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2018.3.26 小1死者数 小6の8倍すると、昨年度と同じタイミングで、見出しのような記事が、3/22(木)付の中日新聞夕刊に掲載されていました。 記事には、「小1の死傷者数は7,461人で、小6の2,085人の3倍以上」「死者数に限ると差はさらに広がり、小6の4人に対して小1は32人と8倍になった」とあります。 また、小学生の事故は、5月が最多であり、事故の発生状況は、登校中「14.5%」、下校中「20.8%」と、登下校だけで、「35%」を超えています。 また、中高生になると、携帯電話を使用中の自転車事故が約300件あることから、携帯電話の所持が低年齢化するにつれ、小学生のこうした問題も、もしかしたら、今後増えていくことが考えられます。 暖かくなり、日が長くなり、外遊びの時間が長くなることと思います。 また、新学期になると、新しい友だちができ、これまでとは違った行動エリアとなると、慣れない道を使用することもあるでしょう。 また、4月に比べ、5月は、緊張感も緩みつつあるでしょう…。 上記のようなことを考えると、交通事故に遭うリスクは高くなります。 ぜひ、この時期、ご家庭で、信号のない大通りを横断しない、一時停止を遵守するなどの、交通ルールについて再確認をしていただき、ヘルメットを着用させ、行き先を確認するなどもしていただければ、と思います。よろしくお願いします。 (※写真は中日新聞の記事を掲載しています) 2018.3.25 あー春休み「そんなに差はないのでは」と思っていたのですが、調べてみると、意外にも差があることを知りました。 そこで、今年度の、主な地域の冬休みの期間について、確認してみましょう。 主な自治体を比べてみると…。 北海道(札幌市)3月24日(土)〜4月5日(木) 13日間 青森県(青森市)3月27日(火)〜4月8日(日) 13日間 岩手県(盛岡市)3月17日(土)〜4月5日(木) 20日間 群馬県(前橋市)3月27日(火)〜4月5日(木) 10日間 長野県(長野市)3月18日(日)〜4月4日(水) 18日間 静岡県(静岡市)3月21日(水)〜4月4日(水) 15日間 岐阜県(岐阜市)3月27日(火)〜4月8日(日) 13日間 愛知県(江南市)3月24日(土)〜4月5日(木) 13日間 静岡県(静岡市)3月23日(金)〜4月8日(日) 17日間 沖縄県(那覇市)3月24日(土)〜4月8日(日) 16日間 ※県内・自治体内でも異なるところがあります 北の地方が、「夏休みなら『短め』、冬休みなら『長め』」というような傾向が見当たらず、隣同士の都道府県でも、随分差がある結果となりました。 そして、13日間が一般的なようでしたが、岩手県(盛岡市)のように、「20日」ある自治体と、群馬県(前橋市)のように、「10日」しかないという、長くない春休みですが、全国で比べてみると、意外にも10日間も差があることが分かりました。 また、地域によって、修了式の次の日に卒業式を実施したり、卒業式と修了式が同じ日だったりするところもあり、発見がいくつもありました。 なお、先生の異動が、全県の広域に及ぶ自治体は、春休みに入る前に異動の発表があり、そこで離任式をするところもあるようです。 ところ変われば…ですね。春休みは、気持ちを一端リセットして、次の学年に備えることができるいい節目でもあります。 しっかり、気持ちをリフレッシュ&チャージして、新学期を迎えてほしいと思います。 それでは、よい春休みを! 2018.3.24 温かいお言葉教頭先生が、たよりを手渡しながら「卒業式に出席いただき、ありがとうございました」とお礼をお伝えすると、どの区長さんからも「本当にいい式でした」「出席してよかったです」という温かいお言葉をいただいたとのこと。 中には、気持ちをグッと込めながら、「ほんっとに、よかったです!」と言っていただけた区長さんもいらしたということを、昨夕、教頭先生から聞きました。 ご来賓の方が、お帰りの際に、そんなお言葉をいただけましたが、改めてまたそう言っていただけたことに、大変ありがたく、うれしく思いました。 しかし、そんな式にできたのも、保護者の皆様が、健やかなお子様を育んできたおかげですし、地域の皆様が、これまで温かく見守っていただけたおかげでもす。そして、1年生から6年生になるまで、多くの本校職員が関わり、きめ細かな指導をしてくれたおかげだと感じています。