最新更新日:2024/05/15 | |
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3月5日は啓蟄地中にて動き始めていた虫類が、この頃になって被れた地殻から匍いでて来る陽気で桃始華倉庚鳴云々とあり桃の花も咲き始め倉庚(うぐいす)がさえずり始めるころとされています。(出典:歓喜宝暦 神霊館 榎本書店) 「啓」の字には「ひらく」、「蟄」の字には「冬ごもりのため、虫が地中に隠れる」という意味があります。 つまり、虫たちが冬ごもりの穴をひらいて地上に現れるということです。また、この頃は、虫たちだけでなく植物にとっても目覚めの季節です。散歩の途中で可憐な花を咲かせるカタバミ、スミレ、タンポポなどの野草を見かけるのもこの頃からになります。 |
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