日中は汗をかくようになってきました。水分をこまめにとりながら、学習や運動にしっかりととりくみましょう。

【校長日記】 布袋小学校のルーツを探る −1−

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布袋小学校は創立何年?

尋ねられて困ってしまいました。
いつから「布袋小学校」としてよいか明確なものがないからです。

布袋小学校の前身は、3つの寺子屋です。

小折村・般若寺の啓明、松岩寺の輯䡄(しゅうき)、中奈良村・善光寺堂の応化

※「しゅうき」の「き」は、車へんに抗のつくり(右側)を書きます。

時代は明治となり、尾張藩が名古屋藩、更に名古屋県から愛知県へと変っていく中で、学校計画は着実に進められていきました。

名古屋県時代、明治4年9月(1871)に義校の設立がよびかけられました。

義校とは、愛知県・岐阜県に普及した民間の簡易初等学校のことです。

愛知県と改まった明治5年5月には、県内各地に義校が設けられ、明治6年には県下で400校を数えるに至りました。

明治5年8月、政府は学制を公布しましたが、県ではこの「義校」を学制の小学校に代るものとして公認し、普及発達を図ったのです。

布袋区も、3つの寺子屋を母体に、地域の寄付により義校が誕生しました。
それが、啓明学校、輯䡄学校、応化学校です。

明治10年には、応化学校が奈良学校と改称されます。

それでは、応化学校はどこにあったのでしょうか?

30年前に、中奈良で私が聞き取り調査をしたとき、あるおばあさんが、「昔、ここに学校があったと聞いたことがある」と言っていました。

それが、善光寺堂の一角にある、現在、中奈良通学班の集合場所になっている所です。
(写真下)

ここに、地元の人がお金を出し合い、施設を作ったのでしょう。
もしくは、お寺の建物を借りたのかもしれません。


ぜひご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。

【校長日記】 竹田恒泰氏の講演会へ行ってきました

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9月12日に江南市民文化会館で行われた、江南商工会議所 創立40周年記念講演会へ行ってきました。

講師は、「そこまで言って委員会」でおなじみの竹田恒泰  氏でした。

テーマは、 「日本はなぜ世界で一番人気があるのか」 です。

日本人が勤勉で、特にものづくりにはこだわりをもっていること。働くことを「懲役」と考える欧米人に比べて、日本人は「人のために役に立つこと」を重視していることなど、日本と日本人の良さを語っていただきました。

その一部を紹介します。

 日本人は強制労働でも手抜きをしない。

 ソ連により57万人が拉致されシベリア等に送られ、5万5千人が命を落とした。北朝鮮の拉致の比ではない。

 ウズベキスタンに、日本人がつくった劇場が残されており見学に行って感動した。それがナヴォイ・オペラ・バレエ劇場。当時、450人の日本人は黙々と働いた。同じ捕虜のドイツ人は手抜き。日本人は金のために働かない。変なものを造ったらはずかしいから、完璧なものを作ろうという考え方。設計図から手を加えたそうだ。

 ウズベキスタンでは、「将来日本人のような立派な大人になれ」と子どもに教えているという。別の場で本当にそうか確かめたら、そこの全員が「本当だ」と言った。そういって教育をしているそうだ。

 ウズベキスタンは大の親日国だ。1966年にウズベキスタンは大地震に襲われたが、
ナヴォイ・オペラ・バレエ劇場だけはびくともしなかった。今もそのまま使われている。
やっぱりすごい。強制労働の中でいいものを。これが日本人のものづくりだ。経済が発展するに決まっている。手抜きがない。

 日本でも、実は手抜きの事件があった。姉歯1級建築士による「耐震強度偽装事件」だ。しかし、姉歯物件は、東北大震災でも一棟もくずれていない。ヒビ一つ入っていない。・・・・


他のエピソードも私のブログ「あなたも社楽人」で紹介しています。
ぜひご覧ください。

【校長日記】 教師力アップセミナー 横山浩之先生

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昨日は、大口中学校で行われた教師力アップセミナーへ行ってきました。

