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2017.3.25 登下校の7歳 事故に注意ちょうど新学期が始まろうとしているタイミングだけに、気になるニュースです。 これは、警察庁が、2016年までの5年間に歩行中の交通事故で死傷したデータを分析したもので、興味深い分析結果がまとめられていました。 読み解くと、以下のようなポイントがいくつか浮かび上がってきます。 ●小学生の5年間の死傷者数(29,317人)に対し、登下校中の事故(10,132人)は、全体の1/3を占める ●5年間の年平均の死傷者数は、7歳(1564.6人)→8歳(1208.8人)→6歳(1098.2人)の順 ●10万人当たりでは、7歳(146.4人)→8歳(113.8人)→6歳(102.3人)の順 ●小中学生の死傷者数(35,816人)は、学年別で小学1年生が最多(8,075人 22%) ●月別では、4〜7月、10〜11月が多い ●時間帯は、7時台、15〜17時に集中 ●歩行中の事故の死者数(91人)のうち、小学生は73人(80%)。うち、小1・2が、それぞれ30人で、計60人となり、小学生の82%を占める ●歩行中の事故の死者数(91人)のうち、男子が65人(71%)、女子が26人(29%) これらをまとめると、特に、「小学校低学年の男の子」は、「4〜7月」の「15〜17時」に事故に遭うことが高いことが見えてきます。 暖かくなり、日が長くなるこの時期は、外遊びの時間が増えてくると思います。 また、新学期になると、新しい友だちとともに、今まで通ったことがない道を使って移動することもあるでしょう。 そんなこの時期は、やはり要注意です。 ぜひ、ご家庭でも、ヘルメットの着用や、一時停止の遵守などについて再確認していただけると幸いです。 (※写真は中日新聞の記事を掲載しています) 2017.3.24 平成28年度修了式式辞また、修了証を授与した各学年の5人の代表児童の呼名による返事もとてもシャープで、清々しいものでした。 修了証授与後の式辞は、以下の通りです。 ただ今は、みなさんに、「修了証」を授与しました。 このときの「しゅうりょう」という漢字は、3年生で習う「終わり」ではなく、5年生で習う「修める」の「しゅう」を用いた「修了」となります。 これは、「終わりました」という意味ではなく、「みなさんは、この一年で、様々なことを勉強し、きちんと身につけましたね」という意味になります。 4月からの一年間をがんばり、次の学年もがんばってくれるだろう、という人に与えられるのが「修了証」です。 さて、Panasonicという家電メーカーを作った、松下幸之助さんという人がいます。 この人は、こんなことを言っています。 「竹に節がなければズンベラボーで、とりとめがなくて風雪に耐えるあの強さも生まれてこないであろう。竹にはやはりフシがいるのである。同様に、流れる歳月にもやはりフシがいる」 頭の中に「竹」を思い出してみましょう。 一本一本をよく見てみると、途中に横に線が入っていますね。 この線を何というか知っていますか?そうです。これが「節(ふし)」です。 竹の中はどうなっていますか?そうですね、空洞です。しかし、この節の部分は、空洞の穴がふさがっています。 節の部分はとても硬く丈夫で、竹は、この節があるから、風に耐え、写真のように雪が積もっても折れずに元に戻る強さがあるのです。 松下幸之助さんは、先の言葉で、このことを説明しています。 と同時に、「流れる歳月にもやはりフシがいる」と言っています。 「流れる歳月の『フシ』」とはいつのことでしょうか。 松下幸之助さんは、「お正月」だと言っていますが、私は、「お正月」と、「4月」の二つが、「フシ」だと思います。 人は、この「フシ」のときに、気持ちを切り替えて、「がんばるぞ!」と思うのです。 このフシがあるから、今までうまくいかなかったことがあっても、「新しい年になったらがんばるぞ」「4月からは、がんばろう」と思え、竹のように強くなれるのです。 4月からの一年間、皆さんは、本当に様々なことに頑張って取り組んできました。多くのことを勉強し、そして、心も体も、随分と成長してきました。 中には、もしかしたら、うまくいかなかったことがあったかもしれません。