最新更新日:2024/09/26 | |
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【校長日記】 ヒガンバナほてっ子農園に咲いています。別名、曼珠沙華。 その姿は独特で、枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先に花輪のように外向きに咲きます。 他に例えようのない姿ですね。 昔から人里に生育し、田の周囲や墓地、堤防などに植えられました。 それは、有毒なヒガンバナを利用して、ネズミなどに、田や堤防を荒らしたり、土葬の遺体を掘り起こしたりするのを防ぐためです。 昔から、子どもに「ヒガンバナは縁起が悪い」と言い伝えられてきたのは、その毒性を心配してのことでしょう。 しかし、その毒は水溶性で、飢饉の時や戦時中には、薄く切って水にさらしたり、おろして水で洗ったりして、毒を抜いて食用にしました。 「所さんの目がテン!」でも、所さんが実際に食べていました。 村では、いざという時の非常食として、準備しておいたのです。 それにしても、ヒガンバナは突然現れます。 何もなかったところに、ある日突然咲いている、そんなような気がします。 実際に、芽が出ると、2日めでなんと20cmも伸び、5日めにはつぼみが赤く色づき、なんと7日めで開花します。 発芽から開花まで1週間というのは、植物の生きる術として、何か意味があるのでしょう。 農園のヒガンバナ。 触らないで、よく観察してみましょう。 本当は昨日が満月十五夜です。 しかし、満月は昨日でした。(写真下) 右の端が、一昨日よりやや太い気がしませんか? しかも、昨日、9月28日の満月は、2015年で最も大きく見える満月(スーパームーン)なのです。 なぜ十五夜と満月がずれるかは、http://www2.astroarts.co.jp/special/2015moon/in...をご覧ください。 【校長日記】 徒競走はなぜタイム別に走るのか?質問をいただきました。 「なぜ似たようなタイムごとにスタートするのか?」という主旨のものです。 本当は速いのに、速いチームで走るので最下位になってしまう。かつてのように背の順でよいのではないかというご意見も付記されていました。 ご指摘のとおり、1年生以外は、学級ごとにタイム順に並べて、同じような順位の人といっしょに組を作ります。したがって、近いタイムの人と走ることになります。 これが背の順になると、速い子もいればそうでない子もおり、同じ組の中で大きな差が開きます。 それぞれ意味はあると思いますが、本校2年生以上は前者を選択しています。(1年生は、いつもと違う並び方は混乱するので背の順を採用しています。) 運動会に向けて、私は「真剣」というキーワードを子どもたちに示しました。徒競走でいうなら、持てる力を全て発揮して、最後まで走りきることです。ベストを尽くすといいますね。 順位は確かに大切です。社会では、順位がものをいうことも多々あります。 しかし、私は、個々がそれぞれの力を発揮してベストを尽くす方がはるかに重要だと思っています。さらに、義務教育段階では、特にそうあるべきだと思っています。 だとしたら、徒競走ではどうしたらよいのでしょうか。 徒競走で大きく差が開くと、前を走る子も、後ろを走る子も、どうしても全力を出しづらくなります。 しかし、同じような力の子と走ると、全力を出し切るようになります。それは、人の負けたくないという本能を刺激するからです。 私は、勝ったからといって誉めるとは限りません。勝ち負けに関係なく、全力を出しきったことに対して誉めます。そこに教育的な価値を置いているからです。 どうかご家庭でも、たとえ順位がよくなかったとしても、全力を出してがんばっていた姿が見られたのなら、ぜひおおいに誉めていいただけたらと思います。 一昨日には、「小学校学習指導要領解説 特別活動」を紹介しました。 そこには、「いたずらに勝負にこだわることなく」と書かれています。文部科学省も気にしているのでしょう。 私は、「勝負」にはこだわることを否定しているわけではなく、それ以上に「真剣」「全力」にこだわりたいと思っています。 26日の運動会では、そんな姿がお見せできればと思います。 