講師は、山形大学医学部看護学科精神看護教授 横山浩之 先生です。

横山先生は、小児科医の立場から特別支援教育の研究を続ける、発達に合った子育て論では第一人者です。

テーマは、不適切な子育てと行動異常 〜これからの教育における大きな課題〜

私は、横山先生の話を伺うのは3回目ですが、いつも明瞭な言葉と、優しい目線、鋭い分析で、スッキリします。
今回の内容は、次のものでした。

1. 子どもの心理的発達と不適切な扱い

2. 不適切な子育てによって引き起こされる行動異常

3. 担任や学校がとれる対策は何か


その内容は、折に触れ紹介していきます。

横山先生は多くの著書を書かれています。
興味のある方は、ぜひご覧ください。

【校長日記】 今日の朝礼

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今朝は雨天のために全校練習が中止になり、体育館朝礼を行いました。

保健室の掲示、難問チャレンジ、資源回収を紹介した後、全国敬老キャンペーンあいちで最高賞である市長賞を受賞した
村井君を拍手で讃えました。
写真上は、今朝の中日新聞です。

次に、全校練習の様子を写真で紹介しました。
写真中をご覧ください。
上が最初に整列練習を行った写真です。
下が、その32分後、控え席に退場後に再び集まってきた写真です。
この違いはすごいと思いました。
児童は、確実に学習しているのです。

最後に、約束をしました。
横断中に停まってくれた車に「ありがとう」を言おうということです。

地域全体に、「ありがとう」の輪が広がればと思います。

【校長日記】 どまつりへの思い

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 今年も8月28日から3日間、にっぽんど真ん中祭り (どまつり)が開かれました。
 私は、第2回からずっと応援をしています。16年連続です。
 今も、ブログ「あなたも社楽人」でも、毎日、私が撮影した入賞チームの演舞を紹介しています。
 http://blog.goo.ne.jp/syaraku0812
 なぜ、私はこれほどどまつりを応援しているのでしょうか?

 布袋中学校に勤務していた頃、進路指導の研究指定がきました。
 布袋中学校は、以前にもご紹介したとおり、職場訪問や職業体験、修学旅行での東京職場訪問など、全国でも最先端を走っていました。大げさにいうと、文部科学省をはじめ、日本全国が布袋中学校に倣ったのです。
 人生80年を視野に、進路指導を「生き方指導」ととらえ、「ふれる・見つめる・考える」 というキーワードでまとめました。
 いろいろな人にふれていろいろな生き方を知る、自分をじっくりと見る、そして、自分の進路を考える。シンプルな理論ですが、実際その通りですよね。
 これを、ステップを踏んで、授業の中でやってきました。

 しかし、どうしても弱点があったのです。
 それを、その当時の丹羽威光校長先生には見抜かれていました。

 若者です。

 小学校を卒業してから、結婚して世帯をもつまで、心理的に地域から離れてしまうのです。生き方指導が途切れてしまうのです。地域のお祭りでも、小学生までは参加するけど、それ以後は抜けることが多いですよね。(ボーイスカウトや青年会議所のみなさんは別として・・・) 

 私は、平成13年から大口町の生涯学習課に勤務して、いかに若者を地域で活躍させるかを考えていました。そこでみつけたのが「よさこい」 なのです。

 どまつりを始めた水野孝一さん は、大学1年の時、北海道の“YOSAKOIソーラン祭り”に出会い、翌年には踊り手として参加しました。
 「名古屋でもこんな祭りを作りたい!」という思いから、大学4年生の時に、「にっぽんど真ん中祭り」実行委員会を結成したのです。
 当時の松原市長を口説くために、行きつけの理容店を探し出し、その椅子の両側を占拠した話は驚きでした。
 大口町や江南市でも講演をしていただきました。宮田中学校で、よさこいチームが出来たのもそのためです。
 大口町では、「あさぎ」が育ちました。
 その他、多くの若者が参加し、街おこしに貢献しています。
 今では、よさこいに参加する多くの若者が、地域のイベントに協力しています。

