最新更新日:2024/09/20 | |
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【校長日記】 最後の朝礼テーマは「私の尊敬する人」です。 私は、尊敬する人の一人として、伊能忠敬を挙げました。 彼は小さい頃から星が好きな少年でしたが、伊能家に養子に入ります。 伊能家は、もともとは酒や醤油の醸造、貸し金業などでとても大きな名家でしたが、衰退しかけていました。 それを忠敬は立て直し、米の売買も始めて大成功を収めます。 3億円の資産を、70億円まで増やしたと言われています。 忠敬は、息子に早く後を継がせたかったのですが許可がおりません。49歳でやっと許可がおります。 そして、50歳で江戸に出て、19歳年下の天文学者 高橋至時(よしとき)に弟子入りします。 もともと星が好きではあったのですが、本格的な勉強は初めてです。 そして、55歳で、蝦夷地(北海道)の測量を開始します。 彼は、なぜ測量したかったのでしょうか? それは、地球の大きさを知りたかったためなのです。 小さい頃からの夢でもありました。 江戸から蝦夷地までの正確な距離と緯度・経度が分かれば、地球の大きさを計算することができるのです。 そのついでに、地図を作成したのです。 あくまでもついでです。 彼が計算した地球の大きさは、現代の測定と比べても、誤差千分の一程度にしかすぎない正確なのものでした。 忠敬の地図を幕府が見て、その他の地域の地図を作るように命令をしたのです。 忠敬が歩測したのは4千万歩、その距離は3万5千キロ。 移動距離だけなら4万キロ。これは、忠敬が知りたかった地球の大きさです。 「子どもの頃から好きだった天文学を勉強したい!」 この夢を叶えるために、若い頃はしっかりと働き、50歳から勉強を始め、その技術を地図作りで生かした伊能忠敬。 その生き方には、驚きと尊敬の念を抱かずにはいられません。 一生涯学び続け、社会に貢献した忠敬。 そのような人がいたことを知っていてください。 朝礼の後半は、6年生が作成してくれたパネルを紹介しました。 今週中に図書館に飾ります。 【校長日記】 未来年表この先、世界はどうなるかという予測が書かれています。 上の例は、10年度、30年後の一部を紹介していますが、2017年から2114年まで、毎年予想してあります。 未来を想像しながら見ると楽しめます。 ここから https://seikatsusoken.jp/futuretimeline/ 韮山反射炉に来ています幕末に、列強から守ろうとした当時の人の気概を感じました。 ガイドさんに質問することで、かねてからの疑問が解決しました。 【校長日記】 MOA美術館 −2−1月26日に、本校で美術セミナーを開いていただき、収蔵作品の一部である、歌川広重の「東海道五十三次」から「蒲原」「庄野」「四日市」など5点、吉田博の版画作品「弘前城」「雨後の夕」など5点を見せていただきました。 2月5日にリニューアルオープンし、そのお礼を兼ねて今回訪問しました。 本物の迫力も感じますが、見てみないとわからないこともありました。 例えば、昨日紹介した尾形光琳の紅白梅図屏風。 右の紅梅が若く、左の白梅が老木と言われています。 (下の写真)右の紅梅には、「青々光琳」という雅号が書かれています。 そして、左の白梅には、「法橋光琳」と。 尾形光琳の戒名は、法橋 緒形 青々堂 光琳です。 頭の「法橋」は僧位の第三位を示す尊称です。中世以降は医師や仏師・絵師・連歌師などにも僧位に準じて称号として与えられました。 光琳は、元禄14年(1701年)に法橋の位を得ています。 紅梅は若い頃の「青々」で若い梅を、白梅は老いた後の「法橋」で老木を、中の川がその歳月を表しているのかもしれません。 これは一例ですが、こうした新しい見方ができるのも、実物を近くで見てわかること。 子供たちにも本物を見せたいものですね。 【校長日記】 THE PAGE ザ・ページ気になるニュースをわかりやすくと説明されています。 この「わかりやすく」が大切です。 