ありがたいことです。 「人は人によって育つ」などと言われますが、まさに、そんな健やかな成長をすることができる、本校区の良さを感じる、各区長さんからの言葉でした。 そして、毎年3月、そんな式ができるよう、私たちもがんばらねば、と改めて思わされた瞬間でした。 区長の皆様、温かいお言葉、ありがとうございました。 2018.3.23 修了式式辞ただ今は、みなさんに、「修了証」を授与しました。 このときの「しゅうりょう」という漢字は、3年生で習う「終わり」ではなく、5年生で習う「修める」の「しゅう」を用いた「修了」となります。 これは、「終わりました」という意味ではなく、「みなさんは、この一年で、様々なことを勉強し、きちんと身につけましたね」という意味になります。 4月からの一年間をがんばり、次の学年もがんばってくれるだろう、という人に与えられるのが「修了証」です。 4月からの1年間、皆さんは、本当に様々なことに頑張って取り組んできました。多くのことを勉強し、そして、心も体も、随分と成長してきました。 今日で、今年度は終わりですが、「終わりは始まり」と言って、すでに、次の学年に向けてスタートをしなければなりません。 それでは、ここで、そんな4月からの新しい学年で、ワンランク上の人になるために、どんなことをするとよいか、確認をしていきましょう。 まず、この一年間を振り返りましょう。 「ABCを大切に」できましたか?今年も、一年間、多くの古北っ子が「ABC」を大切にしてくれました。写真をみてください。 中には、こんな人もいました。一人で靴を脱いでも、きちんと靴をそろえることができている人です。 「ABCを大切に」できている人は、一人の時も、きちんとできているのです。 もう一つ、振り返りましょう。 「自分がされていやなことを人にしない」できましたか?多くの人ができていますが、きっと、「自分がされていやなことを人にしない」人は、「自分がされてうれしいことをしている」と思います。 そこで、まとめです。 4月からワンランクアップするために、 「誰も見ていなくてもABCを大切にしよう」 「自分がされてうれしいことを人にしよう」 を心がけてほしいと思います。もし、できていない人は、4月からスタートするためには、今日から、春休みの間に、心がけることが大切だと思います。 どんなことも、「コツコツ」と取り組むことで、自分の心が変わっていくことと思います。 ぜひ、この春休みから、大切にしてください。 写真は、今朝撮った校内の桜です。これからどんどん咲いていくでしょう。 寒い冬に、じっとエネルギーを蓄えて、この春に一気に花を開きます。 みなさんも、桜のように、これまで蓄えてきたエネルギーを、4月に思いっきり開いてください。 それでは、春休みは長くありませんが、今までと同じように、危険な箇所に行かない、怪しい人についていかない、交通事故に遭わないことを約束して、今年度の締めくくりの修了式の式辞とします。 2018.3.22 三月の空へ各学級では、お別れ会やお楽しみ会などが開かれ、最後の思い出を作ると、明日、一旦、今年の学級の仲間とは別れます。 修了式を迎えると、「この一年間、がんばったな」「4月からは、もっとがんばろう」と思えるのですから、日本人にとって、この時期はとてもいい節目です。 そんなこの時期を境に、ステップアップしたいと思っている子どもたちにピッタリな詩が、以下の「三月の空へ」という詩です。 三月の空へ 鶴見正夫 三月の空晴れて 陽にかがやくしろがねの山。 いま、その山なみをこえて飛ぶ気球。 そこに、きみがいる。 きみがよぶものはなにか、 かりたてるものはなにか。 それは ありのままを より広く より正しく ありのままに知りたいこころ、 新しい明日をひらく 芸術と科学のこころだ。 飛べ、 高く飛べ。 そそりたつ山をおそれず やがてくる雲をのりこえて―― 陽は一つ つねに空にある。 卒業した6年生はもちろん、学年の節目を終えた5年生以下でも、新年度に向けて、高く飛んでほしいものです。 今日、体調不良で欠席してしまったお友達も、明日の修了式は、元気に登校し、級友と、今年度最終日を過ごすことができることを願っています! ※鶴見正夫(つるみ まさお 1926〜1995)児童文学作家。童謡詩人。1951年「あめふりくまのこ」で日本童謡賞受賞。平成3年サトウハチロー賞受賞。詩集も数多く出版。 ※写真:Tonygc(GATAGより) ABCを大切にさすが、最上級生。