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2017.12.31 よいお年をお迎えください皆様にとって、今年は、どんな一年だったでしょうか。 今年の古知野北小学校は、命を大切にする保健教育の実践を積み重ねたり、次年度からスタートする「コミュニティ・スクール」に向けての準備に取り組んだり、タブレットPCの導入に伴い、それらの機器の活用を促進したりしてきました。 また、日々の授業実践はもちろん、安全・安心して通えるような指導や、様々な場面において「ABCを大切に」するなどの人間力を高める指導にも継続して取り組んできました。 おかげをもちまして、479人の古北っ子が、命に関わるような事故や病気に遭うことなく、無事に新年を迎えられそうであり、とてもうれしく思います。 また、今年も、多くの皆様に、こうして本校ホームページをご覧いただき、ありがとうございました。今日の更新をもって、2017年も「365日」の記事作成を達成することができました。 保護者・地域の皆様におかれましては、本年も大変お世話になりました。 新年も変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願いいたします。 それでは、皆様、よいお年をお迎えください。 2017.12.30 駅伝ガールズ「1+1+1+1+1=5」にならず、「6」になったり「7」になったりするところは、絆を大切にする日本人向きな競技ですね。 そんな中、最近、角川つばさ文庫から「駅伝ガールズ」という本が出版されました。 「角川つばさ文庫」と言えば、小学生から読めるライトノベルです。本屋でおじさんが手にするには勇気がいる装丁ですが、広島県立世羅高校女子陸上部が2015年に全国高校駅伝大会で優勝したときの実話とあっては、読まずにはいられません。そこで、ネットでポチッとしたところです。 物語は、優勝に至るまでのメンバー一人一人や部内のドラマがつづられていますが、なかなか読み応えがあります。実話はならではのリアリティがあります。 また、世羅高校陸上部監督の岩本先生の言葉は、ぜひ、子どもたちに聞かせたいものがいくつもありました。 「すべてのベースは日常生活にある」 「速い選手ではなく強い選手になれ」 「タイムが速くても、サボったり楽をしたりする子はのびません。強い子はしんどい練習から逃げんのです。言われたことだけやっている子も強くはなれん。人に言われてやっているうちは本物じゃないけぇね」 …などなど、教育者として大人として共感できる言葉がいくつもありました。 あっという間に読了しました。ぜひ、小中学生の子どもたちには読んでほしい一冊ですが、先生や保護者が読んでも全く大丈夫な一冊です。現在、Amazonでは、「角川つばさ文庫」内ランキングで、最も売れているようです。おすすめです^^ (※関連サイトはこちら↓) ■角川つばさ文庫/駅伝ガールズ 2017.12.29 ボードゲームで鍛えられる力特に、この年末年始の時季は、家族や親戚が集まると、みんなでこたつに入ってボードゲームかトランプで遊ぶ…というのは、昭和のワンシーンだったように思います。 昔は、こうしたアナログな「ボードゲーム」(将棋、オセロ、トランプなども含む)が室内遊びの定番でした。 そんな中、「プレジデントFamily2018冬号」には、「頭がよくなるボードゲーム18」として、特集が組まれています。 というのも、プレジデント社が取材する頭がいい子どもたちの家庭では、デジタルゲーム全盛の時代にあって、アナログなボードゲームにハマっていたということをよく聞くのだそうです。 記事中には、ボードゲームで鍛えられる、「3つの力」が紹介されていたので、ここに引用させていただきます。 論理力が育まれる 論理力とは、筋道を立てて考えること。ルール通りにプレイしたり、状況を整理し分析したり、目指すべきゴールから逆算したり、楽しみながらいつの間にか「論理」脳が育ちます。 協働力が育まれる ボードゲームの良さは、みんなでワイワイ遊べるところ。対戦するだけでなくアドバイスし合ったり、強い人に負けないためにプレイヤー同士が手を組むなど協力する場面も少なくありません。 