最新更新日:2024/09/20 | |
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【校長日記】 今日の朝礼初めに、スポーツ少年団の表彰状を紹介し、拍手で賞賛しました。 次に、HPの3年生の記事より、「はしをそろえる」ことで、教室がきれいになったことを紹介しました。 ここからが本番。 テーマは、奈良公園のシカ 修学旅行で、6年生が奈良公園のシカとふれあってきました。 そのシカは、平城京をつくった時に、守護神社として春日大社を造営し、その神として、鹿島神宮から招いたのです。 その神が、白いシカに乗ってやってきたという伝説から、シカは、神の使いと大切にされたのです。 1200頭の野生の鹿が、都市で人々と共存しているのは、世界中で奈良だけです。 しかし、明治政府が派遣した県令は、シカを排除し、若草山で牛や馬を飼育しようとします。当時の富国強兵政策にのったのです。 700頭のシカが捕獲され、餓死し、38に激減、絶滅の危機に瀕しました。 しかし、そこで立ち上がったのが、丸尾萬治郎。 「みんなのため」と市民運動を起こし、お金を出し合って、保護に乗り出しました。 その後、市民と行政、春日大社が協力し、今では1200頭にまで回復したのです。 奈良といえば東大寺の大仏です。 しかし、わが布袋にも大仏があります。 通称、布袋の大仏。 東大寺の大仏よりも、2m大きいのです。 その大仏をつくったのが、前田秀信。 「みんなおため」と、私財を投げ打って、自分でコンクリートをこねて、5年かけて大仏をつくりました。昭和29年のことです。 2週間前の朝礼で、「だれかが始めて今がある」という話をしました。 奈良公園のシカや布袋の大仏も同じです。 感謝の心を忘れないようにしたいものです。 |
江南市立布袋小学校
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