自覚が行動に表れています。 2018.3.21 「ランドセルの日」に思うそんな余韻に浸るかのように、昨日から本日にかけて、本校HPも多くのアクセスをいただいています。こちらも、ありがたいことです。 昨日は、全国的にも、多くの自治体で小学校の卒業式があったようで、広島県を中心に発行しているローカル紙である「中国新聞」のコラム「天風録」に、以下のようなものがあったので、引用・掲載させていただきます。 学びやを巣立つ子らは「背中の友」にも別れを告げただろう。きのう多くの地域の小学校で卒業式があった。6年前、入学したときにランドセルが歩いていたような姿を思い出して、わが子の成長に目を細めた保護者も多かったのではないか▲きょうは、ランドセルの日である。卒業式の時期で、日付の3・2・1を足すと小学校に通う6年になることから。背負い続けた相棒にありがとうの気持ちを表す日に、と決めたそうだ▲福島第1原発が立地する福島県大熊町の取材で見た光景を思い出す。全住民が町外に避難した後の小学校で、教室の机や床に多数のランドセルが置き去りにされていた。想像もしない出来事に遭遇し、背中の友を連れて行くこともかなわなかった▲原発事故から7年が過ぎた。持ち主は今は社会人や大学生、中高生になっているはず。そこに避難し、そんな小学生生活を送っていただろう。新たな背中の友には巡り会えたのだろうか▲世間では、早くも来春向けのランドセル商戦が始まっていると聞く。就活や婚活のように、お目当てのを探すのを「ラン活」と言うそうだ。つつがない日常に感謝しつつ、福島の光景もずっと胸に刻んでおこう。 ハッとさせられました。そうです。そんな元小学生がいたのです。 昨日の本校卒業式の「校長式辞」の中にも、「これからも、これまで以上に、感謝の気持ちを大切にして…」(参照:平成29年度卒業式 18「2018.3.20 卒業式式辞」)というフレーズがありました。文中にある「つつがない日常に感謝しつつ」と共通するところです。 6年間無事に通うことができた卒業生のみなさん、そして明日から通う在校生のみなさん。全国には、こうした試練を乗り越えて小学校に通った子がいます。こうして、当たり前に学校に通えることに感謝をしつつ、4月からの中学校や、明日からの学校に通えるといいですね。 (※関連ページはこちら↓) ■背中の友 別れと出会い|中国新聞アルファ 2018.3.19 6年生終了式式辞予行練習に続いて行われた式でしたが、しっかりした態度で、集中して臨むことができました。さすが6年生ですね。 修了式式辞は、以下の通りです。 ただ今は、6年生75名のみなさんに、修了証を授与しました。これは、「6年生」を修了すると共に、みなさんにとっては、小学校6年間を修了するものです。 このときの「修了」という漢字は「終わり」ではなく「修める」の「しゅう」を用いた「修了」となります。 この「修了」という言葉は、「きれめなく整え終えること」を表しています。 皆さんは、小学校での学業を全て整えるようにして終えたということです。しかし、学ぶことに終わりはありません。皆さんとの授業でキーワードとしてあげたように、これからの時代は、常に「学び続け」なければなりません。ぜひ、これから学び続け、豊かな人生にしてほしいと思います。 さて、大リーグで活躍するイチロー選手は、この春、移籍先がなかなか決まりませんでしたが、シアトル・マリナーズに入団することができました。コツコツと練習をしていたことを見ていた人がいるのです。大切にしたい姿勢ですね。 ちなみに、「44歳」で現役選手を続けることができました。 そのイチロー選手は、こんなことを言っています。 「壁というのは、できる人にしかやってこない。 超えられる可能性がある人にしかやってこない。 だから、壁がある時はチャンスだと思ってる」 きっとイチロー選手は、「今年は、もしかしたら…」と思ったかもしれません。しかし、その壁を乗り越えることができました。 みなさんも、小学校を卒業し、中学校へ進学すると、きっと、様々な壁があると思います。「たいへんだな」と思ったときは、「これが壁かも。でも、壁は乗り越えられる人にしかやってこない」と思い、ぜひ、自分が成長するチャンスだと思って、乗り越えてほしいと思います。 さて、明日は卒業式です。この「卒業式」の正式名称は、「卒業証書授与式」です。卒業証書を授け渡すことが本来の目的の式です。 ぜひ、卒業証書を受け取るときに呼ばれる名前に対する「返事」に、皆さんの思いをすべて込めて、さわやかに「はい」と返事をしてください。 