![]() |
最新更新日:2024/06/21 |
本日: 昨日:254 総数:2180904 |
『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』![]() ![]() ![]() ![]() この習慣は、今朝で連続1,871日目になります。 また、時間があるときには、各紙のコラムにも目を通します。 今朝は、すばらしいコラムを見つけました。 中日新聞の中日春秋です。 テーマは、ホセ・ムヒカ元大統領。 私がとても尊敬している人の1人です。 まずは、中日春秋をお読みください。 −−−−−−−以下引用します−−−−−−−− 先月一日まで南米ウルグアイの大統領の座にあったホセ・ムヒカさん(79)は昨年、アラブの富豪から驚くべき申し出を受けた。彼の愛車を百万ドルで譲ってくれと言うのだ ▼その車とは、一九八七年製のフォルクスワーゲン(VW)ビートル。そんな大衆車に億のカネを払おうというのは酔狂な話だが、それは随分と意味深な申し出だった ▼ムヒカさんは大統領になっても公邸には住まず、報酬のほとんどを福祉のために寄付し、郊外の質素な家で妻と二人暮らし。そういう清貧な生き方を象徴するのが、彼の愛車なのだ ▼二〇一二年にムヒカさんが国連の「持続可能な開発会議」で行った演説が、その人生哲学を如実に示している。「貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、かぎりなく多くを必要とし、もっともっととほしがることである」 ▼そんないにしえの賢人の言葉を引きつつ、彼は訴えた。「水不足や環境の悪化が、いまある危機の原因ではないのです。ほんとうの原因は、わたしたちがめざしてきた幸せの中身にあるのです。見直さなくてはならないのは、わたしたち自身の生き方なのです」(『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』汐文社) ▼ムヒカさんは結局、「車を買う時に、お金を出し合ってくれた友人たちを裏切りたくないから」と愛車を売らなかった。生きている限り、傍らに置いておくそうだ。 −−−−−−−−−引用終わり−−−−−−−−−− 世界で一番貧乏な大統領、ホセ・ムヒカ元大統領は、リオの国際会議で有名な演説を残しています。 そのスピーチは絵本『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(汐文社)にもなり、その生涯は、映画化されようと撮影が進行しています。 そのスピーチの日本語訳は、ここで紹介されています。 リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版) http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/ 文部科学省は、持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)を推奨しています。 ホセ・ムヒカ元大統領のスピーチは、ESDに大きなヒントを与えてくれます。 写真の出典 世界で最も貧しい大統領の生き方・考え方が心に沁みる http://matome.naver.jp/odai/2138861428534675801 |
江南市立布袋小学校
〒483-8148 江南市布袋下山町南167 TEL:0587-56-3200 FAX:0587-56-3421 |