EQが育まれる EQは心の知能指数。ボードゲームを楽しく遊ぶには、自分の感情をコントロールする力が求められます。大戦中はポーカーフェースしたり、積極的に嘘をついたり。心理戦も醍醐味です。 家族や人とふれあう機会が多い年末年始。現在は、テレビゲームも大勢で遊べるようになりましたが、あえての「アナログ」なボードゲームもいかがでしょうか。 (※関連サイトはこちら↓) ■最新号|雑誌『プレジデントファミリー』の公式サイト(プレジデント社) 2017.12.28 視力検査の星そんな中、12月25日(月)付の「宮崎日日新聞」のコラム「くろしお」に興味深い内容が書かれていたので、ここに引用・掲載させていただきます。 大昔のアラビアなどでは夜空の星が兵士の視力検査に用いられたという。良いか悪いかの目安になったのは北斗七星のひとつミザールにくっついたように見えるアルコルだ。 「微(かす)かなもの」を意味するアラビア語に星の名が由来するという(異説あり)。小学生のときから眼鏡のお世話になっている筆者の裸眼ではアルコルはおろか明るいミザールでさえそれと指し示すことは難しい。古代の視力検査では不合格になること確実である。 現代日本の子どもたちの視力が低下している。裸眼「1・0未満」の小、中学生の割合が過去最悪となったことが文部科学省の2017年度学校保健統計調査(速報値)で分かった。小学校は3年連続、中学校では4年連続で低下した。 中年以上なら子どもの頃、テレビは離れて見なさいと口酸っぱく注意された経験があるだろう。昔テレビ、今スマホが視力悪化の原因と疑われている。文科省は結果を受け、「スマートフォン等の普及で画面を近くで見る機会が増えた影響も考えられる」と警告する。 大昔では兵士になれず、たぶん船乗りも近視では採用されなかっただろう。そんなに昔ではなくても月へ行ったアポロ計画の宇宙飛行士に近視の人はひとりもいなかったはずだが、このほど宇宙へ飛び立った金井宣茂さんは眼鏡の人だ。 眼鏡をかけていても宇宙に滞在できる時代になったことを実感する。近視は昔ほど職業選択の障壁にならなくなった。さりとてお金もかかり、うっとうしい眼鏡の類である。原因を突きとめ対策を立て、守ってやりたい子どもたちの目だ。 コラムの結びには、眼鏡をかけて宇宙に飛び立った金井さんを例にし、「近視は昔ほど職業選択の障壁にならなくなった」とありますが、かけっぱないではない私でも、眼鏡が必要な場面がある以上、やはり不便さを感じることがあります。 また、コストもかかります。格安でない一般的な眼鏡であれば、20年で20万円前後かかると言われ、コンタクトレンズであれば、20年で50万円前後かかると言われます。5人家族の我が家は、5人とも眼鏡を持っているという現状。これはトホホ…です。 そんなことを考えると、やはり眼鏡をかけないで済むのであれば、そうであった方がいいように思います。 おそらく、冬休みに入り、テレビ、ゲーム、PC、スマホ…とディスプレイに触れる時間が増えているのではないでしょうか。 目と被写体の距離が近すぎると、ピント調整をするために、どうしても余分な負荷が目にかかってしまい、視力が低下されると言われています。 古北っ子は大丈夫でしょうか…。 この冬休み、視力低下にならないような生活を心がけてくださいね。 (引用元のサイトはこちら↓) ■視力検査の星-Miyanichi e-press 2017.12.27 あー冬休み 2017ver.今年度の、主な地域の冬休みの期間について、確認してみましょう。 主な自治体を比べてみると…。 (※右端のカッコ内の日数は、2017年夏休みの日数) 北海道(札幌市)12月23日(土)〜1月17日(水) 26日間(26日間) 秋田県(秋田市)12月26日(火)〜1月14日(日) 20日間(34日間) 宮城県(仙台市)12月23日(土)〜1月 8日(月) 17日間(35日間) 新潟県(新潟市)12月23日(土)〜1月10日(水) 19日間(38日間) 山梨県(甲府市)12月27日(水)〜1月 8日(月) 13日間(39日間) 岐阜県(岐阜市)12月27日(水)〜1月 8日(月) 13日間(42日間) 愛知県(江南市)12月23日(土)〜1月 8日(月) 17日間(42日間) 三重県(伊勢市)12月23日(土)〜1月 8日(月) 17日間(42日間) 沖縄県(那覇市)12月26日(火)〜1月 4日(木) 10日間(38日間) ※県内・自治体内でも異なるところがあります 予想通り、さすが、北海道は全国で最も長いですね。