最新更新日:2024/09/24 | |
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大人になったらなりたい職業ランキング対象が幼児から小学6年生までと幅が広く、内容にもそれが表れています。 今回は、15年ぶりに「学者」がトップになり、ノーベル賞やAIが影響しているのかもしれません。 小中学生にとって、将来の夢や希望を持つことは、とても大切なことです。 実現のために努力することは、もしもその夢が実現しなかったとしても、決して無駄ではありません。 新学習指導要領では、学級活動の中に、キャリア教育が位置づけられました。 布袋中学校は、平成7,8頃、キャリア教育の研究で有名だった学校です。 学校と家庭が協力して、子ども達の夢や希望をもたせてあげたいと思います。 昨日の中日新聞より引用しました。 学校評価 保護者アンケートより −15−その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。 冬休みを利用して、紹介しています。 ≪ PTAについて ≫ PTAについてのご意見をいくつかいただきました。 ただ、PTAは学校とは別の独立した組織で、私(校長)はお答えする立場ではありません。 ※ 小学校は、国では初等中等教育局、愛知県教委では義務教育課、江南市教委では教育課 PTAは、国では生涯学習政策局、愛知県教委・江南市教委では生涯学習課の管轄です。 各地区の地区委員さんを通して、PTA役員さんにご意見をお伝えください。 ただ、学校は、朝の交通安全も含め、PTAには大変お世話になっております。今後も応援していきます。 ≪ 友人とのトラブルについて ≫ ・ 家で友人とのトラブルについてよく話を聞かされる。、また、・ 友人関係について、相談室で話を聞いてもらっている。、その他、友人関係についてのご意見を多数伺っています。 昨日は、通学班のトラブルについて述べましたが、友人とのトラブルも大切な勉強です。 学校は小さな社会です。将来、社会の形成者となるために、必要な知徳体を学ぶ所です。知識だけなら、通信教育や家庭教師で十分で、学校は不要ですね。 教育の目的は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成(教育基本法第1条)です。 保護者の皆さんも経験されたと思いますが、社会に出ると、少なからず人間関係のトラブルを経験します。 小中学生のうちに、小さなトラブルと、それを解決する経験を踏んでおくことが、将来に生きてきます。 逆に、こうした経験を踏まないで大人になるのは、何かあった時には危険です。 もしお子さんが友達関係で悩みを訴えたら、心の中で「ピンチはチャンス」と思いながら、問題解決の応援をしてあげてください。 明日に続きます。 ※ 画像は内容とは関係ありません。 ほてっこ発表会をふりかえる−3年生−1日、1学年ずつ紹介します。 今日は3年生です。 明日は4年生を紹介します。 学校評価 保護者アンケートより −14−その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。 冬休みを利用して、紹介しています。 ≪ 通学班登校について ≫ ・ 通学班登校が曖昧すぎる。 ・ 必ず通学班で登校しなければならないか? 12月28日にお答えしたように、登下校には法的な縛りは一切ありません。あくまでも便宜的なものです。 通学班のない学校もありますし、ご質問にありますように通学班で登校する義務もありません。(ただ、通学班で通わない場合は、保護者の送迎を条件にしています。) 学校としては、登下校の安全のため、また、人間関係を学ぶ一つの場として、通学班の意義を考えています。担当教師を置き、毎週班日誌を読み、問題があれば指導します。通学班会議でも話し合いが行われます。 ・ ○○通学班で5年生が1,2年生に乱暴な言葉を使ってきます。放課時間に追いかけてきたりと嫌がらせもしてきます。今後、学校に行きたくないといわないか心配です。 かつて、地域でガキ大将を中心に異年齢集団で遊んでいた頃は、その中での小さないさかいを通して対人関係のスキルを学んでいました。 今は異年齢間の関わりが少なく、そうしたスキルを学ぶ場がありません。そのため、かつてに比べて、トラブルが増えています。 先ほどもふれましたが、通学班そのものが、今では子ども達にとっては貴重な学びの場です。 社会に出れば、異年齢集団は当たり前。 時々起こるトラブルも、大人になるためのひとつのステップです。 トラブルを大きくしないで、自分達で解決する力もつけてやりたいと考えています。 ≪ 異学年の活動について ≫ ・ 縦割りのコミュニケーションを取る機会や、部落対抗の何かしら・・・があってもいいかなと思います。 先ほど述べた、自分達で解決する力をつける方法の一つが、縦割り活動です。 昨年は「たてわり遊び」を行いました。 