参加された家族の方、来賓、4・5年生に、さすが6年生、さすが古北っ子というところを見せてください。 そして、磨きあげてきた練習の成果を発揮し、温かく、素晴らしい卒業式にしましょう。 2018.3.18 桜の開花日はどれだけ早くなった?早くも、15日の高知県を皮切りに、16日に宮崎市、17日は東京都心のほか鹿児島市、熊本市、長崎市が開花宣言をしています。 さて、そんな桜の開花日ですが、今年度の4月に、「2017.4.2 桜の開花日は早くなっている?」(←クリック)で、年々、早くなっていることを説きました。すると、別のデータで、少し前(2016.3.25)のサイトになるのですが、「『桜の開花日』どれだけ早まった?60年前と比較」という見出しで、分かりやすい図で解説しているサイトがありました。 (参考:「桜の開花日」どれだけ早まった?60年前と比較|ZUNNY インフォグラフィック・ニュース ←クリック) それによると、「秋田県など7県を除き、ほとんどの県で1〜8日も開花日が早まっている」とのことで、福岡県や鹿児島県は「7〜8日早まった」、愛知県も「5〜6日早まった」となっています。 古北小の校庭の桜も、つぼみの先がピンク色になっている木を見つけることができます。 いつの開花になるのでしょうか。気になるところです。 なお、上記サイト「ZUNNY」は、様々な情報を「図に」して、分かりやすく説いてくれるサイトです。スマホの画面のサイズに収まる図の配置がポイントです。最近は、更新されていませんが、過去の面白そうな情報が盛りだくさん。ぜひ、一度、覗いてみてはいかがでしょうか。 (※参考サイトはこちら↓) ■ZUNNY|図にするとわかる。インフォグラフィック・ニュース 2018.3.17 コラム3.11東北に住む人たちや、直接大きな被害にあったり、大切な人を亡くしたりした人でないと、どうしても、その日やその日の前後には、意識が高まることがあっても、そうでないときには、記憶から消えているときが多いかと思います。 なかなか難しい課題ではありますが、私たちにできることは、東北地方に住む人々や、震災で影響のあった人々の思いを少しでも感じとることだと思います。 ちょうど、3月11日の多くの新聞のコラムには、ほぼ震災関連のコラムが記載されていました。 ここに、東北地方や北関東地方のローカル新聞のコラムのリンクを掲載します。一読すると、東北地方に住む人々の思いの一端を知ることができると思います。ぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか(ちなみに、中日新聞コラム「中日春秋」のリンクも掲載しておきます)。 (※関連サイトはこちら↓) ■Web東奥・天地人(3月11日)【青森県】 ■天鐘(3月11日)(デーリー東北)【青森県】 ■(風土計)2018.3.11-岩手日報WebNews【岩手県】 ■北斗星(3月11日付)|秋田魁新報電子版【秋田県】 ■朝刊コラム「談話室」【3月11日】山形新聞【山形県】 ■河北春秋|3月11日|河北新報オンラインニュース【宮城県】 ■大切な「あなた」(3月11日)|県内ニュース|福島民報【福島県】 ■【3月11日付編集日記】沈黙の声:編集日記:福島民友新聞社 みんゆうNet【福島県】 ■飯舘村「雷鳴抄」下野新聞「SOON」【栃木県】 ■中日春秋:中日春秋(朝刊コラム)中日新聞(CHUNICHI Web)【愛知県】 (※画像:(c)独眼竜ねこまさむね) 2018.3.16 卒業式まであと2日卒業式に参加する4年以上の学年は、コツコツと式の練習を積み重ね、今日も、1時間目に全体練習を行いました。 6年生の入場から始まると、証書授与を全員行い、式辞等は省いたものの、別れの言葉や合唱、6年生の退場までを通して行いました。その間、約60分。 外は、雨が降り、少し寒さも感じる体育館でしたが、練習に参加している4〜6年生の児童は、雨の音や寒さも気にしない様子で、とても集中した60分間でした。こういうところから、古北っ子の「土台」がしっかりしていることが伝わってきます。 特に、6年生の合唱は、卒業を目前に控え、日に日にすばらしい歌声となっており、今日も気持ちがこもり体全体で歌い上げる姿を何人も見ることができました。 そして、そんな6年生が主役の式ですが、6年生の門出を祝福するかのように、4・5年生の歌声がまた素敵でした。