そして、沖縄県は全国で最も短いという…。しかし、東北地方で、差があるのは興味深いところですね。雪が降りやすい日本海側とそうでない太平洋側で異なるのでしょう。新潟県も少し休みが長いのは、日本海側であるということを考えると、説明がつきますものね。 そして、お隣の、岐阜は、愛知より短い13日間でした。ようやく、今日から冬休みです。うーむ、近くの自治体にもかかわらず、短いのですね。 ところで、冬休みの日数と夏休みの日数を足してみると、北海道52日、愛知59日、沖縄48日と、その差が見えてきます。春休みは、全国的に大きな差がないことを考慮すると、意外にも、沖縄県が最も少なく、愛知県は最も多いのでした。 まとまった、休みの期間は、様々なことにチャレンジできる期間でもあります。古北っ子の皆さんには、有効に冬休みを過ごしてもらい、成長した姿で、3学期を迎えられるといいですね。それでは、よい冬休みを! ABCを大切に音楽室を訪れると、外靴は、ご覧のように、音楽室前にきちんと並べられていました。 この心がけなら、演奏もきっと上手になりそうです。いいね^^ 2017.12.26 江南市教師力向上セミナーを受講して今回は、午前に「英語指導」が、午後に「プログラミング教育」が行われ、本校の先生方も数名が参加しました。 午前中の英語指導は、英語の絵本の読み方や、歌の歌い方の指導法について、また、3・4年生から時間数が増える英語活動に対応するための、アルファベットや簡単な英単語の学習方法、クラスルームイングリッシュなどについて学びました。 まだまだ英語の指導が得意ではない先生方がいる中、そんな先生方でも楽しく学びやすい研修でした。 声に出したり体を動かしたりし、様々な歌やゲームを体感して学ぶ研修は、まさに参加した者だけが得られる楽しさと学びです。 また、午後からのプログラミング教育は、「なぜプログラミング教育が必要なのか」という導入から、実際に、「ビジュアルプログラム」(直感的にフローチャートなどをドラッグしながら作っていくプログラミング)の「Scratch」を使った「制御」のプログラムを作成しました。 「コーディング」(アルファベットでできた「コード」を入力するプログラミング)ではないため、タブレット上でタッチペンを使いながら、簡単にプログラミングができます。 すると、横断歩道の信号機が完成。「開始」の指令をすると、「青が数秒点灯した後、数回点滅し、赤に変わる」というプログラムが完成しました。その後は、時間の許す限り、音を付けたり、押しボタン信号にしたりと、時間を忘れて集中するほどの面白さを味わいながら誰もが取り組んでいました。 こちらも、参加した者だけが得られる楽しさと学びです。 今日は、以上の研修を体感することで、2020年から完全実施の新学習指導要領で学ぶ内容が、現在と比べて、どんなことを大切にしなければならないかが分かるものでした。 いい学びとなりました。やはり、「百聞は一“験”にしかず」です。体験することの大切さをここでも、感じました。 古北っ子のみなさん、みんなが力をつけられるよう、先生たちは、こうして勉強していますよ^^ (※写真には、古北小の先生が5人写っています。どれで誰だか分かるかな?) 2017.12.25 プログラミング教育これは、技術科教育やプログラミング教育などに関する議題の実践発表を聴いたり、ディスカッションしたりする自主研修会で、教師、企業、大学の関係者が30人以上集まって開催されたものです。 中でも、今回は、プログラミング教育に関する提案が、一宮市の先生と、春日井市の先生からあわせて二つあり、興味深く拝聴しました。 「プログラミング教育」と言えば、2020年から完全実施となる小学校の新学習指導要領にも加えられたものです。これまで扱ったことがない、初めての内容となるため、現段階では、多くの教師が戸惑いながら、模索しているのが現状です。 