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2015.3.28 教育ICTセミナー2015(春)内容は、文部科学省の代表の方による、「教育の情報化の動向」と、静岡大学准教授による「ICTを活用した協調学習型授業 21世紀型教員スキルと掛川市での取組」の二つがメイン。 特に、「教育の情報化の動向」では、副題が「我が国の教育の情報化の現状と、授業の質を高め、学力向上につなげるためのICT活用」というもので、政府の動向や、活用した教育の意義、整備状況、方向性など、多岐にわたって、話を聴きました。 現在の日本は、世界と比べて、「生徒が課題や学級の活動にICTを用いる」ということが、OECD加盟国の中で最も低い値となっており、「児童のICT活用を指導する能力」を高めることが求められているとのことでした。 講演では、最近よく叫ばれている「アクティブ・ラーニング」というキーワードが何度も登場しました。これからの時代は「学ぶことと社会のつながりを意識する」ことが大切となり、「どのように学ぶか」が大切になってくるのです。課題を自分で発見し、解決に向けて主体的に学ぶことはもちろん、協同的に学びながら、学びの室を深めていきます。その手立ての一つに、「ICT機器の活用」が入ってくるのです。 一人一台のタブレットを駆使し、互いに話し合いながら情報を集め、課題を解決する・・・、そんな学びのスタイルです。想像できるでしょうか。 政府は、29年度末までに、ICTの積極的な活用を伴った協同型・双方向型の授業革新を推進し、できるだけ早期に全ての教員がICTを活用した指導ができることを目指うことを方針として打ち出しています。そのためのハード的な設備も「無線LAN整備率100%」「タブレット40台導入」などと宣言しています。果たして、どこまで迫れるのか。政府は地方財政措置を活用して、整備するよう説いていますが、先が見えないのが現状です。ここ数年で、学校のICT環境がどこまで変わるのか、注視する必要がありそうです。 そんな中で、本校は、次年度、タブレットPCを複数台導入し活用する計画を立てています。次年度、本HPでそんな話題が提供できれば、と考えます。 |
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