最新更新日:2024/09/20 | |
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【校長日記】 入学式 式辞−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 140人の新入生のみなさん、入学おめでとう。 みなさんは、今日から江南市立布袋小学校の1年生です。 私は,校長の土井謙次といいます。 土井校長先生とよんでください。 さて、学校は何をするところでしょうか? (新入生:「勉強するところ」) そう、学校は、勉強するところです。 大人になるために、いろいろな勉強をします。 生活の決まりや約束も勉強します。 そしてもう一つ。 学校は、たくましく、そしてやさしい心をつくるところです。 丈夫で健康な体をつくるところです。 たくさんの友達やたくさんの思い出をつくるところです。 そして、将来の夢や希望をつくるところです。 たくさん勉強して、たくさんのものをつくりましょう。 ひとつお願いをします。 元気よくあいさつをしてください。 朝、学校に来る時には、PTAやボランティアの人、交通指導員さんが見守ってくれます。 元気よく「おはよう」って言えますか? (新入生:「言えます」) 停まってくれた車に「ありがとう」って言えますか? (新入生:「言えます」) わたしも、校門や通学途中など、いろいろなところで、皆さんが登校してくるのを楽しみに待っています。 朝見かけたら、元気よくあいさつをしてください。 保護者のみなさま、お子さまの入学、おめでとうございます。 本日より6年間、責任をもってお子さまをお預かりいたします。 ただ、教育は学校だけでできるものではありません。地域の力を借りながら、学校と家庭で協力しておこなうものです。 ご協力を、どうかよろしくお願いいたします。 特に、今年度は、家庭でしていただきたいことを学校HPなどを通して発信していきます。 キーワードは3つ。 早寝早起き朝ごはん、学習習慣、そして知的好奇心です。 よろしくお願いします。 それでは、ここでこの1年間、お世話になる担任の先生を発表します。 ( 以下略 ) 1年生は、しっかりと私の目を見て聴いてくれました。 よい入学式になりました。 入学式へのご来校ありがとうございましたご来校ありがとうございました。 後ほど詳しく紹介いたします。 今日は入学式!ふれあいコンサートを振り返る写真は、政木写真館さんにお願いをしました。 明治38年創業。 布袋小学校とはおそらく100年以上前からのお付き合いです。 入学式の準備や練習が進んでいます140名の新入生が誕生します。 心を込めて迎えるための準備が進んでいます。 がんばる新6年生!どの子も、自ら仕事を見つけてがんばっています。 【校長日記】ウィンナ・ワルツの魅力ウィンナ・ワルツの特徴がよく表れていたからです。 そもそも、ウィーン・フィルは、生粋のウィーン子、もしくはウィーン音楽院出身の演奏家しか採用しません。時々、ウィーン音楽院教授の別の学校出身の教え子が入ることもありますがあくまでも例外です。 女性はいませんし、楽器もオーストリア製を貸与します。 それは、いわゆるウィーン・フィル奏法を守るためです。 そのウィーン・フィル奏法の一つがウィンナ・ワルツでのリズムの「訛り」。 ワルツというと3拍子ですが、ウィンナ・ワルツは1拍子です。 普通3拍子の音楽は3つの音の間隔が均等です。しかし、ウィンナ・ワルツでは、1拍目と2拍目の間が短く、2拍目と3拍目の間が長いのです。 それは、ニューイヤーコンサートの様子を見ているとよくわかります。YouTubeにもありますのでぜひご覧ください。 例えば、2006年のマリス・ヤンソンス指揮の「春の声」です。 https://www.youtube.com/watch?v=FcmAim-S5SI おわかりですか? しかし、昨日の演奏は、これ以上に訛っていました。3拍目をより遅くしたのです。 一般に、大編成よりも小編成の方が曲の個性が出やすいのですが、昨日はまさにそれ。 マリス・ヤンソンスもウィーン国立音楽アカデミーに留学していますので十分ウィンナ・ワルツを理解しているのですが、昨日はそれ以上に表現力がありました。 その秘密か?時折見せたクラのペーター・シュミードル博士と2ndバイオリンのマチャシチックさんのアイ・コンタクト。 3拍目の訛りをリードしているのはこの2人なのでしょうか? それに、ビオラのペーター・サガイシェックさんが合わせます。 その上に、ペーター・ヴェヒターさんがおしゃれに歌います。 「訛り」といっても、おしゃれで、しかも粋なのです。 