ニュースを見ながら、「これってどういうこと?」と聞かれたときに、わかりやすく説明することができれば、子どもの好奇心は育ちます。 ここから https://thepage.jp/ 【校長日記】MOA美術館リニューアルして、写真撮影ができるようになりました。 尾形光琳の国宝 紅白梅図屏風 は3月14日まで見ることができます。 本物の迫力を感じます。 【校長日記】 便利な!天声人語風メーカー ver.2.2今回は、便利な!天声人語風メーカー ver.2.2 天声人語は朝日新聞の社説です。 「天声人語風メーカー 」の空欄に言葉を入れてみると、天声人語らしくなります。 お遊びのサイトであるのですが、今後、新聞の社説を読むときの論理構成を考えるきっかけになります。 ぜひ試してみてください。 高め合う姿6年生が卒業証書をもらう姿を見て、5年生が高まります。 5年生のの歌を聴いて、一段上がったことが感じられました。 その歌を聴いて、6年生の歌がまた一段高まります。 こうして、お互いに刺激し合い高め合うのが、合同で練習をする意味です。 本番が楽しみです。 【校長日記】 農山漁村の郷土料理百選今回は、農山漁村の郷土料理百選。 知的好奇心に関係ない? それでは、クイズにします。 郷土料理百選には、ほとんどの県から2つずつ選ばれています。 例えば、 長野県は、信州そば、おやき 三重県は、伊勢うどん、てこね寿司 です。 それでは、 Q 愛知県、岐阜県から選ばれた2つの郷土料理を予想してみましょう! 「おやき」のように、料理というよりは「食べ物」と考えたほうがいいものもあります。 愛知県は順当か・・・、岐阜県は??? 今日の給食は・・・特集は「ひっつみ」サンマのおかか煮、茎ワカメの和えもの、ひっつみ、ご飯、牛乳 センターからのメッセージは 今日は岩手県の郷土料理です。東には太平洋、西には奥羽山脈と自然豊かな県で、その恵みと、先人たちの知恵によって生み出された料理が多いです。 今日の特集はひっつみです。 農林水産省は「農山漁村の郷土料理百選」を選んでいます。 ここから見ることができます。 http://www.rdpc.or.jp/kyoudoryouri100/recipe/selection/1 ここ選ばれた岩手県の郷土料理が「ひっつみ」です。 小麦粉をこねて薄く伸ばしたものを手でちぎり、鍋の中で季節の野菜とともにだし汁で煮込む料理です。 具やだしは季節によって様々で、旬の川魚やカニ、鶏肉、きのこなどを用います。 「手でちぎる」ことを方言で「ひっつむ」と言うことから、この名がついたようです。そのため、地域によっては「とってなげ」、「はっと」などとも呼ばれます。 あの石川啄木や宮沢賢治も食べた(はずの)岩手県ふるさとの味を味わってみてください。 ありがとう!「誰に頼まれたの?」の尋ねると 「自分たちでしています。」と返ってきました。 すばらしい!ありがとう! 朝から元気!また、さっそく鬼ごっこを始めている子、縄跳び、ドッジボールと、それぞれに朝の時間を楽しんでいます。 見ていて元気をもらいました! 正門横のサクラ来週には卒業式。 春です! 【校長日記】 ICT活用のために岩田先生は、ICTの授業活用では最先端の一人だと思います。 基本は「お金をかけない、時間をかけない、無理をしない」 教育は「簡単な準備でより効果的に」が大切です。 そのためにはICTはとても有効な道具です。 私は、朝礼や始業式・終業式には必ずパソコンでプレゼンテーションをします。 その方が、児童にわかりやすく、短時間に、簡単に伝えられるからです。 児童の中には、言語だけの情報では、理解しにくい子がいます。 (大人でもいます。私もそうです。) これが、映像と文字、そして、音声言語が加わると、理解度は大幅に上がります。 みなさんも経験的におわかりですね。 下の写真には3つの「認知特性」が示されています。 このことです。 みなさんは、どれに近いでしょうか? このどのタイプの子でもカバーできるのがICTです。 それを、普段の授業にも使っていこうというのが江南市の方針です。 