最新更新日:2024/09/26 | |
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【校長日記】 色丹島訪問記 −20−色丹島に2校しかないうちの一つ、穴澗初等中等学校を紹介しています。 今日はコンピュータ室 。 色丹島では、ネット環境がとても大切です。 本土との情報はネットがなければやっていけませんが、多くの住民がネット環境は悪いといっていました。 「悪い」の基準がよくわかりませんでしたが・・・・。 パソコンは残念ながらASUS、台湾製です。 コンセントの形状はごらんの通り。 まだまだ続きます。 【校長日記】 吹奏楽コンクール愛知県大会の結果は・・・私も、審査員席で、自分でも評価をしながら、すべての演奏を聴きました。 結果は、1,2位は予想通り。全体でも、ほぼ審査結果通りでした。 東海大会出場校の3校は・・・ 碧南市立東中学校 日進市立日進北中学校 豊田市立若園中学校 その他の金賞校は・・・ 東郷町立諸和中学校 岡崎市立甲山中学校 春日井市立味美中学校でした。 私が特に印象に残ったのは、最優秀だった碧南市立東中学校。 ラヴェルの「マ・メール・ロワ」を、絶妙のアンサンブルで演奏しました。 個々の技量も高く、パーカッションのバランスもOKでした。 ただ、審査員席の2階では、低音が届かず、シンフォニックな響きが乏しく聞こえました。 1階の人に聞くと、逆に丸ごと聞こえたそうです。 場所は難しい・・・・。 もう一つ印象に残ったのは、 東郷町立諸輪中学校。 何とたったの12人。 ある子はトランペットとピッコロを、ある子はホルンとトロンボーンを、ある子はドラムとアルトサックス・テナーサックス、ある子は鍵盤打楽器とクラリネットを兼ね、しかも上手なのです。 驚きの金賞です。 全体の印象は、審査員席には低音が届きにくいようです。 逆に、高音はよく届きます。 タンバリン、スネア、ピッコロなど、節度が必要です。 スネアとティンパニが並んで演奏していても、スネアばかり目立ちます。 同様に、トランペットとトロンボーンがユニゾンで吹いても、トランペットが目立ちすぎます。 明日から演奏するバンドは、要注意ですね。 会場の外では記念写真。午後は、かなり強い雨が降りました。 プール開放 (8/6)とても気持ちよく泳ぐことができました。 明日,今年最後のプール開放があります。 ここまで皆勤の子はあと1日ですね。 プール開放に参加して元気に体を動かしましょう。 【校長日記】 吹奏楽コンクール愛知県大会の会場は・・・その会場、豊田市民文化会館 は、もう30年以上前から県大会の会場になっている、吹奏楽の人間にとっては聖地です。 今日は、朝からその準備に追われました。 もと布袋中学校吹奏楽部で、県大会に出場した保護者の皆さん、覚えていますか? 岩下先生をお招きし現職教育を行いました音読の後、文学教材を用いて、討論の模擬授業を行いました。 2008年の「学習指導要領」の改訂では、読解力の向上のために『言語活動の充実』が掲げられたました。 また、次期改訂に向けて、文部科学省は「アクティブ・ラーニング」(能動的な学習)を強く推進する方向性を打ち出しています。 その両方の条件を満たすのが、グループや全体での討論です。 今回は、職員が子ども役になり、実際に討論を体験しました。 教材の解釈への討論ですから、基本的に正解はありません。 ただ、言葉に即して、より合理的な解釈を求めるために討論するから盛り上がるのです。 2学期には、各学年とも討論のしがいのある文学教材が登場します。 各教室で、意見を錬り合う姿を見られるのが楽しみです。 今日から吹奏楽コンクール愛知県大会今日は、各地区から勝ち上がったB編成20チームが演奏します。 B編成というのは、2,3年生の部員が30名以下の小編成のバンドのための部門です。 西尾張地区からは、岩倉市立南部中学校、犬山市立東部中学校の2校が出場します。 素晴らしい演奏が期待できそうです。 私(校長)も1日詰めます。 【校長日記】 街道を歩こうかつて、夏休みの自由研究で、上街道(木曾街道)を歩いてレポートを書いた生徒がいました。 単に本で調べるのではなく、自分の足で歩き、自分の目で確かめるすばらしい研究です。 ただし、そのためには下調べが必要です。 ルートはどのように調べればよいのでしょうか? たとえば、上街道(木曾街道)は、江戸時代に尾張藩が独自に作った街道で、名古屋城下の東片端(東区)から中山道の伏見宿(現在の岐阜県可児郡御嵩町)までを結んでいました。