「勉強が少しできなかったな」「忘れ物が少し多かったかな」「友だちとけんかしちゃったな」そんなことを思っている人もいるでしょう。 ぜひ、4月からこれまでの一年間で、順調に成長できた人も、うまくいかないことがあった人も、もう一度、このフシのタイミングで、新しい学年の目標を決めて、がんばっていきましょう。 今日の修了式は、この学年の終わりの日ではありますが、次の目標を立てる日でもあるのです。 そして、目標に対して、1学期のめあてのように「昨年より今年」と、皆さんが、今の学年より、次の学年でさらに成長すると、古知野北小学校がもっともっとよくなるはずです。 それでは、春休みは長くありませんが、今までと同じように、危険な箇所に行かない、怪しい人についていかない、交通事故に遭わないことを約束して、今年度の締めくくりの修了式の式辞とします。 2017.3.23 今年度もあと1日にどの学年・学級も、友だち同士で、また、担任と児童で、いい人間関係を構築し、とても温かい雰囲気でこの日を迎えられています。 16日(木)に卒業式がありましたが、保護者の方からは、以下のようなメールをいただきました。 ・今日は、本当に素敵な卒業式を有難うございました。我が子だけでなく、私も一緒に通ったかのような、幸せな6年間でした。 ・昨日は、ありがとうございました。私も○○も泣きすぎて疲れ果てました。卒業式ってあんなに感動する式だったのですね。子ども達もあんなに泣くなんて…本当に素敵な学校で過ごさせていただいて幸せでした。 ありがたい言葉をいただき、恐縮です。 6年生の一年間のみならず、最上級生に至るまでの一年毎の積み重ねが、心温まる卒業式に至るものと考えています。 そういう意味でも、昨日・今日の学級の雰囲気を見ていると、今年度もいい一年を過ごせ、感動の卒業式に向けて、心の貯金ができているように思います。 いよいよ、明日は修了式です。残念ながら、インフルエンザに罹患してしまった古北っ子がいるので、全員参加は望めませんが、それ以外の古北っ子には、体調を整えて、元気に笑顔で登校してくれることを願っています! 今年度最後の長放課運動場は、今日も多くの古北っ子でにぎわっていました。 こうして多くの友達と休み時間に遊べるのも、この後の昼休みのみ。 また来年に、新しい学級の友達と、楽しい時間を過ごしてくださいね。 2017.3.22 がんばる5年生通学班、委員会活動など、今まで6年生がリーダーシップをとって行っていたことを、5年生が中心となって活動しています。また、委員会によっては、6年生の抜けた部分をカバーするために、これまでの2倍の活動量になっている5年生もいます。がんばる5年生でいっぱいです。 見ていて感心するのは、そんな5年生の動きは、6年生と遜色がないということ。テキパキと動く姿は、もう立派な「最上級生」です。 そんな中、2年生の教室前に「支度」という詩が掲げられていました。 支度 黒田三郎 何のにおいでしょう これは これは春のにおい 真新しい着地(きじ)のにおい 真新しい皮のにおい 新しいものの 新しいにおい においの中に 希望も 夢も 幸福も うっとりと うかんでくるようです ごったがえす 人いきれのさなかで だけどちょっぴり 気がかりです 心の支度は どうでしょう もうできましたか 5年生の最上級生になる「心の支度」は、ばっちりのようです。 ※人いきれ…人が多く集まっていて、体から出る熱気やにおいでむんむんすること 2017.3.21 青少年のインターネット利用は…対象は、青少年(満10〜17歳)が3,284人、保護者が3,541人(原則「個別面接聴取法」)。 質問内容はいくつかあるのですが、その中でも、「青少年の利用時間」(( )内は、スマートフォンを主にネット利用していると回答した青少年をベースにした値)に着目すると、 ・小学生 93.4分(69.7分) ・中学生 138.3分(124.2分) ・高校生 207.3分(170.3分) という結果が出ています。学校種が上がるにつれて利用時間は長くなっていますが、小学生でも、「3時間以上」が「14%」もあり、驚きました。それだけ長く使用していれば、学習面、生活面等に影響が現れないはずがありません。 