最新更新日:2024/09/20 | |
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【校長日記】「国際数学・理科教育動向調査」(TIMSS)これは「国際数学・理科教育動向調査」(TIMSS)というもので、IEA(国際教育到達度評価学会)が実施しているものです。 日本は小4の算数・理科、中2の数学・理科の4教科全てで平均得点が過去最高で、順位も全教科で5位以内に入り、11年実施の前回同様上位を維持しました。 写真は、中日新聞から引用しました。 TIMSSは、算数・数学と理科の基礎的知識などの定着度を測る調査で4年ごとに実施されています。 今回は小4が50カ国・地域、中2が40カ国・地域の、計約52万人が対象です。 国内は無作為で選ばれた295校の約9000人が参加しました。 現行方式になった1995年調査の国際平均を500点に設定し、相対的な変化を比較できるようにしています。 国際学力調査にはもう一つあります。 OECD生徒の学習到達度調査(PISA)とよばれるもので、OECDが実施しています。 こちらは、義務教育修了段階(15歳)において、これまでに身に付けてきた知識や技能を、実生活の様々な場面で直面する課題にどの程度活用できるかを測るものです。 読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3について、生徒質問紙、学校質問紙による調査を実施しています。 現在、日本で実施している全国学力学習状況調査は、このPISAに影響されて始まりました。いわゆる「B問題」というのは応用力を測るもので、PISAの問題とよく似ています。 とくにPISAでは、選ぶ学校によってずいぶん結果が変わります。 個人的には、数字に振り回されないようにしたいと思っています。 私が注目しているのは、2012年のPISA「科学的リテラシー」で65カ国中37位のロシアです。 平均得点も、全体の平均501点と比べても、15点下回っているのです。日本は547点でした。 それが、TIMSSの小学4年生理科では、2015年では日本と2点差しかありません。 ここから、ロシアが小学校教育に力を入れていることがわかります。 PISAでも、いずれ上位に上がってくるのではないでしょうか。 PISAの結果は、ここから見ることができます。 http://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/ TIMSSはPISAと比べてみると、違ったものが見えてくるのです。 【校長日記】 今日の朝礼は・・・今日の朝礼の入場はとても素晴らしく、静かに入場し待つことができました。 そこで全員で拍手をしました。 今週の週目標は、相手の気持ちを考えて行動しよう そして、来週には、校内人権週間が始まります。 そこで、今日は作文を紹介しました。 ある小学校5年生の作文です。 一部紹介します。 私は、言葉は人を傷つけもするし、幸せにすることもできるものだと思います。よく考えてつかい、みんなが幸せになればよいと考えています。 母の日に、「いつもありがとう。」と感謝の気持ちをこめて伝えました。母は、とてもうれしそうにしていました。そのうれしそうな顔を見ていると、私まで幸せになりました。 言葉は、人を幸せにしてくれます。 逆に、こんな体験をしたことがあります。私はアトピーという皮ふの病気のため、顔が赤かったり、手がかさかさしたりしています。以前友だちに「手、おばあちゃんみたい。」とか、「酒飲んでよっぱらった人みたい。」と言われたことがあります。たいてい、笑ってごまかしますが、本当はとても傷つきます。言った友だちは、私を傷つけようと思って言っていない様子ですが、それでも私はいやな気持ちになってしまいます。 中略 私は、人を傷つける言葉をつかいたくはありません。幸せにする言葉をたくさんつかい、家族や友だちと話すときには、相手に対して自分が言われたらどう思うかを考えたいです。相手の心も、自分の心も傷つけないように気をつけたいと思います。 毎日つかう言葉。人の心を動かす言葉。世の中の人が、相手を思いやった言葉をつかえばみんな幸せになり、いじめの問題も解消していくのではないかと思いました。 校内でも、今後いじめにつながるのでは?という小さなトラブルがあります。 すべて、ちょっとした言葉、ちょっとした行為が原因です。 そうしたことに、意識を向ける週にしていきたいと思います。 【校長日記】 幼児を引きつける大口中学校の体育館に、多くの未就学児の親子が集まりました。 毎年感心するのですが、先生たちが未就学児を引きつけるのがとても上手いのです。 小中学生なら言えばわかることでも、3歳児ぐらいには通じません。 もちろん叱ることはありません。 