 「今の若い子は捨てたもんじゃないな」

 そう思っています。

 写真は、上からどまつり大賞の笑”、準大賞の夜宵、kaguraです。

 水野さんについては次をご覧ください。
 http://www.ask-net.org/skn/007.html

今朝のマラソンあいさつ運動(パトロール)

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今朝は、曽本・小折東方面を回ってきました。

8つの通学班がありますが、その中で一つ、
横断歩道で止まっている車に、元気よく
お礼を言うことができていました。

どの通学班も言えるといいですね。

写真上は、曽本の信号までの道です。

写真中は、百葉箱の前。

写真下は、柳街道(岩倉街道)の横断です。

霧の朝

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今朝は、久しぶりに霧の朝となりました。

秋口には多く発生します。

交通安全に気をつけましょう。

【校長日記】 第4回 おもしろ学校

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昨晩は、ウインクあいちで行われた、アソシア志友館 第4回おもしろ学校で授業をしてきました。

本校PTA役員はじめ、多くの方にご参加いただきました。

テーマは、いいつあよたまみの通知表 Part2 −時代を超えた巨視眼をもつ男−です。

「いいつあよたまみ」とは、江戸時代の主な政治家「家康・家光・綱吉・新井白石・吉宗・田沼意次・松平定信・水野忠邦」を時代順に並べて、その頭文字をとったものです。

2年前には徳川綱吉をとりあげました。
悪名高き「生類憐れみの令」は、実は当時の世界最高水準の福祉政策であったことなどを題材としました。

今年は、やはり賄賂政治と悪名の高い田沼意次を取り上げました。

田沼意次は天才的政治家で、明治新政府が取り組んだ多くを、すでに発想し、実行に移していました。

銀行設立、通貨円発行、四民平等、海外との貿易、殖産興業、間接税導入、言論自由、予算制度、北海道開拓

もし、田沼意次の政治がその後に引き継がれたのなら、明治維新級の改革が100年早く実現し、その後の運命も大きく変わったと思われます。

もう1人のは、田中角栄です。

あまり深く紹介すると、今後の楽しみがなくなりますのでこのあたりとします。

みなさんも、調べてみてください。


アソシア志友館 第4回おもしろ学校

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先ほど紹介した、柴田秋雄理事長のアソシア志友館の事業の一つが、「おもしろ学校」 です。

その始まりは、平成18年だったと思います。

尾張教育事務所の事業で、当時 ホテルアソシア名古屋ターミナル総支配人 柴田秋雄 さんに講師を依頼したのです。

校長を対象にした研修です。

急に始まった事業なので、予算がなく、講師料もありません。
しかし、こころよく引き受けていただきました。

当日は、ホテル従業員を何人も引き連れて、話の中に登場させてくれました。

その中で、「ホテルの従業員の中には、学校で楽しい従業を経験したことのないものがいる。」とのお話を聞き、講演のお礼に、私が従業員の皆さんに、社会科の授業をしたのが始まりです。

あれから10年、毎年のように授業を行ってきました。

日本地理、歴史と続いて、

H21 世界地理編 

H22 ホテルアソシアは永遠に
  −日本ではなぜ箸や茶碗は個人のもの?−

H23 名古屋は家康がつくった

H24 平家物語から日本を考える 

H25 いいつあよたまみPart1
     −世界最先端の福祉政策 徳川綱吉−

H26 アンネの日記はなぜ破られた

  
 そして今日の、いいつあよたまみPart2−時代を超えた巨視眼をもつ男− に至ります。

 2人の天才的政治家を取り上げます。

 どんな出会いがあるか、今から楽しみです。

 アソシア志友館 http://shiyuukan.com/

【校長日記】 従業員も会社も幸せ

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昨日(平成27年9月1日)の中日新聞夕刊に、 柴田秋雄さんが紹介されました。