楽器で楽しんでいるという感じです。 質問コーナーで、チェロのロベルト・ナジさんが、「言葉で表現できないものを楽器を借りて表現している」とおっしゃいましたが、まさにその通り。 昨日のコンサートでは、ウィンナ・ワルツを十分に堪能することができました。 昨日のプレゼントは・・・・・コンサートでは、普通花束を渡すのですが、ツアー中にもらっても困るのではということから、次のものを渡しました。 布袋 大口屋の干菓子 名古屋両口屋の千なり 同じく名古屋 み乃龜のあられ 浜松 うなぎパイ 青柳ういろう犬山工場のういろう 東海市 坂角総本舖 ゆかり 名古屋市西区 カクダイ製菓のクッピーラムネ 同じく名古屋市西区 春日井製菓 グミ 三重県津 おやつカンパニー ベビースターラーメン 他にもあったかな・・・? 以上、東海地方に関わりのある銘菓、お菓子の詰め合わせパックです。 控室に戻って、さっそく中をチェックしてみえたそうです。 コンサートの様子が中日新聞で紹介されました色紙を書いていただきました子弟再会 つつみあつき&ペーター・シュミードルその一つが子弟再会。 小木曽先生と一緒に音楽活動をしているプロ・クラリネット奏者のつつみあつき先生の師匠が、今日演奏していただいたペーター・シュミードル博士。 つつみあつき先生のHPには次のように紹介されています。 7歳よりクラリネットを元名古屋フィルハーモニー交響楽団首席クラリネット奏者小松孝文教授に師事。オーストリア国立ウィーン舞台芸術音楽大学留学。元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者シュミーデル教授、ファゴット奏者エールベルガー教授(室内楽)に師事。(以下略) ここから http://homepage3.nifty.com/cl-tsm/ このお二人が、今日、布袋小学校で30年ぶりに再会されました。 感動です! 素顔の世界トップミュージシャン音程が下がるために、部屋を暖房。 灯油が残り少なく、次のストーブを準備。 そうして迎えましたが、メンバーはこの通り和気あいあい。 世界のトップが、布袋小学校の1年生の教室でなごんでいるのは不思議な感じがしませんか? すばらしかったふれあいコンサート!大成功の中で終えることができました。ありがとうございました。 詳細は、順次紹介します。 本日のふれあいコンサートについて雨模様ですが、会場は満杯が予想されます。 次のようにいたしますので、ご協力をお願いします。 次の順に入場します。 1 本校児童は到着次第入場する。 2 続いて新中学1年生が入場する。 3 未就学児童の親子が入場 4 その他の一般の方が入場 早く来校されてもすぐには入場できません。早く到着しすぎないようにお願いします。 入り口は4か所あります。広く分かれてお待ちください。 それぞれに傘立てが置いてあります。ご利用ください。 床に座っていただきます。敷物などはご遠慮ください。(場所をとるため) 膝や腰の悪い方にはいす席を準備しますのでスタッフにお申し出ください。 演奏中の移動はできません。3か所の扉は閉鎖します。 途中で泣き出す可能性のあるお子さんをお連れの方は、 常時開放している南西扉付近で椅子席をご利用ください。 学校周辺は混雑します。送迎は、学校から離れたところでお願いします。 下足袋をご準備ください。入退場がスムーズにできます。 駐車場はありません。近くのコインパーキングをご利用ください。 許可のない録音・写真撮影は厳禁です。ご了承ください。 次のようにして聴いていただきます。予めご了解の上でご来場ください。 金管クラブ・布袋中吹奏楽部 合同練習今日はそのために合同練習をしました。 パート練習では、中学生が小学生に優しく指導してくれました。 全体練習では、中学生の豊かな響きに助けられて、思い切って吹くことができました。 藤まつり当日の演奏が楽しみです。 ふれあいコンサート準備ミヒャエル・ブラーデーさんはこんな人1968年、オーストリアに生まれます。 ウィーン国立音楽大学でシュトライヒャーに師事し最優秀の成績で卒業。 リンツ・ブルックナー管弦楽団、ウィーン交響楽団、ベルリン・コーミッシェ・オーパーの奏者を経て、1999年からウィーン国立歌劇場管弦楽団、2002年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。 2008年からはウィーン宮廷楽団の一員としても活躍。 20 以上の現代音楽作品の初演を行うなどソリストや室内楽奏者としても幅広く活動しています。 国際教育音楽祭(PMF)でも教授として 02 年以降 6回参加しています。 