一宮市の先生の発表では、小学校での実践を紹介していただきました。主な内容は、一宮市の各小中学校が導入している、ソフトバンク社の人型ロボット「Pepper」を使った実践です。 なかなか高価なものであるため、簡単に真似できる実践ではありません。しかし、「見てください、この表情」と言われて紹介された写真は、児童が、目を大きく開いてキラキラと輝かせ、本当に生き生きとした表情でした。そんな表情にさせる魅力が、「Pepper」にはあるようです。 実際に、ソフトバンク社のPepperに関するサイトを開き、家庭や企業で活用している動画を見ると、確かに、様々な可能性を秘めているように思いました。親しみやすい人型ロボットでもあり、うらやましく思いながら拝聴していました。 また、春日井市の先生の発表では、中学校での実践を紹介していただきました。小学校から、高校への橋渡しとなる中学校で、どのような実践がよいのかということを試行錯誤しながら実践しているのがよく分かりました。特に、小学校より一歩進んだ内容であり、「STEM」(ステム:「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Mathematics(数学)」の頭文字)を意識した内容になっています。ご自身は「得意分野ではない」と言われていましたが、それでも「子どもたちのために」と研究を重ねているところは、敬服するところでした。 本校にも、タブレットPCが導入され、「コード入力」(アルファベットをカタカタと入力する命令法)ではなく、「ビジュアルプログラミング」(フローチャートなどをドラッグしながら作っていく命令法)が簡単にできる「Scratch」というソフトが入っています。明日(26日)、そのソフトを使った研修会に本校から2名、参加する予定です。 今後、どのようなものを本校のプログラミング教育とするか、北部中、草井小と連携を図りながら、検討を進めていきたいと思います。 (※関連サイトはこちら↓) ■ロボット|ソフトバンク ■スクラッチをはじめよう|ワイワイプログラミング|NHK for School 2017.12.24 中部報道展これは、2017年の出来事を、新聞報道写真約150点と、テレビニュースのダイジェスト約50本にまとめた展示会です。 写真は、全国20の新聞社や報道機関からの選りすぐりのものが並びます。 決定的な瞬間を切り取った数々の写真を見ながら、「こんなことがあったなぁ」と、この一年を振り返るとともに、プロの撮影テクニックの素晴らしさに感嘆していました。 この地方の写真がメインですが、さらにそれらの写真の中には、曼陀羅寺の「藤まつり」のきれいな藤の花の写真や、犬山中学校の伝統行事である、木曽川での机・椅子洗いの写真など、より身近な写真がありました。近隣のニュースにちょっとうれしく思いました。 また、「スポーツ」のコーナーには、ドラゴンズの新人王を獲った京田選手、2000本安打を達成した荒木選手の写真など、ドラゴンズの写真計5枚の他に、今年の話題の各競技の選手の写真が約30枚並んでいました。 期間が短いため、見られるのは、明日(25日)までとなっています。会場内の写真撮影はNGなので、ここで雰囲気を紹介できないのが残念ですが、クリスマスということで、もし、名駅に行かれる用事があれば、無料で見ることができるので、立ち寄られてはいかがでしょうか。 ちなみに、栄の松坂屋では、「朝日新聞報道写真展2017」が、29日(金)まで開催されており、こちらは写真OKです。都合がつけば、行きたいと思っています。こちらも入場は無料です。 こういう企画を見ると、年末感が増してきますね。 今年もあと1週間に。時間の流れを年々速く感じるようになりました(笑)。 (※関連サイトはこちら↓) ■写真とテレビで見る2017年中部報道展 ■朝日新聞報道写真展2017開催中(松坂屋ブログ) 2017.12.23 誓い亡き夫が教えてくれたこと、それは、時間は有限だということです。 私は夫に「ありがとう」や「ごめんね」をよく伝えていた方だと思っていました。