シーンとした会場に、澄んだアカペラが最初に響き渡る曲は、「式を4年以上のみんなで作り上げるんだ」というような強い思いが伝わってくるようでした。 「会うは別れの始め」であり、出会いがあれば、別れが必ず訪れます。6年生の卒業は寂しくなりますが、20日の卒業式は、きっと素敵な式になることと思います。 地域のご来賓の皆様、保護者の皆様、卒業式当日は、ご多用の中、ご臨席・ご出席をいただくことになりますが、75名の門出を祝福していただければ幸いです。よろしくお願いいたします。 2018.3.15 これですっきり!片づけ術 その3(前略)進級するタイミングで片づけができていないと、忘れ物が多くなったり、まちがえて全学年の教科書を持っていったりしてしまいます。また、山のように多くなっているプリントもこのタイミングで整理をしていきましょう。 子どもが管理できるよう量と収納法を身につければ、子どもが集中できる部屋づくりをすることができて、学力アップにつながっていきます。 (中略)いる・いらないで整理するのではなく、いる・いらない・迷い・移動の四分類に分けていきます。 「いる」の中には、今現在使用している物や進級後も必ず使う物をいれていきます。「いらない」には、今後使わない物を入れていきます。 「いる」か「いらない」か、8秒迷った時は、「迷い」箱に入れていきましょう。迷い箱には、半年後の期限を明確に書いていきます。そして、半年経過したら、もう一度見直していきます。「移動」は、思い出として取っておく物を「思い出」箱に移動しましょう。 このように四分類し、「いる」に分類した物だけを収納していきます。 (中略)片づけは戻しやすさが大切です。使用頻度の高い物は、簡単に戻すことができる収納方法を考えていきましょう。 また、どんな物が収納されているのかを誰でもわかるように明示しておきましょう。片づけをしている時には覚えていても、数日後には忘れてしまうことも多々あります。どんな仲間を作って収納しているのかを書き出していきましょう。 (中略)子どもの片づけは、年3回の見直しが必要です。私がお勧めしている次期は、3月20日頃、7月20日頃、12月10日頃です。この次期の見直しで、継続してキレイな状態を維持することができます。 部屋が散らかってくると、頭の中が散らかり、心が乱れてきます。部屋の整理は心の整理。子どもが集中できる環境をつくっていきましょう。 文中には、プリントの例を挙げ「日々、入ってくる紙を整理するチカラは、大人になり会社で書類の整理をするチカラへつながります」とも書かれています。働くようになってからの力についても説かれており、「片づけ」の力が、成長するに従い、確実に身につけたい力であることは、お母さん、お父さんであれば、よく理解していただけるはずです。 古北っ子には、「ABCを大切に」する人であるためにも、ぜひ、家庭で、学校で、片づけや整理ができる人になってほしいと思います。 2018.3.14 分数の学習の変遷実は、この「分数」の学習は、学習指導要領が変わる度に、どの学年で履修するか、議論されてきた単元です。 特に、「分数を知ること」「分数の加法・減法を知る・用いること」については、これまで、以下のような変遷がありました。(※年号は、改訂年) ■平成元年 3年 簡単な場合において、分数について知り、加法及び減法ができることを知る 4年 分数について加法及び減法を用いることができるようにする ■平成10年 4年 分数の意味や表し方について理解できるようにする 5年 分数の加法及び減法の意味について理解し、それらの計算の仕方を考え、用いることができるようにする ■平成20年 2年 1/2,1/4など簡単な分数について知る 3年 簡単な場合について,分数の加法及び減法の意味について理解し,計算の仕方を考える 4年 同分母の分数の加法及び減法の計算の仕方を考え,それらの計算ができる ■平成29年 2年 1/2,1/3など簡単な分数について知る 3年 簡単な場合について,分数の加法及び減法の意味について理解し,それらの計算ができることを知る 4年 同分母の分数の加法及び減法の計算ができる お母さん、お父さんの世代は、おそらく昭和52年と平成元年の改訂に当てはまると思いますが、3年生で分数を意味を知り、簡単な計算を学んできたことと思います。 ところが、その後の平成10年の改訂では、それまで3年生で実施していた「分数の加法・減法」が、2学年上級の5年生になり、いわゆる「ゆとり教育」という形で話題を呼びました。 