楽田までは、稲置街道と同じ道です。 このような街道のルートを、Google Maps や ALPSLAB route で見ることができるすごいサイトです。 ちまき亭さんが運営している「街道を歩こう」 の中の「名古屋近郊の旧街道のルート」 です。 ここから http://www.h2.dion.ne.jp/~chimaki/ct/road/index.htm 次の街道など、20のルートが載っています。Google Mapsでは、もちろん衛星写真を見ることもできます。 中山道(上街道)(恵那市・大井宿→垂水町・垂水宿) 下街道(名古屋市・札の辻→恵那市・大井宿) 定光寺街道(殿様街道)(名古屋市・東片端→恵那市・大井宿) 瀬戸街道(中馬街道)(名古屋市・大曽根→恵那市・大井宿) 上街道(木曽街道)(名古屋市・東片端→可児市・太田の渡) 稲置街道(犬山街道)(名古屋市・東片端→各務ケ原市・鵜沼宿) 犬山街道(犬山市・犬山城→可児市・太田の渡) 岩倉街道(名古屋市・札の辻→犬山市・犬山城) 御鮨街道(岐阜街道)(岐阜市・金華→名古屋市・宮宿) 美濃街道(名古屋市・宮宿→垂井町・垂井宿) 岡崎街道(新街道)(名古屋市・札の辻→岡崎市・岡崎宿) 伊奈街道(飯田街道)(名古屋市・札の辻→飯田市・飯田宿) 津島街道(名古屋市・宮宿→津島市・津島神社) 佐屋街道(三里の渡)(名古屋市・宮宿→愛西市・佐屋宿→桑名市・桑名宿) 東海道(七里の渡)(岡崎市・岡崎宿→名古屋市・宮宿→桑名市・桑名宿) 写真下は、布袋小学校区内を通っている岩倉街道(柳街道)を表示したものです。 まずは、布袋小学校区内の岩倉街道を歩いてみましょう! 【校長日記】 色丹島訪問記 −19−色丹島・穴澗初等中等学校を紹介しています。 穴澗初等中等学校は、基本的に教科教室。低学年以外は、児童生徒が先生の教科の部屋へ移動します。いわば、教科センター方式です。 今日は、技術科室、家庭科室を紹介します。 旋盤など、いろいろな機器が並んでいます。日本の中学校レベルではなく、工業高校レベルでしょうか。 写真下が家庭科室です。ミシンがありました。 1学年は10人程度なので、内容の濃い少人数指導が行われているような気がしました。 階段すべり止め工事次回出校日には、きれいになった階段を使うことができるはずです。 楽しみにしてください。 6年生 夏休みプールボランティア
暑い中、6年生はプールボランティアをがんばっています。プールの受付をしたり、下級生を並ばせたり、プールサイドやトイレなどの掃除もしています。どの子も本当に一生懸命に仕事に取り組んでいます。さすが最高学年です。
遊具塗装工事見違えるほど明るくなりますね。 学校がきれいになることはうれしいことです。 【校長日記】 色丹島訪問記 −18−穴澗初等中等学校を紹介しています。 今日は体育館を紹介します。 広さは、バスケのコート1面分を一回り大きくしたぐらいです。 バレーボールの高いネットが張ってありました。(写真上) 高いサーブは天井に当たってしまうかもしれません。 きれいに見えますが、床はすき間があります。(写真中) 日本では考えられませんね。 更衣室もありました。 体育倉庫には、平行棒や鞍馬がありました。吊り輪もあり、さすがにロシアの学校です。(写真下) かつて、体操は、日本とソ連が競っていました。 今のロシアの学校でも、体操器具がそろっているのですね。 驚きました。 続きます。 プール開放 (8/4)友達と遊ぶほか,泳ぐ練習をしている姿がよく見られました。 明日は,プール開放はお休みです。 次回のプール開放は,あさっての8月6日(木)です。 残すところあと2回です。皆勤賞はすぐそこです! 今日の布袋小学校金管クラブはコパカバーナの練習が始まります。 プールは準備運動が終わりました。 図書館では、読書する姿が見られます。 遊具塗装作業白いさび止めは、色のりがよくきれいに仕上がります。 【校長日記】 名古屋の街にはなぜ墓地がない?今回も、かつて、おもしろ学校で行った授業のネタです。 先日、名古屋にはお寺が多いと紹介しました。 写真上の右上部をご覧ください。 東京タワーに上ると、プリンスホテルの手前に墓地が目に入ります。 ここでは見えませんが、右下には増上寺の墓地があります。 東京では、いろいろなところに墓地があります。 