最新更新日:2024/09/25 | |
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【校長日記】 集うということ隔週で、布袋北部地区学習等供用施設に集まります。 始まったのは、平成6年6月。間もなく21年目に突入します。 昨日の参加者は16名(写真上)でしたが、多いときには40名を超えるとき(写真中)もあります。 集まるのは社会科教師が中心です。 社会科は、理科と共に俗に内容教科といわれます。これに対して、国語や算数を道具教科(用具教科)、他を表現教科といいます。 内容教科とは、言語や数量を使って、社会のしくみそのものの習得を目的としています。 従って、社会科教師には、情報が必要なのです。 私の部屋には移動書架があり、本でびっしりです。それぐらい勉強しなければやっていけないのです。 しかし、1人の力はたかが知れています。互いに情報を持ち寄り、学び合うことにより、情報も増え、刺激を受けるのです。 まさに、三人寄れば文殊の知恵なのです。 第1回から20年間続けてきたルールは次の点です。 ・ 誰でも参加できる。また、参加を強制されない。 ・ 参加者全員の名前を公表する。 かつては、指導案や学級通信、作成したテストなど、何かお土産をもってくるというルールもありましたが、最近はこの縛りはありません。 集うことこそが重要だからです。 今の時代、通信手段の普及で、集まることが少なくなってきました。 人生で最も重要な儀式である葬儀式も小規模化し、結婚式も簡略化するなど、人が集まる機会はどんどん減ってきています。 これは子どもの世界にもあります。 例えば、夏休みのラジオ体操。 私が小学生の頃は、期間中、毎朝やっていました。 懐かしいと思われる人も多いでしょう。 人が集まるには、その人の時間というコストがかかるのです。移動のために費用も発生する場合もあるでしょう。 合理化はある程度やむを得ないことです。 しかし、人が集わなければできないこともあります。わたしは、そこを大切にしたいのです。 社楽の会HP http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/syaraku.htm |
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