また、青少年がスマートフォンを利用している保護者の取組として、「フィルタリングを使っている」という回答値が、 ・小学生保護者 27.8% ・中学生保護者 47.4% ・高校生保護者 46.1% と、なぜか小学生が最も低い値であったのは、着目するところだと思います。現在、小学生のスマートフォンによる様々な問題点が多く聞かれるようになりました。「問題になるような使用はないだろう」と、思っていると、問題かもしれません。 なお、「みんなもっているから、私もスマホが欲しい」という訴えをする小学生・中学生も多いと思いますが、調査によると、スマートフォンを持っている(利用している)回答値は、 ・小学生 27% ・中学生 51.7% ・高校生 94.8% となっており、小学生は、まだ「4人に1人」、中学生でも「2人に1人」であり、「みんな」という値は、思っているほど多くないということが分かります。あわせて、多くの小学生・中学生が、「無くても生活ができている」ということが分かります。 進級・進学をするこの時季は、購入を検討されているご家庭があるかと思いますが、本当に必要なのかどうか、慎重に判断をしていただくことをお勧めします。 (※参考サイトは以下をクリック↓) ■平成28年度青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報) 平成29年2月 内閣府(PDFファイル) ABCを大切に&整えるおそらく、今年度の登校日としては、最後の雨の日になりそうですが、最後まで、傘立ての傘をきちんと整えてある学級がいくつもありました。さすがです。 今年度の登校日は、残り3日間となりましたが、その他の身の回りのものも、きちんと「整えて」いきましょうね! 2017.3.20 2017選抜高校野球開幕限られた練習条件の中、地区大会で、次々と強豪校を逆転勝ちするという快進撃を見せていたので、大いに期待をしていたのですが、とても惜しい結果となりました。至学館のメンバーの皆さんには、また、夏に向けて、頑張ってほしいと思います。 さて、春・夏共に、高校野球の試合と同時に楽しみにしているのが、選手宣誓文。 今大会では、作新学院(栃木)の主将が行いました。全文は、以下の通りです。 宣誓 ここにいる私たちは高校野球のひたむきさと 高校生らしさを認められ選抜されました 仲間とともにいくつもの困難を乗り越え 今この場所に立てることを誇りに思います 選ばれた自覚と最後まで全力を尽くす責任を持ち 支えてくれる地域の方々への感謝を忘れず戦います 先輩方が築いてくれたこの素晴らしい大会を私たちが継承し 人としての力を高めていく大会にすることを誓います 平成29年3月19日 選手代表 作新学院高等学校 添田真聖 「仲間」「責任」「感謝」「継承」などのキーワードが並びますが、シンプルでありながら、私たちが大切にしていたい言葉ばかりです。 どの学校の選手も、ぜひ、この言葉を大切にしながら、全力プレーを見せてほしいものです。頑張れ!高校球児! 2017.3.19 そしてそんな中、本日付(3/19)付の中日新聞のコラム「中日春秋」に、卒業式の「呼びかけ」の文が掲載されていました。本校でも「別れの言葉」として行っている、卒業生と在校生による「言葉の掛け合い」です。 以下に引用し、掲載させていただきます。 小学校の卒業式でよく行われる「呼びかけ」。卒業生たちが短い文章を分担し声を出し、ときに声を合わせ、六年間の思い出などを語っていく。「楽しかった!」「修学旅行!」。戦後、どこかの小学校が導入し、全国に広まったと聞く▼卒業式のシーズンがやってくると、同い年の友人は決まって、この「呼びかけ」の思い出を語りたがる。なんでも友人に与えられた呼びかけのせりふは「そして!」のみだったそうだ。「たった三文字の接続詞だよ」。四十年も昔の力不足をいまだに嘆いている▼三月には喜びの色と悲しみの色が混じり合っているようである。卒業や新しい進路に胸を躍らせる若者がいる。その一方、進学、就職などで望んだ通りの道を歩むことがかなわなかった若者がいる。挫折に声を上げて泣く者もいるだろう▼あの友人は気に入らなかった「そして!」を誰よりも大きな声で発し、絶賛されたそうである。何のことはない、自慢話なのだが、担当した「呼びかけ」の言葉が何であったか、思い出せぬ身にはちょっとうらやましい思い出でもある▼考えてみれば、「そして」とは深い言葉かもしれぬ。