しかし、名古屋のテレビ塔に上っても墓地を捜すことはできません。 なぜでしょう? 戦後、佐藤正俊名古屋市長に戦災復興の一大事業を任され、後に助役になったのが田淵寿郎 です。 彼の発想、先読みの力は、今考えても驚異的です。 空襲で焼け野原になった名古屋の街を見て彼が考えたことは…。 彼は2本の100m道路を構想しました。 (滑走路でも造るのかとからかわれました。) さらに、南北の久屋大通の地下には将来のモータリゼーションに備えて駐車場を、 東西の若宮大通の地下には大雨に備えて雨水貯留槽をつくり、新堀川に流れるようにしました。 写真中の上部が東西に延びる若宮大通り。中央が掘留下水処理場、そこから南に新堀川が流れ出ています。 9本の50m道路は将来の地下鉄に備えました。 鉄道はすべて高架にし、踏切をなくしました。 道路には街路樹を植えました。 (街路樹を植えた元祖は信長といわれています。江南市には、信長が植えた柳街道があります。) 緊急時の避難用に学校に公園を併設しました。 極めつけとして、市内各所に有った279の墓所をまとめて一カ所に集中させる平和公園を作りました。(写真下) これらは、当時は猛反発に遭ったそうですが、粘り強く寺や地主を説得しました。 これらの理由から、名古屋市中心部付近には墓地がないのです。 全市の20%を超える土地を道路・公園用地にするという発想は、その後の都市計画に大きな影響を与えました。 その後も、鉄道立体化、名古屋港湾整備などを進めた後、引退した彼は何をしたでしょうか? 無理に移転させた墓の霊を弔うために、墓守をしたのです。 現在も平和公園に眠っています。 大きな人物です。 画像は、Google Map から引用しました。 【校長日記】 色丹島訪問記 −17−8月いっぱいで終われるようがんばります。 今日からしばらくは、穴澗初等中等学校 を視察した時の様子を紹介します。 穴澗村は人口1000人ちょっと。 この穴澗初等中等学校は、1年生から11年生までが通う、小中高一貫の学校で、約110名の児童生徒が学んでいます。 小学校4年、中学校5年、高校2年です。 高校だけは、サハリンなどの学校に通う生徒も一部いるそうです。 ここで、ロシアの教育制度 について、簡単に触れておきます。 ソ連が解体した翌年、1992年からは4・5・2・5制の新しい教育制度が導入されました。 ソビエト時代の教育制度では、国の方針で、職業訓練を重視した授業が行われていました。 しかし、新しい制度では、それまでなかった私立の学校も少しずつ増え、教養を身につけるための多様な授業を受けることができるようになっています。 義務教育は最初の9年間(初等学校+基礎学校)ですが、その後の2年間を含めた11年間を一貫教育で行うケースが多いのがロシアの特徴です。この穴澗初等中等学校もその一つです。 義務教育を修了した生徒は、一般に大学進学を目指す高校に進むコースと、専門学校に進むコースを選びます。 高校を卒業した生徒の大学進学率は80%を超え、大学生の数も増えています。 ただ、この穴澗初等中等学校の卒業生は、100%大学に進学します。 大学は色丹島にはなく、全員がサハリンや大陸へ行くことになります。 数年前には、日本のお茶の水女子大学へ進学した生徒もいました。 それでは、穴澗初等中等学校の中に入ってみましょう。 今回案内をしていただいた、オレイニコワ教頭先生(写真中)です。 聞き間違いかもしれませんが、「この学校に50年勤めている」と聞こえましたが??? たぶん聞き間違いです。 ロシアには、人事異動はありません。 一度赴任した学校に、最後まで勤めます。 奥の個室はなんでしょう??? お仕置き部屋? いいえ、更衣室でした。 続きます。 プール開放 (8/3)友達同士,この土日にあったことを話題にしていました。 今日の検定でも多くの合格が見られました。 大変熱いプールサイドでしたが,ボランティア児童が水まきやそうじをしてくれました。 明日もプール開放があります。 遊具塗装工事さびを落とした後、白いさび止めを塗り、その上から黄色などで塗装します。 熱い中、ご苦労様です。 大切に使います。 2015 布袋 サマーフェスタ8月7日には、布袋小学校金管クラブが演奏します。 また、阿波踊りには、布袋小学校職員も参加します。 応援よろしくお願いします。 |
江南市立布袋小学校
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