すると、次の平成20年の改訂では、分数の登場が、「簡単な」とは言いつつも、2年生まで早まることになり、計算は、3年生に戻りました。 特に、「生きる力」がキーワードになったこの改訂では、3年生で「分数でも数の大きさを比べたり計算したりできるかどうかを考えるとともに,分数を日常生活に生かす」という生活に役立てられるような思考を身につけることを求めています。 さらに、次の平成29年の改訂では、「簡単」という扱いが「1/4 → 1/3」となっています。 今回の改訂では、様々な知識について、主体的で、対話的に、そして深く学ぶことが求められるため、細かなところでワンラックアップの知識を学ぶものになっています。 分数や小数は、この後の算数・数学の思考を広め、深めるための大切な数の概念です。ぜひ、しっかり学びとってほしいと思います。 「半袖がいい〜!」額には汗も浮き、「暖かい」を通り越して「暑い」になってることがよく分かります。 そんな中、しっかり半袖で遊んでいる児童もチラホラと…。 ピンポイント天気予報では、予想最高気温が24℃を示しているところもありますが、この後、何度まで上がるのでしょうか…。 あんまり、暖かくなりすぎると、入学式まで桜がもたないので、お天道様には、少し暖かさをセーブしてもらえるとありがたいです^^ 2018.3.13 次年度からの外国語に関する教材が見られます教材(児童用冊子)は、3年生が「Let's Try!1」、4年生が「Let's Try!2」、5年生が「We Can!1」、6年生が「We Can!2」です。 全カラーページの教材は、視覚的にわかりやすい構成になっており、「楽しく学ぶ」ことができそうなもので、やる気を高めてくれそうです。 しかし、これまでの「外国語活動」と異なり、明らかに、語彙数が増えていることが一目で分かります。 ワークシートには、英単語を「書く」ものもあり、これまでの「話す・聴く」が中心だった活動に「読み・書き」が加わることを実感できます。 本校で、指導をしてもらっているALT(※Assistant Language Teacherの略)のグレッグ先生は、すでに新しい教材の研究を始めていて、「新しい教材は、工夫がされていていいよ」ということを言っていました。 ちなみに、次年度は、移行期間のため、本校では、3・4年生は、年間15単位時間を、5・6年生は、年間50単位時間の授業実施となります。 6年生の3学期には、「小学校生活・思い出を伝え合う」などの活動があり、そこでは、 A:「What's your best memory?」 B:「My best memory is from sports festival. We enjoyed running.」 というようなやりとりが、例としてあげられています。文中には「過去形(-ed)」もあり、これまで中学校で学習してきたことが、小学校で学習することが分かります。 平昌オリンピックでは、フィギュアスケートの羽生結弦選手や宮原知子選手は、インタビューに対して英語で答えていましたし、スピードスケートの高木美帆選手らもコーチと英語でコミュニケーションをとっていたのが印象的で、とてもかっこいいな、と思いました。 古北っ子の皆さんにも、そうした世界に羽ばたけるコミュニケーション力をつけてほしいと思います。そのためにも、ぜひ、これまで以上に楽しみながら英語を学んでいけるといいと思います。 ぜひ、教材を見てみて、授業のイメージをもってはいかがでしょうか。 (※関連ページはこちら↓) ■新学習指導要領に対応した小学校外国語教育新教材について ABCを大切に整った環境は、心も整いそうですね。 いいね! 2018.3.12 6年生での授業AI化、グローバル化が加速度的に進み、「予測困難」と言われる時代を生きていかなければならない、現在の児童たち。そんな時代を「どう生きていかなければならないか」ということを考える授業としました。 授業で考えてもらったことは、「予測困難時代を生き抜くには、正解のない問題に対しても、瞬時に答えられる力を持たねばならない。そのためには、どれだけAIが進化しても、学び続けなければならず、獲得した知識をもって、総合的に判断する力をつけることが大切。そして、どんな時代になろうとも、自分で自分を決定する力をもっており、人生100年と言われる時代を豊かに生きていかなければならない」というものです。 「少々、難しいかな」と思ったのですが、誰もが集中して、授業を受けてくれました。 