豊かな表情で何かを見せたり、手遊びをしたりしながら、子ども達を集中させます。 これが技術です。 将来なくなる職業についていろいろ言われていますが、こうした人間相手の仕事は、ロボットではできません。 話術、自分で字や絵をかくなど、機械でできないことを大切にしていかなければと痛感した1日でした。 【校長日記】 布袋中学校 平成3年度卒業生同窓会厄年を迎えられたみなさんで、布袋中学校・布袋北小学校と共に、布袋小学校へも寄付をいただく予定です。 よろしくお願いします。 現在、一般化してきた職業体験や東京での事業所訪問は、この学年から始まりました。 職業体験に近いことは先例がありましたが、理論化し、毎年の行事にしたのは布袋中学校が最初です。 兵庫県の「トライやる・ウィーク」のモデルとなりました。 そのきっかけとなったのが、この学年の2年生の秋の校外学習からです。 東京での事業所訪問は、日本で初めて行いました。 予備交渉のために何度も東京へ通い、趣旨を説明し、50カ所以上の事業所の理解を得ました。 それ以外に、生徒自ら交渉した見学地もありました。そのどこからも、中学生を受け入れるのは初めてと言われました。 今では事業所の受け入れ態勢も整い、普通に行われるようになりました。 この学年がパイオニアだったのです。 そこから25年たちました。 【校長日記】 保育園訪問少し、その様子をのぞいてきました。 人の成長にとって、子どもに限らず、異年齢の交流はとても重要です。 私自身、学生時代には、後輩・そして先輩として人と関わる中で、下級生・上級生のそれぞれの立場で多くのことを学びました。 これは、社会に出てからも変わりません。 その基礎は、幼保小時代から始まっています。 幼保時代、年長さんとして年少・年中さんのお世話をしながら成長してきましたが、小学校に入ると、とたんに赤ちゃん帰りをしてしまうことがよくあります。 甘えられる環境がそうさせてしまうのです。 今年から、縦割り遊びという異年齢交流を始めましたが、どちらかというと高学年のリーダー性を育てるものです。 そこで重要となるのが、2年生の保育園訪問、1年生の1日体験入学です。 今日のぞいてみても、2年生は完全にお兄さん、お姉さんの顔になっています。 昨日のホームページを見てみると、遊び方を説明して、「わかった?」と聞いたり、転んだ子に「大丈夫?」と声をかけているところは、2年生のお兄さん、お姉さんらしく見えました。と書かれていましたが、まさにその通り。 この経験が、一回りも二回りも大きくさせるのです。 人は、世界最長寿にでもならない限り、この先いつまで経っても後輩であり、先輩でもあります。 後輩として先輩を立てたり、先輩として後輩をいたわったりという、長い歴史の中で培ってきた人類の文化を、実践の中から学んでくれたらと思います。 【校長日記】よく働く子校訓の残りの2つがよく勉強する子、よく身体を鍛える子です。 この校訓がいつからあるのか、わかっていません。戦前からあったと思われますが、ご存じの方、教えてください。 さて、昨日は勤労感謝の日でした。 その意味について、今朝の産経新聞が社説で述べていますので引用して紹介します。 23日の休日、紅葉狩りや芸術鑑賞などに出かけた人も多かったに違いない。楽しいひとときに日頃の仕事の疲れとストレスを癒やすのは、勤労感謝の日の意義にも十分かなっていよう。 この祝日は戦前の祭日「新嘗(にいなめ)祭」に由来するものである。宮中では新嘗の祭儀が行われ、天皇が神々に新穀を供えて収穫を感謝し、自らも食することで国に実りをもたらす力を得るとされる。 昭和23年、祝日法で「勤労をたっとび、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日」と定められ、今日に至っているが、労働をめぐる現在の風潮を顧みるとき、この趣旨の本来の意味がどこまで浸透しているか、実に疑問である。 わが国では古来、勤労は極めて大切な徳目とされてきた。聖徳太子が十七条憲法に「官吏は朝早くに出て、夕遅くに退出せよ」と示したことや、「働」が和製の文字であることにも、日本人の働き好きの一端がうかがえる。 社説では、この後過労死を挙げ、「楽しく、健康を害しない」ことが勤労の大前提となるような社会であれと願うと結んでいます。 それはさておき、布袋小学校の児童は、昭和の時代(お父さん、お母さんの小学生時代)と比べても、掃除や委員会活動など、「働く」ということではがんばっていると思います。 これは、先輩の姿を見て学んでいることも大きいと思います。 それでは家庭でのお手伝いはどうでしょうか? 曾祖父、曾祖母の時代は、生きていくことで必死で、子どもたちも働いていました。 兄弟の数も多く、子守りは兄姉の「仕事」でした。 そこで学んだことは、机の前では学べないことでした。 今は、「働く」ことを学校で教えなければならない時代です。 