今年の2学期はペア交流に終わっていますが、3学期には縦割りの活動を行いたいと思います。 他校では、通学班単位の縦割り遊びを行っているところがあります。今後、検討していきます。 ご意見ありがとうございました。明日に続きます。 ミヒャエル・ブラーデーさんさっそく、メールをいただきました。 コントラバスのミヒャエル・ブラーデーさんも出ています。 その通りでした。 教えていただき、ありがとうございました。 見ている人は、見ているのですね。 ほてっこ発表会をふりかえる−2年生−1日、1学年ずつ紹介します。 今日は2年生です。 明日は3年生を紹介します。 ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2016年4月4日に布袋小学校の体育館で演奏してくれたロベルト・ナジ さんが、3曲目でソロ。 テレビでアップで映りました。 ウィーン楽友協会のステージが、とても身近に感じました。 ※ 上の画像はNHKテレビより引用しました。 学校評価 保護者アンケートより −13−その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。 冬休みを利用して、紹介しています。 ≪ あいさつについて ≫ ・ 先生・生徒に会うと、元気よく挨拶をしてくれます。高学年の子が積極的に挨拶する姿を見せてくれると、低学年の子も挨拶を恥ずかしがらずに言えてるように思います。どんどん積極的に挨拶ができる子が増えるといいなと思います。 ・ 朝、旗当番をしていてもあまり子供たちは挨拶をしてくれません。朝から急いで時間を作って立っているのに、挨拶をしてくれない子達を見ると朝からがっくりしてしまいます。逆に大きな声で挨拶を返してくれると朝から嬉しい気分になります。 挨拶は永遠の課題ですね。 毎朝、体育館北の横断歩道で立ってくださる山本さんは、28通学班の内、27は挨拶ができるとおっしゃっていました。 挨拶は、1 人間関係、2 心身の調子 のバロメーターです。 人間関係がなければ、挨拶はしないのが普通です。 また、いつも挨拶をしてくれる子が、その日はしてくれなかったり声が小さかったりすると心身の調子を心配します。 私は、挨拶には見返りを期待していません。 相手との人間関係度、相手の心身の調子を測るものと思っています。 ・ いじめや命の大切さ、携帯の危険性などを指導していただきたいです。 ・ 自分のこと、友達のこと、先生方のことを肉体的にも精神的にも気づつけないように、命の大切さを学んでほしいです。 ありがとうございます。お気持ちはよくわかりまし、そうしたいと思っています。 来年度から、道徳が教科化されます。教科書に沿って授業が行われ、評価も始まります。 そのきっかけは、いじめ問題です。 教科化が決まった時、当時の文科大臣が「子供たちには道徳の授業での議論を通じて、様々な考え方があることを学んでほしい」と話していたのが象徴的です。 戦前の筆頭教科「修身」は、尋常小学校の6年間で157の徳目を教えていました。それが、戦後の道徳にも引き継がれ、特定の「価値観」を教え、自覚させ、実践意欲を持たせることに主眼を置いていました。 今回は、「特定の価値観を児童に押し付けたり、主体性をもたずに言われるままに行動するよう指導したりすることは,道徳教育の目指す方向の対極にある」と書かれているほどで、議論を通じて、多面的・多角的に考えることを目指しています。 もちろん、悪いものは悪い、ダメなものはダメです。 それでも、なぜ悪いのか、ダメなのかを考えて、自覚することが求められます。 どうか、ご家庭でも、命の大切さについて、お話し合いいただけたらありがたいです。 ・ (アンケートについて)文書で書いていた頃は、誰が書いたかわかり遠慮がありましたが、メール方式になって書きやすくなりました。 口頭でも、複数の方からこうした感想をいただきました。「勝手な意見が増えませんか?」と心配される方もいましたが、このように説明しますので、まずはお聞かせ願えればと思います。 ほてっこ発表会をふりかえる−1年生−1日、1学年ずつ紹介します。 今日は1年生です。 江南市立布袋中学校 平成4年度卒業生同窓会私(校長)は、中学校では、この学年に直接関わっていません。 しかし、布袋小学校時代に4年生・5年生と2年間担任した学年なので、懐かしい顔ぶれに会うことができました。 現在、布袋小学校の保護者も多数いて、いろいろと話をすることができました。 『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎一気に読んでしまいました。 漫画で書かれていることもあり、小学生高学年ならある程度理解できると思います。 何より、自分に置き換えながら読むので、考えながら読むことのできる本です。 以下は、日販商品データベースの内容紹介です。 