柴田秋雄さんは、かつて、ホテルアソシア名古屋ターミナルのGM(総支配人)で、現在は、一般社団法人 アソシア志友館 理事長です。

どん底の状態でホテルのGMを任され、そこからV字回復をしていく過程の様子を描いた映画会が全国各地で開かれています。

その内容が新聞で紹介されたのです。

その事業の一つが「おもしろ学校」なのです。

次に紹介します。

【校長日記】 第2学期 始業式

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平成27年度 第2学期始業式を報告します。

(写真上)
初めに、「命を大切に」して、全員が元気に集まれたことを喜び合いました。

次に、夏休み中に変わったこと(階段のゴム、遊具の色)は、実は、人に言われないとなかなか気付かないという話をしました。
友達のよいところも同じです。
気付いたら、教えてあげましょう。

続いて、1学期の終業式での確認をしました。
友達の目を見て話を聞く、話す
ものを渡すときは、どうぞ、ありがとう
しゃべっているこには「しずかに」とおしえてあげる
トイレのスリッパを整頓しよう
登下校では広がらない
「2学期の終業式で守れたかを確認します」と伝えました。

次に、行事が多い2学期に言葉を贈りました。
真剣です。
「真剣な姿はかっこいい」「真剣な姿は美しい」

「ここで真剣な姿を紹介します」と、本校の安田先生と、6年生の鈴木君による剣道の試合を披露してもらいました。

大きな声ときびきびとした姿、竹刀のつばぜり合いの音など、迫力満点でした。

そのあと鈴木君にインタビューをしました。
練習でも、真剣に全力をつくすと話してくれました。

鈴木君は、9月20日の都道府県対抗少年剣道大会に、愛知県代表として出場します。
全校で拍手で激励をしました。

最後に、1年生と4年生の代表に2学期の抱負を述べてもらい、校歌を歌って式を終えました。

態度や姿勢など、すばらしい始業式になりました。

【校長日記】 続・子どもが伸びる!集中力アップのコツ!

近畿大学陸上競技部 駅伝監督佐藤 治 氏 の講演の内容を紹介しています。

繰り返しますが、私の主観的なメモです。文責は私にあります。


コミュニケーションで必要なこと は、聴くこと。
ボールの交換をすると人の性格がわかるが、大切なのはキャッチすること。
相手の話を聞くことを頭に置くべきです。

聞いているばかりでは会話になりません。
しかし、なかなか思いは伝わりません。

より細かく指示をすることが大切です。
右脳・左脳をバランスをよく活用するコミュニケーションに心がけてみてください。


「仕事の効率アップのために!」
仕事を忙しくしないためには、まずは優先順位をつけること。

そして、集中力を向上させることです。

集中力は、トレーニングで高めることができます。
例えば、手のほくろを5秒間凝視する、テニスボールを積む・・・。
先ほどの呼吸法を組み合わせれば、計算が早くなります。

会場で、実験しましたが、ほとんどの人が早くなりました。
脳に酸素を送って、集中し、脳の回転速度が上がったためです。
成績を上げるには、暗記だけではダメです。
脳に酸素を送り、集中すること です。

「集中カード」はYOUTUBEにあります。 
https://www.youtube.com/watch?v=lQwTflJMLGc
こうした集中力トレーニングにより、受験勉強やスポーツトレーニング、ビジネスでの集中力アップ、アイデア発想のトレーニングになるのです。
目の前の対象物(文字、数字、色、形など)を、しっかり目から受信するための集中状態を体得できます。


子どもを成長させるコツ

1 責任感を持たせることです。
・どんな人が責任感を持っていますか?
・そのような人になるために必要なことは?
・正しい判断ができるようになるには?
これらを考えてみましょう。

2 プラス思考法を身につけましょう。 
人道的なことは別にして、基本は怒らないことです。

3 長所と短所、どちらを見ていますか?
長所発見ゲームが有効です。

4 理解しにくい子に伝えるには?
脳は一度に多くの情報を受け取ることが出来ません。
できるだけ一つのことをつたえる。
箇条書きにする。
悩みをたくさん持っていたら、まず1つにしてやる。
この方法です。

5 力を合わせよう!
同調することでエネルギーがあがります。
ここで、衝撃的な実験を見ました。
下の写真を見てください。
4人で、この人を指だけで持ち上げます。
一度目、もちろん上がりません。

ここで、そろって気合いを入れました。
二度目。少し持ち上がりましたが失敗!