【校長日記】 ロードサービスのお世話になりました万が一への備えですが、今日、それが役に立ちました。 午後6時半頃でしょうか・・・、一宮の体育館でトレーニングを終えて、車に乗り、ステアリングセキュリティーロック★ハンドルロックバーをはずそうとしたのですが・・・ どうしても外れない・・・ 鍵はささるのですが、回らないのです。 冷や汗が出てきました。 途方に暮れて、財布から紙をとりだして保険屋さんの24時間サービスに電話をしました。 何回かのやりとりのあと、結局、一宮の業者さんが来てくれて、番線カッターで切断をし、事なきを得ました。対応は丁寧でした。 もし切断できなければ、レッカーで移動し一晩入院。私は歩いて帰宅することになるはめでした。 ここでのポイントは、いざというときの連絡先は、やはり分かっていないとダメだということです。 ロードサービスは、以前、東名高速の岡崎付近で、いきなりエンジンが止まって以来の2度目です。あの時は驚きました。 免許証を取得して40年近く立ちますが、2回目というのは多いのか少ないのか・・・・。 いざというときの対処、心構えが大切だという話でした。 ※ ステアリングセキュリティーロック★ハンドルロックバーは、購入後、3回目の使用でした。写真は、切断されたあとの様子です。 犬山市立南部中学校 東海大会出場決まる!その他の結果は、http://www.ad.cyberhome.ne.jp/~tom819/aichiWEB.html をご覧ください。 近隣では、南部中の他に、江南高校が東海大会に出場します。 江南高校の演奏です犬山中学校の演奏です犬山市立南部中学校の演奏です江南高校のリハーサルです愛知県マーチング大会 リハーサル中です午後1時より、34チームの熱演が繰り広げられます。 ホール内は、暑いです。 【校長日記】 小学生の半数以上は100歳超まで生きる!これは、小学校から大学まで、金融・経済に関心の高い社会科系教師の研究会です。 毎回、2人の講師を招いて講義を聴きます。 昨日の講師は、前半は、名古屋市住宅都市局 都市計画部都市計画課長 横地玉和 氏です。 テーマは、名古屋の都市計画・まちづくり〜これまで・これから〜 名古屋市の古代からの歴史、都市計画の変遷、そしてこれからの都市計画についての話が中心でした。 名古屋港地区(写真上)、中川運河、有松など、これからますます整備されていきますが、何といってもリニア です。 東京から40分で到着する利便性を、どう他に連続するか。また、名古屋で何が出来るか。何を変えるか。大きな期待です。 スケールの大きな、夢のある仕事です。 衝撃は後半です。 講師は、日本大学経済学部名誉教授 小川直宏先生。 国連(ESCAP人口部)勤務を経て、政府の審議員等を歴任している人口問題の第一人者です。 人口減少、そして長寿社会の話を、豊富なデータを元に教えていただきました。 写真中をご覧ください。 これは、歴代の平均寿命トップの国を並べたものです。 1840年頃はノルウェーの45歳。その後、ニュージーランドがトップ。 1980年代から日本が首位になるのですが、驚くべきことに、直線上に寿命が延びているのです。 その後も同様です。 日本人は、毎日6時間、平均寿命が延びている。 実際に、100歳を越える人は、毎年13%ずつ増えているのです。 5年で倍になる割合です。 この先はどうなるのでしょうか? 先生は断言しました。 今の子の、半数は100歳以上生きる 今の小学生なら、半数以上でしょう。 だとしたら、何をしなければならないのでしょうか。 健康 です。 100歳まで生きるとして、長い間寝たきりでは家族に迷惑をかけます。 自分の足で歩き、自分の歯で食事が出来るように、若い頃から体を丈夫にする ことです。 また、生涯にわたって人生を豊かにする趣味を複数もつ ことです。 今、最も亡くなる人の多い年齢は、女性が93歳、男性が88歳です。 最後は赤群団の応援ですどこも甲乙付け難く、素晴らしい応援でした。 桃群団の応援です青群団の応援です緑群団の応援です黄群団の応援です布袋中 応援合戦 応援旗 審査【校長日記】 布袋小学校のルーツを探る −1−尋ねられて困ってしまいました。 いつから「布袋小学校」としてよいか明確なものがないからです。 布袋小学校の前身は、3つの寺子屋です。 