1937年に出版されて以来、 数多くの人に読み継がれてきた、 吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。 人間としてどう生きればいいのか、 楽しく読んでいるうちに 自然と考えるように書かれた本書は、 子供はもちろん 多くの大人たちにも 共感をもって迎えられてきました。 勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、 昔も今も変わらない人生のテーマに 真摯に向き合う 主人公のコペル君と叔父さん。 二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が 数多く示されています。 そんな時代を超えた名著が、 原作の良さをそのままに、 マンガの形で、今に蘇りました。 初めて読む人はもちろん、 何度か読んだことのある人も、 一度手にとって、 人生を見つめ直すきっかけに してほしい一冊です。 深い本です。 まず、保護者の方にお薦めします。 学校評価 保護者アンケートより −12−12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。 その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。 冬休みを利用して、紹介しています。 正月3日間は、いただいた励ましのお言葉を紹介します。 ・ 生徒数が多い中、行事はスムーズに進んでいると感じます。日々の学校での様子が写真入りのプリントで配られるのはありがたいです。 布袋小学校の児童数は江南市最多です。愛知県内でも小学校976校中、32番目ぐらいのマンモス校です。 ただ、学年7組まであった昭和の時代と比べると、児童数は半数近くに減っています。 日本の人口減少は,こういった所からも心配ですね。 写真入りのプリントへのコメントありがとうございました。作成しているものにとって励みになります。 学校HPは、速報性や写真の量、カラーであることも含めて、プリントを超える特長があります。今後も、よろしくお願いします。 ・ 今の校長先生の色を、もっともっと表に出してほしいです。 ありがとうございます。 私の色があるとすれば、授業の充実です。温かい学級集団の中で全員が参加する授業こそが私の理念です。 この2年半あまりで、全体としては近づきつつあります。 授業を見ていただく機会には、ぜひその視点で見ていただければ幸いです。 ・ 子供の毎日の話し方から最高学年の子達に対する厳しさや対応が伝わってきます。悪い意味ではありません。 保育園や幼稚園では、基本的に褒められて毎日を過ごします。 中学校では、叱咤激励あり、部活動では先輩からの強い言葉もあることでしょう。定期テストでは順位が付くことも経験します。 小学校は、保育園・幼稚園と中学校をつなぐ位置にあります。 小学校でも、基本的には良いところを褒めながら育てますが、それだけでは社会で通用するたくましさが育ちません。 保護者の皆さんも、叱られたことが自己の成長につながったことを一度や二度は経験されていることでしょう。 キャベツは、寒い冬こそ甘くおいしくなります。 野菜は水をやってばかりいると根が伸びません。 人の成長には、厳しい言葉も時には必要なことをぜひご理解ください。 教師は、子供が可愛いから、成長してほしいから叱るのです。 学校評価 保護者アンケートより −11−12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。 その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。 冬休みを利用して、紹介しています。 正月3日間は、いただいた励ましのお言葉を紹介します。 ・ いろいろと満足しているので、特にないです。 ありがとうございます。学校としては、皆さんが何に満足しているのかも知りたいところです。機会があればぜひ教えてくださいね。 ・ 授業以外の活動が多くて先生方も大変だと思います。学年が上がりそういった活動内容もしっかりできている事に子の成長を感じます。今年で卒業をするのが残念に思います。子も同じ気持ちだと思います。 6年生は学校の顔です。 委員会やクラブ活動、児童会、通学班など、いろいろな場面で活躍しています。 ただ、活躍の場が多いということは、苦労する場も多いということです。 苦労するのは大変ですが、私(校長)は成長のためには必要だと思っています。 励ましながら、また、頑張りを認め、意味づけながら、3学期も進めてまいります。 卒業式を楽しみにしています。 ・ 校長先生のお考えがよく伝わってきます。 ありがとうございます。ホームページなどをよく見ていただいているからだと思います。 ただ、今回の「学校評価 保護者アンケートより」シリーズでも感じるのですが、見ていただいている方と、そうでない方との格差が広がるのを心配しています。 