もう一度気合いを入れました。
三度目、持ち上がりました!

よくスポーツで円陣を組んで最後に気合いを入れますが、力を発揮する技だったのです。

小学生の指導のためにも、有益なことがたくさんありました。

佐藤先生、ありがとうございました。
 《 参考 》佐藤 浩さん 労働組合向け研修デモンストレーション
https://www.youtube.com/watch?v=86pDHeGlRss 
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【校長日記】 色丹島訪問記 −44−

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夏休みを利用して、平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告をしてきました。
いよいよとりあえず最終回になりました。

今日は、別れ 〜 出航 です。

8月4日(日)17:45、いよいよ乗船です。

子どもたちは別れを惜しんでいます。
訪問期間は短かったのですが、こうした光景は、交流の密度の濃さを感じさせます。
見えなくなるまで手を振り続けました。
今回の色丹島訪問は、交流という目的は十分に果たし得たと思います。

とりあえず、訪問記は終了します。

ここまで見られて、皆さんはいかに感じられたでしょうか・・・・?

日常生活では、ほとんど縁のない北方領土。
しかし、そこは、紛れもなく日本の領土なのです。
ふるさとへ帰りたい方が何人もいるのです。

しかし、実態は、ご覧になったとおり。
ほとんど、「ロシアの田舎」です。

ロシアの実効支配が進む中、今後どのようにこの問題を解決していくのか…。

冬休みには、ここでお知らせできなかったことをお知らせしていきます。

とりあえず・・・終わります。

【校長日記】 子どもが伸びる!集中力アップのコツ!

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昨日は、近畿大学陸上競技部 駅伝監督佐藤 治 氏 の講演を聴いてきました。
参考になることがいろいろとありましたので紹介します。

ただし、私の主観的なメモなので、聞き間違いもあるかもしれません。
文責は私にあります。

佐藤氏の専門は、メンタルトレーニング
そのトレーニング法で、地域で18位程度の四日市大学の事務職員兼駅伝監督として、9年連続で全日本大学駅伝に出場するほどのチームを育てあげました。
普通の子が入ってくる四日市大学が、その9年間はあの中京大学をも上回ったのです。

「心技体」でどれが大事でしょうか?
ほとんどの人がメンタルと言うが、やはり体です。
田中マー君ほどの選手でも、肘が痛いだけで投げられないのです。
体を一番大事にしないといけない。まずは、心身共にリフレッシュし、実力を出しやすい状況にすることです。
そこで大切なのは呼吸 です。

脳は酸素がないと動きにくい器官です。
取り入れる酸素の、4分の1は脳が使っています。
複式呼吸で脳に酸素を送るとリラックスできるのです。
「鼻から5秒吸って、3秒止めて、口から10秒吐き続ける」
吹奏楽の練習でよくやりますね。
これで、横隔膜が使えるようになり、肺がより効率的に使えるようになるのです。
深い呼吸が、自律神経、すなわち交感神経と副交感神経のバランスを整えるのです。
寝る前にやると、よく眠れるようになります。副交感神経が働くようになるからです。
実力発揮の法則は、心の抵抗と体の抵抗を少なくすると潜在能力が発揮できるというものです。

もう一つ、目の前のものに集中することです。
落ち込んでいる学生が、「ワンピース」を読むと心の抵抗がなくなります。それは集中したからです。
抵抗がなくなるというのは集中することです。

やる気のない生徒でも、簡単にやる気がでる方法があります。
「100万円あげるので話を聞いてください。」といえば誰でも聞きます。
うれしいからです。脳の中でやる気を出す信号を出すには、うれしくないとできないのです。
すなわち、感情をよくしてやるとやる気がでる のです。