布袋小学校も来年度の2学期からは、学校のICT環境が大きく変わります。 準備をしていきます。 3年生 五条川 植栽活動苗の植え方の説明をしっかり聞き、一生懸命活動していますね。 がんばる図書委員会!今後行っていく、本の確認と整頓の説明を受けていました。 図書委員以外にも読書好きが集まっていました。 【校長日記】 卒業式の法的根拠は?学校教育法 第4章に小学校について規定されており、 第三十三条に次のようにあります。 小学校の教育課程に関する事項は、(中略)文部科学大臣が定める。 その定めたものが学校教育法施行規則 です。 第二節に次のようにあります。 国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭及び体育の各教科(以下この節において「各教科」という。)、道徳、外国語活動、総合的な学習の時間並びに特別活動によつて編成するものとする。 ここに、「特別活動」 という言葉が出てくるのです。 これらの教科・領域を説明するのが「学習指導要領」 です。 その小学校学習指導要領「第6章 特別活動」の「第2 各活動・学校行事の目標及び内容」に次のようにあります。 [児童会活動] [クラブ活動] [学校行事] [学級活動] 特別活動は、この4つから成り立っているのです。 ついに[学校行事] という言葉が出てきました。 その[学校行事]は、さらに5つに分かれています。 (1)儀式的行事 (2)文化的行事 (3)健康安全・体育的行事 (4)遠足・集団宿泊的行事 (5)勤労生産・奉仕的行事 この(1)儀式的行事 に卒業式があてはまります。 次のように説明されています。 学校生活に有意義な変化や折り目を付け,厳粛で清新な気分を味わい,新しい生活の展開への動機付けとなるような活動を行うこと。 これを目的に、卒業式を行うのです。 これをさらに詳しく説明したものが「小学校学習指導要領解説 特別活動編」 です。 儀式的行事は,全校の児童及び教職員が一堂に会して行う教育活動であり,その内容には,入学式,卒業式,始業式,終業式,修了式,開校記念に関する儀式,着任式,離任式,朝会などが考えられる。 さらに、次のように留意点が書かれています。 (イ) 儀式的行事の教育効果は,児童の参加意欲とその儀式から受ける感銘の度合いによって大きく左右される。したがって,いたずらに形式に流れたり,厳粛な雰囲気を損なったりすることなく,各行事のねらいを明確にし,絶えず行事の内容に工夫を加えることが望ましい。 (ウ) 入学式や卒業式など儀式的行事を行う場合には,学級活動などにおける指導との関連を図って,それらの行事の意義が児童に理解できるようにする。 (エ) 入学式や卒業式などにおいては,国旗を掲揚し,国歌を斉唱することが必要である。その取扱いについては,第3節「入学式や卒業式などにおける国旗及び国歌の取扱い」を参照されたい。 (オ) 儀式的行事のねらいから考えて,全校児童の参加が望ましいが,施設などの関係でやむなく全員が参加できない場合には,少なくとも複数の学年の児童が参加するように配慮することが望ましい。 「卒業式」の法的根拠をおわかりいただけましたか? 今日の給食は・・・特集は「梅」鶏肉の胡麻よごし、豆じゃが、キュウリの梅和え、コーヒー牛乳のもと、ご飯、牛乳 センターからのメッセージは 豆じゃがは肉じゃがに大豆を入れた料理です。大豆は畑の肉とよばれるほど、タンパク質が豊富に含まれ、コレステロールを下げる働きがあります。 今日の特集は梅です。 今日はキュウリの梅和えが出ました。 梅といえば紀州・和歌山です。 それでは問題。 Q 和歌山の次に梅の生産量の多い都道府県はどこ? 平成26年 私も分かりません。 正解は? 今日の長放課は・・・・今日も昨日に続き、寒風が吹くなか、子どもたちは元気いっぱい走り回っていました。 校章旗が新しくなりました伊吹おろしを受けて、元気よくはためいています。 |
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