最新更新日:2024/05/25
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日中は汗ばむ季節となってきました。水分をこまめにとりながら、戸外での活動では暑さに十分気をつけて、学習や運動にしっかりととりくみましょう。

【校長日記】 家庭で伸ばす 自ら学ぶ子になる15の法則 −2−

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 先日、各家庭にお配りしました「家庭で伸ばす 自ら学ぶ子になる15の法則」を紹介しています。

 前回、低学年に続き、今回は中学年です。

中学年のための 家庭でできる7つの法則


8 わからないところを理解・自覚する
 勉強とは、×(できない、わからない)を○(できる、わかる)ようにするため行為です。簡単に書くと × → ○です。

 もともと書くことができる漢字を何回練習しても、それは勉強とはいいません。○ → ○ だからです。

 すなわち、×を見つけることが勉強の第一歩。
 その×が「わからない」なのです。
「わからない」ことは、大切なことなのです。

 しかし、「わからない」ことを責めると、次第に「わからない」ことを隠すようになります。わかったふりをするのです。

 私は、以前布袋小学校で担任をしていた時には、「まちがいは神様」と書いて貼っておきました。
 
ぜひ「わからない」を大切にしてあげましょう。
 

9 「手をかける」から「目をかける」にシフト

 低学年のころは、「手をかける」ことは必要です。
 しかし、いつまでも手をかけていては、本当の学習習慣は身に付きません。
 学習環境は整え、徐々に手を離しつつ、しかし目を離さない。
 それが、「手をかける」から「目をかける」にシフトするということなのです。

 目標は、いわれなくても自分から机に向かうこと。
 定着したら、内容に踏み込みましょう。


10 会話がはずむ相互理解

 学校では、ペアやグループで話し合う活動を進めています。
 相手に説明するには、まず自分が理解しなくてはなりません。
 また、相手に話すことで、あいまいな部分も見えてきます。
 何より、話を聞いているだけの時よりも、学ぶことが楽しくなります。

 これは、家庭でも同じでしょう。
 ぜひ、学校での出来事を聞いてあげましょう。
 また、社会の出来事を話してあげましょう。


11 決して崩れない「土台」をつくる

今日は、あの大震災から5年。
亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方にお見舞いを申し上げます。

あの津波で被害に遭った地域を訪れると、土台だけが残っている光景を目にします。
被災者の方には申し訳ないのですが、私は「土台がいかに強いか、大切か」を学びました。

例えば、かけ算の九九。
これは算数の四則計算をする上では、土台です。

「読み・書き」もすべての教科の土台です。

決して崩れない「土台」をつくりましょう。


12 遊びでの経験が、考える力を生む

 ゲームのなかった時代、いつも、外で子どもたちは遊んでいました。
 そこでは、生きる上での智恵など、人間関係も含めて、多くを学びました。

幅の広い人に育てるには、いろいろな経験が必要です。
 子どもたちにとっては、遊びも経験の内。
 たくさん遊んで、たくさん学ぶ子にしたいですね。

 続きます。

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