがとうを届ける日)であったり、「サンクスサポーターズデー」(日本生命保険相互会社が制定。日頃、支えてくれている人に感謝の気持ちを伝える日)であったりします。他にも「サンキューの日」「感謝の日」など、「サン(3)キュー(9)」の語呂にちなんだ「記念日」がいくつかあります。

7日(火)には、「卒業生を送る会」がありました。その中で、各学年からの「贈りもの」がありましたが、どの学年も、6年生に対する、これまでの感謝の気持ちを伝えるための「ありがとう」「ありがとうございました」という言葉があふれていました。
児童による合唱も「ありがとうさようなら」で、やはり感謝の気持ちのメッセージが込められた合唱曲でした。
会は、とても温かいものになり、そんな会にしてくれた児童のみなさんに、終わりの言葉では、私から「みなさん、ありがとう」と伝えたほどです。

庄司武さんの「ありがとう」という詩があります。

 ありがとう 
 ありがとう
 言えば とっても いい気持ち
 言われりゃ もっと いい気持ち
 ありがとう
 ありがとう

言っても、言われても気持ちのよい言葉が「ありがとう」です。
そんな「ありがとう」がたくさんあふれる3月9日にしてはいかがでしょうか。

(ものをとってくれたり、頼まれごとをしてくれたら)「ありがとう」
「今日もご飯おいしいよ。ありがとう」
「元気に学校に通えているね。ありがとうね」
…などなど、古北っ子も、お母さん・お父さんも、どんなシチュエーションでも伝えられる言葉だと思います。

そして、今日に限らず、「ありがとう」があふれる、温かい古北小地区になるといいですね。

2017.3.8 「みつばちの日」にちなんで…

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今日3月8日は、その語呂合わせから「みつばちの日」となっています。
そこで、「みつばち」に関する話題を一つ…。
 
と言っても、関係するのは、本のタイトル。
先日まで1年1組に臨時でお勤めいただいた横井先生から「おもしろかったです。お勧めですよ」と言われ、すぐに「ポチッ」として購入(通販で購入)した、「蜜蜂と遠雷」
すでに、多くの人がご存じかと思いますが、先日、「第156回直木賞」を受賞した作品です。

直木賞受賞前に、本屋で既に平積みになっていたのは知っていましたが、恥ずかしながら、何をモチーフにしたストーリーなのか知りませんでした。しかし、「横井先生がお勧めするなら間違いない」と思い、書評もあらすじも見ずに、「ポチッ」としたのです。

届いた箱を開封すると、「500ページ」を超えながら、なおも「2段組」という、なかなかのボリュームの本が姿を現しました。
本の帯には、「私は、まだ音楽の神様に愛されているだろうか。」のキャッチコピーとともに、「ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。」とあります。
「そうか、ピアノコンクールの話なんだ…」と、音楽が嫌いではない私は、ズシッとした重さに圧倒されながらも、ページをめくりました。

すると、読み始めたら、そんなボリュームを感じさせることなく、どんどん読めます。音楽の表現は難しいように思っていたのですが、きめ細かな描写でありながら、シャープな文体は、情景が次々と浮かび上がり、まるで音が響き渡るかのようにその世界がイメージできてしまうのです。

しかしながら、すき間の時間をつなぎながら読んでいるため、まだ自分自身は、読了していないのですが、とにかく読みやすく、続きが気になるストーリーです(なら、早く読めば、とツッコミが入りそうですが…)。

「構想から12年、取材11年、執筆7年」というのですから、「渾身の一作」であることは間違いありません。「蜜蜂と遠雷」。お父さん、お母さんにお勧めの一冊です。
そして、そんな本を読む姿を古北っ子に見せれば、読書好きな古北っ子も増えるかもしれませんね。

以上、「みつばちの日」にちなんだお話でした。

今年度最後のあおぞらタイム

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気温は「10℃」にも満たない、寒い日中となった、今日の天気ですが、子ども達は、元気に今年最後の「あおぞらタイム」(30分昼放課)を満喫しました。

元気に遊べば、心も体もポッカポカになりますね。楽しいひとときを過ごしたようです。
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
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3/23 給食終了
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