しかし夫を亡くして、本当にちゃんと伝えられていたのだろうかと振り返ることがしばしばあります。意地を張ったり、適当に流したり、素直な気持ちというのは意外と伝えられなかったように思います。 後悔へと変わっても、夫はもういません。今から伝えることはできないのです。夫が病に倒れる直前、「パパなんか大嫌い、死んじゃえ」と本心とは違う言葉を投げつけてしまった娘は、今でも自分を責め続けています。 人生にはどうしようもない後悔がつきもの。しかし、大切な人に大切な気持ちを伝えなかったという後悔は、自分の中でいくらでも減らすことができます。「ありがとう」の感謝の気持ち。「ごめんなさい」というおわびの気持ち。さりげないこの二つの言葉だけは、先延ばしにしたり、照れて隠したりすることなく、思い立ったその場ですぐに伝えようと私は誓いました。 「いってらっしゃい」と見送った背中にもう会えないこともあるのです。あんな後悔は二度としたくありません。夫の教えを忘れずに、私は誓いを実行し、子どもたちに伝えていきたいと思います。 いつ大きな事故がおこるかわからないような特殊な仕事をされているお父さんなどをもつ家族は、たとえ家庭内でケンカをすることがあっても、必ず、翌日には仲直りをし、笑顔で「いってらっしゃい」と言う、ということを聞いたことがあります。 まさに、「『いってらっしゃい』と見送った背中にもう会えない」ことがあっては、ケンカしたままで死別しなければならないからです。 そんなことを考えると、「ありがとう」「ごめんなさい」は、どれだけ言っても言い過ぎることがないような言葉のように思います。 文中にあるように、「思い立ったその場ですぐに伝える」。心がけたい習慣だと思いました。 古北っ子のみなさんも、素直に「ありがとう」「ごめんなさい」が言える人であってほしいと思います。 (※岸田さんのプロフィールはこちら↓) ■岸田ひろ実 プロフィール(株式会社ミライロ ホームページ内) 2017.12.22 2学期終業式式辞早いもので、2学期最終日となりました。1年の中でも、特に行事が多い2学期ですが、何があったか覚えていますか…。 9月には運動会、10月には6年生の陸上運動記録会、そして全学年が秋の遠足に出かけました。11月にはかがやき学芸会が、そして12月は、3学期の「大なわ大会」に向けての練習が始まりました。その他にも、ここには挙げていませんが、それぞれの学年で様々な行事や、活動がありましたね。 では、2学期の合言葉は何だったでしょうか。そうですね。「全力児童」「高めよう・高め合おう」でした。 校長先生がうれしかったのは、さっき振り返った行事に、誰もが全力で取り組み、そして、自分を高め、友だちと一緒に高め合いながら、よりよいものにしていったということです。 そんなみなさんの取組は、地域や保護者の方から、「がんばってますね」「すばらしかったです」というお褒めの言葉もたくさんいただきました。さすが古北っ子です。 さて、さっきの振り返りの中には入っていませんでしたが、11月29日に学校保健委員会という会がありました。3・4年生のみなさんが参加し、いのちについて考えるお話を聴いたり、聴診器で心臓の音を聞いたりしました。 その会で、105歳までお医者さんとして活躍された日野原重明さんのメッセージが紹介されました。日野原さんは「時間」について、こんなことを言ってみえました。「自分のためだけでなく、人のためにも使ってみて」と。 明日から、いよいよ冬休みです。日野原さんが言われた「人のために時間を使う」ということをどんな場面でするといいでしょうか…。 年末に何をしますか…。そうですね、大掃除。大掃除のように、進んでお手伝いをしてください。 中には、「えー、掃除か…」「大変だなぁ」と思う人もいるかもしれません。しかし、お手伝いをすると、「こんな力がつく」「こんな心がもてるようになる」というように、いいことがたくさんあるようです。 どんな力がついたり、心がもてるようになったりすると思いますか?隣同士で話をしてみましょう。 6年○組の○○さん、どうですか?(「人を思いやる心だと思います」の回答)すばらしいですね、拍手! 5年○組の○○さん、どうですか?