少年野球で三振して落ち込んできた子に、「やめてしまえ」というとやる気がでるか?
ますます落ち込みます。次の打席でも力が入ってしまいます。

賢い監督なら、こう言います。
「今、最後の空振りをした球はどんな球だった?」「カーブです」
「あのピッチャー、カーブの時は肘が下がるな。」
それ以後、その子はピッチャーばかり見ています。
「肘が下がった、カーブだ!当たった!」と、うれしくなるのです。
三振しても、こう言えばうれしくなってやる気がでる。
叱ると次の打席でビビってしまうのに、理解すると、ぜひカーブを打ちたいと思うようになる。
これが脳の仕組み。
正しい使い方としては、わかった、うれしい、やる気がでる ようにしてあげるのです。

怒ってもよくならないのです。
(長くなりました。明日に続きます。)

がんばれ、大里中学校!

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今日までの3日間、にっぽんど真ん中祭り が開かれています。

全207チーム中、唯一中学校単位で参加しているのが、 稲沢市立大里中学校です。
今年で、12年連続の参加となります。

すでに学校の伝統となっており、3年生になったら踊るんだという心構えができています。
振り付けも先輩から受け継いだもので、代々、同じように踊ることができるのは素晴らしいことです。

大須観音会場での演舞の様子です。

写真上 スタンバイをしています。

写真中 演舞が始まりました。

写真下 多くの保護者が応援に駆けつけていました。

これからも、伝統が引き継がれることでしょう。

大里中学校を応援します!


【校長日記】 第17回 にっぽんど真ん中祭り 前夜祭

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昨晩から、第17回 にっぽんど真ん中祭り が始まりました。
昨夜は前夜祭です。

昨年の優秀チームとゲストチームが演舞をしました。

私は、このどまつりを、第2回から16年連続で見ています。

メインは明日のファイナルステージ。
チームごとに紹介します。

「あなたも社楽人」で詳しく紹介します。

【校長日記】 色丹島訪問記 −42−

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夏休みを利用して、平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告をしています。

今日は、穴澗商店視察 です。

8月4日(日)、14時から15時20分までは、穴澗商店視察です。

1人、3000円両替してもらい、買い物をしました。

わずか人口千人ちょっとの穴澗ですが、商店の品物の多さには驚きました。

最初に入った店が、写真上の右下以外の3枚です。
なぜこんなに品数が多いの?と思えるぐらい豊富です。

右下は別の店で、小規模ですが、コンビニのように、種類が豊富です。

写真下右上が、商店が3〜4軒並んでいます。

書籍や雑貨などのお店です。

約2リットルのビールは150ルーブル(約450円)
黒胡椒は90ルーブル(約270円)

島なので、すべて本土から運びます。
そのため、本土よりは割高ですが、日本の物価と比べると、安いものもあれば高いものもあり、平均すれば、それほど変わらないという印象でした。

それにしても、ものが豊富でした・・・。

【校長日記】 駅名物語

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夏休み中は、社会科に関係のある雑学を紹介しています。

今日は、駅名物語 です。

かつて、修学旅行の職場訪問で東映東京撮影所へ行ったことがあります。
「忍者戦隊カクレンジャー」の着ぐるみ?衣装?が脱いであり、リアリティを感じました。

そこへ行くには、西武池袋線大泉学園駅で降りてから歩きます。

ついでに、</font>大泉学園</strong>へ行こうと思ったのですが、交番(当時は派出所)で尋ねるとそんな学校はどこにもないのです。

えっ、なぜ?