学校教育は、学校と家庭の方向がそろっていてこそ機能します。そのためには、まず共通理解からです。 「夢ひろば」などの紙媒体では、発行回数や、内容の深さには限界があります。 ぜひ、より多くの方に見ていただけるように、周囲の皆さんへの声かけをお願いします。 ・ 運動会や発表会でトラブルがありましたが、もう一度やらせていただいたり、子供たちが自分達で何とかしようとする成長が見れてとても良かったです。悪口を言われた時も丁寧に対応していただき感謝します。 音響のトラブルは申し訳なく思っています。 ただ、ここに書かれていたように、「子供たちが自分達で何とかしようとする成長」の姿には私も感動しました。 私たち教師は、児童に教えるのが仕事です。 知識を教えるのは比較的簡単です。 また、「こういう時にはこう動こう」と事前に指導し、その通り動いてくれた時にはそれなりに満足します。 しかし、本当に育てたい力は教えられないのです。 2回のトラブルでは、まさに育てたい力が発揮されました。 あの臨機応変の判断力と行動力こそが、私たち教師が教えられないが、こうあってほしいという姿なのです。 無事に何事もなく終わるのはよいことですが、本当に育てたいものはほかにあることをご理解いただけると幸いです。 ・ 子供のことで、親身になって対応していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。 具体的に何のことかはわかりませんが、感謝の気持ちを伝えいていただいて嬉しく思います。これを読んだ担任の教師に気持ちが伝われば幸いです。 私が前回勤務したのが昭和57年4月から平成元年3月。 当時と今とで何が違うかというと、今は夕方の保護者からの電話が増えたことです。 児童数は千人を超えていたのに、当時はこれほど問い合わせなどはありませんでした。 学校への関心が高まったこと、教師と家庭との距離が近くなったことが考えられ、よいことだと思います。 これからも、お気づきのことはよいことも含めてお聞かせください。 元日の新聞今年は、中部経済新聞と産経新聞がありませんが、これだけの新聞を読み切りたいと思います。 今年は(も)、よい年になることを願いながら・・・。 元日の布袋小学校本年もよろしくお願いいたします。 初日の出を、南校舎の屋上から拝みました。 例年よりは寒さは緩やかで、穏やかな朝でした。 上の写真は、6時55分から10分間、撮影したものです。 三脚がなく、ぶれているのはご容赦を。 屋上からは、昨年の感謝と、布袋小学校の安泰、職員・児童とそのご家族の幸せと健康を祈願しました。 そのあと、校内を一巡。 飼育小屋のココアやミルク(兎の名前)たちも元気でした。 学校評価 保護者アンケートより −10−12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。 その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。 冬休みを利用して、紹介しています。 正月3日間は、いただいた励ましのお言葉を紹介します。 ・ 楽しく学校に行くことができているのは、校長先生はじめ、先生方のおかげです。感謝しかありません。いつもありがとうございます。 こちらこそ、ありがとうございます。子どもたちが安定しているのは、家庭の安定のおかげです。今後もよろしくお願いします。 ・ 読書の時間をたくさん設けてくれているのが助かります。子供がいつの間にか本好きになり、図書館にも喜んで言ってくれます。 私(校長)もよく図書館に行きますが、布袋小の親子を数多く見かけます。その姿勢こそが、本好きの子にしていると思います。これからも、知的な刺激を与えてあげてください。 ・ タブレットを取り入れているとのことで、時代に合った教育もしていただきありがたいです。今後、プログラミングの授業も始まっていくといいなと思います。 江南市では、今年度の2学期から、全小学校の教室にネット環境やプロジェクター、タブレットが導入されました。布袋小学校では、とてもよく活用されています。視覚に訴えかけることが出来るのは、やはりわかりやすいですね。今後も、積極的に活用してまいります。 プログラミング学習は、新学習指導要領で内容に入りました。 「プログラミング教育って何?」という質問もいただいていますので、追々説明させていただきます。 ・ 校長先生と生徒、両親との距離が近く、校長の人柄がの雰囲気が学校教育において,よく表れていると思う。 ありがとうございます。 私(校長)は、これまでに布袋中学校に10年、布袋小学校も通算10年目の勤務です。ご両親や祖父母の中にも、これまでに縁があった方がたくさんみえます。「距離が近い」とすれば、そこにあるのかもしれません。 今年もよろしくお願いします。 ・ 先生方も忙しく子ども達の指導で大変かと思いますが,基本的には満足しています。