小折村・般若寺の啓明、松岩寺の輯䡄(しゅうき)、中奈良村・善光寺堂の応化 ※「しゅうき」の「き」は、車へんに抗のつくり(右側)を書きます。 時代は明治となり、尾張藩が名古屋藩、更に名古屋県から愛知県へと変っていく中で、学校計画は着実に進められていきました。 名古屋県時代、明治4年9月(1871)に義校の設立がよびかけられました。 義校とは、愛知県・岐阜県に普及した民間の簡易初等学校のことです。 愛知県と改まった明治5年5月には、県内各地に義校が設けられ、明治6年には県下で400校を数えるに至りました。 明治5年8月、政府は学制を公布しましたが、県ではこの「義校」を学制の小学校に代るものとして公認し、普及発達を図ったのです。 布袋区も、3つの寺子屋を母体に、地域の寄付により義校が誕生しました。 それが、啓明学校、輯䡄学校、応化学校です。 明治10年には、応化学校が奈良学校と改称されます。 それでは、応化学校はどこにあったのでしょうか? 30年前に、中奈良で私が聞き取り調査をしたとき、あるおばあさんが、「昔、ここに学校があったと聞いたことがある」と言っていました。 それが、善光寺堂の一角にある、現在、中奈良通学班の集合場所になっている所です。 (写真下) ここに、地元の人がお金を出し合い、施設を作ったのでしょう。 もしくは、お寺の建物を借りたのかもしれません。 ぜひご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。 【校長日記】 竹田恒泰氏の講演会へ行ってきました講師は、「そこまで言って委員会」でおなじみの竹田恒泰 氏でした。 テーマは、 「日本はなぜ世界で一番人気があるのか」 です。 日本人が勤勉で、特にものづくりにはこだわりをもっていること。働くことを「懲役」と考える欧米人に比べて、日本人は「人のために役に立つこと」を重視していることなど、日本と日本人の良さを語っていただきました。 その一部を紹介します。 日本人は強制労働でも手抜きをしない。 ソ連により57万人が拉致されシベリア等に送られ、5万5千人が命を落とした。北朝鮮の拉致の比ではない。 ウズベキスタンに、日本人がつくった劇場が残されており見学に行って感動した。それがナヴォイ・オペラ・バレエ劇場。当時、450人の日本人は黙々と働いた。同じ捕虜のドイツ人は手抜き。日本人は金のために働かない。変なものを造ったらはずかしいから、完璧なものを作ろうという考え方。設計図から手を加えたそうだ。 ウズベキスタンでは、「将来日本人のような立派な大人になれ」と子どもに教えているという。別の場で本当にそうか確かめたら、そこの全員が「本当だ」と言った。そういって教育をしているそうだ。 ウズベキスタンは大の親日国だ。1966年にウズベキスタンは大地震に襲われたが、 ナヴォイ・オペラ・バレエ劇場だけはびくともしなかった。今もそのまま使われている。 やっぱりすごい。強制労働の中でいいものを。これが日本人のものづくりだ。経済が発展するに決まっている。手抜きがない。 日本でも、実は手抜きの事件があった。姉歯1級建築士による「耐震強度偽装事件」だ。しかし、姉歯物件は、東北大震災でも一棟もくずれていない。ヒビ一つ入っていない。・・・・ 他のエピソードも私のブログ「あなたも社楽人」で紹介しています。 ぜひご覧ください。 【校長日記】 教師力アップセミナー 横山浩之先生講師は、山形大学医学部看護学科精神看護教授 横山浩之 先生です。 横山先生は、小児科医の立場から特別支援教育の研究を続ける、発達に合った子育て論では第一人者です。 テーマは、不適切な子育てと行動異常 〜これからの教育における大きな課題〜 私は、横山先生の話を伺うのは3回目ですが、いつも明瞭な言葉と、優しい目線、鋭い分析で、スッキリします。 今回の内容は、次のものでした。 1. 子どもの心理的発達と不適切な扱い 2. 不適切な子育てによって引き起こされる行動異常 3. 担任や学校がとれる対策は何か その内容は、折に触れ紹介していきます。 横山先生は多くの著書を書かれています。 興味のある方は、ぜひご覧ください。 |
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