その接続詞の後には、自分次第で変えられる未来や可能性がある▼挫折し「そして、泣き続けた」と続けるのか。それとも、「そして、立ち上がった」と続けるのか。三月の「痛み」にこの三文字を贈る。 ちなみに、本校の「別れの言葉」は、最短の文字が「春」の2文字です。しかし、トップバッターの言葉であり、立派に切り出してくれました。 また、途中、「もっと」の3文字を一人ずつ繰り返す場面がありましたが、全員で言う「すばらしい学校にしてください」につながる、力強い「もっと」でした。 長さはそれぞれですが、誰一人欠けても成立しないメッセージであり、87名が堂々と、言葉を紡いでくれました(※なお、他に「全員」「○組全員」「男子」などがあり、発する回数は、単純に、一人当たり二桁は超えていることを補足します)。 さて、そんな別れの寂しさと余韻に浸れる6年生の卒業式でしたが、中学校の卒業式からは、文中にあるように「卒業や新しい進路に胸を躍らせる若者がいる。その一方、進学、就職などで望んだ通りの道を歩むことがかなわなかった若者がいる。挫折に声を上げて泣く者もいるだろう」という場にもなってきます。 これからの将来は、様々な困難にも負けるときもあるかもしれませんが、ぜひ、その後に、もう一度立ち上がれる人になってほしいと思います。悔しい思いや、失敗を経験しながら成長する人は、強くなれます。 何年かしてからの古北っ子の活躍を、どこかで聞けることを楽しみにしています。頑張れ、卒業生! 2017.3.18 いい話の広場その編集者である志賀内泰弘さんが運営しているホームページ「いい話の広場」を定期的に訪問しているのですが、まさに「いい話」にあふれています。 また、本校は、それらの話のいくつかが掲載されている月刊誌「プチ紳士からの手紙」も購読(小中学校は無料・大人は有料)し、教師間で回覧をしていますが、そこには、メールや投書などで寄せられた「いい話」以外にも、志賀内さん自身が取材した「いい話」や、「その背景」なども掲載されています(参照:2015.6.29 大人が率先して…)。 「いい話」を読むと、心がホッコリするのと同時に、元気や勇気をもらえます。さらに、自分はそんな行動ができているだろうかということを振り返らされます。 大人が読むのもよし、内容によっては古北っ子に「これ、いい話だよ。読んでみては?」と進めるのもよし。心のビタミン剤になること間違いなしです。ぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。 ちなみに、上記の本校の修学旅行の出来事「箸袋の『ありがとう』」の記事も、掲載されていますよ。 (※関連サイトは以下をクリック↓) ■いい話の広場 ■第1414号 ほろほろ通信『箸袋の「ありがとう」』志賀内泰弘 2017.3.17 今年の桜は…そんな気候になってくると、気になるのが、桜の開花日。 本校の桜の木(ソメイヨシノ)を見てみると、写真の通り、まだまだ小さなつぼみです。しかし、気温が高い日が続けば、ふくらむスピードも速くなりそうです。 そんな中、ここ最近の傾向を確認しようと思い、気象庁にある「生物季節観測の情報」のページを見てみました。昨年のこの時期に、「校長室から」で紹介していますが(参照:2016.3.25 生物季節観測)、その中に、「さくらに関する情報」として、「過去のさくらの開花日・満開日」などが記載されているのです。 すると、過去6年間は、以下の通りとなっています(数字は月日)。 2011 2012 2013 2014 2015 2016 平年値 開花日 3.27 3.30 3.19 3.24 3.21 3.19 3.26 満開日 4.6 4.6 3.28 3.31 3.30 3.31 4.3 今年は、「少し早い」とも言われていますが、どうなるでしょうか。 個人的には、やっぱり、入学式は、きれいに桜が咲き誇る中で行いたいと思っていますが…。 こればかりは、人間の力でなんともなりませんね。そんなタイミングになることを願っています。 (参考サイトは以下をクリック↓) ■気象庁|生物季節観測の情報 おいしかったですよ!完成したものを、校長室にもってきてくれました。 できあがったのは、「五平餅」と「カナッペ」。 タレの甘辛さと、餅米のおいしさが相性バッチリの五平餅と、 甘くてフルーティーなカナッペは、これまたおいしいものでした。 