(「人のために行動する力だと思います」の回答)いいですね、拍手! では、お手伝いをすると、どんな力がつくのでしょうか。確認してみましょう。 まず、「やるぞ!」という「集中力」がつきます。そして、積極的に行動できる「行動力」がつきます。「こうして、ああして、この順でしよう」という「段取力」がつきます。我慢する「忍耐力」がつきます。そして、これまでいろいろなことをしてもらったことに気づき「感謝の心」がもてるようになります。 このように、たくさんの力がつくと、さらに、人にやさしくなったり、勉強ができるようになったりするようで、いいことがたくさんありそうです。 ぜひ、この冬休み中は、「お手伝いをする」、そして「家族の時間を大切にする」、さらに、お正月になったら「新年の目標を立てる」ことをしてほしいと思います。 そして、充実した17日を過ごしてください。1月9日に、また元気よく登校してくださいね。 以上で、2学期の式辞とします。 2017.12.21 手書きで伸ばす6つの能力業界紙である「教育新聞」の12月14日付号のコラム「円卓」に、東京書芸協会事務局長川原名海氏が、見出しのようなタイトルで寄稿をされていたので、ここにその一部を引用・掲載させていただきます。 (前略) 「手で文字を書くことの教育的意義」とは何だろうか。 私は6つの能力を伸ばすことだと考えている。①言語能力 ②空間支配力 ③リズム感 ④指の巧緻性 ⑤美的感覚 ⑥忍耐力と集中力。 文字を書く上で、「①言語能力」は必須。課題の文字は声に出して読ませてみよう。「②空間支配力」は、文字の典雅を構成し、紙からはみ出ぬようバランスよく収める練習である。文字は形だけで捉えられがちだが、滑らかな運筆とためには「③リズム感」の発達が肝要だ。柔らかい毛筆や、尖った鉛筆の細かな扱いは「④指の巧緻性」を鍛え、線や空間のバランスの説明で「⑤美的感覚」を磨き込む。 これら一連の能力を同時に高めることは至難の業だ。何かが高まると、他が後退することもある。形は美しいが紙からはみ出たり、正しく書けているが線がよれたり。教わる側も「⑥忍耐と集中力」を必要とする。それだけに、時間はかかっても少しでも上達したときの喜びは、双方とも大きい。 (中略)「手で文字を書くこと」は、使っていない領域がないほど脳をフル稼働させる行動なのだ。まさに、「手は脳の出先機関」。(後略) なるほど、です。手書きが得意でない私は、猛省するところです。 筆者は「AI時代に入るからこそ、人間はどんどん手書きをしたほうがいい」と後段に記しています。なぜなら「普段から脳を使っている子供ならソースコードの理解も容易であろう」と。 人としての能力を高める可能性を秘める「手書き」。本校では、タイピング力を伸ばそうと計画していますが、もちろん、「書くこと」も日頃の教育活動で大切にしていきたいと考えています。そして、「6つの能力」を伸ばしていきたいと思います。 2017.12.20 「生活時間」を見直そう その2そこで、保護者への「子どもたちが『生活時間』を守れるように工夫していることは何ですか」についての回答の一部を引用・掲載します。 ★朝、起きる時刻 ・好きな歌を目覚ましにセットして起こす ・夕飯の時間を早くすると、早く起きる ・とにかく早く寝るように、自分(母親)も一緒の時間に寝るようにしている ・時間がなくて急いで用意した日とゆっくり用意できた日を比較させている ★夜、寝る時刻 ・平日はテレビを見る時間を決めて、終わったらふとんに入れて電気を消す ・親も一緒にテレビを見るのをやめて、ふとんに入るようにしている ★勉強する時間 ・遊びに行く前に必ず宿題をやらせている。できていないと、遊びに行かせない ・いつ勉強するか本人に確認し、それまでは待つ ・テレビを消して、集中できる環境にしている ・勉強する時間が取れるように、入浴→夕飯→勉強と、順番を決めて守らせている ★テレビやゲームの時間 ・タイマーをセットしている ・宿題や翌日の準備などが全て終わってから ・平日はゲームをやらないように決めている ・見たいテレビ番組は録画している ★携帯電話やスマホの時間 ・リビングだけでしか使わせないようにし、部屋には持ち込ませない ・親の前だけで使っていいことにしている ・特定の時間になったら、自動的にインターネットが切れるように設定している ★運動する時間 ・犬の散歩の時に一緒に走るようにしている ・子どもと自転車で散歩している ・親がすすんで運動している 様々な、保護者の工夫があるようです。