中学校では、職業体験・職場訪問をしています。 キャリア教育として重要な位置づけです。 小学校でも、今後も掃除や係活動・当番活動等の指導を継続していきます。 ぜひご家庭でも、家での責任分担、すなわちお手伝いを日常化させていただけたらと思います。小さなことからで構いません。 勤労を楽しめる、そんな人になってほしいことが願いです。 【校長日記】 福知山マラソンに来ています舞鶴で前泊し、今日のコースを通って来ました。 なだらかな起伏の中で、往復で10回の峠越えがあります。 この大会は2回目なのですが、こんなにキツかったかな? 雨も風もあり、膝の不安も抱え、厳しい走りになりそうです。 でも、子供たちには、身近な大人が頑張る姿を見せていきたいと思います。頑張ります? 今日の朝礼初めに、すばらしいほてっこ発表会を演じた全校の児童にお礼を述べました。 そして、それぞれで、新たに「できるようになったこと」「よくなったこと」「新しくわかったこと」などを、自分自信に問いかけてみるように言いました。 ここで自覚できたことが、自信となり、自分の力になるのです。 次に、難しい漢字を読んでもらいました。 路側帯 路側帯は、人が歩く道です。 写真で確認しました。 過失割合 事故が起きた時に「誰がどれだけ悪いか」を数字で示したのが過失割合です。 専門家に聞きました。 (あくまでも一般論ですが・・・) 人対車の場合。 横断歩道の青信号で渡っていて事故に遭うと、車が100%悪い。 当然です。 しかし、横断歩道から外れていると、車が90%、人も10%悪い。 これが赤信号なら、車が30%、人が70%悪くなります。 もちろん、他の状況も絡んできて一概には言えませんが、目安にはなります。 それでは、路側帯の外ではどうでしょう? 路側帯の内側なら、青信号の横断歩道と同じです。 しかし、路側帯からはみ出ていると、人も10%の過失があり、急な飛び出しならもっと増えます。 路側帯はただの白線ではなく、歩行者を守る線なのです。 そしてもう一つ。 あるところにこう書かれていました。 「布袋小学校のみなさん イタスラはやめましょう!」 「どう思いますか?」と問いかけました。 「たった一人のいたずらにより、布袋小学校の児童みんなが悪く見られるのです。 とても悲しく、悔しい思いをしました。」と続けました。 「心当たりのある人は、そこの人にあやまってください。」と結びました。 伝わればよいのですが・・・。 大きな行事が終わりました。 再び、生活規律「みそあじは」に戻って、落ち着いた生活をしましょう! 以上が今日の朝礼でした。 環境フェスタ江南 −布袋小学校−環境ポスター入賞者の表彰式が行われ、作品も展示されていました。 布袋小学校からは2名が入賞しました。 また、図工室の窓にあった緑のカーテンが紹介されていました。 全国中学校社会科教育研究大会この他、公民の授業も見ました。 全国中学校社会科教育研究大会踊り念仏の資料が提示されました。 全国学力・学習状況調査の児童質問紙の結果−20−本校6年生と、愛知県・全国を比べながら紹介します。 学年集団が違いますので、年度によってのばらつきがあります。本校全体を表したものではないことをご留意ください。 また、自己評価であり、判断規準もまちまちです。参考程度にとらえてください。 Q58 学校の授業などで,自分の考えを他の人に説明したり,文章に書いたりすることは難しいと思いますか 県・全国よりやや良好な結果でした。 他の人と関わりながら学ぶ授業を進めています。 Q59 学級の友達との間で話し合う活動を通じて,自分の考えを深めたり,広げたりすることができていると思いますか これは深い。日頃から「深めたり,広げたり」を意識させていなければ答えられない質問です。 Q60 授業の中で分からないことがあったら,どうすることが多いですか 友達に尋ねるが多いようです。 先生にもどんどん聞いてください。 全国中学校社会科教育研究大会大会主題は「生きる力を培い、未来を創る社会科学習 〜自らの学びを見つめる学習活動〜」です。 次期学習指導要領の方向が見えてきた中で、どのような提案がなされるのか、興味があります。成果を愛知へ持ち帰り、伝えていきたいと思います。 全国学力・学習状況調査の児童質問紙の結果−19−本校6年生と、愛知県・全国を比べながら紹介します。 学年集団が違いますので、年度によってのばらつきがあります。本校全体を表したものではないことをご留意ください。 また、自己評価であり、判断規準もまちまちです。参考程度にとらえてください。 Q55 5年生までに受けた授業で扱うノートには,学習の目標(めあて・ねらい)とまとめを書いていたと思いますか 県・全国よりやや良好な結果でした。 授業では当然のことです。 