その国際教育音楽祭の動画がYouTubeにありました。 札幌の大通公園で演奏をしているものです。 中央がミヒャエル・ブラーデーさん、右端のクラリネットはいっしょに来校するペーター・シュミードルさんです。 曲は、布袋小学校でも演奏していただく、J.シュトラウス2世 無窮動です。 ここから https://www.youtube.com/watch?v=PEagqnG1-G8 写真の出展は PMF http://www.pmf.or.jp/jp/artist/2014/post-18.html より ペーター・シュミードルさんの演奏を聴くことができますウィーン・フィルハーモニー管弦楽団をバックに、あの レナード・バーンスタインの指揮で、名曲 モーツァルト クラリネット協奏曲イ長調K.622 を演奏しています。 クラリネット協奏曲モーツァルト最晩年の曲です。 彼の最後の協奏曲であり、唯一のクラリネット協奏曲。しかも、一般的でないA管(普通より低い)なので、長調でありながら、どこかしらもの悲しさが漂います。 モーツァルトは、さらに低音域が出るバセットクラリネットを想定して作曲したといわれていますが、自筆譜がないので何とも言えません。 ペーター・シュミードルさんは、低音から高音まで、豊かな響きで鳴らしています。 明るく、そして、もの悲しく・・・。 You Tube からどなたでも見ることができます。 アドレスは https://www.youtube.com/watch?v=DC8KjsYeFiw ペーターシュミードルさんはこんな人まずは、Wikipediaから引用します。 1942年1月10日 - )は、オーストリアのクラリネット奏者。オロモウツ(現チェコ領)生まれ。祖父アロイス・シュミードル、父ヴィクトル・シュミードル、ペーターと3代にわたってウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を務めている。 ウィーン国立音楽大学でルドルフ・イェッテルに師事し、その後アルフレート・ボスコフスキーにも師事している。 1965年にウィーン国立歌劇場管弦楽団、1968年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第1クラリネット奏者として入団、1982年より第1首席奏者となる。1967年よりウィーン国立音楽大学教授として教鞭をとり、現在ではその生徒たちが世界各国のオーケストラで活躍している。 左の写真もWikipediaからの引用です。 実は、ウィーン・フィルのトッププレーヤーや、ベルリン・フィルを支える首席奏者ヴェンツェル・フックスをはじめ、ウィーン国立歌劇場管弦楽団やウィーン交響楽団など、ウィーンの著名オケで活躍するクラリネット奏者は、ほぼ全員が彼の指導を受けています。 まさに、クラリネット界の第一人者。 その演奏は、CDやYouTubeでも聴くことができます。 日本には140回以上来日されている親日家です。 ロベルト・ナジさんはこんな人1966年にハンガリーで生まれました。 ウィーン国立芸術大学を卒業し、いくつかのオーケストラの主席奏者を経て、92年にウィーン国立歌劇場管弦楽団、翌年ウィーンフィルに入団し、2005年より主席を務めています。 身長は2m近くもある人気チェリストで、日本にもロベルト・ナジ友の会もあるほどです。 「ウィーン・フィル主席チェリスト、ロベルト・ナジ友の会公式ブログ」 http://blogs.yahoo.co.jp/najiwiener その中にある写真です。(写真上) 最も長身の人がロベルト・ナジさんです。 昨年の1月には、ウィーン・リング・アンサンブルのメンバーとして来日し、名古屋でもコンサートを行いました。(写真中) 右端がロベルト・ナジさん、その隣が今回のリーダー、ペーター・シュミードルさん(クラリネット)、その上が今回来校するミヒャエル・ブラーデーさん(コントラバス)。 写真出典は ウィーン・リング・アンサンブル ニューイヤー・コンサート2015 http://www.kajimotomusic.com/jp/project/k=39/ 最後に、ロベルト・ナジさんのHPです。ドイツ語と英語ですが・・・。 http://www.cellist.at/ その表紙の写真です。(写真下) かっこいいですね・・・。 4月4日には、本物のロベルト・ナジさんに会いに来てください。 |
江南市立布袋小学校
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