しかし、ここで思うのは、最終的には自分でコントロールできる「セルフコントロール力」を身につけることが大切であるということ。 段階を経ながら、自律できる力を身につけさせたいですね。 代本板がズラリ!一昨日、昨日と、随分と図書館がにぎわっていたことから、今日、図書館を覗いてみると、写真のように、人気コーナーは、ほぼ代本板のみの状態になっているところもありました。多くの古北っ子が本を借りていったことが伝わり、うれしく思います。 冬休みは、暖かい家の中で、ぜひ、本に親しんでくださいね^^ ABCを大切に引っかからないように、動きやすいように、と脱いだ帽子ですが、それらの帽子が写真のように、きれいに並べられている学級がいくつかありました。 ちょっとしたことにも、自然と整理整頓ができる姿は、さすがです。 日頃の「ABC」がこうした場面で自然に現れることをうれしく思います。 いいね!^^ 2017.12.19 卒業文集はワープロで「個性が無くなる」「手書きの温かさがなくなる」というお考えもあるかもしれませんが、ワープロで作成する理由は、以下の通りです。 ・文字や表現の書き間違いが少なくなる →漢字の書き間違いが少なくなる(変換ミスがあるため「少なく」としました) →表現の間違いや、表記の揺れを赤線・緑線で指摘してくれるため、文章や表現の間違いに気づき、書き間違いが少なくなる ・修正が容易 ・誰もが読みやすい文字になる ・作成時間が大幅に削減できる などがあげられます。手書きの最大のデメリットは、「時間がかかる」です。清書の作成はもとより、修正する際には、前後の文字を全て消して書き直すなどということもありました。 ワープロであれば、間違いはすぐに直せます。一文字ズレたとしても、自動で文字の位置を整えてくれます。児童にとっても、消しゴムで消して直すという作業に比べれば、ありがたい機能です。 作成時間が短くなるのは、何よりも大きなメリットです。文集作成に当てる時間を減らして、授業やその他にできる時間を確保することや、教師が点検する時間を減らし、授業の準備や児童との時間を確保することが大切と考え、ワープロで実施するものです。 これまで、「手書きの良さ」は、確かにありましたが、以上のことからワープロで作成しています。ご理解いただけると幸いです。 おいしかったですよ!そのおでんを「校長先生、教頭先生どうぞ」と、校長室へ届けてくれました。 自分たちで育ててきた大根を昨日収穫すると、今日は、おでんだねと一緒にグツグツ煮込んで完成したおでん。 お味噌と一緒にいただきましたが、大根もやわらかくて、バッチリ! あとで「ありがとう!ごちそうさま〜」と、かがやきさんの教室へお礼に行くと、みんな「おかわり〜」と、元気よく、たくさんいただいている最中でした。 おいしかったですよ!(^o^)b 2017.12.18 これも学習マンガだ!さて、日本財団が開設している「これも学習マンガだ!」というサイトがあります。このプロジェクトの概要はサイト内に以下のように記されています(以下引用)。 「これも学習マンガだ!」は、2015年度からスタートした新しい世界を発見できるマンガや学びにつながるマンガを選出・発表し作品を国内外の読者に届ける事業です。マンガの持つ「楽しさ」「分かりやすさ」「共感力」に着目し、社会をより良いものにしていくことを目的としています。マンガを通じて、「楽しみながら学ぶこと(=edutainment)」を継続的に推進していきます。 ※ edutainment とは?education(教育)+ entertainment(娯楽)を合わせた言葉 日本のマンガ文化には、「学習マンガ」というジャンルがあり、様々な知識を深めるために分かりやすくマンガにしたものがたくさん出版されています。幼いころからそうした文化に触れている日本人は、大人になってもそれらで学習することもしばしばあります。 