Q56 5年生までに受けた道徳の時間では,自分の考えを深めたり,学級やグループで話し合ったりする活動に取り組んでいたと思いますか 道徳の授業でも、話し合うことが求められています。 Q57 400字詰め原稿用紙2〜3枚の感想文や説明文を書くことは難しいと思いますか 県・全国と似たような傾向です。 難しいと思うレベルにもよりますね。 【校長日記】 アソシア志友館 第6回おもしろ学校テーマは、ベートーベンで哲学しよう 〜対立を超えた先にあるもの〜 です。 こういう授業では、おそらく誰も取り上げない「哲学」をテーマにしました。 哲学は次のように定義しました。 古い常識を破って今までにないものの見方を発見し、新しい価値観、世界観を創造する学問 さて、ベートーベンと哲学はどう関係があるのか? 「対立を越える」とは? そしてその先にあるものは? 完全自動運転に始まり、ドーム球場、最後には、トランプ氏、グローバリズムとナショナリズム、難民を受け入れるか という話題にまで発展しました。 1月には布袋北学供でも行います。 興味のある方はぜひご参加ください。 全国学力・学習状況調査の児童質問紙の結果−18−本校6年生と、愛知県・全国を比べながら紹介します。 学年集団が違いますので、年度によってのばらつきがあります。本校全体を表したものではないことをご留意ください。 また、自己評価であり、判断規準もまちまちです。参考程度にとらえてください。 Q52 5年生までに受けた授業で,自分の考えを発表する機会では,自分の考えがうまく伝わるよう,資料や文章,話の組み立てなどを工夫して発表していたと思いますか 県・全国よりやや良好な結果でした。 今後も、表現活動の指導をしていきます。 Q53 5年生までに受けた授業の中で目標(めあて・ねらい)が示されていたと思いますか 布袋小学校では、学習のめあてを赤で囲うことになっています。 Q54 5年生までに受けた授業の最後に学習内容を振り返る活動をよく行っていたと思いますか 全国と似たような傾向です。 最後に振り返りを行うのは大切な活動です。 江南市PTA 連合会 研修視察昨年度、優良PTA 文部科学大臣表彰を受けた学校です。 帰ったら報告します。 全国学力・学習状況調査の児童質問紙の結果−17−本校6年生と、愛知県・全国を比べながら紹介します。 学年集団が違いますので、年度によってのばらつきがあります。本校全体を表したものではないことをご留意ください。 また、自己評価であり、判断規準もまちまちです。参考程度にとらえてください。 Q49 5年生までに受けた授業では,学級の友達との間で話し合う活動をよく行っていたと思いますか 県・全国よりやや良好な結果でした。 今後も、学級の友達との間で話し合う活動を行っていきます。 Q50 5年生までに受けた授業では,学級やグループの中で自分たちで課題を立てて,その解決に向けて情報を集め,話し合いながら整理して,発表するなどの学習活動に取り組んでいたと思いますか 全問同様、県や全国よりやや良好な結果でした。 Q51 5年生までに受けた授業で,学級の友達との間で話し合う活動では,話し合う内容を理解して,相手の考えを最後まで聞き,自分の考えをしっかり伝えていたと思いますか 「当てはまらない」がいなかったことが何よりです。 全国学力・学習状況調査の児童質問紙の結果−16−本校6年生と、愛知県・全国を比べながら紹介します。 学年集団が違いますので、年度によってのばらつきがあります。本校全体を表したものではないことをご留意ください。 また、自己評価であり、判断規準もまちまちです。参考程度にとらえてください。 Q46 「総合的な学習の時間」では,自分で課題を立てて情報を集め整理して,調べたことを発表するなどの学習活動に取り組んでいますか 「どちらかというと当てはまる」が多い結果となりました。 自分で疑問に思ったことを、資料を収集してまとめる活動は社会に出てからも重要です。学校で経験を積んでください。 Q47 5年生までに受けた授業では,先生から示される課題や,学級やグループの中で,自分たちで立てた課題に対して,自ら考え,自分から取り組んでいたと思いますか 県や全国と同じような結果となりました。これも先ほどの問題同様、学校で経験を積んでおきましょう。 Q48 5年生までに受けた授業では,自分の考えを発表する機会が与えられていたと思いますか 「当てはまらない」は少ないのですが、「当てはまる」もやや少ない結果となりました。 発表する機会を自ら求めたのかどうかが重要なポイントです。 すいとぴあ江南 菊まつりやっと見頃になってきました。 しかし、懸崖(1本の苗から、小菊を垂れるように仕立てる鉢物)のなかには、まだつぼみのものも・・・。 それにしても、見事な菊でした。 |
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