調べてみると、そのあたりは学園都市として開発が計画されていたところで、当時は今の現筑波大、東京学芸大を誘致する予定だったそうです。誘致に失敗して、名前だけが残りました。

これはおもしろいと、他を探してみました。

「女子大駅」 (上写真左)は、千葉県佐倉市にある山万ユーカリが丘線の駅です。
 
和洋女子大学の移転誘致 を見越してこの駅名を付けましたが、移転は中止になり駅名だけが残りました。

まだまだありますよ。

学芸大学駅 は、東京都目黒区、東急東横線の駅です。
東京学芸大学は40年以上前に小金井市へ移転しましたが、いまだに名前だけが残っているのです。

時々、大学受験で間違えてここに降りる受験生がいるそうです。

その隣は「都立大学駅」 (上写真右)という駅名ですが、学芸大学駅と同様、同名の大学は移転しました。

それどころか、都立大学の名も「首都大学東京」と変わっているので、学校そのものが存在しません。

駅名の根拠は全くなくなったのです。

駅名の変更はそれほど難しいのです。

商店街の名や数々の看板、地域への浸透度等、いろいろ加味すると駅名を変えない方がメリットが大きいと判断したのでしょう。


東京メトロの「三越前」 という駅名に違和感を感じませんか?

バス停ならともかく、鉄道の駅名に企業名が付くというのはなぜ?

すごく宣伝になりますね。

調べてみました。

この駅は、直通出入口を設けること等を条件に、建設資金を三越が全額負担したのです。

当時資金難だった東京地下鉄道としてはありがたい話で、駅名も「三越前」(写真下)
になりました。

銀座線ホームの壁面には、三越の「三」をモチーフにした赤い3本線が引かれ、日本初の駅エスカレータが備えられるなど、異例に豪華な内装が施されたそうです。

この結果、三越はさらに賑わい、大当たりだったそうです。

他にも、東京地下鉄道では上野広小路駅と松坂屋、日本橋駅と高島屋・白木屋、京橋駅と明治屋、銀座駅と松屋・三越の5駅が、百貨店側の資金提供を受けて建設されました。

現在もアナウンスにはスポンサー名が入れられています。

他には?

ありました。

近江鉄道には、「京セラ前駅」「フジテック前駅」「スクリーン駅」というのがあります。

スクリーン駅は、大日本スクリーン製造が従業員の通勤の利便性を目的に、駅の設置を近江鉄道に要望し、約1億円の設置費用を提供して敷地内に設けられた駅です。
だから「前」という字がありません。

駅名板の下に広告を載せる会社も増えてきました。

駅名が企業名だらけになる時が来るかも…

たかが駅名、されど駅名ですね。




【校長日記】  色丹島訪問記 −41−

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夏休みを利用して、平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告をしています。

今日は、サッカー大会 です。

ホームビジットの途中で、ホスト役の人たちが、私達を残して、サッカーの試合を見に行ってしまいました。

日本では考えられませんね・・・。

仕方なしに、私達も見に行きました。

始まる前に、国旗掲揚がありました。

ロシア国旗と共に掲揚された州の旗には、しっかりと北方四島もありました。(写真下 右上)
複雑な気持ちです。

サッカーのレベルは結構高く、色丹のこどもたちは、高いテクニックを披露していました。

学校の先生たちも応援に駆けつけていました。

小さいこどもたちも応援に来ていましたが、子どもは可愛いですね。(写真下)

【校長日記】 探ってみよう!布袋の歴史 −4−

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7月15日以来の更新です。

写真上の地図は、『江南市史 本文編』P586にあるもので、故 岩田泰平氏が作成したものです。

写真下は、岩田新聞店よりいただいた、「江南市詳細図−布袋学区区域図−」で、だいたい同じぐらいの場所をトリミングしたものです。

こういうときは、現在も残っているところを探すと、比べやすいですね。

政木写真館は、両方の地図に載っています。

以前、タイヘイ食品のあった場所(現 岩田さん宅)に、布袋町役場(写真下)がありました。

その向いの、うどんの角屋さんはよく通いました。

その周囲には、「料理沢屋」「料理成田屋」があります。

「小塚繭問屋」などの繭問屋も見られます。

「芸妓検番」は、何をやるとこなのでしょうか?

興味は尽きません・・・。


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学校通信「夢ひろば」

学年通信1年

学年通信2年

学年通信3年

学年通信4年

学年通信5年

学年通信6年

給食献立

その他

江南市立布袋小学校
〒483-8148
江南市布袋下山町南167
TEL:0587-56-3200
FAX:0587-56-3421