そんな中、サイト内には、上記のように、「楽しみながら学べる」マンガとして、2015 年に 100 作品、2016 年、2017年に追加で 50 作品ずつ、合計で 200作品が紹介されています。 そして、それらは「文学」「生命と世界」「芸術」「社会」「職業」「歴史」「戦争」「生活」「科学・学習」「スポーツ」「多様性」という11のジャンルに分けられ、ジャンル毎の検索も可能です。 一覧を見ていると、我が家にある作品も多数見つけることができ、選書は間違っていなかったことを確信しました(笑)。中には、「そんな見方もできるのか…」といったとらえ方が解説されているものもあり、なかなか奥深いものもあります。 「小学生からOK」にチェックを入れて検索しても「156作品」が並び、随分と幅広く、多くのマンガが選ばれています。 個人的には、マンガと活字の双方をバランス良く、読了していくことを薦めていますが、その一方の「マンガ」を取り上げるなら、このサイトに掲載されている作品は、まさに、お勧めの作品が多数あります。家族で読むのもバッチリですね。 興味がある方は、ぜひ、サイトをご覧ください。 (※関係サイトはこちら↓) ■これも学習マンガだ! (※写真は、フリー素材です。我が家ではありません・笑) 今日の長放課そんな中、古北っ子は、今日もそれぞれの遊びに興じ、長放課を楽しみながら過ごしていました。 中でも、小学校で初めて縄跳びシーズンに入った1年生は、そばを通ると「○○できるよ〜」のアピール合戦です(笑)。これからも、さらに技に磨きをかけて、日に日に上手になることを応援しています! それにしても、フラフープはすごい! いくつものフラフープをしばらく回す姿は、まねできそうにありません(笑)。 2017.12.17 鈴鹿シティマラソン朝起きると、雪が舞っているではないですか!「寒い日になるのかなぁ…」と思いながら、鈴鹿サーキットへ。鈴鹿インターを降りて、うっすらと雪を被った鈴鹿山脈を望みながら、到着。車から降りると、「寒っっっ!!」と、やはり、誰もが声に出したくなるような寒さです。 黒い雲がすぐそこまで来ており、レース前も、レース中も、レース後も、時々白いモノが降ってくるような、鈴鹿の天気でした。 さて、昨年に続いて、2回目のレースということで、今日は、コースのアップダウンを意識してのレース運びをすることに。 ヘアピンカーブのダラダラした坂を上がり(上段左)、スプーンカーブへ(上段右)。どちらも、カラフルなウェアを着たランナーが連なり、なかなか素敵な光景です。 続いて西ストレートに入ると、大きな「ダウン→アップ」となるコースに(二段左)。距離も3kmほどになり、あれだけ寒かったのですが、徐々に体も温かくなってきます。足下を見ると、カーレースでコースアウトしたマシンの轍がくっきりと。こんなものが間近に見られるのも、このマラソンのおもしろさです(二段右)。 そして、1周走って、ホームストレートに戻ってくると、大きな歓声に包まれます(三段左)。その歓声に元気をもらって、二周目に入り、ランナーは第1コーナーへと向かっていきます(三段右)。すると、この後はダラダラとした登り坂が続きます。軽快に5kmを走ってきたところでしたが、この登りにダメージが出てきます。後は、再度、アピンカーブに入り、1周目と同じコースレイアウトを走り抜けていきます。 コースを意識したはずなのに、後半はバテ気味に…。なんとか最後の力を振り絞ってゴールをすると、次々と、先生方もゴール!無事、全員が完走でき、互いの走りを称え合いました。 ところで、7人中5人が着ているピンクのTシャツは、本日受けとった記念Tシャツです。背中に、サーキットのシルエットと、「瞬」の文字が、「鈴鹿墨」という墨を使って、印刷されています。「20回記念大会」ということで、なかなかカッコイイデザインです。 今シーズンは、明らかな走り込み不足につき、次のレースは、少し間を空けて、3月に行われる「ナゴヤシティマラソン(ハーフマラソン)」に出場します。幸いにも、今シーズンはケガをしていません。ケガに気をつけて、新年は走り込んでいきたいと思います。 |
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