どちらも、5年生自身が「おいしい!」と言いながらいただいたのでは? とてもおいしかったですよ!ごちそうさまでした! (^o^)b 卒業を改めて実感改めて、卒業したことを実感させられます。 6年生の卒業後は…これまで、新班長・新副班長を温かく見守ってくれていた6年生がいなくなって、初めての登校となりました。 江森・山尻方面の、少しこぢんまりとしたであろう、6年生がいなくなった通学班の登校の様子を見に行くと、そんなことを感じさせない、元気なあいさつと、整然とした登校の様子を見ることができました。 横断歩道を渡り終えた後に、きちんと一礼をすると、それに応えるように、ドライバーの方も頭を下げていただけた方がみえました。ありがたいことです。 2017.3.15 6年生修了式予行練習に続いて行われた式でしたが、しっかりした態度で、集中して臨むことができました。さすが6年生ですね。 修了式式辞は、以下の通りです。 ただ今は、6年生87名のみなさんに、修了証を授与しました。これは、「6年生」を修了すると共に、みなさんにとっては、小学校6年間を修了するものです。 このときの「修了」という漢字は「終わり」ではなく「修める」の「しゅう」を用いた「修了」となります。 この「修了」という言葉は、「きれめなく整え終えること」を表しています。 皆さんは、小学校での学業を全て整えるようにして終えたということです。しかし、学ぶことに終わりはありません。4月からは、中学校での学びが待っています。中学校を卒業すれば、ここにいる多くの人が高校に進学し、その後はまた大学や専門学校に、さらには大学院へ行き学び続ける人もいるでしょう。また社会人になっても資格をとったり、新しい仕事を覚えたりするために学ぶことがあるでしょう。学びへの追求は自分の意志や意欲があれば、永遠に続いていきます。 「玉磨かざれば光なし」ということばがあります。 どんなによい玉でも、磨かなければ輝かないように、すばらしい才能をもっていても、自分を磨かなくては、才能を発揮できず、優れた人物にはならないという例えです。 小学校の6年間で身につけた力をさらに伸ばすためにも、これからも自分自身をどんどん磨いてください。そうです。ここで言う、「磨く」と言うことは、「学び続けること」「鍛え続けること」です。 そして、それぞれのかがやきを放ち、社会で活躍できる人になってほしいと思います。 さて、明日は卒業式です。この「卒業式」の正式名称は、「卒業証書授与式」です。卒業証書を授け渡すことが本来の目的の式です。 ぜひ、卒業証書を受け取るときに呼ばれる名前に対する「返事」に、皆さんの心をすべて込めてください。 参加された家族の方、来賓、4・5年生に、さすが6年生、さすが古北っ子というところを見せてください。 そして、3学期の合言葉の「整える」「今日より明日」とあわせて、これまでの練習の成果を発揮し、素晴らしい式にし、今日より温かい卒業式にしましょう。 そして、式を終えて退場するときは、笑顔で退場しましょうね。 いよいよ本番は明日 〜予行練習〜日に日に、細かなところもきちんとされ、明日の本番の式では、温かく、いい式になりそうです。卒業生も、4・5年生もさすがですね。 2017.3.14 東北に思いを寄せて その2地方紙「福島民報」の3月11日付のコラム「あぶくま抄」には、やはり、私たちが考える以上に、大変な思いをしている、被災地の当時小学6年生のことをクローズアップして記しています。以下に、引用し、掲載させていただきます。 着られなかった制服がある。6年前、双葉郡の小学6年だった女の子は卒業式を前に、母と一緒に店で採寸した。数日後にできるという。これを着て友達と中学校に通える。胸が弾んだ。古里を離れたのは、採寸の翌日だった。 駐車場に止めた車の中で家族と夜を明かした。知らない町で空を見上げたこともある。入学したのは避難先の中通りの大きな中学校だった。小学校からの知り合いはいない。新しく作った制服は少し大き目だった。心細かったが、同級生や先生は優しく迎えてくれた。 あの春、被災地の小学校は卒業式ができなかった。さよならを言う間もなく、友達と別れなければならなかった。その子どもたちの多くが今月、高校を巣立った。つらいことや悲しいこともあったはずだ。