振り返りには、 「職業の約半分がなくなるなんて驚いた」 「自分は就職できるのか不安」 という感想を残していた人が何人かいましたが、 「ネットですぐに調べることを繰り返していると、力がつかない。今日の授業を受けていなかったら、逆のこと(便利さに流れる生き方)を思っていたかもしれない」 「学び続けることが大事ということは変わらないということを学んだ」 「予測困難でも、考えることを止めてしまったらそれで終わり。どんな時代でも考え続けることが大切」 「今回の授業では、将来の自分にも言ってあげたいことがたくさんあった。心に留まった言葉もあった」 などという今日の授業の核心をとらえ、前向きに生きようとする感想がいくつも見られ、感心しました。 正解のない問題を考える演習として、「コミュニティ・スクールの実施にあわせて、何をしてもらうとよいか。また、その人員を集めるには、どうするとよいか」ということもグループ毎に考えてもらいました。タブレットPCでネットでの検索も可能にし、グループ内でコミュニケーションを取りながら考えるものです。 なお、ここで出たアイデアは、今度の「学校運営協議会推進委員会」で紹介し、実施できそうなものがあれば、採用してもらおうと思います。 この日は、楽しい、45分間の授業となりました。 ちなみに、本の「君たちはどう生きるか」から「僕たちは、自分で自分を決定する力をもっている」という言葉を結びで紹介しましたが、実際に本を読んだことがある人は、全体で2〜3割程度でした。漫画は、ついに「200万部」を突破しました。「どう生きるか」のヒントがたくさん詰まっているように思います。ぜひ、読んでみてくださいね! ABCを大切に低学年の体育館シューズ用の下駄箱は、ご覧のように、かかとが「ピタッ」とそろっています。気持ちがいいですね! 3学期も、残りわずか。 引き続き、最後まで、ABCを大切に! 2018.3.11 災害意識の変化は…本日付の新聞のラテ欄には、上図のように、NHKがいきなラテ欄を作っていたりもします。 さて、7年前の東日本大震災は、23年前の阪神淡路大震災と異なり、インターネットが普及し、SNSなどで最新の情報が瞬時に伝わる(拡散する)など、「地震が起きるとこうなる」「こんなことが大変だ」「こうしておけばよかった」という情報を多くの人が共有できる災害となりました。 よって、それらの情報を共有すれば、例えばこの地方で起きる「南海トラフ巨大地震」などの災害対策に大いに参考になることでしょう。 事実、災害後は、多くの人が、再びこうした大きな地震が起きた時の備えをどうするか、を学び、それぞれの備えをした人が多かったように記憶しています。 しかし、3月10日付の天気予報サイト「weathernews」には、「減災調査2018」として、約1万人を対象に災害意識について調査をしています。 すると、下図のように、避難経路を知らない人が増えていたり、家や家具の災害対策をしていない人が増えていたりと、災害に対する意識が「低下」しているという変化が見られる結果となっているのです。 「南海トラフ巨大地震」に関して言えば、30年以内の発生確率は70%-80%とされています。今年は起きませんでした。しかし、それは、起きなければ起きないほど、今後、年々確率が上がっていくということになります。 ということは、年々、備えをより確実にしていかなければならなくなるということです。 こうした機会に、「避難経路・避難場所の確認」「非常食等備品の備えの確認」「災害対策補強の確認」などをするといいですね。備えを怠ったばかりに、最愛の家族が…なんてことになっては、後悔してもしきれないですものね。 (※関連サイトはこちら↓) ■災害への意識低下 居住環境の変化が原因か-ウェザーニュース (※上図のラテ欄は、3/11付中日新聞より引用、下図のグラフは、上記サイトより引用しています) 【結果】ナゴヤシティマラソン 5残り8kmから、足がつり、だましだましのフィニッシュに…。 やっぱり、練習不足ですね。 それにしても、ウィメンズの日本人選手1位の関根花観選手は素晴らしいですね!スタートシーンを観ていましたが、有望選手が颯爽とスタートしていくのは、かっこよかったです。 またマラソン界に嬉しいニュースが届き、東京2020が楽しみですね。 ディスプレイ越しに応援をいただいた皆様、ありがとうございました! |
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