校長先生のパワフルな姿は、子ども達にもいい影響があると思います。 パワフルと言っていただき、ますます元気が出ます。 右膝の鵞側炎が治ったら、また校区を走って回ります。フルマラソンにも復帰します。 本校へ赴任した年の教育講演会の挨拶で次のように話したことを覚えています。 「身近な大人の一人として、子ども達に大人ががんばる姿を見せてあげたい。」 その思いは今も変わりません。 教えられたことは忘れますが、自分で感じ取ったことは忘れないものです。 これからも、子ども達によい影響を与えられる一人の大人であり続けたいと思います。 謹賀新年今年も布袋小学校ホームページは年中無休を目指します。 子ども達の様子や有益な情報を発信してまいります。本年もよろしくお願いします。 校長 土 井 謙 次 小学校外国語教育新教材
小学校外国語教育新教材
以前からお知らせしているとおり、来年度から布袋小学校と布袋北小学校は、5・6年生で年70時間、3・4年生で35時間 の外国語の授業を始めます。 そのテキストは、どなたでも見ることができます。 文部科学省「新学習指導要領に対応した小学校外国語教育新教材について」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/123/houkoku/1382162.htm 高学年の内容を見ると、驚くかも? 学校評価 保護者アンケートより −9−
12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。
その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。 冬休みを利用して、紹介していきます。 ≪ 行事の精選について ≫ ・ 2学期は、運動会とほてっこ発表会があるので、練習に多くの時間が取られて、毎年授業がささっと進んでしまう印象があります。発表の場で、子供の一生懸命が姿が見られるのはとても嬉しく思っていますが、どちらかもう少し小規模にして、勉強の時間を増やしてもと思います。 ありがとうございます。おっしゃるとおりです。 類似のご意見を、口頭も含めて数多くいただいています。 日本の学校では、法令(学習指導要領)により学習内容と授業時間が決められています。 運動会の練習は体育の時間に置き換えますが、実際にはそれだけの時間ではできません。 同様に、ほてっこ発表会は、国語や音楽に置き換えますが、それ以上に練習が行われています。 また、合唱や合奏は学習指導要領にありますが、劇は、特に高学年では該当する内容がありません。(低学年には「姿勢や口形,声の大きさや速さなどに注意して,はっきりした発音で話すこと」など、類似の内容があります。) 学習指導要領には、第6章 特別活動「(2) 文化的行事 平素の学習活動の成果を発表し,その向上の意欲を一層高めたり,・・・ 」とあり、「学習活動の成果」の発表でなければならないのです。 「劇」が学習活動の発表になるのかは、かねてから問題とされていたことです。 いわゆる「学芸会」は、全国的にかなり姿を消しました。 総合的な学習が始まった頃、また学力が問題になった頃に大幅に姿を消したように記憶しています。 近隣でも、岐阜県ではもともとありませんし、一宮市や小牧市、春日井市などは取りやめています。犬山市でも、今年からやめた学校があります。 来年度から、道徳が教科化され、また外国語の授業が増加します。3年生以上は、授業時間が週あたり1時間増加します。(給食後の「はげみタイム」が授業になります。) そのような中で、布袋小学校のほてっこ発表会は、大きな曲がり角上にあります。 皆さんのご意見をいただきながら、改廃も含めて考えていきます。 事務の9割をAIでオックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授が、今後10〜20年でアメリカの雇用者数の47%の仕事がコンピュータ化されるリスクが高いと発表したのは、よく知られた話です。 今回の新聞記事は、それに負けないくらい驚きました。 2018年度から、営業部門の職員が手掛ける事務作業のうち9割を人工知能(AI)などで代替する のです。 営業部門という限られた仕事とはいえ、何と、9割の事務仕事が機械に替わるのです。 これを見ると、今の子どもたちにとって、将来必要な力は何なのか、考えてしまいます。 間違いなく言えることは、「人を相手にする職業」は残るということです。 人間性やコミュニケーション能力の大切さがわかります。 そしてAIに関わる仕事。技術開発など、クリエイティブな仕事も不滅でしょう。 今取り組んでいる すなわち、確かな学力、豊かな人間性、健康と体力に尽きます。 ただ、この「学力」の質と内容が変わるかもしれません。 今後も検討が必要です。 |
江南市立布袋小学校
〒483-8148 江南市布袋下山町南167 TEL:0587-56-3200 FAX:0587-56-3421 |