それを小さな胸にしまい、一日一日を乗り越えてきたのだろう。 女の子は4月から進学で福島を離れる。6年の間に背は母より大きくなった。たくさんの人と出会い、支援を受けた。だから、感謝の気持ちを忘れないで新しい生活を送ろうと誓う。同じ制服を着るはずだった友達と、いつか古里で再会したいと願う。時間は止まっていない。未来へと続いている。 もし、古北っ子が、卒業式を目前にて、このような出来事があったらどうでしょうか。それは、想像に耐えがたい、複雑な思いになることでしょう。 当事者の思いになることは、簡単なことではありませんが、時には、そんなことを考えることで、被災地の人々に寄り添うことができるでしょう。 こうして、平穏な生活を送ることができることに感謝をすると同時に、「いざ」という時の備えをしっかりしておきたいものです。「東南海沖地震」は、いつ発生するか分かりません。 (※関連サイトは以下をクリック↓) ■福島民報|あぶくま抄|着られなかった制服(3月11日) 本番まであと2日さすが、古北っ子の高学年のみなさんです。 卒業式当日は、厳粛でありながらも、温かな式になりそうです。 2017.3.13 東北に思いを寄せてそんな中、宮城県仙台市に本社を置く地方紙「河北新報」のコラム「河北春秋」(2017.3.12付)には、以下のようなものが書かれていました。 震災の記憶が薄れつつあるかもしれない子どもたちに、南相馬市の原町一小の話をします。昨年、陸上の県大会のリレーで6年男子が優勝し、女子は6位に入賞しました。原発事故で避難や屋外での運動制限を経験した児童たちですから、これはすごいです▼学校生活は事故で一変しました。「放射線」「除染」「被ばく」といった言葉が普通になりました。放射線を学ぶ授業が1年生からあり、高学年は健康との関係を学びます。昨年度の5年生は、甲状腺がんについて専門家の話を聞きました▼給食の放射性物質測定も行われていますが、もちろん検出されていません。こうしたことを通し、子どもたちは知識を身に付け、理解を深めています▼避難生活を送る福島の子がいじめられたニュースを知っているでしょう。知識のない人たちに偏見を持たれたのですね。佐藤昌則校長は「正しい知識を持てば『それは違うよ』と正してあげられる。そんなたくましい心も育んでくれたら」と願っているそうです▼福島の小学生について考える機会があまりなかったかもしれません。でも、関心を持つことは自分のためでもあります。相手への思いやり、想像力はそこから生まれるのです。それに気付いた人こそ、優しくて強い人なのではないでしょうか。 日本の各地で、残念ながら、「被災地から避難をした児童・生徒がいじめに遭う」という出来事が起きています。 被災地で被災していたり、被災地の現状を知れば、そんなことは決してないはずなのに、残念でなりません。 コラム文末の「福島の小学生について考える機会があまりなかったかもしれません。でも、関心を持つことは自分のためでもあります。相手への思いやり、想像力はそこから生まれるのです。それに気付いた人こそ、優しくて強い人なのではないでしょうか。」という部分に考えさせられるのではないでしょうか。 古北っ子と年齢が同じ小学生が、今なお、苦しい思いを強いられています。そんな頑張っている小学生に間違った接し方をしないことはもちろんのこと、これからの未来に向けたエールを送ることができれば、と思います。 そんなことの一助になるのが、明日が最終日となる児童会主催の義援金活動です。古北っ子のお小遣いから少しの額を、あるいは、家族の協力で、プラスアルファの額を協力できると、少しでも、暮らしが楽になるかもしれません。温かい気持ちで、東北の人たちにエールを送りましょう。 そして、河北新報のwebサイトにある「地震の記録」を見ると、これまでの変遷や出来事を知ることができます。ぜひ、一度、ご覧になられては、いかがでしょうか。 (※関連サイトは以下をクリック↓) ■河北新報コラム|河北春秋 ■地震の記録|河北新報オンラインユース ABCを大切にKSVの方に付いていただいていますが、写真のように、自分たちで、しっかり列を整え、白線内を歩いています。 さすがです。これからも無事故で登下校をしてくださいね。 |
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